JP5986473B2 - 集砂受枠の取付部材 - Google Patents

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Description

本発明は、雨水貯留浸透槽における集砂受枠の取付部材に関するものである。
従来、地下に埋設され、雨水を一時的に貯留し、その後、外部に流出或いは地中に緩やかに浸透させるための雨水貯留浸透槽が知られている。雨水貯留浸透槽は、上下に嵌合する組付け部材と、該組付け部材のうち下部組付け部材内に設けられ、底板及びその両側端から立設する側板を有する溝形状の集砂受枠と、を備え、集砂受枠を取付部材によって下部組付け部材に固定する構成のものがある。
このような取付部材として、例えば下記特許文献1に示されるように、下部組付け部材の底板において集砂受枠の幅方向の両外側に立設された壁状の治具取付部が設けられ、この治具取付部の外側上端に係止する係止部と、該係止部と一体に形成されて、集砂受枠の側板における上端部の内面側に当接する保持部と、を備えた構成のものがある。この場合、取付部材の係止部と保持部との離間を広げた状態で集砂受枠の上端部及び治具取付部に係合することで、その反発力を利用して集砂受枠の上端部を取付治具の保持部と治具取付部の内面との間で挟持して集砂受枠を保持している。
特開2009−138354号公報
しかしながら、特許文献1の集砂受枠の取付部材では、係止部と保持部との離間を広げたときの反発力により集砂受枠の上端部を挟持する構成であり、集砂受枠の限られた所定位置にのみ固定することが可能であるため、取付け位置の自由度が少なく、施工性の優れた構造が求められており、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、取付け位置の自由度を高めることで、施工性の向上を図ることができる集砂受枠の取付部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る集砂受枠の取付部材では、上下に嵌合する上部組付け部材及び下部組付け部材と、該下部組付け部材の底盤体に載置され、底板及びその両側端から立設する側板を有する溝形状の集砂受枠と、を備え、地下で雨水を集めるとともに、外部に流出又は浸透させる雨水貯留浸透槽において、前記集砂受枠を前記下部組付け部材に対して保持するための集砂受枠の取付部材であって、前記下部組付け部材に係止される係止部と、前記集砂受枠の側板の上端部を支持する受枠支持部と、前記係止部と前記受枠支持部とを一体的に連結する連結部材と、を備え、前記受枠支持部は、一端が前記連結部材に接続され、前記集砂受枠の上端部の上方に位置する上部係止壁と、前記上部係止壁の他端から下方に向けて延びて前記集砂受枠の上端部の内面側に位置する側部係止壁と、を備え、前記連結部材、前記上部係止壁、及び前記側部係止壁によって形成される凹部には、前記集砂受枠の上端部のみが収容され、前記集砂受枠の上端部は、前記連結部材、前記上部係止壁、及び前記側部係止壁の少なくとも一つに当接していることを特徴としている。
本発明に係る取付部材によれば、下部組付け部材に係止部を係止させた状態で、連結部材の一端に設けられる受枠支持部が集砂受枠の上端部を支持しているので、集砂受枠の上方への移動を規制することができる。そのため、集砂受枠が何らかの外力を受けて浮き上がろうとするときに、取付部材によって集砂受枠が上方へ移動しないように上から押さえられるので、集砂受枠の浮き上がりを防止することができる。また、集砂受枠が幅方向(横方向)へ移動しようとしても、その移動が受枠支持部によって規制されることになる。したがって、下部組付け部材に集砂受枠を取り付ける施工時や、集砂受枠を高圧ジェット等を用いて洗浄する時などに、集砂受枠に対して外力が作用しても、当該取付部材によって集砂受枠が保持され、浮き上がったり、幅方向にずれたりすることがなく、集砂受枠の位置や姿勢を維持することができる。
また、本発明の取付部材は、係止部を下部組付け部材に係止させることで取付部材自体が固定されるので、係止部を下部組付け部材の構成に合わせて適宜な位置で固定することが可能であり、取付部材の取付け位置の自由度を高めることができ、施工性を向上させることができる。
