JP5967071B2 - 電子制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電子制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置に関する。
従来、半導体モジュールから発生する熱をヒートシンク等の他部材に放熱させる電子制御装置が公知である。例えば特許文献1では、半導体モジュールとヒートシンクとの間に絶縁放熱シートまたは放熱ゲルを設け、半導体モジュールにて生じる熱を背面からヒートシンクへ放熱させる。
特開2011−23459号公報
しかしながら特許文献1では、半導体モジュールにて生じる熱を基板側に放熱させる点については考慮されていない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、発熱素子にて生じる熱を高効率に放熱可能な電子制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明の電子制御装置は、基板と、発熱素子と、コネクタと、ヒートシンクと、を備える。
基板は、絶縁層、および、一部が絶縁層から露出する第1層配線パターンを有する。
発熱素子は、基板に実装され、第1層配線パターンと電気的に接続される。
コネクタは、第1層配線パターンと接続される接続端子を有する。
ヒートシンクは、発熱素子を挟んで基板と反対側に設けられ、発熱素子と放熱可能な状態にて接触する。
第1層配線パターンは、コネクタと隣り合って配置される発熱素子が実装される実装領域と当該発熱素子と電気的に接続される接続端子の接続箇所とを含む領域に形成される第1ランドパターンを有する。
基板は、複数の配線パターン(21〜24、123、124、132、141〜144)が積層される多層基板であり、第1層配線パターンと絶縁層を挟んで積層される配線パターンである第2層配線パターン(22、142)を有する。第2層配線パターンは、第1ランドパターンと重複し、かつ、第1ランドパターンと同等以上の領域に形成され、コネクタのグランド端子(72)と接続される第1グランドパターン(221、223)を有する。
本発明では、発熱素子とヒートシンクとは、放熱可能な状態にて接触する。これにより、発熱素子への通電により生じる熱は、ヒートシンクへ放熱される。
また、コネクタと隣り合って配置される発熱素子と電気的に接続される第1ランドパターンは、接続端子の接続箇所を含む領域に形成され、低インピーダンスのパターンとなっている。そのため、コネクタに隣り合って配置される発熱素子への通電により生じる熱は、第1ランドパターンおよび接続端子を経由して、コネクタから放熱される。これにより、コネクタと隣り合って配置される発熱素子への通電により生じる熱は、ヒートシンク側への放熱に加え、基板を経由してコネクタ側への放熱も可能である。すなわち、本発明では、ヒートシンクだけでなく基板側からも放熱可能であり、放熱経路が増えるので、放熱効率が向上する。これにより、ヒートシンクの小型化が可能であり、ひいては電子制御装置の装置全体の小型化に寄与する。
また、電子制御装置は、電動パワーステアリング装置に好適に適用される。
発熱素子の少なくとも一部は、駆動素子である。電動パワーステアリング装置は、電子制御装置と、回転電機と、を備える。回転電機は、駆動装置のオンオフ作動により駆動が制御され、運転者による操舵を補助する補助トルクを出力する。
電動パワーステアリング装置に適用される電子制御装置では、発熱素子に大電流が通電されるため、発熱量が大きい。本発明では、発熱素子への通電により生じる熱を、ヒートシンクに加え、基板を経由してコネクタへ高効率に放熱させることができる。これにより、ヒートシンクを小型化可能であり、装置全体の体格を小型化することができる。
本発明の第1実施形態による電動パワーステアリング装置の構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態による電子制御装置の回路構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態による電子制御装置を示す平面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 本発明の第1実施形態によるコネクタと隣り合う発熱素子を示す断面図である。 図3のVI−VI線断面図である。 本発明の第1実施形態の第1層配線パターンを示す平面図である。 本発明の第1実施形態の第2層配線パターンを示す平面図である。 本発明の第2実施形態による電子制御装置を示す断面図である。 本発明の第2実施形態によるコネクタと隣り合う発熱素子を示す断面図である。 本発明の第3実施形態による電子制御装置を示す断面図である。 本発明の第3実施形態によるコネクタと隣り合う発熱素子を示す断面図である。 本発明の第4実施形態による電子制御装置を示す平面図である。 図13のXIV−XIV線断面図である。 本発明の第4実施形態によるコネクタと隣り合う発熱素子を示す断面図である。 本発明の第4実施形態の第1層配線パターンを示す平面図である。 本発明の第5実施形態による電子制御装置を示す平面図である。 図17のXVIII−XVIII線断面図である。 本発明の第5実施形態によるコネクタと隣り合う発熱素子を示す断面図である。 本発明の第5実施形態による第1層配線パターンを示す平面図である。 本発明の第6実施形態によるコネクタと隣り合う発熱素子を示す断面図である。 本発明の第6実施形態による配線パターンを示す断面図である。 本発明の第6実施形態による第3層配線パターンを示す平面図である。 本発明の第6実施形態による第4層配線パターンを示す平面図である。 本発明の第7実施形態による第2層配線パターンを示す平面図である。 本発明の第8実施形態によるコネクタと隣り合う発熱素子を示す断面図である。 本発明の第8実施形態による配線パターンを示す断面図である。 本発明の第8実施形態による第1層配線パターンを示す平面図である。 本発明の第8実施形態による第2層配線パターンを示す平面図である。 本発明の第8実施形態による第4層配線パターンを示す平面図である。
