JP5968056B2 - 像加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー像が形成された記録材を加熱及び加圧する像加熱装置に関する。
一般に、複写機、プリンタ、FAX、或いは、これら複数の機能を備えた複合機などの画像形成装置において、電子写真方式を用いて記録材(シート)上に画像を形成することが知られている。この電子写真方式の画像形成装置は、記録材上にトナー像を静電的に転写し、このトナー像を像加熱装置(以下、定着装置という)によって記録材上に定着している。
上記定着装置は、例えば、特許文献1及び2に記載されているように、熱源が内蔵された定着ローラと、この定着ローラに押し付けられる加圧ローラとを有しており、これら定着ローラ及び加圧ローラによって加熱ニップを形成している。そして、この加熱ニップを通過するシートを加熱及び加圧してトナー像をシートに定着させている。
ところで、加熱ニップには多数の記録材が通過するため、上記定着ローラ及び加圧ローラは、記録材との摩擦により帯電することがある。そして、これら定着ローラもしくは加圧ローラが帯電すると、「静電オフセット」と呼ばれる現象が発生する虞がある。即ち、帯電した定着ローラもしくは加圧ローラ間に生じる電界の向きや強さによっては、記録材上のトナー像の一部が定着ローラに残ってしまったり、記録材上のトナーが反発してトナー像を乱してしまったりすることがある。
そのため、上記特許文献1記載の定着装置では、定着ローラ及び加圧ローラの表面を除電ブラシによって除電することによって静電オフセット現象の発生を防止している。具体的には特許文献1記載の定着装置は、定着ローラを芯金とこの芯金を被覆した樹脂層によって形成すると共に、加圧ローラを芯金と芯金を被覆したシリコンスポンジゴム層とこのシリコンスポンジゴム層を被覆した樹脂層とによって形成している。そして、これら定着ローラ及び加圧ローラの外周を形成する樹脂層を半導電性とし、この表面層もしくは芯金に除電ブラシを接触させることでローラを除電している。
また、上記特許文献2記載の定着装置では、加圧ロールの外周面にバイアス電圧を掛けて、定着ロールと加圧ロールとの間に所望の静電界を形成することによって静電オフセット現象の発生を防止している。
特開2002−162857号公報 特開2000−122453号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2記載の定着装置は、フッ素樹脂からなる定着ローラ及び加圧ローラの表面層の少なくとも一方を半導電性にするために、カーボンフィラーなどの導電性物質を上記表面層のフッ素系樹脂材料に添加している。
フッ素系樹脂材料は、導電性物質が添加されると、弾性率、伸び特性、柔軟性が失われ、硬く、変形し難くなってしまう。従って、表面層に対する導電性物質の添加量及び層厚の差によって、定着ローラ及び加圧ローラはそれぞれ加熱ニップがシートを通過した際の変形量が異なってくる。
これにより、上記特許文献1及び2記載の定着装置のように定着及び加圧ローラの表面層の少なくとも一方を導電化させていると、これら定着ローラ及び加圧ローラの表面層の変形量のバランスが崩れ、どちらか一方のローラの表面層が大きく変形してしまう。そして、ローラの表面層の変形が大きいと記録材のコバ部が当たる部分の応力集中が大きくなり、表面層のコバ部が当たる部分の摩耗が促進されることによって、ローラの寿命の低下を招いてしまうという問題があった。
そこで本発明は、静電オフセット現象の発生を防止しつつ、加熱ニップを形成する回転体の耐久性が良い像加熱装置を提供することを目的とする。
本発明は、トナー像が形成された記録材を加熱ニップにて加熱及び加圧する像加熱装置において、弾性材料からなる弾性層と、前記弾性層を被覆するフッ素系樹脂材料からなる表面層と、を有して発熱する第1回転体と、弾性材料からなる弾性層と、前記弾性層を被覆するフッ素系樹脂材料からなる表面層と、を有し、この表面層が前記第1回転体の表面層に押し付けられて前記加熱ニップを形成する第2回転体と、前記第2回転体の表面層と接触してこの第2回転体の表面層を除電する除電部材と、を備え、前記第2回転体の表面層は、フッ素系樹脂材料に導電性物質が添加されており、表面抵抗率が前記第1回転体の表面層よりも低くかつ、層厚が前記第1回転体の表面層よりも薄い、ことを特徴とする。
本発明によると、加熱ニップを形成する第1及び第2回転体の内、少なくとも第2回転体の表面層を形成するフッ素系樹脂材料に導電性物質を添加して半導電性とする。そして、第2回転体の表面層に除電部材を接触させて第2回転体を除電することによって、静電オフセット現象の発生を防止して画像品質を向上することができる。また、第2回転体の表面層を、第1回転体の表面層に対して、表面抵抗率が小さく、層厚が薄くなるように形成したことによって、記録材が加熱ニップを通過する際に第1及び第2回転体の表面層をバランス良く変形させることができる。これにより、画像品質と第1及び第2回転体の高い耐久性とを両立させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す模式図。 本発明の第1の実施の形態に係る定着装置を示す模式図。 図2の定着装置の加熱ベルト及び加圧ベルトの構造を示す模式図。 加熱ニップをシートが通過する際の加熱ベルトと加圧ベルトとの変形量を説明するための図であって、(a)は加熱ベルトと加圧ベルトとの変形バランスが取れていない場合、(b)は加熱ベルトと加圧ベルトとの変形バランスが取れている場合。 本発明の第2の実施の形態に係る定着装置を示す模式図。
[第1の実施の形態]
[画像形成装置の概略構成]
以下、本発明に係る実施の形態について図面に沿って説明をする。図1に示すように、画像形成装置100は、第1乃至第4の画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdを並設して有しており、各々異なった色のトナー像が潜像、現像、転写のプロセスを経て形成する。
画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdは、それぞれ専用の像担持体(本実施形態では電子写真感光ドラム3a,3b,3c,3d)を具備し、各感光ドラム3a,3b,3c,3d上に各色のトナー像が形成される。各感光ドラム3a,3b,3c,3dに隣接して中間転写体130が設置され、感光ドラム3a,3b,3c,3d上に形成された各色のトナー像が中間転写体130上に一次転写され、二次転写部T2で記録材P上に転写される。更に、トナー像が転写された記録材Pは、像加熱装置としての定着装置9で加熱及び加圧されてトナー像を記録材Pに定着した後、記録画像として装置外に排出される。
感光ドラム3a,3b,3c,3dの外周には、それぞれドラム帯電器2a,2b,2c,2d、現像器1a,1b,1c,1d、一次転写帯電器24a,24b,24c,24d及びクリーナー4a,4b,4c,4dが設けられている。また、感光ドラム3a,3b,3c,3dの上方には、ポリゴンミラーを含む光源装置5a,5b,5c,5dが設置されている。
光源装置5a,5b,5c,5dから発せられたレーザー光は、ポリゴンミラーが回転して走査し、その走査光の光束を反射ミラーによって偏向し、fθレンズにより感光ドラム3a,3b,3c,3dの母線上に集光される。これにより、感光ドラム3a,3b,3c,3dが露光され、感光ドラム3a,3b,3c,3d上に画像信号に応じた潜像が形成される。
現像器1a,1b,1c,1dには、現像剤としてそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナーが図示しない供給装置により所定量充填されている。現像器1a,1b,1c,1dは、それぞれ感光ドラム3a,3b,3c,3d上の潜像を現像して、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びブラックトナー像として可視化する。
中間転写体130は、矢示R2の方向に感光ドラム3a,3b,3c,3dとほぼ同じ周速度をもって回転駆動されている。感光ドラム3a上に形成担持された第1色のイエロートナー画像は、感光ドラム3aと中間転写体130とのニップ部を通過する際に、中間転写体130に印加される一次転写バイアスにより形成される電界と圧力により、中間転写体130に中間転写されていく。
