JP5986676B2 - アルミ電線接続端子ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、アルミニウム電線のアルミ芯線端部に取り付けられ、他の電線と接続するためのアルミ電線接続端子及びその端子台を含む接続端子ユニットに関し、特に、アルミニウム電線から成るコイルを用いたコイル装置におけるコイルの引出線を他の電線としてのリード線等と接続するためのアルミ電線接続端子ユニットに関する。
民生用の電子機器の高調波対策等に用いられるリアクトルは、コイルボビンにコイルを巻回し、かつコイルボビンにコアを組込むとともに、コイルの引出線を端子板に組み付けられた接続端子に接続する一方、この接続端子に他の電線としてのリード線等を接続するなどして構成されている。この場合、従来、上記接続端子と、例えば、紙製の端子板が接続端子ユニットとして用いられている。紙製の端子板はコイルの外表面に取付けられ、コイルの引出線をその端子板に組み付けられた金属製の接続端子の所定の位置まで引き回わし、かつ所定のリード線と接続している。即ち、接続端子の所定の位置には引出線を案内して保持する、例えば、筒状の保持部が形成され、この保持部に引出線が圧着等により保持されると共に、接続端子の他の所定の位置にリード線がからめられることにより両者が接続される。引出線を保持する保持部には、例えば、接続端子の下方両側部に切込みを入れ、その両側部を外側に向かってほぼ弧状に折曲することによって形成される。
最近では、コストダウンを図るためにコイルを形成する電線(マグネットワイヤ)の芯線には、銅よりもアルミニウムが用いられることも多い。芯線がアルミニウムのマグネットワイヤ(アルミニウム電線)では、接続端子等との圧着のみでは電気的接続が困難となるため、接続端子等との圧着部分を、更に半田槽に浸漬させて半田付けするのが一般的である。
かかる従来例の他の一例として、例えば、特許文献1には、コネクタ部と、上下方向に離間してコネクタ部に平行に配置されたアルミニウム電線の接続部と、コネクタ部及び電線接続部の基端において上下方向に延びてコネクタ部と電線接続部とを連結する連結部と、電線接続部を貫通する保持孔とを有し、電線接続部における、コネクタ部と反対側の面にアルミニウム電線を保持するかしめ片を有し、コネクタ部側の面にフラックスが塗布されるアルミニウム電線接続用の端子ユニットが提案されている。
特許第4580445号公報
しかしながら従来のアルミ電線接続端子ユニットでは、コイル装置として組み立てアルミニウム電線及びアルミ芯線端部を取り回して電線接続部に接続する配線取り回しが困難であり、組み立て作業も面倒で、たとえ電線接続部に上記のアルミ電線保持用のかしめ片を有していても、配線の取り回しが不安定となり保持状態にバラツキが生じるため半田付の精度にもムラが生じてしまう。このため修正のために半田付を複数回行うことも必要となる等、工数の増加を招いており、他に、例えば、電蝕防止のためのコーティング作業も、特別な治具を必要とする等、煩雑にならざるを得なかった。
また、半田付時に上記のフラックスが蒸発して生じるフラックスガスの抜けが不十分であると半田付後に微小な気孔を内包してしまうことで電気的な信頼性に問題を生じる虞がある。
このように、アルミニウム電線及びアルミ芯線端部を取り回して電線接続部に接続する配線取り回しを容易にし、組み立て作業がより簡単でその工数も削減可能なアルミ電線の接続端子やそのユニットの開発が望まれている。
本発明の目的は、アルミニウム電線及びアルミ芯線端部を取り回して電線接続部に接続する配線取り回しが容易であり、アルミニウム電線と他電線との接続作業が簡単でその工数も削減可能なアルミ電線の接続端子ユニットを提供することにある。
本発明者は、アルミ電線の接続端子の形状又は構造と端子を固定する端子板や端子台の形状又は構造を種々検討した結果、アルミニウム電線等の配線取り回しが容易であり、アルミニウム電線と他電線との接続作業が簡単でその工数も削減可能なアルミ電線の接続端子ユニットの構成を見出した。
即ち、上記目的を達成するため、本発明の様相は、アルミニウム電線のアルミ芯線端部に取り付けられ、他の電線と接続するためのアルミ電線接続ユニットであって、アルミ電線接続端子を有し、アルミ電線接続端子は、他の電線が接続される他電線接続部と、端子底部から上方に向って折り曲げられて形成され前記アルミ芯線端部が圧着されて保持されると共に該保持された状態で半田接合されることにより接続されるアルミ芯線接続部と、前記端子底部に幅方向から略90度下方に折り曲げられて形成されたガイド部を有し、前記アルミニウム電線は前記アルミ電線接続端子のガイド部にガイドされることにより前記アルミ芯線端部を上方向に伸長させた状態で、該アルミ芯線端部が前記アルミ芯線接続部に接続されるように構成されていることを特徴としている。