JP5989372B2 - 安全柵 - Google Patents
安全柵 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5989372B2 JP5989372B2 JP2012069418A JP2012069418A JP5989372B2 JP 5989372 B2 JP5989372 B2 JP 5989372B2 JP 2012069418 A JP2012069418 A JP 2012069418A JP 2012069418 A JP2012069418 A JP 2012069418A JP 5989372 B2 JP5989372 B2 JP 5989372B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- safety fence
- long member
- tension
- safety
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Description
特許文献2に開示される安全具は、比較的に小型の安全具に設けたベルトの切断を検知する仕組みであり、これを例えばロープ式安全柵のロープの切断検知に使用するにはロープに電気配線の設けることが容易ではなく、実用的に適用することが困難であった。
長尺部材は長尺部材設置ユニットとして設けられ、この長尺部材設置ユニットの両側の端部部材はそれぞれ2つの駆動柱の各々に設けた駆動装置によって上下動可能に支持され、長尺部材設置ユニットは2つの駆動装置により上下動自在に設けられることを特徴としている。
この構成では1本の長尺部材を引き回してかつ所要の荷重に耐える必要なテンションを長尺部材に掛ける構造を簡単に実現することができ、装置の構成も簡素で、メンテナンスも容易である。
長尺部材は導電性を有し、
端部部材内で、長尺部材の一端は固定され、他端は長尺部材にテンションを掛けるバネ部材とテンションセンサとを介して固定され、
長尺部材の一端から他端に微弱電流を流す微弱電源と切断検知回路を備え、
テンションセンサはテンションを計測し、
切断検知回路は微弱電流を計測し、
テンションセンサが異常な荷重負荷状態または荷重負荷無し状態を検知したとき、または切断検知回路が微弱電流を検知しないとき、安全確保信号が送信されることを特徴としている。
第1に、例えば列車の一車両分の長さに相当する距離の間隔で2本の柱体(駆動柱等)を立設し、2本の柱体の間に1本のロープ等の長尺部材をループを形成するように配置して長尺部材を2段で横方向に架設し安全柵を形成するようにしたため簡単な構造で安全柵を実現することができる。
第2に、1本のロープ等の長尺部材は長尺部材設置ユニットにおいてループ状に引き回されると共に、ロープ等の取付け構造部でバネ部材でロープ等に引張力を加え、所要のテンションをロープ等に与えて架設するようにしたため、人の荷重が加わったときには確実に当該荷重に応じることができる。
第3に、テンションセンサを設けてロープ等の長尺部材に係る荷重を常時計測して監視することにより、ロープ等に加わる異常な荷重負荷やロープ等の切断を迅速にかつ確実に検知することができ、安全確保信号を出力することにより適切な安全制御を行い、その後の旅客等の安全性を高めることができる。
第4に、ロープ等が伝導性を有する場合には、さらに微弱電源および切断検知回路を付設することにより、ロープ等の切断を迅速にかつ確実に検知することができ、安全確保信号を出力することにより適切な安全制御を行い、旅客等の安全性を高めることができる。
ロープ式安全柵10は、代表的に、例えば駅ホームの線路側縁部に設置されて旅客の線路への転落等を防止し安全を図るためのロープ式ホーム柵(鉄道用ホーム柵)として利用される。ロープ式安全柵10は、通常的には、まっすぐな形状を有する2つの駆動柱11,12を備えている。2つの駆動柱11,12は必要な間隔をあけて床13に直立状態で立てて固設されている。駆動柱11,12は、駆動柱11,12の間に架設されるロープ14の両側を支持する働きを有する支柱である。さらに駆動柱11,12の内部にはロープ14を適時に上下動させる駆動装置15を設けている。なお図1等において、駆動柱11,12の大きさや太さ等は誇張して描かれている。また駆動柱11,12はロープ13を支持する支柱であるが、この例では内部に昇降動作を行うための駆動装置15を備えることから「駆動柱」と呼ぶことにする。
なお、図1と図2で示したロープ式安全柵10では、2つの駆動柱11,12の間にロープ14をループ状に形成して2段構造で架設したが、支柱は2つの駆動柱11,12だけではなく、少なくとも1つの他の支柱を2つの駆動柱11,12の間に設けることもできる。また駆動柱は2つ設けた例を示したが、いずれか一方の側、または間隔の中間位置等において、少なくとも1つあれば十分である。
さらにロープユニット20において、ループ状に配置された上下に位置する2本のロープ14の間にクロス(布)、メッシュ部材、金網等と設けてロープ間の隙間を埋めるように構成することもできる。
さらに上記の実施形態ではロープ14の切断を微弱電流を利用して検知する構成を示したが、同様な構成を有する他の切断検知手段として、光ファイバをロープ14に沿って配置し、この光ファイバに光を流す光源を設け、光ファイバの切断の有無(光の導通の有無)に基づいてロープ14の切断を検知するように構成することもできる。
11,12 駆動柱
13 床
