JP5984728B2 - ポリウレタンフォームローラの製造方法 - Google Patents
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Description
さらに、スラブポリウレタンフォームは、発泡方向と該発泡方向に対して直交する方向とではセル形状が異なる異方性を有するため、切削研磨後の表面に比較的大きめの楕円の凹部を有する箇所と、小さめの真円に近い凹部を有する箇所を生じ、トナー供給性能及びトナー掻き取り性能が劣ると共に画像に悪影響を与える問題がある。
また、パーティングラインが形成されないようにするには、分割発泡成形型に高価な縦型を使用しなければならず、製品コストが高くなる問題及び発泡後の脱型が難しい問題がある。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか一項において、前記ローラは、トナー供給ローラあるいは、帯電ローラに当接されるクリーニング用ローラであることを特徴とする。
請求項5の発明は、シャフトの外周に筒状のポリウレタンフォームを設けたローラの製造方法において、スラブポリウレタンフォームから切り出されて製品径より大径の筒状に加工されることで表面に楕円の凹部及び前記楕円より真円に近い形状の凹部を有しているポリウレタンフォームをシャフトの外周に設けた中間成形体を形成し、前記中間成形体のシャフトを回転軸にして前記中間成形体を回転させながら、前記中間成形体のポリウレタンフォームの表面を加熱圧縮して前記ポリウレタンフォームの径を製品径にすることで前記ポリウレタンフォームの表面を平滑にすると共に、前記凹部の大きさの差を減少させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5において、前記表面に楕円の凹部及び前記楕円より真円に近い形状の凹部を有しているポリウレタンフォームは、前記表面にケバ状の切り残しを有することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5または6において、前記中間成形体のシャフトを回転軸にして前記中間成形体を回転させながら、前記中間成形体のポリウレタンフォームの表面を加熱圧縮して前記ポリウレタンフォームの径を製品径にすることで前記ポリウレタンフォームの表面を平滑にすると共に、前記凹部の大きさの差を減少させ、前記凹部の深さが均一になっていることを特徴とする。
(1)中間成形体のポリウレタンフォームを切削や研磨によって形成した場合でも、表面のケバ状の切り残しを加熱圧縮で無くすことができ、画像上に白い筋を生じないようにできる。
(2)中間成形体のポリウレタンフォームをスラブポリウレタンフォームの切り出し品から形成した場合、前記セルの異方性によって、ポリウレタンフォームの表面に比較的大きめの楕円の凹部を有する箇所と、小さめの真円に近い凹部を有する箇所を生じるが、本発明によれば、ポリウレタンフォームの表面を加熱圧縮によって平滑化することで大きさの異なる凹部の差を大幅に減少でき、トナー供給性及びトナー掻き取り性を良好なものにでき、良好な画像が得られる。
(3)スラブポリウレタンフォームを発泡方向に依拠せずに使用することができるため、歩留まりを向上させることができ、かつ高価な縦型が不要なため、製品コストを低減することができる。
(4)加熱条件と圧縮率の変更により、ローラのポリウレタンフォームの表面硬さを、ポリウレタンフォームローラの使用装置に応じた硬さにできる。
(5)加熱条件と圧縮率の変更により、ローラのポリウレタンフォームの外径を、ポリウレタンフォームローラの使用装置に応じた径にできる。
(6)加熱条件と圧縮率の変更により、ローラのポリウレタンフォーム表面における通気性を調整することができる。
(7)加熱条件と圧縮率の変更により、ローラのポリウレタンフォーム表面のみの特性を変更できるため、トナー掻き取り性の調整が可能である。
