JP5973467B2 - シルデナフィル遊離塩基含有フィルム製剤及びその製造方法 - Google Patents

シルデナフィル遊離塩基含有フィルム製剤及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5973467B2
JP5973467B2 JP2013553372A JP2013553372A JP5973467B2 JP 5973467 B2 JP5973467 B2 JP 5973467B2 JP 2013553372 A JP2013553372 A JP 2013553372A JP 2013553372 A JP2013553372 A JP 2013553372A JP 5973467 B2 JP5973467 B2 JP 5973467B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
free base
film
polymer
sildenafil free
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013553372A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014505098A (ja
Inventor
ホンリョル ジョン
ホンリョル ジョン
ボンサン イ
ボンサン イ
スジュン パク
スジュン パク
ボングン チャ
ボングン チャ
ジュンキ キム
ジュンキ キム
Original Assignee
シーティーシー バイオ インコーポレイテッド
シーティーシー バイオ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シーティーシー バイオ インコーポレイテッド, シーティーシー バイオ インコーポレイテッド filed Critical シーティーシー バイオ インコーポレイテッド
Publication of JP2014505098A publication Critical patent/JP2014505098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5973467B2 publication Critical patent/JP5973467B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
    • A61K9/7007Drug-containing films, membranes or sheets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • A61K31/505Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim
    • A61K31/519Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim ortho- or peri-condensed with heterocyclic rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • A61K31/505Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim
    • A61K31/519Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim ortho- or peri-condensed with heterocyclic rings
    • A61K31/52Purines, e.g. adenine
    • A61K31/522Purines, e.g. adenine having oxo groups directly attached to the heterocyclic ring, e.g. hypoxanthine, guanine, acyclovir
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
    • A61K9/0056Mouth soluble or dispersible forms; Suckable, eatable, chewable coherent forms; Forms rapidly disintegrating in the mouth; Lozenges; Lollipops; Bite capsules; Baked products; Baits or other oral forms for animals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
    • A61K9/006Oral mucosa, e.g. mucoadhesive forms, sublingual droplets; Buccal patches or films; Buccal sprays
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/14Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P15/00Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
