JP5978854B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献1に記載のインクジェット捺染装置には、記録媒体搬送部に布を繰り出して記録媒体搬送部へ供給する記録媒体供給部と、記録媒体搬送部に支持された布へ向けて液体を噴射する噴射ヘッドと、記録媒体搬送部から搬送された布を回収する記録媒体回収部と、記録媒体搬送部と記録媒体回収部との間に配置され、記録媒体に着弾した液体を乾燥する乾燥部とが備えられている。
このような、布に対して非接触にて乾燥を施す乾燥部の他に、ヒーターブロックに布を接触させて加熱して乾燥を施すタイプの乾燥部が考えられる。
また、非接触型の乾燥部に対する布の位置を安定化させるために、乾燥部の入り口近傍および出口近傍にガイドローラーが配置されており、特に入り口近傍に配置されたガイドローラーには乾燥前の布が当接されるので、布に印刷された液体が染み込んでガイドローラーの当接面まで至ってガイドローラーの当接面に付着し、後から搬送されてくる印刷済みの布を汚して描画不良を惹き起こす虞があった。
したがって、乾燥部(ヒーターブロック)や搬送系の構造を複雑化させることなく、安定性に優れた記録媒体の搬送、記録媒体に着弾させた液体の効率よい乾燥、あるいは、ガイドローラー汚れに起因する描画不良の抑制をはかることが可能となり、装置コストや製造コストの上昇を抑えながら、記録媒体の安定した搬送、および、高品質な描画が可能な液体噴射装置を提供することができる。
しかも、ヒーターブロックの当接面の最も記録媒体搬送部側となる部位で記録媒体が保持され、記録媒体搬送部とヒーターブロックとの間の記録媒体が一定のテンションを有して保持されるので、ガイドローラーを用いることなく記録媒体の搬送を安定することができる。
(実施形態1)
まず、本発明の液体噴射装置の実施形態1について説明する。
図1は、実施形態1に係る捺染装置の概略構成を示す模式図である。また、図2は、実施形態1に係る捺染装置の一部の構成を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、捺染装置(液体噴射装置)100は、記録媒体供給部10、記録媒体搬送部20、記録媒体回収部30、インクジェット部40、ヒーターブロック27、メンテナンス部50、位置検出部70、間紙供給部80、および制御部CONTを有する。捺染装置100の各部は、フレーム部FRに取り付けられている。
なお、図示はしないが、記録媒体Mの搬送の安定化を図るために、記録媒体Mの搬送経路の適宜な位置にガイドローラー(搬送ローラー)を配置してもよい。
ヒーターブロック27は、記録媒体回収部30よりも鉛直方向(第1方向および第2方向と交差する方向)の上方に配置され、当接面27aは、記録媒体回収部30側に下がるスロープを有している。これにより、ヒーターブロック27の当接面27aに対する記録媒体Mの接触面積が大きく確保され、乾燥効率を向上させることができるとともに、例えば、当接面が記録媒体搬送部20の支持面23aと水平な面であった場合のように、その水平な当接面から鉛直方向下方の記録媒体回収部30に記録媒体Mを大きく屈曲させることがないので、記録媒体Mの搬送がスムーズとなり安定させることができる。本実施形態では、ヒーターブロック27の正断面形状において、当接面27aが該当接面27a側に膨らむ円弧を呈したスロープが形成されている。
軸部81は、円筒状又は円柱状に形成されており、円周方向に回転可能に設けられている。軸部81には、帯状の間紙Sがロール状に巻かれる。軸部81は、軸受部に対して着脱可能に取り付けられている。このため、例えば軸部81に間紙Sが巻かれた状態において、軸受部から軸部81を取り外すことで、当該軸部81ごと間紙Sの取り外しが可能となっている。
軸受部は、軸部81の軸線方向の両端を回転可能に支持する。軸受部は、軸部81を回転駆動させる不図示の回転駆動部を有している。回転駆動部は、間紙Sをヒーターブロック27側へ繰り出す方向に軸部81を回転させる。回転駆動部の動作は、例えば制御部CONTによって制御される。
軸部31は、円筒状又は円柱状に形成されており、円周方向に回転可能に設けられている。軸部31には、帯状の記録媒体Mがロール状に巻かれる。軸部31は、軸受部に対して着脱可能に取り付けられている。このため、例えば軸部31に記録媒体Mが巻かれた状態において、軸受部から軸部31を取り外すことで、当該軸部31ごと記録媒体Mの取り外しが可能となっている。
このように、位置検出部70による記録媒体Mの位置検知に基づいて、制御部CONTにより記録媒体回収部30を駆動させる記録媒体Mの搬送制御方法によれば、シンプルな装置構成にて、記録媒体Mに無用なテンションを掛けることなく、且つ、適切なテンションを保持しながら記録媒体Mを搬送し描画することが可能となる。
捺染装置100に対して外部から画像データが入力された場合、制御部CONTは、入力された画像データに対応する画像を記録媒体Mに形成させる。まず、記録媒体Mに対して画像を形成するための動作の流れを説明する。
