JP5975525B2 - 車載システム、車両制御装置、通信制御方法、及び、車両制御方法 - Google Patents

車載システム、車両制御装置、通信制御方法、及び、車両制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車載システム、車両制御装置、通信制御方法、及び、車両制御方法に関し、特に、携帯端末、車両用の携帯機及び車両制御装置の三者間で通信を行う場合に用いて好適な車載システム、車両制御装置、通信制御方法、及び、車両制御方法に関する。
近年の携帯電話機やスマートフォン等の携帯端末の普及に伴い、携帯端末と車両を連携させる技術の開発が進んでいる。
例えば、従来、車両用の携帯機(例えば、キーフォブ等)を中継器として用い、携帯端末と車両の間で情報の送受信を行ったり、携帯端末を用いて車両の操作を行ったりすることが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を用いて、車両用の携帯機、車載用の通信装置、及び、携帯端末の三者間で相互に通信を行い、情報の送受信を行うことが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
さらに、携帯電話機と車両の間で近距離無線通信を行い、携帯端末を用いて車両のエンジンの始動制御を行うことが提案されている(例えば、特許文献4、5参照)。
また、携帯端末用の非接触式の充電装置を車内に設けることが提案されている(例えば、特許文献6参照)。さらに、充電装置を介して携帯端末と車両間の通信を可能にすることが提案されている(例えば、特許文献7参照)。
米国特許第7821382号明細書 特開2010−165067号公報 特開2001−288941号公報 特開2007−30613号公報 特開2005−178666号公報 特開2007−104868号公報 特表2008−503196号公報
例えば、車両の利便性を向上させるために携帯機をより活用しようとすると、携帯機と車両との間の通信量が増大し、通信にかかる車両側の消費電力が増大する。
そこで、本発明は、携帯機との無線通信による車両側の消費電力を低減できるようにするものである。
本発明の第1の側面の車載システムは、車両に設けられる充電装置と、車両に搭載された機器の操作に用いる携帯機との無線通信、及び、携帯端末との携帯機を介した無線通信が可能で、車両の制御を行う車両制御装置とを備える車載システムにおいて、充電装置は、携帯端末の充電を非接触で行う充電部と、携帯端末と近接無線通信を行う近接無線通信部とを備え、車両制御装置は、携帯機と無線通信を行う無線通信部と、近接無線通信部及び無線通信部の制御を行う通信制御部と、携帯機からの信号に基づいて車両の制御を行う車両制御部とを備え、通信制御部は、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、無線通信部による無線通信を停止し、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替える。
本発明の第1の側面においては、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、無線通信部による無線通信が停止され、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替えられる。
従って、携帯機との無線通信による車両側の消費電力を低減することができる。
この車両制御装置は、例えば、ECUにより構成される。この充電装置は、例えば、非接触式の充電器により構成される。この充電部は、例えば、電力源を備える電力供給装置、又は、外部からの電力の供給を制御する制御装置により構成される。この近接無線通信部は、例えば、NFC等の近接無線通信を行う通信機器により構成される。この無線通信部は、例えば、LF帯や、UHF帯の315MHz帯又は900MHz帯の無線通信を行う通信機器により構成される。この通信制御部、車両制御部は、例えば、CPU等のプロセッサにより構成される。この携帯機は、例えば、車両用のキーフォブにより構成される。この携帯端末は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、PDA、携帯動画プレーヤ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、ICカード等により構成される。
携帯機と携帯端末との間の通信を、携帯機と無線通信部との間の無線通信とは異なる通信方式とすることができる。
無線通信部の通信に用いるアンテナを車両に複数設け、この通信制御部には、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、無線通信部の全てのアンテナを介した無線通信を停止させることができる。
これにより、携帯機との無線通信による車両側の消費電力を確実に低減することができる。
この車両制御装置には、携帯機と車両制御装置との間の無線通信の状態に基づいて、携帯機の位置検出を行うとともに、無線通信部による無線通信が停止されている場合、携帯機と携帯端末との間の無線通信の状態に基づいて、携帯機の位置検出を行う位置検出部をさらに設けることができる。
これにより、携帯機の位置検出による消費電力を低減することができる。
この位置検出部は、例えば、CPU等のプロセッサにより構成される。
この充電装置を車両の運転席と助手席との間に設置することが可能である。
これにより、携帯端末を充電装置に設置した場合に、携帯端末を車両のほぼ中心に設置することができ、携帯機の位置検出を正確かつ容易に行うことが可能になる。
この通信制御部には、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、携帯端末のバッテリの残量が所定の閾値以上のとき、無線通信部による無線通信を停止させ、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替えさせることができる。
これにより、携帯端末のバッテリ残量が所定の閾値未満に減少することを防止することができる。
この通信制御部には、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、携帯端末の充電が可能なとき、無線通信部による無線通信を停止させ、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替えさせることができる。
これにより、携帯端末が充電できない場合に、携帯端末が携帯機と充電装置の間の通信を中継することにより、携帯端末のバッテリ残量が減少してしまうことを防止することができる。
本発明の第2の側面の車両制御装置は、車両の制御を行う車両制御装置において、車両に搭載された機器の操作に用いる携帯機との無線通信、及び、車両に設けられる非接触式の充電装置と近接無線通信が可能な携帯端末との携帯機を介した無線通信が可能な無線通信部と、充電装置による近接無線通信及び無線通信部の制御を行う通信制御部と、携帯機からの信号に基づいて車両の制御を行う車両制御部とを備え、通信制御部は、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、無線通信部による無線通信を停止し、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替える。