かかる構成によれば、アルミニウム電線及びアルミ芯線端部を取り回して電線接続部に接続する配線取り回しが容易である。また、アルミニウム電線と他電線との接続作業が簡単でその工数も削減可能である。更に、アルミニウム電線のアルミ芯線端部の接続端子への半田付け接続の信頼性が向上する。また、前記アルミ電線接続端子にガイド部が一体形成されているので、アルミニウム電線及びアルミ芯線端部を取り回してアルミ電線接続端子に接続する配線取り回しが一層容易となる。更に、前記アルミ電線接続端子の前記アルミ芯線接続部は、前記アルミ芯線端部を上方向に伸長させた状態で圧着して保持するように構成されているので、半田付後に半田に含まれていたフラックスガスの抜けが良くなるという効果が得られる。その結果、アルミニウム電線のアルミ芯線端部の接続端子への半田付け接続の信頼性が向上する上に、半田の修正のための再半田付の工程など余計な工数を削減することも可能となる。
端子底部に形成される前記ガイド部は、幅方向両端部から下方に折り曲げられて形成された一対のガイド部であってもよい。かかる構成によれば、アルミニウム電線を両側の2つのガイド部でガイドすることで正確に位置決めをして接続をすることが可能となり、アルミニウム電線及びアルミ芯線端部を取り回してアルミ電線接続端子に接続する配線取り回しが一層容易となる。
アルミ電線接続端子が固定される端子台を有し、前記端子台は下方に突出したガイド部を有し、前記アルミニウム電線は前記端子台のガイド部にガイドされることにより接続されていてもよい。かかる構成によれば、アルミニウム電線及びアルミ芯線端部を取り回して電線接続部に接続する配線取り回しが一層容易となる。
尚、アルミ電線接続端子のアルミ芯線接続部は3つ爪を有する形状に形成され、該アルミニウム電線のアルミ芯線端部は、該3つ爪により圧着されて保持されるようにしても良い。かかる構成によれば、半田をアルミ芯線端部の周面部分に回り込ませることができ、半田付けの信頼性及び電気接続の信頼性を向上させることができる。
また、前記アルミ電線接続端子に電蝕防止のコーティングが施されているようにしても良い。かかる構成によれば、アルミ電線接続端子の電蝕を防止でき、他電線との電気的な接続信頼性が向上する。
本発明の他の様相は、前記アルミ電線接続ユニットを当該アルミ電線接続ユニットの前記端子台を介してコイル装置に固定したことを特徴としている。かかる構成によれば、コイル装置のアルミニウム電線及びアルミ芯線端部を取り回して電線接続部に接続する配線取り回しが容易である。また、アルミ電線接続端子ユニットをコイル装置に簡単に取り付けることができる上に、従来コイル装置の製作に必要であった種々の治具や工程を省略できるので、コイル装置製作の作業性が著しく向上すると共に、コストの削減も可能となる。
本発明によれば、アルミニウム電線及びアルミ芯線端部を取り回して電線接続部に接続する配線取り回しが容易であり、アルミニウム電線と他電線との接続作業が簡単でその工数も削減可能なアルミ電線の接続端子ユニットを提供することができる。また、当該アルミ電線の接続端子ユニットをコイル装置に適用することで、従来コイル装置の製作に必要であった種々の治具や工程を省略できるので、コイル装置製作の作業性が著しく向上すると共に、コストの削減も可能となる。
(A),(B),(C),(D)は、本発明の実施形態が適用されたアルミ電線接続端子を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。 (A)は、図1のアルミ電線接続端子2個を1個の端子台に組み付ける前の端子ユニットをそれぞれ角度を変えて示した斜視図、(B)は、(A)のアルミ電線接続端子2個を1個の端子台に組み付けた状態の端子ユニットをそれぞれ角度を変えて示した斜視図である。 (A)は、図2の端子ユニットを更にリアクトルの固定板に取り付けた状態を背面側から見た斜視図、(B)は、その前面側から見た斜視図である。 (A)は、図3の固定板に取り付けた端子ユニットがリアクトルに取り付けられた状態を正面側から見た斜視図、(B)は、その側面図である。 (A),(B),(C),(D)は、図4の端子ユニットがリアクトルに取り付けられた状態を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。 (A),(B),(C),(D)は、図2の端子ユニットに取り付けられる端子カバーを示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。 (A)は、図6の端子カバーを図2の端子ユニットに取り付ける方法を説明するために両者を前面側から見た斜視図、(B)は、その両者を背面側から見た斜視図である。 (A),(B),(C),(D)は、図5のリアクトルに取り付けた端子ユニットに、更に端子カバーを取り付けた状態を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。 (A),(B),(C),(D)は、本発明の他の実施形態が適用されたアルミ電線接続端子を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。 (A),(B),(C),(D)は、図9の本発明の他の実施形態が適用されたアルミ電線接続端子が組み付けられる端子台を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。 (A),(B),(C),(D)は、図9の接続端子を図10の端子台に組み付けた本発明の他の実施形態に係るアルミ電線接続端子ユニットをリアクトルに取り付けた状態を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。
本発明の実施形態に係るアルミ電線接続端子ユニットについて図面を参照して詳細に説明する。図1(A),(B),(C),(D)は、本発明の実施形態が適用されたアルミ電線接続端子を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。
図1に示すアルミ電線接続端子10は、アルミニウム電線(図4、図5、図8参照)のアルミ芯線端部E(図4、図5、図8参照)に取り付けられ、他の電線(図示せず)と接続するためのアルミ電線接続端子であって、アルミ芯線端部Eが圧着されて保持されると共に該保持された状態で半田接合されることにより接続されるアルミ芯線接続部11と、アルミ芯線接続部11と一体形成されており、他の電線が接続される他電線接続部12とを備え、全体が金属製の板材を打ち抜き折り曲げ加工等することにより形成されている。本実施形態では、例えば錫メッキされた黄銅でなる板材を所定形状に打ち抜いて折り曲げる板金加工により一体成形することで作製されている。
アルミ芯線接続部11は、その金属製の板材の下端側を2箇所切り欠き、これら2つの切り欠き部分を爪相互間の間隔とする3つ爪形状に形成されている。そして、アルミ芯線接続部11は、図1(C),(D)に示すように、上下方向に伸びる端子本体10Aからラウンド部10Bを介して略90度折り曲げられた端子底部10Cが形成され、その端子底部10Cから上方に向って略90度折り曲げられて形成されている。アルミ芯線接続部11は、その3つ爪11A、11B、11Cを図1(B)でいう用紙の手前側[図1(C)でいう用紙の左側]に折り曲げて形成し、アルミ芯線端部Eの周面をこの3つ爪11A、11B、11Cで保持したときに、その周面の一部を上記爪相互間の間隔において露出させる構成となっている。3つ爪11A、11B、11Cが折り曲げられてアルミ芯線接続部11の前面部と共にアルミ芯線端部Eの周面を覆い、且つ脱落しない程度に圧着するようになっている。尚、端子本体10Aの上端側、即ち、他電線接続部12側には、左右の(側方に張り出した)上部爪10UL、10URが形成されており、これら上部爪10UL、10URはアルミ電線接続端子10を後述する端子台60に固定する際に用いられる。また、端子本体10Aの下端側、即ち、端子底部10C側は、幅狭に形成されており、左右のそれぞれ後方に略90度折り曲げられた下部爪10LL、10LRが形成されており、これら下部爪10LL、10LRも、後述するように、端子台60に組み付けた時に外側に位置することになる一方の下部爪10LL又は10LRのみが折り曲げられた状態から端子本体10Aと水平に戻されることで、アルミ電線接続端子10を端子台60に固定するために用いられる。
ここで、アルミ電線接続端子10は、端子底部10Cのアルミ芯線接続部11近傍部には、ラウンド部15Bを介して略90度折り曲げられて形成されたガイド部15L、15Rを有している。このガイド部15L、15Rは、図4、図5、図8に示すように、アルミニウム電線のアルミ芯線端部Eを案内して正しく位置決めした状態で、3つ爪11A、11B、11Cに保持させて配線するために用いられる。即ち、アルミ芯線端部Eは正しく上下方向に伸長するように位置決めした状態で3つ爪11A、11B、11Cをかしめて保持することが、半田をアルミ芯線端部Eの周面に回り込ませて電気的接続の信頼性を高めるためにも必要であり、このため本実施形態では、ガイド部15L、15Rは、上述したように、端子底部10Cのアルミ芯線接続部11近傍部に形成されている。
上述したように、本実施形態のアルミ電線接続端子ユニットは、図1に示したアルミ電線接続端子10と端子台60とにより構成される。そこで、以下に端子台60の構成と、アルミ電線接続端子10を端子台60に組み付けて固定する方法について説明する。
図2(A)は、図1のアルミ電線接続端子2個を1個の端子台に組み付ける前の端子ユニットをそれぞれ角度を変えて示した斜視図、(B)は、(A)のアルミ電線接続端子2個を1個の端子台に組み付けた状態の端子ユニットをそれぞれ角度を変えて示した斜視図である。
