JP5968727B2 - テープキャリア搬送治具及び電子部品装置の製造方法 - Google Patents

テープキャリア搬送治具及び電子部品装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、テープキャリア搬送治具及び電子部品装置の製造方法に関する。
従来、テープキャリアを基材として使用するテープ型の電子部品装置がある。そのような電子部品装置の製造方法では、配線パターンが形成されたテープキャリアを搬送しながら、テープキャリアに電子部品を搭載し、それを封止樹脂で封止し、外部接続端子を形成するなどの工程が遂行される。
この方法では、テープキャリアが巻かれた一方のリールから他方のリールにテープキャリアを引き出して搬送させるので、専用の設備と大きな敷設領域が必要になる。
このため、長尺状のテープキャリアを一定の長さに切断して、短冊状のテープキャリアを使用することにより、既存の設備を使用してテープ型の電子部品装置を製造する方法がある。
特開2011−60829号公報
後述する予備的事項の欄で説明するように、短冊状のテープキャリアは剛性が弱いため、搬送キャリアとカバーシートとの間にテープキャリアを挟んで固定した状態で、各種の製造装置に搬送される。
磁石によってカバーキャリアを搬送キャリアに吸着させる方式や搬送キャリアに粘着材でテープキャリアを固定する方法では、加熱処理によって、磁石が磁力を失ったり、粘着材の粘着力が劣化したりする課題がある。
テープキャリアを信頼性よく固定できるテープキャリア搬送治具及びそれを使用する電子部品装置の製造方法を提供する。
以下の開示の一観点によれば、周縁側に固定ピンを備えた搬送キャリアと、前記固定ピンに対応する引掛穴を備えたカバープレートとを有し、前記引掛穴の中心は前記固定ピンの中心よりも外側にずれた位置に配置されており、前記引掛穴の内側の側壁を前記固定ピンに係止させて、テープキャリアを挟み込み固定するテープキャリア搬送治具が提供される。
また、その開示の他の観点によれば、周縁側に固定ピンを備えた搬送キャリアと、前記固定ピンに対応する引掛穴と、開口部とを備えたカバープレートとを有し、前記引掛穴の中心は前記固定ピンの中心よりも外側にずれた位置に配置され、前記引掛穴の内側の側壁を前記固定ピンに係止させて固定することを含むテープキャリア搬送治具を用意し、前記搬送キャリアと前記カバープレートの間に、短冊状のテープキャリアを挟んで固定する工程と、前記カバープレートの開口部に露出する前記テープキャリアの接続パッドに電子部品を電気的に接続する工程とを有する電子部品装置の製造方法が提供される。
以下の開示によれば、テープキャリア搬送治具では、搬送キャリアの固定ピンにカバープレートの引掛穴を引っ掛けて機械的に固定している。このため、加熱処理を行うとしても、テープキャリアを搬送キャリアとカバープレートとの間に安定して固定することができる。
また、テープキャリア搬送治具の搬送中に、振動などでカバープレートが外れるおそれがなくなる。
図1(a)及び(b)は予備的事項に係るテープキャリア搬送治具を示す図である。 図2(a)〜(c)は第1実施形態のテープキャリア搬送治具の搬送キャリアを示す平面図及び断面図である。 図3(a)及び(b)は第1実施形態のテープキャリア搬送治具のカバープレートを示す平面図及び断面図である。 図4は搬送キャリアの固定ピンとカバープレートの引掛穴との位置関係を示す部分断面図である。 図5(a)〜(d)は第1実施形態の搬送キャリアの固定ピンにカバープレートの引掛穴を引掛ける様子を示す断面図及び平面図である。 図6はカバープレートを搬送キャリアから取り外す様子を示す断面図である。 図7(a)及び(b)は第1実施形態のテープキャリア搬送治具を使用して電子部品装置を製造する方法を示す平面図及び断面図(その1)である。 図8(a)〜(c)は第1実施形態のテープキャリア搬送治具を使用して電子部品装置を製造する方法を示す平面図及び断面図(その2)である。 図9(a)及び(b)は第1実施形態のテープキャリア搬送治具を使用して電子部品装置を製造する方法を示す平面図及び断面図(その3)である。 図10(a)及び(b)は第1実施形態のテープキャリア搬送治具を使用して電子部品装置を製造する方法を示す平面図及び断面図(その4)である。 