JP5983483B2 - 周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法及び周期表第13族金属窒化物多結晶 - Google Patents
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Description
そのため、多結晶窒化ガリウムを製造するための製造方法の検討も進められており、例えばコンテナに金属ガリウムを入れ、金属ガリウムと窒素源ガスを接触させて窒化ガリウムを得る方法や(特許文献1参照)、窒化ガリウム微結晶核を生成させ、さらに微結晶核上でハロゲン化ガリウムとアンモニアガスとを反応させて窒化ガリウム粉体を製造する方法が提案されている(特許文献2参照)。
<1> 種結晶として周期表第13族金属窒化物多結晶粒子を反応容器内に設置する準備工程と、反応容器内温度を昇温して前記種結晶上に周期表第13族金属窒化物多結晶を気相成長法により結晶成長させる成長工程とを含むことを特徴とする周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<2> 前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子の二次粒子径が、0.5μm以上20mm以下である、<1>に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<3> 前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子の比表面積が、500cm−1以上である、<1>又は<2>に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<4> 前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子の総有効表面積が、1000cm2以上である、<1>乃至<3>の何れかに記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<5> 前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子の総有効表面積と、前記反応容器内で前記種結晶以外に気相に接触する表面の総面積の比が0.2以上である、<1>乃至<4>の何れかに記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<6> 金属状態の周期表第13族金属の含有量が1000ppm以下の周期表第13族金属窒化物多結晶を製造するものである、<1>乃至<5>の何れかに記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<7> 安息角が45°未満の周期表第13族金属窒化物多結晶を製造するものである、<1>乃至<6>の何れかに記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<8> 嵩密度が0.7g/cm3以上4.5g/cm3以下の周期表第13族金属窒化物多結晶を製造するものである、<1>乃至<7>の何れかに記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<9> 前記気相成長法における気相中の水素ガス体積分率が50vol%以下である、<1>乃至<8>の何れかに記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<10> 前記準備工程が、貫通孔を有する保持容器に前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子を設置する工程である、<1>乃至<9>の何れかに記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<11> 前記保持容器の周期表第13族金属原料ガスのガス流れ方向に垂直な方向の長さが、周期表第13族金属原料ガスのガス流れ方向の長さの10%以上である、<10>に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<12> 窒化ガリウム多結晶を製造するものである、<1>乃至<11>の何れかに記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
