JP5982643B2 - バージンキャップ - Google Patents
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(1)外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記リング部材には、スリットが形成されており、前記過締め防止ラチェットは、前記スリットの対向面の略180°離間した位置に形成されているバージンキャップ(請求項1)。
(2)外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記3個の必須ラチェットは、開封時には、前記リング部材の弾性変形により瓶側の突起に一緒に係止し得るが、巻き締め時には、瓶側の突起に同時に乗り上げないように形成されたバージンキャップ(請求項2)。
(3)外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記3個の必須ラチェットのうちの1個のラチェットは、巻き締め時には、他の2個の必須ラチェットと同時には瓶側の突起に乗り上げないような位置に配置し、高さも他の必須ラチェットよりも低く形成されているバージンキャップ(請求項3)。
(4)外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記リング部材には、スリットが形成されており、前記3個の必須ラチェットのうちスリットに近い2個は、スリットから30゜以上離れた位置に配置されたバージンキャップ(請求項4)。
(5)外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記3個の必須ラチェットのうち2個のラチェットの間は、180゜若しくはその近くとし、他の1個のラチェットは、巻き締め時には、3個同時には前記瓶側の突起に乗り上げないが、開封時には、前記リング部材の弾性変形により瓶側の突起に一緒に係止し得る位置となるように形成されたバージンキャップ(請求項5)。
(6)外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記リング部材には、スリットが形成されており、前記スリットには、一つ以上の不正開封を検知するブリッジが設けられており、前記不正開封を検知するブリッジは、前記リング部材の縦スリットの開栓方向の面に凹部を形成し、該スリットの反対方向の面に形成したロッドを、該凹部内に間隔づけて位置させ、該ロッドの上面と該凹部上面及び該ロッドの下面と該凹部下面とを連結するブリッジで形成されているバージンキャップ(請求項6)。
(7)外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記キャップ本体下端に開封方向に上昇傾斜したスロープを有する凹部を形成し、該凹部の対向面のリング部材上端に該凹部に遊嵌する凸部を形成したバージンキャップ(請求項7)。
(8)外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記キャップ本体下端に開封方向に上昇傾斜したスロープを有する凹部を形成し、該凹部の対向面のリング部材上端に該凹部に遊嵌する凸部を形成し、前記凸部は、開封方向に上昇傾斜したスロープを有するバージンキャップ(請求項8)。
前記過締め防止ラチェットが、瓶側の突起に乗り上げる場合は、他のラチェットは、瓶側の突起に乗り上げないのが好ましい(請求項10)。巻き締め終了時に過締め防止ラチェットと一緒に他のラチェットが乗り上げると、封印帯が膨らんで見栄えが悪い等の問題が生じるからである。
前記過締め防止ラチェットは、前記3個の必須ラチェットのいずれかに対して開封方向に45°を超えない位置で、且つ、瓶口の突起が嵌るのに十分な間隔が確保される位置に配置するのが好ましい(請求項16)。過締め防止ラチェットは、前記3個の必須ラチェットのいずれかに対して開封方向に約30°以下の位置とするのが更に好ましい(請求項17)。開封時に必須ラチェットが瓶の突起に係止するまでの距離を短くするためである。
1個のラチェットを、他のラチェットと幅を同じにして、高さを低くすると、フラット面が長くなるか、傾斜面の角度が緩やかになる。しかし、何れの場合にも、巻き締め時において、瓶側の突起を乗り越えるまでの時間が他のラチェットより長くなり、その間、封印帯に負荷が生じる。これを軽減するために、この1個のラチェットは、他の必須ラチェットより周方向幅を狭くしてもよい。この場合、例えば他の必須ラチェットより15〜30%程度狭くすることができる。
2・・・・・・・・・ブリッジ
2´・・・・・・・・・太いブリッジ
3・・・・・・・・・リング部材(封印帯)
4・・・・・・・・・矢印状スリット
5、5´・・・・・・不正開封を検知する縦方向ブリッジ
6・・・・・・・・・凹部
7・・・・・・・・・ロッド
10・・・・・・・・・キャップ本体に形成した凸部
11・・・・・・・・・キャップ本体に形成した凹部
12・・・・・・・・・封印帯に形成した凸部