また、係止部を下部組付け部材に係止させた状態で、連結部材の一端に設けられる受枠支持部を集砂受枠の幅方向に揺動させることも可能となるので、集砂受枠の寸法精度が多少悪くても、その集砂受枠の上端部を受枠支持部で保持することができる。さらに、大きさの異なる集砂受枠を取り付ける場合でも、取付部材の形状を変えずに、その集砂受枠を保持することができる。
また、本発明では、集砂受枠を上方から確認しながら取付部材を用いて取り付けることが可能であり、視認性がよく、施工性を向上させることができる。
さらに、本発明では、雨水貯留浸透槽を構成する下部組付け部材に対して直接、取付部材を装着することができ、従来のように取付部材と組付け部材との間に、取付部材を取り付けるための別部材が不要となるので、部材費の増大を抑えることができる。
また、この場合、集砂受枠が何らかの外力を受けて浮き上がろうとするときに、集砂受枠の上端部が受枠支持部の上部係止壁に当接しても、取付部材自体が上方へ移動することがないことから、集砂受枠の浮き上がりを規制することができる。また、集砂受枠の上端部の側方に取付部材の側部係止壁が位置するので、集砂受枠が幅方向(横方向)へ移動しようとしても、その移動が側部係止壁によって規制されることになる。
また、本発明の取付部材では、受枠支持部は集砂受枠に対してその長手方向への移動を規制するものではないので、受枠支持部による集砂受枠の上端部に対する保持位置の自由度が増し、施工性が良くなる利点がある。
本発明に係る集砂受枠の取付部材は、上下に嵌合する上部組付け部材及び下部組付け部材と、該下部組付け部材の底盤体に載置され、底板及びその両側端から立設する側板を有する溝形状の集砂受枠と、を備え、地下で雨水を集めるとともに、外部に流出又は浸透させる雨水貯留浸透槽において、前記集砂受枠を前記下部組付け部材に対して保持するための集砂受枠の取付部材であって、前記下部組付け部材に係止される係止部と、前記集砂受枠の側板の上端部を支持する受枠支持部と、前記係止部と前記受枠支持部とを連結する連結部材と、を備え、前記連結部材の下部に前記係止部が配置され、該係止部は前記集砂受枠の底板よりも低い位置に配置されていることを特徴としている。
本発明に係る集砂受枠の取付部材は、上下に嵌合する上部組付け部材及び下部組付け部材と、該下部組付け部材の底盤体に載置され、底板及びその両側端から立設する側板を有する溝形状の集砂受枠と、を備え、地下で雨水を集めるとともに、外部に流出又は浸透させる雨水貯留浸透槽において、前記集砂受枠を前記下部組付け部材に対して保持するための集砂受枠の取付部材であって、前記下部組付け部材に係止される係止部と、前記集砂受枠の側板の上端部を支持する受枠支持部と、前記係止部と前記受枠支持部とを連結する連結部材と、を備え、前記下部組付け部材の底盤体の内側には、同じ高さで縦横に配置される中央リブが配設され、前記連結部材の下部に前記係止部が配置され、該係止部は前記中央リブの上端よりも低い位置に配置されていることを特徴としている。
本発明の集砂受枠の取付部材によれば、集砂受枠の底板の適宜な位置に取り付けることが可能であるので、取付部材における取付け位置の自由度を高めることで、施工性の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態による雨水貯留浸透槽の構成を示す斜視図である。 図1に示すA−A線矢視図であって、雨水貯留浸透槽の正面図である。 図2に示す取付部材の構成を示す正面図である。 図2に示す取付部材の側面図である。 取付部材の構成を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態による雨水貯留浸透槽の構成を示す斜視図である。 図6に示す取付部材の構成を示す正面図であって、図3に対応する図である。 本発明の他の実施の形態による雨水貯留浸透槽の構成を示す斜視図である。 図8に示す取付部材の構成を示す正面図であって、図3に対応する図である。
以下、本発明の実施の形態による集砂受枠の取付部材について、図面に基づいて説明する。
図1の符号1は、地下において雨水を集めるとともに、外部に流出又は浸透させる雨水貯留浸透槽を示している。雨水貯留浸透槽1は、上下に嵌合する図示しない上部組付け部材及び下部組付け部材3と、下部組付け部材3の底盤体30に載置された溝形状の集砂受枠4と、を備えている。そして、本実施の形態による集砂受枠4の取付部材10は、雨水貯留浸透槽1において、集砂受枠4を下部組付け部材3に対して保持するためのものである。
