JP5970841B2 - ウエハホルダ、成膜装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばウエハの成膜に用いられるウエハホルダ、成膜装置、成膜方法に関する。
特許文献1には、ウエハと発熱体の間に均熱板(ウエハホルダ)を設けた薄膜製造装置が開示されている。このウエハホルダにはスリットが形成されている。スリットは、ウエハホルダ内の温度差によるウエハホルダの変形を防止するために形成されている。
特開平6−132233号公報
特許文献1に開示されるウエハホルダでは、ウエハホルダの一方の面だけに堆積物が蓄積していくことで、ウエハホルダが反る問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ウエハホルダの反りを抑制できるウエハホルダ、成膜装置、成膜方法を提供することを目的とする。
本願の発明に係るウエハホルダは、ウエハをのせるウエハホルダであって、該ウエハホルダの表面に形成された、ウエハを収容する表面凹部と、該ウエハホルダの裏面に形成された、ウエハを収容する裏面凹部と、を備え、該ウエハホルダの側面にスリットが形成されたことを特徴とする。
本願の発明に係る成膜装置は、金属材料で板状に形成されたサセプタと、該サセプタを加熱する手段と、該サセプタの上にのせられたウエハホルダと、を備え、該ウエハホルダは、表面にウエハを収容する表面凹部を有し、裏面にウエハを収容する裏面凹部を有し、該ウエハホルダの側面にスリットが形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、ウエハホルダの表面と裏面を交互に用いて堆積物を堆積するので、ウエハホルダの反りを抑制できる。
本発明の実施の形態に係るウエハホルダの平面図である。 図1の破線における断面図である。 本発明の実施の形態に係る成膜装置を示す図である。 ウエハ及びウエハホルダの表面に堆積物を堆積することを示す図である。 ウエハホルダを反転させて、ウエハ及びウエハホルダの裏面に堆積物を堆積することを示す図である。 ウエハホルダに放射状のスリットを形成したことを示す平面図である。 ウエハホルダの外周部分にスリットを形成したことを示す平面図である。 ウエハホルダの側面にスリットを形成したことを示す断面図である。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係るウエハホルダの平面図である。図1(A)はウエハホルダ10の表面を示し、図1(B)はウエハホルダ10の裏面を示す。ウエハホルダ10は、電気伝導性に優れた黒鉛で形成されている。ウエハホルダ10の表面10aにはウエハを収容する表面凹部12が形成されている。ウエハホルダの裏面10bにはウエハを収容する裏面凹部16が形成されている。ウエハホルダ10は、表面10aにも裏面10bにも複数のウエハをのせることができるものである。なお、表面凹部12と裏面凹部16は同一形状で形成されている。
図2は、図1の破線における断面図である。裏面凹部16は表面凹部12の直下に形成されている。図3は、本発明の実施の形態に係る成膜装置を示す図である。成膜装置50は、チャンバー52を有している。チャンバー52には、ガス供給手段54が取り付けられている。ガス供給手段54はチャンバー52の内部にガスを供給するものである。
成膜装置50は、電気伝導性に優れた黒鉛で形成されたサセプタ56を有している。サセプタ56は、チャンバー52内の回転軸上に固定され回転する。前述したウエハホルダ10は、サセプタ56の上にのせられている。チャンバー52の中には、サセプタ56を加熱する手段としてRFコイル58が設置されている。
本発明の実施の形態に係る成膜方法について説明する。図4は、ウエハ及びウエハホルダの表面に堆積物を堆積することを示す図である。まず、表面凹部12に第1ウエハ60を収容し、ウエハホルダ10の裏面10bにサセプタ56を接触させる。次いで、ガス供給手段54から成膜に用いる原料ガスを導入して、第1ウエハ60、及びウエハホルダ10の表面10aに堆積物を堆積させる。図4には、ウエハホルダ10の表面10aに堆積した堆積物70が示されている。堆積物は、例えばSiCエピタキシャル膜(3C−SiC)である。なお堆積中は、RFコイル58によりウエハホルダ10を例えば1500℃程度まで加熱する。
次いで、堆積物の堆積した第1ウエハ60を表面凹部12から取外す。この工程を取外し工程と称する。取外し工程の後に、ウエハホルダ10を反転させて再び堆積物を堆積する。図5は、ウエハホルダを反転させて、ウエハ及びウエハホルダの裏面に堆積物を堆積することを示す図である。ウエハホルダ10を反転させ、裏面凹部16に第2ウエハ62を収容し、ウエハホルダ10の表面10aにサセプタ56を接触させる。そして、第2ウエハ62、及びウエハホルダ10の裏面10bに堆積物を堆積させる。図5には、ウエハホルダ10の裏面10bに堆積した堆積物72が示されている。このように、本発明の成膜方法は、ウエハホルダを定期的に反転させることで堆積物70と堆積物72の厚さが同等となる状態を維持して、所望の堆積工程を繰り返す。