#1, #4, #7・・・・必須ラチェット
#5・・・・・・・過締め防止ラチエット
#3,#6,#9・・・・補助ラチェット
A,B,C,D・・・・・瓶口のラチェット(突起)
瓶口の突起にラチェット#5が乗り上げることで締め付け抵抗が増大し、巻き締め操作が停止する。ラチェット#5が瓶口の突起をも乗り越えて巻き締めが行われた場合は、上昇接触により締め付け抵抗が増大し、キャップのパッキンに当たって、締め付け抵抗が更に増大し巻き締め操作が停止する。
まず、ラチェット#1及び#7は、スリットのブリッジが意図せずに切れるのを避けるため、スリット近傍には配置せずに、スリットから30°以上離れた位置に配置する。尚、スリットの内面には、ラチェットを配置することができない。
位置関係は以下の(1)〜(3)のいずれかになる。
(1)ラチェット#1と#4の間が90°である場合(ラチェット#1と#4とが巻き締め時に瓶の突起を同時に乗り越える)
残りのラチェット#7は、巻き締め時に、ラチェット#1及び#4と同時には瓶口の突起を乗り越えない位置に配置する。
具体的には、ラチェット#7をラチェット#4に対して90°を超える位置(95°〜100°)、又はラチェット#4に対して90°未満の位置(80°〜85°)に配置する。
残りのラチェット#1は、巻き締め時に、ラチェット#4及び#7と同時には瓶口の突起を乗り越えない位置に配置する。
具体的には、ラチェット#1をラチェット#4に対して90°を超える位置(95°〜100°)、又はラチェット#4に対して90°未満の位置(80°〜85°)に配置する。
(3)ラチェット#1と#7の間が180°である場合(ラチェット#1と#7とが巻き締め時に瓶の突起を同時に乗り越える)
残りのラチェット#4は、巻き締め時に、ラチェット#1及び#7と同時には瓶口の突起を乗り越えない位置に配置する。
具体的には、ラチェット#4を、ラチェット#1に対して90°を超えるか(95°〜100°)、90°未満(80°〜85°)の位置に配置する。
そのため過締め防止ラチェット#5は、ラチェット#1、#4、#7のいずれかに対して開封方向に45°を超えない位置で、且つ、瓶口の突起が嵌るのに十分な間隔が確保される位置に配置するのが好ましい。
但し、過締め防止ラチェット#5に対して、ラチェット#5の開栓方向、巻き締め方向に90°の位置には他のラチェットを配置しないのが好ましい。このような配置とすることで、過締め防止ラチェットが1個以上ある場合でも、巻き締め終了時に過締め防止ラチェットがそれぞれ異なる瓶側の突起に乗り上げることがないし、開封操作時には、過締め防止ラチェットは瓶口の突起に係止せず、開封には関与しない。
図3に示すように、ラチェット#4と#5の間に瓶側の突起が位置するようにキャップが巻き締めセットされるのが理想である。
#1, #3, #4, #6=1.3mm
#5, #7, #9=1.0mm
上記実施例において、ラチェット#5は、必須ラチェット#1や必須ラチェット#4の頂部をさらに切り欠いた、すなわちフラット面が長くなる形状になっている。すなわち、各ラチェットの上部フラット面の幅は4°であるが、ラチェット#5の上部フラット面の幅は8°である
上記実施例でのキャップの全ラチェット間の関係は以下の通りである。
#1〜#3:60°
#3〜#4、#4〜#5、#5〜#6:30°
#6〜#7:36°
#7〜#9:60°(#6〜#9:96°)
次に、不正開封を検知するブリッジについて説明する。
Claims (20)
- 外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記リング部材には、スリットが形成されており、前記過締め防止ラチェットは、前記スリットの対向面の略180°離間した位置に形成されているバージンキャップ。
- 外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記3個の必須ラチェットは、開封時には、前記リング部材の弾性変形により瓶側の突起に一緒に係止し得るが、巻き締め時には、瓶側の突起に同時に乗り上げないように形成されたバージンキャップ。
- 外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記3個の必須ラチェットのうちの1個のラチェットは、巻き締め時には、他の2個の必須ラチェットと同時には瓶側の突起に乗り上げないような位置に配置し、高さも他の必須ラチェットよりも低く形成されているバージンキャップ。
- 外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記リング部材には、スリットが形成されており、前記3個の必須ラチェットのうちスリットに近い2個は、スリットから30゜以上離れた位置に配置されたバージンキャップ。
- 外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記3個の必須ラチェットのうち2個のラチェットの間は、180゜若しくはその近くとし、他の1個のラチェットは、巻き締め時には、3個同時には前記瓶側の突起に乗り上げないが、開封時には、前記リング部材の弾性変形により瓶側の突起に一緒に係止し得る位置となるように形成されたバージンキャップ。
