JP5980952B2 - モータの駆動軸と被駆動装置の被駆動軸との間の連結部 - Google Patents

モータの駆動軸と被駆動装置の被駆動軸との間の連結部 Download PDF

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Description

本発明は、モータの駆動軸と被駆動装置の被駆動軸との間の連結部に関する。
本発明は、詳細には、各軸が互いに所定の横方向距離で軸方向に延び、連結部が駆動軸上の駆動歯車と被駆動軸上の被駆動歯車とで実現され、駆動歯車及び被駆動歯車が互いに直接噛み合い、これらの歯車がハウジング内に固定され、このハウジングが、一方においてモータハウジングに結合され、他方において被駆動装置ハウジングに結合されているような、モータの駆動軸と被駆動装置の被駆動軸との間の連結部に関するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明が関連する連結部は、駆動軸上の駆動歯車が被駆動軸上の被駆動歯車に追加の歯車を有することなく直接噛み合うので、構造が簡単で、範囲内に収まる小型寸法である。
例えば、モータは、電気モータ又は燃焼機関、又は同様のものとすることができる。
例えば、被駆動装置は、一般的には圧縮機要素とすることができる。
従来技術によれば、駆動軸と被駆動軸との間の前述のタイプの連結部は公知であるが、公知の連結部には多くの欠点がある。
より詳細には、連結部を形作る歯車は、駆動軸の角速度を被駆動軸の異なる角速度に変換する特定の速度伝達比を実現することが意図される。
この目的のために、公知の連結部では、外歯を有する歯車が駆動軸上及び被駆動軸上に設けられ、一般には、駆動軸上の大きな歯車が、被駆動軸上の小さな歯車と噛み合う。
例えば、圧縮機は、圧力を十分に高めるため非常に高速で作動する必要があり、駆動軸の角速度は、一般に歯車伝達装置によって高速にする必要がある。
実現すべき速度伝達比は、歯車伝達装置に関与する各歯車の直径比に対応するので、非常に大きな比にする必要がある場合が多い。
しかしながら、実際は、速度伝達比を無制限に大きくすることはできない。
例えば、DIN3961規格−クラスL6を満たす、はすば歯車といった通常の品質の歯車を使用する場合、速度伝達比の最大限度を超えると各歯車の歯間の接触が大きな騒音をもたらすので、この最大限度は例えば3になることが分かっている。
このことは、例えばより高品質の歯車を用いることによって改善できるが、これは膨大な追加費用を意味し、関連する用途をできる限り限定する必要がある。
もちろん、複数の歯車及び追加の軸を使用して速度伝達比を大きくすることができるが、このことは、連結部の小型化及び単純化を犠牲にしたものであり、本発明との関連においては望ましくない代替手法である。
本発明が関連する公知の連結部の大きな欠点は、少なくとも連結部の単純化及び寸法、並びに連結部に結合される歯車の品質及び歯車の費用が制限される限り、典型的には3である限定された速度伝達比だけしか実現できない点にある。
本発明が関連する公知の連結部の別の欠点は、各歯車の間の速度伝達比を変更するには多くの修正が必要となる点にある。
本発明が関連する公知の連結部において、駆動軸及び被駆動軸は、互いに所定の一定の横方向間隔で配置されているので、速度伝達比を変更する場合には、駆動歯車及び被駆動歯車の両歯車を交換する必要がある。
このことは、一方で多数の異なる歯車を設ける必要があり、他方でこのような速度伝達比の変更には多くの組立作業が必要となることを意味する。
さらに、駆動軸と被駆動軸との間の一定の横方向距離は、所望の速度伝達比を得ることができる歯車ペアの構成の選択に厳しい制限を課すことになる。
また、この困難性は、本発明が関連する公知の連結部の厳密な標準化の妨げとなる。
本発明の目的は、上記の欠点及び他の何らかの欠点の1つ又はそれ以上に対する解決策を提供することである。
より詳細には、本発明の目的は、モータの駆動軸と被駆動装置の被駆動軸との間の連結部を提供することであり、この連結部は、大きな速度伝達比を可能とするが、小型で単純な構造である。
さらに、本発明の目的は、厳密な標準化を可能にすると共に速度伝達比を大きな困難を伴うことなく変更できる前述の連結部を実現することである。
この目的を達成するために、本発明は、モータの駆動軸と被駆動装置の被駆動軸との間の連結部に関し、駆動軸は軸方向に延び、該駆動軸と平行でこの軸方向から所定の横方向距離にある被駆動軸は、平行な軸方向に延び、連結部は、駆動軸上の駆動歯車と被駆動軸上の被駆動歯車とによって実現され、駆動歯車及び被駆動歯車は互いに直接噛み合い、これらの歯車はハウジングに固定され、このハウジングは、一方においてモータハウジングに固定され、他方において被駆動装置ハウジングに固定され、駆動歯車又は被駆動歯車は内歯を有するリングギヤであり、連結部の残りの歯車は外歯を有するピニオンである。
