JP5978694B2 - 粉体搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉体搬送装置および画像形成装置に関する。
例えば特許文献1には、回転軸に螺旋状に軸支された羽根を具備する搬送スクリューと、搬送するトナーを保持し内部が中空円筒状に形成されたハウジングと、を有し、搬送スクリューの回転によってトナーを搬送するトナー搬送装置において、搬送スクリューには、搬送スクリューと同軸で羽根の間に螺旋状に導入され、回転軸に対して回動可能な螺旋部材を設けることが開示されている。
また、特許文献2には、粉体が収容される第1粉体収容室から、粉体が収容される第2粉体室に向けて粉体を搬送するための搬送路と、搬送路に配置され、回転可能な回転軸とその回転軸の軸周りに螺旋状に設けられ回転軸の回転により粉体を搬送可能な羽根部材とを有する搬送部材と、搬送部材が配置された搬送路上に形成され、第1粉体収容室から粉体が取り込まれる取込口を有する取込領域と、搬送部材が配置された搬送路上に形成され、取込み領域よりも搬送方向下流側に配置された第1搬送領域と、搬送部材が配置された搬送路上に形成され、第1搬送領域よりも搬送方向下流側に配置され、搬送部材の1回転あたりの搬送可能体積が第1搬送領域よりも少ない第2搬送領域と、を備えることが開示されている。
特開2011−242576号公報 特開2010−156910号公報
本発明は、搬送路にて搬送部材を用いて粉体を搬送する際に粉体の供給量を安定させることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、粉体を収容する粉体収容部から、または当該粉体収容部に向けて形成され、粉体を搬送する経路である搬送路と、回転する回転軸および当該回転軸の軸方向に形成される螺旋状の羽根を有し、前記搬送路の内側に設けられて当該搬送路内の粉体を搬送する搬送部材と、を有し、前記搬送路と前記搬送部材とによって、粉体の搬送方向の上流側よりも粉体の搬送量が小さくなる第1低搬送部と、当該第1低搬送部よりも当該搬送方向の下流側に設けられ当該第1低搬送部よりも粉体の搬送量が小さくなる第2低搬送部と、当該第1低搬送部の当該下流側であって当該第2低搬送部の当該上流側に設けられ当該第1低搬送部および当該第2低搬送部よりも粉体の搬送量が大きい高搬送部とを形成することを特徴とする粉体搬送装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1低搬送部は、前記回転軸の外周からの前記搬送路の内周までの距離が前記搬送方向の上流側よりも短い第1の距離となる第1領域によって形成され、前記第2低搬送部は、前記回転軸の外周からの前記搬送路の内周までの距離が前記第1の距離よりも短い第2の距離となる第2領域によって形成され、前記高搬送部は、前記回転軸の外周からの前記搬送路の内周までの距離が前記第1の距離および前記第2の距離よりも長い第3の距離となる第3領域によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の粉体搬送装置である
請求項3に記載の発明は、前記第2領域における前記回転軸は、前記搬送方向の上流側の端部に前記軸方向と交差する面を有していることを特徴とする請求項2に記載の粉体搬送装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第1領域における前記回転軸は、前記搬送方向の上流側の端部に前記搬送方向の当該上流側から下流側に向けて次第に外径が大きくなるテーパ面を有していること特徴とする請求項2または3に記載の粉体搬送装置である。
請求項5に記載の発明は、前記粉体収容部には、回転によって粉体を間欠的に排出する排出部材が配置され、前記排出部材と前記搬送部材とが連動して回転することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の粉体搬送装置である。
請求項6に記載の発明は、前記搬送部材のうち、前記粉体収容部と前記搬送部材とが対向する部分に掻出し部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の粉体搬送装置である。
請求項1の発明によれば、高搬送部を有しない場合と比較して、搬送路にて搬送部材を用いて粉体を搬送する際に粉体の供給量を安定させることが可能となる。
請求項2の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、簡易な構成によって第1低搬送部および第2低搬送部を形成することができる。
請求項3の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、第2低搬送部の上流側においてより確実に粉体を滞留させることができる。
請求項4の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、第1搬送部の上流側における粉体の目詰まりを抑制することが可能となる。
