JP5968371B2 - アルミ及びアルミ合金の表面処理方法並びにアルミ製品 - Google Patents

アルミ及びアルミ合金の表面処理方法並びにアルミ製品 Download PDF

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Description

本発明は、アルミ及びアルミ合金の表面処理方法、並びに当該方法によるアルミ製品に関するものである。
近年、色彩及び模様を備える携帯電話機、MP3プレーヤ等の電子製品は、消費者に人気がある。アルミ又はアルミ合金等の基材の表面に、着色された酸化膜を形成する既存の製造方法では、アルミ又はアルミ合金等の基材を硫酸の中で陽極酸化して、前記基材の表面に微細孔を有する陽極酸化皮膜を被覆した後、有機染料を含有する溶液の中で前記基材を染色処理し、吸着作用によって染料を前記陽極酸化皮膜の微細孔の中に進入させて、前記基材の表面に色を付与する。その後、前記基材に対してマスキング処理を行って、前記基材を再び陽極酸化して染色処理を行う。これにより、前記基材に多彩な色を着色する。しかし、このような方法では、基材の表面に簡単に組み合わせた色のみしか形成できず、多彩な色と多様な模様との結合を表現できない。
上記の問題点に鑑みて、本発明は、多彩な色と多様な模様との組み合わせを表現できるアルミ及びアルミ合金の表面処理方法、並びにこの方法で得られたアルミ製品を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るアルミ及びアルミ合金の表面処理方法は、基材を第一次陽極酸化処理することによって、前記基材の表面に第一酸化アルミ層を形成する工程と、第一次陽極酸化処理された後の前記基材に対して第一次染色処理を行うことによって、前記基材に1種の色を着色する工程と、第一次染色処理された後の前記基材に対してダイヤモンド彫刻処理を行って、前記基材の表面の一部の第一酸化アルミ層を除去して、前記基材の一部を露出させて、前記基材の表面に模様を形成する工程と、ダイヤモンド彫刻処理された後の前記基材に対して第二次陽極酸化処理を行うことによって、前記基材の前記第一酸化アルミ層が被覆されていないエリアに第二酸化アルミ層を形成する工程と、第二次陽極酸化処理された後の前記基材に対して第二次染色処理を行うことによって、前記基材に他の1種の色を着色する工程と、を備える。
上記の課題を解決するために、本発明に係るアルミ製品は、基材と、前記基材の上面に形成された第一酸化アルミ層と、前記基材の上面に形成された第二酸化アルミ層と、を備える。前記第一酸化アルミ層及び前記第二酸化アルミ層はそれぞれ、複数のエリアに分割されており、前記第二酸化アルミ層の各エリアは、前記第一酸化アルミ層の各エリアと間隔をあけて設けられ且つ互いに接触している。
従来の技術と異なり、本発明のアルミ及びアルミ合金の表面処理方法では、第一回目の陽極酸化処理及び第一回目の染色処理を介して、基材の表面に1種の色を塗る。その後、ダイヤモンド彫刻処理を介して一部の第一酸化アルミ層を除去して、前記基材の表面に特定の模様を形成する。その後、第二回目の陽極酸化処理及び第二回目の染色処理を介して、前記基材の表面における第一酸化アルミ層が被覆されていないエリアに他の1種の色を塗る。これにより、本発明の方法によって得られたアルミ製品において、多種な色彩と多様な模様との組み合わせが表現される。
本発明の実施形態に係るアルミ製品の表面を示す図である。 図1に示したアルミ製品のII−II線に沿った断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係るアルミ及びアルミ合金の表面処理方法は、以下の工程を備える。
第一工程において、アルミ又はアルミ合金からなる基材11を用意した後、エタノールを用いて、基材11を超音波洗浄して、基材11の表面の汚れ等を除去する。前記超音波洗浄の時間は、25分〜35分である。
第二工程において、超音波洗浄された後の基材11に対して第一回目の陽極酸化処理を行う。具体的には、超音波洗浄された後の基材11を陽極とし、ステンレスを陰極とし、陽極と陰極との間に10V〜15Vの電圧を印加して、濃度が160g/L〜220g/Lの硫酸を電解液として、基材11を温度が16℃〜18℃である前記電解液の中で30分〜45分反応させる。前記第一回目の陽極酸化処理の過程において、HO水分子は電離してHイオン及びOHイオンを生成する。Hイオンは、前記陰極の近傍で還元されてHを生成する。OHイオンは、前記陽極の近くに移動すると、HO水分子及びOを生成する。Oが基材11と反応することによって、基材11の表面には第一酸化アルミ層12が形成される。第一酸化アルミ層12の厚さは、10μm〜15μmである。またこの際、第一酸化アルミ層12の表面には、複数の微細孔121が形成される。
第三工程において、第一次陽極酸化処理された後の基材11に対して第一次染色処理を行う。具体的には、第一回目の陽極酸化処理を経た基材11を、30℃〜50℃の染色液の中で1分〜2分浸漬する。前記染色液は、3g/L〜10g/Lの染色剤123を含有している。染色剤123は、ダークカラーの有機染料又はダークカラーの無機染料である。染色過程において、染色剤123は、拡散作用により第一酸化アルミ層12の複数の微細孔121の中に吸着される。これにより、基材11は色をもつ。
第四工程において、第一回目の染色処理を経た基材11に対して第一次封孔処理を行って、染色剤123を微細孔121の中に固着させる。前記第一次封孔処理としては、熱水シール、蒸気シール、酢酸ニッケルシール、重クロム酸カリウムシール、硫酸ニッケルシール、ステアリン酸シール又はコールドシール等の方法を採用することができる。
本実施形態においては、熱水シール法を採用する。具体的には、染色処理された後の基材11を95℃〜100℃のお湯の中に30分〜45分浸す。これにより、第一酸化アルミ層12の表面には、10μm〜15μmの透明な第一水和アルミナ層14が形成される。
第五工程において、図1に示すように、第一次封孔処理を経た基材11に対して、ダイヤモンド彫刻処理を行うことによって、基材11の表面に特定の模様を形成する。具体的には、ツール及び治具を含むダイヤモンド彫刻機(図示せず)を提供する。続いて、第一次封孔処理を経た基材11を前記治具の上面にセットして、前記ダイヤモンド彫刻機を起動して、治具により基材11を駆動して回転させると同時に、高速回転しているカッターを用いて基材11の表面をフライス加工して、基材11の表面の一部の第一酸化アルミ層12及び一部の第一水和アルミナ層14を除去して、基材11の一部を露出させる。基材11の露出された表面は、高輝度を呈する。前記ダイヤモンド彫刻処理の時間は、1分〜3分である。前記カッターの回転速度は、2000〜2500r/分である。切削深さは、20μm〜30μmであり、且つその精度は−0.02mm〜0.02mmに制御される。前記カッターと基材11との間の夾角を調節することによって、基材11の表面に異なる模様を形成することができる。
第六工程において、ダイヤモンド彫刻処理された基材11に対して第二次陽極酸化処理を行う。具体的には、ダイヤモンド彫刻処理された後の基材11を陽極とし、ステンレスを陰極とし、陽極と陰極との間に8V〜13Vの電圧を印加し、濃度が160〜220g/Lの硫酸を電解液とし、基材11を16℃〜18℃の硫酸溶液の中で30分〜45分反応させる。第二次陽極酸化処理の過程において、HO水分子は、Hイオン及びOHイオンを電離して生成する。Hイオンは、前記陰極の近傍で還元されてHを生成する。OHイオンは、前記陽極の近くに移動すると、HO水分子及びOを生成する。Oが基材11の第一酸化アルミ層12が被覆されていないエリアと反応することによって、基材11の表面における第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14が被覆されていないエリアには、第二酸化アルミ層16が形成される。第一酸化アルミ層12と第二酸化アルミ層16は、基材11の表面において、交互に接触している。また、第二酸化アルミ層16の厚さは、10μm〜15μmである。第二酸化アルミ層16の表面には、複数の微細孔161が形成されている。
また、第二次陽極酸化処理の過程において第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14に穴が形成されないようにするために、本発明では第一水和アルミナ層14の表面にインク保護層をさらにコーティングする。