以下、本発明による電子制御装置を図面に基づいて説明する。以下の実施形態に係る図面は、いずれも模式的なものである。なお、以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の電子制御装置1は、車両の電動パワーステアリングシステム100に用いられ、操舵トルク信号および車速信号等に基づき、操舵のアシスト力を発生する回転電機としてのモータ101を駆動制御するものである。電動パワーステアリング装置110は、運転者による操舵を補助する補助トルクを出力するモータ101、および、電子制御装置1等を備える。
図3および図4に示すように、電子制御装置1は、基板20、発熱素子31〜38、コネクタ70、および、ヒートシンク80等を備える。
発熱素子31〜38は、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)等の電界効果トランジスタである。本形態では、発熱素子31〜34は、駆動用に用いられる駆動素子である。発熱素子35、36は電源リレーとして用いられ、発熱素子37、38はモータリレーとして用いられる。以下適宜、発熱素子31〜34を「駆動MOS31〜34」、発熱素子35、36を「電源リレーMOS35、36」、発熱素子37、38を「モータリレーMOS37、38」、発熱素子31〜38を適宜単に「MOS31〜38」という。
ここで、図2に基づいて電子制御装置1の回路構成について説明する。なお、図2においては、モータ101およびバッテリ105を除くMOS31〜38等が電子制御装置1を構成する。
駆動MOS31〜34は、バッテリ105から供給される電流をスイッチングし、モータ101に供給する。駆動MOS31〜34は、Hブリッジ接続される。
ハンドル109(図1参照)が右旋回されると、モータ101に対して対称に設けられる2つの駆動MOS31、32がオンされることによって、モータ101が駆動される。このとき、残りの2つの駆動MOS33、34はオフされる。
ハンドル109が左旋回されると、モータ101に対称に設けられる2つの駆動MOS33、34がオンされることによって、モータ101が駆動される。このとき、残りの2つの駆動MOS31、32はオフされる。
電源リレーMOS35、36は、バッテリ105とコイル62との間に、寄生ダイオードの向きが反対となるように接続される。
モータリレーMOS37、38は、駆動MOS31、33とモータ101との間に、寄生ダイオードの向きが反対となるように接続される。
コンデンサ61は、例えばアルミ電解コンデンサにより構成され、バッテリ105と並列に接続され、電荷を蓄えることにより、駆動MOS31〜34への電力供給を補助したり、サージ電圧などのノイズ成分を抑制したりする。
コイル62は、バッテリ105と駆動MOS31〜34により構成されるHブリッジ回路との間に接続され、ノイズを低減するために設けられる。シャント抵抗63は、モータ101に通電される電流を検出するために設けられる。
図3および図4に示すように、基板20は、例えばガラス織布とエポキシ樹脂からなるFR−4等のプリント配線板である。基板20には、MOS31〜38、比較的大電流が通電されるパワー部品60、および、比較的小さな電流が通電され駆動制御に係る制御部品65等が実装される。パワー部品60は、コンデンサ61、コイル62、および、シャント抵抗63等から構成される。また、制御部品65は、マイコン66、および、カスタムIC67等から構成される。カスタムIC67は、プリドライバ68(図2参照)を有する。
基板20には、コネクタ70が接続される。本形態では、MOS31〜38が実装される側の面を第1面201とし、コネクタ70が配置される側の面を第2面202とする。
なお、図4においては、図3のIV−IV線断面に対応する図であって、説明をわかりやすくするため、ここでは上下を反転して記載している。また、図4においては、煩雑になることを避けるため、MOS31〜38の詳細な構成については記載を省略した。後述の形態における対応する図も同様である。
図5および図6に示すように、基板20は、第1面201側から、第1層配線パターン21、第2層配線パターン22、第3層配線パターン23、および、第4層配線パターン24の4層の配線パターンを有する。また、第1層配線パターン21と第2層配線パターン22との間、第2層配線パターン22と第3層配線パターン23との間、および、第3層配線パターン23と第4層配線パターン24との間には、絶縁層26が設けられる。これにより、第1層配線パターン21、第2層配線パターン22、第3層配線パターン23、および、第4層配線パターン24は、互いに離隔して設けられる。
第1層配線パターン21は、少なくとも一部が第1面201側に露出する。第1層配線パターン21のヒートシンク80との当接箇所等には、グリーンマスク27が形成される。これにより、第1層配線パターン21とヒートシンク80との絶縁が確保される。
第2層配線パターン22および第3層配線パターン23は、絶縁層26に埋設される。第4層配線パターン24は、少なくとも一部が第2面202側に露出する。基板20の第2面202側には、適宜図示しないグリーンマスクが形成される。
図3および図4に示すように、MOS31〜38は、基板20の第1面201側に実装される。
電源リレーMOS35、36およびモータリレーMOS37、38は、駆動MOS31〜34よりもコネクタ70側に配置される。電源リレーMOS35、36は、モータリレーMOS37、38よりも外側に配置される。電源リレーMOS35は電源リレーMOS36よりコネクタ70側に配置され、モータリレーMOS37はモータリレーMOS38よりコネクタ70側に配置される。本形態では、電源リレーMOS35およびモータリレーMOS37が「コネクタに隣り合って配置される発熱素子」に対応する。
