JP5986850B2 - 作業車両の昇降制御装置 - Google Patents

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本発明は、トラクタなどの作業車両の昇降制御装置に関する。
機体に連結される作業機を、指令された位置に昇降させる作業車両の昇降制御装置が知られている。例えば、トラクタは、ポジションレバーの操作に応じて作業機を昇降させるポジション制御、上げ高さボリュームの設定位置で作業機の上昇を規制する上げ規制制御、クイックアップスイッチの操作に応じて作業機を上げ規制位置または対地作業位置まで昇降させるクイックアップ制御、機体の旋回操作に応じて作業機を上げ規制位置まで上昇させる旋回アップ制御、機体の後進操作に応じて作業機を上げ規制位置まで上昇させるバックアップ制御、深さ制御開始時に作業機の下降速度を遅くするダッシング防止制御などを行なう昇降制御装置を備えている(例えば、特許文献1〜4参照)。
実開昭63−95405号公報 特開昭63−148908号公報 特開平8−103104号公報 特開2002−223605号公報
しかしながら、従来の昇降制御装置は、作業機の指令位置と現在位置との差分(偏差)に応じて制御出力(昇降速度)を変化させて速やかに制御動作を完結させる比例制御を行なっているため、指令位置が急激に変化して差分が大きくなる場合には、昇降動作開始時の制御出力が増大して機体に衝撃(ショック)が発生し、その衝撃が作業者に伝わって不快感を与えるという問題があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、機体に昇降可能に連結される作業機と、ポジションレバーの操作位置を検出するポジションセンサのセンサ値を指定された位置とし、該指令された位置に作業機を昇降させる昇降制御装置とを備える作業車両において、前記昇降制御装置は、作業機の昇降指令が発せられると、前記指令された位置に時系列的に近づく制御目標位置を生成する制御目標位置生成手段と、生成された制御目標位置と作業機の現在位置との差分にもとづいて作業機の昇降速度を設定する昇降速度設定手段と、設定された昇降速度による作業機の上昇出力、下降出力または出力停止を行なう昇降出力手段とを備え、前記制御目標位置生成手段は、時系列的に所定の値ずつ加算または減算されて最終的に指令位置となる制御目標位置を生成するものであり、前記加算または減算される値は、指令された位置と作業機の現在位置と制御目標位置との関係にもとづいて大小に変更されることを特徴とする作業車両の昇降制御装置である。
請求項1の発明によれば、指令された位置と作業機の現在位置との差分にもとづいて作業機の昇降速度を設定することなく、指令された位置に時系列的に近づく制御目標位置を生成し、この制御目標位置と作業機の現在位置との差分にもとづいて作業機の昇降速度を設定するので、指令位置が急激に変化して作業機の現在位置との差分が大きくなる状況でも、昇降動作開始時の昇降速度を抑制して衝撃の発生を防止することができる。
しかも制御目標位置は、時系列的に所定の値ずつ加算または減算されて最終的に指令位置となるように生成されるので、昇降動作中の全般に亘って衝撃の発生を防止することができる。
そのうえ、昇降制御中に指令位置が変化し、制御目標位置と作業機の現在位置とにもとづく作業機の動作方向と、制御指令と制御目標位置とにもとづく作業機の動作方向が一致しない状況が発生しても、制御目標値に加算または減算される値を大きくすることにより、制御目標位置を指令位置に高速で追従させて制御遅れを防止できるだけでなく、動作方向が一致しない状況を速やかに解消して作業者に違和感を与えることも防止できる。
トラクタの側面図である。 トラクタの油圧構成を示す油圧回路図である。 トラクタの制御構成を示すブロック図である。 昇降制御の作用を示すタイムチャート図である。 作業機の指令位置と制御目標位置と現在位置との関係を示す説明図である。 ポジション制御のメイン処理を示すフローチャートである。 タイマ割込みを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1はトラクタ(作業車両)の走行機体であって、該走行機体1の後部には、昇降リンク機構2を介してロータリなどの作業機3が連結されている。昇降リンク機構2は、機体後部に設けられるリフトアーム(図示せず)で吊持されており、リフトシリンダ4の油圧伸縮作動に応じたリフトアームの上下回動により、作業機3が昇降するようになっている。
図2に示すように、走行機体1には、リフトシリンダ4の他にも、前輪1aを操舵するパワーステアリングシリンダ5、機体旋回時に旋回内側の後輪1bを制動するオートブレーキ装置6、機体旋回時に前輪1aを倍速で駆動させる倍速装置7、作業機3を左右傾斜させるリフトロッドシリンダ8などの油圧アクチュエータが設けられている。
走行機体1には、走行系の油圧アクチュエータ(パワーステアリングシリンダ5、オートブレーキ装置6および倍速装置7)に圧油を供給する走行系油圧ポンプP1と、作業系の油圧アクチュエータ(リフトシリンダ4およびリフトロッドシリンダ8)に圧油を供給する作業系油圧ポンプP2とが設けられており、走行系油圧ポンプP1の圧油は、それぞれパワーステアリングユニット9、オートブレーキバルブ10、倍速バルブ11を介して走行系の油圧アクチュエータに供給され、作業系油圧ポンプP2の圧油は、それぞれリフトシリンダ用の比例制御弁13、14、リフトロッドバルブ12を介して作業系の油圧アクチュエータに供給される。
リフトシリンダ用の比例制御弁13、14は、上昇比例制御弁13と下降比例制御弁14とに分けられており、上昇比例制御弁13の比例制御にもとづいて作業機3を任意の速度で上昇させたり、下降比例制御弁14の比例制御にもとづいて作業機3を任意の速度で下降させることができるようになっている。
図3に示すように、走行機体1には、マイコンユニットを用いて構成される制御部15(昇降制御装置)が設けられている。制御部15の入力側には、ポジションレバー(作業機昇降操作レバー)の操作位置を検出するポジションセンサ16、作業機3の上げ規制位置を設定する上げ高さボリューム17、作業機3の最上げ操作および最下げ操作を行なうクイックアップスイッチ18、リフトアームの昇降位置を検出するリフトアームセンサ19、バックアップ制御を入り/切りするバックアップ切替スイッチ20、旋回アップ制御を入り/切りする旋回アップ切替スイッチ21、機体の後進または後進操作を検出するバックスイッチ22、前輪1aの切れ角を検出する前輪角検出スイッチ(右)23、前輪角検出スイッチ(左)24などが接続される一方、制御部15の出力側には、警報音を出力するブザー25、作業機上昇制御状態を報知するリフトアップランプ26、バックアップ制御の入り/切り状態を報知するバックアップ切替LED27、旋回アップ制御の入り/切り状態を報知する旋回アップ切替LED28、比例制御弁13、14を比例動作させるリフトアーム比例制御バルブ(上昇)29、リフトアーム比例制御バルブ(下降)30などが接続されている。
すなわち、制御部15は、ハードウェアとソフトウェアの協働により、ポジションレバーの操作に応じて作業機を昇降させるポジション制御、上げ高さボリューム17の設定位置で作業機3の上昇を規制する上げ規制制御、クイックアップスイッチ18の操作に応じて作業機3を上げ規制位置または対地作業位置まで昇降させるクイックアップ制御、機体の旋回操作に応じて作業機3を上げ規制位置まで上昇させる旋回アップ制御、機体の後進操作に応じて作業機3を上げ規制位置まで上昇させるバックアップ制御、深さ制御開始時に作業機3の下降速度を遅くするダッシング防止制御などの昇降制御を行なうように構成されている。
従来では、作業機3を昇降制御するにあたり、作業機3の指令位置(例えば、ポジションセンサ値)と現在位置(例えば、リフトアームセンサ値)との差分に応じて昇降速度を変化(差分が大きいほど高速)させて速やかに制御動作を完結させる比例制御を行なっている。そのため、指令位置が急激に変化して差分が大きくなる場合には、昇降動作開始時の制御出力が増大して機体に衝撃(ショック)が発生し、その衝撃が作業者に伝わって不快感を与えるという問題があった。
そこで、本発明の実施形態に係る制御部15は、ハードウェアとソフトウェアの協働により実現される機能的な構成として、制御目標位置生成手段(本実施形態では図7のタイマ割込みがこれに該当する)、昇降速度設定手段および昇降出力手段(本実施形態では図6のメイン処理がこれらに該当する)を備える。制御目標位置生成手段は、作業機3の昇降指令が発せられると、指令された位置に時系列的に近づく制御目標位置を生成し、昇降速度設定手段は、生成された制御目標位置と作業機3の現在位置との差分にもとづいて作業機3の昇降速度を設定し、昇降出力手段は、設定された昇降速度による作業機3の上昇出力、下降出力または出力停止を行なう。
例えば、図4に示すように、深さ制御による作業中にポジションレバーが上昇操作された場合、指令された位置(ポジションセンサ値:丸付き数字の「1」で示す)に時系列的に近づく制御目標位置(丸付き数字の「2」で示す)を生成し、生成された制御目標位置と作業機3の現在位置(リフトアームセンサ値:丸付き数字の「3」で示す)との差分にもとづいて作業機3の昇降速度を設定し、設定された昇降速度で作業機3を上昇させる。その後、図4では、ポジションレバーの2回の下降操作および上昇操作に応じた作業機3の昇降動作を示しているが、基本的な制御概念は同様であるから、詳細な説明は省略する。