制御部CONTが記録媒体Mを搬送ベルト23の下流側に移動させると、記録媒体Mは、搬送ベルト23とヒーターブロック27との間で鉛直方向の下方に垂れ下がっていく。この垂れ下がった記録媒体Mが、位置検出部70により検出されたとき、制御部CONTは、記録媒体回収部30を駆動させて、記録媒体Mが記録媒体搬送部20とヒーターブロック27との間の記録媒体Mが所定のテンションにて真っ直ぐに保持されるまで(図中、実線で示す記録媒体M)間紙Sとともに回収する制御をおこなう。
これにより、ヒーターブロック27の当接面27aにインク汚れが生じることによる描画不良を防止しながら、装置構成を複雑化させることなく、記録媒体Mの搬送の安定化と、インクの乾燥の効率化が実現可能な捺染装置100を提供することができる。
また、ガイドローラーなどの搬送部材が軽減されて装置コストが抑えられるとともに、乾燥部としてのヒーターブロック27の上流側に搬送部材が配置された場合に起こり得る搬送部材のインク汚れに起因する描画不良を防止することができる。
次に、液体噴射装置としての捺染装置の別の実施形態について説明する。
図3は、本発明の実施形態2にかかる係る捺染装置の概略構成を示す模式図である。なお、本実施形態において、上記実施形態1と同じ構成については図面に同一符号を付して説明を省略する。
これに限らず、間紙Sをヒーターブロック27の上流側にて供給できれば、捺染装置100,200の適宜な場所に配置してよい。
これに限らず、間紙供給部80の軸部81に回転駆動部を設けずに、軸部81を低負荷にて回転可能としておき、記録媒体回収部30の軸部31の駆動力により記録媒体Mとともに間紙Sを巻き取ることにより、間紙供給部80から間紙Sを繰り出す構成としてもよい。
例えば、図4に示すヒーターブロック127のように、その正断面形状において、当接面127aが該当接面127a側に突出する屈曲部127cと、屈曲部127cの両側にスロープを形成する平坦部127fとを含む形状を含む構成であってもよい。
なお、図4では、正断面形状において当接面127aに屈曲部127cを複数有した構成のヒーターブロック127を例示したが、屈曲部は一つであってもよく、また、図4に示すヒーターブロック127の屈曲部127cより多数の屈曲部を含む構成としてもよい。
Claims (6)
- 記録媒体を供給する記録媒体供給部と、
前記記録媒体を支持する支持面を有し、前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、
前記記録媒体へ向けて液体を噴射する噴射ヘッドと、
前記記録媒体を回収する記録媒体回収部と、
前記記録媒体搬送部と前記記録媒体回収部との間の前記記録媒体回収部の鉛直方向の上方に配置され、前記記録媒体が当接する当接面を有し、該当接面に前記記録媒体を当接することにより前記記録媒体に着弾した前記液体を乾燥させるヒーターブロックと、を備えた液体噴射装置であって、
前記ヒーターブロックの前記記録媒体搬送部側で前記当接面と前記記録媒体との間にシート状の間紙を供給する間紙供給部であって、前記記録媒体の搬送方向に対して前記記録媒体回収部よりも外側に配置された間紙供給部を備え、前記当接面と前記記録媒体との間に挟まれた前記間紙が前記記録媒体とともに搬送されることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置であって、
前記記録媒体回収部の軸部が、平面視で前記ヒーターブロックの前記当接面の前記記録媒体回収部側の部位よりも前記記録媒体搬送部側に配置されたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1または2に記載の液体噴射装置であって、
前記間紙供給部から供給された前記間紙と前記記録媒体とが重ねられる位置で、前記間紙と前記記録媒体とがなす角が直角よりも鋭角であることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記ヒーターブロックの前記記録媒体回収部側に前記間紙を回収する間紙回収部を備えたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記ヒーターブロックの前記当接面が、前記記録媒体回収部側に下がるスロープを有することを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記当接面の最も前記記録媒体搬送部側となる部位が、前記支持面の最も前記ヒーターブロック側となる部位と水平方向に同じか、鉛直方向の上方に位置し、
前記記録媒体搬送部と前記ヒーターブロックとの間の前記支持面の最も前記ヒーターブロック側となる部位よりも鉛直方向の下方に配置され、前記記録媒体搬送部から繰り出されて前記記録媒体搬送部と前記ヒーターブロックとの間に垂れ下がる前記記録媒体を検出する位置検出部と、
前記位置検出部が前記記録媒体を検出したときに、前記記録媒体回収部を駆動させて前記記録媒体を所定量回収する制御をおこなう制御部と、
を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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