14 ロープ(ワイヤロープ)
14A,14B ロープの端部
15 駆動装置
15a 可動部材
15b ガイドレール
20 ロープユニット
21,22 端部部材
21a,21b プーリ
22a,22b プーリ
23 ロープ取付け構造部
23A,24B 固定部
24 バネ部材
25 テンションセンサ
26 切断検知回路
27 微弱電源
Claims (11)
- 間隔をあけて立設された少なくとも2つの柱体の間に、前記2つの柱体の各々に設置された端部部材を経由して1回折返しで上下方向に引き回されたループを形成するように架設された長尺部材を備え、少なくとも一方の前記端部部材はテンションを掛ける機構を内蔵し前記長尺部材に横方向にテンションを掛けたことを特徴とする安全柵。
- 少なくとも2つの前記柱体は、前記長尺部材を上下動可能にする駆動装置を備えた少なくとも1つの駆動柱を含むことを特徴とする請求項1記載の安全柵。
- 前記長尺部材は長尺部材設置ユニットとして設けられ、この長尺部材設置ユニットの少なくとも1つの前記端部部材は前記駆動柱に設けた前記駆動装置によって上下動可能に支持され、前記長尺部材設置ユニットは前記駆動装置により上下動自在に設けられることを特徴とする請求項2記載の安全柵。
- 前記長尺部材設置ユニットの両側の2つの前記端部部材の各々は上下の位置で配置された2つのプーリを有し、前記長尺部材は前記プーリを利用してループ状に配置されることを特徴とする請求項3記載の安全柵。
- 前記長尺部材設置ユニットは少なくとも2つ設けられることを特徴とする請求項3または4記載の安全柵。
- 前記端部部材内で、前記長尺部材の一端は固定され、他端は前記長尺部材にテンションを掛けるバネ部材とテンションセンサとを介して固定され、前記テンションセンサは前記テンションを計測し、異常な荷重負荷状態または荷重負荷無し状態を検知したときには安全確保信号を送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した安全柵。
- 前記長尺部材は導電性を有し、前記端部部材内で、導電性の前記長尺部材の一端は固定されかつ他端は前記長尺部材にテンションを掛けるバネ部材を介して固定され、前記長尺部材の一端から他端に微弱電流を流す微弱電源と切断検知回路を備え、前記切断検知回路は前記長尺部材に流れる微弱電流を計測し、微弱電流を検知しないときには安全確保信号を送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した安全柵。
- 前記長尺部材は導電性を有し、
前記端部部材内で、前記長尺部材の一端は固定され、他端は前記長尺部材にテンションを掛けるバネ部材とテンションセンサとを介して固定され、
前記長尺部材の一端から他端に微弱電流を流す微弱電源と切断検知回路を備え、
前記テンションセンサは前記テンションを計測し、
前記切断検知回路は前記微弱電流を計測し、
前記テンションセンサが異常な荷重負荷状態または荷重負荷無し状態を検知したとき、または前記切断検知回路が微弱電流を検知しないとき、安全確保信号が送信されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した安全柵。 - 鉄道用ホーム柵として用いられることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の安全柵
- 前記間隔は列車の一車両分の長さに相当する距離であることを特徴とする請求項9記載の安全柵。
- 前記長尺部材はロープであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の安全柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012069418A JP5989372B2 (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 安全柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012069418A JP5989372B2 (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 安全柵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013199225A JP2013199225A (ja) | 2013-10-03 |
JP5989372B2 true JP5989372B2 (ja) | 2016-09-07 |
Family
ID=49519800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012069418A Active JP5989372B2 (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 安全柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5989372B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6468638B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2019-02-13 | 日本信号株式会社 | ロープ式ホーム安全柵 |
