JP5987836B2 - ガラス基板およびその製造方法 - Google Patents
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Description
また、無アルカリガラスは、熱膨張係数が低く、ガラス転移点(Tg)が高いため、LCDパネルの製造工程での寸法変化が少なく、LCDパネル使用時の熱応力による表示品質への影響が少ないことからも、LCDパネル用のガラス基板として好ましい。
無アルカリガラスは粘性が非常に高く、溶融が困難といった性質を有し、製造に技術的な困難性を伴う。
また、一般的に、無アルカリガラスは清澄剤の効果が乏しい。例えば、清澄剤としてSO3を使用した場合、SO3が(分解して)発泡する温度がガラスの溶融温度よりも低いため、清澄がなされる前に、添加したSO3の大部分が分解して溶融ガラスから揮散してしまい、清澄効果を十分発揮することができない。
アルカリ金属酸化物を含有するガラスは、一般的に熱膨張係数が高いため、TFTパネル用のガラス基板として好ましい熱膨張係数とする目的で、熱膨張係数を低減させる効果を有するB2O3が通常含有される(特許文献2)。
だが、B2O3含有率が低いと、TFTパネル用のガラス基板として好ましい熱膨張係数まで下げること、および粘性の上昇を抑えつつ所定のTg等を得ることは困難であった。
SiO2を60〜79%、
Al2O3を2.5〜18%、
B2O3を0〜3%、
MgOを1〜15%、
CaOを0〜1%、
SrOを0〜1%、
BaOを0〜1%、
ZrO2を0〜1%、
Na2Oを7〜15.5%、
K2Oを0〜3%、
Li2Oを0〜2%含有し、
Na2O+K2Oが7〜15.5%、
Na2O/(Na2O+K2O)が0.77〜1、
MgO+CaO+SrO+BaOが1〜18%、
MgO−0.5Al2O3が0〜10であり、
MgO+0.5Al2O3が1〜20であり、
ガラス転移点温度が580〜720℃、
50〜350℃における平均熱膨張係数が65×10−7〜85×10−7/℃であり、
コンパクション(C)が15ppm以下であり、
ガラス表面失透温度(Tc)が900〜1300℃であり、
ガラス内部失透温度(Td)が900〜1300℃であり、
粘度が104dPa・sとなる温度(T4)が1100〜1350℃であり、
粘度が104dPa・sとなる温度(T4)とガラス表面失透温度(Tc)との関係(T4−Tc)が、−50〜350℃であり、
粘度が104dPa・sとなる温度(T4)とガラス内部失透温度(Td)との関係(T4−Td)が、−50〜350℃であるガラス基板を提供する。
また、B2O3含有率が低いので、ガラス製造時におけるB2O3の揮散が少ないことから、ガラス基板の均質性に優れ、平坦性および生産性に優れている。
本発明のガラス基板は、下記酸化物基準のモル百分率表示で、
SiO2を60〜79%、
Al2O3を2.5〜18%、
B2O3を0〜3%、
MgOを1〜15%、
CaOを0〜1%、
SrOを0〜1%、
BaOを0〜1%、
ZrO2を0〜1%、
Na2Oを7〜15.5%、
K2Oを0〜3%、
Li2Oを0〜2%含有し、
Na2O+K2Oが7〜15.5%、
Na2O/(Na2O+K2O)が0.77〜1、
MgO+CaO+SrO+BaOが1〜18%、
MgO−0.5Al2O3が0〜10であり、
MgO+0.5Al2O3が1〜20であり、
ガラス転移点温度が580〜720℃、
50〜350℃における平均熱膨張係数が65×10−7〜85×10−7/℃であり、
コンパクション(C)が15ppm以下であり、
ガラス表面失透温度(Tc)が900〜1300℃であり、
ガラス内部失透温度(Td)が900〜1300℃であり、
粘度が104dPa・sとなる温度(T4)が1100〜1350℃であり、
粘度が104dPa・sとなる温度(T4)とガラス表面失透温度(Tc)との関係(T4−Tc)が、−50〜350℃であり、
粘度が104dPa・sとなる温度(T4)とガラス内部失透温度(Td)との関係(T4−Td)が、−50〜350℃であるガラス基板である。
なお、好ましくは80×10−7/℃以下、より好ましくは78×10−7/℃以下、さらに好ましくは76×10−7/℃以下である。また対向ガラス基板に一般的なソーダライムガラスを用い、アレイガラス基板に本発明のガラス基板を用いる場合の両者の熱膨張差の点から、65×10−7/℃以上である。