<13> <1>乃至<12>の何れかに記載の製造方法で周期表第13族金属窒化物多結晶を製造すること、及び前記周期表第13族金属窒化物多結晶を原料として用いることを特徴とするバルク結晶成長方法。
<14> 超臨界状態及び/又は亜臨界状態の窒素を含有する溶媒の存在下で結晶成長させることを特徴とする、<13>に記載のバルク結晶成長方法。
<15> 窒化ガリウムバルク結晶を成長させるものである、<13>又は<14>に記載のバルク結晶成長方法。
本発明の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法(以下、「本発明の製造方法」と略す場合がある。)は、「種結晶として周期表第13族金属窒化物多結晶を反応容器内に設置する準備工程(以下、「本発明に係る準備工程」と略す場合がある。)」と、「反応容器内温度を昇温して前記種結晶上に周期表第13族金属窒化物多結晶を結晶成長させる成長工程(以下、「本発明に係る成長工程」と略す場合がある。)」とを含むことを特徴とする。
本発明者らは、高品質な周期表第13族金属窒化物多結晶をより効率良く製造することができる方法を求めて検討を重ねた結果、種結晶となる周期表第13族金属窒化物多結晶をあらかじめ反応容器内に設置し、かかる種結晶上に結晶成長させて周期表第13族金属窒化物多結晶を製造することにより、使用する原料の利用効率を高めて生産性を著しく改善し、かつ高品質な周期表第13族金属窒化物多結晶を得られることを見出した。かかる製造方法は、特に周期表第13族金属窒化物バルク結晶を得るための結晶成長法に使用する原料に好適な周期表第13族金属窒化物多結晶を製造することができ、周期表第13族金属窒化物バルク結晶のコスト低減や品質改善にも繋がる優れた技術である。
高品質な周期表第13族金属窒化物バルク結晶を得るための結晶成長法として、液相成長法、特に超臨界溶媒を用いるアモノサーマル法(超臨界状態及び/又は亜臨界状態の窒素を含有する溶媒の存在下で結晶成長させる方法)が注目を集めているが、かかるアモノサーマル法において、金属状態の周期表第13族金属や成長させようとする周期表第13族金属窒化物単結晶と同種の単結晶若しくは多結晶を原料として利用することができる。特に安全性、品質及び生産性の観点から、周期表第13族金属窒化物多結晶を原料として用いることが好適である。本発明の製造方法は、従来法に比べて周期表第13族金属窒化物多結晶をより効率良く高純度で製造することができるとともに、得られる周期表第13族金属窒化物多結晶の粒子径を制御し易い特徴を有しており、かかる点がアモノサーマル法等の結晶成長法に使用する原料を製造する上で大きな利点となる。例えば、特許文献1又は2に記載されている製造方法では、粒子径の小さい粉体状の周期表第13族金属窒化物多結晶が得られるが、本発明者らが検討したところによると、アモノサーマル法に用いる原料の粒子径が小さい場合、原料が反応室内に密に充填されてしまうことになり、原料粒子の間隙に流れる溶媒の対流が阻害されて原料の溶解速度が遅くなり、結果結晶成長速度の低下に繋がる。これに対して本発明の製造方法は、種結晶の形態や成長条件の選択によって、得られる周期表第13族金属窒化物多結晶の粒子径を制御することが可能であり、アモノサーマル法等の結晶成長法に使用する原料に特に好適な周期表第13族金属窒化物多結晶を製造することができる。
なお、本発明の製造方法は、「周期表第13族金属窒化物多結晶」を「種結晶」として用いて、「周期表第13族金属窒化物多結晶」を結晶成長させることを特徴としており、「周期表第13族金属窒化物単結晶」を「種結晶」として用いて、「周期表第13族金属窒化物バルク結晶(単結晶)」や「周期表第13族金属窒化物多結晶」を製造する態様は、本発明に含まれないことを意図する。また、本発明で製造される周期表第13族金属窒