JP6460394B2 (ja) * | 2015-02-23 | 2019-01-30 | 日本信号株式会社 | ロープ式ホーム安全柵 |
JP6678396B2 (ja) * | 2015-05-19 | 2020-04-08 | アズビル株式会社 | 衝突検知装置 |
JP2019093825A (ja) * | 2017-11-21 | 2019-06-20 | 西日本旅客鉄道株式会社 | 簡易柵 |
TWI681890B (zh) * | 2017-12-07 | 2020-01-11 | 韓商Skd高科技股份有限公司 | 包括乘客及障礙物檢測功能的電車平臺安全裝置 |
JP2021116522A (ja) * | 2020-01-22 | 2021-08-10 | 三井金属アクト株式会社 | スライドドアの開閉装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52124738A (en) * | 1976-04-13 | 1977-10-20 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | Handrail device that can be moved up and down |
JP2004162486A (ja) * | 2002-11-15 | 2004-06-10 | Nippon Zenith Pipe Co Ltd | 防護柵 |
KR100601112B1 (ko) * | 2005-02-14 | 2006-07-19 | 주식회사 에스케이디 하이테크 | 전동차 플랫폼의 안전장치 |
KR101344995B1 (ko) * | 2011-03-01 | 2013-12-24 | 한성무 | 전동차 플랫폼 안전장치 |
WO2013133631A1 (ko) * | 2012-03-06 | 2013-09-12 | 한국교통연구원 | 열차 플랫폼 안전장치 |
-
2012
- 2012-03-26 JP JP2012069418A patent/JP5989372B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013199225A (ja) | 2013-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5989372B2 (ja) | 安全柵 | |
KR101344995B1 (ko) | 전동차 플랫폼 안전장치 | |
KR101234674B1 (ko) | 건물 흔들림에 대한 내성이 있는 엘리베이터 탈선 검출 시스템 | |
KR101471543B1 (ko) | 장애물 감지장치를 구비하는 승하강 방식의 전동차 플랫폼 안전장치 | |
KR20140007980A (ko) | 장애물 감지장치를 구비하는 승하강 방식의 전동차 플랫폼 안전장치 | |
WO2011024612A1 (ja) | ゲート装置 | |
US20120006627A1 (en) | Monitoring of support in an elevator installation | |
KR20170005297A (ko) | 전차선 자동장력조정장치 장력추 상하부 위치감지시스템 | |
KR20150086966A (ko) | 곡선형 방화스크린의 개폐장치 | |
JP6085458B2 (ja) | ホーム安全柵 | |
CN103754731B (zh) | 一种家用无轨电梯 | |
JP2014084202A (ja) | 仮設構造物の荷上げ装置 | |
KR20130064954A (ko) | 전동차 플랫폼 안전장치 | |
JP6460394B2 (ja) | ロープ式ホーム安全柵 | |
KR101953817B1 (ko) | 승객 및 장애물 감지기능을 포함한 전동차 플랫폼 안전장치 | |
JP6085457B2 (ja) | ホーム安全柵 | |
US20200216289A1 (en) | Elevator Systems | |
JP5989379B2 (ja) | 安全柵 | |
KR101306648B1 (ko) | 상해방지장치를 갖는 로프형 플랫폼 안전장치 | |
KR101195652B1 (ko) | 전동차 플랫폼 안전장치용 와이어로프 승하강수단 | |
JP5684637B2 (ja) | 伸縮梯子セット用落下安全装置 | |
JP6648247B2 (ja) | 乗客及び障害物検知機能を含む電車プラットフォーム安全装置 | |
JP6472654B2 (ja) | ホーム柵 | |
JP6636409B2 (ja) | 調速機及びエレベーター | |
JP7169418B2 (ja) | ホーム柵 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150428 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151211 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160810 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5989372 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |