JPH06193126A - Ｕ字溝の浮き上がり防止装置 - Google Patents
Ｕ字溝の浮き上がり防止装置Info
- Publication number
- JPH06193126A JPH06193126A JP34569292A JP34569292A JPH06193126A JP H06193126 A JPH06193126 A JP H06193126A JP 34569292 A JP34569292 A JP 34569292A JP 34569292 A JP34569292 A JP 34569292A JP H06193126 A JPH06193126 A JP H06193126A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rising
- shaped groove
- shaped gutter
- shaped
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】Ｕ字溝の浮き上がり防止および倒れ込み防止が
行なえるようにすることを目的とする。 【構成】断面Ｕ字状で上端が連続して開口するＵ字溝１
の外側よりＵ字溝１を包むように嵌合してＵ字溝１に取
り付けられる浮き上がり防止装置本体５と、この本体５
の底部に設けられ両側から突出する浮き上がり防止片７
と、この各浮き上がり防止片７の幅方向両端と前記本体
５の両側壁８の幅方向両端とを繋ぐ倒れ込み防止リブ９
とを備え、全体が合成樹脂により一体形成されてなり、
Ｕ字溝１を上端が露出するように土中に埋設したとき、
両側から突出する浮き上がり防止片７によりＵ字溝１の
浮き上がりを防止することができ、またＵ字溝１に側方
から土圧が作用しても浮き上がり防止装置４に一体に設
けた倒れ込み防止リブ９により倒れ込み防止が行なえ
る。
行なえるようにすることを目的とする。 【構成】断面Ｕ字状で上端が連続して開口するＵ字溝１
の外側よりＵ字溝１を包むように嵌合してＵ字溝１に取
り付けられる浮き上がり防止装置本体５と、この本体５
の底部に設けられ両側から突出する浮き上がり防止片７
と、この各浮き上がり防止片７の幅方向両端と前記本体
５の両側壁８の幅方向両端とを繋ぐ倒れ込み防止リブ９
とを備え、全体が合成樹脂により一体形成されてなり、
Ｕ字溝１を上端が露出するように土中に埋設したとき、
両側から突出する浮き上がり防止片７によりＵ字溝１の
浮き上がりを防止することができ、またＵ字溝１に側方
から土圧が作用しても浮き上がり防止装置４に一体に設
けた倒れ込み防止リブ９により倒れ込み防止が行なえ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、山間地の道路側溝、傾
斜地や法面の排水溝、畑地灌漑などの用水溝などとして
使用されるＵ字溝の浮き上がり防止装置に関するもので
ある。
斜地や法面の排水溝、畑地灌漑などの用水溝などとして
使用されるＵ字溝の浮き上がり防止装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、上端が連続して開口するＵ字溝を
上端が露出するように土中に埋設するとき、土圧による
Ｕ字溝の浮き上がりを防止するために、Ｕ字溝の下面に
Ｕ字溝の長さ方向適当間隔おきにＵ字溝の両側から突出
する浮き上がり防止部材を取り付けていた。
上端が露出するように土中に埋設するとき、土圧による
Ｕ字溝の浮き上がりを防止するために、Ｕ字溝の下面に
Ｕ字溝の長さ方向適当間隔おきにＵ字溝の両側から突出
する浮き上がり防止部材を取り付けていた。
【０００３】また、Ｕ字溝は上端が連続して開口してお
り、側方からの土圧により変形し易く、特にＵ字溝の上
端の変形を防止するために、Ｕ字溝の上端における両側
部間にＵ字溝の長さ方向適当間隔おきに倒れ込み防止部
材を取り付ける必要があった。
り、側方からの土圧により変形し易く、特にＵ字溝の上
端の変形を防止するために、Ｕ字溝の上端における両側
部間にＵ字溝の長さ方向適当間隔おきに倒れ込み防止部
材を取り付ける必要があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では排水管に対する浮き上がり防止部材および
倒れ込み防止部材の取り付けに手間がかかり、コストが
高くなるという問題があった。
来の構成では排水管に対する浮き上がり防止部材および
倒れ込み防止部材の取り付けに手間がかかり、コストが
高くなるという問題があった。
【０００５】本発明はこのような課題を解決するもの
で、従来のような浮き上がり防止部材および倒れ込み防
止部材の取り付けをなくして、浮き上がり防止および倒
れ込み防止が行なえるようにすることを目的とするもの
である。
で、従来のような浮き上がり防止部材および倒れ込み防
止部材の取り付けをなくして、浮き上がり防止および倒
れ込み防止が行なえるようにすることを目的とするもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、断面Ｕ字状で上端が連続して開口するＵ字
溝の外側よりＵ字溝を包むように嵌合してＵ字溝に取り
付けられる浮き上がり防止装置本体と、この浮き上がり
防止装置本体の底部に設けられ両側から突出する浮き上
がり防止片と、この各浮き上がり防止片の少なくとも幅
方向両端と前記浮き上がり防止装置本体の両側壁の少な
くとも幅方向両端とを繋ぐ倒れ込み防止リブとを備え、
全体が合成樹脂により一体形成されてなるものである。
に本発明は、断面Ｕ字状で上端が連続して開口するＵ字
溝の外側よりＵ字溝を包むように嵌合してＵ字溝に取り
付けられる浮き上がり防止装置本体と、この浮き上がり
防止装置本体の底部に設けられ両側から突出する浮き上
がり防止片と、この各浮き上がり防止片の少なくとも幅
方向両端と前記浮き上がり防止装置本体の両側壁の少な
くとも幅方向両端とを繋ぐ倒れ込み防止リブとを備え、
全体が合成樹脂により一体形成されてなるものである。
【０００７】
【作用】上記構成により、Ｕ字溝の長さ方向のどの位置
でも浮き上がり防止装置を取り付けることができ、Ｕ字
溝を上端が露出するように土中に埋設したとき、両側か
ら突出する浮き上がり防止片によりＵ字溝の浮き上がり
を防止することができる。また、Ｕ字溝に側方から土圧
が作用しても浮き上がり防止装置に一体に設けた倒れ込
み防止リブにより倒れ込み防止が行なえる。さらに、本
発明の浮き上がり防止装置はＵ字溝の浮き上がり防止お
よび倒れ込み防止の他、Ｕ字溝同志の接続をも行なうこ
とができる。
でも浮き上がり防止装置を取り付けることができ、Ｕ字
溝を上端が露出するように土中に埋設したとき、両側か
ら突出する浮き上がり防止片によりＵ字溝の浮き上がり
を防止することができる。また、Ｕ字溝に側方から土圧
が作用しても浮き上がり防止装置に一体に設けた倒れ込
み防止リブにより倒れ込み防止が行なえる。さらに、本
発明の浮き上がり防止装置はＵ字溝の浮き上がり防止お
よび倒れ込み防止の他、Ｕ字溝同志の接続をも行なうこ
とができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。先ず、第１実施例を示す図１〜図５にお
いて、１は熱可塑性樹脂からなるＵ字溝で、断面Ｕ字状
で上端が連続して開口するとともに、内面がフラットに
形成されている。２はこのＵ字溝１の外面に適当間隔お
きに形成された補強用のリブで、このリブ２はＵ字溝１
の両側壁外面および底壁外面に亘って形成されている。
３は前記Ｕ字溝１の両側上端に長さ方向に連続して形成
された断面角形の空洞部である。４は前記Ｕ字溝１の長
さ方向適当間隔おきにＵ字溝１の外側よりＵ字溝１を包
むように嵌合する浮き上がり防止装置で、この浮き上が
り防止装置４は合成樹脂を材料として作られている。と
ころで、この浮き上がり防止装置４の本体５には内面に
前記Ｕ字溝１の外面のリブ２を嵌入させる凹部６が形成
され、また本体５の底部外面に両側から突出する浮き上
がり防止片７が一体に設けられ、さらにこの各浮き上が
り防止片７の幅方向中央および両端と前記本体５の両側
壁８の幅方向中央および両端とを繋ぐ倒れ込み防止リブ
９が一体に設けられている。
いて説明する。先ず、第１実施例を示す図１〜図５にお
いて、１は熱可塑性樹脂からなるＵ字溝で、断面Ｕ字状
で上端が連続して開口するとともに、内面がフラットに
形成されている。２はこのＵ字溝１の外面に適当間隔お
きに形成された補強用のリブで、このリブ２はＵ字溝１
の両側壁外面および底壁外面に亘って形成されている。
３は前記Ｕ字溝１の両側上端に長さ方向に連続して形成
された断面角形の空洞部である。４は前記Ｕ字溝１の長
さ方向適当間隔おきにＵ字溝１の外側よりＵ字溝１を包
むように嵌合する浮き上がり防止装置で、この浮き上が
り防止装置４は合成樹脂を材料として作られている。と
ころで、この浮き上がり防止装置４の本体５には内面に
前記Ｕ字溝１の外面のリブ２を嵌入させる凹部６が形成
され、また本体５の底部外面に両側から突出する浮き上
がり防止片７が一体に設けられ、さらにこの各浮き上が
り防止片７の幅方向中央および両端と前記本体５の両側
壁８の幅方向中央および両端とを繋ぐ倒れ込み防止リブ
９が一体に設けられている。
【０００９】なお、前記浮き上がり防止装置４は上端の
突出片10上面が前記Ｕ字溝１の上端の水平部下面11に重
なり、この状態で前記両側上端の各空洞部３の上から押
さえ部材12が重なり、押さえ部材12の爪13が前記浮き上
がり防止装置４の上端に形成した係止孔14に係合してＵ
字溝１に対する浮き上がり防止装置４の取り付け状態を
保持している。
突出片10上面が前記Ｕ字溝１の上端の水平部下面11に重
なり、この状態で前記両側上端の各空洞部３の上から押
さえ部材12が重なり、押さえ部材12の爪13が前記浮き上
がり防止装置４の上端に形成した係止孔14に係合してＵ
字溝１に対する浮き上がり防止装置４の取り付け状態を
保持している。
【００１０】前記浮き上がり防止装置４は図３に示すよ
うに前記Ｕ字溝１の長さ方向適所に設けられる他、互い
に隣り合うＵ字溝１、１の端部同志の当接部にまたがっ
て外側より嵌合させ、互いに隣り合うＵ字溝１、１を接
続することもできる。
うに前記Ｕ字溝１の長さ方向適所に設けられる他、互い
に隣り合うＵ字溝１、１の端部同志の当接部にまたがっ
て外側より嵌合させ、互いに隣り合うＵ字溝１、１を接
続することもできる。
【００１１】次に、図６および図７に示す第２実施例に
ついて説明すると、この実施例では浮き上がり防止装置
４の上端の突出片15上面がＵ字溝１の上端の水平部下面
11に重なった状態で両側上端の各空洞部３の上から押さ
え部材16が重なり、押さえ部材16の爪17が浮き上がり防
止装置４の上端に形成した溝部18内面の爪19に係合して
Ｕ字溝１に対する浮き上がり防止装置４の取り付け状態
を保持するようにしている。
ついて説明すると、この実施例では浮き上がり防止装置
４の上端の突出片15上面がＵ字溝１の上端の水平部下面
11に重なった状態で両側上端の各空洞部３の上から押さ
え部材16が重なり、押さえ部材16の爪17が浮き上がり防
止装置４の上端に形成した溝部18内面の爪19に係合して
Ｕ字溝１に対する浮き上がり防止装置４の取り付け状態
を保持するようにしている。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、Ｕ字溝の
長さ方向のどの位置でも浮き上がり防止装置を取り付け
ることができ、Ｕ字溝を上端が露出するように土中に埋
設したとき、両側から突出する浮き上がり防止片により
Ｕ字溝の浮き上がりを防止することができる。また、Ｕ
字溝に側方から土圧が作用しても浮き上がり防止装置に
一体に設けた倒れ込み防止リブにより倒れ込み防止が行
なえる。さらに、本発明の浮き上がり防止装置はＵ字溝
の浮き上がり防止および倒れ込み防止の他、Ｕ字溝同志
の接続をも行なうことができる。
長さ方向のどの位置でも浮き上がり防止装置を取り付け
ることができ、Ｕ字溝を上端が露出するように土中に埋
設したとき、両側から突出する浮き上がり防止片により
Ｕ字溝の浮き上がりを防止することができる。また、Ｕ
字溝に側方から土圧が作用しても浮き上がり防止装置に
一体に設けた倒れ込み防止リブにより倒れ込み防止が行
なえる。さらに、本発明の浮き上がり防止装置はＵ字溝
の浮き上がり防止および倒れ込み防止の他、Ｕ字溝同志
の接続をも行なうことができる。
【図１】本発明の第１実施例における浮き上がり防止装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図２】同浮き上がり防止装置をＵ字溝に取り付ける前
の状態を示す斜視図である。
の状態を示す斜視図である。
【図３】同浮き上がり防止装置をＵ字溝に取り付けた状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図４】図３の要部拡大断面図である。
【図５】図４のＸ−Ｘ断面図である。
【図６】本発明の第２実施例における浮き上がり防止装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図７】同縦断面図である。
１ Ｕ字溝 ２ リブ ３ 空洞部 ４ 浮き上がり防止装置 ５ 本体 ６ 凹部 ７ 浮き上がり防止片 ８ 両側壁 ９ 倒れ込み防止リブ 10 突出片 11 水平部下面 12 押さえ部材 13 爪 14 係止孔 15 突出片 16 押さえ部材 17 爪 18 溝部 19 爪
Claims (1)
- 【請求項１】 断面Ｕ字状で上端が連続して開口するＵ
字溝の外側よりＵ字溝を包むように嵌合してＵ字溝に取
り付けられる浮き上がり防止装置本体と、この浮き上が