    • A61P15/10Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives for impotence

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Reproductive Health (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Gynecology & Obstetrics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

本発明は、活性成分としてシルデナフィル遊離塩基を含む経口投与フィルム製剤及びその製造方法に関する。
シルデナフィル(sildenafil)は、現在市販されている多くの勃起不全治療剤のうちの代表的なものであり、クエン酸シルデナフィル(sildenafil citrate)を含む錠剤の剤形で市販されている。
勃起不全治療剤が使用される状況、携帯性などを考慮すれば、ストリップ(strip)とも称されるフィルム剤形であることが望ましい。
しかし、25、50または100mg含有錠剤として市販されているクエン酸シルデナフィルの場合、1回の服用量が多過ぎるため、フィルム剤形に製造し難い。具体的に、現在市販中のフィルム剤形の総重量は殆どが30ないし100mgであり、服用量が多い活性成分のフィルム剤形が制限される理由は以下のようである。
第一、フィルム剤形を製造するためには、フィルムの形態を維持するために一定量以上の高分子を使用する必要がある。しかし、限定された大きさのフィルム内に高容量の薬効成分をローディング(loading)すれば、高分子の量が著しく低下することになり、高分子の量が不十分であれば、形成されたフィルムを取り扱うのに適切な物性が得られ難い(例えば、柔軟性、引張力)。
第二、高容量の活性成分をフィルム内に含有させるためには、活性成分の固有物性を克服することが鍵となる。しかし、添加物の使用量が制限される場合、固有物性を相殺させることは非常に難しい。しかも、活性成分が溶解ではなく分散または懸濁されて製造される場合、フィルム製造液の層分離、活性成分の不均質化などの問題が発生する恐れがある。このような層分離及び不均質化は、フィルム製造液の製造、塗布のための製造液の移送、塗布後の乾燥などの工程で起り得る。
第三、分散または懸濁された高容量の活性成分を含むフィルムの製造には、フィルム製造液の粘度を高める方法が一般的に多く用いられる。しかし、必要以上の粘度は乾燥したフィルムの性状と品質に影響を及ぼすことがあり、円滑な製造工程の面で高い粘度は大きい短所になり得る。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、高容量のシルデナフィルまたはその薬学的に許容可能な塩を含みながらも服用に適切な厚さと大きさを有し、取扱性及び物性に優れたフィルムまたはストリップ及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、活性成分としてシルデナフィル遊離塩基を(実質的に溶解させず)分散させた高分子溶液を乾燥して製造することを特徴とするシルデナフィル遊離塩基含有フィルムの製造方法を提供する。
まず、本発明は、フィルム剤形に、市販されているクエン酸シルデナフィルを使用すれば、水に溶解するため、本発明のように分散(懸濁)させて製造するには適切ではなく、口の内で苦味を呈する一方、シルデナフィル遊離塩基は水に殆ど溶解せず本発明で目的とすることを達成でき、さらに、口の内でも無味であるため、フィルム剤形に適するという知見に基づく。
また、本発明は、シルデナフィル遊離塩基を実質的に溶解させず懸濁(分散)させた高分子溶液でフィルムを製造すれば、シルデナフィル遊離塩基の含量が高くてもフィルムとしての所望の物性が得られるという驚くべき知見に基づく。
本発明において、「実質的に溶解させず懸濁させた」とは、総シルデナフィル遊離塩基の15重量%以下が溶解したことを意味し、望ましくは10重量%以下、より望ましくは7重量%以下、さらに望ましくは4重量%以下、最も望ましくは2重量%以下が溶解したことを意味する。
本発明によるフィルム剤形において、シルデナフィル遊離塩基は実質的に溶解しないため、フィルムを形成する高分子と相互作用しなくなり、それにより高含量のシルデナフィル遊離塩基が含まれても形成されたフィルムが好適な物性を有すると推測されるが、本発明がこのような理論に限定されることはない。
本発明において、前記フィルムはストリップ(strip)、口腔内溶解フィルム(orally dissolving film)、口腔内崩壊フィルム(orally disintegrating film)などで称され、舌上、口腔の粘膜、舌下など口腔内に入れて溶かして服用する剤形を言う。本発明によるフィルム剤形は、水なく服用できるという長所がある。
望ましくは、本発明の製造方法は、粒度分布において10%に該当する粒径(D10)が10μm以上であり、90%に該当する粒径(D90)が150μm以下のシルデナフィル遊離塩基を使用する。より望ましくは、粒度分布においてD10が8μm以上であり、D90が100μm以下のシルデナフィル遊離塩基を使用し、さらに望ましくは粒度分布においてD10が5μm以上であり、D90が80μm以下のシルデナフィル遊離塩基を使用する。