例えば、圧縮機を駆動するために、圧縮機を駆動する軸の角速度が大きくなるように、内歯を有するリングギヤが駆動歯車であり、ピニオンが被駆動歯車であることが好ましい。
しかしながら、技術的観点からは、駆動軸が高速で回転する軸又は低速で回転する軸のいずれであるかは重要でないことが明らかであり、結果的に、本発明は、内歯をもつリングギヤを被駆動軸に使用すると共にピニオンを駆動軸で使用する実施形態にも同様に適用できる。
本発明による大きな利点は、大きな速度伝達比を実現して例えば装置を非常に高速で駆動することができ、連結部は依然として小型で単純な構造である。
もちろん、この最も重要な理由は、ピニオンがリングギヤの内側に固定されるので、外歯を有する2つの歯車の場合に比べて、内歯を有するリングギヤが、連結部全体の寸法を増大させることなく、比例的により大きな直径を有することができ、結果的に、連結部の同じ必要容積に対してより大きな速度伝達比が可能となるためである。
本発明による連結部の速度伝達比を公知の連結部よりも大きくすることができる別の重要な理由は、本発明による連結部のように、内歯を有するリングギヤ及び外歯を有するピニオンから構成される歯車対の「接触比」が、公知の連結部の外歯を有する2つの歯車から構成される歯車対よりも大きいとうい事実の結果である。
この接触比は、噛み合い状態にある歯車において接触する歯の歯対の平均個数を示す。
リングギヤの内歯と噛み合うピニオンにおけるような、大きな速度伝達比では、関連の各歯車の間の衝撃が小さく、結果として振動が小さくなり騒音の発生が低減する。
さらに、直線歯を有する歯車同士の接触比は、はすば歯を有する歯車同士の接触比よりも小さい。
本発明が関連する、外歯を有する2つの歯車から構成される歯車対が用いられる公知の連結部では、小さな接触比を有する直線歯を適用すると過大な騒音発生につながるので、常にはすば歯が使用される。
本発明による連結部に適用される、内歯を有するリングギヤ及びピニオンから構成される歯車対によれば、前記の接触比は、直線歯及びはすば歯の両方で常に大きく、これは歯車が回転する場合に過大な騒音を生じない。
その結果、本発明の連結部では、公知の連結部よりも大きな接触比が実現され、限られた寸法のハウジング内の通常の品質の歯車で実現でき、直線歯及びはすば歯を有する歯車を適用することができる。
本発明による連結部の好ましい実施形態によれば、連結部のハウジングは、駆動軸と被駆動軸との間の相互の横方向距離を調整できる調整手段を備える。
本発明による連結部のこの実施形態は、高度の標準化を可能とするので非常に好都合である。
実際には、駆動軸と被駆動軸との間の相互の横方向距離を調整できる場合、単に被駆動軸のピニオンを直径がより大きな又は小さなピニオンと交換して、被駆動軸と駆動軸との間の相互の横方向距離をそれに応じて調整するだけで良いので、同じリングギヤで多くの速度伝達比が実現できる。
このように、本発明の連結部の速度伝達比を変更するには、ただ1つの歯車を交換するが、公知の連結部では、常に両方の歯車を交換する必要がある。
従って、本発明による連結部は経済的に好都合である。
さらに、本発明による連結部は、同じリングギヤで多数の速度伝達比が実現できるので、自動的に何らかの標準化につながる。
このことは、連結部ハウジングの寸法が駆動軸の歯車と被駆動軸の歯車との組み合わせで決まり、一部しか使用されない多種のハウジング又は大きすぎるハウジングを生じさせる公知の連結部とは全く対照的である。
本発明による連結部の好ましい実施形態によれば、連結部ハウジングは、第1の部分及び第2の部分を備え、各部分は、駆動軸又は被駆動軸である軸が取り付けられる開口を備え、前記の調整手段は、ハウジングの第1の部分及び第2の部分を取り外し可能に一緒に締結できる締結手段(締結具)によって形成される。
本発明では、前記の締結手段は、ハウジングの第1の部分に設けられ、ハウジングの第2の部分に設けられた複数の同一形状の結合要素と嵌合する、複数の同一形状の結合要素から構成され、ハウジングの各部分の結合要素は、連結部を組み立てた状態では、駆動軸又は被駆動軸と一致しない回転対称軸に対して回転対称である。
本発明による連結部のこの実施形態では、同一形状の結合要素の回転対称構造により、ハウジングの第1の部分を締結手段によってハウジングの第2の部分に複数の位置で確実に締結可能なので非常に有用である。
締結手段を取り外した後に、第1の部分と第2の部分とを互いに近づくか又は離れるように移動させるための1つ又はそれ以上の軸方向移動と組み合わせて又は組み合わせずに、第1の部分を回転対称の回転角度又はその倍数に対応した所定の回転角度だけ回転させることによって、第1の部分を第1の位置から第2の位置にすることができる。
さらに、組み立てた状態では前記の回転対称軸は、駆動軸又は被駆動軸に一致しないので、単に第2の部分に対して第1の部分を回転させるだけで駆動軸と被駆動軸との間の横方向距離が変化することになり、この横方向距離はこのように回転させることで調整できる。
この実施形態は、速度伝達比を変更する場合に、ピニオンだけを交換して、第2の部分に対してその間に所望の横方向距離が維持される位置に第1の部分を回転させることによって、被駆動軸と駆動軸との間の横方向距離を簡単に調整できるので、非常に有用であることが明らかである。
要約すると、本発明による連結部の実施形態は、連結部ハウジングの寸法がリングギヤの寸法によって決まるので非常に小型であり、リングギヤは速度伝達比を変更する場合に交換する必要はない。
さらに、本発明に当該連結部は、種々の速度伝達比をもつ用途において使用するのに非常に有用である。
本発明の特徴をより良く示す意図をもって、本発明による1つ又はそれ以上の連結部のいくつかの好ましい実施形態は、以下に添付図面を参照して発明の範囲を限定することなく例示的に説明される。
モータと被駆動装置との間の公知の連結部の長手方向横断面を示す。 図1に示した連結部の線II−IIを通る横断方向横断面を示す。 図1に類似した、本発明による連結部の長手方向横断面を示し、第1の速度伝達比が適用されている。 図2に類似した、図3に示した連結部の線IV−IVを通る横断方向横断面を示す。 図3に類似した、図3と同じモータ及び同じ被駆動装置の本発明による連結部の長手方向横断面を示すが、第2の速度伝達比が適用されている。 図4に類似した、図4と同じモータ及び同じ被駆動装置の本発明による連結部の横断方向横断面を示すが、第2の速度伝達比が適用されている。 図6中のF7で示した、本発明による連結部のハウジング部分の斜視図を示す。 図7のハウジング部分上の矢印F8による正面図である。 図5に類似した、別のハウジングを用いた本発明による連結部の長手方向横断面を示す。
図1及び図2は、モータ3の駆動軸2と被駆動装置5の被駆動軸4との間の公知の連結部1を示す。
モータ3は、例えば電気モータ又は内燃エンジンであり、被駆動装置5は、例えば圧縮機のロータ又は類似のものである。
駆動軸2の中心対称軸は、軸方向AA’に沿って延び、被駆動軸4の中心対称軸は、該軸方向AA’と平行でこれから所定の距離Dにある軸方向BB’に沿って延びる。
2つの軸2及び4を連結するために、連結部1は、駆動軸2上に取り付けられた駆動歯車6と被駆動軸4に取り付けられた被駆動歯車7とを備える。
本発明が関連する連結部1が非常に単純なタイプとなるように、本発明は、駆動歯車6と被駆動歯車7とが互いに直接噛み合い、例えば、複数段で大きな速度伝達比を実現するための中間歯車及び/又は軸が存在しない連結部1に関することに留意することが重要である。
さらに、連結部1はハウジング8を含み、駆動軸2及び被駆動軸4は、少なくとも部分的にハウジングの壁の各開口9を貫通してハウジング内に延び、ハウジング8は、駆動歯車6及び被駆動歯車7を収容する。
ハウジング8は、一方においてモータ3のハウジング10に結合され、他方において被駆動装置5のハウジング11に結合され、この場合、ボルト12が使用される。
もちろん、ハウジング8をモータ3又は被駆動装置5に結合するための例えば、溶接結合等の他の手段を除外するものではなく、ハウジング8は、モータハウジング10、又は被駆動装置5のハウジング11の一部を部分的に形成することもできる。
前述のタイプの公知の連結部1の特徴は、駆動歯車6及び被駆動歯車7として外歯13を備えた歯車が用いられ、実際には、この外歯13は、一般には十分に大きな接触比を得る目的ではすば歯車であり、回転の結果としての衝撃、振動、及び騒音が低減される。
図示の実施例において、駆動歯車6の直径Eは、被駆動歯車7の直径Fよりも大きく、速度伝達比はE/Fであり、被駆動歯車7は、駆動歯車6よりも高速で回転する。
もちろん、実際には、逆に駆動歯車6の直径Eが被駆動歯車7の直径Fよりも小さく、速度伝達比はE/Fであり、被駆動歯車7が駆動歯車6よりも低速で回転する公知の連結部1も存在する。より大きな速度伝達比を得ようとすれば、関連の歯車6及び7の直径Eと直径Fとの間の比が大きくなり、このことは、軸2と軸4との間の横方向空間Dが最大直径E又はFに制限を加えるので、限定された範囲でのみ行うことができることが知られている。
