JP5988412B2 - 撮像素子搭載用基板および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子、例えばCCD(Charge Coupled Device)型またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型等の撮像素子が搭載される撮像素子搭
載用基板および撮像装置に関するものである。
従来から、CCD型またはCMOS型等の撮像素子を絶縁基体に搭載した、デジタルカメラ、光学センサ等に適用される撮像装置が知られている。このような撮像装置として、中央部に開口部が形成されるとともに、下面に凹部が形成され、平面透視で凹部の内側に開口部が位置するようにした絶縁基体と、絶縁基体の凹部の底面にフリップチップ実装された撮像素子とを備えているものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。絶縁基体には、その下面の開口部の周辺に接続電極が、凹部の外周部に外部電極がそれぞれ配置されている。このような撮像装置は、例えば、開口部を介して撮像素子の受光部に入力された光(画像)を撮像素子によって電気信号に変換し、電気信号を絶縁基体の接続電極に伝送するものである。
特開2006−201427号公報
しかしながら、例えば、絶縁基体がセラミックから成る場合には、絶縁基体を構成する絶縁層となるセラミックグリーンシートを積層して加圧する際に、絶縁基体の開口部の周辺の直下にこの部分を支えるものがないため、絶縁基体の開口部の周辺が垂れ下がるように変形し、絶縁基体の開口部の周辺と絶縁基体に搭載する撮像素子とが接触するおそれがあった。これに対し、開口部の周辺が変形しても撮像素子と接触しないように開口部の周辺に切り欠きを設け、絶縁基体の厚みを段差状に薄くすることが考えられる。しかしながら、開口部の周辺に切り欠きを設けることによって絶縁基体の厚みを薄くすると、絶縁基体の薄くした部分を透過した光が撮像素子で受光されてしまい、受像におけるノイズの原因となる可能性があった。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み案出されたものであり、その目的は、撮像装置へ入射する光が絶縁基体を透過するのを抑制して、その結果、受像におけるノイズを低減させることが可能となる撮像素子搭載用基板および撮像装置を提供することにある。
本発明の撮像素子搭載用基板は、中央に開口部を有する複数の絶縁層からなる絶縁基体と、該絶縁基体の下面における前記開口部の周辺に設けられた、撮像素子が接続される接続電極と、前記複数の絶縁層の間にそれぞれ設けられた、前記開口部を囲んでいるとともに平面透視において互いに大部分が重なっていて内縁が前記開口部の外側に位置している、複数の光透過抑制層とを有しており、該複数の光透過抑制層のうちの1つの光透過抑制層の内縁が、平面透視において他の光透過抑制層の内縁よりも前記開口部に近接しており、前記絶縁基体は、下面の前記開口部の周辺において、該開口部の大きさが前記絶縁基体の上面に向かうにつれて小さくなるように傾斜している傾斜部を有している。
本発明の撮像装置は、上記構成の撮像素子搭載用基板と、前記接続電極に接続された撮像素子とを備えている。
本発明の撮像素子搭載用基板によれば、複数の光透過抑制層のうちの1つの光透過抑制層の内縁を、平面透視において他の光透過抑制層の内縁よりも開口部に近接させているとともに、絶縁基体の開口部の周辺に傾斜部を設けているので、例えば開口部の周辺に切り欠きを設ける場合と比較して、開口部の周辺において絶縁基体の厚みが薄くなり過ぎることを抑制することができる。よって、光が開口部の周辺の絶縁基体を透過することを抑制できる。また、絶縁層の間に設けられた光透過抑制層により、光が透過するのをさらに良好に抑制することが可能となる。従って、撮像素子に余分な光が入射することを抑制でき、良好な画像を得ることができる。また、絶縁基体は、下面の開口部の周辺において、開口部の大きさが絶縁基体の上面に向かうにつれて小さくなるように傾斜している傾斜部を有しているので、下面における開口部の周辺に傾斜部によって空間を確保することができ、開口部の周辺が撮像素子と接触することを抑制することができる。