図11(a)及び(b)は第1実施形態のテープキャリア搬送治具を使用して電子部品装置を製造する方法を示す平面図及び断面図(その5)である。 図12(a)及び(b)は第2実施形態のテープキャリア搬送治具を示す平面図である。 図13(a)〜(c)は第2実施形態の搬送キャリアの固定ピンにカバープレートの引掛穴を引掛ける様子を示す断面図及び平面図である。 図14(a)及び(b)は第3実施形態のテープキャリア搬送治具を示す平面図である。 図15(a)〜(c)は第3実施形態の搬送キャリアの固定ピンにカバープレートの引掛穴を引掛ける様子を示す断面図及び平面図である。 図16(a)及び(b)は第4実施形態のテープキャリア搬送治具を示す平面図である。 図17(a)〜(c)は第4実施形態の搬送キャリアの固定ピンにカバープレートの引掛穴を引掛ける様子を示す断面図及び平面図である。
以下、実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
実施形態を説明する前に、基礎となる予備的事項について説明する。図1(a)に示すように、まず、短冊状のテープキャリア100が用意される。テープキャリア100は、剛性が弱く反りやすいため、そのままの状態で各種の製造装置に搬送して処理することは困難である。
そこで、金属製の搬送キャリア220とカバープレート240とを備えた搬送治具200を使用する。図1(b)を加えて参照すると、搬送キャリア220とカバープレート240との間にテープキャリア100を挟み込んで固定する。
テープキャリア100に各種の処理を行うため、カバープレート240には開口部240aが設けられており、その開口部240aからテープキャリア100が露出した状態となる。これにより、搬送治具200に取り付けられたテープキャリア100に、上側から電子部品を搭載するなどの処理を行うことができる。
このようにして、剛性の弱いテープキャリア100が搬送治具200によって剛性が補強されるため、搬送治具200を各種の製造装置に搬送させてテープキャリア100に各種の処理を施すことができる。
カバープレート240の固定方法としては、カバープレート240を単に搬送キャリア220の上に配置し、それ自身の重力によって固定する方法がある。しかし、この方法では、搬送中の振動などによってカバープレート240が外れてしまうおそれがある。
あるいは、搬送キャリア220の内部に磁石(不図示)を埋め込み、その磁力によってカバープレート240を搬送キャリア220に強固に吸着させる方法がある。磁石として、保持力の強いネオジム磁石が使用される。
ところで、テープキャリア100の上にLEDチップをフリップチップ接続する際に、接合材としてAu(金)−Sn(錫)はんだが使用されることが多い。Au−Snはんだは高い熱伝導性及び優れた接合力を有するため、LEDチップの放熱性及び電気接続の信頼性を向上させることができる。
また、Au−Snはんだは歪耐性を併せもつため、LEDチップとテープキャリアとの熱膨張係数の差に基づいて発生する熱応力を吸収することができる。このため、機械的ストレスによるLEDチップの破損を防止することができる。
しかし、LEDチップを実装するときのAu−Snはんだのリフロー温度は320℃と高いため、上記したネオジム磁石のキュリー温度である300℃を超えてしまう。このため、ネジオム磁石が温度上昇によって磁力を失うため、カバープレート240が搬送キャリア220に吸着しなくなる。
また、搬送治具の他の方式としては、搬送キャリア220の上に粘着材を配置し、その上にテープキャリア100を粘着させて固定する方法がある。しかし、この方法においても、LEDチップを実装する際にAu−Snはんだを使用すると、リフロー温度が320℃と高いため、粘着材が変質して粘着力が劣化してしまう。このため、テープキャリア100を安定して搬送キャリア220に固定できなくなる。
以下に説明する実施形態では、前述した不具合を解消することができる。
(第1の実施の形態)
図2は第1実施形態のテープキャリア搬送治具の搬送キャリアを示す図、図3は第1実施形態のテープキャリア搬送治具のカバープレートを示す図である。
図2(a)及び図3(a)に示すように、実施形態のテープキャリア搬送治具10は、下側に配置される搬送キャリア20と、その上に配置されるカバープレート30とを備えている。後述するように、搬送キャリア20とカバープレート30との間に短冊状のテープキャリアが挟まれて固定される。