化物多結晶の種類は、窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化インジウム(InN)等の1種類の周期表第13族金属を構成元素として含む窒化物のほか、窒化ガリウム・インジウム(GaInN)、窒化アルミニウム・ガリウム(AlGaN)等の2種類以上の周期表第13族金属を構成元素として含む窒化物であってもよい。
本発明に係る準備工程は、種結晶として周期表第13族金属窒化物多結晶を反応容器内に設置する工程であるが、周期表第13族金属窒化物多結晶の具体的な設置態様や設置方法は特に限定されず、後述する成長工程の成長方法等に応じて適宜設定することができる。例えば、気相成長法により周期表第13族金属窒化物多結晶を結晶成長させる場合、設置態様として結晶成長装置に備えられているサセプター上に周期表第13族金属窒化物多結晶を設置する態様、図2に示されるような貫通孔を有する保持容器に周期表第13族金属窒化物多結晶を設置する態様、或いは図3に示されるような保持容器に周期表第13族金属窒化物多結晶を付着させて設置する態様等が挙げられる。
保持容器の材質は特に限定されないが、耐食性・耐熱性に優れるものであることが好ましく、具体的には石英、カーボン、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素等が挙げられる。
また、保持容器の表面上に周期表第13族金属窒化物多結晶を析出させ、その容器を再度反応容器内に設置することも、本発明に係る準備工程に含まれるものとする。その場合には、析出させた周期表第13族金属窒化物多結晶を一度保持容器から剥がし、成長工程時における原料ガス流れ等を考慮して保持容器内に該多結晶を配置し直してもよい。その際に、反応容器の表面等の保持容器の表面以外の箇所に析出した多結晶をも、保持容器内に配置してもよい。
また、保持容器の表面上に周期表第13族金属窒化物多結晶を析出させた場合には、その後に、該多結晶にハロゲン含有ガスを接触させて金属状態の周期表第13族金属を除去する除去工程を実施してもよい。除去工程の温度は好ましくは200℃以上、より好ましくは350℃以上、さらに好ましくは450℃以上であり、また、好ましくは1100℃以下、より好ましくは900℃以下、さらに好ましくは750℃以下である。具体的には、多結晶を析出させた後に上記範囲まで降温して、多結晶を取り出すことなく除去工程を実施し、その後に多結晶を取り出すことなく昇温して成長工程を実施してもよい。また、多結晶を析出させて降温した後に該多結晶体を反応容器内から取り出し、除去工程用の装置に設置して除去工程を実施して、さらに、除去工程用の装置から取り出した多結晶を反応容器内に設置してもよい。ただし、降温・取り出し等に要する時間を短縮でき生産性を向上することができる傾向があることから、準備工程、除去工程及び成長工程の全ての工
程を1つの反応容器で、工程間及び工程の途中で多結晶を取り出すことなく実施することが好ましい。なお、ハロゲン含有ガスは、除去工程の条件下において気体であるハロゲン原子を含む化合物(単体も含む)であり、具体的には塩素ガス(Cl2)、臭素ガス(Br2)等のハロゲンガス、塩化水素ガス(HCl)、臭化水素ガス(HBr)等のハロゲン化水素ガスが挙げられる。
周期表第13族金属窒化物多結晶を反応容器内に設置する方法も特に限定されないが、周期表第13族金属窒化物多結晶を反応容器外から反応容器内に設置する方法を好ましく採用することができる。反応容器内に設置する際の反応容器内の温度も特に限定されないが、設置の容易さの観点から、100℃以下であることが好ましく、50℃以下であることがさらに好ましく、また、30℃以上であることが好ましい。
本発明において、粒子径等の種結晶の物性は特に限定されないが、種結晶である周期表第13族金属窒化物多結晶の二次粒子径は、通常0.5μm以上、好ましくは1μm以上、より好ましくは10μm以上であり、通常20mm以下、好ましくは15mm以下、より好ましくは10mm以下である。また、本発明に係る準備工程において設置する種結晶が二次粒子の凝集体(三次粒子)である場合、三次粒子を適宜粉砕して使用することが好ましい。三次粒子の粒子径は通常1mm以上であることが好ましく、5mm以上であることがより好ましく、10mm以上であることがさらに好ましい。上記範囲内であれば、アモノサーマル法等の結晶成長法に使用する原料に特に好適な周期表第13族金属窒化物多結晶を製造することができる。なお、周期表第13族金属窒化物多結晶の二次粒子径は、例えば光学顕微鏡観察を利用した画像解析等によって測定することができる。また、三次粒子の粒子径は、例えばノギスや物差し等により計測することができる。
本発明に係る成長工程は、反応容器内温度を昇温して前記種結晶上に周期表第13族金属窒化物多結晶を結晶成長させる工程であるが、周期表第13族金属窒化物多結晶を結晶成長させる具体的な成長方法や成長条件は特に限定されず、公知の方法や条件を適宜採用することができる。例えば、ハイドライド気相成長法(HVPE法)等の気相成長法のように、周期表第13族金属原料ガスと窒素含有ガスを反応容器内に導入し、気相中でこれらのガスを反応させて周期表第13族金属窒化物多結晶を結晶成長させる方法が挙げられ
るほか、フラックス法等の液相成長法のように、周期表第13族金属原料と窒素原料を溶媒内に導入し、液相中でこれらの原料を反応させて周期表第13族金属窒化物多結晶を結晶成長させる方法が挙げられる。結晶成長速度が速く、周期表第13族金属窒化物多結晶を効率的に製造できる観点から、周期表第13族金属原料ガスと窒素含有ガスとを反応させて周期表第13族金属窒化物多結晶を結晶成長させる気相成長法を利用した成長工程であることが好ましい。
なお、反応容器内温度の昇温は、採用する成長方法に応じて適宜選択することができ、到達温度及び昇温速度は特に限定されないものとする。また、「周期表第13族金属原料ガス」とは、成長工程の条件下において気体であり、周期表第13族金属を構成元素として含む化合物(単体も含む)を意味するものとする。そして「窒素含有ガス」とは、同じく成長工程の条件下において気体であり、窒素を構成元素として含む化合物(単体を含む)を意味するものとする。
以下、本発明に係る成長工程の詳細を説明するに当たり、周期表第13族金属原料ガスと窒素含有ガスとを反応させて周期表第13族金属窒化物多結晶を結晶成長させる気相成長法の場合の結晶成長装置及び成長条件の具体例を挙げて説明するが、以下の態様に限定されるものではない。
窒素含有ガスは、成長工程の条件下において気体であり、窒素を構成元素として含む化合物(単体を含む)であれば具体的な種類は限定されないが、アンモニアガス(NH3)等が挙げられる。
周期表第13族金属原料ガス及び窒素含有ガスのほか、目的に応じて水素ガス(H2)、窒素ガス(N2)、ヘリウムガス(He)、ネオンガス(Ne)、アルゴンガス(Ar)等のキャリアガスを使用することができる。
周期表第13族金属原料ガスは、リザーバー106内に周期表第13族金属を入れ、導入管103から周期表第13族金属と反応するガスを供給することにより発生させ、供給することができる。例えば、リザーバー内に金属ガリウム(Ga)を入れ、導入管103から塩化水素ガス(HCl)を供給することにより、塩化ガリウム(GaCl)を供給することができる。なお、導入管103からは塩化水素(HCl)とともにキャリアガスを供給してもよい。また、窒素含有ガス、キャリアガス等は導入管101、102、104、105から供給することができる。
の供給量、結晶成長時間)は、成長方法等に応じて適宜設定すべきものであるが、気相成長法により周期表第13族金属窒化物多結晶を成長させる場合の具体例を以下に挙げる。
温度条件(反応容器内温度)は、通常950℃以上、好ましくは970℃以上、より好ましくは980℃以上であり、通常1200℃以下、好ましくは1100℃以下、より好ましくは1050℃以下である。
圧力条件(反応容器内圧力)は、通常10kPa以上、好ましくは30kPa以上、より好ましくは50kPa以上であり、通常200kPa以下、好ましくは150kPa以下、より好ましくは120kPa以下である。
周期表第13族金属原料ガスの体積分率(反応容器内を満たす全ガス体積に対する分率)は、塩化ガリウムガス(GaCl)を使用する場合、通常0.5vol%以上、好ましくは1vol%以上、より好ましくは3vol%以上であり、通常30vol%以下、好ましくは15vol%以下、より好ましくは10vol%以下である。
