JP5973838B2 - 冷蔵庫の棚構造 - Google Patents

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本発明は冷蔵庫の棚構造に関する。
冷蔵庫の貯蔵室、特に冷蔵室として用いられる貯蔵室には、通常、食品や食品容器を載置するための棚が複数段にわたって設けられる。そのような棚の構造例を特許文献1に見ることができる。
特許文献1に記載された冷蔵庫では、通常の平板状の棚の上に略L字型の棚が載置されている。L字の短い方の辺が支柱となって長い方の辺を支えている。
特許第4667949号公報
特許文献1に記載された冷蔵庫のように、棚の上に置かれる棚として略L字型の棚を用いると、上に置かれる棚の横幅を広くすることができない。下の棚と同程度の横幅の上の棚を下の棚で支えることとした場合には、下の棚の上に支柱を載置し、その支柱で上の棚を支えるというのが最も無理のない構造である。本発明は、下部棚に載置されて上部棚を支える支柱の取り付け構造を、取り付け作業が簡単であるとともに下部棚から外れにくい構造とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る冷蔵庫の棚構造は、下部棚及び上部棚と、前記下部棚に当該下部棚を前後に横切る形で載置されて前記上部棚を支える支柱を備え、前記下部棚には前記支柱の保持部が形成され、前記保持部は前記下部棚の後方から前記支柱を迎え入れるものであり、前記下部棚を収納する貯蔵室の奥の壁が、前記支柱が前記保持部から抜け出そうとする動きの障害となることを特徴としている。
上記構成の冷蔵庫の棚構造において、前記保持部は、前記支柱の下部前端が差し込まれるソケット部と、前記支柱の下部後端に形成されたフック部を係合させる係合受部により構成されることが好ましい。
上記構成の冷蔵庫の棚構造において、前記下部棚は、前記貯蔵室内に形成された貯蔵区画の天井部となることが好ましい。
本発明によると、保持部に支柱を差し込んだ状態の下部棚を貯蔵室に収納すると、貯蔵室の奥の壁が、支柱が保持部から抜け出そうとする動きの障害となるから、下部棚を貯蔵室に収納した後は、単なる差し込み動作で下部棚に取り付けられているにもかかわらず、支柱が下部棚から外れる懸念はない。
扉を開けた状態の冷蔵庫の斜視図である。 冷蔵庫の内箱部分の斜視図である。 棚ユニット及びそれを支える支柱の側面図である。 図3のA−A矢視図である。 図4の部分拡大図である。 支柱の側面図である。 支柱及びそれを支える棚の分解斜視図である。 棚ユニットの幅を拡げた状態を示す概略断面図である。 棚ユニットの幅を縮めた状態を示す概略断面図である。 幅を縮めた棚ユニットを起立させた状態を示す概略断面図である。
<第1実施形態>
図1に冷蔵庫の構成例を示す。図1における左側と右側を、以下の説明でも「左」と「右」として表現するものとする。
冷蔵庫1は計5個の貯蔵室10、11、12、13、14を有する。一番上の貯蔵室10は容積が大きく、冷蔵室として用いられる。その下に2個横並びで配置された貯蔵室11、12は容積が小さく、製氷室や多目的貯蔵室として用いられる。その下の貯蔵室13は冷凍室として用いられ、一番下の貯蔵室14は野菜室として用いられる。
貯蔵室10の正面開口は観音開きの扉15L、15Rで閉ざされる。貯蔵室11、12、13、14はいずれも引き出しとして構成されている。貯蔵室11、12、13、14の正面の扉16、17、18、19は破線で存在のみ示してある。
貯蔵室10の内部には計4段にわたり棚が設けられている。すなわち下から順に棚20、棚ユニット30、棚21、棚22である。最下段の棚20はその下に形成された貯蔵区画23の天井部ともなる。貯蔵区画23は引き出しとして構成されており、チルド室として用いられる。
図2には冷蔵庫1の内箱2と棚20及び棚ユニット30が示されている。この実施形態では、棚20が「下部棚」で、棚ユニット30が「上部棚」ということになる。棚ユニット30は他の棚と異なる複雑な構造を備えており、そのために「ユニット」の呼称が用いられている。以下、棚ユニット30の構造と機能を図3以下の図面も参照しつつ説明する。
棚ユニット30は、後棚と前棚を備え、後棚に前後にスライド可能に前棚を組み合わせた構造を基本的構造とする。ここで「前」とは貯蔵室10に正対したときの手前側のことであり、「後」とは貯蔵室10の奥の側のことである。後棚と前棚はそれぞれ、合成樹脂製の枠部をガラスまたは合成樹脂の透明パネルにモールド成型したものであって、前棚が後棚の手前側に引き出された状態(図8参照)から前棚が後棚の下に潜り込んだ状態(図9参照)まで、貯蔵室10の奥行き方向の幅を伸縮することができる。
第1実施形態では、後棚は貯蔵室10の左右幅一杯に拡がる後棚31として構成されている。前棚は左右に分割され、互いに独立して前後にスライド可能な左前棚32L及び右前棚32Rとして構成されている。左前棚32Lと右前棚32Rは正面から見たときの幅が異なる。すなわち左前棚32Lの正面幅よりも右前棚32Rの正面幅の方が広い。
後棚31の後端部の左右側面からは、図4に示す通り、外側に向かって短い支軸33が突き出す。支軸33は貯蔵室10の内壁に形成された図示しない軸受穴にはめ込まれ、これにより棚ユニット30は、支軸33を支点として垂直面内で回転可能に支持される。
後棚31から引き出された左前棚32Lの左側の側縁は貯蔵室10の内壁に形成された棚受け部34(図2参照)に支持される。左前棚32Lの右側の側縁は棚20の上に設置された支柱35に支持される。後棚31から引き出された右前棚32Rの右側の側縁は貯蔵室10の内壁に棚受け部34と向かい合う形で形成された図示しない棚受け部に支持される。右前棚32Rの左側の側縁は支柱35に支持される。
左前棚32L及び右前棚32Rと支柱35との間には、左前棚32L及び右前棚32Rが支柱35に対し前後方向に移動することは許容するが左右方向に移動することは許容しない係合部36(図5参照)が設けられている。係合部36は、支柱35の上部の左側に形成された上向きの溝37Lと左前棚32Lの右側の側縁に形成された下向きの突起38Lの組み合わせ、及び支柱35の上部の右側に形成された上向きの溝37Rと右前棚32Rの左側の側縁に形成された下向きの突起38Rの組み合わせにより構成される。突起38L、38Rは前後方向に所定の長さを有する突条として形成されている。
図7に示す通り、溝37L、37Rの前後方向の長さは短く、左前棚32Lと右前棚32Rを後棚31から引き出したときのみ溝37Lと突起38Lの係合、及び溝37Rと突起38Rの係合が生じる。
係合部36を、図5に示した構造以外の構造とすることもできる。例えば支柱35の側に上向きの突起を形成し、左前棚32Lと右前棚32Rの側縁に下向きの溝を形成する、といった構造が可能である。
左前棚32L及び右前棚32Rと支柱35との間には、左前棚32L及び右前棚32Rが後棚31から引き出された状態を維持するロック部39(図8参照)が形成されている。ロック部39は、支柱35の上部前縁に形成された角部40と、左前棚32L及び右前棚32Rにそれぞれ形成された爪部41により構成される。
ロック部39を、図8に示した構造以外の構造とすることもできる。例えば支柱35の側に穴を形成し、この穴にはまり込む突起を左前棚32Lと右前棚32Rに形成する、といった構造が可能である。穴と突起の位置関係を逆転させてもよい。
支柱35の後方寄りの箇所には上向きの軸受凹所42(図6参照)が形成される。軸受凹所42には後棚31の下面に支持された支軸43(図3参照)が係合する。支軸43は支軸33と共通の軸線上に存在する。
支柱35は前後方向に長く左右方向には偏平な部材であり、棚20を前後に横切る形で棚20に載置される。棚20には、棚20の後方から支柱35を迎え入れる保持部44(図6、7参照)が形成されている。保持部44は、支柱35の下部前端が差し込まれるソケット部45と、支柱35の下部後端に形成されたフック部46を係合させる係合受部47(図7参照)により構成される。
保持部44として、上記以外の構造を採用することも可能である。例えば、棚20の上面に前後方向に延びる「あり溝」を形成し、そのあり溝の中に支柱35の根元部を後方から差し込めるようにする、といった構成などが考えられる。
保持部44に支柱35を差し込んだ状態の棚20を貯蔵室10に収納すると、貯蔵室10の奥の壁が、支柱35が保持部44から抜け出そうとする動きの障害となる。貯蔵区画23の天井部を兼ねる棚20は、一旦貯蔵室10に取り付けられた後は滅多に引き出されることはないから、単なる差し込み動作で棚20に取り付けられているにもかかわらず、支柱35が棚20から外れる懸念はない。
棚ユニット30の使い方は次の通りである。左前棚32Lと右前棚32Rを両方とも後棚31から最大限に引き出せば、棚ユニット30を最大面積にして食品または食品容器を載置することができる。この時爪部41は角部40に係合する。すなわちロック部39がロック状態となり、左前棚32Lと右前棚32Rは後棚31から引き出された状態を維持する。
ロック部39がロック状態となったときは、係合部36も係合状態となっている。支柱35は左前棚32L及び右前棚32Rからの荷重を支えるとともに、自身も左前棚32Lと右前棚32Rで左右方向の動きを抑制される。このため、保持部44に差し込むだけという簡易な取り付け方であるにもかかわらず、支柱35の取り付けは安定し、棚ユニット30の荷重を確実に支えることができる。
左前棚32Lの箇所を吹き抜け空間としたい場合は、左前棚32Lの前端を持ち上げて爪部41を角部40から外す。これにより左前棚32Lはロック解除状態となるから、図9に示す通り左前棚32Lを後退させて後棚31の下に潜り込ませる。右前棚32Rの箇所を吹き抜け空間としたい場合は、右前棚32Rの前端を持ち上げて爪部41を角部40から外す。これにより右前棚32Rはロック解除状態となるから、右前棚32Rを後退させて後棚31の下に潜り込ませる。前述の通り左前棚32Lと右前棚32Rは正面幅が異なるので、吹き抜け空間に置きたい物の正面幅に合わせて左前棚32Lまたは右前棚32Rを後退させればよい。
左前棚32Lと右前棚32Rを両方とも後退させると、貯蔵室10の奥行き方向における棚ユニット30の幅が縮小する。この状態では棚ユニット30の前端の回転半径が上の棚21までの距離よりも短くなるので、支軸33、43を支点として棚ユニット30を回転させ、図10に示す起立状態とすることができる。図10の状態では、棚ユニット30の重心は支軸33、43よりも図において右方に存在し、棚ユニット30は貯蔵室10の奥の壁に当たる形でその姿勢を保つ。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は冷蔵庫の棚構造に広く利用可能である。
1 冷蔵庫
10 貯蔵室
20 棚(下部棚)
21、22 棚
23 貯蔵区画
30 棚ユニット(上部棚)
44 保持部
45 ソケット部
46 フック部
47 係合受部

Claims (3)

  1. 下部棚及び上部棚と、前記下部棚に当該下部棚を前後に横切る形で載置されて前記上部棚を支える支柱を備え、
    前記下部棚には前記支柱の保持部が形成され、
    前記保持部は、前記支柱の下部前端が差し込まれるソケット部と、前記支柱の下部後端に形成されたフック部を係合させる係合受部により構成され、
    前記保持部は前記下部棚の後方から前記支柱を迎え入れるものであり、
    前記ソケット部の開口は後方を向いており、
    前記下部棚を収納する貯蔵室の奥の壁が、前記支柱が前記保持部から抜け出そうとする動きの障害となることを特徴とする冷蔵庫の棚構造。
  2. 前記上部棚のすくなくとも一部は上下および前後にスライド可能であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫の棚構造。
  3. 前記下部棚は、前記貯蔵室内に形成された貯蔵区画の天井部となることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫の棚構造。
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