このような昇降制御によれば、指令された位置と作業機3の現在位置との差分にもとづいて作業機3の昇降速度を設定することなく、指令された位置に時系列的に近づく制御目標位置を生成し、この制御目標位置と作業機3の現在位置との差分にもとづいて作業機3の昇降速度を設定するので、指令位置が急激に変化して作業機3の現在位置との差分が大きくなる状況でも、昇降動作開始時の昇降速度を抑制して衝撃の発生を防止することができる。
本実施形態の制御目標位置生成手段は、指令された位置に時系列的に近づく制御目標位置を生成するにあたり、時系列的に所定の値ずつ加算または減算されて最終的に指令位置となる制御目標位置を生成する。このようにすると、作業機3の制御目標位置と現在位置との差分が昇降動作中の全般に亘って円滑に変化するので、昇降動作中の全般に亘って衝撃の発生を防止することが可能になる。
ところで、本実施形態の昇降制御では、昇降制御中に指令位置が変化すると、図5に示す状態(b)、(c)、(e)、(f)、(h)、(i)のように、制御目標位置と作業機3の現在位置とにもとづく作業機3の動作方向と、指令位置と制御目標位置とにもとづく作業機3の動作方向が一致しない状況が発生する可能性がある。このような状況では、制御遅れが発生するおそれがあるだけでなく、作業者に違和感を与える可能性がある。
そこで、本実施形態では、制御目標位置生成手段が制御目標位置に加算または減算する値を、指令された位置と作業機3の現在位置と制御目標位置との関係にもとづいて大小に変更するようにしている。このようにすると、図5に示す状態(b)、(c)、(e)、(f)、(h)、(i)のような状況では、制御目標値に加算または減算される値を大きくすることにより、制御目標位置を指令位置に高速で追従させて制御遅れを防止できるだけでなく、動作方向が一致しない状況を速やかに解消して作業者に違和感を与えることも防止できる。
つぎに、本発明の実施形態に係る昇降制御の具体的な処理手順について、図6および図7を参照して説明する。なお、図6および図7においては、作業機3の指令位置を「作業機位置設定」、制御目標位置を「リフトアーム目標値」、現在位置を「リフトアームセンサ値」として説明する。また、図6および図7は、ポジション制御について示している、ポジション制御以外の昇降制御でも本発明が適用可能であることは勿論である。
図6に示すように、メイン処理では、まず、後述するタイマ割込みで生成したリフトアーム目標値(割込み)を取得し、これをメイン処理の変数であるリフトアーム目標値(メイン)にセットする(S11)。つづいて、リフトアーム目標値(メイン)とリフトアームセンサ値との差分を演算し、これをメイン処理の変数であるメイン目標差分にセットする(S12)。つぎに、メイン目標差分が「0」よりも大きいか否かを判断するとともに(S13)、メイン目標差分が不感帯外(>不感値)でありか否かを判断する(S14、S15)。そして、メイン目標差分が「0」よりも大きく、かつ、不感帯外であると判断した場合は、メイン目標差分に応じて上昇速度の上昇出力を行ない(S16)、メイン目標差分が「0」以下で、かつ、不感帯外であると判断した場合は、メイン目標差分に応じて下降速度の下降出力を行ない(S17)、メイン目標差分が不感帯内であると判断した場合は、昇降動作を停止すべく出力停止を行なう(S18)。
図7に示すように、タイマ割込みでは、まず、ポジションセンサ値をリフトアーム位置に変換し、作業機位置設定にセットする(S21)。つぎに、初回(電源投入直後)であるか否かを判断し(S22)、この判断結果がYESの場合は、作業機位置設定の値をリフトアーム目標値(割込み)にセットして暫定的なスタート位置設定を行なうとともに(S23)、処理速度設定を行なう(S24)。この処理速度設定では、ポジションレバー最上げ位置とポジションレバー最下げ位置との差分にもとづいてポジション範囲を特定するとともに、ポジション範囲を低速到達時間(低速制御時のフルストローク昇降動作時間)および割込み間隔時間で割って低速加減データを求め、また、ポジション範囲を高速到達時間(高速制御時のフルストローク昇降動作時間)および割込み間隔時間で割って高速加減データを求める。
つぎに、リフトアーム目標値の追従処理を行なう。この処理では、まず、作業機位置設定とリフトアーム目標値(割込み)の差分を求め、これを目標差分にセットする(S25)。つぎに、目標差分が不一致(「0」以外)であるか否かを判断し(S26)、この判断結果がNOである場合は上位ルーチンに復帰し、YESである場合は目標差分が「0」よりも大きいか否かを判断する(S27)。
