JP6402858B2 - 鋼管鉄塔部材のブラスト処理方法およびその装置 - Google Patents

鋼管鉄塔部材のブラスト処理方法およびその装置 Download PDF

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Description

本発明は、鋼管鉄塔の斜材および水平材の鋼管内面に発生した腐食を除去するためのブラスト処理方法およびブラスト処理装置に関するものである。
一般に鋼管鉄塔は、縦方向に沿って配置される複数の主柱と、横方向に配置され、主柱同士を連結する複数の水平材と、主柱や水平材と傾斜するように配置され、主柱同士を連結する複数の斜材とを備えている。前記主柱は、両端にフランジ部を有する円筒状の鋼管で形成された主柱材を複数連設し、各主柱材のフランジ部同士をボルトナットで接合して構成されている。前記水平材および斜材は、鋼管端部の開口部にその直径方向に割込み挿入された連結材が、溶接等の手段により固定されている。前記連結材は、鋼管鉄塔の主柱材および水平材に設けられたガセットプレートとボルトナットで接合される。なお、鋼管鉄塔の部材には、防錆のため溶融亜鉛めっき処理が施されている。
鋼管鉄塔の部材は、端部に開口部がある場合や継手部のフランジの合わせ面に間隙がある場合に、この開口部や間隙部を通じて鋼管の内部に空気が流通し、鋼管内面に結露が生じて、鋼管内面が腐食することがある。また、前記開口部や間隙部から雨水が鋼管内部に浸入して、鋼管内面が腐食することもある。
前記主柱材,斜材および水平材の鋼管内面に腐食が生じた場合は、腐食部を除去して、補修塗装が行われている。一般に腐食部を除去するには、ワイヤーブラシ等の手工具,電動サンダー等の電動工具,またはブラスト処理装置等が用いられている。鋼管内面の場合は、鋼管の内部に作業者の手が入らないため、これらの手工具,電動工具またはブラスト処理装置等を備えた鋼管内面専用の補修装置を用いて腐食部を除去している。
主柱材の鋼管内面に生じた腐食に対しては、主柱材上端の開口部から鋼管内面専用の補修装置をワイヤーで吊り下げて挿入し、砥石やブラシなどの研削体、または真空アークによって腐食部を除去する方法が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
これに対して、水平材および斜材は、主柱材と比べて鋼管径が小さく、鋼管端部の開口部にその直径方向に割込み挿入された連結材が固定されていることから、主柱材に用いられる大掛かりな鋼管内面専用の補修装置を鋼管内部に挿入することができず、水平材および斜材の鋼管内面に生じた腐食を除去する有効な手段がないのが現状である。
鋼管径の小さい鋼管部材の内面に生じた腐食を除去する方法としては、鋼管部材の一方の端部に吸引ブロワを接続し、もう一方の端部に研掃材搬送管を介して空気供給管を接続して、前記研掃材搬送管に研掃材を供給すると共に空気を補給し、前記吸引ブロワによる空気吸引作用によって研掃材搬送管から研掃材を空気と共に噴出させて、鋼管内面全体をブラスト処理する方法が提案されている(例えば、特許文献3および特許文献4参照。)。
しかしながら、通常、鋼管内面の腐食は部分的に生じることから、前記空気吸引作用によるブラスト処理方法の場合、鋼管内面全体をブラスト処理するため、腐食部以外の健全部の亜鉛めっきも研掃されてしまい、部材の防錆機能が低下するという問題があった。
鋼管内面の腐食部のみをブラスト処理する方法としては、先端に噴射ノズルを取り付けた研掃材搬送管を鋼管内部に挿入し、研掃材搬送管を支持装置により鋼管の中心に回転および前後動自由に支持して、噴射ノズルから研掃材と圧縮空気を共に噴出させて、鋼管内面をブラスト処理する方法が提案されている。なお、前記研掃材搬送管は、鋼管外部で研掃材搬送管を回転駆動させる回転駆動装置に接続されており、前記回転駆動装置に取り付けられている車輪により、鋼管外部の床面を走行可能としている。また、鋼管内部で研掃材搬送管を前記回転駆動装置と接続することで、鋼管内面を走行可能とすることもできる(例えば、特許文献5,特許文献6および特許文献7参照。)。