図1に示すように、前記上部組付け部材及び下部組付け部材3は、例えば射出成形によって形成されるポリプロピレンなどの合成樹脂からなり、所望の一方向に沿って並べて設けられ、さらに縦方向にも重ねて組み合わせられることで、これら複数組の組付け部材のそれぞれの内部に雨水を貯留する貯留空間Rを有している。このときの一方向の配列方向を、以下、「長さ方向X」という。上下の組付け部材は、嵌合により縦方向(上下方向)に連結可能であり、長さ方向Xには連結させずに配置されている。なお、長さ方向Xに隣接する組付け部材同士の適宜な連結手段により連結させることも可能である。そして、集砂受枠4は、その受枠軸Oを長さ方向Xに沿う方向に向けて配設されている。
ここで、以下の説明では、平面視で長さ方向Xに直交する方向であって、受枠軸Oに対して水平方向に直交する方向を幅方向Wとする。
図1および図2に示すように、下部組付け部材3の底盤体30は、平面視で矩形状(ここでは正方形状)の底盤31を備え、底盤31の外周縁部から全周にわたって周壁リブ32が立設され、平面視で周壁リブ32の内側に中央リブ33(縦リブ33A、横リブ33B)が縦横方向(長さ方向X及び幅方向W)に沿って設けられている。周壁リブ32および中央リブ33は同じ高さで設けられ、底盤体30の四隅の角部において、三角柱状で上方に突出する嵌合部34が形成されている。嵌合部34は、図示しない上部組付け部材と嵌合する。なお、嵌合部34は、底盤31とリブ32、33とからなるブロック体に対して一体でも別体でもよい。
図3および図4に示すように、中央リブ33には、底盤31との境界部分の適宜な位置に貫通穴35が形成されている。なお、貫通穴35は、下部組付け部材3の形状として事前に開けておいてもよいし、施工時に開けるようにしてもよい。
下部組付け部材3のリブ32、33を有する底盤体30の幅方向Wの中央には、集砂受枠4が長さ方向Xに沿って載置されている。集砂受枠4は、長さ方向Xの一端側と他端側のそれぞれにおいて、幅方向Wで一対の嵌合部34、34同士の間に配置され、リブ32、33に対して非固定状態で設けられている。
図1および図2に示すように、集砂受枠4は、底板41及びその両側端から立設する側板42、42を有し、上端から幅方向Wの外側に向けて延ばされた上縁カール部43が設けられている。ここで、本実施の形態による集砂受枠4の上端部4Aは、前記の上縁カール部43を含む部分をいう。
集砂受枠4は、組み付けられた、不図示の上部組付け部材と下部組付け部材3との間に形成される貯留空間Rに配置され、雨水とともに流入した土砂を集積するものであり、長さ方向Xに配列された複数の下部組付け部材3の全体にわたって長さ方向Xに連続するように配置される。
図1および図2に示すように、取付部材10は、下部組付け部材3に係止される係止部11と、集砂受枠4の側板42の上端部4Aを支持する受枠支持部12と、係止部11と受枠支持部12とを連結する連結部材13と、を備えている。
図3および図4に示すように、係止部11は、底盤体30の貫通穴35に係止されるので、その係止部11を一端に備える連結部材13は受枠支持部12へ向けて上方に延在して設けられている。
図3〜図5に示すように、連結部材13は、受枠支持部12側の主連結部13Aと、主連結部13Aの下端から下方に向かうに従い漸次、互いに離反する方向に分岐する上下逆Y字形状をなす一対の分岐連結部13B、13Bと、からなる。主連結部13Aの上端には、受枠支持部12が設けられている。一対の分岐連絡部13Bの下端外縁のそれぞれには、係止部11が設けられている。係止部11は、互いに対向する側と反対側に向けて張り出すと共に上側に向けて突出する鍵形状のツメ部16を有している。
ツメ部16は、リブ33の一方面側から貫通穴35に挿入されツメ部16の先端16aがリブの他端面側で掛止される。
受枠支持部12は、一端が連結部材13に接続され、集砂受枠4の上端部4A(図1、図2参照)の上方に位置する上部係止壁14と、この上部係止壁14の他端から下方に向けて延びて集砂受枠4の上端部4Aの内面の側方に位置する側部係止壁15と、を備えている。