パワー部品60は、コンデンサ61、コイル62、および、シャント抵抗63から構成される。本形態では、コンデンサ61およびコイル62が基板20の第2面202に実装され、シャント抵抗63が基板20の第1面201に実装される。
制御部品65は、マイコン66、および、カスタムIC67から構成される。マイコン66は、基板20の基板20の第2面202に実装され、カスタムIC67は、第1面201に実装される。マイコン66は、コネクタ70を経由して入力された操舵トルク信号や車速信号等に基づき、駆動信号を生成する。生成された駆動信号は、カスタムIC67のプリドライバ68から出力され、出力された駆動信号に基づいてMOS31〜38のスイッチングが制御される。
コネクタ70は、基板20の第2面202側であって、基板20の一辺に沿って配置される。コネクタ70は、PIG(電源電圧)端子71、GND(グランド)端子72、モータ端子73、74、および、制御端子75等を有する。
図5、図7および図8に示すように、PIG端子71は、基板20に形成されるPIG端子挿通孔711に挿通され、はんだ等により接続される。また、GND端子72は、基板20に形成されるGND端子挿通孔712に挿通され、はんだ等により接続される。
モータ端子73、74は、図示しないモータ端子挿通孔に挿通され、はんだ等により接続される。同様に、制御端子75は、図示しない制御端子挿通孔に挿通され、はんだ等により接続される。制御端子75は、マイコン66およびカスタムIC67と電気的に接続される。
コネクタ70には、ハーネス102(図1参照)が接続される。ハーネス102の導線103は、バッテリ105の正極とPIG端子71とを電気的に接続する。また、ハーネス102の導線104は、モータ101の巻線端子とモータ端子73、74とを電気的に接続する。
図3および図4に戻り、PIG端子71は、コネクタ側に配置される電源リレーMOS35と電気的に接続される。GND端子72側に設けられるモータ端子73は、コネクタ70側に配置されるモータリレーMOS37と電気的に接続される。
本形態では、PIG端子71、GND端子72、および、モータ端子73、74は、制御端子75と比較して幅広に形成される。詳細には、PIG端子71、GND端子72、および、モータ端子73、74は、幅方向の大きさが、厚み方向の大きさより十分に大きく形成される。
図4および図5に示すように、ヒートシンク80は、例えばアルミ等の熱伝導性のよい金属により形成され、基板20の第1面201側に設けられる。ヒートシンク80は、基部81、外枠部82、および、柱状部83を有する。
基部81は、基板20と略平行に設けられる。外枠部82は、基部81の外縁に沿い、基板20側に立設される。外枠部82の基板20側の端面は、基板20の第1面201と当接する。また、外枠部82には、図示しない基板固定部が形成され、例えばねじ等により基板20が固定される。
柱状部83は、基部81から基板20側に、例えば格子状に立設される。本形態では、柱状部83の先端は、基板20の第1面201と当接する。柱状部83にて区画される空間は、収容室85として機能する。収容室85には、MOS31〜38が収容される。また、収容室85とMOS31〜38との間の空間には、放熱ゲル84が充填される。これにより、MOS31〜38とヒートシンク80とが、放熱ゲル84を介して機械的に接続される。
以下、図5および図6を参照し、コネクタ70のPIG端子71、PIG端子71と電気的に接続される電源リレーMOS35、および、基板20の関係を中心に説明する。
図5に示すように、MOS35は、チップ351、ドレイン端子352、端子部としてのソース端子354、および、これらをモールドする樹脂部359等を有する。
チップ351は、ドレイン端子352とソース端子354との間に設けられる。ドレイン端子352は、板状に形成され、樹脂部359の基板20側の面から露出する。ドレイン端子352は、はんだ301により、基板20の第1層配線パターン21を構成するランドパターン211と接続される。ランドパターン211において、ドレイン端子352が実装される領域を実装領域212とする。
ソース端子354は、銅クリップ等により形成され、チップ接続部355およびリード部356を有する。
チップ接続部355は、板状に形成され、チップ351のドレイン端子352と接する側の面と反対側の面にて接する。これにより、チップ351は、一方の面にてドレイン端子352と接続し、他方の面にてソース端子354のチップ接続部355と接続する。また、チップ接続部355の基板20と反対側の面は、樹脂部359から露出する。
リード部356の先端は、樹脂部359の基板20側の面から露出する。リード部356の先端は、はんだ302により、基板20の第1層配線パターン21を構成するランドパターン213と接続される。なお、図5中には図示していないが、ランドパターン213には、MOS36が実装され、MOS36のドレイン端子とランドパターン213とが接続される。これにより、電源リレーMOS35のソース端子と、電源リレーMOS36のドレイン端子とが接続される。
ランドパターン211とランドパターン213とは、絶縁層26を挟んで離間して設けられる。また、ランドパターン211には、PIG端子挿通孔711が形成され、PIG端子挿通孔711に挿通されるPIG端子71とランドパターン211とがはんだ等により電気的に接続される。これにより、PIG端子71とMOS35のドレイン端子352とが接続される。
図3の2点鎖線Aで示す領域の第1層配線パターン21を図7、第2層配線パターン22を図8に示す。図7および図8においては、配線パターン以外の絶縁層26を梨地で示した。
図7に示すように、ランドパターン211は、インピーダンスが小さくなるように形成される。具体的には、ランドパターン211は、少なくともMOS35のドレイン端子352が接続される実装領域212と、PIG端子挿通孔711とを含む領域に形成される。
また、第1層配線パターン21において、GND端子72と接続されるランド216は、他のランドと離隔されており、電気的に接続されない。
ここで、「MOS35のドレイン端子352が接続される領域とPIG端子挿通孔711とを含む領域に形成される」とは、例えば、MOS35のドレイン端子352が接続される実装領域212とPIG端子挿通孔711の外縁にて規定される領域と同等以上の領域に亘って面状に広がって形成されることを意味し、例えば2つのランドを幅狭の配線パターンで接続するのとは異なるものとする。なお、例えば多少の切欠や電気的短絡を防ぐための空隙等が形成されている程度は、「MOS35のドレイン端子352が接続される領域とPIG端子挿通孔711とを含む領域に形成される」の概念に含まれるものとする。
図8に示すように、第2層配線パターン22は、グランドパターン221を有する。グランドパターン221は、グランドと電気的に接続されないPIG端子71等との電気的短絡を防ぐために形成される空隙部222を除く面状に、所謂ベタグランドパターンとして形成される。第2層配線パターン22は、空隙部222を除き、少なくともランドパターン211が形成される領域と重複し、かつ、ランドパターン211よりも大きく形成される。GND端子挿通孔712には、GND端子72が挿通され、第2層配線パターン22とGND端子72とが電気的に接続される。
ここで、MOS35のスイッチングにて生じる熱の放熱経路について説明する。
MOS35は、背面にて放熱ゲル84を介してヒートシンク80と機械的に接続されているので、MOS35のスイッチングにて生じる熱は、背面からヒートシンク80へ放熱される。また、MOS35は、収容室85に収容され、放熱ゲル84にて覆われているので、MOS35のスイッチングにて生じる熱は、側面からヒートシンク80の柱状部83へも放熱される。
また、MOS35のドレイン端子352と接続されるランドパターン211は、実装領域212、および、PIG端子71が挿通されるPIG端子挿通孔を含む領域に広がる面状に形成され、PIG端子71と接続される。これにより、MOS35への通電により生じる熱は、ドレイン端子352からランドパターン211およびPIG端子71を経由し、コネクタ70側へ放熱される。
さらにまた、第2層配線パターン22は、ランドパターン211の領域よりも大きいベタグランドパターンとして形成され、GND端子72と接続される。これにより、MOS35への通電により生じる熱は、ドレイン端子352が接続されるランドパターン211から、絶縁層26を介してランドパターン211と積層されるグランドパターン221およびGND端子72を経由し、コネクタ70側へ放熱される。すなわち本形態では、MOS35への通電により生じる熱を、MOS35が直接接続されていないGND端子72からもコネクタ70側放熱可能である。
これにより、MOS35への通電により生じる熱は、背面からヒートシンク80への放熱に加え、基板20からPIG端子71およびGND端子72を経由してコネクタ70へ放熱される。
また、コネクタ70側に配置されるモータリレーMOS37への通電により生じる熱は、MOS35と同様、背面からヒートシンク80への放熱に加え、基板20からモータ端子73、74を経由してコネクタ70へ放熱される。
詳細には、MOS37が実装されるランドパターン214(図7参照)は、MOS37が実装される実装領域215、および、モータ端子73が挿通される図示しないモータ端子挿通孔を含む領域に広がる面状に形成され、モータ端子73と接続される。また、グランドパターン221は、少なくともランドパターン214と重複し、かつ、ランドパターン214が形成される領域よりも大きく形成される。
これにより、MOS37への通電により生じる熱は、ヒートシンク80側への背面放熱に加え、ランドパターン214およびモータ端子73を経由し、コネクタ70側に放熱される。また、MOS37への通電により生じる熱は、ランドパターン214から、絶縁層26を介してランドパターン214と積層されるグランドパターン221およびGND端子72を経由し、コネクタ70側へ放熱される。すなわち本形態では、MOS35と同様、MOS37の通電により生じる熱は、MOS37が直接接続されていないGND端子72からも放熱可能である。
以上詳述したように、本形態の電子制御装置1は、基板20と、MOS31〜38と、コネクタ70と、ヒートシンク80と、を備える。
基板20は、絶縁層26、および、一部が絶縁層26から露出する第1層配線パターン21を有する。MOS31〜38は、基板20に実装され、第1層配線パターン21と電気的に接続される。
コネクタ70は、第1層配線パターンと接続されるPIG端子71およびモータ端子73を有する。
ヒートシンク80は、MOS31〜38を挟んで基板20と反対側に設けられ、MOS31〜38と放熱可能な状態にて接触する。ここで、「放熱可能な状態にて接触する」とは、MOS31〜38とヒートシンク80とが直接的に接触するのに限らず、本形態のように放熱ゲル84を介して接触することも含む。
第1層配線パターン21は、コネクタ70と隣り合って配置されるMOS35が実装される実装領域212と、MOS35と電気的に接続されるPIG端子71の挿通孔711とを含む領域に形成されるランドパターン211を有する。また、第1層配線パターン21は、コネクタ70と隣り合って配置されるMOS37が実装される実装領域215と、MOS37と電気的に接続されるモータ端子73の接続箇所とを含む領域に形成されるランドパターン214を有する。本形態では、「コネクタ70とMOS35、37とが隣り合って配置される」とは、コネクタ70とMOS35、37との間に他の部材が実装されていない状態をいう。
本形態では、MOS31〜38とヒートシンク80とは、放熱ゲル84を介して放熱可能に接触する。これにより、MOS31〜38への通電により生じる熱は、ヒートシンク80へ放熱される。