これら公知の連結部1の欠点は冒頭ですでに説明したが、主に、外歯を有する駆動歯車6及び被駆動歯車7を備えた構成ではかなりの空間が失われることであり、軸2と軸4との間の横方向距離Dが固定項目であり、結果的に歯車6及び7の両方をその都度交換する必要があるので、異なる速度伝達比に変更する際の融通性が殆どない点と、この構成が、用途に応じてハウジング8の様々な種類及び寸法、及び歯車対6及び7の様々な寸法を生じさせ、結果的に標準化が問題外になる点である。
図3及び図4は、本発明による連結部14を示す。
本発明による連結部14の最も重要な態様では、一対の歯車6及び7が、内歯16を備えた内径Gのリングギヤ15及び外歯18を備えた外径Hのピニオン17から構成される。
より詳細には、図示の実施例では、内歯16を備えたリングギヤ15は駆動歯車6であり、外歯18を備えたピニオン17は被駆動歯車7であり、被駆動軸4は駆動軸2よりも高速で回転するようになっている。
しかしながら、本発明は、リングギヤ15をピニオン17で駆動して正反対にすること、つまり被駆動軸4の速度を駆動軸2の速度よりも遅くすることも含む。
速度伝達比G/Hは、リングギヤ15の一回転でピニオン17がどれだけ回転するかを示す。
公知の連結部1の幾何学形状と本発明の連結部14の幾何学形状とを比較すると、駆動軸2と被駆動軸4との間の同じ横方向空間Dに対して、本発明の連結部14では、公知の連結部1で得られる速度伝達比E/Fよりも大きな速度伝達比G/Hが得られることが明らかである。
本発明による連結部14の別の重要な態様では、連結部のハウジング8は、被駆動軸4と駆動軸2との間の互いの横方向距離Dを調整できる調整手段19を備える。
図3及び図4の実施例に示すように、本発明によれば、これらの調整手段19は、以下のように実現することが好ましい。
最初に、連結部14のハウジング8は、第1の部分20及び第2の部分21を備える。
この場合、ハウジング8の第1の部分20は、歯車15及び17のためのケーシングを形成し、第2の部分21は、ケーシング20を閉鎖するための取り外し可能なカバー21であるが、例えば、第2の部分21が同様に歯車15及び17等を部分的に取り囲む実施形態といった他の多くの可能性のある実施形態を除外するものではない。
さらに、図示の実施例では、ハウジング8の第1の部分20はモータハウジング10に結合され、ハウジング8の第2の部分21は被駆動装置5のハウジング11に結合されるが、別の実施形態では、ハウジング8の第2の部分21はモータ3のハウジング10に結合され、ハウジング8の第1の部分20は被駆動装置5のハウジング11に結合される。
ハウジング8の部分20及び21の各々には開口が設けられており、それぞれ第1の部分20の開口22、及び第2の部分21の開口23である。
駆動軸2又は被駆動軸4のいずれかの軸をこれらの開口22及び23の各々を貫通して取り付けることが意図されている。
便宜上、これらの開口22及び23は円形であることが好ましく、軸方向AA’又はBB’が関連の軸2又は4に対応する開口22又は23の中心を通って延びるように、軸2及び4を開口22及び23に取り付けることが好ましい。
要約すると、第1の部分20と第2の部分21とを一緒に締結した後に、ハウジング8の部分20及び21の各々における開口22及び23の位置と、モータ3又は被駆動装置5に関連するハウジング10又は11上のハウジング8の部分20及び21の各々の位置が、軸2及び4の相互に対する位置、特に軸2と軸4との間の横方向距離を決定することは明らかである。
本発明によれば、前述の駆動軸2と被駆動軸4との間の横方向距離Dを調整するための調整手段19は、ハウジング8の第1の部分20及び第2の部分21を取り外し可能に一緒に締結する締結手段19によって形成することが好ましい。
軸2と軸4との間の横方向距離Dを調整するためには、主として、2つの部分20及び21を、締結手段19によって互いに対して異なる位置に締結できるようにすれば十分である。
この目的のために、多くの実施形態を想定できるが、本発明によれば、特定の実施形態がこの目的のために特に有用であり、この実施形態では、第1の部分20は、締結手段19によって第2の部分21に第1の位置及び第2の位置で締結することができ、締結手段19を取り外した後に、第1の部分20と第2の部分21とを互いに近づくか又は離れるように移動させるための1つ又はそれ以上の軸方向移動と組み合わせて又は組み合わせずに、第1の部分20を所定の角度だけ回転させることによって、第1の部分20を第1の位置から第2の位置にすることができる。