また、第二次陽極酸化処理において、第一次陽極酸化処理より低い電圧によって、ダイヤモンド彫刻処理された後の基材11を直接陽極酸化処理するため、第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14には、第二次陽極酸化処理の過程で穴が形成されることはない。
第七工程において、第二次陽極酸化処理された後の基材11に対して第二次染色処理を行う。具体的には、第二次陽極酸化処理された後の基材11を30℃〜50℃の染色液の中で50秒〜70秒を浸漬する。前記染色液は、1g/L〜3g/Lの染色剤163を含有している。染色剤163は、淡色カラーの有機染料又は淡色カラーの無機染料である。染色過程において、染色剤163は、拡散作用により第二酸化アルミ層16の複数の微細孔161の中に吸着される。これにより、基材11には、もう1つの色が着色され、多色で多様な模様を有するアルミ製品10(図1を参照)が得られる。また、染色剤163は、淡色カラーの染料であり、第一酸化アルミ層12の表面には第一水和アルミナ層14が被覆されているため、第二次染色処理は、第一次染色処理で得られた色彩に対してあまり影響を与えない。
第八工程において、第二次染色処理された後の基材11に対して、第二次封孔処理を行う。前記第二次封孔処理としては、熱水シール、蒸気シール、酢酸ニッケルシール、重クロム酸カリウムシール、硫酸ニッケルシール、ステアリン酸シール又はコールドシール等の方法を採用することができる。
好ましくは、熱水シール法を採用する。具体的には、第二次染色処理された後の基材11を95℃〜100℃のお湯の中に30分〜45分浸す。熱水封孔処理によって、第二酸化アルミ層16の表面には、10μm〜15μmの透明な第二水和アルミナ層18が形成される。第二酸化アルミ層16及び第二水和アルミナ層18は透明層である。染色剤163は淡色カラーの染料であり、染色剤123はダークカラーの染料であり、ダイヤモンド彫刻処理された後の部分基材11の表面は高輝度を呈するので、上記の方法で得られたアルミ製品10のダイヤモンド彫刻処理されたエリアは高輝度を呈する。また、第一酸化アルミ層12及び第二酸化アルミ層16は交互に接触しているので、基材11の表面には明と暗の縞が現れる。
また、前記アルミ及びアルミ合金の表面処理方法は、第二次封孔処理された後の基材11に対して第二次ダイヤモンド彫刻処理を行う工程をさらに備えても良い。その後、基材11に対して再び第三次陽極酸化処理及び第三次染色処理を行うことによって、明と暗の縞が現れ、多種の色及び多様な模様を有するアルミ製品10が得られる。
図2に示すように、本発明の実施形態に係るアルミ製品10は、基材11と、基材11の表面に形成された第一酸化アルミ層12と、第一酸化アルミ層12の表面に形成された第一水和アルミナ層14と、基材11の表面に形成された第二酸化アルミ層16と、第二酸化アルミ層16の表面に形成された第二水和アルミナ層18と、を備える。第一酸化アルミ層12及び第二酸化アルミ層16はそれぞれ、複数のエリアに分割されている。第二酸化アルミ層16の各エリアは、第一酸化アルミ層12の各エリアと間隔をあけて設けられ且つ互いに接触している。同じように、第一水和アルミナ層14は、第一酸化アルミ層12に対応する複数のエリアに分割され、第二水和アルミナ層18は、第二酸化アルミ層16に対応する複数のエリアに分割されている。第二水和アルミナ層18の各エリアは、第一水和アルミナ層14の各エリアと間隔をあけて設けられ且つ互いに接触している。
第一酸化アルミ層12は、陽極酸化の方法により基材11の表面に被覆されている。第一酸化アルミ層12の厚さは、10μm〜15μmである。また、第一酸化アルミ層12には、複数の微細孔121が形成されている。染色剤123が複数の微細孔121の中に附着しているので、基材11は所定の色彩を呈する。
第一水和アルミナ層14は、封孔の方法により第一酸化アルミ層12に附着している。第一水和アルミナ層14の厚さは、10μm〜15μmである。
第二酸化アルミ層16は、陽極酸化の方法により基材11における第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14が被覆されていない表面に形成されている。第二酸化アルミ層16の厚さは、10μm〜15μmである。また、第二酸化アルミ層16には、複数の微細孔161が形成されている。染色剤163が複数の微細孔161の中に吸着しているので、基材11はもう1つの色を呈する。また、基材11の第一酸化アルミ層12及び第一水和酸化アルミナ層14が被覆されていない表面は高輝度を呈するので、アルミ製品10の第二酸化アルミ層16が被覆されているエリアは、高輝度を呈する。これにより、明と暗の縞が現れ、多種の色及び多様な模様を有するアルミ製品10が得られる。