また、コネクタ70と隣り合って配置されるMOS35が実装されるランドパターン211は、PIG端子挿通孔711が形成される領域に亘って形成され、低インピーダンスのパターンとなっている。そのため、MOS35への通電により生じる熱は、ランドパターン211およびPIG端子71を経由して、コネクタ70から放熱される。同様に、コネクタ70に隣り合って配置されるMOS37が実装されるランドパターン214は、モータ端子73が挿通される挿通孔が形成される領域にまで亘って形成され、低インピーダンスのパターンとなっている。そのため、MOS37への通電により生じる熱は、ランドパターン214およびモータ端子73を経由して、コネクタ70から放熱される。
これにより、コネクタ70と隣り合ってMOS35、37への通電により生じる熱は、ヒートシンク80側への放熱に加え、基板20を経由してコネクタ70側への放熱可能である。すなわち、本形態では、ヒートシンク80だけでなく基板20側からも放熱可能であり、放熱経路が増えるので、放熱効率が向上する。これにより、ヒートシンク80の小型化が可能であり、ひいては電子制御装置1の装置全体の小型化に寄与する。
基板20は、複数の配線パターンである第1層配線パターン21、第2層配線パターン22、第3層配線パターン23および第4層配線パターン24が積層される多層基板である。
基板20は、第1層配線パターン21と絶縁層26を挟んで積層される配線パターンである第2層配線パターン22を有する。第2層配線パターン22は、ランドパターン211の領域と重複し、かつ、ランドパターン211と同等以上の領域に形成され、コネクタ70のGND端子72と接続されるグランドパターン221を有する。
グランドパターン221は、ランドパターン211と重複し、かつ、同等以上の領域に形成されるので、MOS35への通電により生じる熱は、ランドパターン211および絶縁層26を経由してグランドパターン221へも伝わる。MOS37への通電により生じる熱についても同様である。また、グランドパターン221は、ベタグランドパターンであり、GND端子72と接続されるので、グランドパターン221に伝わる熱は、GND端子72からコネクタ70側へ放熱可能である。これにより、MOS35の放熱により生じる熱は、電気的に接続されていない端子であるGND端子72からも放熱可能であるので、より高効率に放熱させることができる。
放熱ゲル84は、絶縁可能な物質により形成される。また、MOS31〜38のヒートシンク80側の面には、基板20と電気的に接続されるソース端子354が露出する。これにより、MOS31〜38への通電により生じる熱を、高効率にヒートシンク80側へ放熱させることができる。
ヒートシンク80は、MOS31〜38を収容する収容室を形成する柱状部83を有する。柱状部83は、MOS31〜38の側方に立設される。これにより、MOS31〜38への通電により生じる熱を、MOS31〜38の側方からもヒートシンク80側へ放熱されることができる。
また、柱状部83は、基板20と当接する。これにより、基板20の熱も、ヒートシンク80側へ放熱させることができる。
MOS31〜38の少なくとも一部は、駆動素子である駆動MOS31〜34である。
電動パワーステアリング装置110は、電子制御装置1と、モータ101と、を備える。モータ101は、駆動MOS31〜34のオンオフ作動により駆動が制御され、運転者による操舵を補助する補助トルクを出力する。
電動パワーステアリング装置110に適用される電子制御装置1では、MOS31〜38に大電流が通電されるため、発熱量が大きい。本形態では、MOS31〜38への通電により生じる熱を、ヒートシンク80、および、基板20を経由してコネクタ70へ高効率に放熱させることができる。これにより、ヒートシンクを小型化可能であり、装置全体の体格を小型化することができる。
本形態では、ランドパターン211が「第1ランドパターン」に対応し、実装領域212が「実装領域」に対応し、PIG端子挿通孔711が「接続箇所」に対応し、PIG端子71が「接続端子」に対応する。また、ランドパターン214が「第1ランドパターン」に対応し、実装領域215が「実装領域」に対応し、モータ端子73が挿通されるモータ端子挿通孔が「接続箇所」に対応し、モータ端子73が「接続端子」に対応する。
また、GND端子72が「グランド端子」に対応し、グランドパターン221が「第1グランドパターン」に対応する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による電子制御装置を図9および図10に示す。図9は第1実施形態の図4に対応する図であり、図10は第1実施形態の図5に対応する図である。
本形態の電子制御装置2は、ヒートシンク86の柱状部87の形状が第1実施形態と異なっているので、この点を中心に説明する。ヒートシンク86は、柱状部87の形状以外は、第1実施形態のヒートシンク80と同様である。
本形態のヒートシンク80の柱状部87は、基部81から基板20側に例えば格子状に立設される。本形態では、柱状部87の先端は、基板20の第1面201と当接せず離間しており、柱状部87の先端と基板20の第1面201との間には、空間が設けられる。そのため、基板20の第1層配線パターン21の柱状部87と対向する箇所には、グリーンマスクが設けられていない。なお、第1実施形態と同様、基板20の第1層配線パターン21の柱状部87と対向する箇所にグリーンマスクを形成してもよい。
このように構成しても、上記形態と同様の効果を奏する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による電子制御装置を図11および図12に示す。図11は第1実施形態の図4に対応する図であり、図12は第1実施形態の図5に対応する図である。
