JP5978854B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5978854B2
JP5978854B2 JP2012182088A JP2012182088A JP5978854B2 JP 5978854 B2 JP5978854 B2 JP 5978854B2 JP 2012182088 A JP2012182088 A JP 2012182088A JP 2012182088 A JP2012182088 A JP 2012182088A JP 5978854 B2 JP5978854 B2 JP 5978854B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
unit
heater block
liquid ejecting
ejecting apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012182088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014040009A (ja
Inventor
博孝 石塚
博孝 石塚
成悟 百瀬
成悟 百瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012182088A priority Critical patent/JP5978854B2/ja
Publication of JP2014040009A publication Critical patent/JP2014040009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5978854B2 publication Critical patent/JP5978854B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

本発明は、液体噴射装置に関するものである。
従来、綿、絹、ウール、化学繊維、混紡等の布に対する捺染は、染型を用いて行うスクリーン捺染装置が用いられていたが、近年、インクジェットプリンターの技術の向上により、インクジェット方式による印捺を行うインクジェット捺染装置が注目されている。
インクジェット捺染は、スクリーン捺染で用いられる染型が不用であり、デジタル化されたデザインを利用することができる。したがって、顧客の要求に応じた細かいデザインの変更などに迅速に対応することができ、生産時間を大幅に短縮することができる。また、色のグラデーションを表現することができるなど、デザインの自由度が大きいという利点がある。
インクジェット捺染装置において、インクジェットによる捺染印刷を行う噴射ヘッドに対して記録媒体である布を搬送する際には、その搬送精度を高めるため、布を支持する支持面に粘着性を有する搬送ベルトに布を貼り付け、該搬送ベルトを搬送ローラー等により駆動して布が搬送する記録媒体搬送部を備えた構成が、例えば特許文献1に紹介されている。
また、特許文献1に記載のインクジェット捺染装置には、記録媒体搬送部に布を繰り出して記録媒体搬送部へ供給する記録媒体供給部と、記録媒体搬送部に支持された布へ向けて液体を噴射する噴射ヘッドと、記録媒体搬送部から搬送された布を回収する記録媒体回収部と、記録媒体搬送部と記録媒体回収部との間に配置され、記録媒体に着弾した液体を乾燥する乾燥部とが備えられている。
特許文献1に記載のインクジェット捺染装置において、乾燥部(乾燥ヒーター)には、布に対して温風を吹き付けるものや、布に対して赤外線を照射するものが例示されている。
このような、布に対して非接触にて乾燥を施す乾燥部の他に、ヒーターブロックに布を接触させて加熱して乾燥を施すタイプの乾燥部が考えられる。
特開平8−108588号公報
しかしながら、特許文献1に記載のインクジェット捺染装置の構成において、乾燥部が非接触型の乾燥ヒーターであるために、捺染印刷された布に着弾した液体を乾燥させるためには、例えば十キロワット、あるいは数十キロワットレベルのハイスペックなヒーターユニットを設置する必要があったり、乾燥工程における消費電力が増大したりするなど、装置コストや製造コストが増大する虞があった。
