JP5970355B2 - ステータ - Google Patents

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Description

本発明は、レゾルバのステータに関する。
この種の技術として、特許文献1は、本願の図12及び図13に示すように、モータサイドケースに共締めされる磁気シールド100とレゾルバステータ101を開示している。
特許第5049892号
しかし、上記特許文献1の構成では、レゾルバステータ101に形成されたコイルの端部が接続される端子ピンの電磁シールド性について改善の余地が残されていた。
本願発明の目的は、従来より電磁シールド性を高いレベルで実現する技術を提供することにある。
本願発明の観点によれば、複数のティース部と前記複数のティース部を保持する環状のコア本体とを有するステータコアと、前記複数のティース部に巻き付けられた複数のステータ巻線と、前記複数のステータ巻線に接続される複数の端子ピンと、
前記複数の端子ピンを保持する端子ピン保持部と、前記複数のティース部を覆う環状のシールド本体を有した電磁シールドと、を備え、前記ステータコアは、軸心方向に開口する配線貫通孔が形成された配線貫通部を更に有し、前記複数の端子ピンは、前記配線貫通孔内を通るように配置されており、各端子ピンは、各ステータ巻線の端部が接続される巻線端部接続部を有し、前記電磁シールドは、各端子ピンの前記巻線端部接続部を覆う端子ピンカバー部を更に有し、前記電磁シールドの前記環状のシールド本体は、前記複数のティース部を前記軸心方向で覆う軸方向シールド部と、前記軸方向シールド部の外周端に接続すると共に前記軸心方向に筒状に延びる筒状シールド部と、を有し、前記ステータコアは、前記環状のコア本体から外側に突出して形成され、前記環状のコア本体の周方向において互いに間隔をあけて配置され、ボルト締結孔としてのコア締結孔が夫々に形成された、複数のコア締結部を更に有し、前記電磁シールドは、前記環状のシールド本体の前記筒状シールド部から外側に突出して形成され、前記環状のシールド本体の周方向において互いに間隔をあけて配置され、前記複数のコア締結部に対して前記軸心方向で夫々接触すると共に、前記コア締結部の前記コア締結孔に連なるボルト締結孔としてのシールド締結孔が夫々に形成された、複数のシールド締結部を更に有し、前記電磁シールドの前記筒状シールド部は、前記環状のシールド本体の周方向において隣り合う2つの前記シールド締結部の間において、前記軸心方向で前記環状のコア本体から離れるように窪む窪みを有し、前記窪みを挟むように前記筒状シールド部と前記環状のコア本体は前記軸心方向で対向しており、前記窪みにより、前記環状のシールド本体の周方向において隣り合う2つの前記シールド締結部の間において、前記電磁シールドの前記筒状シールド部と前記環状のコア本体との間には隙間が形成されている、ステータが提供される。
前記シールド締結孔の内径は、前記コア締結孔の内径よりも大きく設定されており、前記コア締結孔を形成する際に発生したバリは、前記シールド締結孔内に収容されている。
前記複数のコア締結部の夫々は、微小孔を有し、前記複数のシールド締結部の夫々は、前記複数のコア締結部の前記微小孔に夫々固定されている。
前記端子ピンカバー部は、前記複数のシールド締結部のうち何れか1つ及び前記シールド本体に支持されている。
前記電磁シールドは、前記電磁シールド全体にわたって、前記ステータコアから見て前記軸心方向の一方側に存在している。
前記軸心方向で見たときに、前記電磁シールドの外方輪郭線は、前記ステータコアの外方輪郭線と一致するか、又は、前記ステータコアの前記外方輪郭線の内側にある。
前記電磁シールドには、他部品との物理的干渉を回避するための干渉回避孔が形成されており、前記干渉回避孔は、前記シールド本体と、前記複数のシールド締結部のうち何れか1つと、前記端子ピンカバー部と、に囲まれるように形成されている。
前記電磁シールドは、前記複数の端子ピンが径方向外方から見えるように形成されている。

本願発明によれば、レゾルバステータの電磁シールド性が高いレベルで実現される。
図1は、ステータの斜視図である。 図2は、ステータの平面図である。 図3は、ステータの分解斜視図である。 図4は、ステータ本体の斜視図である。 図5は、ステータ本体の平面図である。 図6は、図5のVI-VI線断面図である。 図7は、ステータコアの斜視図である。 図8は、電磁シールドの斜視図である。 図9は、図2のIX- IX線断面図である。 図10は、ステータコアの外方輪郭線を示す図である。 図11は、電磁シールドの外方輪郭線を示す図である。 図12は、特許文献1の図8に相当する図である。 図13は、特許文献1の図7に相当する図である。