本形態の電子制御装置3は、ヒートシンク88の形状が上記形態と異なっているので、この点を中心に説明する。
本形態の電子制御装置3のヒートシンク88には、柱状部が形成されておらず、MOS31〜38と対応する箇所には、平面部89が形成される。MOS31〜38と平面部89との間には、放熱ゲル84が設けられる。ヒートシンク88は、柱状部が形成されていない点を除き、第1実施形態のヒートシンク80と同様である。
このように構成では、MOS35の側面からヒートシンク88への放熱はできないが、MOS35の背面からヒートシンク88への放熱は上記形態と同様、可能である。また、本形態では、ヒートシンク80に柱状部を形成しないので、ヒートシンク80の加工が容易であり、加工工数を低減することができる。
また、上記形態と同様の効果を奏する。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による電子制御装置を図13〜図16に示す。図13は第1実施形態の図3、図14は図4、図15は図5に対応する図である。また、図16は、図13中の2点鎖線Bで示す領域の第1層配線パターン21を示す図である。
本形態の電子制御装置4は、MOS41〜48の構成が、上記形態のMOS31〜38と異なっており、その他の点は第3実施形態と略同様である。MOS41〜48の機能は、MOS31〜38と同様である。また、MOS41〜48の形状は同様であるので、MOS45を中心に説明する。
図15に示すように、MOS45は、チップ451、ドレイン端子452、端子部としてのソース端子454、スラグ458、および、樹脂部459等を有する。チップ451、ドレイン端子452およびソース端子454は、MOS35のチップ351、ドレイン端子352およびソース端子354と同様である。
樹脂部459の背面側には、スラグ458が露出する。スラグ458は、樹脂部459よりも熱伝導性のよい、例えばスズ等の金属により形成され、ヒートシンク88に当接する。スラグ458とソース端子454との間には、樹脂部459が設けられる。これにより、スラグ458とソース端子454とは、絶縁される。
本形態では、MOS45は、基板20と反対側に露出するスラグ458を有する。これにより、MOS45への通電により生じる熱をヒートシンク88へ高効率に放熱させることができる。
本形態では、スラグ458とヒートシンク88とが、直接的に接触している。これにより、MOS45への通電により生じる熱は、MOS45の背面からヒートシンク88に放熱可能である。また、本形態では、放熱ゲルを用いていないので、部品点数を低減することができる。
また、上記形態と同様の効果を奏する。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態による電子制御装置を図17〜図20に示す。図17は第1実施形態の図3、図18は図4、図19は図5に対応する図である。また、図20は、図17の2点鎖線Cで示す領域の第1層配線パターン21を示す図である。
本形態の電子制御装置5は、MOS51〜58の構成が、上記形態のMOS31〜38、41〜48と異なっており、その他の点は第4実施形態と略同様である。MOS51〜58の機能は、MOS31〜38、41〜48と同様である。また、MOS51〜58の形状は同様であるので、MOS55を中心に説明する。
図19に示すように、MOS55は、チップ551、ドレイン端子552、端子部としてのソース端子554、および、樹脂部559を有する。チップ551、ドレイン端子552およびソース端子554は、MOS35のチップ351、ドレイン端子352およびソース端子354と同様である。
また、MOS55の背面は、樹脂部559にて構成される。換言すると、本形態のMOS55はソース端子や放熱スラグが背面に露出していない。MOS55は、樹脂部559にてヒートシンク88と直接的に当接する。
このように構成しても、MOS55への通電により生じる熱は、MOS55の背面からヒートシンク88に放熱可能である。
また、上記形態と同様の効果を奏する。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態による電子制御装置を図21〜図24に示す。本形態の平面図、および、第1層配線パターン21等は、第5実施形態と同様であるので省略する。図21は、図19に対応する図であり、図22は、図17のXXII−XXII線断面に対応する図である。また、図23は図17の2点鎖線Cに示す領域の第3層配線パターン123を示す図であり、図24は図17の2点鎖線Cに示す領域の第4層配線パターン124を示す図である。
本形態の電子制御装置6は、基板120の第3層配線パターン123、および、第4層配線パターン124が上記形態と異なる。第1層配線パターン21および第2層配線パターン22は、上記形態と同様である。
図23に示すように、本形態の第3層配線パターン123は、ランドパターン231を有する。ランドパターン231は、第1層配線パターン21のランドパターン211の領域と同等以上の領域に広がる面状に形成される。また、ランドパターン231には、PIG端子挿通孔711が形成され、ランドパターン231とPIG端子71とが電気的に接続される。
図24に示すように、本形態の第4層配線パターン124は、グランドパターン241を有する。グランドパターン241は、第2層配線パターン22のグランドパターン221と同様、PIG端子71等のグランドと電気的に接続されない端子との電気的短絡を防ぐために形成される空隙部242を除く面状に、所謂ベタグランドパターンとして形成される。グランドパターン241には、GND端子挿通孔712が形成され、グランドパターン241とGND端子72とが電気的に接続される。グランドパターン241は、空隙部242を除き、ランドパターン231と重複し、かつ、ランドパターン231が形成される領域よりも大きく形成される。また、PIG端子挿通孔711が形成されるランド243は、空隙部242の内側に形成されるので、グランドパターン241とは離隔され、電気的に接続されない。