以下、同様に第2色のマゼンタトナー画像、第3色のシアントナー画像、第4色のブラックトナー画像が順次中間転写体130上に重畳転写され、目的のカラー画像に対応した合成カラートナー画像が形成される。
二次転写ローラ11は、中間転写体130に対応し平行に軸受させて下面部に接触させて配設されている。二次転写ローラ11には、二次転写バイアス源によって所望の二次転写バイアスが印加されている。記録材Pは、給紙カセット10a,10bから給紙部6a,6b、レジストローラ対12、転写前ガイドを通過して中間転写体130と二次転写ローラ11との当接ニップ(二次転写部)T2に所定のタイミングで給送される。中間転写体130上に重畳転写された合成カラートナー画像は、当接ニップT2に記録材Pが給送されると同時に二次転写バイアスがバイアス電源からに印加されることにより、中間転写体130から記録材Pへと転写される。
なお、上記記録材Pへのトナー像転写時の二次転写バイアスは、トナー電荷とは逆極性であり、環境(装置周囲の温湿度)及び記録材種類(坪量、表面性)に応じて最適に設定されるように、制御部141にて制御している。また、制御部141は、連続通紙時の紙間時、及びジョブ終了後に、トナー電荷と同極性の二次転写バイアスを所定時間二次転写ローラに印加する二次転写ローラクリーニング制御をしている。これにより、二次転写ローラ11に付着した飛散トナーやかぶりトナーを中間転写体130側に戻し、転写性能の劣化や記録材Pの裏汚れを防止することができる。
[定着装置]
ついで、上述した画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdにてトナー像が形成された記録材Pを加熱及び加圧する定着装置(像加熱装置)9について詳しく説明をする。図2に示すように、定着装置9は、加熱ベルト(第1回転体)51、定着ローラ53及び定着テンションローラ55を備えており、これら定着ローラ53及び定着テンションローラ55に加熱ベルト51を所定の張力を与えた状態で懸架している。定着ローラ53は、不図示の駆動源によって回転駆動可能に構成されており、この定着ローラ53が駆動することによって加熱ベルト51は回転駆動する。また、定着テンションローラ55は、金属製のパイプによって形成されたローラであり、その内部には、加熱ベルト51を加熱するためのハロゲンヒータ(加熱装置)201が設けられている。即ち、加熱ベルト51はハロゲンヒータ201によって加熱されており、この加熱装置としてのハロゲンヒータ201に加熱されることによって発熱する。また、加熱ベルト51の表面温度は、温度計205によって計測されており、温度計205の計測値に基づいて、温度制御装置145が所定の表面温度になるようにハロゲンヒータ201を制御している。
また、定着装置9は、加圧ベルト(第2回転体)52、加圧ローラ54及び加圧テンションローラ56を備えており、これら加圧ローラ54及び加圧テンションローラ56に加圧ベルト52を所定の張力を与えた状態で懸架している。加圧ローラ54は上下に回動可能に構成されており、加圧ベルト52を加熱ベルト51に対して接離させることが可能になっている。
定着装置9は、上記加圧ベルト52を所定のニップ圧で加熱ベルト51に押し付けることによって、記録材Pを加熱及び加圧する加熱ニップ59が形成している。加熱ニップ59は、上記加圧及び定着ローラ54,53のテンションローラ側に、加圧及び加熱ベルト52,51の内周面と接触して外周側に向かって押圧する加圧パッド57,58が設けられることによって、記録材Pの搬送方向に広く形成されている。
加熱ニップ59は、上記加熱ベルト51が回転すると共に、加圧ベルト52が加熱ベルト51に従動回転することにより記録材Pを通過可能とする。記録材Pは、この搬送方向に広い加熱ニップ59において、トナーの融点以上の温度に加熱及び加圧されることによって、静電的に担持されていたトナー像が定着される。なお、定着装置9は、トナー像が未定着状態の記録材を加熱及び加圧するだけではなく、トナー像が定着済みの記録材を加熱及び加圧して記録材表面の光沢を高めたりしても良い。
[接触部材]
ついで、加圧ベルト52の表面の帯電状態を調整する接触部材としての除電ブラシ60の構成について図2に基づいて説明をする。上述したように加熱ニップ59には、多数の記録材Pが通過する。そのため、一般的な定着装置において、加熱ニップを形成する定着部材及び加圧部材(本実施の形態においては加熱ベルト51及び加圧ベルト52が相当)の表面が記録材Pと擦れることによって摩擦帯電することがある。
例えば、定着部材及び加圧部材の表面が帯電すると共に、これら定着部材表面と加圧部材表面の帯電量に差がでると、加熱ニップ近傍に静電界が形成される。そして、この静電電界が、トナーを定着部材に引き寄せる方向に形成されると、記録材上のトナー画像が定着部材の表面に静電的に転移してしまい、画像品質の低下を招いてしまうことがある。また、静電界の方向が、定着部材から加圧部材側に向かう方向に形成されると、その電界の大きさによっては、トナーが反発して静電的に記録材上に保持されているトナー像を乱してしまうことがある。即ち、加熱ニップ近傍に形成される静電界の方向及び強度によって、所謂、静電オフセット現象が生じ、画像品質が低下するおそれがある。
そのため、図2に示すように定着装置9は、加圧ベルト52の表面に接触して加圧ベルト52を除電する除電ブラシ60を備えている。具体的には、この除電ブラシ60は、定着装置9(画像形成装置1)のフレーム61にボディアースされた本体部と、この本体部の先端に設けられた加圧ベルト52の表面に接触するブラシ部とを備えて構成されている。
[加熱/加圧ベルト]
ついで、上記加熱ベルト51及び加圧ベルト52の構成について詳しく説明をする。図3は、加熱ベルト51及び加圧ベルト52を記録材Pの搬送方向に切断した断面図である。図3に示すように、加熱ベルト51は、内周側から外周側に向かって基層511、弾性層512、表面層513を有した三層構造のベルトであり、基層511は、ポリイミドスリーブや金属スリーブによって構成されている。
弾性層512は、シリコンゴムやシリコンスポンジゴムなどの弾性材料によって形成されており、基層511を被覆するように構成されている。また、記録材Pと接触する表面層513は、耐熱性及びトナー離型性に優れたフッ素系樹脂材料によって形成されている。上記フッ素系樹脂材料としては、パーフルオロアルコキシテトラフルオロエチレン共重合体(PFA)や、ポリテトラフルオロエチエン共重合体(PTFE)などが使用される。
また、同様に加圧ベルト52も内周側から外周側に向かって基層521、弾性層522、表面層523を有した三層構造のベルトであり、基層521は、ポリイミドスリーブや金属スリーブによって構成されている。
弾性層522は、シリコンゴムやシリコンスポンジゴムなどの弾性材料によって形成されており、基層521を被覆するように構成されている。また、加熱ベルト51の表面層513に押し付けられて加熱ニップ59を形成する加圧ベルト52の表面層523は、耐熱性及びトナー離型性に優れたフッ素系樹脂材料によって形成されている。上記フッ素系樹脂材料としては、パーフルオロアルコキシテトラフルオロエチレン共重合体(PFA)や、ポリテトラフルオロエチエン共重合体(PTFE)などが使用される。
ところで、上記加熱ベルト51及び加圧ベルト52の表面層513,523を形成するフッ素系樹脂材料は、通常、絶縁性の部材であるが、少なくとも加圧ベルト52の表面層523は、除電ブラシ60によって除電されるため半導電性である必要がある。そのため、加圧ベルト52の表面層523は、導電性物質を添加した半導電性のフッ素系樹脂材料によって形成されている。なお、加熱ベルト51の表面層513は、導電性物質を添加していない、もしくは添加していても微量な略絶縁〜絶縁性のフッ素系樹脂材料により形成されている。即ち、上記加圧ベルト52の表面層523の方が、加熱ベルト51の表面層513よりも表面抵抗率が低くなるように構成されている。なお、上記導電性物質としては、カーボンフィラー、ニッケル粉末、ニッケル被覆材や、これらニッケル粉末またはニッケル被覆材とカーボンフィラーとの混合物などがある。
一方、加熱ベルト51及び加圧ベルト52の表面層513,523を形成するPFAやPTFEなどのフッ素系樹脂材料は、上記導電性物質を添加すると、引張強度、引張弾性率、伸びなどの物性値が低下することも知られている。即ち、フッ素系樹脂材料は、導電性物質の添加の割合に応じて固くなることが知られている。
そのため、本実施の形態では、加圧ベルト52の表面層523の層厚Yを、加熱ベルト51の表面層513の層厚Xよりも薄く形成している。即ち、ベルトの層厚X,Yを薄くすると弾性層512,522の弾性が表面層513,523に影響して表面層513,523が変形しやすくなる。そこで、表面抵抗率が低く相対的に固い加圧ベルト52の表面層523を薄く、表面抵抗率が高く相対的に柔らかい加熱ベルト51の表面層513を厚く形成している。
このようにすると、加熱ニップ59を記録材Pが通過する際に、図4(a)に示すように加熱ベルト51と加圧ベルト52との変形バランスが崩れず、図4(b)に示すように加熱ベルト51と加圧ベルト52とがバランスのとれた状態で変形する。そのため、記録材Pのコバ部と当接する際に表面層に発生する応力集中を小さくすることができ、加熱ベルト側と加圧ベルト側に掛かる力を分散して両ベルト51,52の摩耗低減及び耐久性の向上を図ることができる。
[実施例]
ついで、上記定着装置9を、プロセススピード320mm/secでA4サイズ毎分80枚を出力可能な画像形成装置1に搭載して通紙試験を行った際の結果を比較する。まず、静電オフセット性能の比較のために、加熱ベルト51及び加圧ベルト52の表面層513,523の表面抵抗率を変化させた場合について比較する。定着装置9の構成及び試験条件は以下の通りである。
[定着装置の構成]
加熱ベルト:内径φ50mm、厚み70μm、基層(Ni製無端ベルト)、弾性層(500μm厚シリコンゴム)、表面層(40μm厚PFAチューブ)
定着ローラ:外径φ20mm
定着テンションローラ:外径φ20mm
加圧ベルト:内径φ50mm、厚み70μm、基層(Ni製無端ベルト)、弾性層(400μm厚シリコンゴム)、表面層(30μm厚PFAチューブ)
加圧ローラ:外径φ20mm
加圧テンションローラ:外径φ20mm
加熱装置:1000Wハロゲンヒータ
加熱ニップ幅:15mm(ニップ圧接時の総荷重値約80kgf)
[通紙条件]
使用記録材:体積抵抗の高い厚紙(坪量200g)
印刷条件:ハーフトーン画像を1000枚印刷
次に、各実施例及び比較例の試験条件及び静電オフセットの発生の有無を表1に示す。
Figure 0005968056
実施例1は、加熱ベルト51の表面層513の表面抵抗率Bが、1.0×1013[Ω/sq]≦B≦1.0×1015[Ω/sq]の範囲である。また、加圧ベルト52の表面層523の表面抵抗率Cが、1.0×10[Ω/sq]≦C≦1.0×10[Ω/sq]の範囲である。
表1の結果から上記実施例1の加熱ベルト51及び加圧ベルト52では、比較例1及び2に対して表面層513,523との間に表面電位差が付きにくいことが分かる。これは、加圧ベルト52の表面層523にカーボンフィラーを添加して半導電性にすると共に、除電ブラシ60によって表面層523を除電したためである。即ち、加圧ベルト52の表面層523は除電ブラシ60により除電されている。また、加熱ベルト51の表面層513についても、上記加圧ベルト52の表面層523に接触して除電されたり、加圧ベルト52の表面層523が除電されていることにより記録材Pの帯電量が少なかったりすることによって、表面電位が0に近くなるためである。
従って、実施例1の範囲に加熱ベルト51及び加圧ベルト52の表面層513,523の表面抵抗率を設定すると、加熱ニップ59に進入する直前の未定着トナー像(マイナス極性)を乱しにくく、静電オフセット現象が発生しにくいことが確認された。
次に、加熱ベルト51及び加圧ベルト52の表面層513,523の層厚を変化させて通紙試験を行った際の画像の光沢スジと、全ベタ画像における画像面内光沢ムラについて評価した結果を表2に示す。なお、定着装置9は、表2に示す表面層513,523の層厚及び表面抵抗率以外は、上述の静電オフセット性能の比較を行った定着装置と同構成である。以下に試験条件を示す。
[定着装置の構成]
加熱ベルトの表面層の抵抗率:1.0×1013[Ω/sq]
加圧ベルトの表面層の抵抗率:1.0×10[Ω/sq]
[試験条件1(光沢スジ評価時)]
厚紙(坪量160g、A3サイズ)を10万枚連続通紙した直後の片面コート紙(128g、13inch×19inchサイズ、ブラックハーフトーン画像)によって記録材Pコバ部のスジが視認できるかで評価
[試験条件2(画像内光沢ムラ評価時)]
表面性の粗い非コート紙(75g)にブラックベタ画像を印刷した際の画像を視覚評価
Figure 0005968056
上記加熱及び加圧ベルト51,52の表面層513,523の摩耗は、記録材Pの搬送方向に平行な左右コバ部が、連続通紙によって加熱及び加圧ベルト51,52に当接し続けることで発生する。特に、記録材Pが厚紙などの層厚が厚いものの場合に発生しやすく、加熱ベルト51の表面層に摩耗が生じると画像の品質低下につながりやすい。
表2に示すように、実施例2〜4では、加熱ベルト51の表面摩耗による光沢スジの発生していない事がわかる。一方、加熱ベルト51の表面層513の層厚をX、加圧ベルト52の表面層523の層厚をY、加圧ベルト52の表面層523に対する加熱ベルト51の表面層513の層厚の比X/YをAとすると、層厚比Aが1である比較例3では、光沢スジが発生し始めた。
これは、加熱ベルト51の表面層513の層厚Xが薄すぎると、この表面層513の下部に弾性層512を持つ加熱ベルト51が全体として微小硬度が柔らかくなり、記録材Pを搬送したときの表面層513の変形量が増し、摩耗が促進されたと考察できる。従って、表2の結果から光沢スジが発生しない層厚比の範囲は1<A≦1.67といえる。
また、加熱ベルト51の表面層513の硬度に関係する画像品質として光沢ムラがある。この光沢ムラは、加熱ベルト51の表面が記録材Pや記録材P上の未定着トナー像の凹凸に柔軟に追従しないと、熱と圧のかかり方にムラができることで紙の繊維ムラが顕在化して光沢ムラとなって現れる現象である。
表2の結果を参照すると、この光沢ムラは、実施例4において発生した。これは、加熱ベルト51の表面層(フッ素樹脂層)が厚く、加熱ベルト51全体としての微小硬度が高すぎても、画像面に柔軟に追従しないために、未定着トナー像の溶融ムラを引き起こしていると考えられる。この結果から光沢ムラが発生しない層厚比の範囲は、0.67≦A≦1.5といえる。
以上の結果から、加熱ベルト51の表面層513と加圧ベルト52の表面層との層厚比Aは、ベルトの耐久性の観点から1<A≦1.67が好適であり、画像品質も考慮すると1<A≦1.5の範囲内にすることが最適である事が分かる。なお、本実施例においては、弾性層512,522についても、加熱ベルト51が加圧ベルト52よりも厚くなるように形成されている。
また、加熱ベルト51及び加圧ベルト52の表層厚みの感度については、中間層に弾性体層を持つ場合には、ベルト全体としての微小硬度に置き換えて考えることができる。表2に示すように、加熱ベルト51の表面層513に対する加圧ベルト52の表面層523の微小硬度の差分Dは、ベルトの耐久性の観点から−1.8[°]≦D≦7.9[°]の範囲が好適である。また、画像品質も考慮すると加熱ベルト51の表面層513に対する加圧ベルト52の表面層523の微小硬度の差分Dは、−1.8[°]≦D≦5.3[°]の範囲が最適であることが分かる。
なお、上記表面微小硬度の測定は、加熱及び加圧ベルト51,52をSUS製の中子に挿入して行い、高分子計器(株)社製MD−1TypeC微小硬度計を使用した。また、弾性体層が表面層に比べて十分に厚い場合(例えば300μm以上)は、表面層の微小硬度を指標にすることが望ましい。
[第2の実施の形態]
なお、上記第1の実施の形態では定着装置9をベルト定着式により構成したが、ヒートロール式によって構成しても良い。具体的には、図5に示すように、ヒートロール式の定着装置9は、基層711,721、弾性層712,722、表面層713,723をそれぞれ備えた加熱ローラ(第1回転体)71及び加圧ローラ(第2回転体)72を有している。そして、これら加熱ローラ71及び加圧ローラ72によって加熱ニップ59を形成するように構成されている。この場合においても、基層711,721、弾性層712,722及び表面層713,723の材質、表面抵抗率、層厚比及び微小硬度は、第1の実施の形態と同様である。
なお、上記第1及び第2の実施の形態では、加圧ベルト52及び加圧ローラ72のみ除電していたが、加熱ベルト51及び加熱ローラ71側にも除電ブラシを設け、これら加熱ベルト51及び加熱ローラ71も除電しても良い。更に、除電部材は、必ずしもブラシである必要はなく、例えばクリーニングローラなどによって除電を行なっても良い。