また、非接触型の乾燥部に対する布の位置を安定化させるために、乾燥部の入り口近傍および出口近傍にガイドローラーが配置されており、特に入り口近傍に配置されたガイドローラーには乾燥前の布が当接されるので、布に印刷された液体が染み込んでガイドローラーの当接面まで至ってガイドローラーの当接面に付着し、後から搬送されてくる印刷済みの布を汚して描画不良を惹き起こす虞があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る液体噴射装置は、記録媒体を供給する記録媒体供給部と、前記記録媒体を支持する支持面を有し、前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、前記記録媒体へ向けて液体を噴射する噴射ヘッドと、前記記録媒体を回収する記録媒体回収部と、前記記録媒体搬送部と前記記録媒体回収部との間の前記記録媒体回収部の鉛直方向の上方に配置され、前記記録媒体が当接する当接面を有し、該当接面に前記記録媒体を当接することにより前記記録媒体に着弾した前記液体を乾燥させるヒーターブロックと、を備えた液体噴射装置であって、前記ヒーターブロックの前記記録媒体搬送部側で前記当接面と前記記録媒体との間にシート状の間紙を供給する間紙供給部であって、前記記録媒体の搬送方向に対して前記記録媒体回収部よりも外側に配置された間紙供給部を備え、前記当接面と前記記録媒体との間に挟まれた前記間紙が前記記録媒体とともに搬送されることを特徴とする。
本適用例の構成によれば、ヒーターブロックの当接面の最も記録媒体搬送部側となる部位で記録媒体が保持され、記録媒体搬送部とヒーターブロックとの間の記録媒体が一定のテンションを有して保持されるので、ガイドローラーなどの別の搬送部材を用いることなく記録媒体の搬送を安定させることができる。また、記録媒体をヒーターブロックの当接面に接触させて乾燥をおこなうので、少ないエネルギーで記録媒体に着弾させた液体を効率よく乾燥させることができる。しかも、ヒーターブロック上において、記録媒体搬送部にて記録媒体に噴射された液体が記録媒体に染み込んで当接面まで至った場合でも、記録媒体と当接面との間に間紙が存在することにより当接面を汚すことがない。これにより、ヒーターブロックの当接面に付着した液体が後から搬送されてくる記録媒体を汚すなどの描画不良を防止することができる。
したがって、乾燥部(ヒーターブロック)や搬送系の構造を複雑化させることなく、安定性に優れた記録媒体の搬送、記録媒体に着弾させた液体の効率よい乾燥、あるいは、ガイドローラー汚れに起因する描画不良の抑制をはかることが可能となり、装置コストや製造コストの上昇を抑えながら、記録媒体の安定した搬送、および、高品質な描画が可能な液体噴射装置を提供することができる。
[適用例2]上記適用例に記載の液体噴射装置において、前記記録媒体回収部の軸部が、平面視で前記ヒーターブロックの前記当接面の前記記録媒体回収部側の部位よりも前記記録媒体搬送部側に配置されることが好ましい。
本適用例によれば、ヒーターブロックの当接面の記録媒体回収部側の部位において、当接面と記録媒体との接触面積が大きく確保されるので、記録媒体の搬送が安定するとともに、乾燥効率を向上させることができる。
[適用例3]上記適用例に記載の液体噴射装置において、前記間紙供給部が、前記記録媒体の搬送方向に対して前記記録媒体回収部よりも外側に配置されることが好ましい。
本適用例によれば、液体噴射装置の記録媒体回収部側に正対したオペレーターに対して、間紙供給部が記録媒体回収部よりも手前に位置するので、記録媒体回収部1ロール分の液体噴射作業(製造)中に間紙が切れそうになった際の間紙交換作業の作業性を向上させることができる。
[適用例4]上記適用例に記載の液体噴射装置において、前記間紙供給部から供給された前記間紙と前記記録媒体とが重ねられる位置で、前記間紙と前記記録媒体とがなす角が直角よりも鋭角であることが好ましい。
本適用例によれば、記録媒体に間紙を重ね合わせる部分において間紙に加わるダメージが軽減され、例えば間紙の破れなどの不具合を抑えることができる。
[適用例5]上記適用例に記載の液体噴射装置において、前記ヒーターブロックの前記記録媒体回収部側に前記間紙を回収する間紙回収部を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、記録媒体回収部に乾燥済みの記録媒体を間紙とともに回収せずに、記録媒体だけを回収する製造対応をとることが可能な液体噴射装置を提供することができる。
[適用例6]上記適用例に記載の液体噴射装置において、前記ヒーターブロックの前記当接面が、前記記録媒体回収部側に下がるスロープを有することが好ましい。
本適用例によれば、ヒーターブロックから記録媒体回収部に送られる記録媒体の屈曲が小さくなって記録媒体に加わるストレスが軽減して搬送が安定するとともに、当接面に対する記録媒体の接触面積が大きく確保され乾燥効率を向上させることができる。
[適用例7]上記適用例に記載の液体噴射装置において、前記当接面の最も前記記録媒体搬送部側となる部位が、前記支持面の最も前記ヒーターブロック側となる部位と水平方向に同じか、鉛直方向の上方に位置し、前記記録媒体搬送部と前記ヒーターブロックとの間の前記支持面の最も前記ヒーターブロック側となる部位よりも鉛直方向の下方に配置され、前記記録媒体搬送部から繰り出されて前記記録媒体搬送部と前記ヒーターブロックとの間に垂れ下がる前記記録媒体を検出する位置検出部と、前記位置検出部が前記記録媒体を検出したときに、前記記録媒体回収部を駆動させて前記記録媒体を所定量回収する制御をおこなう制御部と、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、シンプルな装置構成にて、記録媒体に無用なテンションを掛けることなく、且つ、適切なテンションを保持しながら記録媒体を搬送し、描画することが可能となる。