第二水和アルミナ層18は、封孔の方法により第二酸化アルミ層16の上面に附着している。第二水和アルミナ層18の厚さは、10μm〜15μmである。
以下、具体的な実施例を挙げて本発明について詳細に説明する。
〔実施例1〕
第一陽極酸化処理:基材11を陽極とし、ステンレスを陰極として、前記陽極と前記陰極との間に10Vの電圧を印加して、基材11を18℃の電解液の中で45分反応させる。これにより、基材11の表面に第一酸化アルミ層12が形成される。電解液は、220g/Lの硫酸を含有する。第一酸化アルミ層12の厚さは、15μmである。また、第一酸化アルミ層12の表面には、複数の微細孔121が形成されている。
第一次染色処理:第一次陽極酸化処理された後の基材11を50℃の染色液の中で2分浸漬する。前記染色液は、10g/Lの染色剤123を含有する。染色過程において、染色剤123は、拡散作用によって複数の微細孔121の中に吸着して、基材11に1種の色を着色する。
第一次封孔処理:第一次染色処理された後の基材11を95℃の熱湯の中に45分浸し、熱水封孔処理によって、第一酸化アルミ層12の表面に第一水和アルミナ層14を形成する。第一水和アルミナ層14の厚さは、15μmである。
ダイヤモンド彫刻処理:ダイヤモンド彫刻機のカッターを利用して、基材11の表面をフライス加工して、基材11の表面に特定の模様を形成する。前記カッターの回転速度は、2500r/分である。切削深さは、30μmであり、且つその精度は0.02mmに制御される。ダイヤモンド彫刻処理の過程において、前記カッターは、基材11の表面の一部の第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14を除去して、基材11の一部を露出させる。
第二次陽極酸化処理:ダイヤモンド彫刻処理された後の基材11を陽極とし、ステンレスを陰極として、前記陽極と前記陰極との間に8Vの電圧を印加して、基材11を18℃の電解液の中で45分反応させることによって、基材11の第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14が被覆されていない表面に、第二酸化アルミ層16を形成する。前記電解液は、220g/Lの硫酸を含有する。第二酸化アルミ層16の厚さは、15μmである。また、第二酸化アルミ層16の表面には、複数の微細孔161が形成されている。
第二次染色処理:第二次陽極酸化処理された後の基材11を50℃の染色液の中に70秒浸漬する。前記染色液は、3g/Lの染色剤163を含有する。染色過程において、染色剤163は、拡散作用によって複数の微細孔161の中に吸着されて、基材11に他の1種の色を着色する。
第二次封孔処理:第二次染色処理された後の基材11を95℃の熱湯の中に45分浸し、熱水封孔処理によって、第二酸化アルミ層16の表面に第二水和アルミナ層18を形成する。第二水和アルミナ層18の厚さは、15μmである。
〔実施例2〕
第一陽極酸化処理:基材11を陽極とし、ステンレスを陰極とし、前記陽極と前記陰極との間に12Vの電圧を印加して、基材11を17℃の電解液の中で40分反応させることによって、基材11の表面に第一酸化アルミ層12を形成する。前記電解液は、200g/Lの硫酸を含有する。第一酸化アルミ層12の厚さは、12μmである。また、第一酸化アルミ層12の表面には、複数の微細孔121が形成されている。
第一次染色処理:第一次陽極酸化処理された後の基材11を40℃の染色液の中に1.5分浸漬する。前記染色液は、5g/Lの染色剤123を含有する。染色過程において、染色剤123は、拡散作用によって複数の微細孔121の中に吸着して、基材11に1種の色を着色する。
第一次封孔処理:第一次染色処理された後の基材11を98℃の熱湯の中に40分浸す。熱水封孔処理によって、第一酸化アルミ層12の表面に第一水和アルミナ層14を形成する。第一水和アルミナ層14の厚さは、12μmである。
