JP5979784B2 - 縦型製袋充填包装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状フィルム材を鉛直線方向すなわち縦に下降させながら、該シート状フィルム材の両側縁を熱融着の縦シールを形成して筒状フィルムを形成し、該筒状フィルムの対向する側面を押し込んでガセット(襠)を形成する。さらに、熱融着の横シールを形成して、ガセット袋GEを形成し、該ガセット袋GEを形成中に固形物を充填する縦型製袋充填包装装置及び当該装置で製造されて固形物を充填したガセット袋に関する。
上述した縦型製袋充填包装装置によって形成されるガセット袋GEは、連続的に製造され、ガセット袋GEの底部に横向きのボトムシールBSが存在し、ガセット袋の上端に横向きのトップシールTSが存在する。
ガセット袋のボトムシールBSは、ガセット袋GEの底部から下方に延びているため、ガセット袋GEを平面上に置いた場合、該ガセット袋GEを安定した自立状態にすることが困難である。そのため、縦型製袋充填包装装置においては、ボトムシールBSは、ボトムシールBSが加熱によって軟化している間に折り曲げられてガセット袋GEの底部に押し付けるようにすることが望ましい。
上述したガセット袋GEを製造する従来の縦型製袋充填包装装置としては、縦形製袋充填包装機の矩形底ガセット袋成形装置であって、一方のヒータブロックの上面に固定された加熱プレートと、他方のヒータブロックの直上に配置され、矩形底から突出するボトムシールを折込むための折込みプレートとを備え、前記加熱プレートはヒータブロックによる矩形底の過熱を防止しつつ、矩形底の下面を所望の温度に加熱する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の縦型製袋充填包装装置に係る他のものとして、角底床部の三角形の重ね折りに被包装物が入り込まないとともに、ボトムシールリブを良好に横倒しでき、平滑な角底床袋を形成できる縦型製袋充填包装方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。すなわち、下部の水平断面が矩形の製品落下充填筒を包んで垂下する包装筒に、平面三角形の尖端形状の角底床形成用ガセット爪と垂直ガセット爪を互いに接近させて、角底床形成用ガセット及び袋上部用ガセットを入れる。エンドシーラーとカッターを閉じてエンドシール・カットを行うことにより角底床袋を形成する。角底床形成用ガセット爪を水平板として水平に接近させその際に包装筒の下降を許し、エンドシーラーと角底床形成用ガセット爪のギャップを小さくし、その間に三角形に折り込まれるウエブ内面部分を密着シールする。エンドシーラーが開いた後に、リブ折り板を移動してエンドシーラーにより形成されたボトムシールリブを横に倒す。
従来の縦型製袋充填包装装置に係るさらに他のものとして、角筒状のフィルム筒に横シールを形成すると同時に、充填チューブの下端と協働して平坦底を形成する一対の横シールバーと、平坦底の形成に伴い、この平坦底の両側に突出する三角耳を横シールバーとの間にて直接的又は間接的に挟み込む一対の耳シールバーと、横シールの切断により形成されたボトムシールを平坦底及び三角耳の下面に折り込んでヒートシールするボトムシール折込みプレートと、ボトムシールの折込み後、三角耳を平坦底の下面に折り込んでヒートシールする一対の耳折込みプレートとを備えた縦型製袋充填包装機が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−200908号公報 特開平10−059308号公報 特開2006−096359号公報
特許文献1に開示された縦型製袋充填包装装置においては、ガセット袋を形成するフィルムが、ボトムシールを形成するためのヒータブロックによって加熱されるから、ガセット袋の底部から突出するボトムシールを折込むための折込みプレートが固い固形物と衝突しあるいは擦れあって、それらの間にある加熱されて軟化したフィルムにピンホール、引っ掻き孔、引っ掻き傷等を形成してしまうという問題がある。
特許文献2に開示された縦型製袋充填包装方法に係る装置においては、ウエブを長手方向にシールして形成された包装袋をエンドシールし、ボトムシールが形成される。エンドシーラーによって加熱されたボトムシールをリブ折り板によって折り込む際、包装袋内の底部にある固い充填物がリブ折り板と衝突しあるいは擦れあって、それらの間にある加熱されて軟化した包装袋の底部に、ピンホール、引っ掻き孔、引っ掻き傷等を形成してしまうという問題がある。
特許文献3に開示された縦型製袋充填包装装置においても、ボトムシールの折込みに先立ち、充填チューブを通して被包装物の充填が開始されている。被包装物が固い場合、包装袋の底部から突出するボトムシールを折込むためのボトムシール折込みプレートが、固い被包装物と衝突しあるいは擦れあって、それらの間にある加熱されて軟化した包装袋の底部にピンホール、引っ掻き孔、引っ掻き傷等を形成してしまうという問題がある。
(発明の目的)
本発明は、従来の縦型製袋充填包装装置における上述した問題点に鑑みてなされたものであって、ガセット袋の底部から突出するボトムシールを折込むためのボトムシール折込みプレートが、ガセット袋内の底部分にある固形物と衝突せずあるいは擦れあうことなくボトムシールを押し倒すことによって、それらの間に存在し加熱によって軟化したガセット袋の底部にピンホール、引っ掻き孔、引っ掻き傷等を形成する恐れのない装置を提供することを目的とする。
本発明は、フィルム供給部と、該フィルム供給部から供給されたフィルム材をチューブ状にするための製袋チューブ部と、チューブ状になったフィルム材の両側端部分を溶着してフィルム筒を形成するための縦シール部と、フィルム筒に一定間隔で横シールを形成するための横シール部と、充填物を前記製袋チューブ部を介して横シールが形成されたフィルム筒に供給する充填物供給部と、ガセット袋を形成するためのガセット折込みプレート部と、前記横シールを横方向に切断して袋のトップシールとボトムシールにするシール切断部と、前記ボトムシールをガセット袋の底面に押し付けるため前記ボトムシームの横方向中央部分を除く部分に接触してボトムシールを折込むボトムシール折込み部とを有することを特徴とする縦型製袋充填包装装置である。
本発明の実施態様は、以下の通りである。
前記ボトムシール折込み部が、先端部に切込みを有することを特徴とする。
また、前記ボトムシール折込み部が、先端部に凹部を有することを特徴とする。
また、前記ボトムシール折込み部が、先端部の前記横方向中央部分を除く部分に対応した部分において前記ボトムシールと平行に延びる円柱部材を有することを特徴とする
また、前記縦型製袋充填包装装置で製造されて固形物を充填してなることを特徴とする固形物入りガセット袋である。
さらに、前記固形物が、スナック菓子であることを特徴とする固形物入りガセット袋である。
本発明の縦型製袋充填包装装置によれば、ガセット袋の底部から突出するボトムシールを折込むためのボトムシール折込みプレートが、ガセット袋内の固形物と衝突せずあるいは擦れあうことなくボトムシールを押し倒すので、それらの間にある加熱によって軟化した袋にピンホールや引っ掻き孔を形成する恐れがないという効果を得ることができる。
本発明の実施形態の縦形製袋充填包装装置の概略斜視図である。 図1に示す筒状フィルム製袋手段の拡大斜視図である。 図2の線III―IIIに沿った断面図であり、横シーラーがシール作動する直前の状態を示す。 図2の線III―IIIに沿った断面図であり、切断ナイフがフィルム筒を切断した直後の状態を示す。 図1の充填チューブ、ガセット折込みプレート、ボトムシール折込みプレートの関係を示す説明斜視図である。 図1のボトムシールとボトムシール折込みプレートの関係を示す説明底面図である。 図1の縦形製袋充填包装装置による折り込む前のボトムシールの構成を説明するための、ガセット袋の下側から見た説明斜視図である。 図1の縦形製袋充填包装装置による折り込み後のボトムシールの構成を説明するための、ガセット袋の下側から見た説明斜視図である。 図1の縦形製袋充填包装装置によって作られたガセット袋の下側から見た斜視図である。 図1の縦形製袋充填包装装置のボトムシール折込み部の第1変形例の斜視図である。 図1の縦形製袋充填包装装置のボトムシール折込み部の第2変形例の斜視図である。 図1の縦形製袋充填包装装置のボトムシール折込み部の第3変形例の斜視図である。