図3及び図4の実施例の場合のように、本発明によれば、第1の部分20は、締結手段19を用いて第2の部分21に対して多くの位置で締結することができる。
これを可能にするために、ハウジング8の各部分20及び21上の締結手段19は、回転対称軸に関して回転対称であり、連結部14を組み立てた状態では、これらの回転対称軸は、同じ共通の回転対称軸CC’を形成する。
これは、例えばハウジング8の第1の部分20及び第2の部分21に、被覆された摩擦面を有する円形フランジを設けることによって実現でき、これらのフランジは、外部留め具によって一緒に留めることができる。
当該実施形態により、第1の部分20及び第2の部分21を互いに任意の位置に位置決めすることが可能となる。
しかしながら、当該実施形態では、例えば、センタリングエッジ又は位置合わせピン(ダウエル)等の追加的な位置合わせ手段が必要となる。
ハウジング8の第1の部分20を第2の部分21に対して回転させて軸2と軸4との間の横方向距離Dを変更するためには、連結部14の組み立て状態において、駆動軸2の中心対称軸つまり軸方向AA’と被駆動軸4の中心対称軸つまり軸方向BB’とが、締結手段19の回転対称軸CC’に一致しないようにする必要がある。
ハウジング8の部分20及び21を締結する方法では、不変の全体部を得ることができ、同じハウジング8によって、部分20及び21を互いに回転させるだけで横方向距離Dを調整することが可能になるので、異なる速度伝達比を有する多数の構成を実現できる。
また、ここでは、速度伝達比を変更する場合にリングギヤ15を残すことができ、ピニオン17の交換だけを必要とするので好都合である。
図3及び図4の実施形態において、若干異なる締結方法を適用することができ、部分20及び21は、制限された数、より詳細にはこの場合は8つの異なる位置で互いに締結することができる。
この目的のために、この場合、締結手段19は、ハウジング8の第1の部分20に設けられた複数の同一形状の結合要素24から構成され、該結合要素24は、ハウジング8の第2の部分21に設けられた複数の同一形状の結合要素25と嵌合する。
図示の実施形態において、結合要素24及び25は、回転対称軸CC’の周りで互いに一定の距離で配置された開口24及び25の各々によって形成される。
さらに、部分20及び21において開口24及び25の形態の結合要素24及び25に加えて、もちろん、この場合の締結手段19は、ハウジング8の部分20及び21の相互を有効に結合して位置合わせするために、開口24及び25に取り付けることが意図されたボルト及び/又はナット26から構成される。
しかしながら、同じ結果を得るために、例えば図3及び図4の実施形態のように、ボルトで構成される第1の部分20の各結合要素は、回転対称軸CC’に関して回転対称であり第2の部分21の開口25と嵌合する、他の同一形状の各結合要素を利用できることが明らかである。
本明細書では他の多くの可能性のある実施形態を除外するものではない。
回転対称軸CC’に関して回転対称な配置と合わせて、結合要素24及び25の形状の同一性により、ハウジング8の2つの部分20及び21は、互いに異なる位置に位置付けることができる。
さらに、図3及び図4に示した実施例において、この場合、駆動軸2のための開口22は、回転対称軸CC’に対して偏心距離Iでもって、ハウジング8の第1の部分20に設けられる。
他方で、この場合は被駆動軸4を取り付けるための開口23は、偏心距離Jでもって、ハウジング8の第2の部分21に設けられる。
軸2及び4がそれぞれの開口22及び23の中心に固定されると仮定すると、これは、連結部14の組み立て状態において、軸2及び4の各々が、回転対称軸CC’に対して同じ偏心距離、それぞれI及びJを有することを意味する。
さらに、図3及び図4の実施例において、2つの部分20及び21は互いに取り付けられ、リングギヤ15を有する駆動軸2が回転対称軸CC’の上方に偏心距離Iで位置付けられ、一方で、被駆動軸4が回転対称軸CC’の下方に偏心距離Jで位置付けられるようになっている。
概説すると、図3及び図4の位置において、駆動軸2は、回転対称軸CC’と平行であるが回転対称軸CC’から距離Iで配置され、被駆動軸4は、同様に回転対称軸CC’と平行であるが回転対称軸CC’から距離Jで配置され、回転対称軸CC’は、軸2及び4と同一平面内で2つの軸2と軸4との間にある。
従って、図3及び図4に示す第1の位置において、軸2と軸4との間の横方向距離Dは、偏心距離Iと偏心距離Jの和によって決まる。
リングギヤ15の所定寸法の内径Gに対して、ピニオン17の外径Hの寸法も一定であり、この場合、半径G/2から横方向距離Dを差し引いたものは、実質的にピニオン17の外歯の半径H/2に対応する。