以下、図1〜11を参照しつつ、本願発明の実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態のレゾルバ1は、電動機2の出力軸3の回転角度位置を検出するためのものである。図1に示すように、レゾルバ1は、電動機2のケーシング4に固定されるステータ5(図2を併せて参照)と、電動機2の出力軸3に固定されるロータ6と、によって構成されている。
図3に示すように、ステータ5は、ステータ本体7と、電磁シールド8と、によって構成されている。図4及び図5に示すように、ステータ本体7は、ステータコア9と、複数のステータ巻線10と、複数の端子ピン11と、樹脂部12と、を備えて構成されている。
(ステータ本体7)
ステータコア9は、複数の電磁鋼板を積層して構成されている。図7に示すように、ステータコア9は、複数のティース部13と、複数のティース部13を保持する環状のコア本体14と、3つのコア締結部15と、配線貫通部16と、によって構成されている。
複数のティース部13は、コア本体14の内側に配置されている。複数のティース部13は、コア本体14から内側に突出して形成されている。
3つのコア締結部15は、コア本体14の外側に配置されている。3つのコア締結部15は、コア本体14から外側に突出して形成されている。3つのコア締結部15は、コア本体14の周方向に互いに間隔をあけて配置されている。各コア締結部15は、ボルト締結孔としてのコア締結孔15aが形成されている。
配線貫通部16は、コア本体14の外側に配置されている。配線貫通部16は、コア本体14から外側に突出して形成されている。配線貫通部16は、軸心方向に開口する配線貫通孔16aが形成されている。3つのコア締結部15のうち1つのコア締結部15は、配線貫通部16と周方向に連なって形成されている。ここで軸心方向とは、ロータ6が取り付けられる出力軸3の中心軸と平行な方向を意味し、ステータ本体7の環状のコア本体14の中心軸と平行な方向でもある。
図4及び図5に示すように、複数のステータ巻線10は、複数のティース部13に夫々巻き付けられている。なお、図4及び図5には、説明の便宜上、複数のティース部13のうち1つのティース部13にのみステータ巻線10が巻き付けられている。
図4及び図5に示すように、複数の端子ピン11は、複数のステータ巻線10に夫々接続されるものである。
樹脂部12は、ステータコア9と複数のステータ巻線10との間の絶縁を担う絶縁性の部分である。樹脂部12は、複数の端子ピン11を保持する絶縁性の端子ピン保持部12aを含んでいる。
図6に示すように、各端子ピン11は、樹脂部12の端子ピン保持部12aから露出して、各ステータ巻線10の端部10aが巻き付けられて接続される巻線端部接続部11aと、配線貫通部16の配線貫通孔16a内を軸心方向に沿って通るように配置される貫通部11bと、コネクタ露出部11cと、を含んで構成されている。
(電磁シールド8)
図8に示すように、電磁シールド8は、シールド本体20と、3つのシールド締結部21と、端子ピンカバー部22と、によって構成されている。
シールド本体20は、図7に示す複数のティース部13を覆うように環状に形成されている。シールド本体20は、複数のティース部13を軸心方向で覆う軸方向シールド部20aと、軸方向シールド部20aの外周端に接続すると共に軸心方向に筒状に延びる筒状シールド部20bと、によって構成されている。
3つのシールド締結部21は、シールド本体20の外側に配置されている。3つのシールド締結部21は、シールド本体20から外側に突出して形成されている。3つのシールド締結部21は、シールド本体20の筒状シールド部20bから外側に突出して形成されている。3つのシールド締結部21は、シールド本体20の周方向に互いに間隔をあけて配置されている。各シールド締結部21は、ボルト締結孔としてのシールド締結孔21aが形成されている。図1及び図3に示すように、電磁シールド8をステータ本体7に組み付けると、電磁シールド8の3つのシールド締結部21は、ステータ本体7の3つのコア締結部15に対して軸心方向で夫々重なる。電磁シールド8をステータ本体7に組み付けると、電磁シールド8の3つのシールド締結部21は、ステータ本体7の3つのコア締結部15上に着座する。電磁シールド8をステータ本体7に組み付けると、電磁シールド8の3つのシールド締結部21は、ステータ本体7の3つのコア締結部15に対して軸心方向で夫々接触する。また、図1及び図3に示すように、電磁シールド8をステータ本体7に組み付けると、電磁シールド8の3つのシールド締結部21のシールド締結孔21aは、ステータ本体7の3つのコア締結部15のコア締結孔15aに夫々連なる。また、図1に示すように、電磁シールド8をステータ本体7に組み付けると、電磁シールド8の3つのシールド締結部21のシールド締結孔21aは、軸心方向で見た時に、ステータ本体7の3つのコア締結部15のコア締結孔15aと位置が揃っている。また、図9に示すように、シールド締結部21のシールド締結孔21aの内径dは、コア締結部15のコア締結孔15aの内径Dよりも大きく設定されている。これによると、電磁シールド8をステータ本体7に組み付けると、コア締結部15のコア締結孔15aを形成する際に発生したバリPがシールド締結部21のシールド締結孔21a内に収容される。以上の構成によれば、バリPが処理されることなくそのまま残っていても、コア締結部15とシールド締結部21との重ね合わせに影響を及ぼすことがない。