しかも、ヒーターブロックの当接面の最も記録媒体搬送部側となる部位で記録媒体が保持され、記録媒体搬送部とヒーターブロックとの間の記録媒体が一定のテンションを有して保持されるので、ガイドローラーを用いることなく記録媒体の搬送を安定することができる。
本発明の実施形態1に係る捺染装置の概略構成を示す模式図。 実施形態1に係る捺染装置の一部の構成を示す斜視図。 本発明の実施形態2に係る捺染装置の概略構成を示す模式図。 本発明の捺染装置の変形例の一部の構成を示す模式図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
(実施形態1)
まず、本発明の液体噴射装置の実施形態1について説明する。
図1は、実施形態1に係る捺染装置の概略構成を示す模式図である。また、図2は、実施形態1に係る捺染装置の一部の構成を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、捺染装置(液体噴射装置)100は、記録媒体供給部10、記録媒体搬送部20、記録媒体回収部30、インクジェット部40、ヒーターブロック27、メンテナンス部50、位置検出部70、間紙供給部80、および制御部CONTを有する。捺染装置100の各部は、フレーム部FRに取り付けられている。
捺染装置100は、記録媒体Mに画像を形成することで当該記録媒体Mの捺染を行う。記録媒体Mとしては、例えば綿、絹、ウール、化学繊維、混紡などの布が用いられる。本実施形態では、帯状(シート状)の記録媒体Mに対してロール方式で画像を形成する構成を説明する。
記録媒体供給部10は、画像形成が行われていない記録媒体Mを供給する。記録媒体供給部10は、軸部11および軸受部(不図示)を有する。
軸部11は、円筒状又は円柱状に形成されており、円周方向に回転可能に設けられている。軸部11には、帯状の記録媒体Mがロール状に巻かれている。軸部11は、軸受部に対して着脱可能に取り付けられている。このため、例えば予め記録媒体Mが巻かれた軸部11を軸受部に取り付けることができるようになっている。
軸受部は、軸部11の軸線方向の両端を回転可能に支持する。軸受部は、軸部11を回転駆動させる回転駆動部(不図示)を有している。回転駆動部は、記録媒体Mが送り出される方向に軸部11を回転させる。回転駆動部の動作は、例えば制御部CONTによって制御される。
記録媒体搬送部20は、記録媒体供給部10から記録媒体回収部30までの間で記録媒体Mを搬送する。記録媒体搬送部20は、搬送ベルト23、ベルト回転ローラー24、およびベルト回転ローラー25を有する。
なお、図示はしないが、記録媒体Mの搬送の安定化を図るために、記録媒体Mの搬送経路の適宜な位置にガイドローラー(搬送ローラー)を配置してもよい。
搬送ベルト23は、無端状に形成されており、ベルト回転ローラー24およびベルト回転ローラー25に掛けられている。搬送ベルト23は、ベルト回転ローラー24とベルト回転ローラー25との間の部分が床面に平行になるように、所定の張力が作用した状態で保持されている。搬送ベルト23の表面(支持面23a)には、記録媒体Mを粘着させる粘着層(不図示)が設けられている。搬送ベルト23は、当該粘着層が設けられた支持面23aで記録媒体Mを支持する。支持面23aは、互いに交差する第1方向(搬送方向)および第2方向(幅方向)により規定される。
ベルト回転ローラー24およびベルト回転ローラー25は、搬送ベルト23の内周面23bを支持する。なお、ベルト回転ローラー24とベルト回転ローラー25との間に、搬送ベルト23を支持する支持部が設けられた構成であっても構わない。ベルト回転ローラー24は、搬送ベルト23の回転に伴って回転する。ベルト回転ローラー25は、不図示の回転駆動部(モーターなど)によって回転する。回転駆動部は、制御部CONTによって制御される。
ベルト回転ローラー25の回転により搬送ベルト23が回転し、搬送ベルト23の回転によりベルト回転ローラー24が回転する。搬送ベルト23の回転により、当該搬送ベルト23に支持される記録媒体Mが所定の搬送方向に搬送される。本実施形態では、ベルト回転ローラー24からベルト回転ローラー25へ向かう方向が搬送方向となる。したがって、例えばベルト回転ローラー24とベルト回転ローラー25とを比較した場合、ベルト回転ローラー24が搬送方向の上流側に配置されており、ベルト回転ローラー25が搬送方向の下流側に配置されている。
ヒーターブロック27は、その一部に埋設された図示しないヒーターチップにより所定の温度に加温され、当接面27aに記録媒体搬送部20から搬送された記録媒体Mを当接させて記録媒体Mに噴射された液体としてのインクを乾燥する。この構成によれば、記録媒体Mをヒーターブロック27の当接面27aに接触させて乾燥をおこなうので、少ないエネルギーで記録媒体Mに着弾させたインクを効率よく乾燥させることができる。