本発明の実施形態の縦形製袋充填包装装置10は、図1に示すように、ポリプロビレンやポリエチレン等のシート状フィルムFを、フィルムロール11から間歇的に供給する。縦形製袋充填包装装置10は、シート状フィルムFを筒状に形作るための筒状マンドレル14と、筒状フィルムFを筒状マンドレル14の軸線方向へ送り出すための筒状フィルム送り出し手段18と、シート状フィルムFの両側縁部を溶着して背シールJSを形成しかつ背シールJSをフィルム筒FTに押し付けるための背シーラー20と、シート状フィルムFを袋状に形作るための筒状フィルム製袋手段22とから概略構成されている。
筒状マンドレル14は、従来既知のタイプで、軸線方向に一様な円形断面を有して鉛直線方向に延びる円筒部材からなり、内部に固形物の充填経路24が形成される。筒状マンドレル14の上端開口26には、計量ホッパー27が設けられている。筒状マンドレル14は、上端開口26から所定量に計量された一群のスナック食品(S)(図7〜図9参照)等の固形物を自由落下させて、下端開口28を経てガセット袋GEに充填する。
計量ホッパー27は、従来既知のシャッタータイプで、固形物が筒状マンドレル14の横断面全体を覆う状態で上部開口26から筒状マンドレル14に供給されるように構成されている。筒状マンドレル14の下端開口28には、充填チューブ30が嵌まっている。
筒状フィルム製袋手段22において、充填チューブ30の上端部の水平断面は、図2に示すように、円形であり、充填チューブ30の下端部の水平断面は矩形である。この構成により、フィルム筒FTは、充填チューブ30の下端部にて角筒状に形成される。
充填チューブ30の下方には、図2〜図4に示すように、一つのガセット袋GEのトップシールTS及び次のガセット袋GEのボトムシールBSを同時に形成するための横シーラー16が配置されている。
横シーラー16は、後横シールバー16a及び前横シールバー16bを有する。後横シールバー16a及び前横シールバー16bは、矩形の断面形状を有し、互いに対向した後シール面17a,前シール面17bを有し、それぞれが複数のヒータ58を内蔵する。後横シールバー16a及び前横シールバー16bは、フィルム筒FTの前後方向に離間して配置され、かつ前後方向に往復動可能である。すなわち、後横シールバー16a及び前横シールバー16bは、充填チューブ30下方の水平面において、互いに当接してフィルム筒FTを横シールする閉位置と、互いに他に対し離間した開位置との間で変位可能である。
後横シールバー16aは、後シール面17aから突出可能な切断ナイフ40を内蔵する。前横シールバー16bは、前シール面17bに、フィルム筒FTを切断してなお前進する切断ナイフ40を受け入れる切断ナイフ受け溝42を有する。
筒状フィルム製袋手段22はさらに、図2及び図5に示すように、ガセット袋GE底部の前後方向の厚さを調節可能に確保するためのガセット(襠)を形成するため、一対のガセット折込みプレート46が、充填チューブ30から供給されたフィルム筒FTの左右両側に配置されている。図5は、煩雑さを避けるため一方のガセット折込みプレート46のみを示し、また後横シールバー16a及び前横シールバー16bを省略している。ガセット折込みプレート46の高さ方向位置は、閉位置にある後横シールバー16a及び前横シールバー16bの直上である。
開位置にある前横シールバー16bの直上には、図2に示すように、ボトムシール折込みプレート50が配置されている。ボトムシール折込みプレート50もまた、後横シールバー16a及び前横シールバー16bと同様に図2に示すように前後方向に往復動可能である。
ボトムシール折込みプレート50は、図5及び図6に示すように、充填されてガセット袋GE内の底部にある固形物と衝突して、それらの間に存在し加熱によって軟化しているガセット袋GEにピンホールや引っ掻き孔を形成しないようにするために、先端側に衝突回避切込み52を有する。
衝突回避切込み52の左右方向幅twは、図6に示すように、ガセット袋GEのボトムシールBSのガセット折込みGBの無い部分の幅xと同等乃至は当該幅より数ミリ大きいことが好ましく、当該幅よりも例えば数ミリ小さくてもよい。衝突回避切込み52の前後方向幅lwは、ガセット袋GEの底部の前後方向幅yの半分より数ミリ大きい。従って、ボトムシールBSのガセット折込GBの無い部分に対応するガセット袋GEの底部が、ボトムシール折込みプレート50に接触することはない。