窒素含有ガスの体積分率(反応容器内を満たす全ガス体積に対する分率)は、アンモニアガス(NH3)を使用する場合、通常5vol%以上、好ましくは10vol%以上、より好ましくは30vol%以上であり、通常95vol%以下、好ましくは90vol%以下、より好ましくは80vol%以下である。
気相成長法を用いて窒化ガリウム多結晶を成長する場合、キャリアガスとして水素ガス(H2)、窒素ガス(N2)、ヘリウムガス(He)、ネオンガス(Ne)、アルゴンガス(Ar)等を適宜用いることができるが、水素ガス(H2)をキャリアガスとして用いる場合、その水素ガスの使用比率を下げることにより、後述のガリウム利用効率を上げることが可能である。この場合、水素ガス(H2)の代わりに他の不活性ガスをキャリアガスとして用いることが好ましい。水素ガス(H2)の体積分率(反応容器内を満たす全ガス体積に対する分率)は、50vol%以下にすることが好ましく、30vol%以下にすることがより好ましく、10vol%以下にすることがさらに好ましい。また、水素ガス(H2)の代わりに用いる不活性ガスとしては、コストの観点から窒素ガス(N2)が好ましい。
結晶成長時間は、目的とする周期表第13族金属窒化物多結晶の量等に応じて適宜設定するべきものであるが、通常10分以上、好ましくは30分以上、より好ましくは1時間以上であり、通常300時間以下、好ましくは150時間以下、より好ましくは100時間以下である。上記範囲内であれば、アモノサーマル法等の結晶成長法に使用する原料に特に好適な周期表第13族金属窒化物多結晶を製造することができる。
金属状態の周期表第13族金属を除去する具体的な方法は特に限定されないが、得られた周期表第13族金属窒化物多結晶を硝酸(HNO3)等の酸水溶液で洗浄する方法、或いは得られた周期表第13族金属窒化物多結晶にハロゲン含有ガスを接触させる方法等が挙げられる。操作が簡便であり除去工程で使用する化合物の残留が少ないことからハロゲン含有ガスを接触させて金属状態の周期表第13族金属を除去することが好ましい。
なお、ハロゲン含有ガスとは、除去工程の条件下において気体であるハロゲン原子を構成元素として含む化合物(単体も含む)を意味するものであり、具体的には塩素ガス(Cl2)、臭素ガス(Br2)等のハロゲンガス、塩化水素ガス(HCl)、臭化水素ガス(HBr)等のハロゲン化水素ガスが挙げられる。
ハロゲン含有ガスを接触させて金属状態の周期表第13族金属を除去する場合の温度条
件は特に限定されないが、通常200℃以上、好ましくは350℃以上、より好ましくは450℃以上であり、通常1100℃以下、好ましくは900℃以下、より好ましくは750℃以下である。
ハロゲン含有ガスを接触させて金属状態の周期表第13族金属を除去する場合の圧力条件は、周期表第13族金属窒化物多結晶の量やその他の条件に応じて適宜設定するべきものであるが、反応室内の圧力を常圧(101.3kPa)とする場合のハロゲン含有ガスの分圧として、通常1.013kPa以上、好ましくは5.066kPa以上、より好ましくは10.13kPa以上であり、通常101.3kPa以下、好ましくは81.06kPa以下、より好ましくは50.66kPa以下である。
(種結晶として周期表第13族金属窒化物多結晶を反応容器内に設置する準備工程)
(1)石英反応容器内に、図3に示されるような構造を有する窒化ガリウム多結晶を付着させるための保持容器(構造体)を入れ、リザーバーに消費量に相当するガリウム融液を充填し、反応容器内に不活性ガスを流通させた。
(2)反応容器内の酸素を除去するために十分な時間、不活性ガスを流通保持した後、さらに水素ガスを導入しながら反応容器を昇温した。
(3)内温が窒化ガリウム合成温度まで到達したところで、リザーバーへ16vol%の塩化水素ガス(7.5vol%H2/N2キャリアガスで希釈)を、また反応容器内に設置された構造体の直上に21vol%のアンモニアガス(15vol%H2/N2キャリアガスで希釈)をそれぞれ流通させ、アンモニアガスとガリウムリザーバーから構造体直上に供給される塩化ガリウムガスとの物質量比を11:1となるように流量を制御しながら、構造体上で窒化ガリウム結晶を2時間合成した。なお、合成を実施している際には、生成した塩化ガリウムの逆反応による分解を防止するために、0.9vol%の塩化水素ガス(100vol%N2キャリアガスで希釈)を単独ラインから構造体上へ供給した。(4)充填したガリウム量に見合う量の塩化水素ガスを流通した後、塩化水素ガスの供給を停止して反応容器の加熱を停止し、冷却を開始した。その際、高温での窒化ガリウム多結晶の分解抑制のために、合成温度から400℃までの間、アンモニアガスを反応容器内に流通し続けた。