更に、加熱ベルト51、加熱ローラ71、加圧ベルト52及び加圧ローラ72は、必ずしも三層構造である必要はなく、弾性層に記録材Pと接する表面層が積層されていれば良い。例えば、上記加熱及び加圧ベルト51,52及び加熱及び加圧ローラ71,72は、弾性層を複数有していてもよく、基層を弾性層によって構成しても良い。また、基層にニッケル以外にもステンレス製などの他の金属ベルトを使用することもできる。更に、加熱ベルト51及び加熱ローラ71のコバ削れをより効果的に防止するために、加熱ベルト51及び加熱ローラ71を加圧ベルト52及び加圧ローラ72よりも大径に形成して端部昇温を極力抑えるようにしても良い。
また、加熱ベルト51及び加熱ローラ70を加熱装置によって内部加熱したが、これら加熱ベルト51及び加熱ローラ70の加熱方式は、内部加熱でも外部加熱でもどちらでも良い。更に、加熱装置は、抵抗加熱だけではなく、誘導加熱、赤外線輻射加熱などにより加熱ベルト51及び加熱ローラ70を加熱する加熱装置であっても良い。なお誘導加熱方式とは、磁束を発生するコイルを備える構成である。磁束によって渦電流を回転部材(加圧ベルトや加熱ローラ)に生じさせ、回転部材(加圧ベルトや加熱ローラ)が自身の表皮抵抗によりジュール発熱する構成である。
また、定着装置9は、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等の種々の画像形成装置1に搭載されることが出来ると共に、上記実施の形態に記載された発明は、どのように組み合わされてもよいことは当然である。
9:像加熱装置(定着装置)、59:加熱ニップ、51,71:第1回転体(加熱ベルト、加熱ローラ)、512,712:弾性層、513,713:表面層、201:加熱装置(ハロゲンヒータ)、52,72:第2回転体(加圧ベルト,加圧ローラ)、522,722:弾性層、523,723:表面層、201:加熱装置(ハロゲンヒータ)、60:接触部材(除電ブラシ)

Claims (6)

  1. トナー像が形成された記録材を加熱ニップにて加熱及び加圧する像加熱装置において、
    弾性材料からなる弾性層と、前記弾性層を被覆するフッ素系樹脂材料からなる表面層と、を有して、発熱する第1回転体と、
    弾性材料からなる弾性層と、前記弾性層を被覆するフッ素系樹脂材料からなる表面層と、を有し、この表面層が前記第1回転体の表面層に押し付けられて前記加熱ニップを形成する第2回転体と、
    前記第2回転体の表面層と接触してこの第2回転体の表面層を除電する除電部材と、を備え、
    前記第2回転体の表面層は、フッ素系樹脂材料に導電性物質が添加されており、表面抵抗率が前記第1回転体の表面層よりも低くかつ、層厚が前記第1回転体の表面層よりも薄い、
    ことを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記第2回転体の表面層に対する前記第1回転体の表面層の層厚の比Aが、1<A≦1.5の範囲である、
    請求項1記載の像加熱装置。
  3. 前記第1回転体の表面層の表面抵抗率Bが、1.0×1013[Ω/sq]≦B≦1.0×1015[Ω/sq]の範囲であり、
    前記第2回転体の表面層の表面抵抗率Cが、1.0×10[Ω/sq]≦C≦1.0×10[Ω/sq]の範囲である、
    請求項1又は2記載の像加熱装置。
  4. 前記第1回転体の表面層に対する前記第2回転体の表面層の微小硬度の差分Dが、−1.8[°]≦D≦7.9[°]の範囲である、
    請求項1乃至3のいずれか1項記載の像加熱装置。
  5. 前記第1及び第2回転体の表面層を形成するフッ素系樹脂材料は、PFAもしくは、PTFEである、
    請求項1乃至4のいずれか1項記載の像加熱装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項記載の像加熱装置と、
    前記像加熱装置に搬送される記録材上にトナー像を形成する画像形成部と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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