初期成形体成形工程では、スラブポリウレタンフォームにシャフト挿通孔を形成し、次いでローラ1本分の大きさで切り出した後、スラブポリウレタンフォームのシャフト挿通孔にシャフトを挿通することにより、図1に示す初期成形体11を作製する。符号13はスラブポリウレタンフォーム切り出し品、14はシャフト挿通孔、15は金属製シャフトである。前記シャフト挿通孔14は、シャフト15の外径よりも所定寸法小さく形成し、シャフト15の挿通によってシャフト15がスラブポリウレタンフォーム切り出し品13に固定されるようにする。前記スラブポリウレタンフォームは、密度(JIS K7222:2005)10〜350kg/m3のものが好ましい。また、前記スラブポリウレタンフォーム切り出し品13は、製品径(トナー供給ローラの径)よりも大の断面形状、例えば一辺が製品径よりも大の四角形断面形状からなる角柱等で形成される。前記シャフト15の両端部16、17は、少なくとも一方の端部17がDカット断面形状とされている。
前記分割成形型51は、下型53と上型59とよりなり、それぞれの分割面54、60には、前記中間成形体21のポリウレタンフォーム23が嵌ることが可能な溝55、61が形成されている。
また、前記ベース71上には、前記下型51の溝55の延長線上における下型51の一外側にシャフト保持筒部75が設けられ、反対の外側にシャフト回転装置79が設けられている。
前記シャフト保持筒部75には、前記中間成形体21のシャフト15の一端部16を挿入して回転可能に保持するシャフト挿入保持孔が形成されている。
一方、前記シャフト回転装置79は、シャフト係止筒部81と回転駆動部83とよりなる。前記シャフト係止筒部81には、前記中間成形体21のシャフト15におけるDカット断面の端部17を挿入係止可能なDカット断面の孔が形成されている。前記回転駆動部83は、前記シャフト係止筒部81をシャフト15と共に回転させるものであり、駆動モータで構成されている。なお、前記回転駆動部83は前記シャフト係止筒部81と連結された手動回転可能なクランクで構成し、前記クランクを手動で回転させることにより前記シャフト係止筒部81をシャフト15と共に回転させるように構成してもよい。
密度90kg/m3のポリウレタンフォーム(品番:EXROTH−BB、(株)イノアックコーポレーション製)に直径6mmのシャフト挿通孔を形成し、次いで一辺25mmの四角形断面からなる長さ210mmの角柱状に切り出した後、スラブポリウレタンフォームのシャフト挿通孔に直径6mmの金属製シャフトを挿通して初期成形体を形成した。その後、前記初期成形体のポリウレタンフォームを切削研磨により直径20mmにして中間成形体を形成した。
次に、円弧面の両縁がテーパーとなった溝内面にフッ素コートを施した金属製の分割成形型を220℃に加熱し、前記中間成形体を前記シャフトを回転軸として一方向へ回転させながら分割成形型を閉じ、前記中間成形体を20秒間回転させながら溝内面で圧縮した。ポリウレタンフォームの圧縮程度は1mm、中間成形体の回転速度は4回/分である。その後、分割成形型を開いてポリウレタンフォームの外径が19.7mmになった実施例1のトナー供給ローラ用ポリウレタンフォームローラを得た。
比較例1は、横型の分割発泡成形型にシャフトをセットし、ポリウレタンフォーム原料を充填してシャフトの外周にポリウレタンフォームを発泡成形し、実施例1のポリウレタンフォームローラと同サイズの比較例のトナー供給ローラ用ポリウレタンフォームローラを製造した。実施例1と比較例1のポリウレタンフォームローラをそれぞれ、1rpmで回転させた状態で、MITUTOYO製の品名:LSM−600レーザーマイクロメーターを用いて、周方向10ポイントの平均外径を、長さ方向に2mmピッチで99ポイント計測し、隣り合う2点の外径差の絶対値を98ポイント計算し、その平均値と標準偏差を比較した。その結果、型内で発泡成形した比較例1のポリウレタンフォームは外径差平均=0.006mm、標準偏差=0.005mmであったのに対し、実施例1のポリウレタンフォームは、外径差平均=0.007mm、標準偏差=0.006mmであり、実施例1のポリウレタンフォームローラのポリウレタンフォームは、型発泡した比較例1のポリウレタンフォームローラのポリウレタンフォームと同様の良好な平滑性を有していた。