図3及び図4による、ハウジング8の部分20及び21の第1の位置において、横方向空間Dは相対的に大きく、その結果ピニオン17の外側直径Hが相対的に小さくなるので、速度伝達比G/Hが相対的に大きくなる。
同様に、図5及び図6は、本発明による同じモータ3の駆動軸2と同じ装置5の被駆動軸4との間の連結部14を示すが、速度伝達比が異なる。
ここでは図3及び図4と同じリングギヤ15、並びに同じ部分20及び21を備えた同じハウジング8が使用されるが、異なる外径Kを有する異なるピニオン17が適用され、しかも部分20及び21は、互いに異なる第2の位置に位置付けられる。
より詳細には、第1の部分20は、図5及び図6に示すように、図3及び図4に示した第1の位置から、第2の部分21に対して180°回転させることで第2の位置に位置付けられる。
開口22及び23は、各部分が関連する回転対称軸CC’に対しては依然として同じ偏心距離I及びJで配置されるが、偏心距離I及びJは互いに異なる方向に向くので横方向空間Dが変化する。
実際には、図5及び図6の実施例において、2つの部分20及び21は、リングギヤ15を備える駆動軸2が回転対称軸CC’の下方に偏心距離Iで位置付けられ、被駆動軸4が回転対称軸CC’の下方に偏心距離Jで位置付けられるように互いに位置付けられる。
概説すると、図5及び図6の第2の位置において、駆動軸2は、回転対称軸CC’と平行であるが回転対称軸CC’から距離Iに配置され、被駆動軸4は、同様に、回転対称軸CC’と平行であるが回転対称軸CC’から距離Jに配置され、回転対称軸CC’は、軸2及び4と同一平面内にあるが、この場合、図3及び図4とは異なり、駆動軸2は、被駆動軸4と回転対称軸CC’との間にある。
従って、図5及び図6のこの第2の位置において、軸2と軸4との間の横方向距離Dは、偏心距離Iと偏心距離Jとの間の差によって決まる。
図5及び図6に示すこの第2の位置において、リングギヤ15の半径G/2から横方向空間Dを差し引いたものは、実質的にピニオン17の外歯18の半径K/2に対応する必要があり、直径Gは変更されず、軸2と軸4との間の横方向距離Dは図3及び図4に示した第1の位置に対して減少しているので、リングギヤ15とピニオン17とが正確に噛み合うためには、第2の位置でのピニオン17の直径Kは、第1の位置のものよりも大きいことが必要である。
その結果、部分20及び21を図5及び図6に従って配置した状態の速度伝達比G/Kは、部分20及び21を図3及び図4に示した第1の位置にある場合の速度伝達比G/Hよりも小さい。
より詳細には、同じリングギヤ15及び同じハウジング8に関して、部分20及び21が図3及び図4による第1の位置に位置付けられる場合、速度伝達比G/Hは最大値であるが、部分20及び21が図5及び図6による第2の位置に位置付けられる場合、速度伝達比G/Kは最小値である。
部分20及び21は、この場合には8つの開口24を有する構成のために45°の倍数の回転角度に応じて互いに異なる位置に位置付けることができ、部分20及び21の互いに異なる位置での偏心距離Iと偏心距離Jとは、回転対称軸CC’に対して依然として異なる向きであり、これらは同じ平面にはなく、軸2と軸4との間の横方向距離Dは、部分20及び21が互いに第1の位置及び第2の位置に置かれる場合に得られる2つの極値の間にある。
もちろん、本発明による連結部14の多数の変形例は、開口24の数を増やすこと、偏心距離I及びJを変えること、及び類似の手段によって実現できる。
図7及び図8において、ハウジング8の第1の部分20が別個に示されており、この場合、ハウジング8の第1の部分20は、円筒壁26と、中心28を有する円形基部27と、を備える円筒ケーシング20として構成され、基部27の中心に駆動軸2又は被駆動軸4のための中心28を有する開口22があることが分かるはずである。
前述の図3から図6のように、駆動軸2が開口22を貫通して取り付けられる場合、円筒壁26及び基部27の中心対称軸は、駆動軸2の軸方向AA’と一致する。
また、基部27において、第1の部分20を例えば、ボルト12でモータ3のハウジング10に固定できるように、開口29が中心28の周りに同軸に配置される。
また、基部27の向かい側の円筒壁26の端部には、円形縁31及び中心32を有するフランジ30が設けられており、同一形状の結合要素24を形成するフランジ30の開口24は、円形フランジ30の中心32の周りに同軸に配置される。
フランジ30の中心32は、円筒壁26の中心対称軸上、従って駆動軸の軸方向AA’上に位置せず、中心対称軸に対して所定の偏心距離Iでもって位置付けられる点に留意することが重要である。