- 外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記リング部材には、スリットが形成されており、前記スリットには、一つ以上の不正開封を検知するブリッジが設けられており、前記不正開封を検知するブリッジは、前記リング部材の縦スリットの開栓方向の面に凹部を形成し、該スリットの反対方向の面に形成したロッドを、該凹部内に間隔づけて位置させ、該ロッドの上面と該凹部上面及び該ロッドの下面と該凹部下面とを連結するブリッジで形成されているバージンキャップ。
- 外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記キャップ本体下端に開封方向に上昇傾斜したスロープを有する凹部を形成し、該凹部の対向面のリング部材上端に該凹部に遊嵌する凸部を形成したバージンキャップ。
- 外周に突起が設けられた瓶口を有する瓶に螺合する合成樹脂製バージンキャップであり、該バージンキャップは、キャップ本体に開封時に切断されるブリッジを介して連結したリング部材と、該リング部材の内周に形成された3個の必須ラチェットと過締め防止ラチェットとを具備し、該3個の必須ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止し、前記過締め防止ラチェットは、開封時には、瓶側の突起に係止しないが、巻き締め終了時に瓶側の突起に上昇接触して抵抗を高めて過締めを防止する作用を有し、前記キャップ本体下端に開封方向に上昇傾斜したスロープを有する凹部を形成し、該凹部の対向面のリング部材上端に該凹部に遊嵌する凸部を形成し、前記凸部は、開封方向に上昇傾斜したスロープを有するバージンキャップ。
- 前記過締め防止ラチェットの高さは、他のラチェットの少なくとも一つよりも低く形成する請求項1〜8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記過締め防止ラチェットが、瓶側の突起に乗り上げる場合は、他のラチェットは、瓶側の突起に乗り上げない請求項1〜8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記3個の必須ラチェットは、巻き締め時には、瓶側の突起に同時には乗り上げない請求項1、2、4、6〜8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記リング部材には、スリットが形成されている請求項2、3、5、7又は8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記リング部材の必須ラチェットは、開封方向に緩やかな上昇斜面が形成され、巻き締め方向には急激な傾斜若しくは垂直面に形成され、該傾斜若しくは垂直面は、開封時には前記必須ラチェットが前記瓶側の突起に係止する係止面となる請求項1〜8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記瓶の突起は、巻き締め方向に緩やかな上昇斜面が形成され、開封方向には急激な傾斜若しくは垂直面に形成され、該傾斜若しくは垂直面は、開封時には前記必須ラチェットの係止面となる請求項1〜8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記瓶は、90゜間隔で外周に4個の突起が設けられた瓶口を有する瓶である請求項1〜8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記過締め防止ラチェットは、前記3個の必須ラチェットのいずれかに対して開封方向に45°を超えない位置で、且つ、瓶口の突起が嵌るのに十分な間隔が確保される位置に配置する請求項1〜8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記過締め防止ラチェットは、前記3個の必須ラチェットのいずれかに対して開封方向に約30°以下の位置とする請求項16に記載のバージンキャップ。
- 前記3個の必須ラチェットのそれぞれの隣接するラチェット間に、補助ラチェットを設ける請求項1〜8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記3個の必須ラチェットの2個が巻き締め時に同時に瓶の突起に乗り上げ、残りの1個は、前記2個の必須ラチェットと同時に乗り上げないように、上記いずれかの必須ラチェットから、90゜を超える位置(95〜100゜)か、又は90゜未満の位置(80〜85゜)に配置する請求項1〜8のいずれかに記載のバージンキャップ。
- 前記前記スリットには、一つ以上の不正開封を検知するブリッジが設けられている請求項1,4,6又は12のいずれかに記載のバージンキャップ。
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