初めに、対象となるガラスを1600℃で溶解した後、溶融ガラスを流し出し、板状に成形後冷却する。得られたガラス板を研磨加工して100mm×20mm×2mmの試料を得る。
次に、得られたガラス板を転移点温度Tg+50℃まで加熱し、この温度で1分間保持した後、降温速度50℃/分で室温まで冷却する。その後、ガラス板の表面に圧痕を長辺方向に2箇所、間隔A(A=90mm)で打つ。
次にガラス板を300℃まで昇温速度100℃/時(=1.6℃/分)で加熱し、300℃で1時間保持した後、降温速度100℃/時で室温まで冷却する。そして、再度、圧痕間距離を測定し、その距離をBとする。このようにして得たA、Bから下記式を用いてコンパクション(C)を算出する。なお、A、Bは光学顕微鏡を用いて測定する。
ガラス表面失透温度(Tc)とは、白金製の皿に粉砕されたガラス粒子を入れ、一定温度に制御された電気炉中で17時間熱処理を行い、熱処理後の光学顕微鏡観察によって、ガラスの表面に結晶が析出する最高温度と結晶が析出しない最低温度との平均値である。
ガラス内部失透温度(Td)とは、白金製の皿に粉砕されたガラス粒子を入れ、一定温度に制御された電気炉中で17時間熱処理を行い、熱処理後の光学顕微鏡観察によって、ガラスの内部に結晶が析出する最高温度と結晶が析出しない最低温度との平均値である。
また、フロート法のときはTcにおけるガラス粘度は、103.8dPa・s以上であることが好ましく、より好ましくは103.9dPa・s以上、さらに好ましくは104.0dPa・s以上である。なお、他の物性確保の容易性を考慮すると、フロート法のときはTcは107.0dPa・s以下である。
LCDパネル製造工程やLCD装置使用時に発生した応力によってガラス基板が複屈折性を有することにより、黒の表示がグレーとなりLCDのコントラストが低下する現象が認められることがある。光弾性定数を33nm/MPa/cm以下とすることにより、この現象を小さく抑えることができる。
また、本発明のガラス基板は、他の物性確保の容易性を考慮すると、光弾性定数が27nm/MPa/cm以上であることが好ましい。
なお、光弾性定数は、円盤圧縮法により測定できる。
また、一般的に、ヤング率が高いとガラス基板の機械特性の向上、割れに対する耐久性の向上に寄与する。
SiO2:ガラスの骨格を形成する成分で、60モル%(以下、単に「%」と記載する)未満ではガラスの耐熱性および化学的耐久性が低下し、また、密度、50〜350℃における平均熱膨張係数およびコンパクション(C)が増大するおそれがある。好ましくは62%以上であり、より好ましくは63%以上である。
しかし、79%超では光弾性定数が増大し、またガラスの高温粘度が上昇し溶解性が悪化する問題が生じるおそれがある。好ましくは77%以下であり、より好ましくは75%以下であり、さらに好ましくは74%以下である。
しかし、18%超では、ガラスの高温粘度が上昇し、溶解性が悪くなるおそれがある。また、失透温度(ガラス表面における表面失透温度(Tc)およびガラス内部における内部失透温度(Td))が上昇し、成形性が悪くなるおそれがある。好ましくは16%以下であり、より好ましくは15%以下である。
なお、「実質的に含有しない」とは、原料等から混入する不可避的不純物以外には含有しないこと、すなわち、意図的に含有させないことを意味する。
TFTパネル用ガラス基板として用いる場合、B2O3含有率が低いと、ガラス基板製造時にガラスを溶解する際の、溶解工程、清澄工程および成形工程での、B2O3の揮散量が少なく、製造されるガラス基板が均質性および平坦性に優れる。その結果、高度の平坦性が要求されるTFTパネル用ガラス基板として使用する場合に、従来のTFTパネル用ガラス基板に比べて、表示品質に優れる。
また、B2O3の揮散による環境負荷を考慮しても、B2O3の含有率はより低いことが好ましい。
しかし、15%超では、50〜350℃における平均熱膨張係数およびコンパクション(C)が増大するおそれがある。また失透温度(Tc)が上昇するおそれがある。好ましくは13%以下であり、より好ましくは11%未満であり、さらに好ましくは10%以下である。