本発明の第2の側面においては、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、無線通信部による無線通信が停止され、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替えられる。
従って、携帯機との無線通信による車両側の消費電力を低減することができる。
この車両制御装置は、例えば、ECUにより構成される。この充電装置は、例えば、非接触式の充電器により構成される。この無線通信部は、例えば、LF帯や、UHF帯の315MHz帯又は900MHz帯の無線通信を行う通信機器により構成される。この通信制御部、車両制御部は、例えば、CPU等のプロセッサにより構成される。この携帯機は、例えば、車両用のキーフォブにより構成される。この携帯端末は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、PDA、携帯動画プレーヤ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、ICカード等により構成される。
本発明の第3の側面の通信制御方法は、車両に搭載された機器の操作に用いる携帯機との無線通信、及び、車両に設けられる非接触式の充電装置と近接無線通信が可能な携帯端末との携帯機を介した無線通信可能で、車両の制御を行う車両制御装置が、充電装置による近接無線通信、及び、携帯機との間の無線通信の制御を行い、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲に置かれた場合、携帯機との間の無線通信を停止し、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替える。
本発明の第3の側面においては、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、無線通信部による無線通信が停止され、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替えられる。
従って、携帯機との無線通信による車両側の消費電力を低減することができる。
この車両制御装置は、例えば、ECUにより構成される。この充電装置は、例えば、非接触式の充電器により構成される。この携帯機は、例えば、車両用のキーフォブにより構成される。この携帯端末は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、PDA、携帯動画プレーヤ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、ICカード等により構成される。
本発明の第4の側面の車両制御方法は、車両に搭載された機器の操作に用いる携帯機との無線通信、及び、車両に設けられる非接触式の充電装置と近接無線通信が可能な携帯端末との携帯機を介した無線通信可能で、車両の制御を行う車両制御装置が、携帯機からの信号に基づいて車両の制御を行うとともに、充電装置による近接無線通信、及び、携帯機との間の無線通信の制御を行い、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲に置かれた場合、携帯機との間の無線通信を停止し、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替える。
本発明の第4の側面においては、携帯端末が充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、無線通信部による無線通信が停止され、携帯機との通信を充電装置及び携帯端末を介した通信に切り替えられる。
従って、携帯機との無線通信による車両側の消費電力を低減することができる。
この車両制御装置は、例えば、ECUにより構成される。この充電装置は、例えば、非接触式の充電器により構成される。この携帯機は、例えば、車両用のキーフォブにより構成される。この携帯端末は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、PDA、携帯動画プレーヤ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、ICカード等により構成される。
本発明の第1の側面乃至第4の側面によれば、消費電力を低減することができる。特に、本発明の第1の側面乃至第4の側面によれば、携帯機との無線通信による車両側の消費電力を低減することができる。
本発明を適用した車両制御システムの一実施の形態を示す図である。 車載システムの機能の構成例を示すブロック図である。 携帯機の機能の構成例を示すブロック図である。 携帯端末の機能の構成例を示すブロック図である。 通信制御処理の第1の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 無線通信切替え処理1の詳細を説明するためのフローチャートである。 無線通信切替え処理2の詳細を説明するためのフローチャートである。 通信制御処理の第2の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
<1.実施の形態>
[車両制御システム101の構成例]
図1は、本発明を適用した車両制御システムの一実施の形態を示す図である。
車両制御システム101は、車両102の始動の可不可を制御するイモビライザやドアの施開錠等の制御を行うシステムである。車両制御システム101は、車載システム111、操作部112、携帯機113、及び、携帯端末114を含むように構成される。
車載システム111は、車両102に設けられるシステムである。車載システム111は、ECU(Electronic Control Unit)121、アンテナ122−1乃至122−n、アンテナ123、アンテナ124、及び、充電パッド125を含むように構成される。
ECU121は、車両102のイモビライザやドアの施開錠等の制御を行う。また、ECU121は、アンテナ122−1乃至122−n、アンテナ123、及び、アンテナ124を介して、携帯機113と無線通信を行う。さらに、ECU121は、充電パッド125と専用線により接続され、充電パッド125の充電処理及び近接無線通信の制御を行う。
アンテナ122−1乃至122−nは、LF帯の信号の送信に用いられる。アンテナ122−1乃至122−nは、例えば、運転席と助手席の間、後部座席の中央、ドアハンドル、サイドミラー、ピラー、荷物室等の車両102の異なる位置にそれぞれ設けられ、通信エリアがそれぞれ異なる。そして、ECU121は、例えば、アンテナ122−1乃至122−nのうちどのアンテナからの信号を携帯機113が受信できたかを検出することにより、携帯機113の位置検出を行う。より具体的には、例えば、ECU121は、車内検出のアンテナから送信した信号を携帯機113が受信し、受信信号を返してきた場合には携帯機113が存在するエリアの検出、アンテナ122−1乃至122−nからの距離、携帯機113の内外判定等を行う。ここで、携帯機113の内外判定とは、携帯機113が車両102の内部又は外部のいずれにあるかを判定することである。