ヒーターブロック27は、例えばアルミニウムなどの金属を加工して形成される。
ヒーターブロック27は、記録媒体回収部30よりも鉛直方向(第1方向および第2方向と交差する方向)の上方に配置され、当接面27aは、記録媒体回収部30側に下がるスロープを有している。これにより、ヒーターブロック27の当接面27aに対する記録媒体Mの接触面積が大きく確保され、乾燥効率を向上させることができるとともに、例えば、当接面が記録媒体搬送部20の支持面23aと水平な面であった場合のように、その水平な当接面から鉛直方向下方の記録媒体回収部30に記録媒体Mを大きく屈曲させることがないので、記録媒体Mの搬送がスムーズとなり安定させることができる。本実施形態では、ヒーターブロック27の正断面形状において、当接面27aが該当接面27a側に膨らむ円弧を呈したスロープが形成されている。
なお、ヒーターブロック27は、図1に示すように、当接面27aの記録媒体搬送部20側となる部位が、記録媒体搬送部20の支持面23aの最もヒーターブロック27側となる部位よりも鉛直方向の上方に位置するように配置されていることが好ましい。これによれば、記録媒体搬送部20とヒーターブロック27との間の記録媒体Mが、ヒーターブロック27の当接面27aの最も記録媒体搬送部20側となる部位で適度なテンションを有して保持されるので、ガイドローラーなどの別の搬送部材を用いることなく記録媒体Mの搬送を安定することができる。
間紙供給部80は、ヒーターブロック27の記録媒体搬送部20側(上流側)で記録媒体Mとヒーターブロック27の当接面27aとの間にシート状の間紙Sを供給する。本実施形態では、間紙供給部80から、搬送ローラー84および搬送ローラー85を経由してヒーターブロック27の上流側に供給されている。ここで、ヒーターブロック27に近い方の搬送ローラー85の配置により、ヒーターブロック27の上流側で間紙Sと記録媒体Mとが重ねられる位置で、間紙Sと記録媒体Mとがなす角が直角よりも鋭角になるように調整されている。これにより、記録媒体Mに間紙Sを重ね合わせる部分において間紙Sに加わるダメージが軽減され、例えば間紙Sの破れなどの不具合が抑えられている。
記録媒体回収部30は、軸部31および軸受部(不図示)を有する。
軸部81は、円筒状又は円柱状に形成されており、円周方向に回転可能に設けられている。軸部81には、帯状の間紙Sがロール状に巻かれる。軸部81は、軸受部に対して着脱可能に取り付けられている。このため、例えば軸部81に間紙Sが巻かれた状態において、軸受部から軸部81を取り外すことで、当該軸部81ごと間紙Sの取り外しが可能となっている。
軸受部は、軸部81の軸線方向の両端を回転可能に支持する。軸受部は、軸部81を回転駆動させる不図示の回転駆動部を有している。回転駆動部は、間紙Sをヒーターブロック27側へ繰り出す方向に軸部81を回転させる。回転駆動部の動作は、例えば制御部CONTによって制御される。
ヒーターブロック27の上流側で記録媒体Mと重ね合わされ記録媒体Mのインク着弾面とは反対側の面と当接面27aとの間に挟まれた間紙Sは、記録媒体Mとともにヒーターブロック27の当接面27a上を搬送される。これにより、ヒーターブロック27上において、記録媒体搬送部20にて記録媒体Mに噴射されたインクが記録媒体Mに染み込んで当接面27aまで至った場合でも、記録媒体Mと当接面27aとの間に間紙Sが存在することにより当接面27aをインクで汚すことがないので、ヒーターブロック27の当接面27aに付着したインクが後から搬送されてくる記録媒体Mを汚すなどの描画不良を防止することができる。
本実施形態の捺染装置100において、間紙供給部80は、記録媒体Mの搬送方向に対して記録媒体回収部30よりも外側に配置されている。これにより、捺染装置100の記録媒体回収部30側に正対したオペレーターに対して、間紙供給部80が記録媒体回収部30よりも手前に位置するので、記録媒体回収部30の1ロール分の描画(インク噴射)作業(製造)中に間紙Sが切れそうになった際に、間紙S交換作業の作業性がよい。
記録媒体回収部30は、記録媒体搬送部20によって搬送されヒーターブロック27により乾燥された記録媒体Mを回収する。本実施形態では、記録媒体Mを間紙Sとともに記録媒体回収部30に回収する。記録媒体回収部30は、軸部31および軸受部(不図示)を有する。
軸部31は、円筒状又は円柱状に形成されており、円周方向に回転可能に設けられている。軸部31には、帯状の記録媒体Mがロール状に巻かれる。軸部31は、軸受部に対して着脱可能に取り付けられている。このため、例えば軸部31に記録媒体Mが巻かれた状態において、軸受部から軸部31を取り外すことで、当該軸部31ごと記録媒体Mの取り外しが可能となっている。