図2(b)は、図2(a)のI−Iに沿った断面図である。図2(a)及び(b)に示すように、搬送キャリア20は、所定の長さ及び幅をもつ短冊形状を有する。以下、短冊形状において、長さが長い方の辺を長さ方向とし、長さが短い方の辺を幅方向とする。以下の他の図面において同じである。
搬送キャリア20の内部に、厚み方向に貫通する開口部22が並んで設けられている。搬送キャリア20は、例えば、ステンレス鋼(SUS304)などの金属板から形成される。
また、搬送キャリア20では、幅方向において、中央主要部に本体部Mが配置され、その両端に本体部Mの厚みより薄い段差部Sがそれぞれ設けられている。さらに、搬送キャリア20の幅方向に沿った本体部Mの両端部に固定ピン24がそれぞれ設けられている。搬送キャリア20はその周縁側の所定の位置に固定ピン24を備えていればよい。
図2(c)の部分拡大断面図に示すように、固定ピン24は、軸部24aと、その上に配置されて軸部24aより径の大きな径大部24bとを備えたくぎ状の形状を有する。軸部24aと径大部24bとの繋り部は下側になるにつれて固定ピン24の径が小さくなる傾斜面ISとなっている。
図3(b)は図3(a)のII−IIに沿った断面図である。図3(a)及び(b)に示すように、カバープレート30は搬送キャリア20より幅が若干狭い短冊形状を有し、厚み方向に貫通する開口部32が内部に並んで設けられている。カバープレート30の幅方向に沿った両端部には、上記した搬送キャリア20の固定ピン24に対応する引掛穴34が設けられている。カバープレート30の引掛穴34は、厚み方向に貫通して形成され、図3(a)の例では、その長さ方向に延びる楕円形状で形成されている。
第1実施形態では、カバープレート30の引掛穴34は、カバープレート30の一端から間隔をあけた内部に配置される。
図4には、搬送キャリア20の固定ピン24とカバープレート30の引掛穴34との位置関係の例が示されている。カバープレート30の引掛穴34の面積は固定ピン24の径大部24bの面積より一回り大きくなっている。これにより、カバープレート30の引掛穴34に搬送キャリア20の固定ピン24の径大部24bを挿通できるようになっている。
また、カバープレート30の引掛穴34の中心C1が搬送キャリア20の固定ピン24の径大部24bの中心C2より若干外側にずれて配置されている。
好適な一例としては、カバープレート30の引掛穴34の内側の側壁の位置Aが搬送キャリア20の固定ピン24の傾斜面ISの中央の位置Bに配置されるように設計される。カバープレート30は容易に撓む可撓性を有する材料から形成される。そのような材料としては、ばね材として使用されるSUS304などのステンレス鋼、りん青銅、又は鉄系などの金属材料がある。
そして、図5(a)に示すように、カバープレート30を長さ方向で上側に弓状に撓ませる。これにより、カバープレート30の引掛穴34の中央部が、搬送キャリア20の固定ピン24の位置に配置される。この状態で、カバープレート30の引掛穴34に搬送キャリア20の固定ピン24を挿通させ後に、カバープレート30の撓みを開放する。
これにより、図5(b)に示すように、カバープレート30は平坦な板状に戻り、カバープレート30の引掛穴34の内側の側壁が搬送キャリア20の固定ピン24の軸部24a又は傾斜面ISに係止して固定される。
図5(c)の部分拡大平面図に示すように、固定ピン24の径大部24bの下に楕円形状の引掛穴34の内側の側壁が当接し、引掛穴34の内側近傍のカバープレート30上に固定ピン24の径大部24bが重なって配置される。
固定ピン24は、先端に軸部24aより太い径の径大部24bを備えている。このため、カバープレート30が上側に引っ張られても、カバープレート30は固定ピン24の径大部24bに引掛かった状態となるため、カバープレート30が外れるおそれがない。
搬送キャリア20の固定ピン24とカバープレート30の引掛穴34とは、寸法や配置位置が設計スペック内でばらついて製造される。固定ピン24に傾斜面ISが設けられているため、固定ピン24の傾斜面ISで引掛穴34の側壁の当接位置を微調整できるため、製造誤差を吸収することができる。