なお、アンテナ122−1乃至122−nの数は、1以上の任意の数に設定することができる。また、以下、アンテナ122−1乃至122−nを個々に区別する必要がない場合、単にアンテナ122と称する。
アンテナ123は、UHF帯の315MHz帯の信号の受信に用いられ、車両102の所定の位置に設けられる。なお、アンテナ123の数は1つに限定されるものではなく、2つ以上設けることも可能である。
アンテナ124は、UHF帯の900MHz帯の信号の送受信(双方向通信)に用いられ、車両102の所定の位置に設けられる。アンテナ124は、例えば、携帯機113がアンテナ122又はアンテナ123の通信エリアの外にある場合に、携帯機113と通信を行うときに用いられる。なお、アンテナ124の数は1つに限定されるものではなく、2つ以上設けることも可能である。
操作部112は、車両102の各種の操作を行う操作部材により構成される。例えば、操作部112は、車両102のドアハンドル又はドア付近に設けられているボタンや、車両102の始動に用いる始動スイッチ等を含む。操作部112は、操作内容を示す操作情報をECU121に供給する。
充電パッド125は、車両102の室内の所定の位置、例えば、運転席と助手席の間のアームレスト又はドリンクホルダ等に設置される。また、充電パッド125は、例えば、電磁誘導等を用いたワイヤレス給電を行う非接触式の充電器により構成され、例えば、携帯端末114を置くだけで、携帯端末114のバッテリを非接触で充電することができる。さらに、充電パッド125は、ECU121の制御の下に、携帯端末114等の他の機器とNFC(Near Field Communication)による近接無線通信を行う。
携帯機113は、例えば、車両102に搭載された機器の操作に用いる専用のキーフォブ等により構成される。携帯機113は、上述したように、直接ECU121と無線通信を行う。また、携帯機113は、携帯端末114等の他の機器と、従来のBluetooth(登録商標)より消費電力の少ないBLE(Bluetooth Low Energy)による近距離無線通信を行うことができる。そして、携帯機113は、例えば、携帯端末114及び充電パッド125を介して、ECU121と通信を行うこともできる。
そして、携帯機113は、直接、又は、携帯端末114及び充電パッド125を介して、ECU121と通信することにより、キーレスエントリ、パッシブエントリ、プッシュスタート等の車両102の所定の機能を実行させる。
ここで、キーレスエントリとは、物理的な鍵を用いたり、ドアの操作を行うことなく、携帯機113を操作することにより、車両102のドアの施錠又は開錠の遠隔操作を行う機能である。また、パッシブエントリとは、車両102のドアハンドル又はドア付近のボタン等を操作した場合にドア付近に携帯機113が検出されたとき、ドアの施錠又は開錠を行う機能である。さらに、プッシュスタートとは、車内の始動スイッチ等を押下した場合に車内に携帯機113が検出されたとき、イモビライザによる車両102の始動制限を解除し、車両102の始動を可能にする機能である。
また、携帯機113は、ECU121と携帯端末114との間の通信の中継を行うことができる。例えば、携帯機113は、車両102に関する車両情報をECU121から受信し、携帯端末114に転送することが可能である。これにより、携帯端末114を用いて車両情報を確認することが可能になる。なお、車両情報には、例えば、車両102の故障診断情報や燃費情報等が含まれる。
また、例えば、携帯機113は、ユーザが携帯端末114に入力した車両102の操作情報を携帯端末114から受信し、ECU121に転送することが可能である。これにより、携帯端末114を用いて車両102の所定の操作(例えば、キーレスエントリ等)を行うことが可能になる。さらに、例えば、携帯機113は、車両102で使用する情報(例えば、音楽情報やカーナビゲーションシステムの更新用の地図情報等)を携帯端末114から受信し、ECU121に転送することが可能である。
なお、以下、携帯機113とECU121との間の無線通信を、単に無線通信と称する。また、以下、携帯機113と携帯端末114の間の無線通信(近距離無線通信)を、携帯機113とECU121の間の無線通信と区別するために、BLE通信と称する。さらに、以下、携帯端末114と充電パッド125の間の無線通信(近接無線通信)を、携帯機113とECU121の間の無線通信と区別するために、NFC通信と称する。
携帯端末114は、NFC通信及びBLE通信が可能であり、充電パッド125により非接触充電が可能な汎用の携帯端末により構成される。例えば、携帯端末114は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、PDA(携帯情報端末)、携帯動画プレーヤ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、ICカード等により構成される。
[車載システム111の構成例]
図2は、車載システム111のECU121及び充電パッド125の機能の構成例を示すブロック図である。
ECU121は、制御部201、無線通信部202及び記憶部203を含むように構成される。
制御部201は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ等により構成される。そして、制御部201が所定の制御プログラムを実行することにより、通信制御部211、充電制御部212、位置検出部213、及び、車両制御部214を含む機能が実現される。
通信制御部211は、無線通信部202、及び、充電パッド125のNFC通信部251の制御を行う。また、通信制御部211は、無線通信部202又はNFC通信部251が受信した信号を取得し、信号に含まれる情報等を、必要に応じて、車載システム111の各部又は車両102の各部に供給する。さらに、通信制御部211は、携帯機113に送信する情報等を、制御部201又は車両102の各部から取得し、無線通信部202又はNFC通信部251に供給する。さらに、通信制御部211は、携帯端末114に送信する情報等を、制御部201又は車両102の各部から取得し、NFC通信部251に供給する。
充電制御部212は、充電パッド125の充電部252の制御を行う。
位置検出部213は、携帯機113と無線通信部202の間の通信状態、又は、携帯機113と携帯端末114との間の通信状態に基づいて、携帯機113の位置検出を行う。また、位置検出部213は、必要に応じて、検出結果を車載システム111の各部又は車両102の各部に通知する。
車両制御部214は、携帯機113や携帯端末114からの通信内容や操作部112の操作内容に応じて、車両102の各部の制御を行ったり、他のECU等に各種の指令を送信したりする。これにより、例えば、キーレスエントリ、パッシブエントリ、プッシュスタート、イモビライザ等の機能の実行が制御される。
無線通信部202は、通信制御部211の制御の下に、アンテナ122、アンテナ123及びアンテナ124を介して、携帯機113と所定の方式の無線通信を行う。上述したように、無線通信部202から携帯機113への方向の通信には、アンテナ122を介したLF帯の無線通信、又は、アンテナ124を介したUHF帯の900MHz帯の無線通信が用いられる。また、携帯機113から無線通信部202への方向の通信には、アンテナ123を介したUHF帯の315MHz帯の無線通信、又は、アンテナ124を介したUHF帯の900MHz帯の無線通信が用いられる。