一般に、堆積物の熱膨張率とウエハホルダの熱膨張率は異なる。そのため、堆積終了後にウエハホルダをチャンバーから取出すと、常温に冷却された堆積物が凝縮してウエハホルダに圧縮応力を及ぼす。この圧縮応力によりウエハホルダに反りが発生することがあった。ウエハホルダは自動搬送や複数バッチ化に対応するために薄く形成して軽量化することが多いので、ウエハホルダはますます反りやすくなっていた。
ウエハホルダが反ると、ウエハとウエハホルダ間、及びウエハホルダとサセプタの間に隙間が発生し、ウエハを均一に加熱できない問題があった。ウエハを均一に加熱できないと堆積物の厚さがばらつく。また、ウエハホルダが反ると、ウエハホルダの自動搬送時の位置決めや搬送アーム上の安定保持ができない問題があった。
ところが、本発明の実施の形態に係るウエハホルダ、成膜装置、成膜方法によれば、ウエハホルダの反りを抑制できる。本発明の実施の形態では、ウエハホルダ10の両面を交互に使用して堆積を行うので、表面10aの堆積物70による応力と裏面10bの堆積物72による応力が打ち消しあう。よって、ウエハホルダ10の反りを抑制できる。また、裏面凹部16を表面凹部12の直下に形成して表面凹部12と裏面凹部16を同一形状としたので、表面10aの応力と裏面10bの応力の分布を一致させてウエハホルダ10の反りを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るウエハホルダ10にスリットを形成すると、反りの抑制効果を高めることができる。図6は、ウエハホルダに放射状のスリットを形成したことを示す平面図である。図6(A)はウエハホルダ100の表面100aを示し、図6(B)はウエハホルダ100の裏面100bを示す。スリット102は表面100aに放射状に形成されている。スリット104は裏面100bに放射状に形成されている。スリット102、104は、堆積物による応力を緩和するので、ウエハホルダ100の反りの抑制に効果的である。
図7は、ウエハホルダの外周部分にスリットを形成したことを示す平面図である。図7(A)はウエハホルダ110の表面110aを示し、図7(B)はウエハホルダ110の裏面110bを示す。スリット112は表面110aの外周部に形成されている。スリット114は裏面110bの外周部に形成されている。スリット112、114は、堆積物による応力を緩和するので、ウエハホルダ110の反りの抑制に効果的である。
図8は、ウエハホルダの側面にスリットを形成したことを示す断面図である。ウエハホルダ120の側面120cに、スリット122が形成されている。スリット122は、堆積物による応力を緩和するので、ウエハホルダ120の反りの抑制に効果的である。なお、スリットの形状は特に図6、7、8に示すスリットの形状に限定されない。
本発明の実施の形態では、サセプタ56の上に1つのウエハホルダをのせたが、複数のウエハホルダをサセプタの上にのせてもよい。また、ウエハホルダ10を反転させるタイミングは適宜定めればよく、必ずしも1回の堆積処理ごとに反転させる必要はない。その他、本発明の特徴を失わない範囲において様々な変形が可能である。
10 ウエハホルダ、 10a 表面、 10b 裏面、 12 表面凹部、 16 裏面凹部、 50 成膜装置、 52 チャンバー、 54 ガス供給手段、 56 サセプタ、 60 第1ウエハ、 62 第2ウエハ、 70,72 堆積物、 100 ウエハホルダ、 100a 表面、 100b 裏面、 102,104 スリット、 110 ウエハホルダ、 110a 表面、 110b 裏面、 112,114 スリット、 120 ウエハホルダ、 120a 表面、 120b 裏面、 120c 側面、 122 スリット

Claims (6)

  1. ウエハをのせるウエハホルダであって、
    前記ウエハホルダの表面に形成された、ウエハを収容する表面凹部と、
    前記ウエハホルダの裏面に形成された、ウエハを収容する裏面凹部と、を備え
    前記ウエハホルダの側面にスリットが形成されたことを特徴とするウエハホルダ。
  2. 前記裏面凹部は前記表面凹部の直下に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のウエハホルダ。
  3. 前記ウエハホルダの表面及び裏面にスリットが形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエハホルダ。
  4. 金属材料で板状に形成されたサセプタと、
    前記サセプタを加熱する手段と、
    前記サセプタの上にのせられたウエハホルダと、を備え、
    前記ウエハホルダは、表面にウエハを収容する表面凹部を有し、裏面にウエハを収容する裏面凹部を有し、
    前記ウエハホルダの側面にスリットが形成されたことを特徴とする成膜装置。
  5. 前記裏面凹部は前記表面凹部の直下に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の成
    膜装置。
  6. 前記ウエハホルダの表面及び裏面にスリットが形成されたことを特徴とする請求項4又
    は5に記載の成膜装置。
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