密度60kg/m3のポリウレタンフォーム(エーテル系ポリウレタンフォーム、(株)イノアックコーポレーション製)に直径4mmのシャフト挿通孔を形成し、次いで一辺18mmの四角形断面からなる長さ210mmの角柱状に切り出した後、スラブポリウレタンフォームのシャフト挿通孔に直径6mmの金属製シャフトを挿通して初期成形体を形成した。その後、前記初期成形体のポリウレタンフォームを切削研磨により直径13.4mmの中間成形体を形成した。
次に、円弧面の両縁がテーパーとなった溝内面にフッ素コートを施した金属製の分割成形型を220℃に加熱し、前記中間成形体を前記シャフトを回転軸として一方向へ回転させながら分割成形型を閉じ、前記中間成形体を20秒間回転させながら溝内面で圧縮した。ポリウレタンフォームの圧縮程度は0.4mm、中間成形体の回転速度は4回/分である。その後、分割成形型を開いてポリウレタンフォームの外径が13mmになった実施例2のポリウレタンフォームローラを得た。
密度35kg/m3のポリウレタンフォーム(品番:ER−26、(株)イノアックコーポレーション製)を用い、実施例2と同様にして実施例3のポリウレタンフォームローラを作成した。
・比較例2
横型の分割発泡成形型にシャフトをセットし、ポリウレタンフォーム原料を充填してシャフトの外周にポリウレタンフォーム(発泡倍率:12倍、密度:83kg/m3、セル径:180μm)を発泡成形し、実施例2及び実施例3のポリウレタンフォームローラと同サイズの比較例2のポリウレタンフォームローラを作成した。
実施例2、実施例3及び比較例2のポリウレタンフォームローラをそれぞれ、1rpmで回転させた状態で、MITUTOYO製の品名:LSM−600レーザーマイクロメーターを用いて、周方向10ポイントの平均外径を、長さ方向に2mmピッチで99ポイント計測し、隣り合う2点の外径差の絶対値を98ポイント計算し、その平均値と標準偏差を比較した。その結果、実施例2は外径差平均=0.008mm、標準偏差=0.007mm、実施例3は外径差平均=0.009mm、標準偏差=0.008mm、比較例2は、外径差平均=0.028mm、標準偏差=0.019mmであり、実施例2及び実施例3は、型発泡した比較例2と同様の良好な表面平滑性を有していた。
実施例2及び比較例2に対して、シャフト外側のポリウレタンフォームをカッターで切断し、その断面に対して金蒸着後のロール表面付近をJSM−6100型走査電子顕微鏡(日本電子株式会社製)で撮影し、ロール表面の10個のセルに対して凹部深さを測定し、平均値と標準偏差を計算した。条件は、加圧電圧:10kV、倍率20倍である。実施例2の凹部深さは平均値:0.145mm、標準偏差:0.043mmであり、一方、比較例2の凹部深さは平均値:0.378mm、標準偏差:0.080mmであり、実施例2は比較例2よりも表面の凹部の深さが均一であった。
ゴースト試験は、トナー掻き取り性を判断する試験である。ゴースト試験の方法について説明する。図8に示すように、まず、A4用紙21に対して、上端から所定範囲の部分32に、無色のブランク部33と黒く塗り潰した18×53mmの長方形部分のソリッド部35とを、交互に横方向に印刷し、その下に、無色部分37を上下幅12mmで設け、さらにその下に黒く塗り潰した評価部39を用紙下端まで印刷する設定を作図ソフトで行い、その設定で印刷して図9に示すような印刷後の用紙21Aを得た。