記憶部203は、例えば、制御部201の処理に必要な情報や制御部201が処理を実行するための制御プログラム等を記憶する。また、例えば、記憶部203は、携帯機113や携帯端末114との間の認証処理に用いる認証情報等を記憶する。
充電パッド125は、NFC通信部251、充電部252及び機器検出部253を含むように構成される。
NFC通信部251は、通信制御部211の制御の下に、携帯端末114等の他の機器とNFC通信を行う。
充電部252は、充電制御部212の制御の下に、携帯端末114等の他の機器に非接触で充電電力を供給する。
機器検出部253は、携帯端末114等の他の機器の充電パッド125への設置の有無を検出し、検出結果をECU121の制御部201に通知する。
なお、機器検出部253の検出方法には、任意の方法を採用することができる。例えば、機器検出部253は、NFC通信部251と他の機器との間の通信状態や、各種のセンサ(不図示)の検出結果を用いて、他の機器の設置の有無を検出することが可能である。
また、充電パッド122への他の機器の設置の有無は、例えば、充電パッド122の充電可能な範囲内における他の機器の有無に基づいて検出される。この場合、他の機器が物理的に充電パッド122に置かれたり、装着されたりしていなくても、充電可能な範囲内にあれば、充電パッド122に設置されていると判定される。一方、他の機器が充電パッド122の充電可能な範囲内から外に出た場合、その機器が充電パッド122から外れたと判定される。
或いは、例えば、充電パッド122への他の機器の設置の有無を、他の機器が物理的に充電パッド122に置かれたり、装着されているか否かに基づいて検出するようにしてもよい。なお、以下、前者の条件に基づいて、充電パッド122への他の機器の設置の有無を検出する場合の例について説明する。
[携帯機113の構成例]
図3は、携帯機113の機能の構成例を示している。携帯機113は、操作部301、制御部302、記憶部303、表示部304、無線通信部305、BLE通信部306、及び、バッテリ307を含むように構成される。
操作部301は、例えば、スイッチやボタン等の操作部材により構成される。操作部301は、操作内容を示す操作情報を制御部302に供給する。
制御部302は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ等により構成される。そして、制御部302が所定の制御プログラムを実行することにより、通信制御部311、車両制御部312、及び、表示制御部313を含む機能が実現される。
通信制御部311は、無線通信部305及びBLE通信部306の制御を行う。また、通信制御部311は、無線通信部305又はBLE通信部306等が受信した信号を取得し、信号に含まれる情報等を、必要に応じて、携帯機113の各部に供給する。さらに、通信制御部311は、ECU121に送信する情報等を、携帯機113の各部から取得し、無線通信部305又はBLE通信部306に供給する。また、通信制御部311は、携帯端末114に送信する情報等を、携帯機113の各部から取得し、BLE通信部306に供給する。
車両制御部312は、通信制御部311及び無線通信部305を介して、或いは、通信制御部311、BLE通信部306、携帯端末114及び充電パッド125を介して、例えば、キーレスエントリ、パッシブエントリ、プッシュスタート等の機能の実行に必要な情報等を含む信号の送受信をECU121との間で行う。
表示制御部313は、表示部304による画面表示を制御する。
記憶部303は、例えば、制御部302の処理に必要な情報や制御部302が処理を実行するための制御プログラム等を記憶する。また、例えば、記憶部303は、ECU121や携帯端末114との間の認証処理に用いる認証情報や、車両102の操作に用いる操作情報等を記憶する。
表示部304は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ等の各種の表示装置により構成される。
無線通信部305は、通信制御部311の制御の下に、ECU121と無線通信を行う。
BLE通信部306は、通信制御部211の制御の下に、携帯端末114とBLE通信を行う。
バッテリ307は、携帯機113の各部に電力を供給する。
[携帯端末114の構成例]
図4は、携帯端末114の機能の構成例を示している。携帯端末114は、操作部351、制御部352、記憶部353、表示部354、BLE通信部355、NFC通信部356、充電制御部357、及び、バッテリ358を含むように構成される。
操作部351は、例えば、タッチパネル、スイッチ、ボタン、キーボード等の操作部材や、音声認識による音声コマンドを入力可能な入力手段等により構成される。操作部351は、操作内容を示す操作情報を制御部352に供給する。
制御部352は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ等により構成される。そして、制御部352が所定の制御プログラムを実行することにより、通信制御部361、車両制御部362、状態検出部363、位置検出部364、及び、表示制御部365を含む機能が実現される。
通信制御部361は、BLE通信部355及びNFC通信部356の制御を行う。また、通信制御部361は、BLE通信部355又はNFC通信部356が受信した信号を取得し、信号に含まれる情報等を、必要に応じて、携帯端末114の各部に供給する。さらに、通信制御部361は、携帯機113又はECU121に送信する情報等を、携帯端末114の各部から取得し、BLE通信部355に供給する。また、通信制御部361は、ECU121に送信する情報等を、携帯端末114の各部から取得し、NFC通信部356に供給する。
車両制御部362は、通信制御部361、BLE通信部355及び携帯機113を介して、或いは、通信制御部361、NFC通信部356及び充電パッド125を介して、例えば、キーレスエントリ等の機能の実行に必要な情報等を含む信号の送受信をECU121との間で行う。
状態検出部363は、携帯端末114の充電パッド125への設置状態を検出し、必要に応じて、検出結果を携帯端末113の各部に通知する。
なお、状態検出部363の携帯端末114の設置状態の検出方法には、任意の方法を採用することができる。例えば、状態検出部363は、NFC通信部356と充電パッド125との間の通信状態や、各種のセンサ(不図示)の検出結果を用いて、携帯端末114が充電パッド125に設置されているか否かを検出することが可能である。
また、携帯端末113の充電パッド122への設置状態は、例えば、充電パッド122の充電可能な範囲内に携帯端末113が設置されているか否かに基づいて検出される。この場合、携帯端末113が物理的に充電パッド122に置かれたり、装着されたりしていなくても、充電可能な範囲内にあれば、充電パッド122に設置されていると判定される。一方、他の機器が充電パッド122の充電可能な範囲内から外に出た場合、その機器が充電パッド122から外れたと判定される。
或いは、例えば、携帯端末113の充電パッド122への設置状態を、携帯端末113が物理的に充電パッド122に置かれたり、装着されているか否かに基づいて検出するようにしてもよい。なお、以下、前者の条件に基づいて、携帯端末113の充電パッド122への設置状態を検出する場合の例について説明する。