取付部材10は、一対の分岐連結部13B、13Bが互いに開脚する方向を長さ方向Xに向けた状態で、隣り合う横リブ33B同士の間に配置される。つまり、一対の係止部11は、それぞれが隣り合う横リブ33Bの貫通穴35に係止される。ここで、一対の分岐連結部13B、13Bの開脚角度、および長さ寸法は、一対の係止部11の位置によって決定されている。
以上説明した集砂受枠の取付部材によれば、以下の作用効果を奏する。
すなわち、図1および図2に示すように、本実施の形態の集砂受枠の取付部材10では、下部組付け部材3に係止部11を係止させた状態で、連結部材13の一端に設けられる受枠支持部12が集砂受枠4の上端部4Aを支持しているので、集砂受枠4の上方への移動を規制することができる。そのため、集砂受枠4が何らかの外力を受けて浮き上がろうとするときに、集砂受枠4の上端部4Aが受枠支持部12の上部係止壁14に当接しても、取付部材10自体が上方へ移動することがないことから、集砂受枠4の浮き上がりを規制することができる。また、集砂受枠4の上端部の側方に取付部材10の側部係止壁15が位置するので、集砂受枠4が幅方向W(横方向)へ移動しようとしても、その移動が側部係止壁15によって規制されることになる。
また、受枠支持部12は集砂受枠4に対してその長手方向への移動を規制するものではないので、受枠支持部12による集砂受枠4の上端部4Aに対する保持位置の自由度が増し、施工性が良くなる利点がある。
したがって、下部組付け部材3に集砂受枠4を取り付ける施工時や、集砂受枠4を高圧ジェット等を用いて洗浄する時などに、集砂受枠4に対して外力が作用しても、当該取付部材10によって集砂受枠4が保持され、浮き上がったり、幅方向にずれたりすることがなく、集砂受枠4の位置や姿勢を維持することができる。
また、係止部11を下部組付け部材3に係止させることで取付部材10自体が固定されるので、係止部11を下部組付け部材3の構成に合わせて適宜な位置で固定することが可能であり、取付部材10の取付け位置の自由度を高めることができ、施工性を向上させることができる。
また、係止部11を下部組付け部材3に係止させた状態で、連結部材13の一端に設けられる受枠支持部12を集砂受枠4の幅方向Wに揺動させることも可能となるので、集砂受枠4の寸法精度が多少悪くても、その集砂受枠4の上端部4Aを受枠支持部12で保持することができる。さらに、大きさの異なる集砂受枠を取り付ける場合でも、取付部材10の形状を変えずに、その集砂受枠4を保持することができる。
また、集砂受枠4を上方から確認しながら取付部材10を用いて取り付けることが可能であり、視認性がよく、施工性を向上させることができる。
さらに、雨水貯留浸透槽1を構成する下部組付け部材3に対して直接、取付部材10を装着することができ、従来のように取付部材と組付け部材との間に、取付部材を取り付けるための別部材が不要となるので、部材費の増大を抑えることができる。
上述のように本実施の形態による取付部材10では、集砂受枠4の底板41の適宜な位置に取り付けることが可能であるので、取付部材10における取付け位置の自由度を高めることで、施工性の向上を図ることができる。
以上、本発明による集砂受枠の取付部材の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述の本実施の形態では取付部材10の構成として連結部材13が一対の分岐連結部13B、13Bを備えた上下逆Y字形状をなしているが、このような形状であることに制限されることはない。
例えば、図6および図7に示す他の実施の形態の取付部材10Aは、連結部材13Aが帯状(図6で長さ方向Xに長い寸法の板形状)に形成されており、その連結部材13Aの上端に設けられる受枠支持部12A、および係止部11Aも、連結部材13Aと同様の幅寸法で形成された構成の一例である。
また、図8および図9に示す他の実施の形態の取付部材10Bは、上述した図6に示す集砂受枠4の両側に配置される2つの取付部材10A、10A同士を一体的に連結した構成の一例である。すなわち、一対の受枠支持材部12同士が、これと同じ幅寸法の連結板17によって連結されている。