ここで、MOS55のスイッチングにて生じる熱の放熱経路について説明する。MOS55への通電により生じる熱は、上記形態と同様、背面からヒートシンク88に放熱される。また、上記形態と同様、MOS55への通電により生じる熱は、ドレイン端子552からランドパターン211およびPIG端子71を経由し、コネクタ70側へ放熱される。さらにまた、上記形態と同様、MOS55への通電により生じる熱は、ランドパターン211から、絶縁層26を介してランドパターン211と積層されるグランドパターン221およびGND端子72を経由し、コネクタ70側へ放熱される。
さらに、本形態では、ランドパターン231がPIG端子71と接続され、ランドパターン211と同等以上の領域に広がる面状に形成されるので、MOS55への通電により生じる熱は、PIG端子71を経由し、ランドパターン231に伝わる。ランドパターン231は、絶縁層26を介して、ベタグランドパターンであるグランドパターン221とグランドパターン241とに挟まれているので、ランドパターン231に伝わった熱は、グランドパターン221、241、GND端子72を経由し、コネクタ70側へ放熱される。
本形態の基板120は、第2層配線パターン22と絶縁層26を挟んで第1層配線パターン21と反対側に積層される第3層配線パターン123を有する。
第3層配線パターン123は、ランドパターン211と重複し、かつ、ランドパターン211と同等以上の領域に形成され、PIG端子71の接続箇所であるPIG端子挿通孔711を含む領域に形成されるランドパターン231を有する。
MOS55への通電により生じる熱は、ランドパターン211およびPIG端子71を経由して、ランドパターン231へも伝達される。これにより、MOS35への通電により生じる熱が伝達されるランドパターンの面積が大きくなるので、熱が拡散され、より高効率に放熱させることができる。
また、基板120は、第3層配線パターン123と絶縁層26を挟んで第2層配線パターン22と反対側に積層される第4層配線パターン124を有する。第4層配線パターン124は、ランドパターン231の領域と重複し、かつ、ランドパターン231と同等以上の領域に形成され、GND端子72と接続されるグランドパターン241を有する。
これにより、ランドパターン211およびPIG端子71を経由してランドパターン231に伝達された熱は、絶縁層26を経由してランドパターン231の両側に設けられるグランドパターン221、241に伝達され、GND端子72を経由してコネクタ70へ放熱される。これにより、MOS55への通電により生じる熱を、より高効率に放熱させることができる。
また、上記形態と同様の効果を奏する。
本形態では、ランドパターン231が「第2ランドパターン」に対応し、グランドパターン241が、「第2グランドパターン」に対応する。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態による電子制御装置は、基板130が上記形態と異なるので、この点を中心に説明する。
基板130は、第2層配線パターン以外は、第1実施形態と同様である。
図25は、図17中の2点鎖線Cに示す領域の第2層配線パターン132を示す図である。図25に示すように、本形態の第2層配線パターン132は、グランドパターン229を有する。グランドパターン229は、ランドパターン211と重複しない形状に形成される。この場合、第2層配線パターン132およびGND端子72を経由した放熱はなされないものの、ランドパターン211およびPIG端子71を経由し、コネクタ70側への放熱は可能である。したがって、MOS55のスイッチングにより生じた熱は、背面からヒートシンク88への放熱に加え、基板20からPIG端子71を経由してコネクタ70へ放熱される。
また、上記形態と同様の効果を奏する。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態による電子制御装置を図26〜図30に示す。
本形態の電子制御装置7は、基板140以外は、第5実施形態と同様であるので、この点を中心に説明する。図26は、図19に対応する図であり、図27は、図19に対応する図である。また。図28は図17中の2点鎖線Cに示す領域の第1層配線パターン141を示す図であり、図29は図17中の2点鎖線Cに示す領域の第2層配線パターン142を示す図であり、図30は図17中の2点鎖線Cに示す領域の第4層配線パターン144を示す図であり、
図26および図27に示すように、基板140は、MOS51〜58が実装される側の面である第1面201側から、第1層配線パターン141、第2層配線パターン142、第3層配線パターン143、および、第4層配線パターン144を有する。
図26および図28に示すように、第1層配線パターン141を構成するランドパターン218には、ビア145、146が形成される。ランドパターン218は、ビア145、146が形成される点以外は、上記形態のランドパターン211と同様である。
ビア145は、ランドパターン218のドレイン端子552が実装される実装領域219に4つ形成される。ビア146は、ランドパターン218のドレイン端子552が実装されない領域に7つ形成される。また、図示はしていないが、MOS51〜54、56〜58が実装されるランドにもビアを形成してもよい。
図26および図30に示すように、ビア145、146は、基板140を貫通して形成され、第4層配線パターン144を構成するランドパターン245とランドパターン218とを電気的に接続する。ランドパターン245は、挿通孔711に挿通されるPIG端子71と電気的に接続される。また、ランドパターン245は、GND端子72と接続されるグランドパターン246とは分離して設けられ、電気的に接続されていない。