本発明の製造方法では、一定粒径を有するシルデナフィル遊離塩基のみを使用することで、シルデナフィル遊離塩基をフィルム製造液内で安定的に分散及び懸濁させることができ、これにより低粘度高分子を用いたフィルム製造液でも物理的な安定性を確保することで工程性を向上させることができる。また、製造過程における効果の外にも、驚くべきことに、このような粒度分布を有するシルデナフィル遊離塩基を使用することで、フィルム状に製造した後、フィルムに良好な性状及び物性を与えることができる。
例えば、上記の範囲より大きい粒度分布を有するシルデナフィル遊離塩基を使用する場合、製造されたフィルムに粒子が観察されて表面が粗くなり、製造過程で沈殿し易くてシルデナフィル遊離塩基が不均一に分布する恐れがある。
より具体的に、低粘度フィルム製造液で粒度分布のD90が150μmを超過する場合、製造されたフィルムから粒子が目視で観察され、4,000ないし8,000cpの粘度を有するフィルム製造液内では、シルデナフィル遊離塩基が1日以内で沈殿するなど、物理的安定性が低い。
これを解消するため、すなわち製造過程中のシルデナフィル遊離塩基の懸濁安定性を維持するため、フィルム製造液の粘度を高めなければならないが、次のような問題が生じる可能性が高い。第一、フィルム製造液の塗布工程時、高い粘度による塗布密度の不均一が生じ、結果的に各フィルムユニット毎に密度(重量)及び含量の不均一が生じる。第二、フィルムの製造において必須な工程であると言える脱気工程を行い難くなる。第三、高い粘度を解決するため溶媒の追加的な使用が不可避であるが、溶媒を添加するほどシルデナフィル遊離塩基の分散安全性が再び低下するだけでなく、溶媒量の増加に伴う塗布厚さの増加により、塗布後の乾燥でも物理的な安定性が低下するという問題が生じ得る。また、このような塗布厚さの増加により乾燥工程が円滑に行われず、塗布厚さの増加は製造されたフィルムの性状にクラック(crack)、皺などの問題を引き起こし得る。
逆に、粒度分布のD10が5μm未満の場合、シルデナフィル遊離塩基の溶解度が急激に増加する傾向があるため、分散(懸濁)させて製造するという本発明の目的を達成できず、シルデナフィル遊離塩基が凝集する恐れがあり、吸収パターン(例えば、Cmax、Tmax)が予測不可能になり得る。
本発明による上記のような製造方法において、シルデナフィル遊離塩基が溶解しないように溶媒の90重量%以上、より望ましくは95重量%以上、さらに望ましくは98重量%以上が水であることが望ましい。
より望ましくは、本発明は、高分子及び可塑剤が溶解しており、溶媒の90重量%以上が水である溶液に、粒度分布においてD10が5μm以上であってD90が80μm以下のシルデナフィル遊離塩基を分散させ、該溶液を乾燥して製造し、乾燥したフィルム総重量対比高分子の含量は20ないし45重量%であり、可塑剤の含量は4ないし20重量%であり、シルデナフィル遊離塩基の含量は40ないし60重量%であることを特徴とするシルデナフィル遊離塩基含有フィルムの製造方法を提供する。
本発明において、フィルムを形成するために使用される高分子としては、その粘度が2重量%の水溶液で測定して15cp以下(望ましくは1ないし15cp)の高分子を使用することが本発明の目的上より望ましい。すなわち、このような高分子を使用する場合、上述したように、製造工程上、また形成されたフィルムの物性面でより望ましいだけでなく、口腔内で迅速に崩壊するという長所がある。このような15cp以下の高分子の例としては、プルラン、低粘度ヒドロキシプロピルセルロース、低粘度ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどがより望ましい。
ただし、本発明の他の目的上(例えば、フィルムの強度増加)、2重量%の水溶液で測定してその粘度が50cp以上(望ましくは50ないし10,000cp)の高粘度高分子を(前記15cp以下の高分子とともに)少量使用することがより望ましい。この場合、50cp以上の高粘度高分子の含量は乾燥後のフィルム総重量対比20重量%以下であることが望ましく、10重量%以下であることがより望ましく、5重量%以下であることがさらに望ましく、3重量%以下であることが最も望ましい。このような50cp以上の高分子の例としては、キサンタンガム、アルギン酸プロピレングリコール、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、グアーガム、カルボキシメチルセルロースナトリウムなどがより望ましい。
本発明においてフィルムを形成するために使用される高分子としては、プルラン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール、ポビドン、ポロキサマー、ポリビニルアルコール、アルギン酸、カラギーナン、ポリエチレンオキサイド、カルボマー、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、またはこれらの混合物が挙げられる。本発明の目的上、特に活性成分であるシルデナフィル遊離塩基との両立可能性(compatibility)の面でプルラン(pμllμlan)が望ましく、プルラン、アルギン酸プロピレングリコール、及びキサンタンガムの混合物が最も望ましい。