軸受部は、軸部31の軸線方向の両端を回転可能に支持する。軸受部は、軸部31を回転駆動させる不図示の回転駆動部を有している。回転駆動部は、記録媒体Mが巻き取られる方向に軸部31を回転させる。回転駆動部の動作は、例えば制御部CONTによって制御される。
記録媒体回収部30は、該記録媒体回収部30の軸部が、平面視でヒーターブロック27の記録媒体回収部30側の端部よりも、記録媒体搬送部20側に位置するように配置されている。これにより、ヒーターブロック27の当接面27aの最も記録媒体回収部30側となる部位でヒーターブロック27と記録媒体回収部30との間の記録媒体Mが一定のテンションを有して保持されて記録媒体Mの搬送が安定するとともに、記録媒体Mが当接面27aにしっかりと当接され、記録媒体Mと当接面27aとの接触面積を安定的に大きく確保することができるので、記録媒体Mに着弾したインクの乾燥の効率化をはかることができる。
インクジェット部40は、記録媒体Mに対してインクを噴射する。インクジェット部40は、噴射ヘッドHおよびヘッド移動部41を有している。噴射ヘッドHには、インクを噴射する噴射面Haが設定されている。噴射面Haには、インクを吐出する複数のノズルNZが形成されている。噴射面Haは、搬送ベルト23によって搬送される記録媒体Mに向けられている。ヘッド移動部41は、搬送方向と交差する方向(例、記録媒体Mの幅方向)に噴射ヘッドHを移動させる。
メンテナンス部50は、搬送ベルト23のメンテナンスを行う。メンテナンス部50は、処理部51、基部52および移動部53を有している。処理部51は、例えば搬送ベルト23に付着したインクや埃、糸くずなどを除去するメンテナンス装置や、搬送ベルト23の粘着層が劣化した場合などに当該粘着層を補修する粘着層補修装置など、搬送ベルト23に対して各種の処理を行う装置を有している。基部52は、処理部51を支持する。基部52が処理部51を昇降させる昇降部を有していても良い。移動部53は、床面に沿って処理部51および基部52を一体的に移動させる。
位置検出部70は、記録媒体搬送部20とヒーターブロック27との間の、搬送ベルト23の支持面23aの最もヒーターブロック27側となる部位よりも鉛直方向の下方となる高さに配置されている。位置検出部70は、記録媒体搬送部20から繰り出されて記録媒体搬送部20とヒーターブロック27との間に垂れ下がる記録媒体M(図中、破線で示す)を検出する。位置検出部70としては、例えば光センサーやCCDカメラなどを用いることができる。
制御部CONTは、位置検出部70により記録媒体Mが検出されたとき、記録媒体回収部30を駆動させて記録媒体Mを所定量回収する制御をおこなう。ここで所定量とは、記録媒体搬送部20とヒーターブロック27との間の記録媒体Mが所定のテンションにて真っ直ぐに保持されるまで(図中、実線で示す記録媒体M)の状態を指す。
このように、位置検出部70による記録媒体Mの位置検知に基づいて、制御部CONTにより記録媒体回収部30を駆動させる記録媒体Mの搬送制御方法によれば、シンプルな装置構成にて、記録媒体Mに無用なテンションを掛けることなく、且つ、適切なテンションを保持しながら記録媒体Mを搬送し描画することが可能となる。
次に、上記のように構成された捺染装置100の動作を説明する。
捺染装置100に対して外部から画像データが入力された場合、制御部CONTは、入力された画像データに対応する画像を記録媒体Mに形成させる。まず、記録媒体Mに対して画像を形成するための動作の流れを説明する。
制御部CONTは、軸部11を回転させ、記録媒体供給部10から記録媒体Mを送り出す。記録媒体供給部10から送り出された記録媒体Mは搬送ベルト23に支持される。このとき、記録媒体Mを搬送ベルト23の支持面23aに押し付ける押し付け部(不図示)を用いて、当該支持面23aとの間に浮きが無いように貼り付けられた状態で支持する。
搬送ベルト23は支持面23aに粘着性を有するため、記録媒体Mが支持面23aに貼り付けられた状態で搬送される。制御部CONTは、ベルト回転ローラー25を回転させて搬送ベルト23を搬送方向に移動させる。この動作により、記録媒体Mは搬送ベルト23によって搬送方向に搬送される。
記録媒体Mが搬送ベルト23上の所定の位置に到達した後、制御部CONTは、噴射ヘッドHを記録媒体Mの幅方向に移動させつつ、ノズルNZからインクを吐出させる。制御部CONTは、噴射ヘッドHが記録媒体Mを幅方向に一回走査する毎に、記録媒体Mを搬送方向に所定距離ずつ移動させる。制御部CONTは、一回の移動においてベルト回転ローラー25を所定角度ずつ回転させる。このように、制御部CONTは、記録媒体Mを搬送方向に間欠的に移動させ、噴射ヘッドHを走査させてノズルNZからインクを吐出させることで、記録媒体Mに対して所定の画像が形成される。
