JP2001133384A - レーザ回折・散乱式粒度分布測定装置 - Google Patents
レーザ回折・散乱式粒度分布測定装置Info
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Abstract
のこの種の装置と同様にサブミクロンオーダーの粒子の
測定が可能で、同等の性能を有しながら装置コストを低
減させることができ、また、試料セルを設けない開放系
の測定系としてもサブミクロンオーダーの粒子の測定が
可能な粒度分布測定装置を提供する。 【解決手段】 被測定粒子群Pに照射する照射光学系の
光源として、出力光の波長が300〜500nmの範囲
の半導体レーザ1を用いるとともに、測定光学系を前方
所定角度範囲に置かれた光センサ群7のみによって構成
する。回折・散乱光の空間強度分布の測定範囲が狭くて
も、照射レーザ光の波長を短くすることによってサブミ
クロンオーダーの粒子の測定を可能とし、また、前方散
乱光センサとして、集光レンズ6およびリングディテク
タ7を採用することで、照射光学系と測定光学系を分離
して、試料セルの有さない開放系の測定によってもサブ
ミクロンオーダーの粒子の測定が可能となる。
Description
の粒度分布測定装置に関する。
においては、一般に、分散飛翔状態の被測定粒子群にレ
ーザ光を照射して得られる回折・散乱光の空間強度分布
を測定し、その測定結果からミーの散乱理論ないしはフ
ラウンホーファの回折理論に基づく演算によって被測定
粒子群の粒度分布を算出する。
部の基本的な構成を模式的に示すように、測定対象とな
る粒子群Pに、レーザ光源41からのレーザ光をコリメ
ートレンズ42等を介して平行光束にして照射すると、
レーザ光は粒子群Pによって回折または散乱し、空間的
な光強度分布パターンが生ずる。この回折・散乱光(以
下、単に散乱光と称する)のうち、前方への散乱光はレ
ンズ43によって集光され、その焦点距離の位置にある
検出面にリング状の散乱像を結ぶ。この前方への散乱光
強度分布パターンは、互いに半径の異なるリング状の受
光面を有する複数の光センサ素子を同心状に配置してな
るリングディテクタ(前方散乱光センサ)44によって
検出される。また、側方および後方への散乱光は、側方
散乱光センサ45および後方散乱光センサ46によって
それぞれ検出される。
ンサにより測定された散乱光の空間強度分布パターン
は、A−D変換器によりデジタル化されて散乱光強度分
布データとなってコンピュータに取り込まれる。
きさによって変化する。実際の被測定粒子群Pには、大
きさの異なる粒子が混在しているため、粒子群Pから生
ずる散乱光の強度分布データは、それぞれの粒子からの
散乱光の重ね合わせとなる。これをマトリクス(行列)
で表現すると、
(ベクトル)である。その要素si(i=1,2,・・・・
m)は、リングディテクタ44の各素子および側方、後
方散乱光センサ45,46によって検出される入射光量
である。
れる粒度分布データ(ベクトル)である。測定対象とな
る粒子径範囲(最大粒子径;x1 ,最小粒子径xn+1 )
をn分割し、それぞれの粒子径区間は〔xj ,xj+1 〕
(j=1,2,・・・・n)とする。q(ベクトル)の要素
qj (j=1,2,・・・・n)は、粒子径区間〔xj ,x
j+1 〕に対応する粒子量である。通常は、
トル)qを光強度分布データ(ベクトル)sに変換する
係数行列である。A(マトリクス)の要素ai,j (i=
1,2,・・・・m,j=1,2,・・・・n)の物理的意味
は、粒子径区間〔xj ,xj+1〕に属する単位粒子量の
粒子群によって散乱した光のi番目の素子に対する入射
光量である。
することができる。これには、粒子径が光源となるレー
ザ光の波長に比べて十分に大きい場合にはフラウンホー
ファ回折理論を用いる。しかし、粒子径がレーザ光の波
長と同程度か、それより小さいサブミクロンの領域で
は、ミー散乱理論を用いる必要がある。フラウンホーフ
ァ回折理論は、前方微小角散乱において、粒子径が波長
に比べて十分に大きな場合に有効なミー散乱理論の優れ
た近似であると考えることができる。
計算するためには、粒子およびそれを分散させている媒
体(媒液)の絶対屈折率(複素数)を設定する必要があ
る。個々の屈折率を設定する代わりに粒子と媒体との相
対屈折率(複素数)で設定する場合もある。
(ベクトル)qの最小自乗解を求める式を導出すると、
タ(ベクトル)sの各要素は、前記したようにリングデ
ィテクタ45および前方散乱光センサ46,後方散乱光
センサ47で検出される数値である。また、係数行列
(マトリクス)Aは、フラウンホーファ回折理論あるい
はミー散乱理論を用いてあらかじめ計算しておくことが
できる。従って、それら既知のデータを用いて(5)式
の計算を実行すれば、粒度分布データ(ベクトル)qが
求まることは明らかである。
布測定の基本的な測定原理である。なお、ここで示した
のは粒度分布の計算法の一例であり、この他にも様々な
バリエーションが存在し、また、センサ、ディテクタの
種類および配置にも様々なバリエーションがある。
来の粒度分布測定装置の具体的な構成例を図5にブロッ
ク図で示す。この例においては、半導体レーザ51aお
よびその出力光を平行光束とするコリメートレンズ51
b等を含む照射光学系51と、被測定試料群Pを媒液に
分散させてなる懸濁液を流すフローセル52を備えると
ともに、被測定粒子群Pによる回折・散乱光のうち、前
方所定角度領域への光を検出するための集光レンズ53
aおよびリングディテクタ53bからなる前方散乱光セ
ンサ53、同じく被測定粒子群Pからの回折・散乱光の
うち側方および後方への大散乱角度の光を検出するため
の側方散乱光センサ54および後方散乱光センサ55か
らなる測定光学系56を有している。そして、各光セン
サの出力は、それぞれに対応するアンプおよびA−D変
換器を有してなるデータサンプリング回路57によって
増幅およびデジタル化された後、コンピュータ58に取
り込まれる。コンピュータ58では、各光センサの出力
の全体からなる回折・散乱光の空間強度分布データを用
いて、前記した演算によって被測定粒子群Pの粒度分布
を求め、表示器59やプリンタ60に出力して表示ない
しはプリントするように構成されている。
記の例のような半導体レーザ51a以外のレーザが用い
られることもあるが、いずれの場合においても、その出
力光の波長は、従来、600〜800nmの範囲のもの
が用いられている。
た従来の粒度分布測定装置において、測定光学系56と
して、前方散乱光センサ53のほかに側方および後方散
乱光センサ54および55を設ける理由は、粒度分布の
測定下限をより小さくしてサブミクロンオーダーの粒子
径にまで測定範囲を広げるためである。すなわち、被測
定粒子群による散乱光の空間強度分布は、粒子径が小さ
くなるほど大散乱角の光強度が強くなる傾向にあり、小
径の粒子を測定するためには、側方および後方散乱光を
も検出して広い角度範囲で散乱光の空間強度分布を測定
する必要がある。従来のように照射光学系の光源光とし
て600〜800nm程度のレーザ光を用いる場合に
は、側方および後方散乱光センサを設けなければ、サブ
ミクロンオーダーの粒子径の測定をすることができな
い。
測定を可能とした従来の粒度分布測定装置においては、
図5に示したように前方散乱光センサのほかに側方およ
び後方散乱光センサを設けることが必須であり、測定光
学系の構成が複雑となって装置コストを上昇させる要因
となっている。
ズおよびリングディテクタを用いる場合は、照射光学系
に対しては光軸さえ合致していれば正確な測定が可能で
あるのに対し、側方および後方散乱光センサは、個々の
光センサを被測定粒子群への光の照射位置に対する角度
を正確に設定する必要があるため、被測定粒子群を収容
ないしは流動させるための試料セルと、照射光学系およ
び測定光学系の相互の位置関係を一定に保つ必要があ
り、例えば空気中や水中のサブミクロンオーダーの粒子
を測定する場合に、試料セルを用いない開放系の測定を
行うことが実質的にできないという問題もあった。
をより簡素化しても、従来のこの種の装置と同様にサブ
ミクロンオーダーの粒子の測定が可能であり、もって同
等の性能を有しながらも装置コストを低減させることの
できる粒度分布測定装置を提供することにある。
照射光学系とを分離してもサブミクロンオーダーの粒子
の測定が可能であり、もってサブミクロンオーダーの粒
子でも、試料セルを用いない開放系での測定が可能な粒
度分布測定装置を提供することにある。
め、本発明の粒度分布測定装置は、分散状態の粒子群に
レーザ光を照射する照射光学系と、その照射光学系から
のレーザ光の粒子群による回折・散乱光を受光して、そ
の空間強度分布を測定するための測定光学系と、その測
定光学系による測定結果から粒子群の粒度分布を算出す
る演算部を備えたレーザ回折・散乱式粒度分布測定装置
において、上記照射光学系の光源が、出力光波長300
〜500nmの範囲内の半導体レーザであるとともに、
上記測定光学系が、レーザ光の照射方向前方所定角度の
範囲内に配置された光センサ群により構成されているこ
とによって特徴づけられる(請求項1)。
として、被測定粒子群からの回折・散乱光を集光する集
光レンズと、その集光レンズの焦点位置に置かれ、か
つ、互いに異なる半径を有するリング状、半リング状も
しくは1/4リング状の複数の受光面が同心上に配置さ
れてなるリングディテクタを用いた構成を好適に採用す
ることができる(請求項2)。
光の波長を300〜400nmと短くすることによっ
て、側方および後方散乱光センサを設けることなく、サ
ブミクロンオーダーの粒子径の測定を可能とするもので
ある。
光の測定角度範囲を一定とした場合、被測定粒子群に照
射する光の波長が短ければ短いほど、測定可能な粒子径
範囲の下限値を小さくすることができる。被測定粒子群
に対する照射光として300〜500nmの波長範囲の
レーザ光を用いた場合、側方および後方散乱光センサを
設けることなく、前方所定角度範囲のみの回折・散乱光
の空間強度分布を測定するだけで、つまり測定光学系と
して前方散乱光センサを設けるだけでサブミクロンオー
ダーの粒子径の測定が可能となる。
定光学系を構成する前方散乱光センサとして、集光レン
ズとリングディテクタを採用すると、その集光レンズお
よびリングディテクタの光軸と照射光学系の光軸とを一
致させるだけで、回折・散乱光の空間強度分布を正確に
測定することが可能となり、側方および後方散乱光セン
サを用いる場合のように試料セルを介して照射光学系と
測定光学系との位置関係を一定に保つ必要がなくなる関
係上、空気中や水中の粒子径がサブミクロンオーダーの
粒子の開放系による測定が可能となる。
実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形
態の構成を示すブロック図である。半導体レーザ1は、
この例において波長約400nmのレーザ光を出力す
る。その半導体レーザ1からの出力光は集光レンズ2、
空間フィルタ3およびコリメートレンズ4を経て平行光
束に成形された後、フローセル5に照射される。フロー
セル5内には、媒液中に被測定粒子群Pを分散させてな
る懸濁液が流されており、レーザ光は被測定粒子群Pに
よって回折または散乱される。
方所定角度範囲内、例えば前方約40°程度以内の光の
みが集光レンズ6によって集光され、その焦点位置にリ
ング状の回折・散乱像を結び、その集光レンズ6の焦点
位置に置かれたリングディテクタ7によって、その回折
・散乱光の空間強度分布が検出される。このリングディ
テクタ7は、前記した従来のこの種の測定装置に用いら
れているものと同等の構造のものであり、互いに異なる
半径のリング状、半リング状もしくは1/4リング状
の、互いに独立した複数の受光面が同心上に配置された
光ディテクタである。そして、このリングディテクタ7
の各受光面への入射光量に係る出力は、それぞれに対応
するアンプおよびA−D変換器を有してなるデータサン
プリング回路8によって増幅およびデジタル化された
後、回折・散乱光強度分布データとしてコンピュータ9
に取り込まれる。
により回折・散乱光強度分布データから被測定粒子群P
の粒度分布を計算する。その結果は、表示器10に表示
し、あるいはプリンタ11によってプリントすることが
できる。
定粒子群Pに対する照射光が波長約400nmのレーザ
光であるため、前方約40°の範囲内の回折・散乱光の
空間強度分布のみを測定しても、その空間強度分布から
サブミクロンオーダーの粒子径の測定が可能である。
ザ光の波長の相違による回折・散乱光の空間強度分布の
測定結果の相違を確認するための実験結果を示すグラフ
である。実験においては、図1に示した構成をそのまま
用いたとき、つまり出力波長約400nmの半導体レー
ザ1を照射光学系の光源とした場合と、その半導体レー
ザ1のみを交換して出力波長約700nmの半導体レー
ザを光源として他は全く同様の構成とした場合につい
て、被測定粒子群Pとしてそれぞれ0.3μm、0.4
μmおよび0.5μmのみからなる粒子群を試料とし
て、その各試料粒子群による回折・散乱光の空間強度分
布をリングディテクタ7によって測定した。図2(A)
が波長約400nmのレーザ光を被測定粒子群Pに照射
した場合の測定結果を示すグラフで、同図(B)が波長
約700nmのレーザ光を被測定粒子群Pに照射した場
合の測定結果を示すグラフズある。
約700nmのレーザ光を照射した場合には、0.5μ
m以下の粒子径の識別が困難であるのに対し、波長約4
00nmのレーザ光を照射した場合には、0.3〜0.
5μmの各粒子径の粒子による回折・散乱光の空間強度
分布に有意の差が認められる。従って、出力波長約40
0nmの半導体レーザ1を照射光学系の光源とし、その
レーザ光の被測定粒子群Pによる回折・散乱光の空間強
度分布を、集光レンズ6およびリングディテクタ7によ
って、前方約40°の範囲で測定するだけで、粒子径が
サブミクロンオーダーの粒子を十分に測定できることが
確認された。
群Pをフローセル5内に流しつつ回折・散乱光の空間強
度分布を測定する例について述べたが、本発明では、側
方および後方散乱光センサを用いることなくサブミクロ
ンオーダーの粒子径の測定が可能であることから、上記
のようなフローセル5や、あるいは被測定粒子群Pを収
容する試料セルを設けることなく、空気中に浮遊する粒
子や、水中の粒子に対して直接的にレーザ光を照射す
る、いわゆる開放系の測定によってもサブミクロンオー
ダーの粒子の測定を行うことができる。
実施の形態の構成を示すブロック図である。この例にお
いては、照射光学系と測定光学系とを分離してそれぞれ
を個別のケースC1とC2に収容している。
長約400nmの半導体レーザ31と集光レンズ32,
空間フィルタ33およびコリメートレンズ34からなる
照射光学系はケースC1内に収容され、このケースC1
に設けられた透光性材料からなる窓W1を介して平行レ
ーザ光を外部に向けて照射できるようになっている。
レンズ36およびその焦点位置に置かれたリングディテ
クタ37からなる測定光学系は別のケースC2に収容さ
れ、このケースC2にも透光性材料からなる窓W2が、
集光レンズ36側に設けられている。また、ケースC2
内には、リングディテクタ37の位置を上下および左右
に調節するためのxy軸位置調節機構37aと、アンプ
およびA−D変換器からなるデータサンプリング回路3
8、および、外部に置かれたコンピュータ39との間で
送受信を行い、かつ、コンピュータ39からの指令に基
づいてケースC2内の各回路等を制御する通信・制御部
38aが収容されている。リングディテクタ37による
回折・散乱光の空間強度分布の測定結果は、データサン
プリング回路38および通信・制御部38aを介してコ
ンピュータ39に取り込まれ、粒度分布の算出に供され
る。コンピュータ39による粒度分布の算出結果は、表
示器40aおよびプリンタ40bに供給されて表示ない
しはプリントされる。
るに当たっては、図3に示されているように、ケースC
1とケースC2を、互いの窓W1とW2が対向するよう
に、被測定粒子群Pが浮遊している空気中または水中に
適当な距離を開けて設置し、照射光学系と測定光学系の
光軸を合わせるだけでよい。これにより、窓W1を介し
て被測定粒子群Pに対して波長約400nmのレーザ光
が照射されることによって発生する回折・散乱光は、窓
W2を介して集光レンズ36によってリングディテクタ
37の受光面上に集光され、その空間強度分布が測定さ
れ、コンピュータ39では、通信・制御部38aを介し
てその空間強度分布データを受信して被測定粒子群Pの
粒度分布を算出する。
点は、被測定粒子群Pを流動させ、あるいは収容するセ
ルを用いることなく、照射光学系を収容したケースC1
と、測定光学系等を収容したケースC2とを、被測定粒
子群Pが浮遊している空気中ないしは水中に設置するだ
けで、その被測定粒子群Pの粒度分布をサブミクロンオ
ーダーの微粒子領域まで測定することができる点であ
る。この特徴は、前方散乱光センサとして集光レンズ3
6とリングディテクタ37を採用したことと、側方およ
び後方散乱光センサを設けなくともサブミクロンオーダ
ーの粒子径にまで測定範囲が及ぶことによるものであっ
て、この利点を利用することにより、例えばディーゼル
機関等から排出される有害な浮遊粒子を容易に測定する
ことが可能となる。
〜500nmの範囲の半導体レーザを照射光学系の光源
として用いるとともに、その出力レーザ光の被測定粒子
群による回折・散乱光を前方所定角度の範囲に配置され
た光センサ群のみによって測定するから、従来のように
側方および後方散乱光センサを設けることなく、サブミ
クロンオーダーの粒子径の測定が可能となり、従来と同
等の測定範囲を持ちながら、従来に比して測定光学系の
構成を簡素化して低コストの粒度分布測定装置を得るこ
とができる。
散乱光センサとして集光レンズとリングディテクタを用
いた場合には、照射光学系と測定光学系の光軸を合わせ
さえすれば、側方および後方散乱光センサを用いる場合
のように、照射光学系と被測定粒子群および測定光学系
の相互の位置関係を一定に保つことなくサブミクロンオ
ーダーの粒子径の測定が可能となるため、試料を流動さ
せあるいは収容するセルを用いない開放系の測定によっ
てサブミクロンオーダーの粒子径の測定を行うことがで
き、ディーゼル機関等から排出される有害な浮遊粒子の
測定等にも十分に対応できる粒度分布測定装置が得られ
る。
ある。
ーの粒子群による回折・散乱光の空間強度分布の測定結
果の相違を確認するための実験結果の説明図で、(A)
は波長約400nmのレーザ光を照射した場合、(B)
は波長約700nmのレーザ光を照射した場合の回折・
散乱光の空間強度分布の測定結果を示すグラフである。
形態の構成を示すブロック図である。
の基本的な構成の説明図である。
した従来のレーザ回折・散乱式粒度分布測定装置の構成
例を示すブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 分散状態の粒子群にレーザ光を照射する
照射光学系と、その照射光学系からのレーザ光の粒子群
による回折・散乱光を受光して、その空間強度分布を測
定するための測定光学系と、その測定光学系による測定
結果から粒子群の粒度分布を算出する演算部を備えたレ
ーザ回折・散乱式粒度分布測定装置において、 上記照射光学系の光源が、出力光波長300〜500n
mの範囲内の半導体レーザであるとともに、上記測定光
学系が、レーザ光の照射方向前方所定角度の範囲内に配
置された光センサ群によって構成されていることを特徴
とするレーザ回折・散乱式粒度分布測定装置。 - 【請求項2】 上記測定光学系が、被測定粒子群からの
回折・散乱光を集光する集光レンズと、その集光レンズ
の焦点位置に置かれ、かつ、互いに異なる半径を有する
リング状、半リング状もしくは1/4リング状の互いに
独立した複数の受光面が同心上に配置されてなるリング
ディテクタによって構成されていることを特徴とする請
求項1に記載のレーザ回折・散乱式粒度分布測定装置。
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US10/078,449 US6473178B2 (en) | 1999-05-11 | 2002-02-21 | Particle size analyzer based on laser diffraction method |
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