(5)冷却完了後、反応容器内に不活性ガスを所定時間流通し、反応容器内から窒化ガリ
ウム多結晶が付着した構造体を取り出した。構造体上に付着した窒化ガリウム多結晶の重量を測定したところ、その重量は85gであり、充填したガリウム量から換算される窒化ガリウム重量に対する割合(ガリウム利用効率)は75.8%であった。
(1)前述の準備工程で得られた窒化ガリウム多結晶を構造体から剥がすことなく、そのまま反応容器内に構造体を入れた。
(2)窒化ガリウム多結晶を種結晶とし、前述の準備工程と同様の温度、ガス条件、合成時間にて種結晶上に新たに窒化ガリウム多結晶を成長させた。
(3)成長終了後、種結晶上に成長した窒化ガリウム多結晶の質量を測定したところ、その質量は95gであり、充填したガリウム量から換算される窒化ガリウム質量に対する割合(ガリウム利用効率)は84.7%であった。構造体上に直接成長させる場合と比べて比表面積の大きい種結晶を用いた場合、明らかに窒化ガリウム多結晶の回収率が向上することが確認された。また、種結晶上に成長した窒化ガリウム多結晶中に含まれる金属Gaを69wt%硝酸水溶液へ全量抽出し、その量をICP−AESを用いて定量したところ、金属Ga含有量は0.071wt%であり、比較例(後述)にて、窒化ガリウム多結晶を構造体上に直接成長させた場合と比べて金属Ga含有量が明らかに少ないことが確認された。また、種結晶上に成長した窒化ガリウム多結晶の3次粒子径を目視観察により測定したところ、球形換算で10mm〜20mmであり、参考例で成長させた窒化ガリウム多結晶の3次粒子径範囲に入ることが確認された。
(種結晶として周期表第13族金属窒化物多結晶を反応容器内に設置する準備工程)
石英反応容器内に、図3に示されるような構造を有する種結晶を設置するための保持容器(構造体)を入れ、保持容器上の中心から端部に至るまで窒化ガリウム種結晶を隙間なく設置していき、種結晶層厚みが約1cmとなるまで種結晶を並べた(並べた窒化ガリウム種結晶の総重量は1359g)。
(1)リザーバーに消費量に相当するガリウム融液を充填し、反応容器内に不活性ガスを流通させた。
(2)反応容器内の酸素を除去するために十分な時間、不活性ガスを流通保持した後、さらに水素ガスを導入しながら反応容器を昇温した。
(3)内温が窒化ガリウム合成温度まで到達したところで、リザーバーへ16vol%の塩化水素ガス(7.5vol%H2/N2キャリアガスで希釈)を、また反応容器内に設置された構造体の直上に21vol%のアンモニアガス(15vol%H2/N2キャリアガスで希釈)をそれぞれ流通させ、アンモニアガスとガリウムリザーバーから窒化ガリウム種結晶直上に供給される塩化ガリウムガスとの物質量比を11:1となるように流量を制御しながら、窒化ガリウム種結晶表面上で窒化ガリウム結晶を2時間合成した。なお、合成を実施している際には、生成した塩化ガリウムの逆反応による分解を防止するために、0.9vol%の塩化水素ガス(100vol%N2キャリアガスで希釈)を単独ラインから構造体上へ供給した。
(4)充填したガリウム量に見合う量の塩化水素ガスを流通した後、塩化水素ガスの供給を停止して反応容器の加熱を停止し、冷却を開始した。その際、高温での窒化ガリウム多結晶の分解抑制のために、合成温度から400℃までの間、アンモニアガスを反応容器内に流通し続けた。
(5)冷却完了後、反応容器内に不活性ガスを所定時間流通し、反応容器内から窒化ガリウム多結晶が付着した窒化ガリウム種結晶を取り出した。窒化ガリウム種結晶表面上に付着した窒化ガリウム多結晶の重量を測定したところ、その重量は99gであり、充填したガリウム量から換算される窒化ガリウム重量に対する割合(ガリウム利用効率)は88.