特開2004−286114号公報 特開2010−46737号公報 特開昭60−263671号公報 特開平6−270065号公報 特開昭50−110184号公報 特開昭52−136489号公報 特開平1−188270号公報
しかしながら、前記従来の鋼管内面の腐食部のみをブラスト処理する方法において、鋼管外部で研掃材搬送管を回転駆動装置と接続して、鋼管外部の床面を走行可能とした装置を用いる場合、鋼管鉄塔に昇塔した状態での作業では、車輪が取り付けられた回転駆動装置を走行させることができないという問題があった。
また、前記従来の鋼管内面の腐食部のみをブラスト処理する方法において、鋼管内部で研掃材搬送管を回転駆動装置と接続して、鋼管内面を走行可能とした装置を用いる場合、水平材および斜材は鋼管径が小さく、鋼管端部の開口部にその直径方向に割込み挿入された連結材が固定されていることから、回転駆動装置を鋼管内部に挿入することができないという問題があった。
したがって、鋼管鉄塔に昇塔した状態での作業では、前記回転駆動装置を使用せずに、研掃材搬送管を直接手で回転および前後動させて、噴射ノズルの位置を調整する必要がある。この場合、研掃材搬送管の先端に取り付けられた噴射ノズルを鋼管内面の腐食位置に合わせることと、研掃材と圧縮空気を噴射ノズルから噴出させながら、腐食部の大きさおよび形状に応じて噴射ノズルの位置を調整することが必要となるが、鋼管鉄塔に昇塔し足場が不安定な状態で噴射ノズルの位置を手動で調整することは難しく、また、研掃材搬送管を手動で鋼管部材の長手方向に真っ直ぐに前後動させることも難しいことから、作業に時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明の課題は、鋼管鉄塔の水平材および斜材の鋼管内面に生じた腐食を除去する場合に、鋼管鉄塔に昇塔し足場が不安定な状態であっても、噴射ノズルの位置の調整が容易にでき、ブラスト処理の作業性を向上させることができる鋼管鉄塔部材のブラスト処理方法およびブラスト処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の鋼管鉄塔部材のブラスト処理装置は、端部に連結材が固定されている鋼管鉄塔部材に用いるものであって、可撓な研掃材搬送管と、前記研掃材搬送管の先端に取り付けられ、鋼管内面に向けて研掃材と圧縮空気を噴射する噴射ノズルとを有する鋼管内面のブラスト処理装置において、前記噴射ノズルの先端部付近に添わせて取り付けられ、噴射ノズルから噴射される研掃材と圧縮空気が鋼管内面に衝突する位置をレーザー光線で照射する位置決め具と、噴射ノズル挿入側の鋼管部材の端部に設置される噴射ノズル位置調整具とを備えており、前記噴射ノズル位置調整具は、鋼管部材の外側面に密着する形状に形成されている添え板と、前記添え板と鋼管部材とを押圧して挟持する挟持具と、前記添え板の一側面に固定されているガイド台と、前記ガイド台の添え板が固定されている面と相対する面に立設固定されている複数のガイド棒と、前記ガイド棒が挿通可能な孔が設けられ、該孔にガイド棒を挿通して設置される調整具と、前記調整具に固定され、研掃材搬送管を把持する把持具とで構成されていることを特徴としている。
また、本発明の鋼管鉄塔部材のブラスト処理方法は、端部に連結材が固定されている鋼管鉄塔部材に用いるものであって、可撓な研掃材搬送管と、前記研掃材搬送管の先端に取り付けられ、鋼管内面に向けて研掃材と圧縮空気を噴射する噴射ノズルとを有する鋼管内面のブラスト処理装置を用いてブラスト処理する方法において、レーザー光線を発する位置決め具を噴射ノズルの先端部付近に添わせて取り付ける工程と、噴射ノズルを鋼管部材の一方の端部から挿入する工程と、噴射ノズル挿入側の鋼管部材の端部に噴射ノズル位置調整具を設置する工程とによりブラスト処理装置を鋼