Na2O含有量が15.5%を超えると50〜350℃における平均熱膨張係数およびコンパクション(C)が大きくなり、または化学的耐久性が劣化する。含有量が14.5%以下であると好ましく、13.5%以下であるとより好ましい。13%以下であるとさらに好ましい。
Li2Oの含有量は1%以下が好ましく、0.5%以下がより好ましく、実質的に含有しないことがさらに好ましい。
しかし、15.5%超ではTgが下がりすぎ、50〜350℃における平均熱膨張係数が上がりすぎ、コンパクション(C)が増大し、ヤング率が低くなるおそれがある。好ましくは15%以下であり、より好ましくは13%以下である。
Na2O/(Na2O+K2O) (1)
上記式は、低温(150〜300℃)での熱処理におけるコンパクション(C)を小さくする指標となる。本発明者等は、実験および試行錯誤の結果から、上記各成分が本願の範囲を満たし、且つ、上記式(1)で得られる値が0.77〜1となる場合に、Tgが580〜720℃であり、および50〜350℃における平均熱膨張係数が65×10−7〜85×10−7を満足させつつ、コンパクション(C)が15ppm以下を満たすことを見出した。好ましくは、0.9以上であり、より好ましくは0.95以上であり、さらに好ましくは1である。
MgO−0.5Al2O3 (式2)
上記式(2)は、光弾性定数を低くし、且つ低温(150〜300℃)での熱処理におけるコンパクション(C)を小さくする指標となる。本発明者等は、実験および試行錯誤の結果から、上記の各成分が本願の範囲を満たし、且つ、上記式(2)で得られる値が0〜10の中間になるほど、つまり5に近づくほど、コンパクション(C)を小さくできることを見出した。好ましくは1以上であり、より好ましくは2以上であり、さらに好ましくは3以上であり、特に好ましくは4以上である。好ましくは9以下であり、より好ましくは8以下であり、さらに好ましくは7以下であり、特に好ましくは6以下である。また、低い光弾性定数を得るために、2以上であると好ましい。
MgO+0.5Al2O3 (式3)
上記式(3)は、ガラス製造工程における失透特性、具体的には、後述するT4−Tcが−50〜350℃、またはT4−Tdが−50〜350℃を満たすための指標となる。本発明者等は、実験および試行錯誤の結果から、上記の各成分が本願の範囲を満たし、且つ、上記式(3)で得られる値が1〜20となる場合に、Tgが580〜720℃および50〜350℃における平均熱膨張係数65×10−7〜85×10−7/℃を満足させつつ、T4−TcまたはT4−Tdが上記範囲を満たすことを見出した。
また、ガラスの化学的耐久性向上のため、ガラス中にZrO2、Y2O3、La2O3、TiO2、SnO2を合量で2%以下含有させてもよく、好ましくは1%以下、より好ましくは0.5%以下で含有させる。これらのうちY2O3、La2O3およびTiO2は、ガラスのヤング率向上にも寄与する。
本発明のガラス基板は、環境負荷を考慮すると、As2O3、Sb2O3を実質的に含有しないことが好ましい。また、安定してフロート成形することを考慮すると、ZnOを実質的に含有しないことが好ましい。しかし、本発明のガラス基板は、フロート法による成形に限らず、フュージョン法による成形により製造してもよい。
本発明のガラス基板は、TFTパネル用ガラス基板として好適に用いることができる。以下、詳しく説明する。
本発明におけるガラス基板を製造する場合、従来のTFTパネル用ガラス基板を製造する際と同様に、溶解・清澄工程および成形工程を実施する。なお、本発明におけるガラス基板は、アルカリ金属酸化物(Na2O、K2O)を含有するアルカリガラス基板であるため、清澄剤としてSO3を効果的に用いることができ、成形方法としてフロート法およびフュージョン法(ダウンドロー法)に適している。
TFTパネル用ガラス基板の製造工程において、TFTパネルの大型化に伴い、大面積のガラス基板を容易に、安定して成形できるフロート法を用いることが特に好ましい。
また、フロート法のときはT4−Tcが−50〜350℃でありT4−Tc≧−20℃を満たすことが好ましく、T4−Tc≧−10℃を満たすことがより好ましく、T4−Tc≧0℃を満たすことがさらに好ましい。