3%であった。構造体上に直接成長させる場合と比べて比表面積の大きい種結晶を設置した場合、明らかに窒化ガリウム多結晶の回収率が向上することが確認された。また、種結晶上に成長した窒化ガリウム多結晶の三次粒子径を目視観察により測定したところ、球形換算で15mm〜30mmであり、参考例で成長させた窒化ガリウム多結晶の三次粒子径範囲に入ることが確認された。さらに、種結晶として用いた窒化ガリウム多結晶1.87gについて、BET法(液体窒素温度下にて窒素を1時間吸着、その後200℃にて窒素を脱離させ、ガスクロマトグラフィーにて吸着窒素量を測定)による比表面積測定を実施したところ、種結晶の比表面積は4000cm−1であった。
得られた窒化ガリウム多結晶のSIMS分析をCAMECA社製Ims−4fを用いて測定した。酸素濃度は2.5×1018atoms/cm3であり、Si濃度は3.8×1016atoms/cm3であった。
得られた窒化ガリウム多結晶の色差測定を、日本電色工業ZE−2000測色色差計(標準白板 Y=95.03、X=95.03、Z=112.02)を用いて以下の要領で測定した。100マイクロメートル以下に粉砕した該窒化ガリウム多結晶粉体約2ccを、該色差計付属品の35mmφの透明の丸型セルの底につめた後に上から押さえて隙間無く装填した。粉末・ペースト試料台の上に設置してキャップをかぶせた後、30mmφの試料面積に対し反射測定したところ、L=62.28、a=0.59、b=12.27であった。
実施例2と同様の条件で得られた窒化ガリウム多結晶を、容積300mlのビーカーに充填したところ850gの窒化ガリウム多結晶が充填された。よって、このとき用いた窒化ガリウム多結晶の嵩密度は、(窒化ガリウム多結晶質量850g)/(ビーカーの容積300ml)で計算され、2.8g/cm3であった。
後述する参考例の嵩密度1.8g/cm3と比較すると、約1.6倍となっている。これは、アモノサーマル法等の結晶成長の原料として使用する場合、同容積の原料充填領域に約1.6倍の原料を充填できることになり、原料が枯渇することなくさらなる長時間の結晶成長が可能となり、成長結晶の大型化に効果があると考えられる。
種結晶を使用せずに、直接保持容器表面上に窒化ガリウム多結晶を付着させた場合(実施例の準備工程と同様の条件)、ガリウム利用効率は75.8%であり、種結晶上へ窒化ガリウム多結晶を付着させた場合(ガリウム利用効率:84.7%)よりもガリウム利用効率が低下することが確認された。また、得られた窒化ガリウム多結晶中に含まれる金属Gaを実施例1と同様の手順で定量したところ、窒化ガリウム多結晶中の金属Ga含有量は0.42wt%であり、種結晶表面上に直接成長させる場合と比べて金属Ga含有量が多いことが確認された。
実施例とほぼ同様のガス条件にて、準備工程を実施せずに保持容器表面上に成長させた窒化ガリウム多結晶について、以下に示すような手法で安息角、嵩密度を測定した。
(安息角の測定)
保持容器から取り外した窒化ガリウム多結晶を1辺が0.5〜30mmになるように粗砕した。この窒化ガリウム多結晶30kgを20〜30cm口径の容器に充填し、高さ20cmから水平な床の上に落下させて、円錐状に窒化ガリウム多結晶を積み上げた。このとき、円錐の頂点部からの距離を常に20cmに維持するために、投下位置を適宜変化さ
せた。また、窒化ガリウム多結晶の投下速度は500g/秒とし、積み上げた窒化ガリウム多結晶の斜面が2回崩れるまで投下を継続した。積み上げた円錐状の窒化ガリウム多結晶について、安息角(円錐斜面と水平面のなす角度)を、分度器を用いて3回測定したところ、安息角は31〜33°であった。
安息角測定で用いた窒化ガリウム多結晶130gを、内径2.5cmの容器に充填したところ、窒化ガリウム多結晶層の高さは15cmであった。よって、このとき用いた窒化ガリウム多結晶の嵩密度は(窒化ガリウム多結晶質量130g)/((容器断面積4.9cm2)×(高さ15cm))で計算され、1.8g/cm3であった。なお、上記測定で用いた窒化ガリウム多結晶を光学顕微鏡によって確認したところ、0.5〜1mmの二次粒子が凝集してなる、0.5〜30mmの三次粒子であることがわかった。また、三次粒子の粒径の分布としては、0.1〜1.0mmの粒子が1.7質量%であり、1.0〜30mmの粒子が98.3質量%であった。