制御部CONTは、画像が形成された記録媒体Mを搬送ベルト23の下流側に移動させる。搬送ベルト23の下流側に移動した記録媒体Mは、ヒーターブロック27を経由して記録媒体回収部30に到達する。また、制御部CONTは、間紙供給部80から間紙Sをヒーターブロック27の上流側に繰り出し、そこで記録媒体Mと重ね合わせられた間紙Sは記録媒体Mとともにヒーターブロック27を経由して記録媒体回収部30に達する。
制御部CONTが記録媒体Mを搬送ベルト23の下流側に移動させると、記録媒体Mは、搬送ベルト23とヒーターブロック27との間で鉛直方向の下方に垂れ下がっていく。この垂れ下がった記録媒体Mが、位置検出部70により検出されたとき、制御部CONTは、記録媒体回収部30を駆動させて、記録媒体Mが記録媒体搬送部20とヒーターブロック27との間の記録媒体Mが所定のテンションにて真っ直ぐに保持されるまで(図中、実線で示す記録媒体M)間紙Sとともに回収する制御をおこなう。
以上のように、本実施形態によれば、ヒーターブロック27が、上流側の記録媒体搬送部20と、下流側の記録媒体回収部30との間で記録媒体Mを保持する搬送ガイドとして機能しながら、インクが噴射された記録媒体Mと密着して直接加熱をおこなう乾燥部(加熱部)として機能している。しかも、ヒーターブロック27の当接面27aと記録媒体Mの間に間紙Sを供給する間紙供給部80を備えている。
これにより、ヒーターブロック27の当接面27aにインク汚れが生じることによる描画不良を防止しながら、装置構成を複雑化させることなく、記録媒体Mの搬送の安定化と、インクの乾燥の効率化が実現可能な捺染装置100を提供することができる。
また、ガイドローラーなどの搬送部材が軽減されて装置コストが抑えられるとともに、乾燥部としてのヒーターブロック27の上流側に搬送部材が配置された場合に起こり得る搬送部材のインク汚れに起因する描画不良を防止することができる。
(実施形態2)
次に、液体噴射装置としての捺染装置の別の実施形態について説明する。
図3は、本発明の実施形態2にかかる係る捺染装置の概略構成を示す模式図である。なお、本実施形態において、上記実施形態1と同じ構成については図面に同一符号を付して説明を省略する。
図3において、実施形態2の捺染装置200は、上記実施形態1の捺染装置100(図1、図2を参照)と同じく、記録媒体供給部10、記録媒体搬送部20、記録媒体回収部30、インクジェット部40、ヒーターブロック27、メンテナンス部50、位置検出部70、間紙供給部80、および制御部CONTを有している。さらに、実施形態2の捺染装置200は、ヒーターブロック27の記録媒体回収部30側に、間紙Sを回収する間紙回収部90を備えている。これら捺染装置200の各部は、フレーム部FRに取り付けられている。
間紙回収部90は、軸部91および軸受部(不図示)を有する。軸部91は、円筒状又は円柱状に形成されており、円周方向に回転可能に設けられている。軸部91には、記録媒体Mとともにヒーターブロック27上を経た間紙Sがロール状に巻かれる。軸部91は、軸受部に対して着脱可能に取り付けられている。このため、例えば軸部91に間紙Sが巻かれた状態において、軸受部から軸部91を取り外すことで、当該軸部91ごと間紙Sの取り外しが可能となっている。
軸受部は、軸部91の軸線方向の両端を回転可能に支持する。軸受部は、軸部91を回転駆動させる不図示の回転駆動部を有している。回転駆動部は、間紙Sが巻き取られる方向に軸部91を回転させる。回転駆動部の動作は、例えば制御部CONTによって制御される。
実施形態2の捺染装置200によれば、記録媒体回収部30に乾燥済みの記録媒体Mを間紙Sとともに回収せずに、記録媒体Mだけを回収する製造対応をとることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態では、間紙供給部80を記録媒体Mの搬送方向に対して記録媒体回収部30よりも捺染装置100,200の外側に配置した。
これに限らず、間紙Sをヒーターブロック27の上流側にて供給できれば、捺染装置100,200の適宜な場所に配置してよい。
また、上記実施形態では、間紙供給部80の軸部81に回転駆動部を設けて間紙Sを繰り出す構成を説明した。
これに限らず、間紙供給部80の軸部81に回転駆動部を設けずに、軸部81を低負荷にて回転可能としておき、記録媒体回収部30の軸部31の駆動力により記録媒体Mとともに間紙Sを巻き取ることにより、間紙供給部80から間紙Sを繰り出す構成としてもよい。
また、上記実施形態では、乾燥部としてのヒーターブロック27が、その正断面形状において、当接面27aが該当接面27a側に膨らむ円弧を含む形状を呈している例を説明したが、当接面27aが記録媒体回収部30に向かって下がるスロープを有していれば、これに限定されるものではない。
例えば、図4に示すヒーターブロック127のように、その正断面形状において、当接面127aが該当接面127a側に突出する屈曲部127cと、屈曲部127cの両側にスロープを形成する平坦部127fとを含む形状を含む構成であってもよい。