まず、端子台60の構成について説明する。端子台60は、図2(A)、(B)に示すように、矩形の板状の端子台本体60Aと、端子台本体60Aと同じ幅で略直交するように前側に張り出した端子台底部60Bと、端子台本体60Aの上部に左右に張り出すように設けられた2つの接続端子装着部60L,60Rとから構成されている。端子台底部60Bと端子台本体60Aとの境界領域(屈曲部)中央には、2つの補強用のリブ60Dが設けられている。
接続端子装着部60L,60Rは、それぞれアルミ電線接続端子10の端子本体10Aを上側から差し込んでスライドさせて装着するように、端子本体10Aの幅より僅かに間隔が広い2本のレール状に形成されている。そして、アルミ電線接続端子10の端子本体10Aを上側から差し込んでスライドさせると、アルミ電線接続端子10の端子本体10Aから左右側方に張り出した上部爪10UL、10URがレール上端面に当接してストッパとなり、この時、下部爪10LL、10LRは、レール下端面から下側に位置した状態となり、このように端子台60に装着した(組み付けた)時に外側に位置することになる一方の下部爪10LL又は10LRのみが、図2(B)にWで示すように、折り曲げられた状態から端子本体10Aと水平に戻されることで、アルミ電線接続端子10を端子台60に固定することができる。このように、端子台60にはめ込んだ後、各アルミ電線接続端子10の外側の下部爪10LL又は10LRのみを折り曲げられた状態から端子本体10Aと水平に戻すだけで各アルミ電線接続端子10を端子台60に固定できるので、組み付け作業が大変容易である。
ここで、端子台60は、接続端子装着部60L,60Rそれぞれの外側のレールと略同じ幅で下方に突出したガイド部62L、62Rを有している。このガイド部62L、62Rは、図5、図6、図8に示すように、アルミ電線接続端子10のガイド部15L、15Rと共に、アルミ芯線端部Eを案内して正しく位置決めした状態で配線するために用いられる。即ち、アルミ芯線端部Eは、このガイド部62L、62Rとそれぞれに対応する端子台本体60Aの側面部により正しく位置決めされた状態で端子台本体60Aの背面側から前面側に折り返され、更に、アルミ電線接続端子10のガイド部15L、15Rにより正確に上方に伸長するように案内されて3つ爪11A、11B、11Cをかしめて保持される。このように、本実施形態では、アルミ芯線端部Eは、端子台60のガイド部62L、62Rとアルミ電線接続端子10のガイド部15L、15Rにより案内されるので、簡単且つ精度よく位置決めすることができ、その結果、3つ爪11A、11B、11Cをかしめて保持するのも容易になる。
尚、接続端子装着部60L,60Rには、それぞれレール間隔内の中央にレール高さより半分以上低い規制リブKが設けられており、この規制リブKに端子本体10Aの背面側が当接することにより、アルミ電線接続端子10は、端子台本体60Aの正面から所定の間隔だけ離間した状態に保持される。このようにして、2個のアルミ電線接続端子10が1個の端子台60に装着される(組み付けられる)ことにより、図2(B)に示すようなアルミ電線接続端子ユニットが構成される。
上述したように、本実施形態のアルミ電線接続端子ユニットは、リアクトル等のコイル装置に取り付けられて用いられる。そこで、以下に、アルミ電線接続端子ユニットをコイル装置の一例としてのリアクトルに取り付ける方法について説明する。
図3(A)は、図2のアルミ電線接続端子ユニットを更にリアクトルの固定板に取り付けた状態を背面側から見た斜視図、(B)は、その前面側から見た斜視図である。図4(A)は、図3の固定板に取り付けた端子ユニットがリアクトルに取り付けられた状態を正面側から見た斜視図、(B)は、その側面図である。図5(A),(B),(C),(D)は、図4の端子ユニットがリアクトルに取り付けられた状態を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。
アルミ電線接続端子ユニットは、図3(A)、(B)に示すように、リアクトル100の固定板102に設けられた凸状部102Aに端子台底部60Bを位置決めし固定具102fにより固定されて取り付けられる。尚、固定板102には、リアクトル内のコイル(図示せず)からの放熱性を確保するための切欠き部102Bや、リアクトルを固定対象物に固定するためのネジ穴102Cが形成されている。
このようにして、アルミ電線接続端子ユニットがリアクトル100の固定板102に設けられた凸状部102Aに固定されて取り付けられ、一方、図4(A)、(B)に示すように、固定板102の本体部にはリアクトル本体100Hが取り付けられることで、図5(A),(B),(C),(D)に示すようなリアクトル100の構成が完成する。図5に示すリアクトル100は、例えば、エアコンの室外機等の回路内に設置され、高調波対策等に用いられる。