管部材に設置し、前記噴射ノズル位置調整具は、一側面にガイド台が固定され、鋼管部材の外側面に密着する形状に形成されている添え板を、噴射ノズル挿入側の鋼管部材の端部の外側面に配置する工程と、前記添え板と鋼管部材とを挟持具を用いて挟持して固定する工程と、ガイド棒が挿通可能な孔が設けられた調整具を、前記ガイド台の表面に立設固定されている複数本のガイド棒に挿通して設置する工程と、前記調整具に固定されている把持具で研掃材搬送管を把持する工程とにより設置されており、前記噴射ノズルから噴射される研掃材と圧縮空気が鋼管内面に衝突する位置を、前記位置決め具から鋼管内面に照射されるレーザー光線で確認し、噴射ノズル位置調整具の調整具をガイド棒に沿って移動させて、噴射ノズルの位置を所定の噴射位置になるように調整することを特徴としている。
本発明の鋼管鉄塔部材のブラスト処理方法およびブラスト処理装置によれば、鋼管端部の開口部にその直径方向に割込み挿入された連結材が固定されている鋼管鉄塔部材(以下、「連結材を有する鋼管部材」と言う。)において、鋼管端部に設置された噴射ノズル位置調整具の調整具をガイド棒に沿って移動させることで、調整具に固定されている把持具を介して研掃材搬送管を鋼管部材の長手方向に真っ直ぐに前後動させて、噴射ノズルの位置を調整することができることから、鋼管鉄塔に昇塔し足場が不安定な状態であっても、噴射ノズルの位置の調整が容易にでき、ブラスト処理の作業性を向上させることができる。
また、噴射ノズルから噴射される研掃材と圧縮空気が鋼管内面に衝突する位置を、位置決め具から鋼管内面に照射されるレーザー光線で確認しながら、噴射ノズルの位置を調整するため、鋼管鉄塔に昇塔し足場が不安定な状態であっても、噴射ノズルを鋼管内面の腐食位置に合わせることができ、さらに、研掃材と圧縮空気を噴射ノズルから噴出させながら、腐食部の大きさおよび形状に応じて噴射ノズルの位置を調整することができる。したがって、鋼管内面の腐食部のみを正確にブラスト処理することができることから、ブラスト処理作業にかかる時間を短縮することができる。
鋼管鉄塔の一例を示す正面図である。 鋼管鉄塔の下部付近を示す拡大正面図である。 水平材および斜材の鋼管端部の構造の一例を示す正面図である。 水平材および斜材の鋼管端部の構造の一例を示す側面図である。 本発明の鋼管鉄塔部材のブラスト処理装置の設置状態を示す側面図である。 図5のA−A線から見た噴射ノズル位置調整具の設置状態を示す正面図である。 図6のB−B線から見た噴射ノズル位置調整具の設置状態を示す上面図である。 図6のC−C線から見た噴射ノズル位置調整具の設置状態を示す上面図である。 挟持具を示す正面図である。 調整具および把持具を示す正面図である。 回収装置を示す側面図である。 鋼管部材内面の腐食調査装置の設置状況を示す側面図である。 鋼管部材内面の腐食調査装置と本発明のブラスト処理装置の設置状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
鋼管鉄塔の構成の一例として、図1に鋼管鉄塔の正面図、図2に鋼管鉄塔の下部付近の拡大正面図を示す。ここで、本発明の鋼管鉄塔部材のブラスト処理装置の各構成を説明するのに先立って、鋼管鉄塔100について説明する。鋼管鉄塔100は、地上から縦方向に沿って立設される鉄塔本体110と、鉄塔本体110から横方向に向けて突出する腕金120とを備えている。
鉄塔本体110は、縦方向に沿って配置され、鉄塔本体110の上端まで延びる主柱111,・・・を複数備える。そして、鉄塔本体110は、横方向に配置され、主柱111,111同士を連結する複数の水平材113,・・・と、主柱111や水平材113と傾斜するように配置され、主柱111,111同士を連結する複数の斜材114,・・・とを備えている。
各主柱111は、両端にフランジ部117,117を有する円筒状の鋼管で形成された主柱材112を複数連設し、鉛直方向に対して若干傾斜する方向(略鉛直方向)に沿って配置される各主柱材112が、フランジ部117,117同士をボルトナットで接合されて構成されている。