なお、図4では、正断面形状において当接面127aに屈曲部127cを複数有した構成のヒーターブロック127を例示したが、屈曲部は一つであってもよく、また、図4に示すヒーターブロック127の屈曲部127cより多数の屈曲部を含む構成としてもよい。
また、上記実施形態では、搬送ベルト23の支持面23aに粘着層が設けられ、当該粘着層の粘着力によって記録媒体Mを保持する構成を例に挙げて説明したが、これに限られることは無い。例えば、静電吸着や真空吸着によって記録媒体Mを保持する構成であっても良い。
CONT…制御部、M…記録媒体、H…噴射ヘッド、S…間紙、10…記録媒体供給部、23…搬送ベルト、23a…支持面、23b…内周面、27,127…ヒーターブロック、27a,127a…当接面、30…記録媒体回収部、70…位置検出部、80…間紙供給部、90…間紙回収部、100,200…捺染装置(液体噴射装置)。

Claims (6)

  1. 記録媒体を供給する記録媒体供給部と、
    前記記録媒体を支持する支持面を有し、前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、
    前記記録媒体へ向けて液体を噴射する噴射ヘッドと、
    前記記録媒体を回収する記録媒体回収部と、
    前記記録媒体搬送部と前記記録媒体回収部との間の前記記録媒体回収部の鉛直方向の上方に配置され、前記記録媒体が当接する当接面を有し、該当接面に前記記録媒体を当接することにより前記記録媒体に着弾した前記液体を乾燥させるヒーターブロックと、を備えた液体噴射装置であって、
    前記ヒーターブロックの前記記録媒体搬送部側で前記当接面と前記記録媒体との間にシート状の間紙を供給する間紙供給部であって、前記記録媒体の搬送方向に対して前記記録媒体回収部よりも外側に配置された間紙供給部を備え、前記当接面と前記記録媒体との間に挟まれた前記間紙が前記記録媒体とともに搬送されることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液体噴射装置であって、
    前記記録媒体回収部の軸部が、平面視で前記ヒーターブロックの前記当接面の前記記録媒体回収部側の部位よりも前記記録媒体搬送部側に配置されたことを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項1または2に記載の液体噴射装置であって、
    前記間紙供給部から供給された前記間紙と前記記録媒体とが重ねられる位置で、前記間紙と前記記録媒体とがなす角が直角よりも鋭角であることを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
    前記ヒーターブロックの前記記録媒体回収部側に前記間紙を回収する間紙回収部を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
    前記ヒーターブロックの前記当接面が、前記記録媒体回収部側に下がるスロープを有することを特徴とする液体噴射装置。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
    前記当接面の最も前記記録媒体搬送部側となる部位が、前記支持面の最も前記ヒーターブロック側となる部位と水平方向に同じか、鉛直方向の上方に位置し、
    前記記録媒体搬送部と前記ヒーターブロックとの間の前記支持面の最も前記ヒーターブロック側となる部位よりも鉛直方向の下方に配置され、前記記録媒体搬送部から繰り出されて前記記録媒体搬送部と前記ヒーターブロックとの間に垂れ下がる前記記録媒体を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部が前記記録媒体を検出したときに、前記記録媒体回収部を駆動させて前記記録媒体を所定量回収する制御をおこなう制御部と、
    を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
JP2012182088A 2012-08-21 2012-08-21 液体噴射装置 Expired - Fee Related JP5978854B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012182088A JP5978854B2 (ja) 2012-08-21 2012-08-21 液体噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012182088A JP5978854B2 (ja) 2012-08-21 2012-08-21 液体噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014040009A JP2014040009A (ja) 2014-03-06
JP5978854B2 true JP5978854B2 (ja) 2016-08-24

Family