尚、アルミニウム電線から成るコイル(図示せず)の巻始め、巻終わりの各引出線30a,30bが被覆を除去された状態で、上述したように、各アルミ芯線端部Eとして各アルミ電線接続端子10に半田付け接続されている。また、図示はしないが、各アルミ電線接続端子10の他電線接続部12には、例えば、上述したエアコンの室外機等の回路内の他の電子部品(インバータ等)と接続するためのリード線等が接続される。
以上のように、2個のアルミ電線接続端子10が1個の端子台60に装着される(組み付けられる)ことにより、図2(B)に示すようなアルミ電線接続端子ユニットが構成され、このアルミ電線接続端子ユニットを用いてアルミニウム電線の各アルミ芯線端部Eが各アルミ電線接続端子10にそれぞれ接続される。尚、アルミニウム電線の各アルミ芯線端部Eの絶縁被覆は予め除去されている。
このようにアルミニウム電線の各アルミ芯線端部Eが各アルミ電線接続端子10に接続された状態、即ち、上述したように、アルミ芯線端部Eがガイド部62L、62Rとそれぞれに対応する端子台本体60Aの側面部により正しく位置決めされた状態で端子台本体60Aの背面側から前面側に折り返され、更に、アルミ電線接続端子10のガイド部15L、15Rにより正確に上方に伸長するように案内されて3つ爪11A、11B、11Cをかしめて保持された状態で、半田槽に浸漬されて半田付される。この時、本実施形態では、アルミ芯線端部Eは端子台60のガイド部62L、62Rとアルミ電線接続端子10のガイド部15L、15Rにより精度よく位置決めされて3つ爪11A、11B、11Cによりかしめられ保持されているので、半田もアルミ芯線端部Eの該当部分に効率よく回り込んで流れ込み半田付の信頼性が著しく向上している。また、アルミ電線接続端子ユニットが固定板102に固定されて取り付けられ、固定板102の本体部にはリアクトル本体100Hが取り付けられた態様において、アルミ芯線接続部11、ひいては半田付けされたアルミ芯線端部Eが直立しているので、半田に含まれていたフラックスの蒸発により生じるガスの抜けが大変良いという作用効果が得られる。
以上のように、本実施形態では、アルミ芯線端部Eは、端子台60のガイド部62L、62Rとアルミ電線接続端子10のガイド部15L、15Rにより案内されるので、簡単且つ精度よくアルミ芯線接続部11のかしめ位置に位置決めすることができる。また、端子ユニットを組み立て、アルミ芯線端部Eをアルミ芯線接続部11に接続し、この端子ユニットとリアクトル本体を固定板102に取り付けるだけでリアクトルを組み立てることができるので、従来必要とされた種々の治具が不要となり、工数が減少して作業性が大幅に向上する。
また、アルミ芯線接続部11を上方に折り曲げて形成したので、図示はしないがアルミ芯線端部Eが水平に配置される場合に比べて、半田付け時に発生するフラックスガスの抜けが良いという効果も得られる。
以上のように、本実施形態によれば、銅線よりも廉価のアルミニウム電線を巻回して構成したコイルを用いているだけでなく、リアクトル100の組み立て工数及びコストを大幅に節減できる上に、アルミ電線接続端子10とアルミ芯線端部Eとの高い接続信頼性が得られる。
さて、本実施形態に係るアルミ電線接続ユニットの構成及び作用効果は以上のとおりであるが、ここで本実施形態の変形例として、更に、端子カバーを有するアルミ電線接続ユニットの構成について、図6乃至図8を参照して説明する。この変形例の端子カバー以外の構成は、上述したアルミ電線接続ユニットの構成と同様なので、同様の参照符号を付して、その説明は省略する。
図6(A),(B),(C),(D)は、図2の端子ユニットに取り付けられる端子カバーを示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。図7(A)は、図6の端子カバーを図2の端子ユニットに取り付ける方法を説明するために両者を前面側から見た斜視図、(B)は、その両者を背面側から見た斜視図である。
図6及び図7に示すように、端子カバー80は、端子台60の接続端子装着部60L,60Rに対応するように2つの蓋状部80L,80Rとこれら蓋状部80Lと80Rとを連結する連結部80Cとから主として構成されている。2つの蓋状部80L,80Rは、端子カバー80が装着された時に、端子台60の接続端子装着部60L,60Rにそれぞれ装着された各アルミ電線接続端子10のアルミ芯線接続部11を上方からキャップするように形成されており、アルミ芯線接続部11と、それにかしめ及び半田接続されたアルミ芯線端部Eとを保護して電気的・機械的な信頼性を高めると共に、リアクトル100の他の製造工程において樹脂などがアルミ芯線接続部11とアルミ芯線端部Eに付着してしまうのを防ぐ機能をも有している。また、連結部80Cは、2つの蓋状部80L,80Rからそれぞれ一体的に伸長する把持爪部80CL,80CRを備えており、端子台60に装着された時に、この把持爪部80CL,80CRにより端子台本体60Aの背面を把持するようにして装着される。
