JP5974714B2 - 粒度分布測定装置 - Google Patents
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Description
粒度分布測定装置101は、被測定物(媒液Lと被測定粒子群Pとの混合物)Sが収容されたセル30が配置されるセル配置部31と、セル30に対して平行光束を照射する光源部40と、集光レンズ51と、光強度分布を検出するリングディテクタ52と、データサンプリング回路60と、粒度分布測定装置101全体を制御するコンピュータ(制御部)170とを備える。
このような光源部40の構成において、レーザ光源41で発生されたレーザ光は、集光レンズ42、空間フィルタ43、コリメータ44を通過して平行光束とされ、前方向(X方向、図における左から右方向)に向かうようにセル30に照射される。
これにより、セル配置部31に配置されたセル30の内部に被測定物Sが収容されていれば、平行光束はセル30の内部の被測定粒子群Pで回折・散乱して、空間的に回折・散乱光の光強度分布パターンが生じることになる。
リングディテクタ52は、互いに異なる半径を持つリング状ないしは半リング状の検出面を持つ複数(例えば、64個)の光検出素子(フォトダイオード)を、集光レンズ51の光軸を中心とするように同心円状に配置してあり、各光検出素子には、それぞれの位置に応じた回折・散乱角度を持つ光が入射するようにしてある。したがって、各光検出素子の出力信号は、各回折・散乱角度ごとの光の強度を表すことになる。
このような集光レンズ51とリングディテクタ52との構成において、回折・散乱光は、集光レンズ51を介してリングディテクタ52の検出面上に集光され、リング状の回折・散乱像を結ぶようになる。
これにより、4個の光検出素子52b’からそれぞれ出力される出力信号の大きさが等しくなるように、リングディテクタ52を駆動機構125(図5参照)によってYZ方向に移動させることで、測定に先立って光軸合わせが行われている。
図4(a)は、入射光の進行方向に対する入射平面の法線の角度α1と出射光の進行方向の角度α2との関係を示すグラフである。これは、レンズの屈折率1.46、レンズ周辺の屈折率1.0、レンズの角度1度のときの計算結果を示している。入射光の進行方向に対して入射平面の法線の角度α1が大きく変化しても、出射光の進行方向の角度α2はあまり変化しない。例えば、入射平面の法線の角度α1が30°から40°の10°変化した場合には、出射光の進行方向の角度α2は、角度α1の1/100程度の0.12°しか変化しない。
これにより、入射平面と、入射平面と平行でない出射平面とを有する光軸調整用レンズを配置して、光軸調整用レンズを安価な駆動機構によって大きな角度α1で回転させることで、出射光の進行方向は微少角度α2で移動させて、光源部からの平行光束を光検出器の中心軸に結像させることを見出した。
また、光源部からの平行光束がY方向にもZ方向にもずれていても、光源部からの平行光束を光検出器の中心軸に結像させることができる。
また、本発明の粒度分布測定装置においては、前記光軸調整用検出面は、Y方向に2分割されるとともに、Z方向に2分割された検出面であるようにしてもよい。
粒度分布測定装置1は、被測定物(媒液Lと被測定粒子群Pとの混合物)Sが収容されたセル30が配置されるセル配置部31と、セル30に対して平行光束を照射する光源部40と、光軸調整用レンズ20と、レンズ駆動機構25と、集光レンズ51と、光強度分布を検出するリングディテクタ(光検出器)52と、データサンプリング回路60と、粒度分布測定装置1全体を制御するコンピュータ(制御部)70とを備える。
図3は、第一ガラスレンズ21の一例を示す図である。第一ガラスレンズ21は、略直方体形状をしているが、レーザ光の光軸方向で対向する面が互いに平行ではなく、わずかに傾いている。すなわち、Y方向から視ると、光源部40側の入射平面21aと、光源部40と反対側の出射平面21bとの間の角度が1°(第一所定角度)となっている。そして、第一ガラスレンズ21は、リングディテクタ52から距離L1(例えば400mm)の位置に配置され(図1参照)、Y方向を回転軸21cとして右回転と左回転とに回転可能となっている。
なお、第一ガラスレンズ21の材質は、例えば、石英ガラスであり、屈折率は1.46程度である。また、第一ガラスレンズ21の材質は、ほう珪酸ガラス(BK7)でもよい。ほう珪酸ガラスの屈折率は1.51程度である。
図4は、入射光の進行方向に対する入射平面の法線の角度α1と出射光の進行方向の角度α2との関係を示すグラフである。図4(a)はレンズの材質が石英ガラスの場合であり、レンズの屈折率1.46、レンズ周辺の屈折率1.0、レンズの角度1度のときの計算結果を示している。また、図4(b)はレンズの材質がほう珪酸ガラス(BK7)の場合であり、レンズの屈折率1.51、レンズ周辺の屈折率1.0、レンズの角度1度のときの計算結果を示している。
なお、第一ガラスレンズ21の初期角度として、入射光の進行方向に対する入射平面21aの法線の角度α1と出射光の進行方向の角度α2との関係を考慮して、X方向に対して入射平面21aが30°±10°の傾きを持つように配置されることが好ましい。
これにより、第二ガラスレンズ22が所定の角度θ2で回転すると、Z方向から視ると光源部40からの平行光束に対して第二ガラスレンズ22の入射平面22aの法線の角度β1が変化するとともに、第二ガラスレンズ22の出射平面22bの角度(β1−1°)も変化することになる。よって、例えば、光源部40からの平行光束に対して入射平面22aの法線の角度β1が30°から40°の10°変化した場合には、出射平面22bから出射される出射光の進行方向の角度β2はY方向に0.12°変化する(図4参照)。すなわち、光源部40からの平行光束の向かう方向がリングディテクタ52の中心から距離Ky(後述する)でY方向にずれていても修正することができる。
なお、第二ガラスレンズ22の初期角度として、入射光の進行方向に対する入射平面22aの法線の角度β1と出射光の進行方向の角度β2との関係を考慮して、X方向に対して入射平面22aが30°±10°の傾きを持つように配置されることが好ましい。
例えば、4個の出力信号に基づいて、リングディテクタ52の中心軸からY方向に距離Ky、Z方向に距離Kzずれていると判定したときには、まず、第二ガラスレンズ22のリングディテクタ52からの距離L2と、距離Kyとを用いて、第二ガラスレンズ22の出射平面22bから出射される出射光の進行方向の角度β2をどのくらいの角度で変化させるかを算出する。そして、第二対応表に基づいて第二ガラスレンズ22をどのくらいの角度θ2で変化させるかを算出して、アクチュエータ25bに駆動信号を出力する。
(1)上述した粒度分布測定装置1において、光軸調整制御部82がレンズ駆動機構25に駆動信号を出力する構成としたが、測定者が入力装置72によってレンズ駆動機構25に駆動信号を出力する構成としてもよい。
(2)上述した粒度分布測定装置1において、屈折率が1.46程度の第一ガラスレンズ21と第二ガラスレンズ22とを用いる構成としたが、屈折率が1.3〜1.6程度の材料からなる第一レンズと第二レンズとを用いる構成としてもよい。
21 第一ガラスレンズ(光軸調整用レンズ)
22 第二ガラスレンズ(光軸調整用レンズ)
21a、22a 入射平面
21b、22b 出射平面
25 レンズ駆動機構
30 セル
31 セル配置部
40 光源部
51 集光レンズ
52 リングディテクタ(光検出器)
52b 光軸調整用検出面
70 制御部
Claims (3)
- 平行光束を出射する光源部と、
散乱光を集光する集光レンズと、
前記集光レンズで集光された散乱光の光強度分布を検出する光検出器と、
前記光源部と前記集光レンズとの間に、被測定粒子群を含む被測定物が収容されたセルが配置されるセル配置部と、
前記光源部からの平行光束を前記被測定物に照射することにより発生する散乱光を前記集光レンズで集光して前記光検出器で検出させることで、前記被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を算出する制御部とを備える粒度分布測定装置であって、
前記光検出器には、光軸調整用検出面が形成されており、
前記光源部と前記光検出器とを結ぶ方向をX方向とし、X方向と垂直な一方向をY方向とし、Y方向とX方向とに垂直な方向をZ方向とした場合において、前記光検出器の検出面は、YZ平面と平行に配置されており、
前記光源部と前記セル配置部との間に配置され、前記光源部からの平行光束が入射する入射平面と、当該入射平面と平行でない出射平面とを有する光軸調整用レンズと、
前記光源部からの平行光束が前記入射平面に入射する角度が変化するように、前記光軸調整用レンズを回転させることが可能なレンズ駆動機構とを備え、
前記光軸調整用レンズは、Y方向から視ると入射平面と出射平面との間の角度が第一所定角度となっている第一レンズと、Z方向から視ると入射平面と出射平面との間の角度が第二所定角度となっている第二レンズとを有し、
前記レンズ駆動機構は、Y方向を回転軸として前記第一レンズを回転させるとともに、Z方向を回転軸として前記第二レンズを回転させることが可能となっていることを特徴とする粒度分布測定装置。 - 前記光軸調整用検出面は、Y方向に2分割されるとともに、Z方向に2分割された検出面であることを特徴とする請求項1に記載の粒度分布測定装置。
- 前記制御部は、前記セル配置部にセルが配置される前に、前記光軸調整用検出面で検出された光強度分布に基づいて、前記レンズ駆動機構に駆動信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の粒度分布測定装置。
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