各腕金120は、鉄塔本体110から横方向に沿って突出する一対の腕金主材121,121を備える。また、各腕金120は、鉄塔本体110から突出し、腕金主材121と傾斜するように配置され、鉄塔本体110と腕金主材121の先端とを連結する一対の腕金吊材122,122または一対の腕金支材123,123を備えている。
図3は水平材および斜材の鋼管端部の構造の一例を示す正面図、図4は水平材および斜材の鋼管端部の構造の一例を示す側面図である。前記水平材113および斜材114は、鋼管端部の開口部にその直径方向に割込み挿入された連結材115が、溶接等の手段により固定されている。前記連結材115にはボルト孔が設けられており、主柱材112および水平材113に設けられたガセットプレート116とボルトナットで接合される。なお、水平材113および斜材114の鋼管端部の構造としては、U字プレート継手、I字プレート継手、T字プレート継手、十字プレート継手、溝形継手が一般に用いられている。図2,図3および図4では、U字プレート継手を鋼管端部の構造の一例として示している。このU字プレート継手の場合は、連結材115のU字状プレートの内側にガセットプレート116を挿入して、ボルトナットにより連結材115とガセットプレート116とを接合している。
次に、本発明の鋼管鉄塔部材のブラスト処理装置について説明する。本発明のブラスト処理装置1は、連結材115を有する鋼管部材113,114に用いるものであって、可撓な研掃材搬送管2と、前記研掃材搬送管2の先端に取り付けられ、鋼管内面に向けて研掃材と圧縮空気を噴射する噴射ノズル3と、前記噴射ノズル3の先端部付近に添わせて取り付けられ、研掃材と圧縮空気が鋼管内面に衝突する位置をレーザー光線で照射する位置決め具4と、噴射ノズル挿入側の鋼管部材113,114の端部に設置される噴射ノズル位置調整具5とを備えている。図5は本発明の鋼管鉄塔部材のブラスト処理装置1の設置状態を示す側面図、図6は図5のA−A線から見た噴射ノズル位置調整具5の設置状態を示す正面図、図7は図6のB−B線から見た噴射ノズル位置調整具5の設置状態を示す上面図、図8は図6のC−C線から見た噴射ノズル位置調整具5の設置状態を示す上面図である。
前記研掃材搬送管2は、可撓性のある材料で、鋼管部材113,114端部の連結材115を除く開口部分に挿入可能な外径の管状体で形成されている。また、研掃材搬送管2は、鋼管内部に挿入する側の端部には、噴射ノズル3が取り付けられており、もう一方の端部には、鋼管部材113,114の外部で研掃材タンク6を介してコンプレッサー7に接続されている。
前記噴射ノズル3は、鋼管部材113,114端部の連結材115を除く開口部分に挿入可能な大きさで、噴射ノズル3先端の開口部が鋼管部材113,114の中心軸線に対して傾斜させた形状に形成されている。前記コンプレッサー7から送り出される圧縮空気は、前記研掃材タンク6で研掃材と混合され、研掃材と混合された圧縮空気は研掃材搬送管2を通じて噴射ノズル3に送られて、噴射ノズル3先端の開口部から噴射される。
前記噴射ノズル3の研掃材搬送管2との接続部付近には、噴射ノズル3を鋼管部材113,114の中心に保持し、研掃材と圧縮空気を噴射する時の反力を制御するために、複数の支持脚8が取り付けられている。前記支持脚8は、噴射ノズル3の研掃材搬送管2との接続部付近の外周に取り付けられ、支持脚8の先端が鋼管部材113,114の部材軸方向から鋼管部材113,114の半径方向に開閉可能に取り付けられている。なお、支持脚8は伸縮可能な構造とし、対象とする鋼管部材113,114のサイズに応じて調整可能としている。
前記位置決め具4には、レーザーポインターなどのレーザー光線を発する装置が用いられる。位置決め具4は、噴射ノズル3の先端部付近に添わせて取り付けられており、位置決め具4から発するレーザー光線は、噴射ノズル3から噴射される研掃材と圧縮空気が鋼管内面に衝突する位置を照射している。