図8(A),(B),(C),(D)は、図5のリアクトルに取り付けた端子ユニットに、更に端子カバーを取り付けた状態を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。
図8に示すように、端子カバー80は、端子台60に装着された時に、端子台60の接続端子装着部60L,60Rにそれぞれ装着された各アルミ電線接続端子10のアルミ芯線接続部11を上方からキャップすると共に、連結部80Cの把持爪部80CL,80CRが端子台本体60Aの背面を把持するようにして装着される。この時、各アルミ電線接続端子10の他電線接続部12と上部爪10UL、10URは、連結部80Cの上方に露出する構成となっている。これにより、他電線接続部12へ、上述したように、エアコンの室外機等の回路内の他の電子部品(インバータ等)と接続するためのリード線等が接続されるのを妨げない構成となっている。
次に、本発明の他の実施形態に係るアルミ電線接続ユニットについて、図9乃至図11を参照して説明する。
図9(A),(B),(C),(D)は、本発明の他の実施形態が適用されたアルミ電線接続端子を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。図10(A),(B),(C),(D)は、図9の本発明の他の実施形態が適用されたアルミ電線接続端子が組み付けられる端子台を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。図11(A),(B),(C),(D)は、図9の接続端子を図10の端子台に組み付けた本発明の他の実施形態に係るアルミ電線接続端子ユニットをリアクトルに取り付けた状態を示す平面図、正面図、右側面図、及び斜視図である。
図9に示すアルミ電線接続端子110は、アルミニウム電線(図11参照)のアルミ芯線端部E(図11参照)に取り付けられ、他の電線(図示せず)と接続するためのアルミ電線接続端子であって、アルミ芯線端部Eが圧着されて保持されると共に該保持された状態で半田接合されることにより接続されるアルミ芯線接続部111と、アルミ芯線接続部111と一体形成されており、他の電線が接続される他電線接続部112とを備え、全体が金属製の板材を打ち抜き折り曲げ加工等することにより形成されている。本実施形態では、例えば錫メッキされた黄銅でなる板材を所定形状に打ち抜いて折り曲げる板金加工により一体成形することに作製されている。
アルミ芯線接続部111は、その金属製の板材の下端側を2箇所切り欠き、これら2つの切り欠き部分を爪相互間の間隔とする3つ爪形状に形成されているのは上述したアルミ電線接続端子10と同様である。そして、アルミ電線接続端子110は、図9(C),(D)に示すように、上下方向に伸びる端子本体110Aからラウンド部110Bを介して略90度折り曲げられた端子底部110Cが形成され、その端子底部110Cから上方に向って略90度折り曲げられてアルミ芯線接続部111が形成されている。アルミ芯線接続部111は、その3つ爪111A、111B、111Cを図9(B)でいう用紙の手前側[図9(C)でいう用紙の左側]に折り曲げて形成し、アルミ芯線端部Eの周面をこの3つ爪111A、111B、111Cで保持したときに該周面の一部を上記爪相互間の間隔において露出させる構成となっているのも上述したアルミ電線接続端子10と同様である。
尚、端子本体110Aは、上述したアルミ電線接続端子10のそれよりも、やや細長く形成され、その上端側、即ち、他電線接続部112側には、左右の(側方に張り出した)2段構成の上部爪110UL、110URが形成されており、これら上部爪110UL、110URはアルミ電線接続端子110を後述する端子台160に固定する際に用いられる。また、端子本体110Aの中央より上端側には、左右のそれぞれ後方に略90度折り曲げられた爪110L、110Rが形成されており、これら爪110L、110Rも、後述するように、端子台160に組み付けた時に外側に位置することになる一方の爪110L又は110Rのみが折り曲げられた状態から端子本体110Aと水平に戻されることで、アルミ電線接続端子110を端子台160に固定するために用いられる。
ここで、アルミ電線接続端子110は、端子底部110Cのアルミ芯線接続部111近傍部には、ラウンド部115Bを介して略90度折り曲げられて形成されたガイド部115L、115Rを有している。このガイド部115L、115Rは、図11に示すように、アルミニウム電線のアルミ芯線端部Eを案内して正しく位置決めした状態で、3つ爪111A、111B、111Cに保持させて配線するために用いられる。即ち、アルミ芯線端部Eは正しく上下方向に伸長するように位置決めした状態で3つ爪111A、111B、111Cをかしめて保持することが、半田をアルミ芯線端部Eの周面に回り込ませて電気的接続の信頼性を高めるためにも必要であり、このため本実施形態では、ガイド部115L、115Rは、上述したように、端子底部110Cのアルミ芯線接続部111近傍部に形成されている。