請求項5の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、排出部材によって排出された粉体が搬送路において目詰まりすることが防止される。
請求項6の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、粉体収容部から搬送路に粉体を導き易くすることが可能となる。
画像形成装置1の全体構成を示した図である。 本実施形態が適用されるトナー搬送装置およびトナーカートリッジの全体図である。 図2に示すトナー搬送装置およびトナーカートリッジのIII−III断面図である。 本実施形態の搬送部材の全体図である。 搬送路および搬送部材によるトナー搬送の作用を説明するための図である。 本実施形態のトナー搬送装置の動作を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、画像形成装置1の全体構成を示した図である。
画像形成装置1は、トナー等に代表される粉体を用いて用紙Pに対してトナー像を形成する画像形成部10と、画像形成部10により用紙Pに形成されたトナー像を定着する定着部20と、画像形成部10に用紙Pを供給する用紙搬送系30と、を有している。
また、画像形成装置1は、画像形成部10にトナーを搬送するトナー搬送装置40と、トナー搬送装置40に取り付けられて画像形成部10に供給するトナーを収容するトナーカートリッジ50と、画像形成部10の感光体ドラム11(後述)の残留トナーを回収するトナー回収装置60とを備えている。
さらに、画像形成装置1は、画像形成部10、定着部20、用紙搬送系30、トナー搬送装置40、トナーカートリッジ50およびトナー回収装置60の動作全般を制御する制御部100と、表示パネルにより構成されユーザからの指示を受け付けるとともにユーザに対してメッセージ等を表示するユーザインタフェース(UI)200を備えている。
画像形成部10は、感光体ドラム11と、感光体ドラム11を帯電する帯電装置12と、感光体ドラム11を露光する露光装置13と、帯電された感光体ドラム11を現像する現像装置14、感光体ドラム11に形成されたトナー像を用紙Pに転写する転写装置15と転写後の感光体ドラム11を清掃するクリーニング部材16と、を有している。
像保持体の一例としての感光体ドラム11は、その外周面に感光層を備えており、図1中矢印方向に回転する。帯電装置12は、感光体ドラム11に接触する帯電ロールを有し、感光体ドラム11を予め定められた電位に帯電する。露光装置13は、レーザを感光体ドラム11に照射し帯電装置12により帯電した感光体ドラム11を選択的に露光して感光体ドラム11に静電潜像を形成する。
現像部の一例としての現像装置14は、例えば負極性に帯電するトナーおよび正極性に帯電するキャリアとを有する2成分現像剤を備えている。そして、現像装置14は、感光体ドラム11上に形成された静電潜像をトナーで現像して感光体ドラム11上にトナー像を形成する。転写装置15は、ロール状部材を有し、転写装置15と感光体ドラム11との間(転写部Tp)に電界を形成することにより、感光体ドラム11上のトナー像を用紙Pに転写する。
クリーニング部材16は、例えば熱硬化型ウレタンゴムなどの弾性素材を材料とし、予め定められた厚さを有する板状の部材である。クリーニング部材16は、軸方向に沿って感光体ドラム11の表面に接触して設けられ、トナー像の転写後に感光体ドラム11上に残留するトナー等(以下、残留トナーとよぶ)を除去する。
本実施形態では、クリーニング部材16は、上下方向において感光体ドラム11の上端側(天井位置)に設けられる。そして、クリーニング部材16は、感光体ドラム11の回転方向下流側であって、感光体ドラム11の接線方向に沿うように感光体ドラム11の表面に接触して取り付けられる。
定着部20は、加圧ロールと加熱ロールとを有している。そして、定着部20は、これらのロールの間にトナー像が転写された用紙Pを通過させることで、熱および圧力による定着処理によってトナー像を用紙P上に定着させる。
用紙搬送系30は、用紙Pを収容する用紙収容部31、用紙収容部31から転写部Tpおよび定着部20を通り、用紙Pを積載する用紙積載部Sまでの用紙Pの搬送経路を形成する用紙搬送経路32と、定着部20を通過した用紙Pの表裏を反転させてこの用紙Pを転写部Tpに再度供給する経路を形成する反転用搬送経路33とを備えている。
そして、用紙搬送系30は、用紙Pを収容する用紙収容部31から用紙Pを取り出して送り出すピックアップロール34と、ピックアップロール34が取り出した用紙を一枚ずつに捌いて転写部Tpに向けて用紙Pを送る捌きロール35とを備えている。
また、用紙搬送系30は、回転を停止した状態で用紙Pの搬送を一時的に止め、予め定められたタイミングにて回転を行うことにより、転写部Tpに対してレジストレイション調整を施しながら用紙Pを供給するレジストレイションロール(レジロール)36を有している。
さらに、用紙搬送系30は、反転用搬送経路33に設けられて用紙Pを搬送する搬送ロール37と、用紙搬送経路32および反転用搬送経路33との合流箇所の用紙搬送方向下流側に設けられ、定着後の用紙Pを用紙積載部Sに向けて排出したり、用紙Pの両面に画像形成する際に反転用搬送経路33に向けて用紙Pを送ったりする排出ロール38とを備えている。
トナー搬送装置40は、交換可能なトナーカートリッジ50を保持する。そして、トナーカートリッジ50が供給するトナーを画像形成部10の現像装置14に向けて搬送する。なお、トナー搬送装置40については、後に詳しく説明する。また、以下の説明において、トナー搬送装置40によりトナーを搬送する方向において、トナーカートリッジ50側を「上流側」とよび、現像装置14側を「下流側」とよぶ。
トナーカートリッジ50は、トナー収容容器51と、記憶媒体52とを有している。
トナー収容容器51は、トナーを収容する容器である。また、トナー収容容器51は、内側に収容するトナーを回転しながら撹拌する排出部材の一例としての撹拌部材511と、内部に収容するトナーを排出する排出口512とを有している。記憶媒体52は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などにより構成される。記憶媒体52には、トナーカートリッジ50の種類を示す情報や、例えば撹拌部材511の回転数などトナーカートリッジ50の使用状況に関する情報が格納される。
トナーカートリッジ50がトナー搬送装置40のカートリッジ収容部41(後述)に取り付けられると、トナーカートリッジ50の撹拌部材511に駆動部42(後述)から駆動を受ける。また、トナーカートリッジ50の記憶媒体52は、記憶媒体52から情報を読み取り制御部100に情報を送信する読み取り部(不図示)に接続する。
なお、トナーカートリッジ50は、トナー収容容器51に収容されるトナーの残量がなくなった場合などには、他のトナーカートリッジ50と交換される。
トナー回収装置60は、クリーニング部材16によって転写後の感光体ドラム11から除去された残留トナーを回収して収容する装置である。トナー回収装置60は、トナー回収容器61と、クリーニング部材16に対して進退可能に設けられるトナー回収部材62とを有している。そして、トナー回収装置60では、トナー回収部材62によってクリーニング部材16が感光体ドラム11から除去した廃トナーを掻き集めて、トナー回収容器61に堆積させる。
制御部100は、画像形成装置1にネットワークなどを介して接続する例えばPC(パーソナルコンピュータ)などから、画像形成のための画像データや印刷指示を受け付ける。また、制御部100は、受け付けた画像データに画像処理を施した後に露光装置13に画像データを送る。
なお、本実施形態の制御部100は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびHDD(Hard Disk Drive)を備えて構成されている。CPUでは、処理プログラムが実行される。ROMには、各種プログラム、各種テーブル、パラメータ等が記憶されている。RAMは、CPUによる各種プログラムの実行時におけるワークエリア等として用いられる。
続いて、画像形成装置1の画像形成動作について説明する。
不図示のPC等にて形成された画像データが制御部100にて受け付けられると、制御部100では、画像データに対して画像処理を施す。画像処理が施された画像データは、露光装置13に出力される。画像データを取得した露光装置13は、帯電装置12により帯電した感光体ドラム11を選択的に露光することで感光体ドラム11上に静電潜像を形成する。感光体ドラム11に形成された静電潜像は、現像装置14により例えば黒(K)のトナー像として現像される。
用紙搬送系30においては、画像形成のタイミングに合わせてピックアップロール34が回転し、用紙収容部31から用紙Pが供給される。そして、捌きロール35によって一枚ずつに捌かれた用紙Pは、レジロール36まで搬送され、一旦、停止される。その後、感光体ドラム11の回転タイミングに合わせてレジロール36が回転し、用紙Pが転写部Tpに供給される。そして、この転写部Tpにおいて転写装置15により感光体ドラム11に形成されたトナー像が用紙Pに転写される。
その後、トナー像が転写された用紙Pは、定着部20にて定着処理を受け、排出ロール38によって用紙積載部Sへと排出される。
なお、用紙Pの第1面のみならず第2面にも画像が形成(用紙Pの両面に画像が形成)される際には、定着部20を通過した用紙Pは、排出ロール38によって反転用搬送経路33へと供給され、搬送ロール37によって再び転写部Tpに再度供給される。転写部Tpにて、感光体ドラム11に形成されたトナー像が用紙Pの第2面に転写される。第2面にトナー像が転写された用紙Pは、定着部20によって定着処理を受け、排出ロール38によって用紙積載部Sへと排出される。
ところで、一般的に、トナーは温度や湿度や、振動などの周囲の環境の影響を受けて状態が変化することが知られている。従って、トナーカートリッジ50から供給されるトナー量はいつも定量ではなく、周囲の環境によってばらつきが生じる。そして、トナー搬送装置40において、トナーカートリッジ50からばらつきが生じた状態のままで、現像装置14に向けてトナーを搬送すると、現像装置14内において場所によってトナー量にばらつきが生じてしまう。例えば写真などの像密度が比較的に高い画像形成を行う場合に、現像装置14内においてトナー量のばらつきが生じると、画像の一部が薄くなるなどの可能性が高くなる。