前記噴射ノズル位置調整具5は、鋼管部材113,114の外側面に密着する形状に形成されている添え板9と、前記添え板9と鋼管部材113,114とを押圧して挟持する挟持具10と、前記添え板9の一側面に固定されているガイド台11と、前記ガイド台11の添え板9が固定されている面と相対する面に立設固定されている複数のガイド棒12と、前記ガイド棒12が挿通可能な孔13aが設けられ、該孔13aにガイド棒12を挿通して設置される調整具13と、前記調整具13の側面に固定され、研掃材搬送管2を把持する把持具14とで構成されている。
前記添え板9は、鋼管部材113,114の外側面に密着する形状で、鋼管部材113,114端部の連結材115で分割された円弧部分に設置できる幅に形成されており、鋼管部材113,114の一方の端部の外側面に密着させて配置される。鋼管部材113,114の端部に配置された添え板9において、鋼管部材113,114の端部側に位置する側面には、板状のガイド台11が溶接等の手段により固定されている。
図9は挟持具10を示す平面図である。前記挟持具10は、平面視において略C字形状を有する本体15と、この本体15に螺合する押圧ボルト16で構成されている。前記本体15は、所定間隔をおいて突出した2つの突出部15a,15bの内、一方の突出部15aに雄ネジが形成されてボルト挿通孔18が設けられ、もう一方の突出部15bに受面17が設けられている。前記ボルト挿通孔18には、先端を受面17に向けた状態で、押圧ボルト16の軸部16bが螺合している。この挟持具10は、本体15の突出部15aに螺合した押圧ボルト16の軸部16bの先端が受面17から遠ざかった状態で、突出部15a,15bの間の凹所を前記添え板9と鋼管部材113,114の側部に勘合させる。続いて、ボルトヘッド16aを介して押圧ボルト16を回転駆動し、押圧ボルト16の軸部16bの先端を受面17に近づけて、軸部16bの先端部で添え板9の外側面を押圧することにより、添え板9と鋼管部材113,114を押圧ボルト16の先端と受面17とで挟持する。
前記添え板9に固定されているガイド台11は、板状体で形成されており、添え板9が固定されている面と相対する面には、複数の丸棒状のガイド棒12が鋼管部材113,114の部材軸方向と平行に立設固定されている。なお、図5から図8に示す実施形態では、ガイド棒12をガイド台11に2本設置した場合の例を示しているが、ガイド棒12はガイド台11に3本以上設置しても構わない。
図10は調整具13および把持具10を示す正面図である。前記調整具13は、板状体で形成されており、前記複数のガイド棒12が挿通可能な挿通孔13aが設けられている。この調整具13は、前記挿通孔13aにガイド棒12を挿通し、ガイド棒12に沿って移動可能に設置される。また、ガイド棒12に設置された調整具13には、鋼管端部の連結材115側に突出するようにして把持具14が固定されている。
前記把持具14は、図10に示すように、研掃材搬送管2を保持するための開閉可能なバンド19と、バンド19を調整具13に固定するための固定ボルト20と、前記バンド19の自由端に形成され、自由端同士をボルトナットで固定するための鍔部21とを備えている。前記バンド19は、平面視において略円形の弧状に形成されると共に上下二つ割りに形成されており、上側の上バンド部19aと下側の下バンド部19bとが蝶番22を介して回動自在に連結されることで開閉自在に形成されている。前記下バンド部19bは、バンド19が調整具13に固定されるときに調整具13に着座する着座部23を有する。この着座部23は、下バンド部19bの下端部を屈曲して形成されており、下方に矩形状に突出すると共に下端を平坦に形成されている。前記鍔部21は、上バンド部19aと下バンド部19bの自由端側の端部に略径方向に延びて形成されており、上バンド部19aおよび下バンド部19bの鍔部21には、ボルトを挿通するためのボルト孔が設けられている。なお、図8および図10に示す実施形態では、上バンド部19aと下バンド部19bとが蝶番22を介して開閉自在に形成される方式の把持具14を示したが、上バンド部19aおよび下バンド部19bの両端に鍔部21を設け、上下バンド部19a,19bの両端の鍔部21同士をボルトナットで固定する方式の把持具14を用いても構わない。
図11は回収装置24を示す側面図である。前記噴射ノズル3挿入側の鋼管部材113,114端部と相対するもう一方の端部には、回収装置24が設置される。この回収装置24は、鋼管部材113,114の端部に設置されるホッパ25と、回収タンク26と、吸引ファン27とを備えている。このように構成された回収装置24により、噴射ノズル3から鋼管内面に噴射され、ホッパ25に落下してきた使用済みの研掃材と鋼管内面から研削除去した物とを、吸引ファン27の吸引力により回収タンク26に回収する。
次に、上記構成のブラスト処理装置1を用いて、連結材115を有する鋼管部材113,114内面の腐食部をブラスト処理する方法について説明する。まず、ブラスト処理を行う前に、連結材115を有する鋼管部材113,114の内面の腐食状況の調査を行う。この鋼管内面の腐食状況の調査は、図12に示すように、ファイバースコープ等の撮像装置131を、鋼管部材113,114端部の連結材115を除く開口部分から挿入し、鋼管部材113,114の外部に設置されている撮像装置131のモニタ装置132により、腐食状況を確認する。
連結材115を有する鋼管部材113,114の内面に腐食が生じていた場合は、上記構成のブラスト処理装置1を用いて、鋼管部材113,114の内面をブラスト処理して、腐食部を除去する。図13は、鋼管部材113,114内面の腐食調査装置とブラスト処理装置1の設置状態を示す側面図である。
第1の工程では、ブラスト処理装置1を構成する研掃材搬送管2の一方の端部に噴射ノズル3を取り付け、もう一方の端部に研掃材タンク6を介してコンプレッサー7を接続する。前記噴射ノズル3の先端部付近には、位置決め具4を噴射ノズル3に添わせて取り付ける。
第2の工程では、位置決め具4が取り付けられた噴射ノズル3を、鋼管部材113,114端部の連結材115を除く開口部分の内、撮像装置131を挿入していない側の開口部分から、鋼管内部に挿入する。このとき、前記噴射ノズル3の研掃材搬送管2との接続部付近に取り付けられている複数の支持脚8を閉じた状態で挿入する。そして、前記噴射ノズル3の位置を、前記撮像装置131で撮影し前記モニタ装置132で確認しながら、噴射ノズル3を腐食部の付近まで移動させ、前記噴射ノズル3に取り付けられている複数の支持脚8 を開いた状態(鋼管部材113,114の半径方向に突出させた状態)にして、噴射ノズル3を鋼管部材113,114の中心に保持する。
第3の工程では、噴射ノズル3挿入側の鋼管部材113,114の端部に噴射ノズル位置調整具5を設置する。まず、噴射ノズル3挿入側の鋼管部材113,114端部の外側面に密着させるようにして添え板9を配置する。このとき、添え板9に固定されているガイド台11が、鋼管部材113,114の端部側に位置するように配置する。
次に、前記添え板9と鋼管部材113,114とを挟持具10を用いて挟持して固定する。まず、挟持具10の本体15の突出部15aに螺合した押圧ボルト16の軸部16bの先端が受面17から遠ざかった状態で、突出部15a,15bの間の凹所を前記添え板9と鋼管部材113,114の側部に勘合させる。続いて、ボルトヘッド16aを介して押圧ボルト16を回転駆動し、押圧ボルト16の軸部16bの先端を受面17に近づけて、軸部16bの先端部で添え板9の外側面を押圧することにより、添え板9と鋼管部材113,114を押圧ボルト16の先端と受面17とで挟持して、添え板9と鋼管部材113,114を固定する。