また、状態検出部363は、充電制御部357からの情報に基づいて、バッテリ358の状態(例えば、バッテリ358の残量や充電状態等)を検出する。そして、状態検出部363は、必要に応じて、検出結果を携帯端末114の各部に通知する。
位置検出部364は、携帯機113とBLE通信部355との間の通信状態に基づいて、携帯機113の位置検出を行う。また、位置検出部364は、必要に応じて、検出結果を携帯端末114の各部に通知する。
表示制御部365は、表示部354による画面表示を制御する。
記憶部353は、例えば、制御部352の処理に必要な情報や制御部352が処理を実行するための制御プログラム等を記憶する。また、例えば、記憶部303は、ECU121や携帯機113との間の認証処理に用いる認証情報を記憶する。
表示部354は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ等の各種の表示装置により構成される。
BLE通信部355は、通信制御部361の制御の下に、携帯機113等の他の機器とBLE通信を行う。また、BLE通信部355は、他の機器からの信号の受信強度を測定し、測定結果を制御部352に通知する。
NFC通信部356は、通信制御部361の制御の下に、充電パッド125等の他の機器とNFC通信を行う。
充電制御部357は、例えば、充電回路等により構成される。充電制御部357は、充電パッド125の充電部252から電磁誘導等により供給される電力の受信、及び、受信した電力によるバッテリ358の充電の制御を行う。また、充電制御部357は、バッテリ358の状態や充電状態を示す情報を制御部352に供給する。
バッテリ358は、携帯端末114の各部に電力を供給する。
[車両制御システム101の処理]
次に、図5乃至図8を参照して、車両制御システム101の処理について説明する。
(通信制御処理の第1の実施の形態)
まず、図5のフローチャートを参照して、車両制御システム101により実行される通信制御処理の第1の実施の形態について説明する。なお、この処理は、例えば、携帯端末114が充電パッド125の充電可能な範囲に置かれ、充電パッド125の機器検出部253が、携帯端末114が充電パッド125に設置されたことを検出し、検出結果をECU121の制御部201に通知したとき開始される。
ステップS1において、車載システム111は、携帯端末114の充電制御を開始する。具体的には、ECU121の充電制御部212は、充電パッド125の充電部252を制御し、携帯端末114への充電電力の供給を開始させる。これにより、携帯端末114のバッテリ358の充電が開始される。
ステップS2において、ECU121の通信制御部211は、携帯端末114と充電パッド125との間の通信が可能であるか否かを判定する。具体的には、充電パッド125のNFC通信部251は、通信制御部211の制御の下に、携帯端末114との間でNFC通信の確立を試みる。通信制御部211は、携帯端末114との間のNFC通信が正常に確立した場合、携帯端末114と充電パッド125との間の通信が可能であると判定し、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、ECU121は、無線通信切替え処理1を実行する。ここで、図6のフローチャートを参照して、無線通信切替え処理1の詳細について説明する。
ステップS31において、ECU121は、携帯機113とECU121との間の無線通信を停止する。具体的には、ECU121の無線通信部202は、通信制御部211の制御の下に、無線通信の停止の指令を示す信号を、アンテナ122又はアンテナ124を介して携帯機113に送信する。
携帯機113の通信制御部311は、無線通信部305を介してECU121からの信号を受信する。そして、通信制御部311は、以降、携帯機113から信号を送信する場合、無線通信部305ではなく、BLE通信部306から送信するように制御する。
また、ECU121の通信制御部211は、無線通信部202の動作を停止させる。このとき、携帯機113からの無線通信による信号の送信は停止されており、携帯機113から信号を受信することはないので、無線通信部202の受信機能の一部又は全部を停止させずに、送信機能だけを停止させるようにしてもよい。
ステップS32において、ECU121は、充電パッド125及び携帯端末114を介した携帯機113とECU121との間の通信を開始する。具体的には、ECU121の通信制御部211は、携帯機113と充電パッド125の間の通信の中継の実行の指令を示す信号を、充電パッド125のNFC通信部251を介して携帯端末114に送信する。
携帯端末114の通信制御部361は、ECU121からの信号を、NFC通信部356を介して受信する。そして、通信制御部361は、以降、NFC通信部356を介して充電パッド125から受信した信号を、BLE通信部355を介して携帯機113に送信し、BLE通信部355を介して携帯機113から受信した信号を、NFC通信部356を介して充電パッド125に送信するように制御する。
これにより、携帯機113とECU121との間の通信が、通常のダイレクトに行われる無線通信ではなく、携帯端末114及び充電パッド125を介して行われるようになる。
ステップS33において、ECU121は、携帯機113の位置検出方法を、携帯機113と携帯端末114との間の通信状態に基づく方法に変更する。具体的には、ECU121の位置検出部213は、携帯機113の位置検出を行う場合、通信制御部211及び充電パッド125のNFC通信部251を介して、携帯機113からの信号の受信強度の測定結果の送信の指令を示す信号を携帯端末114に送信する。
携帯端末114の通信制御部361は、NFC通信部356を介して、ECU121からの信号を受信する。そして、通信制御部361は、携帯機113からの信号の受信強度の測定結果をBLE通信部355から取得し、測定結果を示す信号を、NFC通信部356を介して充電パッド125に送信する。
充電パッド125のNFC通信部251は、携帯端末114から受信した信号を、ECU121の通信制御部211を介して、位置検出部213に供給する。位置検出部213は、携帯端末114による受信強度の測定結果に基づいて、携帯機113と携帯端末114との間の距離を算出する。なお、この距離の算出は、携帯端末114で行うようにすることも可能である。
ここで、携帯端末114は充電パッド125に設置されており、位置が固定されている。従って、位置検出部213は、算出した距離に基づいて、携帯端末114の位置(充電パッド125の位置)を基準にして、携帯機113が存在するエリアを検出したり、携帯機113の内外判定を行ったりすることができる。そして、位置検出部213は、携帯機113の位置検出の結果を、必要に応じて、車載システム111の各部又は車両102の各部に通知する。
その後、無線通信切替え処理1は終了する。
図5に戻り、ステップS4において、充電パッド125の機器検出部253は、携帯端末114が充電パッド125から外れたか否かを判定する。この処理は、携帯端末114が充電パッド125から外れたと判定されるまで定期的に繰り返される。そして、機器検出部253は、携帯端末113が充電パッド122の充電可能な範囲内に存在しない場合、すなわち、携帯端末113が充電パッド122の充電可能な範囲内から外に出た場合、携帯端末114が充電パッド125から外れたと判定し、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、ECU121は、無線通信切替え処理2を実行し、通信制御処理は終了する。ここで、図7のフローチャートを参照して、無線通信切替え処理2の詳細について説明する。