図8に示すように、端子ピンカバー部22は、シールド本体20の外側に配置されている。端子ピンカバー部22は、シールド本体20から外側に突出して形成されている。端子ピンカバー部22は、シールド本体20から軸心と直交する方向に延びて形成されている。端子ピンカバー部22は、複数の端子ピン11の巻線端部接続部11aを軸心方向で覆う部分である。端子ピンカバー部22は、3つのシールド締結部21のうち1つのシールド締結部21に対して隣接配置されている。端子ピンカバー部22は、シールド本体20とシールド締結部21に対して連なるように形成されている。即ち、端子ピンカバー部22は、シールド本体20とシールド締結部21に支持されている。
また、図3に示すように、電磁シールド8は、電磁シールド8全体にわたって、ステータ本体7のステータコア9から見て軸心方向の一方側に存在している。また、図10には、ステータコア9の外方輪郭線9Xを実線で示している。同様に、図11には、電磁シールド8の外方輪郭線8Xを実線で示している。図10及び図11によれば、電磁シールド8の外方輪郭線8Xは、軸心方向で見たときに、ステータコア9の外方輪郭線9Xと一致するか、又は、ステータコア9の外方輪郭線9Xの内側にある。詳しく言えば、電磁シールド8の各シールド締結部21において、電磁シールド8の外方輪郭線8Xとステータコア9の外方輪郭線9Xは、軸心方向で見たときに一致している。その他の部分においては、電磁シールド8の外方輪郭線8Xは、軸心方向で見たときに、ステータコア9の外方輪郭線9Xの内側にある。また、図11によれば、電磁シールド8の端子ピンカバー部22は、軸心方向で見たときに、ステータコア9の外方輪郭線9Xの内側に配置されている。
また、図8に示すように、シールド本体20の筒状シールド部20bには、窪み20cが形成されている。窪み20cは、隣り合う2つのシールド締結部21の間に形成されている。窪み20cは、シールド本体20の筒状シールド部20bの周方向に沿って形成されている。窪み20cは、ステータ本体7に向かって開口する窪みとして形成されている。従って、図1に示すように、電磁シールド8をステータ本体7に組み付けると、隣り合う2つのシールド締結部21の間で、電磁シールド8とステータ本体7の間には、隙間gが形成される。
また、図8に示すように、電磁シールド8には、他部品との物理的干渉を回避するための干渉回避孔23が形成されている。本実施形態では、干渉回避孔23は、シールド本体20とシールド締結部21、端子ピンカバー部22に囲まれるように形成されている。
また、図1に示すように、電磁シールド8をステータ本体7に組み付けると、複数の端子ピン11の巻線端部接続部11aは、径方向外方から見える状態となっている。
次に、ステータ5の使用方法を説明する。
本実施形態において電磁シールド8は、シールド締結部21とコア締結部15が共締めされることで、ステータ本体7に結合される。しかし、共締め作業の効率の観点から、上記の共締めに先立って、電磁シールド8はステータ本体7に仮保持させることが好ましい。仮保持の方法しては、任意に選択することができる。本実施形態では、カシメが採用されている。即ち、図3に示すように、ステータコア9の各コア締結部15に予め2つの微小孔40を夫々形成しておき、この微小孔40に電磁シールド8のシールド締結部21の一部を圧入するようにしている。このカシメによれば、ステータ本体7と電磁シールド8は、上記の共締めによる結合の結合力よりも弱い結合力しか得られないが、上記の共締め作業の効率を飛躍的に向上させることができる。その他、仮保持の方法としては、ネジ止めやリベット止め、スポット溶接、接着などが挙げられる。
そして、図1に示すように、レゾルバ1を電動機2に固定するに際しては、電動機2とステータ本体7の間に電磁シールド8を介在させる。これによれば、電磁シールド8による電磁遮蔽効果により、電動機2で発生した電界ノイズがステータ本体7のステータ巻線10に影響することを抑制することができる。なお、レゾルバ1を電動機2に固定することに代えて、レゾルバ1を例えばエンジンブロック等に固定してもよい。この場合も、電動機2とステータ本体7の間に電磁シールド8が介在する点については同様である。