本発明の撮像装置は、上記構成の撮像素子搭載用基板を有していることによって、撮像素子に余分な光が入射することを抑制でき、良好な画像を得ることができる。
(a)は本発明の実施形態における撮像装置を示す平面透視図であり、(b)は図1(a)に示された撮像装置のX−X線における第1の実施形態断面を示す縦断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1における撮像素子搭載用基板の絶縁層間(γ)に設けられた光透過抑制層の状態の一例を示す、下方から見た平面透視図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第1実施形態の変形例の形状における撮像装置を示す縦断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第2の実施形態における撮像装置を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施形態における撮像装置を示す縦断面図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明のいくつかの例示的な実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図3を参照して本発明の実施形態における撮像装置について説明する。本実施形態における撮像装置21は、撮像素子搭載用基板1と、撮像素子搭載用基板1に形成された開口部3と重なるように配置された撮像素子10と、撮像素子10と平面透視において重なるように配置された蓋体13とを有している。撮像装置21は、いずれの方向が上方または下方とされてもよいものであるが、便宜的に、直交座標系xyzを定義するとともに、縦断面視においては、z方向の正側を上方として上面または下面の語を用いるものとする。
撮像素子搭載用基板1は、中央に開口部3を有する複数の絶縁層2aからなる絶縁基体2と、絶縁基体2の開口部3の周辺に設けられた、撮像素子10(の電極)に電気的に接続される接続電極6と、絶縁基体2の下面に配置された、外部回路(図示せず)に接続される外部電極7とを有している。
絶縁基体2は例えば、酸化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,炭化珪素質焼結体,窒化アルミニウム質焼結体,窒化珪素質焼結体,ガラスセラミックス焼結体等の電気絶縁性セラミックス、またはエポキシ樹脂,ポリイミド樹脂,アクリル樹脂,フェノール樹脂,ポリエステル樹脂もしくは四フッ化エチレン樹脂を始めとするフッ素系樹脂等の樹脂(プラスチック)から成る略四角形の絶縁層2aを複数上下に積層して形成されている。
絶縁基体2は、図1に示す例では、6層の絶縁層2aを積層して形成しているが、絶縁層2aが3層以上であれば何層で形成していてもよい。図1に示す例では、絶縁基体2は6層の絶縁層2aから形成されており、下面側の2つの絶縁層2aの開口を上面側の4つの絶縁層2aの開口よりも大きくすることにより、上面側の4つの絶縁層2aと下面側の2つの絶縁層2aとの間に段差を設けている。これによって、絶縁基体2には、下面側の凹部の底面から上面まで貫通する貫通孔が設けられる構成となっている。また、全ての絶縁層2aの開口の大きさを同じにして、平板形状の撮像素子搭載用基板1としてもよい。
また、接続電極6は、絶縁基体2の下面における開口部3の周辺に設けられて、撮像素子10が接続される。図1〜3が示す例では、段差を構成する上面側の絶縁層2a(上から4層目の絶縁層2a)の下面の開口部3の周辺に接続電極6を設けている。図1〜図3に示す例のように、段差を構成する上面側の絶縁層2a(上から4層目の絶縁層2a)の下面も「絶縁基体2の下面」とみなしてよい。また、絶縁基体2の開口部3は、平面視において、全ての絶縁層2aの開口の大きさを同じにして、平板形状の撮像素子搭載用基板1としてもよく、その場合には、接続電極6は、最下層の絶縁層2aの下面の開口部3の周辺に設けられる。
外部電極7は、外部回路に接続するための電極であり、絶縁基体2の下面に設けられる。図1に示す例では、外部電極7は、最下層の絶縁層2aの下面でかつ絶縁基体2の下面外周に設けられている。また、絶縁基体2の内部には配線導体が設けられていてもよいし、その配線導体によって外部電極7と接続電極6とが電気的に接続されていてもよい。なお、外部電極7は、絶縁基体2の側面または上面に設けられていてもよい。