この他の実施形態のアルミ電線接続端子ユニットも、図9に示したアルミ電線接続端子110と端子台160とにより構成される。そこで、以下に端子台160の構成と、アルミ電線接続端子110を端子台160に組み付けて固定する方法について説明する。
まず、端子台160の構成について説明する。端子台160は、図10(A)、(B)に示すように、矩形の板状の端子台本体160Aと、端子台本体160Aと略同じ幅で略直交するように前側に張り出した端子台底部160Bと、端子台本体160Aの上部に左右且つ前方に張り出すように一体的に設けられた2つの接続端子装着部160L,160Rとから構成されている。
接続端子装着部160L,160Rは、それぞれアルミ電線接続端子110の端子本体110Aを上側から差し込んで装着するように、2つの貫通孔として形成されている。そして、アルミ電線接続端子110の端子本体110Aから左右側方に張り出した上部爪110UL、110URが規制面R1に当接してストッパとなり、この時、爪110L、110Rは、接続端子装着部160L,160Rから下側に位置した状態となり、このように端子台160に装着した(組み付けた)時に外側に位置することになる一方の爪110L又は110Rのみが折り曲げられた状態から端子本体110Aと水平に戻されることで、アルミ電線接続端子110を端子台160に固定することができるので、組み付け作業が大変容易である。
ここで、端子台160は、接続端子装着部160L,160Rそれぞれの外側で下方に突出したガイド部162L、162Rを有している。このガイド部162L、162Rは、図11に示すように、アルミ電線接続端子110のガイド部115L、115Rと共に、アルミ芯線端部Eを案内して正しく位置決めした状態で配線するために用いられる。即ち、アルミ芯線端部Eは、このガイド部162L、162Rとそれぞれに対応する端子台本体160Aの側面部により正しく位置決めされた状態で端子台本体160Aの背面側から前面側に折り返され、更に、アルミ電線接続端子110のガイド部115L、115Rにより正確に上方に伸長するように案内されて3つ爪111A、111B、111Cをかしめて保持される。このように、本実施形態では、アルミ芯線端部Eは、端子台160のガイド部162L、162Rとアルミ電線接続端子110のガイド部115L、115Rにより案内されるので、簡単且つ精度よく位置決めすることができ、その結果、3つ爪111A、111B、111Cをかしめて保持するのも容易になる。
尚、接続端子装着部160L,160R内には、それぞれ中央に規制リブKが設けられており、この規制リブKに図11(D)に示すように他電線接続部112の端面が当接することにより、アルミ電線接続端子110は、端子台本体160Aの正面から所定の間隔だけ離間した状態に保持される。このようにして、2個のアルミ電線接続端子110が1個の端子台160に装着される(組み付けられる)ことにより、図11に示すようなアルミ電線接続端子ユニットが構成される。
本実施形態のアルミ電線接続端子ユニットも、リアクトル等のコイル装置に取り付けられて用いられるが、アルミ電線接続端子ユニットをリアクトル等に取り付ける方法は、上述したアルミ電線接続端子ユニットの場合と略同様である。
尚、固定板102には、リアクトルを固定対象物に固定するためのネジ穴102Cが形成されているのも、上述した実施形態の場合と略同様である。
この他の実施形態は、比較的大電流用のリアクトルに適用される場合であり、アルミニウム電線から成る、比較的大電流用のコイルの巻始め、巻終わりの各引出線30a,30bは、両方ともコイルの上方側から伸長しており、それぞれ被覆を除去された状態で、上述したように、各アルミ芯線端部Eとして各アルミ電線接続端子110に半田付け接続されている。また、図示はしないが、各アルミ電線接続端子110の他電線接続部112には、他の電子部品(インバータ等)と接続するためのリード線等が接続されるのは同様である。