ID=50392716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012182088A Expired - Fee Related JP5978854B2 (ja) 2012-08-21 2012-08-21 液体噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5978854B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174744A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 日本電気硝子株式会社 ガラスロールの製造方法
JP2018111239A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 株式会社ワンフィート 印刷媒体シートの裏移り防止及び乾燥補助装置
CN107650501B (zh) * 2017-09-07 2020-06-16 佛山市九彩数码科技有限公司 一种纺织布全自动印花烘干装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3168118B2 (ja) * 1994-07-21 2001-05-21 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4225209B2 (ja) * 2004-01-27 2009-02-18 コニカミノルタホールディングス株式会社 記録媒体巻取り装置
JP2011241500A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Toshinkogyo Co Ltd インクジェット捺染方法及びインクジェット捺染装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014040009A (ja) 2014-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5978853B2 (ja) 液体噴射装置
JP6244968B2 (ja) 記録装置、記録装置の洗浄方法
JP5707800B2 (ja) 画像記録装置、及び、画像記録方法
JP5978854B2 (ja) 液体噴射装置
JP6111651B2 (ja) 画像記録装置、および画像記録方法
JP6135069B2 (ja) 液滴噴射装置
JP2014148051A (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
US20210107299A1 (en) Liquid discharging apparatus
EP2756957B1 (en) Recordng apparatus and recording method
JP2017128130A (ja) 画像記録装置、および画像記録方法
JP5953970B2 (ja) 液体噴射装置
JP2014000702A (ja) 液体噴射装置
JP2013188899A (ja) 液体噴射装置及び媒体搬送装置
JP5918716B2 (ja) ベルトクリーニング装置及び画像形成装置
JP5970694B2 (ja) 液体噴射装置
JP6617542B2 (ja) 液体吐出装置
JP6083155B2 (ja) 媒体送り装置および記録装置
JP6674897B2 (ja) 剥離装置及び記録システム
JP2014034155A (ja) 液滴噴射装置
JP2013202996A (ja) 液体噴射装置
CN112644172B (zh) 液体喷出装置
JP2017132176A (ja) 印刷装置、及び印刷方法
JP5918717B2 (ja) ベルトクリーニング装置及び画像形成装置
JP2015036335A (ja) インクジェット記録装置
JP2012061621A (ja) 記録装置、及び、記録装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150108

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160607

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160610

TRDD Decision of grant or rejection written
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160624

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5978854

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees