JP5972067B2 - 固定冶具 - Google Patents

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Description

本発明は、保持対象である部材が倒れたり位置ずれしないように、保持対象物を安定的に保持することができる固定冶具に関する。
従来より、2つの鋼板など金属製の部材を一体化する方法は、工作機械の分野だけではなく建築分野など様々な技術分野で行われている。例えば、水平方向に載置された金属フレームに対し、長尺状の金属板を起立させた状態でT継手の隅肉溶接をする場合には、溶接作業中に金属板が倒れたり位置ずれしたりすることがないよう保持する必要があり、保持対象の金属板を位置ずれ等しないよう保持する手段としては、手力で保持する以外に、磁力を用いたクランパや係止手段など様々な手段が提案されており、例えば特許文献1には、回転軸に圧入されたプーリを抜き取るに際し、板状腕部の引掛け爪部でプーリを保持する技術等が開示され、また、本出願人が出願した特許文献2には、油槽内より供給された圧油作動室の油圧を上昇させ、当該油圧によりラム体を下降させることで被溶接部材を押圧して保持する溶接用取付具が開示されている。
特公昭63−29120号公報 特開昭50−152946号公報
特許文献1で開示されている技術は、引掛け爪部で係止されたプーリの中心に圧入された回転軸を押付けキャップで押圧し、回転軸からプーリを抜き取るという、作業性を向上しようという技術であり、こうした作業効率の向上を図ることが様々な分野で望まれている。例えば、金属製の部材同士を溶接により一体接合する技術分野においては、溶接作業性に加え溶接時の作業者に対する安全性を配慮した技術が望まれている。
また、特許文献2の溶接用取付具においては、当該溶接用取付具に構成されるラム体が、油圧により動作されるものであり、当該溶接用取付具には油を有することになることから、例えば、溶接用取付具の使用頻度が多くなったり、油漏れを防止するためのパッキンが劣化したりすると、当該溶接用取付具の使用に伴い、油漏れが発生してしまい周囲を油で汚してしまったり、或いは、油漏れを防止するための保守・点検作業も必要となり利便性を損なうという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、溶接対象となり得るような部材が、溶接などの作業中に倒れたり位置ずれ等することがないよう安定的に保持できるようにし、作業性、及び作業者の安全性の向上を図った溶接部材保持装置等の固定冶具を提供することを目的とする。
本固定冶具の発明は、
一方の部材を他方の部材に接合する際に、前記一方の部材を前記他方の部材に当接させた状態で保持することが可能な固定冶具であって、
負圧を発生させる負圧発生手段と、該負圧発生手段で発生された負圧により前記他方の部材に吸着される吸着体と、前記負圧発生手段で発生された負圧により前記他方の部材に当接させた前記一方の部材を、前記他方の部材に向かって押圧するピストンロッドとを備え、
前記吸着体と前記他方の部材とにより囲まれた空間部に、前記負圧発生手段による負圧が発生されたとき、当該負圧により、前記吸着体が前記他方の部材に吸着されると共に、前記吸着体が前記一方の部材と前記他方の部材との当接方向に縮小されることによりピストンロッドを前進させ、前記一方の部材を前記他方の部材に対して押圧することにより、該一方の部材を弾性的に押圧して保持するように構成し、
前記負圧発生手段、圧縮空気が供給されることにより発生された負圧により、前記吸着体の吸引力と前記ピストンロッドの押圧力とを同時に発生させるものである。
さらに、本固定冶具の発明は、
前記吸着体は、前記他方の部材に当接される軟性吸着部と、該軟性吸着部よりも硬い弾性可撓体とから構成されたものである。
さらに、本固定冶具の発明は、
前記負圧発生手段は、圧縮空気が供給される吸気ポートと、該吸気ポートから供給された圧縮空気が排出される排気ポートと、前記吸気ポートと前記排気ポートの間に設けられた負圧ポートとを備えたエジェクタ装置である。
さらに、本固定冶具の発明は、
前記弾性可撓体の外周に、内側に向かって突出された断面円弧状の可撓部を形成したものである。
本固定冶具の発明によれば、溶接部材等の一方の部材を他方の部材に溶接等により接合するに際し、他方の部材に吸着体を吸着して固定冶具を保持して、ピストンロッドで一方の部材を静止状態で保持する際、負圧発生手段の負圧により他方の部材に対して吸着体を吸着させると、それに伴い当該負圧により、吸着体の弾性可撓体が一方の部材と他方の部材との当接方向に縮められる。すると、弾性可撓体の縮小に伴いピストンロッドが前進され、当該ピストンロッドにより一方の部材が他方の部材に対し押圧される。すなわち、他方の部材に吸着体を吸着する工程と、ピストンロッドで一方の部材を静止状態で保持する工程とが別々のタイミングで行われるのではなく、吸着体5に負圧が生じることでこれらの工程が同時に行われることから作業性に優れ、固定冶具に設けた吸着体を他方の部材に吸着させると共に、他方の部材に当接された一方の部材をピストンロッドで押圧することで、一方の部材が倒れたり位置ずれしたりしないよう静止状態で保持することが可能となる。よって、例えば、一方の部材が溶接対象である場合には、溶接を行う作業者は、溶接に伴い高熱化する一方の部材を手などで支えたりすることなく当該一方の部材を他方に部材に対して、容易且つ安全に溶接作業を行うことが可能となる。
さらに、固定冶具を他方の部材に保持する工程とピストンロッドで一方の部材を保持する工程とは、負圧発生手段の負圧を用いて行われるものであり、当該固定冶具は、従来の治具のように、油を用いて動作されるものではないことから、油漏れによる汚れもなく、保守・点検作業にも優れる。
本発明の一例の溶接部材保持装置の正面図であり、溶接部材保持装置により一方の部材を他方の部材に当接させた状態を示す。 同上、溶接部材保持装置を示す平面図である。 同上、溶接部材保持装置を正面から視た状態を示す断面図である。 同上、溶接部材保持装置に構成される吸着体を示す拡大断面図である。 同上、吸着体で他方の部材を吸着すると共にピストンロッドで一方の部材を保持した状態の溶接部材保持装置を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図5により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で実施形態において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1及び図2に示す本発明の一例の固定冶具たる溶接部材保持装置1は、鋼材などの金属製の部材(一方の部材2と他方の部材3)をT継手の隅肉溶接により一体に接合する際に、他方の部材3の表面(上面)に当接させた一方の部材2が倒れたり位置ずれしないように保持するためのものである。
溶接部材保持装置1には、一方の部材2を保持するためのピストンロッド4と、他方の部材3に溶接部材保持装置1を吸着して保持するための一対の吸着体5とを備え、他方の部材3に対して吸着される吸着体5の中心には、吸着体5に対し垂直方向になるようにしてその上部に連結フレーム6が装着されている。
連結フレーム6にはその長手方向に連続して多数の孔6aが形成されており、ピストンロッド4、負圧発生手段7等が一体的に設けられた本体フレーム8のその高さを調整することができるようになっており、本体フレーム8の高さを調整する際には、図1に示すように、本体フレーム8の孔部8aと連結フレーム6の所望の孔6aとを対向させ、ピン9によりピン止めを行い、高さ調整を行う。
吸着体5に吸引力を発生させる負圧発生手段7は、所謂エジェクタ装置であり、負圧発生手段7は、図示しないエアーコンプレッサから圧縮空気が供給される吸気ポート10、吸気ポート10から供給された圧縮空気が排出される排気ポート11、吸気ポート10と排気ポート11の間に設けられた負圧ポート12を備えており、吸気ポート10から供給された圧縮空気が排気ポート11から排出されることにより負圧ポート12に負圧が発生される。そして、その負圧を用いて、負圧ポート12と管体13を通じて連結された吸着体5に対し吸引力を発生させ、これにより、吸着体5が他方の部材3を吸引し、且つ、溶接部材保持装置1を他方の部材3に吸引固定する。
また、ピストンロッド4の先端(図1に示すピストンロッド4の下部)には、押圧部材15が装着される一方で、基端(図1に示すピストンロッド4の上部)には、把持部16が装着されている。ピストンロッド4に設けた把持部16と押圧部材15との間の部位には、台形ネジ部20が形成されており、当該ピストンロッド4の台形ネジ部20は、本体フレーム8に一体に設けられたナット部21に螺合され、ピストンロッド4は進退可能になっていて、当該進退可能なピストンロッド4を固定するときには、締付レバー22が用いられる。
ここで、図3及び図4に基づき吸着体5についてさらに説明する。吸着体5は、他方の部材3に当接されるシリコンゴム製の軟性吸着部30と、該軟性吸着部30によりも硬質なゴム製の弾性可撓体31とから構成され、これらは一体となって設けられている。
図3及び図4に示すように、弾性可撓体31の外周には、その内側に向かって突出した断面円弧状の可撓部31aが設けられており、軟性吸着部30と弾性可撓体31と他方の部材3とにより囲まれた吸着体5の空間部に、所定の操作により、負圧発生手段7による負圧が発生されたときには、弾性可撓体31が、一方の部材2と他方の部材3との当接方向(図3及び図4に示す上下方向)に縮小されることにより、それに伴ってピストンロッド4が前進されることで、他方の部材3に対して一方の部材2が押圧され保持される。
ここで、溶接部材保持装置1を適用して、水平に配置された他方の部材3上に一方の部材2を起立させた状態で保持するときの手順について説明する。
先ず、他方の部材3上の所定箇所に一方の部材2を起立させた状態で当接配置し、ピストンロッド4先端に構成された押圧部材15が一方の部材2の上部に対向するように配置すると共に、この一方の部材2を跨ぐようにして一対の吸着体5を設置する(図1に示した状態)。
次に、一方の部材2に対しピストンロッド4先端の押圧部材15が所定間隔より離れ過ぎている場合には、本体フレーム8の孔部8aに対し連結フレーム6の複数あるうちの何れかの孔6aを対向させ、これらにピン9を挿通して押圧部材15の高さ調整をし、さらに微調整が必要な場合には、把持部16の手動回転操作によりピストンロッド4を回転させて、当該ピストンロッド4に構成された押圧部材15の高さの微調整を適宜行う。
次に、所定の操作で負圧発生手段7を作動させると、負圧ポート12の負圧により吸着体5(より詳しくは、軟性吸着部30と弾性可撓体31と他方の部材3とにより囲まれた吸着体5の空間部)に吸引力が発生され、それにより、吸着体5の弾性可撓体31(の可撓部31a)が一方の部材2と他方の部材3との当接方向に縮小されると共に、吸着体5が他方の部材3の表面に対し吸着される。なお、弾性可撓体31が一方の部材2と他方の部材3との当接方向に縮小されたときには、それにより、ピストンロッド4が前進され、当該ピストンロッド4に構成される押圧部材15が、一方の部材2を他方の部材3に向かって押圧することにより、一方の部材2は他方の部材3に対して固定保持される(図5に示した状態)。
以上によれば、溶接部材保持装置1は、溶接部材等の一方の部材2を他方の部材3に溶接等により接合するに際し、他方の部材3に吸着体5を吸着して溶接部材保持装置1を保持して、ピストンロッド4で一方の部材2を静止状態で保持する際、負圧発生手段7の負圧により他方の部材3に対して吸着体5を吸着させると、それに伴い当該負圧により、吸着体5の弾性可撓体31が一方の部材2と他方の部材3との当接方向に縮められる。すると、弾性可撓体31の縮小に伴いピストンロッド4(吸着体5を除く溶接部材保持装置1の全体)が前進され、当該ピストンロッド4(の押圧部材15)により、一方の部材2が他方の部材3に対し押圧される。すなわち、他方の部材3に吸着体5を吸着する工程と、ピストンロッド4で一方の部材2を静止状態で保持する工程とが、別々のタイミングで行われるのではなく、吸着体5に負圧が生じることでこれら2つの工程が同時に行われることから作業性に優れ、溶接部材保持装置1に設けた吸着体5を他方の部材3に吸着させると共に、他方の部材3に当接された一方の部材2をピストンロッド4の先端で押圧することで、一方の部材2が倒れたり位置ずれしたりしないよう静止状態で保持することが可能となる。よって、例えば、一方の部材2が溶接対象である場合には、溶接を行う作業者は、溶接に伴い高熱化する一方の部材2を手などで支えたりすることなく当該一方の部材2を他方に部材3に対して、容易且つ安全に溶接作業を行うことが可能となる。