使用された高分子の粘度及び含量を考慮し、且つ、本発明の目的を考慮すれば、フィルム製造液の粘度は4,000ないし8,000cpであることが望ましく、5,000ないし8,000cpであることがより望ましく、5,000ないし6,000cpであることがさらに望ましい。
本発明によるフィルム製造液に含まれる可塑剤としては、グリセリン、ソルビトール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、クエン酸トリエチル、またはこれらの混合物を使用することができる。
望ましくは、本発明においてフィルム製造液は界面活性剤及び/または分散化剤をさらに含む。本発明の製造方法において界面活性剤及び/または分散化剤を効率的に添加することで、単純懸濁された分散溶液に比べて高分子鎖の間にシルデナフィル遊離塩基がより安定的に分散でき、フィルム製造液内の活性成分の物理的な安定性を確保することができる。すなわち、界面活性剤及び/または分散化剤を使用することで、層分離、及び疎水性である活性成分粒子間の凝集を低減させることができる。界面活性剤及び/または分散化剤は、それぞれフィルム製造液の総重量対比0.1ないし2重量%の範囲で添加されることが望ましい。
前記界面活性剤及び/または分散化剤としては、ポリソルベート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンステアレート、ドクセートナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ソルビタンエステル、またはこれらの混合物を使用することができ、本発明の目的上、特に使用された他の成分との相互作用の面でポリソルベート80が最も望ましい。
フィルム製造液を塗布するとき、フィルムの厚さ、乾燥速度、フィルム製造液の粘度など多くの面を考慮し、フィルム製造液に使用される溶媒の量は乾燥後に残留するフィルム構成物質の1重量部対比0.7ないし4重量部であることが望ましく、1.3ないし3.3重量部であることがより望ましい。
したがって、本発明は、プルランをフィルムを形成する主な高分子として使用して形成したフィルム内に、粒度分布において10%に該当する粒径(D10)が8μm以上であり、90%に該当する粒径(D90)が100μm以下のシルデナフィル遊離塩基が均一に分散して含まれていることを特徴とするシルデナフィル遊離塩基含有フィルムを提供する。
望ましくは、前記シルデナフィル遊離塩基含有フィルムは、可塑剤としてグリセリンを含み、界面活性剤(望ましくは、ポリソルベート80)及び/または分散化剤(望ましくは、ドクセートナトリウム)をさらに含むことがより望ましい。
本発明によるシルデナフィル遊離塩基含有フィルムの厚さは、40ないし200μmであることが望ましく、60ないし150μmであることがより望ましく、80ないし120μmであることがさらに望ましい。
本発明は、高含量のシルデナフィル遊離塩基を含みながらも適切な大きさと厚さを有するだけでなく、取扱上安定した柔軟性(flexibility)を有し割れ難く、シルデナフィル遊離塩基が均一に分散したフィルムを製造する方法を提供する。また、本発明はこのような方法を通じて製造されたシルデナフィル遊離塩基含有フィルムを提供する。
以下、本発明の理解に役立つように実施例などを挙げて詳細に説明する。しかし、本発明による実施例は多くの他の形態に変形され得、本発明の範囲が下記実施例によって限定されると解釈されてはならない。本発明の実施例は当業界において平均的な知識を持つ者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。
<ホモジナイザーのrpmによる粒度及び性状変化の測定>
予備実験として、ホモジナイザー(AGI Homomixer)のrpm(3,000または5,000)及び均質化(homogenization)時間(0分、10分または30分)によるシルデナフィル遊離塩基の粒度及びフィルム製造液状態における性状を確認した。フィルム製造液としては下記表6の実施例と同じ組成を使用した。
まず、均質化前のシルデナフィル遊離塩基原料の粒径(μm)は下記表1のようであった。同じ実験を3回行った。粒径はMastersizer 2000(Malvern社製)を用いて湿式方法で測定した。
Figure 0005973467
均質化後の粒度変化は、下記表2のようである。
Figure 0005973467
参考までに、アルギン酸プロピレングリコールを追加して製造し、実施例4と同じ条件で均質化した場合は、粒度分布におけるD10及びD90はそれぞれ10.83μm及び116.34μmであった(実施例6)。
<均質化時間による粒径変化の評価>
上記の実験より実験規模を大きくしながら、均質化時間によるシルデナフィル遊離塩基の粒径の変化を測定した。ホモジナイザーとしてIKA社の製品を使用し、5,000rpmで均質化時間を増加させながら実験を行った。均質化に使用されたシルデナフィル遊離塩基が含まれたフィルム製造液は、下記表6の実施例と同じ組成であった。測定結果を下記表3に示した。
Figure 0005973467
<粒径を最小化したフィルムの製造>