また、本実施形態のトナーカートリッジ50では、内部に配置された撹拌部材511の回転により、トナーがトナー搬送装置40に供給される。撹拌部材511は周期的に排出口512(後述)と対向するため、トナー搬送装置40には間欠的にトナーが供給されることとなる。
そこで、本実施形態のトナー搬送装置40は、トナーカートリッジ50から供給されたトナーを現像装置14に対して安定的に供給するように構成されている。
図2は、本実施形態が適用されるトナー搬送装置40およびトナーカートリッジ50の全体図である。
図3は、図2に示すトナー搬送装置40およびトナーカートリッジ50のIII−III断面図である。
図4は、本実施形態の搬送部材45の全体図である。
トナー搬送装置40は、図2に示すように、トナーカートリッジ50が取り付けられるカートリッジ収容部41と、トナーカートリッジ50の撹拌部材511(図3参照)および後述の搬送部材45を駆動する駆動部42とを備えている。
さらに、トナー搬送装置40は、図3に示すように、トナーカートリッジ50から現像装置14までのトナーの搬送経路である搬送路44と、搬送路44の内側に設けられ回転することで搬送路44内に設けられて搬送路44のトナーを搬送する搬送部材45と、搬送部材45を回転可能に支持する軸受け部46とを有している。
カートリッジ収容部41は、図2に示すように、トナーカートリッジ50を保持する保持部411と、保持部411の一部に形成されトナーカートリッジ50から供給されるトナーの排出口となる開口部412と、トナーカートリッジ50の記憶媒体52と対向するように形成された媒体用開口部413とを有している。
保持部411は、トナーカートリッジ50の外径よりも一回り大きい内径を有し、取り付けられたトナーカートリッジ50を保持する。
開口部412は、保持部411にトナーカートリッジ50が取り付けられた状態で、トナーカートリッジ50の排出口512(図3参照)と対向するように設けられている。開口部412は、搬送路44の後述するトナー受入口44Rに通じている。
媒体用開口部413は、保持部411にトナーカートリッジ50の記憶媒体52と対向するように設けられている。また、媒体用開口部413には、読み取り部(不図示)が設けられている。そして、媒体用開口部413を介して、記憶媒体52と読み取り部(不図示)とが接続する。
駆動部42は、図3に示すように、第1ギア421、第2ギア422、第3ギア423、第4ギア424、第5ギア425、シャフト42P、および駆動モータ43を備えている。
第1ギア421は、カートリッジ収容部41の外側に取り付けられる。そして、第1ギア421は、駆動モータ43の回転軸に連結するとともに、保持部411の内側に向けて突出する軸を有している。トナーカートリッジ50がカートリッジ収容部41に取り付けられた状態で、第1ギア421は、トナーカートリッジ50の撹拌部材511に接続する。そして、第1ギア421は、駆動モータ43の駆動力を撹拌部材511に伝達する。
第2ギア422は、第1ギア421に接続するともに、第3ギア423に接続する。そして、第2ギア422は、第1ギア421の駆動モータ43による回転に伴って、第3ギア423を回転させる。
シャフト42Pは、一端が第3ギア423に連結し、他端が第4ギア424に連結している。そして、シャフト42Pは、第3ギア423の回転力を第4ギア424に伝達する。
そして、第5ギア425は、第4ギア424に接続するとともに、搬送部材45の軸45S(後述)に連結している。第5ギア425は、第4ギア424の回転に伴って、軸45Sを回転させる。従って、撹拌部材511が回転する際には、軸45Sも回転することとなる。
以上のように構成される駆動部42は、駆動モータ43の回転駆動によって、トナーカートリッジ50の撹拌部材511を回転させ、さらに、搬送部材45を回転させるようになっている。
搬送路44は、一方向に延びる円筒状の管路441と、管路441の一端に設けられるトナー受入口44Rと、管路441の他端に設けられるトナー排出口44Sとを有している。
管路441は、カートリッジ収容部41の開口部412が形成される位置から、現像装置14のトナーの受入口まで形成される。本実施形態では、管路441は、直線状に形成されている。また、管路441の内径は、搬送部材45が内側において回転可能な程度に、搬送部材45に対して若干大きく形成している。さらに、管路441の内径は、円筒の半径方向において等しくしている。そして、管路441は、円筒の軸方向に搬送部材45の軸45S(後述)が沿うようにして搬送部材45を内側に保持する。
トナー受入口44Rは、トナーカートリッジ50の排出口512およびカートリッジ収容部の開口部412に対向するように設けられる。また、トナー受入口44Rは、搬送路44の内部に設けられる搬送部材45の第1軸部451(後述)と対向する位置に形成される。そして、トナー受入口44Rは、カートリッジ収容部の開口部412を介して、トナーカートリッジ50の排出口512にて排出されるトナーを管路441の内側へと導く。