以上に本願発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は、以下の特長を有している。
(1)例えば、図1〜図8に示すように、ステータ5は、複数のティース部13と複数のティース部13を保持する環状のコア本体14とを有するステータコア9と、複数のティース部13に巻き付けられた複数のステータ巻線10と、複数のステータ巻線10に接続される複数の端子ピン11と、複数の端子ピン11を保持する端子ピン保持部12aと、複数のティース部13を覆う環状のシールド本体20を有した電磁シールド8と、を備える。ステータコア9は、軸心方向に開口する配線貫通孔16aが形成された配線貫通部16を更に有する。複数の端子ピン11は、配線貫通孔16a内を通るように配置されている。各端子ピン11は、各ステータ巻線10の端部10aが接続される巻線端部接続部11aを有する。電磁シールド8は、各端子ピン11の巻線端部接続部11aを覆う端子ピンカバー部22を更に有する。ステータコア9は、ボルト締結孔としてのコア締結孔15aが形成されたコア締結部15を更に有する。電磁シールド8は、コア締結部15に対して軸心方向で重なると共に、コア締結部15のコア締結孔15aに連なるボルト締結孔としてのシールド締結孔21aが形成されたシールド締結部21を更に有する。以上の構成によれば、複数の端子ピン11の電磁シールド性が高いレベルで実現される。なぜなら、複数の端子ピン11の巻線端部接続部11aは、軸心方向において端子ピンカバー部22に覆われており、配線貫通部16によっても環状に囲まれるからである。
(2)また、例えば、図9に示すように、シールド締結孔21aの内径dは、コア締結孔15aの内径Dよりも大きく設定されている。コア締結孔15aを形成する際に発生したバリPは、シールド締結孔21a内に収容されている。以上の構成によれば、コア締結孔15aとシールド締結孔21aを用いて、コア締結部15とシールド締結部21を共締めするに際し、バリPによる影響を排除することができる。
(3)また、例えば、図3に示すように、コア締結孔15aとシールド締結孔21aを用いて、コア締結部15とシールド締結部21を共締めするために、電磁シールド8は、ステータコア9に仮保持されている。以上の構成によれば、コア締結部15とシールド締結部21を共締めする作業が容易になる。
(4)また、例えば、図8に示すように、端子ピンカバー部22は、シールド本体20及びシールド締結部21に支持されている。以上の構成によれば、端子ピンカバー部22に外力が作用しても、端子ピンカバー部22が変形し難い。
(5)また、例えば、図3に示すように、電磁シールド8は、電磁シールド8全体にわたって、ステータコア9から見て軸心方向の一方側に存在している。以上の構成によれば、電磁シールド8の形状を簡素にすることができる。
(6)また、例えば、図10及び図11に示すように、軸心方向で見たときに、電磁シールド8の外方輪郭線8Xは、ステータコア9の外方輪郭線9Xと一致するか、又は、ステータコア9の外方輪郭線9Xの内側にある。以上の構成によれば、必要な電磁シールド性を確保しつつ、電磁シールド8の軽量化が実現される。
(7)また、例えば、図1に示すように、シールド本体20とステータコア9との間には、隙間gが形成されている。以上の構成によれば、電磁シールド8をステータ本体7に組み付けた際に、電磁シールド8とステータコア9との接触箇所が3つのシールド締結部21及び3つのコア締結部15に限定されることになるので、締結部15とシールド締結部21を容易且つ安定して接触させることができるようになる。
(8)また、例えば、図8に示すように、電磁シールド8には、他部品との物理的干渉を回避するための干渉回避孔23が形成されている。以上の構成によれば、電磁シールド8と他部品との物理的干渉を回避することができる。
(9)また、例えば、図1に示すように、電磁シールド8は、複数の端子ピン11が径方向外方から見えるように形成されている。以上の構成によれば、複数の端子ピン11の電磁シールド性を確保しつつ、電磁シールド8の軽量化が実現される。
1 レゾルバ
2 電動機
3 出力軸
4 ケーシング
5 ステータ
6 ロータ
7 ステータ本体
8 電磁シールド
8X 外方輪郭線
9 ステータコア
9X 外方輪郭線
10 ステータ巻線
10a 端部
11 端子ピン
11a 巻線端部接続部
11b 貫通部
11c コネクタ露出部
12 樹脂部
12a 端子ピン保持部
13 ティース部
14 コア本体
15 コア締結部
15a コア締結孔
16 配線貫通部
16a 配線貫通孔
20 シールド本体
20a 軸方向シールド部