好適な例として、軸部24aと径大部24bとの繋り部が傾斜面ISとなった固定ピン24を示した。これ以外にも、軸部の外面と径大部の下面とが直交する固定ピンを使用してもよい。さらには、径大部を設けず、軸部の高さの途中で一部が局所的に細くなって凹部が設けられた固定ピンを使用してよい。
つまり、カバープレート30の引掛穴34の側壁を固定ピンの段差に引掛って抜けないようにすればよい。
また、図5(d)に示すように、前述した図2(a)のように、搬送キャリア20の長さ方向に沿った両端部に厚みが薄くなった段差部Sが設けられている。このため、搬送キャリア20の上にカバープレート30を取り付けると、カバープレート30の長さ方向に沿った両端部の下面と段差部Sとの間に空間が設けられ、庇状に外側に突き出る突出部PTが配置される。
これにより、カバープレート30の突出部PTを把持部として利用することにより、カバープレート30の脱着をロボットなどによって自動で行うこともできる。
また、図5(d)の構造とすることにより、多数の搬送治具を縦方向に収容するマガジンの溝に、テープキャリア搬送治具10の段差部Sを挿入して配置することができる。
さらには、前述した図2(a)の搬送キャリア20の両端側の段差部Sに位置決め用穴(不図示)を形成することにより、カバープレート30の突出部PTの外側に位置決め用穴を露出させることができる。これにより、画像認識に基づいて、テープキャリア搬送治具10を各種の工程で自動で位置合わせすることも可能になる。
このように、本実施形態のテープキャリア搬送治具10は、自動搬送及び自動処理などの作業の自動化に容易に対応することができる。
図6に示すように、カバープレート30を搬送キャリア20から取り外す際には、同様に、カバープレート30を長さ方向で上側に撓ませて、カバープレート30の引掛穴34を搬送キャリア20の固定ピン24から取り外す。
このように、本実施形態のテープキャリア搬送治具10は、搬送キャリア20の固定ピン24にカバープレート30の引掛穴34を引掛けることにより、容易に搬送キャリア20とカバープレート30とを固定することができる。
本実施形態のテープキャリア搬送治具10は、予備的事項の搬送治具と違って、加熱処理に弱い磁石や粘着材を使用していない。従って、後述するように、テープキャリアにLEDチップを実装する際に、リフロー温度が高いAu―Snはんだを使用するとしても、テープキャリアを安定してテープキャリア搬送治具10に固定することができる。
次に、第1実施形態のテープキャリア搬送治具10を使用して、テープキャリアに電子部品を実装する方法について説明する。本実施形態では、電子部品として、LED(Light Emitting Diode)チップを例に挙げて説明する。
図7(a)に示すように、長尺状のテープキャリアを一定の長さに切断して短冊状のテープキャリア40を用意する。図7(b)は図7(a)のIII−IIIに沿った部分拡大断面図である。
図7(b)を加えて参照すると、テープキャリア40は絶縁テープ42の上に接着剤(不図示)を介して銅などからなる配線パターンが形成されており、その接続パッドPが図示されている。図7(a)では、接続パッドPは塗りつぶしパターンで描かれている。
絶縁テープ42は、絶縁樹脂を用いたテープであり、一例としてポリイミドが使用される。
また、テープキャリア40の長さ方向に沿った両端部には、長尺状のテープキャリアを搬送する際に使用されるスプロケットホールSHがそれぞれ並んで設けられている。
接続パッドPの下には絶縁テープ42の厚み方向に貫通する貫通電極TEが設けられており、接続パッドPと貫通電極TEとが電気的に接続されている。
次いで、図8(a)に示すように、前述した図2の搬送キャリア20の上にテープキャリア40を配置する。
搬送キャリア20の固定ピン24が形成された面にテープキャリア40の位置決め用の突起(不図示)を設けてもよい。この場合は、テープキャリア40のスプロケットホールSHを搬送キャリア20の位置決め用の突起に嵌合させることによって、搬送キャリア20上においてテープキャリア40の位置出しを行うことができる。
さらに、図8(b)に示すように、図7(a)のテープキャリア40が配置された搬送キャリア20の上に、前述した図3のカバープレート30を取り付ける。前述したように、カバープレート30を長さ方向で上側に撓ませて、その引掛穴34に搬送キャリア20の固定ピン24を挿通させて固定する。
図8(c)は、図8(b)のIV−IVに沿った断面図である。図8(c)を加えて参照すると、テープキャリア40は搬送キャリア20とカバープレート30との間に挟まれて固定された状態となる。
続いて、図9(a)及び(b)に示すように、面発光型のLEDチップ50を用意する。図9(a)及び(b)に例示されたLEDチップ50は、下面側に発光層(不図示)を備え、その下に反射率の高い反射電極(不図示)が配置されおり、発光層から出射された光が反射電極で反射されて上面側から外部に出射される。
次いで、図9(b)に示すように、テープキャリア40の接続パッドPの上にAu−Snはんだ層52を塗布し、LEDチップ50の下面側の接続電極をAu−Snはんだ層52上に配置する。さらに、320℃程度の温度でリフロー加熱することにより、LEDチップ50の接続電極をAu−Snはんだ層52を介してテープキャリア40の接続パッドPに電気的に接続する。
このようにして、LEDチップ50をテープキャリア40の接続パッドPにフリップチップ接続する。なお、LEDチップ50の接続電極にAu−Snはんだ層52を形成し、同様に、テープキャリア40の接続パッドPにフリップチップ接続してもよい。
このとき、本実施形態のテープキャリア搬送治具10は、搬送キャリア20の固定ピン24にカバープレート30の引掛穴34を引っ掛けて機械的に固定しており、加熱処理に弱い磁石や粘着材は使用していない。
従って、LEDチップ50を搭載する際に、リフロー温度が高いAu―Snはんだを使用するとしても、後の工程までテープキャリア40を搬送キャリア20とカバープレート30との間に安定して固定することができる。
予備的事項で説明したように、Au―Snはんだ層52は、高い熱伝導性、優れた接合力、及び歪耐性を有する。これにより、LEDチップ50の放熱性及び電気接続の信頼性を向上させることができると共に、LEDチップ50の破損を防止することができる。
続いて、図10(a)及び(b)に示すように、テープキャリア40上に搭載された各LEDチップ50を封止樹脂60で封止する。図10(a)の平面図では、封止樹脂60は透視的に描かれている。
本実施形態では、搬送キャリア20に開口部22が設けられているため、テープキャリア40の下面側に外部接続端子の形成などの各種の処理を行うことも可能である。あるいは、テープキャリア40の下面側を処理する必要がない場合は、開口部を備えていない搬送キャリアを使用してもよい。
その後に、図10(a)の構造体において、前述したように、カバープレート30を長さ方向で上側に撓ませて、カバープレート30の引掛穴34を搬送キャリア20の固定ピン24から取り外す。
続いて、図11(a)に示すように、テープキャリア40から搬送キャリア20を取り外し、ダイシングシート70の上にテープキャリア40を配置する。このとき、テープキャリア40は、封止樹脂60で補強されているため、ある程度の剛性を有する状態となっている。
そして、各LEDチップ50の搭載領域が得られるように、テープキャリア40を切断する。これにより、図11(b)に示すように、電子部品装置として、個々のLED装置1が得られる。
電子部品としてLEDチップを使用したが、CPUやメモリなどの各種の半導体チップを使用してもよい。また、キャパシタ、抵抗素子、インダクタ素子などの受動素子を同時に実装してもよい。
本実施形態の電子部品装置の製造方法では、前述したテープキャリア搬送治具10でテープキャリア40を挟んで固定するので、加熱処理が行われるとしても、テープキャリア40を安定して固定することができる。従って、テープキャリア40を基材として使用する電子部品装置を歩留りよく安定して製造することができる。
(第2の実施の形態)
図12及び図13は第2実施形態のテープキャリア搬送治具を示す図である。図12(a)に示すように、第2実施形態のテープキャリア搬送治具10aの搬送キャリア20は、第1実施形態の図2(a)と同一であるため、その説明を省略する。
図12(b)に示すように、第2実施形態に係るカバープレート30の引掛穴34aは、カバープレート30の幅方向に沿った両端から内側に切欠状に加工されて、半楕円形状になってそれぞれ形成されている。
そして、図13(a)に示すように、第1実施形態と同様に、カバープレート30を長さ方向で上側に撓ませ、その引掛穴34aを搬送キャリア20の固定ピン24の軸部24aに合わせる。
その後に、カバープレート30の撓みを開放する。これにより、図13(b)に示すように、カバープレート30の引掛穴34aの内側の側壁が搬送キャリア20の固定ピン24の軸部24a又は傾斜面ISに係止して固定される。
図13(c)の部分拡大平面図に示すように、固定ピン24の径大部24bの下に半楕円状の引掛穴34aの内側の側壁が当接し、引掛穴34aの内側近傍のカバープレート30上に固定ピン24の径大部24bが重なって配置される。
カバープレート30を取り外す際には、第1実施形態の図6と同様に、カバープレート30を長さ方向で上側に撓ませて、カバープレート30の引掛穴34aを搬送キャリア20の固定ピン24から取り外す。
第2実施形態のテープキャリア搬送治具10aにおいても、第1実施形態と同様な方法で、テープキャリアに電子部品を安定して搭載することができ、第1実施形態のテープキャリア搬送治具10と同様な効果を奏する。
(第3の実施の形態)
図14及び図15は第3実施形態のテープキャリア搬送治具を示す図である。第3実施形態が第1、第2実施形態と異なる点は、短冊状のカバープレートを幅方向で上側に撓ませ、その引掛穴を搬送キャリアの固定ピンに引掛けることにある。
図14(a)に示すように、第3実施形態のテープキャリア搬送治具10bの搬送キャリア20では、本体部Mの長さ方向に沿った両端部の中央寄りの位置に、固定ピン24がそれぞれ並んで設けられている。
また、図14(b)に示すように、カバープレート30の長さ方向に沿った両端部に、搬送キャリア20の固定ピン24に対応する引掛穴34bが並んで設けられている。カバープレート30の引掛穴34bは幅方向に延在する楕円形状で形成されている。
また、第1実施形態と同様に、カバープレート30の引掛穴34bの中心が搬送キャリア20の固定ピン24の中心から若干外側にずれて配置され、引掛穴34bは固定ピン24の径大部24bを挿通できる大きさに設定されている。
そして、図15(a)に示すように、図14(b)のカバープレート30を幅方向で上側に撓ませ、カバープレート30の引掛穴34bに搬送キャリア20の固定ピン24を挿通させる。
さらに、図15(b)に示すように、カバープレート30の撓みを開放すると、カバープレート30の引掛穴34bの内側の側壁が搬送キャリア20の固定ピン24の軸部24a又は傾斜面ISに係止して固定される。
図15(c)の部分拡大平面図に示すように、固定ピン24の径大部24bの下にカバープレート30の楕円形状の引掛穴34bの内側の側壁が当接し、引掛穴34bの内側近傍のカバープレート30上に固定ピン24の径大部24bが重なって配置される。
また、カバープレート30を取り外す際には、カバープレート30を同様に幅方向で上側に撓ませて、カバープレート30の引掛穴34bを搬送キャリア20の固定ピン24から取り外す。
第3実施形態のテープキャリア搬送治具10bにおいても、第1実施形態と同様な方法で、テープキャリアに電子部品を安定して搭載することができ、第1実施形態のテープキャリア搬送治具10と同様な効果を奏する。
(第4の実施の形態)
図16及び図17は第4実施形態のテープキャリア搬送治具を示す図である。
図16(a)に示すように、第4実施形態のテープキャリア搬送治具10cの搬送キャリア20は、第3実施形態の図14(a)と同一であるので、その説明を省略する。
図16(b)に示すように、第4実施形態に係るカバープレート30の引掛穴34cは、カバープレート30の長さ方向に沿った両端から内側に切欠状に加工され、半楕円形状になってそれぞれ形成されている。
そして、図17(a)に示すように、第3実施形態と同様に、カバープレート30を幅方向で上側に撓ませて、カバープレート30の引掛穴34cを搬送キャリア20の固定ピン24の軸部24aに合わせる。
さらに、図17(b)に示すように、カバープレート30の撓みを開放すると、カバープレート30の引掛穴34cの内側の側壁が搬送キャリア20の固定ピン24の軸部24a又は傾斜面ISに係止して固定される。
図17(c)の部分拡大平面図に示すように、固定ピン24の径大部24bの下に半楕円形状の引掛穴34cの内側の側壁が当接し、引掛穴34cの内側近傍のカバープレート30上に固定ピン24の径大部24bが重なって配置される。
カバープレート30を取り外す際には、カバープレート30を幅方向で上側に撓ませて、カバープレート30の引掛穴34cを搬送キャリア20の固定ピン24から取り外す。
第4実施形態のテープキャリア搬送治具10cにおいても、第1実施形態と同様な方法で、テープキャリアに電子部品を安定して搭載することができ、第1実施形態のテープキャリア搬送治具10と同様な効果を奏する。
1…LED装置、10,10a,10b,10c…テープキャリア搬送治具、20…搬送キャリア、22,32…開口部、24…固定ピン、24a…軸部、24b…径大部、30…カバープレート、34,34a,34b,34c…引掛穴、40…テープキャリア、42…絶縁テープ、50…LEDチップ、52…Au−Snはんだ層、60…封止樹脂、70…ダイシングシート、C1,C2…中心、IS…傾斜面、M…本体部、P…接続パッド、PT…突出部、S…段差部、SH…スプロケットホール、TE…貫通電極。

Claims (10)

  1. 周縁側に固定ピンを備えた搬送キャリアと、
    前記固定ピンに対応する引掛穴を備えたカバープレートとを有し、
    前記引掛穴の中心は前記固定ピンの中心よりも外側にずれた位置に配置されており、
    前記引掛穴の内側の側壁を前記固定ピンに係止させて、テープキャリアを挟み込み固定することを特徴とするテープキャリア搬送治具。
  2. 前記カバープレートを上側に撓ませて、前記引掛穴に前記固定ピンを挿通させ、前記カバープレートの撓みを開放して、前記引掛穴を前記固定ピンに係止させることを特徴とする請求項1に記載のテープキャリア搬送治具。
  3. 前記搬送キャリア及びカバープレートは短冊形状を有し、前記固定ピンは前記搬送キャリアの幅方向に沿った両端側に配置され、
    前記引掛穴に前記固定ピンを挿通させる際に、前記カバープレートを長さ方向で前記上側に撓ませることを特徴とする請求項2に記載のテープキャリア搬送治具。
  4. 前記搬送キャリア及びカバープレートは短冊形状を有し、前記固定ピンは前記搬送キャリアの長さ方向に沿った両端側に配置され、
    前記引掛穴に前記固定ピンを挿通させる際に、前記カバープレートを幅方向で前記上側に撓ませることを特徴とする請求項2に記載のテープキャリア搬送治具。
  5. 前記固定ピンは、軸部と、その上に配置されて前記軸部より径が大きい径大部とにより形成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のテープキャリア搬送治具。
  6. 前記軸部と前記径大部との繋り部が傾斜面となっていることを特徴とする請求項5に記載のテープキャリア搬送治具。
  7. 前記引掛穴は、前記カバープレートの内部に形成されるか、あるいは、前記カバープレートの一端から内側に切欠状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のテープキャリア搬送治具。
  8. 周縁側に固定ピンを備えた搬送キャリアと、
    前記固定ピンに対応する引掛穴と、開口部とを備えたカバープレートとを有し、
    前記引掛穴の中心は前記固定ピンの中心よりも外側にずれた位置に配置され、前記引掛穴の内側の側壁を前記固定ピンに係止させて固定することを含むテープキャリア搬送治具を用意し、前記搬送キャリアと前記カバープレートの間に、短冊状のテープキャリアを挟んで固定する工程と、
    前記カバープレートの開口部に露出する前記テープキャリアの接続パッドに電子部品を電気的に接続する工程とを有することを特徴とする電子部品装置の製造方法。
  9. 前記電子部品を接続する工程の後に、
    前記電子部品を樹脂で封止する工程と、
    前記テープキャリアから前記テープキャリア搬送治具を取り外す工程と、
    前記テープキャリアを切断して個々の電子部品装置を得る工程とを有することを特徴とする請求項8に記載の電子部品装置の製造方法。
  10. 前記電子部品はLEDチップであり、
    前記電子部品を接続する工程において、前記LEDチップを金−錫はんだ層を介して前記テープキャリアの接続パッドに接続することを特徴とする請求項8又は9に記載の電子部品装置の製造方法。
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