次に、前記ガイド台11に立設固定されているガイド棒12に、調整具13の挿通孔13aを挿通させて、調整具13をガイド棒12に沿って移動可能に設置する。前記調整具13には、把持具14が取り付けられており、把持具14を構成する下バンド部19bの着座部23下端の平坦部を調整具13に接するようにして配置して、下バンド部19bの着座部23と調整具13とを固定ボルト20で固定することで、把持部14が調整具13に固定される。次に、把持部14の上下のバンド部19a,19bで研掃材搬送管2を挟み込み、上下バンド19a,19bの鍔部21,21同士をボルトナットで固定することで、研掃材搬送管2を把持する。これにより、調整具13をガイド棒12に沿って移動させることで、調整具13に固定された把持具14を介して研掃材搬送管2を鋼管部材113,114の部材軸方向に移動させることができ、研掃材搬送管2の先端に取り付けられている噴射ノズル3の噴射位置の調整を行うことができる。
第4の工程では、前記噴射ノズル3挿入側の鋼管部材113,114の端部と相対するもう一方の端部に、回収装置24を設置する。この回収装置24は、鋼管部材113,114の端部にホッパ25を設置し、前記ホッパ25を回収タンク26に接続し、前記回収タンク26を吸引ファン27に接続して、鋼管端部に設置される。
以上の工程で設置されたブラスト処理装置1を用いて、鋼管部材113,114内面の腐食部をブラスト処理する。まず、噴射ノズル3に取り付けられた位置決め具4から鋼管内面に向けてレーザー光線を照射する。鋼管内面に照射されたレーザー光線の位置を、鋼管内部に挿入された撮像装置131で撮影し、鋼管部材113,114の外部に設置されているモニタ装置132で確認しながら、前記噴射ノズル位置調整具5の調整具13をガイド棒12に沿って移動させて、噴射ノズル3から噴射される研掃材と圧縮空気が鋼管内面に衝突する位置を腐食位置に合わせる。
次に、コンプレッサー7から圧縮空気を送り出して、研掃材タンク6で研掃材と混合し、研掃材と混合された圧縮空気を、研掃材搬送管2を通じて噴射ノズル3に送り、噴射ノズル3先端の開口部から噴射させる。このとき、位置決め具4から鋼管内面に照射されるレーザー光線の位置を、前記撮像装置131で撮影し前記モニタ装置132で確認しながら、研掃材と圧縮空気を噴射ノズル3から噴出させた状態で、腐食部の大きさおよび形状に応じて、前記噴射ノズル位置調整具5の調整具13をガイド棒12に沿って移動させて、噴射ノズル3の位置を調整して腐食部を研掃する。なお、噴射ノズル3を鋼管部材の部材軸に対して回転させる場合は、掃材搬送管2を手動で回転させることで、噴射ノズル3の先端を鋼管部材113,114の部材軸に対して回転させることができる。
噴射ノズル3から鋼管内面に噴射され、ホッパ25に落下してきた使用済みの研掃材と鋼管内面から研削除去した物は、吸引ファン27の吸引力により回収タンク26に回収される。
上記の鋼管鉄塔部材のブラスト処理方法およびブラスト処理装置1によれば、連結材115を有する鋼管部材113,114において、鋼管端部に設置された噴射ノズル位置調整具5の調整具13をガイド棒12に沿って移動させることで、調整具13に固定されている把持具14を介して研掃材搬送管2を鋼管部材113,114の長手方向に真っ直ぐに前後動させて、噴射ノズル3の位置を調整することができることから、鋼管鉄塔100に昇塔し足場が不安定な状態であっても、噴射ノズル3の位置の調整が容易にでき、ブラスト処理の作業性を向上させることができる。
また、噴射ノズル3から噴射される研掃材と圧縮空気が鋼管内面に衝突する位置を、前記位置決め具4から鋼管内面に照射されるレーザー光線で確認しながら、噴射ノズル3の位置の調整するため、鋼管鉄塔100に昇塔し足場が不安定な状態であっても、噴射ノズル3を鋼管内面の腐食位置に合わせることができ、さらに、研掃材と圧縮空気を噴射ノズル3から噴出させながら、腐食部の大きさおよび形状に応じて噴射ノズル3の位置を調整することができる。したがって、鋼管内面の腐食部のみを正確にブラスト処理することができ、ブラスト処理の作業にかかる時間を短縮することができる。