トナー排出口44Sは、現像装置14のトナーの受入口に対向するように設けられる。また、トナー排出口44Sは、搬送路44の内部に設けられる搬送部材45の第5軸部455(後述)と対向する位置に形成される。そして、トナー排出口44Sは、管路441を搬送されてきたトナーを現像装置14に向けて排出する。
搬送部材45は、図4に示すように、一方向に長く延びる軸45Sと、軸45Sに沿って軸45Sの周りに螺旋状に形成される羽根である螺旋羽根45Wと、を有している。そして、搬送部材45は、搬送路44の管路441の内側に設けられる。
軸45Sは、他の部分と比較して外径が大きい部分を軸方向に離れた2箇所(後述の第2軸部452および第4軸部454)に有している。そして、本実施形態の軸45Sには、軸方向において外径が異なる5つの領域が形成される。具体的には、軸45Sは、一端から他端にかけて順に、第1軸部451、第2軸部452、第3軸部453、第4軸部454および第5軸部455を備えて構成される。なお、トナー搬送装置40に搬送部材45が取り付けられると、トナーの搬送方向の上流側に第1軸部451が位置し、下流側に第5軸部455が位置する。
本実施形態の搬送部材45においては、第1軸部451、第3軸部453、および第5軸部455の外径は、搬送部材45全体(軸45Sおよび螺旋羽根45W)の外径の約半分に設定している。
そして、第2軸部452は、第1軸部451よりも外径が大きくなっている。また、第4軸部454は、第2軸部452よりもさらに外径が大きくなっている。
さらに、第1軸部451は、取付部451Hが形成される。取付部451Hは、可撓性を有するフィルム状の部材である掻出し部材SFを取り付ける部分を構成する(図3参照)。
なお、軸45Sの回転に伴って掻出し部材SFが回転することで、トナーカートリッジ50の排出口512付近のトナーを掻き出して、搬送路44のトナー受入口44Rに向けてトナーを導く(図3参照)。
第2軸部452は、トナーの搬送方向の上流側(第1軸部451に接続する側)に、上流側から下流側に向けて次第に外径が大きくなるテーパ部452Tを有している。
また、第4軸部454は、トナーの搬送方向の上流側(第3軸部453に接続する側)に、軸45Sに交差する方向を向く面を有する壁面部454Pを有している。さらに具体的には、壁面部454Pは、軸45Sに直交している。
螺旋羽根45Wは、第1軸部451、第2軸部452、第3軸部453、第4軸部454および第5軸部455を備えて構成される軸45Sの軸方向にわたって形成される。ここで、上記のとおり、本実施形態の軸45Sの外径は半径方向に変化する。ただし、搬送部材45全体(軸45Sおよび螺旋羽根45W)としての外径は半径方向に等しくしている。従って、螺旋羽根45Wの基端から外縁までの実質的な長さは、軸45Sの外径に応じて異なっている。例えば、外径が比較的に大きい第4軸部454に形成される螺旋羽根45Wの長さは、第1軸部451に形成される螺旋羽根45Wの長さよりも短くなっている。
軸受け部46は、図3に示すように、第1軸受461および第2軸受462を備えている。第1軸受461は、搬送路44のトナー受入口44R側に設けられる。また、第2軸受け462は、搬送路のトナー排出口44S側に設けられる。そして、第1軸受461および第2軸受462は、搬送部材45の軸45Sをそれぞれ回転可能に保持する。
図5は、搬送路44および搬送部材45によるトナー搬送の作用を説明するための図である。
本実施形態のトナー搬送装置40では、管路441の内径は半径方向において等しく形成されている。一方、図4を参照しながら説明したように、トナー搬送装置40では、軸45Sの外径が半径方向において変化する。そして、管路441の内径と軸45Sの外径との距離の差異によって、図5に示すように、トナー搬送装置40には、第1滞留部S1、第1整流部C1、第2滞留部S2、第2整流部C2および排出部Dが形成される。なお、トナーの搬送方向の上流側から下流側に向けて第1滞留部S1、第1整流部C1、第2滞留部S2、第2整流部C2および排出部Dの順に形成される。
図5に示すように、第1滞留部S1は、第1軸部451と管路441とによって形成される領域である。第1整流部C1は、第2軸部452と管路441とによって形成される領域である。第2滞留部S2は、第3軸部453と管路441とによって形成される領域である。第2整流部C2は、第4軸部454と管路441とによって形成される領域である。そして、排出部Dは、第5軸部455と管路441とによって形成される領域である。
第1滞留部S1は、トナー受入口44Rに対向する。第1滞留部S1は、トナー受入口44Rを介してトナーカートリッジ50から供給されるトナーを受け取る。そして、第1滞留部S1では、第1滞留部S1の下流側に位置する第1整流部C1に向けてトナーを搬送する。
第1低搬送部および第1領域の一例としての第1整流部C1は、第1滞留部S1の下流側であって、第2滞留部S2の上流側に形成される領域である。そして、第1整流部C1では、上流側の第1滞留部S1からトナーを受け取り、下流側の第2滞留部S2に向けて搬送する。