接続電極6および外部電極7、ならびに配線導体は、絶縁基体2が電気絶縁性セラミックスから成る場合には、タングステン(W),モリブデン(Mo),マンガン(Mn),銀(Ag)または銅(Cu)等のメタライズ導体から成る。また、接続電極6および外部電極7は、絶縁基体2が樹脂から成る場合には、銅(Cu),金(Au),アルミニウム(Al),ニッケル(Ni),クロム(Cr),モリブデン(Mo)またはチタン(Ti)およびそれらの合金等の金属材料から成る。
接続電極6および外部電極7を保護して酸化を防止するとともに、撮像素子10や外部回路との電気的接続を良好なものとするために、接続電極6および外部電極7の露出する表面に、厚さが0.5〜10μmであるNiめっき層を被着させるか、または、このNiめっ
き層と厚さが0.5〜3μmである金(Au)めっき層とを順次被着させてもよい。
図1〜図3に示す例のように、複数の光透過抑制層4は、平面透視において互いに大部分が重なるように複数の絶縁層2aの間にそれぞれ設けられて、開口部3を囲んでいる。複数の光透過抑制層4の内縁は、平面透視した際に、それぞれ開口部3の外側に位置している。複数の光透過抑制層4は、1つの光透過抑制層4aと、この1つの光透過抑制層4a以外の他の光透過抑制層4bとを有しており、1つの光透過抑制層4aの内縁は、平面透視において他の光透過抑制層4bの内縁よりも開口部3に近接している。このように光透過抑制層4を設けることによって絶縁基体2は下面の開口部3の周辺において、開口部3の大きさが絶縁基体2の上面に向かうにつれて小さくなるように傾斜している傾斜部5を形成することができる。すなわち、
本発明の撮像素子搭載用基板1の製造時に、各絶縁層2aとなるグリーンシートの間に光透過抑制層4を上記構成となるように配置することにより、複数の絶縁層2aとなるグリーンシートを積層して加圧する際に、1つの光透過抑制層4aと他の光透過抑制層4bとが平面透視において重なっていないかあるいは重なりが少ない領域が、他の重なっている領域よりも厚みが薄くなり、その結果、開口部3の大きさが絶縁基体2の上面に向かうにつれて小さくなるように開口部3の周辺が傾斜することとなって、グリーンシート積層体の開口部3の周辺に傾斜部5を形成することができる。
このような傾斜部5によって、下面における開口部3の周辺に空間を確保することができ、その空間によって開口部3の周辺が撮像素子10に接触することを抑制することができる。また、複数の光透過抑制層4のうちの1つの光透過抑制層4aの内縁を、平面透視において他の光透過抑制層4bの内縁よりも開口部3に近接させて傾斜部5を設けているので、例えば、開口部3の周辺に切り欠きを設ける場合と比較して、開口部3の周辺において絶縁基体2の厚みが薄くなり過ぎることを抑制することができる。よって、光が開口部3の周辺の絶縁基体2を透過することを抑制できる。また、絶縁層2aの間に設けられた光透過抑制層4により、光が透過するのをさらに良好に抑制することが可能となる。従って、撮像素子10に余分な光が入射することを抑制でき、良好な画像を得ることができる。
なお、複数の光透過抑制層4は、例えば電気絶縁性セラミックスから成る場合には、内縁が開口部3の外縁から0.3〜0.5mm程度離れるように設けるとよい。このような構成にしておけば、積層時の圧力を付加した際に、開口部3の外縁付近であって光透過抑制層4が存在しない領域では絶縁基体2の厚みを最も薄くすることができる。
光透過抑制層4は、絶縁基体2が電気絶縁性セラミックスからなる場合は、タングステン(W),モリブデン(Mo),マンガン(Mn),銀(Ag)または銅(Cu)等の金属メタライズから成る光透過抑制金属層、または窒化アルミニウム質焼結体,窒化珪素質焼結体もしくはガラスセラミックス焼結体等から成る光透過抑制絶縁層によって形成される。
光透過抑制層4が、光透過抑制金属層から成る場合であれば、絶縁層2a用のグリーンシート上に光透過抑制金属層4用の金属ペーストをスクリーン印刷法等によって所定形状で印刷する。次にこれらの金属ペーストが絶縁層2aの間に配置されるように、前述したグリーンシートを積層し、焼成することによって、複数の絶縁層2aの間に金属から成る光透過抑制層4が形成される。このような金属ペーストは、タングステン,モリブデン,マンガン,銀または銅等の金属粉末に適当な溶剤およびバインダーを加えて混練することによって、適度な粘度に調整して作製される。また、光透過抑制金属層から成る光透過抑制層4は、絶縁基体2の内部に形成された配線導体に電気的に接続していても構わない。また、例えば絶縁基体2が電気絶縁性セラミックスから成る場合において、光透過抑制層4が光透過抑制金属層から形成されていることで、光が絶縁基体2の内部に透過することをより効果的に低減させることができる。これは、電気絶縁性セラミックスは光の透過率の高いガラス成分等を多く含んでいる場合があり、このような絶縁基体2と比較して光透過抑制金属層は、より効果的に光を透過しにくいためである。
光透過抑制絶縁層から成る光透過抑制層4は、例えば酸化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,炭化珪素質焼結体,窒化アルミニウム質焼結体,窒化珪素質焼結体またはガラスセラミックス焼結体等からなり、絶縁層2aのグリーンシートと同様に製作された光透過抑制層4用のグリーンシートを形成し、このグリーンシートに開口部3よりも少し大きいかまたは同程度の開口となる孔を打ち抜き加工して、開口部3を囲むように開口部3の周辺に配置し、これらの光透過抑制層4用のグリーンシートが絶縁層2aの間に配置されるように、複数の絶縁層2a用のグリーンシートを積層して加圧し、焼成することによって形成する。また、絶縁層2aと実質的に同様のセラミック成分を含む光透過抑制層4用のセラミックペーストを開口部3の周辺に印刷した後、焼成することによって形成してもよい。光透過抑制層4が光透過抑制絶縁層から形成される場合には、例えば光透過抑制層4が絶縁基体2の内部に形成される配線導体に接触しても短絡等を発生することがないため、撮像素子搭載用基板1を小型化しやすくなるとともに、絶縁基体2と光透過抑制層4とが同様の材質によって形成されるため、撮像素子搭載用基板1の製作時や撮像素子10の実装時における加熱工程において、絶縁基体2と光透過抑制層4との間の熱膨張の差が小さくなり、開口部3の周辺において変形などを起こす可能性を低減させることができる。
また、光透過抑制層4は、絶縁基体2が樹脂から成る場合には、銅,金,アルミニウム,ニッケル,クロム,モリブデン,チタンおよびそれらの合金等の金属材料、またはエポキシ樹脂,ポリイミド樹脂,アクリル樹脂,フェノール樹脂,ポリエステル樹脂もしくは四フッ化エチレン樹脂を始めとするフッ素系樹脂等の樹脂(プラスチック)から成る絶縁層によって形成される。
金属材料から形成される光透過抑制層4は、絶縁基体2の表面または内部に被着形成されている。光透過抑制層4は、金(Au),アルミニウム(Al),ニッケル(Ni),クロム(Cr),モリブデン(Mo)またはチタン(Ti)およびそれらの合金等の金属材料から成る。例えば、ガラスエポキシ樹脂から成る樹脂シート上に配線導体の形状に加工した銅箔を転写し、銅箔が転写された樹脂シートを積層して接着剤で接着することによって形成する。また、金属箔または金属柱を樹脂から成る絶縁基体2に一体化させたり、絶縁基体2にスパッタリング法,蒸着法等またはめっき法等を用いて被着させたりして形成してもよい。また、金属材料から成る光透過抑制層4は、他の配線導体と電気的に導通していても構わない。
なお、光透過抑制層4の材料と絶縁基体2の絶縁材料とが同一部材である場合には、例えば気孔率に差異を設けるとよい。例えば、光透過抑制層4は、絶縁基体2よりも気孔率が小さいものを用いることが好ましい。光透過抑制層4によって、光が透過するのをより効果的に抑制することができるからである。気孔率に差異を設けるためには、例えば光透過抑制層4、絶縁基体2を作製する際の製造方法を変えればよい。このように、光透過抑制層4の材料と絶縁基体2の絶縁材料とが同一部材である場合に、光透過抑制層4であるか絶縁基体2の絶縁層2aであるかを判断するには、例えば気孔率を基に判断すればよい。
図2に、本発明の絶縁層2a間に設けた光透過抑制層4の概略を示す。なお、図2は図1を簡略化したものであり、図1に示す絶縁基体2の上面側の4層の絶縁層2aのみを図示しており、絶縁層間γの面から上面側へ平面透視した図面である。図2は、それぞれ絶縁層間αに設けられた光透過抑制層41、絶縁層間βに設けられた光透過抑制層42、絶縁層間γに設けられた光透過抑制層43を示している。図2では、光透過抑制層43は実線で示し、光透過抑制層42は点線で示し、光透過抑制層41は一点鎖線で示している。なお、図2は説明のための概略図であり、図2に示す例のような絶縁基体2の大部分を覆うような光透過抑制層4を設けるだけでなく、本発明を実施する形態として、少なくとも傾斜部5を設けたい箇所に光透過抑制層4を設けないようにすることで傾斜部5を形成していてもよい。
図2に示す例のように、光透過抑制層4はその開口で開口部3を囲んで設けられている。図2(a)のように、光透過抑制層4は、開口部3が矩形状の場合において、開口部3の各辺と対向する長さを開口部3のそれぞれの辺と同程度もしくは大きくして設けることで、開口部3の周辺の絶縁層2aに偏りがないようにすることが可能となる。また、図2(b)に示す例のように、光透過抑制層4を開口部3を囲む枠状としておくと、絶縁基体2の内部に光が入射したとしても、光が透過するのを開口部3の全周にわたって良好に抑制することが可能となる。
また、光透過抑制層4は絶縁基体2よりも黒いことが好ましい。光透過抑制層4が絶縁基体2よりも黒いことで、絶縁基体2に光が入射したとしても、光透過抑制層4にて光を良好に吸収することが可能となるため、絶縁基体2の内部における光の透過をより良好に低減させることができる。なお、絶縁基体2よりも黒いとは、黒色または黒に近い色のうち、絶縁基体2よりも黒い色のことであり、目視による観察で確認することができる。
光透過抑制層4を絶縁基体2よりも黒くするために、例えば、絶縁基体2が酸化アルミニウム質焼結体から成る場合であれば、WやMoから成る光透過抑制金属層や、絶縁基体2よりも濃い、クロム等の顔料がより多く含有された酸化アルミニウムから成る光透過抑制絶縁層を好適に用いることができる。
また、複数の光透過抑制層4の内縁は、図1(b)、図3および後述する図4に示す例のように、平面透視において、接続電極6よりも開口部3側に位置していることが好ましい。この構成によれば、接続電極6が傾斜部5に設けられないため、接続電極6の表面が平坦となりやすく、撮像素子10と接続電極6との接続を良好とすることができる。
また、図3に示すように、複数の光透過抑制層4のうち内縁が開口部3に近接している1つの光透過抑制層4aの内縁は、開口部3の内壁に重なっていることが好ましい。この構成によれば、平面透視した際に、開口部3の近傍で光透過抑制層4が設けられていない領域をなくすことができるため、絶縁基体2を透過する光をより低減させることが可能となる。さらに、図3(b)の示す例のように、内縁が開口部3の内壁に重なっている光透過抑制層4aが複数の絶縁層2a間に設けられていると、絶縁基体2の内部における光の透過をより効果的に低減することが可能となる。
また、図1〜図3に示す例のように、複数の光透過抑制層4のうち内縁が開口部3に近接している1つの光透過抑制層4aが絶縁基体2の最も上面側に位置しており、他の光透過抑制層4bの内縁が絶縁基体2の下面に近づくにつれて漸次開口部3から離れて位置していると、複数の絶縁層2aとなるグリーンシートを積層して加圧する際に、平面透視において光透過抑制層4a同士の重なりが少ない領域が、他の重なっている領域よりも徐々に厚みが薄くなるので、絶縁基体2の下面に傾斜部5をより良好に形成しやすいとともに、内縁が開口部3に近接している1つの光透過抑制層4aが絶縁基体2の最も上面側に位置していて絶縁基体2の上面を平坦にしやすいため、蓋体13をより良好に接合することが可能となる。このような撮像素子搭載用基板1は、一眼レフカメラ等のように画像の質をより重視する撮像装置21に好適に用いることができる。
図1〜図3に示す例では、光透過抑制層4は撮像素子10が実装される接続電極6よりも上面側の全ての絶縁層2a間に設けられているが、絶縁基体2は、光透過抑制層4が設けられていない絶縁層2a間を有していてもよい。上記のように、複数の絶縁層2a間における光透過抑制層4の数や厚みを調整することによって、傾斜部5の傾きや、絶縁基体2の厚み等を調整することが可能となる。