また、本実施の形態では、中央リブ33に形成した貫通穴35を使用して係止部11のツメ部16を係止させているが、貫通穴の位置は、上記実施の形態に限定されることはなく、下部組付け部材3に設けられている水抜き用の穴や、底盤31や周壁リブ32に形成した貫通穴であっても良い。さらに、リブに対する係止部11の係止位置も底盤31との境界部分に限らず、リブの高さ方向の中央部分であってもよい。要は、取付部材が少なくとも上方に外れることがないように係止部11を下部組付け部材3に係止できれば良いのである。なお、取付部材を下部組付け部材の外面に取り付けることも可能であるが、外面には透水シートを覆うので、好ましくは、内面のリブ等に取り付けることが良い。
また、下部組付け部材3がポリプロピレンなどの合成樹脂製の部材のものを採用しているが、このような部材に限定されることはなく、例えばコンクリートや金属製の部材を用いることも可能である。そして、下部組付け部材3の形状、大きさ、リブや周壁部の構成は、限定されるものではなく適宜変更可能である。
また 取付部材の材料はとくに限定されるものではないが、プラスチックを用いることで、軽量で施工しやすく、腐食に強い部材とすることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 雨水貯留浸透槽
3 下部組付け部材
4 集砂受枠
10、10A、10B 取付部材
11、11A 係止部
12、12A 受枠支持部
13、13A 連結部材
14 上部係止壁
15 側部係止壁
16 ツメ部
17 連結板
30 底盤体
33 中央リブ
33A 縦リブ
33B 横リブ
35 貫通穴
41 底板
42 側板
W 幅方向
X 長さ方向

Claims (3)

  1. 上下に嵌合する上部組付け部材及び下部組付け部材と、該下部組付け部材の底盤体に載置され、底板及びその両側端から立設する側板を有する溝形状の集砂受枠と、を備え、地下で雨水を集めるとともに、外部に流出又は浸透させる雨水貯留浸透槽において、前記集砂受枠を前記下部組付け部材に対して保持するための集砂受枠の取付部材であって、
    前記下部組付け部材に係止される係止部と、
    前記集砂受枠の側板の上端部を支持する受枠支持部と、
    前記係止部と前記受枠支持部とを一体的に連結する連結部材と、を備え
    前記受枠支持部は、
    一端が前記連結部材に接続され、前記集砂受枠の上端部の上方に位置する上部係止壁と、
    前記上部係止壁の他端から下方に向けて延びて前記集砂受枠の上端部の内面側に位置する側部係止壁と、を備え、
    前記連結部材、前記上部係止壁、及び前記側部係止壁によって形成される凹部には、前記集砂受枠の上端部のみが収容され、
    前記集砂受枠の上端部は、前記連結部材、前記上部係止壁、及び前記側部係止壁の少なくとも一つに当接していることを特徴とする集砂受枠の取付部材。
  2. 上下に嵌合する上部組付け部材及び下部組付け部材と、該下部組付け部材の底盤体に載置され、底板及びその両側端から立設する側板を有する溝形状の集砂受枠と、を備え、地下で雨水を集めるとともに、外部に流出又は浸透させる雨水貯留浸透槽において、前記集砂受枠を前記下部組付け部材に対して保持するための集砂受枠の取付部材であって、
    前記下部組付け部材に係止される係止部と、
    前記集砂受枠の側板の上端部を支持する受枠支持部と、
    前記係止部と前記受枠支持部とを連結する連結部材と、を備え、
    前記連結部材の下部に前記係止部が配置され、該係止部は前記集砂受枠の底板よりも低い位置に配置されていることを特徴とする集砂受枠の取付部材。
  3. 上下に嵌合する上部組付け部材及び下部組付け部材と、該下部組付け部材の底盤体に載置され、底板及びその両側端から立設する側板を有する溝形状の集砂受枠と、を備え、地下で雨水を集めるとともに、外部に流出又は浸透させる雨水貯留浸透槽において、前記集砂受枠を前記下部組付け部材に対して保持するための集砂受枠の取付部材であって、
    前記下部組付け部材に係止される係止部と、
    前記集砂受枠の側板の上端部を支持する受枠支持部と、
    前記係止部と前記受枠支持部とを連結する連結部材と、を備え、
    前記下部組付け部材の底盤体の内側には、同じ高さで縦横に配置される中央リブが配設され、
    前記連結部材の下部に前記係止部が配置され、該係止部は前記中央リブの上端よりも低い位置に配置されていることを特徴とする集砂受枠の取付部材。
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