フランジ30の開口24は、ハウジング8の第1の部分20をハウジング8の第2の部分21に結合する結合要素24を形成するので、前述のように、図示の実施例では、フランジ30の中心対称軸は、結合要素24の回転対称軸CC’に対応する。
ハウジング8の第2の部分21は別個に示されていないが、第2の部分は、フランジ30の円形周縁31に対応する円形周縁を有する円板形カバー21によって容易に形成でき、フランジ30の開口24に対応して開口25が設けられることは明らかである。
さらに、カバー21の開口23をカバー21の中心に対して所定の偏心距離Jで位置付けることによって、前述の本発明による連結部の全ての利点を得ることができる。
さらに、図9は、部分20及び21の特定の形態が前述のような構成である必要がないことを示し、この場合、第1の部分20は、円筒カバー26を有しておらず、基部27からフランジ30に向かう所定の傾斜部33を有する。
もちろん、他の実施形態を除外するものではない。
明細書及び図面では、駆動軸は常にモータ軸であるが、駆動軸は、例えば連結手段によってモータ軸に連結することができる軸とすることができ、本発明による用語「モータの駆動軸」は、そのように限定されない。
本発明は、明細書に実施例として説明され、図面に示された、本発明による連結部14の実施形態に限定されるものではなく、本発明による連結部14は、本発明の範囲を逸脱することなく、あらゆる修正例で実現することができる。
2 駆動軸
3 モータ
4 被駆動軸
5 被駆動装置
6 駆動歯車
7 被駆動歯車
8 ハウジング
14 連結部
15 リングギヤ
17 ピニオン

Claims (10)

  1. モータ(3)の駆動軸(2)と被駆動装置(5)の被駆動軸(4)との間の連結部であって、前記駆動軸(2)は、軸方向(AA’)に延び、該軸方向(AA’)に平行で該軸方向(AA’)から所定の横方向距離(D)にある前記被駆動軸(4)は、平行な軸方向
    (BB’)に延び、前記連結部は、前記駆動軸(2)上の駆動歯車(6)及び前記被駆動軸上(4)の被駆動歯車(7)によって実現され、前記駆動歯車(6)及び前記被駆動歯車(7)は互いに直接噛み合い、前記歯車(6、7)は、ハウジング(8)に結合され、前記ハウジング(8)は、一方において前記モータ(3)のハウジング(10)に結合され、他方において前記被駆動装置(5)のハウジング(11)に固定されており、前記駆動歯車(6)又は前記被駆動歯車(7)は、内歯(16)を有するリングギヤ(15)であり、前記連結部の残りの歯車(7、6)は、外歯(18)を有するピニオン(17)であり、
    前記連結部の前記ハウジング(8)は、前記被駆動軸(4)と前記駆動軸(2)との間の相互の横方向距離(D)を調整できる調整手段(19)を備え、
    前記連結部(14)の前記ハウジング(8)は、第1の部分(20)及び第2の部分(21)を備え、前記部分(20、21)の各々は、前記駆動軸(2)又は前記被駆動軸(4)である軸(2、4)が貫通して取り付けられる開口(22、23)を有し、前記調整手段(19)は、前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)及び前記第2の部分(21)が互いに取り外し可能に締結される締結手段(24から26)によって形成され、
    前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)は、少なくとも第1の位置及び第2の位置で、前記締結手段(24から26)によって前記第2の部分(21)に締結することができ、前記締結手段(19)を取り外した後に、前記第1の部分(20)と前記第2の部分(21)とを互いに近づくか又は離れるように移動させるための1つ又はそれ以上の軸方向移動と組み合わせて又は組み合わせずに、前記第1の部分(20)を所定の角度だけ回転させることによって、前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)を前記第1の位置から前記第2の位置にすることができ、前記連結部(14)を組み立てた状態では、前記ハウジング(8)の各部分(20、21)上の前記締結手段(24から26)は、前記駆動軸(2)の前記軸方向(AA’)又は前記被駆動軸(4)の前記軸方向(BB’)と一致しない共通の回転対称軸(CC’)に対して回転対称であることを特徴とする連結部。
  2. 前記内歯(16)を有する前記リングギヤ(15)は前記駆動歯車(6)であり、前記ピニオン(17)は前記被駆動歯車(7)である、請求項1に記載の連結部。