より小さいシルデナフィル遊離塩基粒子を含むフィルムを製造するため、10,000rpmで1時間均質化してフィルムを製造した。ホモジナイザーとしてIKA社の製品を使用し、均質化に使用されたシルデナフィル遊離塩基が含まれたフィルム製造液は、下記表6の実施例8と同じ組成であった。測定結果を下記表4に示した。
Figure 0005973467
10,000rpmで30分または60分間均質化した後、フィルムを製造した結果、上記の表4に示されたように、D10とD90の数値はそれぞれ2.18/50.41、1.36/25.70であって、5,000rpmの場合より粒径が大幅に減少したことを分かる。また、粒径が小さくなるにつれて製造されたフィルムの透明度が増加した。
<粒径毎のフィルム製造液の物性安定性の評価>
上記のようにして得られたフィルム製造液の層分離有無及び製造されたフィルムの性状を観察した。また、フィルム製造液の上部と下部からそれぞれサンプルを採取してフィルムを製造し、単位重量を測定した。その結果を下記表5に示した。
Figure 0005973467
上記表5において、性状は製造されたフィルムの性状であり、単位重量は製造されたフィルム9.99cm当たりの単位重量(mg)である。
D10とD90の粒径がそれぞれ10.23及び115.56μmであった実施例4のフィルム製造液の場合、時間が経つにつれて層が分離するなど安定性が悪く、そのためにフィルム製造液中の上部対比下部の固形分の比率が高くなって乾燥後の単位重量が増加したことが分かる。
<シルデナフィル遊離塩基を含むフィルム製剤の製造>
製造方法及び組成毎の実施例を下記表6に示した。
実施例11及び12は、次のように製造した。精製水に可塑剤(plasticizer)、添加剤(additive)、甘味剤(sweeting agent)、界面活性剤(sμrfactant)及び分散剤(dispersing agent)を添加した後、撹拌して溶解または分散させ、それにシルデナフィル遊離塩基を添加した。その後、ホモジナイザー(Μltra tμrrax T−25、IKA)を使用して10,000rpmでそれぞれ30分及び60分間均質化した。それに高分子を添加し、同じホモジナイザーを使用してさらに均質化した。それに香料(flavor)を添加し、前記シルデナフィル遊離塩基が分散した高分子液と撹拌して混合した。次いで、45℃、真空条件でフィルム製造液内のガスを除去し、室温まで冷却させた後、PEフィルム上に適当な厚さでコーティングした。その後、80℃で乾燥してシルデナフィル遊離塩基を含むフィルム製剤を製造した。
実施例5、7、8、9及び10は、次のように製造した。精製水に可塑剤、添加剤、甘味剤、界面活性剤、及び分散剤を添加した後、撹拌して溶解または分散させ、それにシルデナフィル遊離塩基を添加した。その後、ホモジナイザー(Μltra tμrrax T−25、IKA)を使用して5,000rpmで30分間均質化し、それに高分子を添加し、同じホモジナイザーでさらに均質化した。その後、実施例11と同じ方法でシルデナフィル遊離塩基を含むフィルム製剤を製造した。
実施例4及び6は、次のように製造した。精製水に可塑剤、添加剤、甘味剤、界面活性剤、及び分散剤を添加した後、撹拌して溶解または分散させ、それにシルデナフィル遊離塩基を添加した。その後、ホモジナイザー(Μltra tμrrax T−25、IKA)を使用して3,000rpmで10分間均質化し、それに高分子を添加し、同じホモジナイザーでさらに均質化した。その後、実施例11と同じ方法でシルデナフィル遊離塩基を含むフィルム製剤を製造した。
実施例1、2及び3では、精製水に可塑剤、添加剤、甘味剤、界面活性剤、及び分散剤を添加した後、撹拌して溶解または分散させ、それにシルデナフィル遊離塩基を添加した。次いで、一定時間撹拌した後、それに高分子を添加してさらに撹拌した。その後、実施例11と同じ方法でシルデナフィル遊離塩基を含むフィルム製剤を製造した。
Figure 0005973467
実施例1ないし12のフィルム製造液及びフィルムの物性評価の結果を下記表7に示した。また、各実施例を持って味または異物感を試験した結果を表8に示した。試験において、被験者数は10人であって、約1分間口腔内で溶かして味を見た後、吐き出すようにした。1つのサンプルの味または異物感を試験した後、水で嗽をし、各サンプルの間に30分の間隔を置いて行った。下記のようにサンプル毎の点数を付け、トータル点数を下記表8に示した。
1:味または異物感において非常に良くない
2:味または異物感において良くない
3:味または異物感において普通
4:味または異物感において非常に良い
Figure 0005973467
Figure 0005973467
表7に示されたように、類似する粒径の範囲を有する実施例5、7、8、9及び10のフィルム製造液は低い粘度であるにもかかわらず、溶解せず分散したシルデナフィル遊離塩基の分散安定性が良好であって、取り扱いに適する柔軟性を有し割れなどの現象が生じなく、経口投与したとき速く溶けた。また、表8に示されたように、味と口腔内異物感の試験でも類似する粒度分布を有する実施例5、7、8、9及び10で非常に良い評価が得られた。

Claims (10)

  1. 活性成分としてシルデナフィル遊離塩基を溶媒に懸濁させた高分子溶液を乾燥して製造するシルデナフィル遊離塩基含有フィルムの製造方法であって、
    前記溶媒は、該溶媒の90重量%以上が水であり、
    前記シルデナフィル遊離塩基が、粒度分布において10%に該当する粒径(D10)が8μm以上であり、90%に該当する粒径(D90)が100μm以下であることを特徴とするシルデナフィル遊離塩基含有フィルムの製造方法。
  2. 前記シルデナフィル遊離塩基が、粒度分布においてD10が5μm以上であり、D90が80μm以下であることを特徴とする請求項に記載の製造方法。
  3. 前記高分子溶液が、シルデナフィル遊離塩基が溶解しないように溶媒の95重量%以上が水であることを特徴とする請求項に記載の製造方法。
  4. 高分子及び可塑剤が溶解しており、溶媒の90重量%以上が水である溶液に、粒度分布においてD10がμm以上であり、D90が100μm以下のシルデナフィル遊離塩基を懸濁させ、該溶液を乾燥して製造し、
    乾燥したフィルム総重量対比高分子の含量は20ないし45重量%であり、可塑剤の含量は4ないし20重量%であり、シルデナフィル遊離塩基の含量は40ないし60重量%であることを特徴とするシルデナフィル遊離塩基含有フィルムの製造方法。
  5. 前記高分子が、2重量%の水溶液で測定してその粘度が15cp以下の高分子を含むことを特徴とする請求項1または請求項に記載の製造方法。
  6. 前記高分子が、2重量%の水溶液で測定してその粘度が15cp以下の高分子と50cp以上の高分子との混合物であることを特徴とする請求項に記載の製造方法。
  7. 前記高分子が、プルラン、アルギン酸プロピレングリコール、及びキサンタンガムの混合物であることを特徴とする請求項に記載の製造方法。
  8. 前記溶液が、界面活性剤;分散化剤;または界面活性剤と分散化剤との混合物をさらに含むことを特徴とする請求項1または請求項に記載の製造方法。
  9. 前記高分子が、プルランを含むことを特徴とする請求項1または請求項に記載の製造方法。
  10. 使用される溶媒の量が、乾燥後に残留するフィルム構成物質の1重量部対比1.3ないし3.3重量部であることを特徴とする請求項1または請求項に記載の製造方法。
JP2013553372A 2011-02-11 2012-02-13 シルデナフィル遊離塩基含有フィルム製剤及びその製造方法 Active JP5973467B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2011-0012516 2011-02-11
KR20110012516 2011-02-11
PCT/KR2012/001049 WO2012108738A2 (ko) 2011-02-11 2012-02-13 실데나필 유리염기 함유 필름 제제 및 이의 제조 방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014505098A JP2014505098A (ja) 2014-02-27
JP5973467B2 true JP5973467B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=46639094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013553372A Active JP5973467B2 (ja) 2011-02-11 2012-02-13 シルデナフィル遊離塩基含有フィルム製剤及びその製造方法

Country Status (19)

Country Link
US (1) US9907759B2 (ja)
EP (1) EP2674154B1 (ja)
JP (1) JP5973467B2 (ja)
KR (1) KR102010577B1 (ja)
CN (2) CN103402504B (ja)
AU (1) AU2012214939B2 (ja)
BR (1) BR112013020237A2 (ja)
CA (1) CA2827069C (ja)
EA (2) EA201500604A1 (ja)
ES (1) ES2691629T3 (ja)
IL (1) IL227931A (ja)
MA (1) MA34960B1 (ja)
MX (1) MX349803B (ja)
MY (1) MY163288A (ja)
SG (1) SG192284A1 (ja)
TN (1) TN2013000342A1 (ja)
UA (1) UA112540C2 (ja)
WO (1) WO2012108738A2 (ja)
ZA (1) ZA201306650B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2864322C (en) * 2012-02-28 2016-08-09 Seoul Pharma. Co., Ltd. High-content fast dissolving film with masking of bitter taste comprising sildenafil as active ingredient
WO2014137189A1 (ko) * 2013-03-07 2014-09-12 에스케이케미칼주식회사 고함량의 약물을 함유하는 구강 붕해 필름 및 이의 제조방법
CN105209025B (zh) * 2013-04-11 2019-06-18 西梯茜生命工学股份有限公司 包括聚乙二醇类聚合物和/或乙烯基吡咯烷酮类聚合物作为分散稳定剂的含他达拉非游离碱的膜剂形式