初めに、原料を溶解して得た溶融ガラスを板状に成形する。例えば、得られるガラス基板の組成となるように原料を調製し、前記原料を溶解炉に連続的に投入し、1450〜1650℃程度に加熱して溶融ガラスを得る。そしてこの溶融ガラスを例えばフロート法を適用してリボン状のガラス板に成形する。
次に、リボン状のガラス板を成形炉から引出した後に、冷却手段によって室温状態まで冷却し、切断後、ガラス基板を得る。
THは、ガラス転移点温度Tg+20℃、具体的には600〜740℃が好ましい。
前記平均冷却速度は15〜150℃/分であることが好ましく、20〜80℃/分であることがより好ましく、40〜60℃/分であることがさらに好ましい。上記のガラス基板製造方法により、コンパクション(C)が15ppm以下、好ましくは13ppm以下のガラス基板が容易に得られる。
本発明のガラス基板は、TFTパネル用ガラス基板に好適に用いることができる。
本発明のガラス基板の表面に、アレイ基板におけるゲート絶縁膜を成膜する成膜工程を具備するTFTパネルの製造方法について説明する。
本発明のガラス基板を用いたTFTパネルの製造方法は、本発明のガラス基板の表面の成膜領域を150〜300℃の範囲内の温度(以下、成膜温度という)まで昇温した後、前記成膜温度で5〜60分間保持して、前記成膜領域に前記アレイ基板ゲート絶縁膜を成膜する成膜工程を具備するものであれば特に限定されない。ここで成膜温度は150〜250℃であることが好ましく、150〜230℃であることがより好ましく、150〜200℃であることがさらに好ましい。また、この成膜温度に保持する時間は5〜30分間であることが好ましく、5〜20分間であることがより好ましく、5〜15分間であることがさらに好ましい。
ゲート絶縁膜の成膜は上記のような成膜温度および保持時間の範囲内で行われるので、この間にガラス基板が熱収縮する。なお、一度ガラス基板が熱収縮した後は、その後の冷却条件(冷却速度等)によっては、上記の熱収縮の結果に大きな影響を及ぼさない。本発明におけるTFTパネル用ガラス基板はコンパクション(C)が小さいので、ガラス基板の前記熱収縮が小さく、成膜パターンのずれが生じ難い。
成膜工程における成膜は、例えば従来公知のCVD法によって達成することができる。
すなわち、前記アレイ基板、カラーフィルタ基板各々に配向膜を形成し、ラビングを行う配向処理工程、TFTアレイ基板とカラーフィルタ基板を所定のギャップを保持して高精度で貼り合せる貼り合せ工程、基板よりセルを所定サイズに分断する分断工程、分断されたセルに液晶を注入する注入工程、セルに偏光板を貼り付ける偏光板貼り付け工程からなる一連の工程によりTFTパネルを製造することができる。
本発明のガラス基板の実施例(例1〜13、18〜22)および比較例(例14〜17)を示す。なお表中のかっこは、計算値である。
表1〜4で表示した組成になるように、ガラス基板用の各成分の原料を調合し、該ガラス基板用成分の原料100質量部に対し、硫酸塩をSO3換算で0.1質量部原料に添加し、白金坩堝を用いて1600℃の温度で3時間加熱し溶解した。溶解にあたっては、白金スターラーを挿入し1時間攪拌しガラスの均質化を行った。次いで溶融ガラスを流し出し、冷却後、板状に研削、研磨加工した。
(2)密度:泡を含まない約20gのガラス板をアルキメデス法によって測定した。
また、溶融ガラスの高温(1000〜1600℃)におけるガラス粘度の測定結果から、フルチャーの式の係数を求め、該係数を用いたフルチャーの式により、ガラス内部失透温度(Td)におけるガラス粘度を求めた。
(4)コンパクション(C):前述のコンパクション(C)の測定方法により測定した。
また、例2〜13、19〜22は、T4−Tcが−50〜350℃、またはT4−Tdが−50〜350℃を満たしており、板ガラス成形時の失透が抑えられる。
なお、例1、18についても、各物性値(Tc、Td、T4、T4−Tc、T4−Td、光弾性定数、ヤング率)は本願範囲を満たすものである。また例11〜13のTc、Tdも本願範囲を満たすものである。
例16、17は、コンパクション(C)が15ppm以下であるものの、ガラス転移点温度が580℃未満であり、また50〜350℃における平均熱膨張係数が85×10−7/℃より大きいため、TFTパネルの製造工程での寸法変化が大きく、カラーフィルタとアレイ板の合せ時のパターン合せが困難となり、ガラス基板上の成膜パターニング時の位置ずれが生じ易い。