印刷後の用紙21Aにおける符号33Aは前記ブランク部33が印刷されたブランク部印刷箇所、35Aは前記ソリッド部35が印刷されたソリッド部印刷箇所、39Aは前記評価部39が印刷された評価部印刷箇所である。また、前記ブランク部印刷箇所33Aとソリッド部印刷箇所35Aと対応する縦列に対して、便宜上、左から順に(1)、(2)、(3)・・・の番号を付した。すなわち、奇数の番号の縦列は、ブランク部の印刷時に使用された感光体ドラムの部分と対応する印刷箇所(ブランク部対応箇所)、偶数の番号の縦列は、ソリッド部の印刷時に使用された感光体ドラムの部分と対応する印刷箇所(ソリッド部対応箇所)を示す。
13 スラブポリウレタンフォーム切り出し品
15 シャフト
21 中間成形体
23 ポリウレタンフォーム
51 分割成形型
53 下型
55 溝
56 テーパー
59 上型
61 溝
62 テーパー
100 実施例のトナー供給ローラ
101 ポリウレタンフォーム
Claims (7)
- シャフトの外周に筒状のポリウレタンフォームを設けたローラの製造方法において、
シャフトの外周に製品径より大径の筒状のポリウレタンフォームを設けた中間成形体を形成し、
前記中間成形体のシャフトを回転軸にして前記中間成形体を回転させながら、前記中間成形体のポリウレタンフォームの表面を加熱圧縮して前記ポリウレタンフォームの径を製品径にすることを特徴とするポリウレタンフォームローラの製造方法。 - 前記中間成形体のポリウレタンフォームが嵌ることが可能な溝を分割面に有する分割成形型を加熱し、
前記分割面の溝に前記中間成形体のポリウレタンフォームを配置して分割成形型で挟み、
前記中間成形体のシャフトを回転軸にして前記中間成形体を回転させながら、前記ポリウレタンフォームの表面を前記分割成形型で加熱圧縮することを特徴とする請求項1に記載のポリウレタンフォームローラの製造方法。 - 前記分割面の溝は、長手方向に沿って両側の縁にテーパーが形成され、前記分割面の溝に前記中間成形体のポリウレタンフォームを配置して分割成形型で挟む際に、前記ポリウレタンフォームの表面が前記溝の両側の縁に食い込まないようにしたことを特徴とする請求項2に記載のポリウレタンフォームローラの製造方法。
- 前記ローラは、トナー供給ローラあるいは、帯電ローラに当接されるクリーニング用ローラであることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のポリウレタンフォームローラの製造方法。
- シャフトの外周に筒状のポリウレタンフォームを設けたローラの製造方法において、
スラブポリウレタンフォームから切り出されて製品径より大径の筒状に加工されることで表面に楕円の凹部及び前記楕円より真円に近い形状の凹部を有しているポリウレタンフォームをシャフトの外周に設けた中間成形体を形成し、
前記中間成形体のシャフトを回転軸にして前記中間成形体を回転させながら、前記中間成形体のポリウレタンフォームの表面を加熱圧縮して前記ポリウレタンフォームの径を製品径にすることで前記ポリウレタンフォームの表面を平滑にすると共に、前記凹部の大きさの差を減少させることを特徴とするポリウレタンフォームローラの製造方法。 - 前記表面に楕円の凹部及び前記楕円より真円に近い形状の凹部を有しているポリウレタンフォームは、前記表面にケバ状の切り残しを有することを特徴とする請求項5に記載のポリウレタンフォームローラの製造方法。
- 前記中間成形体のシャフトを回転軸にして前記中間成形体を回転させながら、前記中間成形体のポリウレタンフォームの表面を加熱圧縮して前記ポリウレタンフォームの径を製品径にすることで前記ポリウレタンフォームの表面を平滑にすると共に、前記凹部の大きさの差を減少させ、前記凹部の深さが均一になっていることを特徴とする請求項5または6に記載のポリウレタンフォームローラの製造方法。
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