US11116769B2 (en) 2013-04-11 2021-09-14 Ctc Bio, Inc. Tadalafil free base-containing film dosage form containing polyethylene glycol-based polymer and/or vinyl pyrrolidone-based polymer as dispersion stabilizer
TWI671085B (zh) * 2013-05-10 2019-09-11 韓商西梯茜生命工學股份有限公司 含有多奈哌齊游離鹽基之膜配方及其之製造方法
CN104352462A (zh) * 2014-10-22 2015-02-18 张艳芬 一种提高昔多芬药物功效的方法
ES2584248B1 (es) * 2015-03-24 2017-04-19 Farmalider, S.A. Composición farmacéutica de citrato de sildenafilo en forma de suspensión para uso oral
CA3059527A1 (en) 2017-04-14 2018-10-18 Capsugel Belgium Nv Pullulan capsules
BR112019021396A2 (pt) 2017-04-14 2020-04-28 Capsugel Belgium Nv processo para fabricação de pululano
CN109010324B (zh) * 2018-08-30 2021-07-02 南京康川济医药科技有限公司 一种西地那非口溶膜剂及其制备方法
US11179331B1 (en) 2020-04-21 2021-11-23 Cure Pharmaceutcai Holding Corp Oral soluble film containing sildenafil citrate

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1239349A (en) * 1983-10-10 1988-07-19 Eberhard F. Gottwald Pharmaceutical composition containing cimetidine
GT199900061A (es) * 1998-05-15 2000-10-14 Pfizer Formulaciones farmaceuticas.
US6552024B1 (en) * 1999-01-21 2003-04-22 Lavipharm Laboratories Inc. Compositions and methods for mucosal delivery
JP4173670B2 (ja) * 2002-03-08 2008-10-29 旭化成ファーマ株式会社 口腔内崩壊製剤
JP5148801B2 (ja) 2002-09-09 2013-02-20 エスエス製薬株式会社 催眠用固形製剤
FR2850275B1 (fr) * 2003-01-24 2005-04-08 Scherer Technologies Inc R P Capsules molles a macher contenant une substance active a gout masque
US20050042177A1 (en) 2003-07-23 2005-02-24 Elan Pharma International Ltd. Novel compositions of sildenafil free base
JP4547994B2 (ja) * 2004-06-02 2010-09-22 救急薬品工業株式会社 塊状物質含有積層フィルム状の可食性口腔内投与剤の製造方法および塊状物質含有積層フィルム状の可食性口腔内投与剤
AU2006212021B2 (en) * 2005-02-10 2010-09-30 Orexo Ab Pharmaceutical compositions useful in the transmucosal administration of drugs
EP2037752A2 (en) * 2006-06-16 2009-03-25 Tate & Lyle Ingredients Americas, Inc. Pullulan films and their use in edible packaging
PL2248519T3 (pl) * 2006-10-02 2018-04-30 Apr Applied Pharma Research S.A. Niemukoadhezyjne postaci dawkowania w postaci filmu
US20090047330A1 (en) * 2007-08-17 2009-02-19 Ramesh Bangalore Oral fast dissolving films for erectile dysfunction bioactive agents
KR100920106B1 (ko) * 2007-11-14 2009-10-01 경북대학교 산학협력단 구연산 실데나필을 경피적으로 전달하기 위한 조절 약물전달체 및 이를 포함하는 경피 패치