上述した構成の筒状フィルム製袋手段22の作動は、以下の通りである。最初に、後横シールバー16a及び前横シールバー16b、ガセット折込みプレート46、及びボトムシール折込みプレート50が、図2に示す後退位置にある。切断ナイフ40も、後横シールバー16a内に収容されている。この状態で、フィルム筒FTをガセット袋GEを形成するに十分な所定長さだけ供給して下降させた後、フィルム筒FTの供給を停止する。
続いて、ガセット折込みプレート46が前進し、ほぼ同時にまたはわずかに遅れて、ヒーター58によって加熱された後横シールバー16a及び前横シールバー16bが前進して、図3に示すように、前ガセット袋GEのトップシールTS及び現ガセット袋GEのボトムシールBSを一体的に形成する。すなわち、ガセット折込みプレート46の前進によってガセット折込みGBを形成しつつ、後横シールバー16a及び前横シールバー16bの前進によって、フィルム筒FTの前後側面を当接させて相互に溶着させる。その結果、ボトムシールBSが、ガセット袋GEの底部の前後方向の中央位置に形成される。
続いて、図4に示すように、切断ナイフ40が後横シールバー16a内から出て、ガセット折込みGBを形成して溶着したフィルム筒FTを、前処理のガセット袋GEのトップシールTSと現ガセット袋GEのボトムシールBSとに切断する。ボトムシールBSを有するガセット袋GEの底部分の原理的構造を、図7に示す。
次に、後横シールバー16a、前横シールバー16b、及びガセット折込みプレート46が後退し、同時並行的にボトムシール折込みプレート50がボトムシールBSの左右両側部分、すなわち、ガセット袋GEの底部のガセット折込みGBの部分に当接して、ボトムシールBS全体を後方向へ押し倒し、ガセット袋GEの底部に押し付ける。ボトムシールBSをガセット袋GEの底部に押し付けたガセット袋GEの底部分の原理的構造を、図8に示す。これにより、図9に示すように、ガセット袋GEの底部全体が自立可能な程度に平面化される。なお、ボトムシールBSをガセット袋GEの底部に押し付けるに当たって、図8のように背シールJSを折り曲げる方向に押し倒してもよく、その反対に背シールJSを折り曲げない方向に押し倒してもよい。
その後、ボトムシール折込みプレート50は後退して、図2に示す状態になって、次のフィルム筒FTの供給が始まる。
(ボトムシール折込み部の第1変形例)
上述した実施形態のボトムシール折込み部の第1変形例は、図10に示すように、ボトムシール折込みプレート50に替わるボトムシール折込みプレート150の先端側に、衝突回避切込み52に替えて、第1衝突回避凹み101を有する。
ボトムシール折込みプレート150において、第1衝突回避凹み101の左右方向幅tw101は、ガセット袋GEのボトムシールBSのガセット折込みGBの無い部分の幅xと同等ないし当該幅より数ミリ大きいことが好ましく、当該幅よりも例えば数ミリ小さくてもよい。第1衝突回避凹み101の前後方向幅lw101は、ガセット袋GEの前後方向幅yの半分より大きい。第1衝突回避凹み101の深さd101は、ボトムシールBSの高さbsより例えば数ミリ大きい。従って、ボトムシールBSのガセット折込GBの無い部分に対応するガセット袋GEの底部が、第1衝突回避凹み101の底部に接触することはない。従って、ガセット袋GEの底部にピンホールや引っ掻き孔を形成する恐れはない。
(ボトムシール折込み部の第2変形例)
上述した実施形態のボトムシール折込み部の第2変形例として、図11に示すように、ボトムシール折込みプレート250の先端側に、衝突回避切込み52に替えて、第2衝突回避凹み201を有する構成とする。
ボトムシール折込みプレート250において、第2衝突回避凹み201の左右幅方向幅tw201は、ガセット袋GEのボトムシールBSのガセット折込みGBの無い部分の幅xと同等ないし当該幅より数ミリ大きいことが好ましく、当該幅よりも例えば数ミリ小さくてもよい。第2衝突回避凹み201の前後方向幅lw201は、ガセット袋GEの前後方向幅yの半分より例えば数ミリ大きい。第2衝突回避凹み201の深さd201は、ボトムシールBSの高さbs(図4参照)より例えば数ミリ小さい。
従って、ボトムシール折込みプレート250がボトルシールBSの左右両端部分、すなわちガセット袋GEの底部のガセット折込GBの部分に当接すると同時に、第2衝突回避凹み201がボトムシールBSの底部より上位の位置に当接して押し倒すことになる。この際に、第2衝突回避凹み201はボトムシールBSのガセット折込GBの無い部分と接触することがないので、ガセット袋GEの底部にピンホールや引っ掻き孔を形成する恐れはない。