ステップS61において、ECU121は、携帯機113とECU121との間の無線通信を開始する。具体的には、ECU121の通信制御部211は、無線通信部202の動作を開始させる。また、無線通信部202は、通信制御部211の制御の下に、無線通信の開始の指令を示す信号を、アンテナ122又はアンテナ124を介して携帯機113に送信する。
携帯機113の通信制御部311は、無線通信部305を介してECU121からの信号を受信する。そして、通信制御部311は、以降、携帯機113から信号を送信する場合、BLE通信部306からではなく、無線通信部305から送信するように制御する。
これにより、携帯機113とECU121の間の無線通信が再開する。
ステップS62において、ECU121の通信制御部211は、充電パッド125及び携帯端末114を介した携帯機113とECU121との間の通信を停止する。
ステップS63において、ECU121は、携帯機113の位置検出方法を、携帯機113との間の無線通信の状態に基づく方法に変更する。すなわち、ECU121の位置検出部213は、携帯機113の位置検出を行う場合、例えば、携帯機113がどのアンテナ122からの信号を受信できたかを検出することにより、携帯機113の位置検出を行う。そして、位置検出部213は、携帯機113の位置検出の結果を、必要に応じて、車載システム111の各部又は車両102の各部に通知する。
その後、無線通信切替え処理2は終了する。
図5に戻り、一方、ステップS2において、携帯端末114と充電パッド125との間の通信が不可能であると判定された場合、携帯機113とECU121との間の通信方法は変更されずに、通信制御処理は終了する。
以上のようにして、携帯端末114を充電パッド125に設置したり、充電パッド125から外したりするだけで、携帯機113とECU121との間の通信方法を切り替えることができる。
また、複数のアンテナ122を介したECU121と携帯機113との間の無線通信は、充電パッド125と携帯端末114との間のNFC通信と比較して消費電力が大きい。従って、携帯端末114が充電パッド125に設置されている間、車載システム111の消費電力を低減することができる。
さらに、複数のアンテナ122を介したECU121と携帯機113との間の無線通信は、携帯機113と携帯端末114との間のBLE通信と比較して消費電力が大きい。例えば、前者の場合、携帯機113の位置検出を行うとき、携帯機113は、複数のアンテナ122からの信号に応答する必要があり、通信回数が増大する。一方、後者の場合、携帯機113の位置検出を行うとき、携帯機113は、携帯端末114とBLE通信を1回行うだけでよい。従って、携帯端末114が充電パッド125に設置されている間、携帯機113の消費電力も低減することができる。
[車両制御システム101の処理]
(通信制御処理の第2の実施の形態)
次に、図8のフローチャートを参照して、車両制御システム101により実行される通信制御処理の第2の実施の形態について説明する。なお、この第2の実施の形態では、第1の実施の形態と比較して、より綿密な制御により通信方法の切替えが行われる。
また、この処理は、例えば、携帯端末114が充電パッド125の充電可能な範囲に置かれ、充電パッド125の機器検出部253が、携帯端末114が充電パッド125に設置されたことを検出し、検出結果をECU121の制御部201に通知したとき開始される。
ステップS101において、ECU121の充電制御部212は、例えば、車両102の状態や携帯端末114の状態に基づいて、携帯端末114の充電が可能であるか否かを判定する。
例えば、車両102のエンジン(エンジン車又はハイブリッドカー等の場合)、又は、モータ(電気自動車等の場合)の起動中にのみ携帯端末114の充電を行う場合、充電制御部212は、車両102のエンジン又はモータの状態に基づいて、充電の可不可を判定する。また、例えば、車両102の電源がイグニッション電源又はアクセサリ電源がオン状態で携帯端末114の充電を行う場合、充電制御部212は、車両102の電源の状態(例えば、アクセサリ電源やイグニッション電源のオン又はオフの状態)に基づいて、充電の可不可を判定する。さらに、車両102のバッテリ(不図示)の残量が所定の閾値以上の場合に携帯端末114の充電を行う場合、充電制御部212は、車両102のバッテリの残量に基づいて、充電の可不可を判定する。また、ユーザ設定に基づいて携帯端末114の充電を行う場合、充電制御部212は、ユーザ設定の状態に基づいて、充電の可不可を判定する。
そして、携帯端末114の充電が可能であると判定された場合、処理はステップS102に進む。
ステップS102において、ECU121の充電制御部212は、携帯端末114(のバッテリ358)が満充電であるか否かを判定する。携帯端末114が満充電でないと判定された場合、処理はステップS103に進む。
ステップS103において、ECU121の充電制御部212は、携帯端末114の充電制御を実行中であるか否かを判定する。携帯端末114の充電制御を実行中でないと判定された場合、処理はステップS104に進む。
ステップS104において、図5のステップS1の処理と同様に、携帯端末114の充電制御が開始される。その後、処理はステップS105に進む。
一方、ステップS103において、携帯端末114の充電制御を実行中であると判定された場合、ステップS104の処理はスキップされ、処理はステップS105に進む。
また、ステップS102において、携帯端末114が満充電であると判定された場合、ステップS103及びS104の処理はスキップされ、処理はステップS105に進む。
ステップS105において、図5のステップS2の処理と同様に、携帯端末114と充電パッド125との間の通信が可能であるか否かが判定される。携帯端末114と充電パッド125との間の通信が可能であると判定された場合、処理はステップS106に進む。
ステップS106において、ECU121の充電制御部212は、携帯端末114のバッテリ残量が閾値以上であるか否かを判定する。具体的には、ECU121の充電制御部212は、通信制御部211及び充電パッド125のNFC通信部251を介して、携帯端末114のバッテリ358の残量の送信の指令を示す信号を携帯端末114に送信する。
携帯端末114の通信制御部361は、NFC通信部356を介して、ECU121からの信号を受信する。そして、通信制御部361は、バッテリ358の残量の測定結果を充電制御部357から取得し、測定結果を示す信号を、NFC通信部356を介して充電パッド125に送信する。
充電パッド125のNFC通信部251は、携帯端末114から受信した信号を、ECU121の通信制御部211を介して充電制御部212に供給する。そして、充電制御部212が、携帯端末114によるバッテリ358の残量の測定結果に基づいて、携帯端末114のバッテリ残量が閾値以上であると判定した場合、処理はステップS107に進む。