KR101074271B1 (ko) * 2009-06-25 2011-10-17 (주)차바이오앤디오스텍 불쾌한 맛을 효과적으로 은폐한 경구용 속용 필름
KR20110041412A (ko) * 2009-10-15 2011-04-21 (주)씨엘팜 Pde5 억제제를 함유하는 구강 용해성 필름

Also Published As

Publication number Publication date
CA2827069A1 (en) 2012-08-16
ZA201306650B (en) 2015-06-24
EP2674154A4 (en) 2015-04-01
MX2013009240A (es) 2013-08-29
MY163288A (en) 2017-08-30
EA027720B1 (ru) 2017-08-31
MX349803B (es) 2017-08-14
SG192284A1 (en) 2013-09-30
CN103402504B (zh) 2015-10-14
CN103402504A (zh) 2013-11-20
CN105250242B (zh) 2018-09-21
EP2674154A2 (en) 2013-12-18
EP2674154B1 (en) 2018-08-01
CA2827069C (en) 2021-02-16
CN105250242A (zh) 2016-01-20
US9907759B2 (en) 2018-03-06
WO2012108738A2 (ko) 2012-08-16
JP2014505098A (ja) 2014-02-27
EA201391156A1 (ru) 2014-02-28
KR102010577B1 (ko) 2019-08-13
AU2012214939B2 (en) 2016-11-17
US20130323307A1 (en) 2013-12-05
AU2012214939A1 (en) 2013-09-19
IL227931A (en) 2017-03-30
KR20120101301A (ko) 2012-09-13
ES2691629T3 (es) 2018-11-28
BR112013020237A2 (pt) 2021-03-16
IL227931A0 (en) 2013-09-30
MA34960B1 (fr) 2014-03-01
EA201500604A1 (ru) 2015-09-30
TN2013000342A1 (en) 2015-01-20
WO2012108738A3 (ko) 2012-10-26
UA112540C2 (uk) 2016-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5973467B2 (ja) シルデナフィル遊離塩基含有フィルム製剤及びその製造方法
JP6470257B2 (ja) 分散安定化剤としてポリエチレングリコール系高分子及び/またはビニルピロリドン系高分子を含むタダラフィル遊離塩基含有フィルム剤形
AU2013357113B2 (en) Oral and/or buccal composition in the form of a thin film of a weakly soluble active ingredient, method of preparing same and use of same
CN114886874A (zh) 口腔速溶膜剂及其制备方法
TWI671085B (zh) 含有多奈哌齊游離鹽基之膜配方及其之製造方法
JP2012522742A (ja) 7−[4−[4−(2,3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル]ブトキシ]−3,4−ジヒドロ−1h−キノリン−2−オン塩基またはその塩もしくは水和物を含む経口フィルム
US11116769B2 (en) Tadalafil free base-containing film dosage form containing polyethylene glycol-based polymer and/or vinyl pyrrolidone-based polymer as dispersion stabilizer
WO2012064087A2 (ko) 아나스트로졸 함유 고분자 미립구를 유효성분으로 포함하는 약학적 조성물
JP5919173B2 (ja) 徐放性塩酸アンブロキソール口腔内崩壊錠
TWI732762B (zh) 口服持續釋放調配物
OA16526A (en) Sildenafil-free base-containing film preparation and method for producing same.
CN107823191A (zh) 一种帕利哌酮口服速溶膜制剂及其制备工艺
KR20150138671A (ko) 타달라필을 함유하는 구강 붕해 필름 및 이의 제조방법
JP2024526422A (ja) 薬物組成物及びブレクスピプラゾール口腔内溶解フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5973467

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250