ダイヤモンド彫刻処理:ダイヤモンド彫刻機のカッターを利用して、基材11の表面をフライス加工して、基材11の表面に特定の模様を形成する。前記カッターの回転速度は、2200r/分である。切削深さは、24μmであり、且つその精度は0mmに制御される。ダイヤモンド彫刻処理の過程において、前記カッターは、基材11の表面の一部の第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14を除去して、基材11の一部を露出させる。
第二次陽極酸化処理:ダイヤモンド彫刻処理された後の基材11を陽極とし、ステンレスを陰極として、前記陽極と前記陰極との間に10Vの電圧を印加して、基材11を17℃の電解液の中で40分反応させることによって、基材11の第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14が被覆されていない表面に、第二酸化アルミ層16を形成する。前記電解液は、200g/Lの硫酸を含有する。第二酸化アルミ層16の厚さは、12μmである。また、第二酸化アルミ層16の表面には、複数の微細孔161が形成されている。
第二次染色処理:第二次陽極酸化処理された後の基材11を40℃の染色液の中に60秒浸漬する。前記染色液は、2g/Lの染色剤163を含有する。染色過程において、染色剤163は、拡散作用によって複数の微細孔161の中に吸着して、基材11に他の1種の色を着色する。
第二次封孔処理:第二次染色処理された後の基材11を98℃の熱湯の中に40分浸す。熱水封孔処理によって、第二酸化アルミ層16の表面に第二水和アルミナ層18を形成する。第二水和アルミナ層18の厚さは、12μmである。
〔実施例3〕
第一陽極酸化処理:基材11を陽極とし、ステンレスを陰極として、前記陽極と前記陰極との間に15Vの電圧を印加して、基材11を16℃の電解液の中で30分反応させることによって、基材11の表面に第一酸化アルミ層12を形成する。前記電解液は、160g/Lの硫酸を含有する。第一酸化アルミ層12の厚さは、10μmである。また、第一酸化アルミ層12の表面には、複数の微細孔121が形成されている。
第一次染色処理:第一次陽極酸化処理された後の基材11を30℃の染色液の中に1分浸漬する。前記染色液は、3g/Lの染色剤123を含有する。染色過程において、染色剤123は、拡散作用によって複数の微細孔121の中に吸着して、基材11に1種の色を着色する。
第一次封孔処理:第一次染色処理された後の基材11を100℃のお湯の中に30分浸す。熱水封孔処理によって、第一酸化アルミ層12の表面に第一水和アルミナ層14を形成する。第一水和アルミナ層14の厚さは、10μmである。
ダイヤモンド彫刻処理:ダイヤモンド彫刻機のカッターを利用して、基材11の表面をフライス加工して、基材11の表面に特定の模様を形成する。前記カッターの回転速度は、2000r/分である。切削深さは、20μmであり、且つその精度は−0.02mmに制御される。ダイヤモンド彫刻処理の過程において、前記カッターは、基材11の表面の一部の第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14を除去して、基材11の一部を露出させる。
第二次陽極酸化処理:ダイヤモンド彫刻処理された後の基材11を陽極とし、ステンレスを陰極として、前記陽極と前記陰極との間に13Vの電圧を印加して、基材11を17℃の電解液の中で30分反応させることによって、基材11の第一酸化アルミ層12及び第一水和アルミナ層14が被覆されていない表面に、第二酸化アルミ層16を形成する。前記電解液は、160g/Lの硫酸を含有する。第二酸化アルミ層16の厚さは、10μmである。また、第二酸化アルミ層16の表面には、複数の微細孔161が形成されている。
第二次染色処理:第二次陽極酸化処理された後の基材11を30℃の染色液の中に50秒浸漬する。前記染色液は、1g/Lの染色剤163を含有する。染色過程において、染色剤163は、拡散作用によって複数の微細孔161の中に吸着されて、基材11に他の1種の色を着色する。
第二次封孔処理:第二次染色処理された後の基材11を100℃の熱湯の中に30分浸す。熱水封孔処理によって、第二酸化アルミ層16の表面に第二水和アルミナ層18を形成する。第二水和アルミナ層18の厚さは、10μmである。
10 アルミ製品
11 基材
12 第一酸化アルミ層
14 第一水和アルミナ層
16 第二酸化アルミ層
18 第二水和アルミナ層
121、161 微細孔
123 染色剤
163 染色剤

Claims (7)

  1. 基材を第一次陽極酸化処理することによって、前記基材の表面に第一酸化アルミ層を形成する工程と、
    第一次陽極酸化処理された後の前記基材に対して第一次染色処理を行うことによって、前記基材に1種の色を着色する工程と、
    第一次染色処理された後の前記基材に対して第一次封孔処理を行うことによって、前記第一酸化アルミ層に第一水和アルミナ層を形成する工程と、
    第一次封孔処理された後の前記基材に対してコーティング処理を行うことによって、前記第一水和アルミナ層にインク保護層を形成する工程と、
    コーティング処理された後の前記基材に対してダイヤモンド彫刻処理を行って、前記基材の表面の一部の第一酸化アルミ層、第一水和アルミナ層及びインク保護層を除去して、前記基材の一部を露出させて、前記基材の表面に模様を形成する工程と、
    ダイヤモンド彫刻処理された後の前記基材に対して第二次陽極酸化処理を行うことによって、前記基材の前記第一酸化アルミ層、第一水和アルミナ層及びインク保護層が被覆されていないエリアに第二酸化アルミ層を形成する工程と、
    第二次陽極酸化処理された後の前記基材に対して第二次染色処理を行うことによって、前記基材に他の1種の色を着色する工程と、
    第二次染色処理された後の前記基材に対して第二次封孔処理を行うことによって、前記第二酸化アルミ層に第二水和アルミナ層を形成する工程と、
    を備えることを特徴とするアルミ及びアルミ合金の表面処理方法。
  2. 前記第一次陽極酸化処理は、前記基材を陽極とし、ステンレスを陰極として、前記陽極と前記陰極との間に10V〜15Vの電圧を印加し、濃度が160g/L〜220g/Lである硫酸を電解液とし、温度が16℃〜18℃である硫酸溶液の中で前記基材を30分〜45分反応させることを特徴とする請求項1に記載のアルミ及びアルミ合金の表面処理方法。
  3. 前記第一次染色処理は、30℃〜50℃の温度下で、3g/L〜10g/Lの染色剤を含有する染色液を用いて、前記基材に対して1分〜2分染色することを特徴とする請求項1に記載のアルミ及びアルミ合金の表面処理方法。
  4. 前記ダイヤモンド彫刻処理は、回転速度が2000〜2500r/分であるカッターを用いて、前記基材の表面をフライス加工して、前記基材の表面の一部の第一酸化アルミ層及び一部の第一水和アルミナ層を除去して、前記基材の表面に特定の模様を形成することであり、
    前記カッターの切削深さは、20μm〜30μmであることを特徴とする請求項1に記載のアルミ及びアルミ合金の表面処理方法。
  5. 前記第二次陽極酸化処理は、ダイヤモンド彫刻処理された後の前記基材を陽極とし、ステンレスを陰極として、前記陽極と前記陰極との間に8V〜13Vの電圧を印加し、濃度が160g/L〜220g/Lである硫酸を電解液とし、温度が16℃〜18℃である硫酸溶液の中で、前記基材を30分〜45分反応させることを特徴とする請求項1に記載のアルミ及びアルミ合金の表面処理方法。
  6. 前記第二次染色処理は、30℃〜50℃の温度下で、1g/L〜3g/Lの染色剤を含有する染色液を用いて、第二次陽極酸化処理された後の前記基材に対して50秒〜70秒染色することを特徴とする請求項1に記載のアルミ及びアルミ合金の表面処理方法。
  7. 基材と、前記基材の上面に形成された第一酸化アルミ層と、前記第一酸化アルミ層の微細孔に配された1種の染色剤と、前記第一酸化アルミ層の上面に形成された第一水和アルミナ層と、前記第一水和アルミナ層の上面に形成されたインク保護層と、前記基材の上面に形成された第二酸化アルミ層と、前記第二酸化アルミ層の微細孔に配された他の1種の染色剤と、前記第二酸化アルミ層の上面に形成された第二水和アルミナ層と、を備えるアルミ製品であって、
    前記第一酸化アルミ層及び前記第二酸化アルミ層はそれぞれ、複数のエリアに分割されており、前記第二酸化アルミ層の各エリアは、前記第一酸化アルミ層の各エリアの間に設けられ且つ互いに接触していることを特徴とするアルミ製品。
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