1 ブラスト処理装置
2 研掃材搬送管
3 噴射ノズル
4 位置決め具
5 噴射ノズル位置調整具
6 研掃材タンク
7 コンプレッサー
8 支持脚
9 添え板
10 挟持具
11 ガイド台
12 ガイド棒
13 調整具
13a 挿通孔
14 把持具
15 本体
15a ボルト挿通孔が設けられている突出部
15b 受面が設けられている突出部
16 押圧ボルト
16a ボルトヘッド
16b 軸部
17 受面
18 ボルト挿通孔
19 バンド
19a 上バンド部
19b 下バンド部
20 固定ボルト
21 鍔部
22 蝶番
23 着座部
24 回収装置
25 ホッパ
26 回収タンク
27 吸引ファン
100 鋼管鉄塔
110 鉄塔本体
111 主柱
112 主柱材
113 水平材
114 斜材
115 連結材
116 ガセットプレート
117 フランジ部
120 腕金
121 腕金主材
122 腕金吊材
123 腕金支材
131 撮像装置
132 モニタ装置

Claims (2)

  1. 端部に連結材が固定されている鋼管鉄塔部材に用いるものであって、
    可撓な研掃材搬送管と、前記研掃材搬送管の先端に取り付けられ、鋼管内面に向けて研掃材と圧縮空気を噴射する噴射ノズルとを有する鋼管内面のブラスト処理装置において、
    前記噴射ノズルの先端部付近に添わせて取り付けられ、噴射ノズルから噴射される研掃材と圧縮空気が鋼管内面に衝突する位置をレーザー光線で照射する位置決め具と、
    噴射ノズル挿入側の鋼管部材の端部に設置される噴射ノズル位置調整具と、
    を備えており、
    前記噴射ノズル位置調整具は、
    鋼管部材の外側面に密着する形状に形成されている添え板と、
    前記添え板と鋼管部材とを押圧して挟持する挟持具と、
    前記添え板の一側面に固定されているガイド台と、
    前記ガイド台の添え板が固定されている面と相対する面に立設固定されている複数のガイド棒と、
    前記ガイド棒が挿通可能な孔が設けられ、該孔にガイド棒を挿通して設置される調整具と、
    前記調整具に固定され、研掃材搬送管を把持する把持具と、
    で構成されていること、
    を特徴とする鋼管鉄塔部材のブラスト処理装置。
  2. 端部に連結材が固定されている鋼管鉄塔部材に用いるものであって、
    可撓な研掃材搬送管と、前記研掃材搬送管の先端に取り付けられ、鋼管内面に向けて研掃材と圧縮空気を噴射する噴射ノズルとを有する鋼管内面のブラスト処理装置を用いてブラスト処理する方法において、
    レーザー光線を発する位置決め具を噴射ノズルの先端部付近に添わせて取り付ける工程と、
    噴射ノズルを鋼管部材の一方の端部から挿入する工程と、
    噴射ノズル挿入側の鋼管部材の端部に噴射ノズル位置調整具を設置する工程と、
    によりブラスト処理装置を鋼管部材に設置し、
    前記噴射ノズル位置調整具は、
    一側面にガイド台が固定され、鋼管部材の外側面に密着する形状に形成されている添え板を、噴射ノズル挿入側の鋼管部材の端部の外側面に配置する工程と、
    前記添え板と鋼管部材とを挟持具を用いて挟持して固定する工程と、
    ガイド棒が挿通可能な孔が設けられた調整具を、前記ガイド台の表面に立設固定されている複数本のガイド棒に挿通して設置する工程と、
    前記調整具に固定されている把持具で研掃材搬送管を把持する工程と、
    により設置されており、
    前記噴射ノズルから噴射される研掃材と圧縮空気が鋼管内面に衝突する位置を、前記位置決め具から鋼管内面に照射されるレーザー光線で確認し、噴射ノズル位置調整具の調整具をガイド棒に沿って移動させて、噴射ノズルの位置を所定の噴射位置になるように調整すること、
    を特徴とする鋼管鉄塔部材のブラスト処理方法。
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