本出願は、2011年10月31日出願の日本特許出願2011−238869に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
Claims (7)
- 下記酸化物基準のモル百分率表示で、
SiO2を60〜75%、
Al2O3を2.5〜18%、
B2O3を0〜3%、
MgOを1〜11.0%、
CaOを0〜1%、
SrOを0〜1%、
BaOを0〜1%、
ZrO2を0〜1%、
Na2Oを7〜15.5%、
K2Oを0〜3%、
Li2Oを0〜2%含有し、
Na2O+K2Oが7〜14.0%、
Na2O/(Na2O+K2O)が0.77〜1、
MgO+CaO+SrO+BaOが1〜18%、
MgO−0.5Al2O3が0〜10であり、
MgO+0.5Al2O3が1〜20であり、
ガラス転移点温度が580〜720℃、
50〜350℃における平均熱膨張係数が65×10−7〜85×10−7/℃であり、
コンパクション(C)が15ppm以下であり、
ガラス表面失透温度(Tc)が900〜1300℃であり、
ガラス内部失透温度(Td)が900〜1300℃であり、
粘度が104dPa・sとなる温度(T4)が1100〜1350℃であり、
粘度が104dPa・sとなる温度(T4)とガラス表面失透温度(Tc)との関係(T4−Tc)が、−50〜350℃であり、
粘度が104dPa・sとなる温度(T4)とガラス内部失透温度(Td)との関係(T4−Td)が、−50〜350℃である、ガラス基板。 - 下記酸化物基準のモル百分率表示で、
SiO 2 を60〜75%、
Al 2 O 3 を2.5〜18%、
B 2 O 3 を0〜3%、
MgOを1〜10%、
CaOを0〜1%、
SrOを0〜1%、
BaOを0〜1%、
ZrO 2 を0〜1%、
Na 2 Oを7〜15.5%、
K 2 Oを0〜3%、
Li 2 Oを0〜2%含有し、
Na 2 O+K 2 Oが7〜13%、
Na 2 O/(Na 2 O+K 2 O)が0.77〜1、
MgO+CaO+SrO+BaOが1〜18%、
MgO−0.5Al 2 O 3 が0〜10であり、
MgO+0.5Al 2 O 3 が1〜20であり、
ガラス転移点温度が580〜720℃、
50〜350℃における平均熱膨張係数が65×10 −7 〜85×10 −7 /℃であり、
コンパクション(C)が15ppm以下であり、
ガラス表面失透温度(T c )が900〜1300℃であり、
ガラス内部失透温度(T d )が900〜1300℃であり、
粘度が10 4 dPa・sとなる温度(T 4 )が1100〜1350℃であり、
粘度が10 4 dPa・sとなる温度(T 4 )とガラス表面失透温度(T c )との関係(T 4 −T c )が、−50〜350℃であり、
粘度が10 4 dPa・sとなる温度(T 4 )とガラス内部失透温度(T d )との関係(T 4 −T d )が、−50〜350℃である、ガラス基板。 - 光弾性定数が27〜33nm/MPa/cmである、請求項1又は2に記載のガラス基板。
- 粘度が104dPa・sとなる温度(T4)とガラス表面失透温度(Tc)との関係が、T4−Tc≧−20℃である、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のガラス基板。
- 粘度が104dPa・sとなる温度(T4)とガラス内部失透温度(Td)との関係が、T4−Td≧50℃である、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のガラス基板。
- 原料を溶解して得た溶融ガラスをフロート法を用いて板ガラス成形し、請求項4に記載のガラス基板を得る、ガラス基板の製造方法。
- 原料を溶解して得た溶融ガラスをフュージョン法を用いて板ガラス成形し、請求項5に記載のガラス基板を得る、ガラス基板の製造方法。
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JP2011238869 | 2011-10-31 | ||
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