  3. 前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)は、前記モータ(3)の前記ハウジング(10)に結合され、前記ハウジング(8)の前記第2の部分(21)は、前記被駆動装置(5)の前記ハウジング(11)に結合される、請求項に記載の連結部。
  4. 前記ハウジング(8)の前記第2の部分(21)は、前記モータ(3)の前記ハウジング(10)に結合され、前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)は、前記被駆動装置(5)の前記ハウジング(11)に結合される、請求項に記載の連結部。
  5. 前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)は、前記歯車(15、17)のためのケーシングを形成し、前記第2の部分(21)は、前記ケーシングを閉鎖する取り外し可能なカバーを形成する、請求項3又は4に記載の連結部。
  6. 前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)は、前記締結手段(19)によって前記ハウジング(8)の前記第2の部分(21)に複数の位置で締結することができ、前記締結手段(19)を取り外した後に、前記第1の部分(20)と前記第2の部分(21)とを互いに近づくか又は離れるように移動させるための1つ又はそれ以上の軸方向移動と組み合わせて又は組み合わせずに、前記第1の部分(20)を所定の角度だけ回転させることによって、前記第1の部分(20)を前記第1の位置から異なる位置にすることができ、前記連結部(14)を組み立てた状態では、前記ハウジング(8)の各部分(20、21)上の前記締結手段(19)は、前記駆動軸(2)の前記軸方向(AA’)又は前記被駆動軸(4)の前記軸方向(BB’)と一致しない共通の回転対称軸(CC’)に対して回転対称である、請求項からの何れかに記載の連結部。
  7. 前記締結手段(19)は、前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)に設けられ、前記ハウジング(8)の前記第2の部分(21)に設けられた複数の同一形状の結合要素(25)と嵌合する、複数の同一形状の結合要素(24)から構成され、前記連結部(14)を組み立てた状態では、前記ハウジング(8)の各部分(20、21)上の前記結合要素(24、25)は、前記駆動軸(2)の前記軸方向(AA’)又は前記被駆動軸(4)の前記軸方向(BB’)と一致しない共通の回転対称軸(CC’)に対して回転対称である、請求項からの何れかに記載の連結部。
  8. 前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)は、中心に前記駆動軸(2)又は前記被駆動軸(4)のための開口(22)がある円形基部(27)をもつ円筒壁(26)を有し、前記基部(27)と反対側の前記円筒壁(26)の端部上には、円形周縁(31)をもつフランジ(30)があり、前記フランジ(30)には、回転対称軸(CC’)をもつ同一形状の結合要素(24)を形成する開口(24)が、前記円形フランジ(30)の前記中心軸の周りに同心円状に配置され、前記連結部(14)を組み立てた状態では、前記駆動軸(2)又は前記被駆動軸(4)の軸方向(AA’、BB’)に対応する前記円筒壁(26)及び前記基部(27)の前記中心対称軸は、前記回転対称軸(CC’)と一致し
    ない、請求項に記載の連結部。
  9. 前記ハウジング(8)の前記第2の部分(21)は、前記フランジ(30)の前記円形周縁(31)及び前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)に対応する、円形周縁をもつ円板形状のカバー(21)であり、前記円板形状のカバー(21)には開口(25)があり、前記フランジ(30)の前記開口(24)に対応する同一形状の結合要素(25)を形成するようになっている、請求項に記載の連結部。
  10. 前記同一形状の結合要素(24、25)は、前記ハウジング(8)の前記第1の部分(20)及び前記第2の部分(21)において前記回転対称軸(CC’)の周りの円形周縁上に互いに一定の距離で配置された開口(24、25)によって少なくとも部分的に形成され、前記締結手段(19)は、前記連結部(14)を組み立てた状態では、前記開口(24、25)を貫通して取り付けられるボルト(26)及び/又はナットである、請求項からの何れかに記載の連結部。
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