第2滞留部S2は、第1整流部C1の下流側であって、第2整流部C2の上流側に設けられる領域である。そして、第2滞留部S2では、上流側の第1整流部C1からトナーを受け取り、下流側の第2整流部C2に向けて搬送する。
第2低搬送部および第2領域の一例としての第2整流部C2は、第2滞留部S2の下流側であって、排出部Dの上流側に設けられる領域である。そして、第2整流部C2では、上流側の第2滞留部S2からトナーを受け取り、下流側の排出部Dに向けて搬送する。
排出部Dは、トナー排出口44Sに対向する。そして、排出部Dは、第2整流部C2から受け取ったトナーをトナー排出口44Sから排出する。
以上のように構成されるトナー搬送装置40において、搬送部材45の軸45Sは単一部材である。従って、第1滞留部S1を形成する第1軸部451および第1整流部C1を形成する第2軸部452における螺旋羽根45Wの回転数(いわゆるピッチ)は同じである。同様に、第2滞留部S2を形成する第3軸部453および第2整流部C2を形成する第4軸部454における螺旋羽根45Wの回転数も同じになる。
また、管路441の内径はトナーの搬送方向において等しい。そして、第1整流部C1の第2軸部452は、第1滞留部S1の第1軸部451と比較して外径が大きい。従って、第2軸部452の外周と管路441の内周との間の空間の断面積は、第1軸部451の外周と管路441の内周との間の空間の断面積と比較して小さくなる。
そのため、第1滞留部S1は、第1整流部C1よりもトナーの搬送量(単位時間あたり)が大きくなる。逆に、第1整流部C1では、第1滞留部S1よりもトナーの搬送量が小さくなる。このトナーの搬送量の差異によって、トナー搬送装置40の第1滞留部S1にはトナーが滞留する。特に、第1滞留部S1と第1整流部C1との接続箇所である第1軸部451と第2軸部452とが連続する部分(本実施形態ではテーパ部452T周囲)にトナーが滞留する。
さらに、上記のとおり第2軸部452の上流側の端部(本実施形態ではテーパ部452T)におけるトナーの滞留によって、第1整流部C1の上流端側にトナーが密に堆積した状態が形成される。そのため、第1整流部C1側へとトナーが搬送されるときには、密に堆積したトナーから螺旋羽根45Wによって巻き込んだトナーをさらに下流側に向けて搬送する。従って、第1整流部C1では、第2軸部452の外周と管路441の内周との間にトナーが満たされた状態が形成され易い。従って、第1整流部C1では、トナー供給量が安定した状態で下流側に向けてトナーが搬送される。
なお、トナーカートリッジ50から例えば撹拌部材511の一度の回転によって多量のトナーが管路441内に送り込まれる可能性もある。そして、トナー受入口44Rに設けられる第1滞留部S1に多量のトナーが滞留すると、搬送路44内に目詰まりが生じるおそれがある。そこで、本実施形態では、トナー受入口44R側に設けられる第1整流部C1を形成する第2軸部452の上流端側にテーパ部452Tを設けている。そして、本実施形態では、第1滞留部S1にトナーが滞留し過ぎないようにし、目詰まり等の発生を低減している。
また、図5に示すように、第2整流部C2の第4軸部454は、第2滞留部S2の第3軸部453と比較して外径が大きい。従って、第4軸部454の外周と管路441の内周との間の空間の断面積は、第3軸部453の外周と管路441の内周との間の空間の断面積と比較して小さくなる。
そのため、第2滞留部S2は、第2整流部C2よりもトナーの搬送量が大きくなる。逆に、第2整流部C2は、第2滞留部S2よりもトナーの搬送量が小さくなる。このトナーの搬送量の差異によって、トナー搬送装置40の第2滞留部S2にはトナーが滞留する。特に、第2滞留部S2と第2整流部C2との接続箇所である第3軸部453と第4軸部454とが連続する部分(本実施形態では壁面部454P周囲)にトナーが滞留する。
さらに、本実施形態では、第2整流部C2の第4軸部454は、上流側の第1整流部C1の第2軸部452と比較して外径がさらに大きい。従って、第2整流部C2のトナーの搬送量は、上流側の第1整流部C1よりも小さい。ここで、上流側の第1整流部C1を通過することによって、第1整流部C1からは一定量のトナーが搬送されている。一定量のトナーは、第2滞留部S2によってそのまま第2整流部C2へと搬送される。そして、上記のとおり第2整流部C2のトナーの搬送量が第1整流部C1よりも小さいため、搬送されてきた一定量のトナーは、第2整流部C2の上流側となる壁面部454Pにおいて滞留する。
特に、第2整流部C2の上流側に設けられる壁面部454Pは、トナーの搬送方向となる軸45Sの軸方向に交差する方向の面を有しているため、壁面部454Pにおいてトナーが滞留し易くなっている。
そして、上記のとおり第4軸部454の上流側の端部(本実施形態では壁面部454P)におけるトナーの滞留によって、第2整流部C2の上流端側にトナーが密に堆積した状態が形成される。そのため、第2整流部C2側へとトナーが搬送されるときには、密に堆積したトナーから螺旋羽根45Wによって巻き込んだトナーをさらに下流側に向けて搬送する。従って、第2整流部C2では、第4軸部454の外周と管路441の内周との間にトナーが満たされた状態が形成され易い。そして、第2整流部C2は、一定量のトナーを下流側に向けて搬送するため、トナー供給量が安定した状態になる。