さらに、溶接部材保持装置1を他方の部材3に保持する工程とピストンロッド4で一方の部材2を保持する工程とは、負圧発生手段7の負圧を駆動源としてこの負圧のみを用いて行われるものであり、溶接部材保持装置1は、従来の装置のように、油を用いて動作されるものではないことから、油漏れによる汚れもなく、保守・点検作業にも優れる。
また、本実施形態の溶接部材保持装置1においては、図1に示すように縦方向に設置して使用するだけではなく、横方向に設置して使用することができる。よって、一方の部材2を垂直方向にも水平方向にも保持することが可能となる。
また、本実施形態における弾性可撓体31の可撓部31aは、図4に示すように、内側に向かって突出された断面円弧状に形成されたものであるが、負圧により、一方の部材2と他方の部材3との当接方向に縮小できるのであれば、断面円弧状に代えて断面楕円弧状にしたり、或いは断面V字状にしてもよい。
以上のように本発明に係わる溶接部材保持装置1は、溶接対象である部材を位置ずれ等しないよう保持しようというものであるが、溶接対象ではないようなあらゆる保持対象部材(ガラス等)にも適用できるから、保持することを目的とした冶具として、各種技術分野においても有効に活用することができる。
1 溶接部材保持装置(固定冶具)
2 一方の部材
3 他方の部材
4 ピストンロッド
5 吸着体
7 負圧発生手段
10 吸気ポート
11 排気ポート
12 負圧ポート
30 軟性吸着部
31 弾性可撓体
31a 可撓部

Claims (4)

  1. 一方の部材を他方の部材に接合する際に、前記一方の部材を前記他方の部材に当接させた状態で保持することが可能な固定冶具であって、
    負圧を発生させる負圧発生手段と、該負圧発生手段で発生された負圧により前記他方の部材に吸着される吸着体と、前記負圧発生手段で発生された負圧により前記他方の部材に当接させた前記一方の部材を、前記他方の部材に向かって押圧するピストンロッドとを備え、
    前記吸着体と前記他方の部材とにより囲まれた空間部に、前記負圧発生手段による負圧が発生されたとき、当該負圧により、前記吸着体が前記他方の部材に吸着されると共に、前記吸着体が前記一方の部材と前記他方の部材との当接方向に縮小されることによりピストンロッドを前進させ、前記一方の部材を前記他方の部材に対して押圧することにより、該一方の部材を弾性的に押圧して保持するように構成し、
    前記負圧発生手段、圧縮空気が供給されることにより発生された負圧により、前記吸着体の吸引力と前記ピストンロッドの押圧力とを同時に発生させるものであることを特徴とする固定冶具。
  2. 前記吸着体は、前記他方の部材に当接される軟性吸着部と、該軟性吸着部よりも硬い弾性可撓体とから構成されたことを特徴とする請求項1に記載の固定冶具。
  3. 前記負圧発生手段は、圧縮空気が供給される吸気ポートと、該吸気ポートから供給された圧縮空気が排出される排気ポートと、前記吸気ポートと前記排気ポートの間に設けられた負圧ポートとを備えたエジェクタ装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の固定冶具。
  4. 前記弾性可撓体の外周に、内側に向かって突出された断面円弧状の可撓部を形成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の固定治具。
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