101〜105 導入管
106 リザーバー
107 ヒーター
108 保持容器
109 排気管
110 種結晶
111 貫通孔
112 周期表第13族金属原料ガスの流れ方向
113 保持容器の周期表第13族金属原料ガスのガス流れ方向に垂直な方向の長さ
114 保持容器の周期表第13族金属原料ガスのガス流れ方向の長さ
Claims (15)
- 種結晶として周期表第13族金属窒化物多結晶粒子を反応容器内に設置する準備工程と、反応容器内温度を昇温して前記種結晶上に周期表第13族金属窒化物多結晶を気相成長法により結晶成長させる成長工程とを含むことを特徴とする周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子の二次粒子径が、0.5μm以上20mm以下である、請求項1に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子の比表面積が、500cm−1以上である、請求項1又は2に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子の総有効表面積が、1000cm2以上である、請求項1乃至3の何れか1項に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子の総有効表面積と、前記反応容器内で前記種結晶以外に気相に接触する表面の総面積の比が0.2以上である、請求項1乃至4の何れか1項に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 金属状態の周期表第13族金属の含有量が1000ppm以下の周期表第13族金属窒化物多結晶を製造するものである、請求項1乃至5の何れか1項に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 安息角が45°未満の周期表第13族金属窒化物多結晶を製造するものである、請求項1乃至6の何れか1項に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 嵩密度が0.7g/cm3以上4.5g/cm3以下の周期表第13族金属窒化物多結晶を製造するものである、請求項1乃至7の何れか1項に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 前記気相成長法における気相中の水素ガス体積分率が50vol%以下である、請求項1乃至8の何れか1項に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 前記準備工程が、貫通孔を有する保持容器に前記種結晶としての周期表第13族金属窒化物多結晶粒子を設置する工程である、請求項1乃至9の何れか1項に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 前記保持容器の周期表第13族金属原料ガスのガス流れ方向に垂直な方向の長さが、周期表第13族金属原料ガスのガス流れ方向の長さの10%以上である、請求項10に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 窒化ガリウム多結晶を製造するものである、請求項1乃至11の何れか1項に記載の周期表第13族金属窒化物多結晶の製造方法。
- 請求項1乃至12の何れか1項に記載の製造方法で周期表第13族金属窒化物多結晶を製造すること、及び前記周期表第13族金属窒化物多結晶を原料として用いることを特徴とするバルク結晶成長方法。
- 超臨界状態及び/又は亜臨界状態の窒素を含有する溶媒の存在下で結晶成長させることを特徴とする、請求項13に記載のバルク結晶成長方法。
- 窒化ガリウムバルク結晶を成長させるものである、請求項13又は14に記載のバルク結晶成長方法。
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