図6は、本実施形態のトナー搬送装置40の動作を説明するための図である。
なお、図6では、トナーTを模式的に表示している。
画像形成部10において画像形成が行われる際に、予め定められたタイミングにて、駆動部42が駆動する。そして、駆動部42が駆動することによって、トナーカートリッジ50の撹拌部材511が回転する(図3参照)。さらに、駆動部42の駆動によって、トナー搬送装置40における搬送部材45の軸45Sが回転する(図3参照)。
そして、トナーカートリッジ50の撹拌部材511が回転することで、トナー収容容器51内のトナーが撹拌されるとともに、排出口512からトナーTが排出される。また、図6(a)に示すように、トナー搬送装置40では、搬送路44のトナー受入口44Rにて、排出口512から排出されるトナーTを受け入れる。
このとき、搬送路44の内側においては、搬送部材45が回転している。そして、軸45Sの回転に伴って、トナー受入口44Rにおいて掻出し部材SFが回転する(図3参照)。これによって、排出口512やトナー受入口44RにてトナーTが固まっているような場合には、掻出し部材SFがトナーを掻き出し、管路441の内側へとトナーTが導かれる。
そして、図6(a)に示すように、搬送路44においては、先ず、第1滞留部S1にてトナーTが受け入れられる。第1滞留部S1は、受け入れたトナーTを第1整流部C1に向けて搬送する。ここで、上述のとおり、第1整流部C1のトナーTの搬送量は、第1滞留部S1よりも小さい。従って、第1滞留部S1と第1整流部C1との間(テーパ部452T)にトナーTが滞留する。
これによって、トナーカートリッジ50から供給されるトナー量にばらつきが生じているような場合に、第1滞留部S1にてトナーTが一次的に滞留することで、下流側へのトナーTを搬送するときのトナー量のばらつきが軽減する。
さらに、図6(b)に示すように、第1整流部C1では、第1整流部C1の上流側に堆積しているトナーTを下流側に向けて搬送する。このとき、第1整流部C1では、第1整流部C1の上流側において密に堆積するトナーTからトナーTを取り込んで順次搬送するため、トナー量が比較的に安定した状態で下流側に向けてトナーTを搬送することができる。
そして、第2滞留部S2では、第1整流部C1から搬送されてきたトナーTをさらに第2整流部C2に向けて搬送する。ここで、上述のとおり、第2整流部C2のトナーの搬送量は、第2滞留部S2よりも小さい。さらに、第2整流部C2のトナーの搬送量は、上流側の第1整流部C1よりもさらに小さい。従って、第2滞留部S2と第2整流部C2との間(壁面部454P)にトナーTが滞留する。
これによって、例えば第1滞留部S1および第1整流部C1を通過した後においてトナー量にばらつきが生じている場合であっても、第2滞留部S2においてトナーTが再び滞留することで、下流側に向けてトナーTを搬送するときのトナー量のばらつきが低減する。
そして、図6(c)に示すように、第2整流部C2では、第2整流部C2の上流側に堆積しているトナーTを下流側に向けて搬送する。このとき、第2整流部C2では、第2整流部C2の上流側に堆積するトナーTからトナーTを順次取り込んで搬送するため、一定量のトナーTを排出部Dに向けて搬送する。
そして、排出部Dは、第2整流部C2から受け取った一定量のトナーTをトナー排出口44Sから排出する。
なお、上述のとおり、トナー搬送装置40では、流動性が比較的に低い粉体であるトナーの搬送を行う。そのため、例えば管路441内に隙間無くトナーが満たされた状態になると、搬送経路においてトナーによる目詰まりが生じトナー搬送が難しくなる可能性がある。そこで、本実施形態のトナー搬送装置40では、例えば、第1整流部C1の下流側に第2滞留部S2を設けるなどして搬送経路に上流側よりも広くなる空間を形成することで、トナーの目詰まりの発生を低減している。
以上のように、本実施形態のトナー搬送装置40では、搬送路44と搬送部材45とによって、トナーが搬送される経路上に上流側よりもトナーの搬送量が小さくなる部分(本実施形態では第1整流部C1)を形成している。これによって、トナーが滞留する領域(第1滞留部S1)と、滞留によって堆積したトナーから順次トナーを取り込んで搬送することで一定量のトナーが搬送される領域(第1整流部C1)を形成した。
また、トナーの搬送量が小さくなる部分(第1整流部C1)の下流側に、トナーの搬送量がさらに小さくなる部分(第2整流部C2)を設けている。例えば上流側に設けられるトナーの搬送量が小さくなる部分(第1整流部C1)の下流側においてトナー量のばらつきの緩和が不十分であった場合であっても、下流側においてトナーの搬送量がさらに小さくなる部分(第2整流部C2)によって再度ばらつきを抑制する。
以上のように、トナー搬送装置40によってトナー量が安定した状態でトナーを搬送することができるため、現像装置14に対して常に必要量のトナーを供給することができる。そして、画像形成装置1の画像形成部10において画像形成を行った際に、例えば形成された像の一部が薄くなるなどの画像不良の発生が軽減され、鮮明な画像を形成することが可能となる。