(ボトムシール折込み部の第3変形例)
上述した実施形態のボトムシール折込み部の第3変形例として、ボトムシール折込み部350は、図12に示すように、前記実施形態のボトムシール折込みプレート50の先端側における衝突回避切込み52の両側に相当する左右方向領域にわたって延びるボトムシール折込み棒302,304を設ける。該ボトムシール折込み棒302,304の前方には、前後方向シャフト306,308が設けられている。これらシャフト306,308は、ガセット袋GEの底部の前後方向幅の半分の長さを例えば数ミリ超えた部分で、左右方向シャフト310によって連結されている。左右方向シャフト310は、駆動シャフト312を介してボトムシール折込み部駆動部(図示せず)に連結されている。
上述したボトムシール折込み部の第1変形例ないし第3変形例においても、ボトムシール折込み部が、充填されてガセット袋GE内の底部にあるスナック食品S等の固形物と衝突して、それらの間に存在し加熱によって軟化しているガセット袋GEにピンホールや引っ掻き孔を形成することを確実に有効的にかつ低コストで防止することができる。
発明者の実験によると、上記した縦型製袋充填包装装置を使用してスナック食品Sをガセット袋に充填包装して得られたスナック食品入りガセット袋の底部には、ボトムシール折込みプレート50と接触した跡が前記ガセット袋底部の折り重ね部54にわずかに残ることがある。その場合、ガセット袋GEの底部を精査することによって、前記ボトムシール折込みプレート50が使用されたことを目視で判別することができる。
S スナック食品
F シート状フィルム
FT フィルム筒
GE ガセット袋
TS トップシール
BS ボトムシール
JS 背シール
10 縦形製袋充填包装装置
11 フィルムロール
14 筒状マンドレル
16 横シーラー
18 筒状フィルム送り出し手段
20 背シーラー
22 筒状フィルム製袋手段
24 充填経路
27 計量ホッパー
30 充填チューブ
40 切断ナイフ
46 ガセット折込みプレート
50 ボトムシール折込みプレート

Claims (6)

  1. フィルム供給部と、該フィルム供給部から供給されたフィルム材をチューブ状にするための製袋チューブ部と、チューブ状になったフィルム材の両側端部分を溶着してフィルム筒を形成するための縦シール部と、フィルム筒に一定間隔で横シールを形成するための横シール部と、充填物を前記製袋チューブ部を介して横シールが形成されたフィルム筒に供給する充填物供給部と、ガセット袋の底部の前後方向の厚みを形成するためのガゼットを形成するためのガセット折込みプレート部と、前記横シールを横方向に切断して袋のトップシールとボトムシールにするシール切断部と、前記ボトムシールをガセット袋の底面に押し付けるためボトムシール折込みプレート部とを有する縦型製袋充填包装装置において、
    前記ボトムシール折込みプレート部が、開位置にある前記横シール部の直上に位置し前後方向に往復動して、前記ボトムシールの横方向中央部分を除く左右両側部分及びガゼット袋の底部のガゼット折込みの部分に当接して、ボトムシール全体を押し倒しガゼット袋の底部に押し付けるボトムシール折込みプレートを有することを特徴とする縦型製袋充填包装装置。
  2. 前記ボトムシール折込みプレート部が、先端部に切込みを有することを特徴とする請求項1に記載の縦型製袋充填包装装置。
  3. 前記ボトムシール折込みプレート部が、先端部に凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の縦型製袋充填包装装置。
  4. 前記ボトムシール折込みプレート部が、先端部の前記横方向中央部分を除く部分に対応した部分において前記ボトムシールと平行に延びる円柱部材を有することを特徴とする請求項1に記載の縦型製袋充填包装装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の縦型製袋充填包装装置を使用して固形物をガセット袋に充填してなることを特徴とする固形物入りガセット袋。
  6. 前記固形物が、スナック菓子であることを特徴とする請求項5に記載の固形物入りガセット袋。
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