ステップS107において、ECU121の通信制御部211は、携帯機113とECU121との間の無線通信を停止しているか否かを判定する。携帯機113とECU121との間の無線通信を停止していないと判定された場合、処理はステップS108に進む。
ステップS108において、図6を参照して上述した無線通信切替え処理1が実行される。その後、処理はステップS113に進む。
一方、ステップS107において、携帯機113とECU121との間の無線通信を停止していると判定された場合、ステップS108の処理はスキップされ、処理はステップS113に進む。
一方、ステップS105において、携帯端末114と充電パッド125との間の通信が不可能であると判定された場合、又は、ステップS106において、携帯端末114のバッテリ残量が閾値未満であると判定された場合、処理はステップS111に進む。
また、ステップS101において、携帯端末114の充電が不可能であると判定された場合、処理はステップS109に進む。
ステップS109において、ステップS103の処理と同様に、携帯端末114の充電制御を実行中であるか否かが判定される。携帯端末114の充電制御を実行中であると判定された場合、処理はステップS110に進む。
ステップS110において、車載システム111は、携帯端末114の充電制御を停止する。具体的には、ECU121の充電制御部212は、充電パッド125の充電部252を制御し、携帯端末114の充電を停止させる。その後、処理はステップS111に進む。
一方、ステップS109において、携帯端末114の充電制御を実行中でないと判定された場合、ステップS110の処理はスキップされ、処理はステップS111に進む。
ステップS111において、ステップS107の処理と同様に、携帯機113とECU121との間の無線通信を停止しているか否かが判定される。携帯機113とECU121との間の無線通信を停止していると判定された場合、処理はステップS112に進む。
ステップS112において、図7を参照して上述した無線通信切替え処理2が実行される。その後、処理はステップS113に進む。
一方、ステップS111において、携帯機113とECU121との間の無線通信を停止していないと判定された場合、ステップS112の処理はスキップされ、処理はステップS113に進む。
ステップS113において、図5のステップS4の処理と同様に、携帯端末114が充電パッド125から外れたか否かが判定される。携帯端末114が充電パッド125から外れてないと判定された場合、処理はステップS101に戻る。
その後、ステップS113において、携帯端末114が充電パッド125から外れたと判定されるまで、ステップS101乃至S113の処理が繰り返し実行される。
これにより、携帯端末114が充電パッド125に設置されている場合、以下の3つの条件を満たしているとき、携帯端末114及び充電パッド125を介して、携帯機113とECU121との間の通信が行われる。
・携帯端末114の充電が可能
・携帯端末114と充電パッド125との間の通信が可能
・携帯端末114のバッテリ残量が閾値以上
一方、携帯端末114が充電パッド125に設置されていても、上記の3つの条件のいずれか1つでも満たさないとき、携帯機113とECU121との間で通常の無線通信が行われる。
また、途中で上記の3つの条件を満たすようになったり、逆に満たさなくなったりした場合には、その都度、通信方法が切り替えられる。
これにより、携帯端末114のバッテリ残量が所定の閾値未満の場合、携帯端末114による携帯機113と充電パッド125の間の通信の中継が停止され、携帯端末114の充電が優先して行われるため、充電時間の長期化が防止される。
また、携帯端末114を充電できない場合、携帯端末114による携帯機113と充電パッド125の間の通信の中継が停止されるため、携帯端末114のバッテリ残量がユーザの期待に反して必要以上に減少することが防止される。
なお、例えば、上記の3つの条件を一度でも満たさなくなった場合、その後、3つの条件が満たされるようになっても、通信方法を切り替えずに、携帯機113とECU121との間で通常の無線通信を継続するようにしてもよい。
また、例えば、携帯端末114の充電が不可能であっても、携帯端末114のバッテリ残量が所定の閾値以上である場合、携帯機113とECU121との間の無線通信を停止し、携帯端末114及び充電パッド125を介して、携帯機113とECU121が通信を行うようにしてもよい。
一方、ステップS113において、携帯端末114が充電パッド125から外れたと判定された場合、処理はステップS114に進む。
ステップS114において、ステップS107の処理と同様に、携帯機113とECU121との間の無線通信を停止しているか否かが判定される。携帯機113とECU121との間の無線通信を停止していると判定された場合、処理はステップS115に進む。
ステップS115において、図7を参照して上述した無線通信切替え処理2が実行される。その後、通信制御処理は終了する。
一方、ステップS114において、携帯機113とECU121との間の無線通信を停止していないと判定された場合、ステップS115の処理はスキップされ、通信制御処理は終了する。
<2.変形例>
以下、上述した本発明の実施の形態の変形例について説明する。
[変形例1:携帯機113の通信方法の切替え方法に関する変形例]
以上の説明では、携帯端末114が充電パッド125に設置された場合に、ECU121からの指令により携帯機113の通信方法を切り替える例を示したが、他の方法により切り替えるようにしてもよい。
例えば、携帯端末114が、充電パッド125とのNFC通信が確立した後に携帯機113に指令することにより、携帯機113の通信方法を切り替えるようにしてもよい。
また、例えば、ユーザ操作により携帯機113の通信方法を切り替えるようにしてもよい。
[変形例2:充電パッド125に関する変形例]
例えば、充電パッド125に電力源を設けて、充電パッド125から携帯端末114等に直接充電電力を供給するようにしてもよいし、充電パッド125が、外部電源から携帯端末114等への充電電力の供給を制御するようにしてもよい。
また、例えば、充電パッド125にCPU等のプロセッサを設け、ECU121の制御によらずに、自律的に動作するようにしてもよい。この場合、例えば、充電パッド125とECU121の間の通信には、CAN(Controller Area Network)等の車内のネットワーク通信を採用することができる。
さらに、例えば、充電パッド125の機器検出部253と同様の機能をECU121に設けるようにしてもよい。この場合、充電パッド125の機器検出部253を省略するようにしてもよい。
また、例えば、非接触式の充電パッド125の代わりに、接触式の充電器を用いることも可能である。この場合、例えば、充電器の通信方式として、近接無線通信の代わりに、有線による通信方式を採用することも可能である。
[変形例3:通信方式に関する変形例]
以上の説明で示した各装置間の通信方式の例は、その一例であり、通信方式の種類や数は、上述した例に限定されるものではない。
例えば、携帯機113と携帯端末114の間の通信方式に、Bluetooth(登録商標)等の他の方式の近距離無線通信を採用したり、近距離無線通信より通信距離の長い通信方式を採用したりすることが可能である。ただし、携帯機113とECU121との間の無線通信より消費電力が少ない通信方式を採用することが望ましい。
また、例えば、携帯端末114と充電パッド125の間の通信方式に、NFC以外の方式の近接無線通信を採用することも可能である。
[変形例4:その他の変形例]
ECU121による携帯機113とECU121との間の通信状態に基づく携帯機113の位置検出の方法は、上述した方法に限定されるものではなく、他の方法を採用することができる。また、ECU121による携帯機113と携帯端末114との間の通信状態に基づく携帯機113の位置検出の方法も、上述した方法に限定されるものではなく、他の方法を採用することができる。
さらに、本発明を適用する車両の種類は、携帯端末114を充電可能な充電装置を設置できるものであれば、特に限定されるものではない。
[コンピュータの構成例]
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
また、コンピュータが実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディアに記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、CAN、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線又は無線の伝送媒体を介して提供することができる。
その他、プログラムは、例えば、ROMや記憶部に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
さらに、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
101 車両制御システム
102 車両
111 車載システム
113 携帯機
114 携帯端末
121 ECU
125 充電パッド
201 制御部
202 無線通信部
211 通信制御部
212 充電制御部
213 位置検出部
214 車両制御部
251 NFC通信部
252 充電部
253 機器検出部
302 制御部
305 無線通信部
306 BLE通信部
311 通信制御部
352 制御部
355 BLE通信部
356 NFC通信部
357 充電制御部
358 バッテリ
361 通信制御部
363 状態検出部

Claims (10)

  1. 車両に設けられる充電装置と、
    前記車両に搭載された機器の操作に用いる携帯機との無線通信、及び、携帯端末との前記携帯機を介した無線通信が可能で、前記車両の制御を行う車両制御装置と
    を備える車載システムにおいて、
    前記充電装置は、
    前記携帯端末の充電を非接触で行う充電部と、
    前記携帯端末と近接無線通信を行う近接無線通信部と
    を備え、
    前記車両制御装置は、
    前記携帯機と無線通信を行う無線通信部と、
    前記近接無線通信部及び前記無線通信部の制御を行う通信制御部と、
    前記携帯機からの信号に基づいて前記車両の制御を行う車両制御部と
    を備え、
    前記通信制御部は、前記携帯端末が前記充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、前記無線通信部による無線通信を停止し、前記携帯機との通信を前記充電装置及び前記携帯端末を介した通信に切り替える
    車載システム。
  2. 前記携帯機と前記携帯端末との間の通信は、前記携帯機と前記無線通信部との間の無線通信とは異なる通信方式である
    請求項1に記載の車載システム。
  3. 前記無線通信部の通信に用いるアンテナが前記車両に複数設けられており、
    前記通信制御部は、前記携帯端末が前記充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、前記無線通信部の全ての前記アンテナを介した無線通信を停止する
    請求項2に記載の車載システム。
  4. 前記車両制御装置は、
    前記携帯機と前記車両制御装置との間の無線通信の状態に基づいて、前記携帯機の位置検出を行うとともに、前記無線通信部による無線通信が停止されている場合、前記携帯機と前記携帯端末との間の無線通信の状態に基づいて、前記携帯機の位置検出を行う位置検出部を
    さらに備える請求項1乃至3のいずれかに記載の車載システム。
  5. 前記充電装置が前記車両の運転席と助手席との間に設置されている
    請求項4に記載の車載システム。
  6. 前記通信制御部は、前記携帯端末が前記充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、前記携帯端末のバッテリの残量が所定の閾値以上のとき、前記無線通信部による無線通信を停止し、前記携帯機との通信を前記充電装置及び前記携帯端末を介した通信に切り替える
    請求項1乃至5のいずれかに記載の車載システム。
  7. 前記通信制御部は、前記携帯端末が前記充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、前記携帯端末の充電が可能なとき、前記無線通信部による無線通信を停止し、前記携帯機との通信を前記充電装置及び前記携帯端末を介した通信に切り替える
    請求項1乃至6のいずれかに記載の車載システム。
  8. 車両の制御を行う車両制御装置において、
    前記車両に搭載された機器の操作に用いる携帯機との無線通信、及び、前記車両に設けられる非接触式の充電装置と近接無線通信が可能な携帯端末との前記携帯機を介した無線通信が可能な無線通信部と、
    前記充電装置による近接無線通信及び前記無線通信部の制御を行う通信制御部と、
    前記携帯機からの信号に基づいて前記車両の制御を行う車両制御部と
    を備え、
    前記通信制御部は、前記携帯端末が前記充電装置の充電可能な範囲内に置かれた場合、前記無線通信部による無線通信を停止し、前記携帯機との通信を前記充電装置及び前記携帯端末を介した通信に切り替える
    車両制御装置。
  9. 車両に搭載された機器の操作に用いる携帯機との無線通信、及び、前記車両に設けられる非接触式の充電装置と近接無線通信が可能な携帯端末との前記携帯機を介した無線通信可能で、前記車両の制御を行う車両制御装置が、
    前記充電装置による近接無線通信、及び、前記携帯機との間の無線通信の制御を行い、前記携帯端末が前記充電装置の充電可能な範囲に置かれた場合、前記携帯機との間の無線通信を停止し、前記携帯機との通信を前記充電装置及び前記携帯端末を介した通信に切り替える
    通信制御方法。
  10. 車両に搭載された機器の操作に用いる携帯機との無線通信、及び、前記車両に設けられる非接触式の充電装置と近接無線通信が可能な携帯端末との前記携帯機を介した無線通信可能で、前記車両の制御を行う車両制御装置が、
    前記携帯機からの信号に基づいて前記車両の制御を行うとともに、
    前記充電装置による近接無線通信、及び、前記携帯機との間の無線通信の制御を行い、前記携帯端末が前記充電装置の充電可能な範囲に置かれた場合、前記携帯機との間の無線通信を停止し、前記携帯機との通信を前記充電装置及び前記携帯端末を介した通信に切り替える
    車両制御方法。
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