り防止装置本体の底部に設けられ両側から突出する浮き
上がり防止片と、この各浮き上がり防止片の少なくとも
幅方向両端と前記浮き上がり防止装置本体の両側壁の少
なくとも幅方向両端とを繋ぐ倒れ込み防止リブとを備
え、全体が合成樹脂により一体形成されてなることを特
徴とするＵ字溝の浮き上がり防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34569292A JPH06193126A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | Ｕ字溝の浮き上がり防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34569292A JPH06193126A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | Ｕ字溝の浮き上がり防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06193126A true JPH06193126A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18378321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34569292A Pending JPH06193126A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | Ｕ字溝の浮き上がり防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06193126A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009138354A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Kubota Ci Kk | 取付治具、雨水貯留浸透槽およびその施工方法 |
| JP2014070387A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 集砂受枠の取付部材 |
| JP2015124509A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 鳥居化成株式会社 | Ｕ字溝 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5224351A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | A high-frequency heating device |
| JPS586887B2 (ja) * | 1976-02-09 | 1983-02-07 | ベブ・カ−ル・ツアイス・イエ−ナ | 液体プリズム |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP34569292A patent/JPH06193126A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5224351A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | A high-frequency heating device |
| JPS586887B2 (ja) * | 1976-02-09 | 1983-02-07 | ベブ・カ−ル・ツアイス・イエ−ナ | 液体プリズム |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009138354A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Kubota Ci Kk | 取付治具、雨水貯留浸透槽およびその施工方法 |
| JP2014070387A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 集砂受枠の取付部材 |
| JP2015124509A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 鳥居化成株式会社 | Ｕ字溝 |
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