なお、本実施形態では、トナーの搬送経路上に、上流側よりもトナーの搬送量が小さくなる領域を2箇所に形成しているが、これに限定されるものではない。例えば、トナーの搬送経路上にトナーを滞留させる領域を3箇所以上に形成しても良い。
また、本実施形態のトナー搬送装置40では、トナーの搬送経路上にトナーの搬送量が上流側よりも小さくなる領域を形成するために、搬送部材45の軸45Sの外径をトナー搬送方向において変化させている。しかしながら、この態様に限定されるものではない。
例えば、搬送部材45の軸45Sの外径を軸方向に同じにして、搬送路44の管路441の内径を搬送方向に変化させることで、トナーの搬送経路上に上流側よりもトナーの搬送量が小さくなる領域を形成しても良い。具体的には、搬送路44内において、他の部分と比較して管路441の内径が短い部分を形成する。そして、軸45Sの外径と管路441の内径と距離が短く、トナーを搬送する空間となる断面積が小さい領域を形成する。このようにして、トナー搬送装置40の搬送路44に上流側よりもトナーの搬送量が小さくなる領域を形成するように構成しても良い。
ただし、本実施形態のトナー搬送装置40では、上述のとおりトナー搬送方向において搬送路44の管路441の内径を等しくし、軸45Sの外径を変化させている。これによって、本実施形態では、管路441に角部などのよどみが形成されにくくすることで、トナーをスムーズに搬送するようにしている。
また、トナー搬送装置40の製造時において、管路441の内径を軸方向に異ならせることは、軸45Sの外径を軸方向に異ならせる場合と比較して工程が複雑化する可能性が高い。そこで、本実形態では、軸45Sの外径を軸方向に変化させることで、トナー搬送装置40の製造工程を簡易にしている。
さらにまた、例えば搬送部材45の螺旋羽根45Wの角度や軸方向のピッチを搬送方向に変化させることで、トナーの搬送経路上に上流側よりもトナーの搬送量が小さくなる領域を形成しても良い。
なお、トナーを収容するトナーカートリッジ50から現像装置14へとトナーを搬送する例を用いて説明したが、これに限定するものではない。例えば、トナーカートリッジ50の他にトナーを収容する収容部が設けられているような場合、トナー搬送装置40を用いてその収容部に向けてトナーを搬送するように構成しても構わない。この場合においても、その収容部に対してトナーの搬送量が安定した状態でのトナーの搬送を行うことができる。
1…画像形成装置、14…現像装置、40…トナー搬送装置、44…搬送路、45…搬送部材、45S…軸、45W…螺旋羽根、50…トナーカートリッジ、60…トナー回収装置

Claims (6)

  1. 粉体を収容する粉体収容部から、または当該粉体収容部に向けて形成され、粉体を搬送する経路である搬送路と、
    回転する回転軸および当該回転軸の軸方向に形成される螺旋状の羽根を有し、前記搬送路の内側に設けられて当該搬送路内の粉体を搬送する搬送部材と、を有し、
    前記搬送路と前記搬送部材とによって、粉体の搬送方向の上流側よりも粉体の搬送量が小さくなる第1低搬送部と、当該第1低搬送部よりも当該搬送方向の下流側に設けられ当該第1低搬送部よりも粉体の搬送量が小さくなる第2低搬送部と、当該第1低搬送部の当該下流側であって当該第2低搬送部の当該上流側に設けられ当該第1低搬送部および当該第2低搬送部よりも粉体の搬送量が大きい高搬送部とを形成することを特徴とする粉体搬送装置。
  2. 前記第1低搬送部は、前記回転軸の外周からの前記搬送路の内周までの距離が前記搬送方向の上流側よりも短い第1の距離となる第1領域によって形成され、
    前記第2低搬送部は、前記回転軸の外周からの前記搬送路の内周までの距離が前記第1の距離よりも短い第2の距離となる第2領域によって形成され、
    前記高搬送部は、前記回転軸の外周からの前記搬送路の内周までの距離が前記第1の距離および前記第2の距離よりも長い第3の距離となる第3領域によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の粉体搬送装置。
  3. 前記第2領域における前記回転軸は、前記搬送方向の上流側の端部に前記軸方向と交差する面を有していることを特徴とする請求項2に記載の粉体搬送装置。
  4. 前記第1領域における前記回転軸は、前記搬送方向の上流側の端部に前記搬送方向の当該上流側から下流側に向けて次第に外径が大きくなるテーパ面を有していること特徴とする請求項2または3に記載の粉体搬送装置。
  5. 前記粉体収容部には、回転によって粉体を間欠的に排出する排出部材が配置され、
    前記排出部材と前記搬送部材とが連動して回転することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の粉体搬送装置。
  6. 前記搬送部材のうち、前記粉体収容部と前記搬送部材とが対向する部分に掻出し部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の粉体搬送装置。
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