また、傾斜部5における開口部3側の先端部3bの厚みT1は、傾斜部5よりも外側における絶縁基体2の厚みT2の75%〜95%程度とすることが好ましい。厚みT1を厚みT2の75%以上とすれば、光が絶縁基体2を透過しにくくなるので、撮像素子10へ余分な光が入射することを抑制できる。また、厚みT1を厚みT2の95%以下とすれば、絶縁基体2の開口部3の周辺が撮像素子10に接触することを効果的に低減させることができる。
撮像素子搭載用基板1には、撮像素子10が搭載される。撮像素子10は例えば、CCD型撮像素子またはCMOS型撮像素子である。図1、図3に示す例においては、撮像素子10の各電極は、接続部材11(金バンプ等)によって接続電極6に電気的に接続されている。接続電極6は、金バンプ以外にもはんだ等が使用される。同時に絶縁基体2と撮像素子10とは樹脂等の封止材(図示せず)によって外周部が樹脂によって接着され、受光面が外気から遮断されて密閉されている。また、絶縁基体2には蓋体13が実装されている。蓋体13は水晶またはガラス等の透光性部材から成り、蓋体13は平面透視において撮像素子10と重なる位置に接合されている。
次に、本実施形態の撮像素子搭載用基板1の製造方法について説明する。
(1)まず、絶縁基体2を構成するグリーンシートを形成する。例えば、酸化アルミニウム(Al)質焼結体である絶縁基体2を得る場合には、Alの粉末に焼結助材としてシリカ(SiO),マグネシア(MgO)またはカルシア(CaO)等の粉末を添加し、さらに適当なバインダー、溶剤および可塑剤を添加し、次にこれらの混合物を混錬してスラリー状となす。その後、従来周知のドクターブレード法またはカレンダーロール法等の成形方法によって多数個取り用のグリーンシートを得る。
なお、絶縁基体2が例えば樹脂から成る場合は、所定の形状に成形できるような金型を用いて、トランスファーモールド法またはインジェクションモールド法等によって成形することによって絶縁基体2を形成することができる。また、絶縁基体2は、例えばガラスエポキシ樹脂のように、ガラス繊維から成る基材に樹脂を含浸させたものであってもよ
い。この場合には、ガラス繊維から成る基材にエポキシ樹脂の前駆体を含浸させ、このエポキシ樹脂前駆体を所定の温度で熱硬化させることによって絶縁基体2を形成できる。
(2)スクリーン印刷法等によって、得られたグリーンシートに接続電極6、内部配線導体および外部電極7となる部分に金属ペーストを印刷塗布および充填する。この金属ペーストは、絶縁基体2となるグリーンシートと同時に焼成することによって、段差に設けられる接続電極6、絶縁基体2の下面または上面または側面となる部位に設けられる外部電極7、および内部配線または貫通導体を含む配線導体が形成される。この金属ペーストは、タングステン,モリブデン,マンガン,銀または銅等の金属粉末に適当な溶剤およびバインダーを加えて混練することによって、適度な粘度に調整して作製される。なお、金属ペーストは、絶縁基体2との接合強度を高めるために、ガラスあるいはセラミックスを含んでいても構わない。またこのとき、光透過抑制層4用の金属ペーストまたはセラミックペースト等を、同様に開口部3を囲むようにグリーンシートに印刷塗布しておき、光透過抑制層4用の金属ペーストまたはセラミックペーストを絶縁層2aとなるグリーンシート間に配置されるようにしておくことで、光透過抑制金属層または光透過抑制絶縁層から成る光透過抑制層4を作製することができる。
(3)各絶縁層2aとなるグリーンシートを積層して加圧することにより、グリーンシート積層体を作製する。なお、このとき、光透過抑制層4用の金属ペーストまたはセラミックペーストの代わりに、前述したような光透過抑制層4用のグリーンシートを絶縁層2aとなるグリーンシート間に配置し、これらを同時に積層して加圧することによって、絶縁光透過抑制層から成る光透過抑制層4を作製することもできる。
なお、図1(b)に示すように、上方に傾斜する(絶縁基体2の上面に向かうにつれて開口部3の大きさが小さくなる)傾斜部5を形成する場合には、グリーンシート積層体の加圧時に、上面を平板に当てた状態で下面から加圧すればよい。
(4)このグリーンシート積層体を約1500〜1800℃の温度で焼成して、絶縁基体2が複数配列された多数個取り基板を得る。なお、この工程によって、前述した金属ペーストは、接続電極6、外部電極7および配線導体となる。
(5)焼成して得られた多数個取り基板を複数の絶縁基体2に分断する。この分断においては、絶縁基体2の外縁となる箇所に沿って多数個取り基板に分割溝を形成しておき、この分割溝に沿って破断させて分割する方法、またはスライシング法等により絶縁基体2の外縁となる箇所に沿って切断する方法等を用いることができる。なお、分割溝は、焼成後にスライシング装置によって多数個取り基板の厚みよりも小さく切り込むことによって形成することができるが、多数個取り基板用のグリーンシート積層体にカッター刃を押し当てたり、スライシング装置によってグリーンシート積層体の厚みよりも小さく切り込んだりすることによって形成してもよい。
このようにして形成された撮像素子搭載用基板1には撮像素子10が実装され、撮像素子10が実装された撮像素子搭載用基板1が外部回路基板(図示せず)に搭載されることにより、撮像素子10が接続電極6および外部電極7などを介して外部回路基板に電気的に接続される。
このようにして形成された撮像素子搭載用基板1に、撮像素子10が平面透視で開口部3と重なるようにフリップチップ実装して、撮像素子10の各電極が金バンプ等の接続部材11によって絶縁基体2の下面に形成された複数の接続電極6のそれぞれに電気的に接続されるとともに、いわゆるアンダーフィルとして例えばエポキシ樹脂等の樹脂からなる封止材(図示せず)を開口部3から撮像素子搭載用基板1と撮像素子10との間に注入し、絶縁基体2の上面に開口部3を覆うように蓋体13を接合することで撮像装置21となる。
なお、撮像素子10の各電極と複数の接続電極6との電気的な接続に、上述の金バンプ等の接続部材11を用いる代わりに、はんだまたは導電性樹脂(異方性導電樹脂等)から成る接続部材11を用いてもよい。
撮像素子10は、例えばCCD型電子素子またはCMOS型撮像素子等の半導体素子である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態による撮像装置21について、図4を参照しつつ説明する。
本実施形態における撮像装置21において、上述した第1の実施形態の撮像装置21と異なる点は、1つの光透過抑制層4aを設けている位置、絶縁基体2の形状および接合部材12の接合状態である。
図4に示す例においては、1つの光透過抑制層4aを絶縁基体2の中間の絶縁層2a間に設けることで、絶縁基体2の開口部3の近傍を薄くし、かつ絶縁基体2における光の透過を低減させている。第2の実施形態のように、1つの光透過抑制層4aを設ける絶縁層2a間の位置を変更することによって、傾斜部5の傾斜角度等を調整することが可能となる。また、図4(b)に示す例のように、中間に設けた1つの光透過抑制層4aの上下に設ける他の光透過抑制層4bの内縁を、平面透視において同じ位置となるように設けることで、絶縁基体2の上面側も下面側と同様に他の傾斜部5aを有する形状となる。このように他の傾斜部5aが設けられていることで、蓋体13を接合する際に、接合部材12が他の傾斜部5aに沿って良好なフィレットを形成することができる。このことで、絶縁基体2と蓋体13との接合強度を大きくすることができる。また、接合部材12が黒色等の濃い色であると、接合部材12を通して透過する光を吸収させ、画像のノイズの低減をすることができる。また、図4(b)に示す例のように、絶縁基体2の上面側に他の傾斜部5aを設けておくと、他の傾斜部5aで余分な量の接合部材12を吸収することができるので、接合部材12が開口部3側へ流出することを抑えることが可能となり、接合部材12の影等が画像に映り込むことを抑制することも可能となる。
なお、絶縁基体2と蓋体13とは、樹脂やガラス等の接合部材12によって接合されている。
なお、図4(a)に示す例のように、下面のみに傾斜部5を有する絶縁基体2を作製する際には、前述した図1に示す例における傾斜部5の形成方法と同様の加圧方法を採用すればよい。一方、図4(b)に示す例のように、下面側に傾斜部5および上面側に他の傾斜部5aを有する絶縁基体2を作製する際には、グリーンシート積層体の加圧時に下方および上方の両側から均等に加圧すればよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態による撮像装置21について、図5を参照しつつ説明する。
本実施形態における撮像装置21において、上述した第1の実施形態の撮像装置21と異なる点は、1つの光透過抑制層4aが撮像素子10に最も近い層に設けられている点である。
図5に示す例のように、複数の光透過抑制層4のうち内縁が開口部3に最も近接している1つの光透過抑制層4aは絶縁基体2の最も下面側に位置しており、他の光透過抑制層4bの内縁は絶縁基体2の上面に近づくにつれて漸次開口部3から離れて位置している。このように、1つの光透過抑制層4aについて撮像素子10からの距離を小さくしておくと、撮像素子10からの距離が大きい場合と比較して、1つの光透過抑制層4aと撮像素子10との距離が小さいことで、乱反射した光や1つの光透過抑制層4で屈折した光等が1つの光透過抑制層4aと撮像素子10との間で広がる距離を小さくすることが可能となる。そのため、撮像素子10が受光する際に、フレア等のノイズの発生を低減させることが可能となり、より良好な画像を撮像することが可能となる。
なお、図5に示すような光透過抑制層4の配置であっても、図1に示す例と同様に、グリーンシート積層体の加圧時に上面を平板に当てた状態で下面から加圧すれば、絶縁基体2の下面側において、上方に傾斜する傾斜部5を形成することが可能である。
なお、本発明は上述の実施形態の例に限定されるものではなく、種々の変形は可能である。
例えば、絶縁基体2の開口部3の形状は、矩形状でなく円形状やその他の多角形状であっても構わない。
また、本実施形態における接続電極6および外部電極7の配置、数および形状などは何ら限定されない。

Claims (9)

  1. 中央に開口部を有する複数の絶縁層からなる絶縁層からなる絶縁基体と、
    該絶縁基体の下面における前記開口部の周辺に設けられた、撮像素子が接続される接続電極と、
    前記複数の絶縁層の間にそれぞれ設けられた、前記開口部を囲んでいるとともに平面透視において互いに大部分が重なっていて内縁が前記開口部の外側に位置している、複数の光透過抑制層とを有しており、
    該複数の光透過抑制層のうちの1つの光透過抑制層の内縁が、平面透視において他の光透過抑制層の内縁よりも前記開口部に近接しており、
    前記絶縁基体は、下面の前記開口部の周辺において、該開口部の大きさが前記絶縁基体の上面に向かうにつれて小さくなるように傾斜している傾斜部を有している撮像素子搭載用基板。
  2. 前記複数の光透過抑制層のうち内縁が前記開口部に近接している前記1つの光透過抑制層は、前記絶縁基体の最も上面側に位置しており、
    前記他の光透過抑制層の内縁は、前記絶縁基体の下面に近づくにつれて、漸次、前記開口部から離れて位置している請求項1に記載の撮像素子搭載用基板。
  3. 前記複数の光透過抑制層のうち内縁が前記開口部に近接している前記1つの光透過抑制層は、前記絶縁基体の最も下面側に位置しており、
    前記他の光透過抑制層の内縁は、前記絶縁基体の上面に近づくにつれて、漸次、前記開口部から離れて位置している請求項1に記載の撮像素子搭載用基板。
  4. 前記複数の光透過抑制層の少なくとも1つは、前記絶縁基体よりも黒い請求項1〜3のいずれかに記載の撮像素子搭載用基板。
  5. 前記複数の光透過抑制層のうち内縁が前記開口部に近接している前記1つの光透過抑制層の内縁は、前記開口部の内壁に重なっている請求項1〜4のいずれかに記載の撮像素子搭載用基板。
  6. 前記複数の光透過抑制層の内縁は、平面透視において、前記接続電極よりも前記開口部側に位置している請求項1〜5のいずれかに記載の撮像素子搭載用基板。
  7. 前記複数の光透過抑制層は、形状が枠状である請求項1〜6のいずれかに記載の撮像素子搭載用基板。
  8. 前記絶縁基体は、前記光透過抑制層が設けられていない絶縁層間を有している請求項1〜7のいずれかに記載の撮像素子搭載用基板。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の撮像素子搭載用基板と、
    前記接続電極に接続された撮像素子とを備えた撮像装置。
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