20b 筒状シールド部
20c 窪み
21 シールド締結部
21a シールド締結孔
22 端子ピンカバー部
23 干渉回避孔
40 微小孔
d 内径
g 隙間
D 内径
P バリ

Claims (8)

  1. 複数のティース部と前記複数のティース部を保持する環状のコア本体とを有するステータコアと、
    前記複数のティース部に巻き付けられた複数のステータ巻線と、
    前記複数のステータ巻線に接続される複数の端子ピンと、
    前記複数の端子ピンを保持する端子ピン保持部と、
    前記複数のティース部を覆う環状のシールド本体を有した電磁シールドと、
    を備え、
    前記ステータコアは、軸心方向に開口する配線貫通孔が形成された配線貫通部を更に有し、
    前記複数の端子ピンは、前記配線貫通孔内を通るように配置されており、
    各端子ピンは、各ステータ巻線の端部が接続される巻線端部接続部を有し、
    前記電磁シールドは、各端子ピンの前記巻線端部接続部を覆う端子ピンカバー部を更に有し、
    前記電磁シールドの前記環状のシールド本体は、前記複数のティース部を前記軸心方向で覆う軸方向シールド部と、前記軸方向シールド部の外周端に接続すると共に前記軸心方向に筒状に延びる筒状シールド部と、を有し、
    前記ステータコアは、前記環状のコア本体から外側に突出して形成され、前記環状のコア本体の周方向において互いに間隔をあけて配置され、ボルト締結孔としてのコア締結孔が夫々に形成された、複数のコア締結部を更に有し、
    前記電磁シールドは、前記環状のシールド本体の前記筒状シールド部から外側に突出して形成され、前記環状のシールド本体の周方向において互いに間隔をあけて配置され、前記複数のコア締結部に対して前記軸心方向で夫々接触すると共に、前記コア締結部の前記コア締結孔に連なるボルト締結孔としてのシールド締結孔が夫々に形成された、複数のシールド締結部を更に有し、
    前記電磁シールドの前記筒状シールド部は、前記環状のシールド本体の周方向において隣り合う2つの前記シールド締結部の間において、前記軸心方向で前記環状のコア本体から離れるように窪む窪みを有し、
    前記窪みを挟むように前記筒状シールド部と前記環状のコア本体は前記軸心方向で対向しており、
    前記窪みにより、前記環状のシールド本体の周方向において隣り合う2つの前記シールド締結部の間において、前記電磁シールドの前記筒状シールド部と前記環状のコア本体との間には隙間が形成されている、
    ステータ。
  2. 請求項1に記載のステータであって、
    前記シールド締結孔の内径は、前記コア締結孔の内径よりも大きく設定されており、
    前記コア締結孔を形成する際に発生したバリは、前記シールド締結孔内に収容されている、
    ステータ。
  3. 請求項1又は2に記載のステータであって、
    前記複数のコア締結部の夫々は、微小孔を有し、
    前記複数のシールド締結部の夫々は、前記複数のコア締結部の前記微小孔に夫々固定されている、
    ステータ。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のステータであって、
    前記端子ピンカバー部は、前記複数のシールド締結部のうち何れか1つ及び前記シールド本体に支持されている、
    ステータ。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のステータであって、
    前記電磁シールドは、前記電磁シールド全体にわたって、前記ステータコアから見て前記軸心方向の一方側に存在している、
    ステータ。
  6. 請求項5に記載のステータであって、
    前記軸心方向で見たときに、前記電磁シールドの外方輪郭線は、前記ステータコアの外方輪郭線と一致するか、又は、前記ステータコアの前記外方輪郭線の内側にある、
    ステータ。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載のステータであって、
    前記電磁シールドには、他部品との物理的干渉を回避するための干渉回避孔が形成されており、
    前記干渉回避孔は、前記シールド本体と、前記複数のシールド締結部のうち何れか1つと、前記端子ピンカバー部と、に囲まれるように形成されている、
    ステータ。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載のステータであって、
    前記電磁シールドは、前記複数の端子ピンが径方向外方から見えるように形成されている、
    ステータ。
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