ステップS27の判断結果がYESの場合は、リフトアーム目標値から作業機位置設定への方向と、リフトアームセンサ位置からリフトアーム目標値への方向が一致しているか否かを判断する(S28)。具体的には、作業機位置設定よりもリフトアームセンサ位置が大きい場合や、リフトアームセンサ位置が次回のリフトアーム目標値(リフトアーム目標値+高速加減データ)以上である場合がこれに該当し、YESと判断される。この判断結果がYESの場合は、加減データに高速加減データをセットし(S29)、NOの場合は、加減データに低速加減データをセットする(S30)。その後、目標差分が加減データ以下であるか否かを判断し(S31)、この判断結果がYESの場合は、作業機位置設定の値をリフトアーム目標値(割込み)にセットし(S32)、NOの場合は、リフトアーム目標値(割込み)に加減データを加算する(S33)。
一方、ステップS27の判断結果がNOの場合も、リフトアーム目標値から作業機位置設定への方向と、リフトアームセンサ位置からリフトアーム目標値への方向が一致しているか否かを判断する(S34)。具体的には、作業機位置設定よりもリフトアームセンサ位置が小さい場合や、リフトアームセンサ位置が次回のリフトアーム目標値(リフトアーム目標値−高速加減データ)以下である場合がこれに該当し、YESと判断される。この判断結果がYESの場合は、加減データに高速加減データをセットし(S35)、NOの場合は、加減データに低速加減データをセットする(S36)。その後、目標差分が−加減データ以上であるか否かを判断し(S37)、この判断結果がYESの場合は、作業機位置設定の値をリフトアーム目標値(割込み)にセットし(S38)、NOの場合は、リフトアーム目標値(割込み)から加減データを減算する(S39)。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、機体に昇降可能に連結される作業機3と、指令された位置に作業機3を昇降させる制御部15(昇降制御装置)とを備えるトラクタ(作業車両)において、制御部15は、作業機3の昇降指令が発せられると、指令された位置に時系列的に近づく制御目標位置を生成する制御目標位置生成手段と、生成された制御目標位置と作業機3の現在位置との差分にもとづいて作業機3の昇降速度を設定する昇降速度設定手段と、設定された昇降速度による作業機3の上昇出力、下降出力または出力停止を行なう昇降出力手段とを備えるので、指令位置が急激に変化して作業機3の現在位置との差分が大きくなる状況でも、昇降動作開始時の昇降速度を抑制して衝撃の発生を防止することができる。
また、前記制御目標位置生成手段は、時系列的に所定の値ずつ加算または減算されて最終的に指令位置となる制御目標位置を生成するので、昇降動作中の全般に亘って衝撃の発生を防止することができる。
また、前記加算または減算される値は、指令された位置と作業機3の現在位置と制御目標位置との関係にもとづいて大小に変更されるので、昇降制御中に指令位置が変化し、制御目標位置と作業機3の現在位置とにもとづく作業機3の動作方向と、制御指令と制御目標位置とにもとづく作業機3の動作方向が一致しない状況が発生しても、制御目標値に加算または減算される値を大きくすることにより、制御目標位置を指令位置に高速で追従させて制御遅れを防止できるだけでなく、動作方向が一致しない状況を速やかに解消して作業者に違和感を与えることも防止できる。
1 走行機体
3 作業機
4 リフトシリンダ
13 上昇比例制御弁
14 下降比例制御弁
15 制御部
16 ポジションセンサ
19 リフトアームセンサ

Claims (1)

  1. 機体に昇降可能に連結される作業機と、ポジションレバーの操作位置を検出するポジションセンサのセンサ値を指定された位置とし、該指令された位置に作業機を昇降させる昇降制御装置とを備える作業車両において、
    前記昇降制御装置は、
    作業機の昇降指令が発せられると、前記指令された位置に時系列的に近づく制御目標位置を生成する制御目標位置生成手段と、
    生成された制御目標位置と作業機の現在位置との差分にもとづいて作業機の昇降速度を設定する昇降速度設定手段と、
    設定された昇降速度による作業機の上昇出力、下降出力または出力停止を行なう昇降出力手段とを備え、
    前記制御目標位置生成手段は、時系列的に所定の値ずつ加算または減算されて最終的に指令位置となる制御目標位置を生成するものであり、
    前記加算または減算される値は、指令された位置と作業機の現在位置と制御目標位置との関係にもとづいて大小に変更されることを特徴とする作業車両の昇降制御装置。

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