このようにアルミニウム電線の各アルミ芯線端部Eが各アルミ電線接続端子110に接続された状態、即ち、上述したように、アルミ芯線端部Eがガイド部162L、162Rとそれぞれに対応する端子台本体160Aの側面部により正しく位置決めされた状態で端子台本体160Aの背面側から前面側に折り返され、更に、アルミ電線接続端子110のガイド部115L、115Rにより正確に上方に伸長するように案内されて3つ爪111A、111B、111Cをかしめて保持された状態で、半田槽に浸漬されて半田付される。この時、本実施形態では、アルミ芯線端部Eは端子台160のガイド部162L、162Rとアルミ電線接続端子110のガイド部115L、115Rにより精度よく位置決めされて3つ爪111A、111B、111Cによりかしめられ保持されているので、半田もアルミ芯線端部Eの該当部分に効率よく回り込んで流れ込み半田付の信頼性が著しく向上している。また、アルミ電線接続端子ユニットが固定板102に固定されて取り付けられ、固定板102の本体部にはリアクトル本体100Hが取り付けられた態様において、アルミ芯線接続部111、ひいては半田付けされたアルミ芯線端部Eが直立しているので、半田に含まれていたフラックスの蒸発により生じるガスの抜けが大変良いという作用効果が得られるのも同様である。
また、この他の実施形態でも、端子ユニットを組み立て、アルミ芯線端部Eをアルミ芯線接続部111に接続し、この端子ユニットとリアクトル本体を固定板102に取り付けるだけでリアクトルを組み立てることができるので、従来必要とされた種々の治具が不要となり、工数が減少して作業性が大幅に向上する。
また、アルミ芯線接続部111を上方に折り曲げて形成したので、図示はしないがアルミ芯線端部Eが水平に配置される場合に比べて、半田付け時に発生するフラックスガスの抜けが良いという効果も得られる。
以上のように、この他の実施形態でも、銅線よりも廉価のアルミニウム電線を巻回して構成したコイルを用いているだけでなく、リアクトルの組み立て工数及びコストを大幅に節減できる上に、アルミ電線接続端子110とアルミ芯線端部Eとの高い接続信頼性が得られる。
以上、本発明について実施の形態をもとに説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の要旨を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
例えば、アルミ芯線接続部11(111)は、その3つ爪11A、11B、11C(111A、111B、111C)によりアルミ芯線端部Eを圧着・保持するようにしたが、3つ爪に限られず、2つ爪により圧着・保持する構成等、それ以外の構成によりアルミ芯線端部Eを圧着・保持するものでも良い。
本発明は、上述した実施形態におけるリアクトルのコイルの引き出し線を端子に接続する場合に限定されるものでは無く、その他の電子部品にも広く適用可能である。
10、110 アルミ電線接続端子、 11、111 アルミ芯線接続部、
11A、11B、11C、111A、111B、111C 3つ爪、
12、112 他電線接続部、 E アルミ芯線端部

Claims (6)

  1. アルミニウム電線のアルミ芯線端部に取り付けられ、他の電線と接続するためのアルミ電線接続ユニットであって、アルミ電線接続端子を有し、前記アルミ電線接続端子は、他の電線が接続される他電線接続部と、端子底部から上方に向って折り曲げられて形成され、前記アルミ芯線端部が圧着されて保持されると共に該保持された状態で半田接合されることにより接続されるアルミ芯線接続部と、前記端子底部に幅方向から略90度下方に折り曲げられて形成されたガイド部と、を有し、前記アルミニウム電線は前記アルミ電線接続端子のガイド部にガイドされることにより前記アルミ芯線端部を上方向に伸長させた状態で、前記アルミ芯線端部が前記アルミ芯線接続部に接続されるように構成されていることを特徴とするアルミ電線接続ユニット。
  2. 前記端子底部に形成される前記ガイド部は、幅方向両端部から下方に折り曲げられて形成された一対のガイド部であることを特徴とする請求項1に記載のアルミ電線接続ユニット。
  3. 前記アルミ電線接続端子が固定される端子台を有し、前記端子台は下方に突出したガイド部を有し、前記アルミニウム電線は前記端子台のガイド部にガイドされることにより接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアルミ電線接続ユニット。
  4. 前記アルミ電線接続端子の前記アルミ芯線接続部は3つ爪を有する形状に形成され、前記アルミニウム電線のアルミ芯線端部は前記3つ爪により圧着されて保持されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のアルミ電線接続ユニット。
  5. 更に、前記アルミ電線接続端子に電蝕防止のコーティングが施されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のアルミ電線接続ユニット。
  6. 請求項3〜請求項5の何れか1項に記載のアルミ電線接続ユニットを前記アルミ電線接続ユニットの前記端子台を介してコイル装置に固定したことを特徴とするコイル装置。
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