ランドパターン245は、ランドパターン218と重複し、かつ、同等以上の領域に形成される。これにより、MOS55への通電により生じる熱は、ビア145、146を経由し、ランドパターン245に伝わる。ランドパターン245の熱は、PIG端子71を経由してコネクタ70側に放熱される。本形態では、ランドパターン218とランドパターン245とをビア145、146にて電気的に接続することにより、MOS55と電気的に接続されるランドパターンの面積が増大するので、放熱効率が向上する。
図26および図29に示すように、ビア145、146と、第2層配線パターン142のグランドパターン223との間には、絶縁層26が設けられる。したがって、ビア145、146は、ランドパターン218とグランドパターン223とを電気的に接続していない。なお、グランドパターン223は、ビア145、146が設けられる点を除き、上記形態のグランドパターン221と同様である。
同様に、ビア145、146と、第3層配線パターン143との間には、絶縁層26が設けられる。したがって、ビア145、146は、ランドパターン218と第3層配線パターン143とを電気的に接続していない。
本形態では、基板140には、ランドパターン218と、第1層配線パターン141以外の配線パターンである第4層配線パターン144のランドパターン245とを電気的に接続するビア145、146が形成される。MOS51〜58への通電により生じる熱は、ビア145、146を経由し、第4層配線パターン144のランドパターン245に伝達される。これにより、MOS51〜58への通電により生じる熱が伝達される基板面積が大きくなるので、熱が拡散され、より高効率に放熱させることができる。
また、他の実施形態と同様の効果を奏する。
本形態では、ランドパターン218が「第1ランドパターン」に対応し、グランドパターン223が「第1グランドパターン」に対応する。
(他の実施形態)
(ア)第8実施形態では、基板の第1ランドパターンのMOSが実装される実装領域、および、MOSが実装されない領域にビアが形成される。他の実施形態では、MOSが実装される実装領域、または、MOSが実装されない領域のいずれか一方にビアを形成し、他方にビアを形成しなくてもよい。また、ビアの数は、いくつであってもよい。また、第8実施形態では、ビアは、第1層配線パターンと第4層配線パターンとを電気的に接続する。他の実施形態では、ビアによって第1層配線パターンと電気的に接続される配線パターンは、例えば第3層配線パターン等、第4層配線パターンに限らず、どの層であってもよい。
また、上記第1実施形態〜第7実施形態の基板に、第1ランドパターンと第1層配線パターン以外の配線パターンとを接続するビアを形成してもよい。
(イ)第4実施形態〜第8実施形態では、発熱素子とヒートシンクとが直接的に接触する。他の実施形態では、第4実施形態〜第8実施形態の発熱素子とヒートシンクとの間に放熱部材を設けてもよい。また、他の実施形態では、放熱部材は、放熱ゲルに限らず、放熱シート等、発熱素子の熱をヒートシンク側へ放熱可能な部材であれば、どのようなものであってもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態では、1つの収容室に1つのMOSが収容される。他の実施形態では、1つの収容室に複数のMOSを収容するように構成してもよい。
(ウ)上記形態では、コネクタと隣り合う発熱素子は、電源リレーMOSおよびモータリレーMOSである。他の実施形態では、例えば電源リレーMOSおよびモータリレーMOSの少なくとも一方を設けない構成において、コネクタ側に配置される発熱素子を駆動MOSとしてもよい。また、発熱素子は、MOSFETに限らず、IGBT等の素子を用いてもよい。また、発熱素子は、駆動MOS、電源リレーMOSおよびモータリレーMOSに限らず、シャント抵抗やコイル等であってもよい。
(エ)上記形態では、発熱素子は、スイッチング素子であり、ドレイン端子が第1ランドパターンに実装され、チップを挟んでソース端子がヒートシンク側に設けられる。他の実施形態では、少なくとも一部の金属端子が基板側に露出し、第1ランドパターンと接続される構成であれば、発熱素子をどのように構成してもよい。
(オ)上記形態では、第2層配線パターンおよび第4層配線パターンのベタグランドパターンは、第1ランドパターンまたは第2ランドパターンと重複し、かつ、大きく形成される。他の実施形態では、第2配線パターンおよび第4配線パターンの少なくとも一方が、第1ランドパターンまたは第2ランドパターンと同等の大きさに形成してもよい。
また、上記形態の基板は、4層基板である。他の実施形態では、基板は、少なくとも第1層配線パターンを有していれば、配線パターンは何層であってもよい。
(カ)上記形態では、駆動回路はHブリッジ回路である。他の実施形態では、駆動回路は、例えば3相インバータ等であってもよい。
また、上記形態の電子制御装置は、電動パワーステアリング装置に適用される。図1に示す電動パワーステアリング装置は、回転電機の補助トルクがラック軸に出力される、所謂「ラックアシスト型」のものである。他の実施形態では、例えば回転電機の補助トルクがコラム軸に出力される、所謂「コラムアシスト型」等、回転電機の補助トルクが出力される箇所は、ラック軸以外の箇所であってもよい。また、他の実施形態では、電子制御装置を電動パワーステアリング装置以外の装置に適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1〜7・・・電子制御装置
20、120、130、140・・・基板
31〜38、41〜48、51〜58・・・MOS(発熱素子)
70・・・コネクタ
71・・・PIG端子(接続端子)
73・・・モータ端子(接続端子)
80、86、88・・・ヒートシンク
211、214、218・・・ランドパターン(第1ランドパターン)
711・・・PIG端子接続孔(接続端子の接続箇所)

Claims (10)

  1. 絶縁層(26)、および、一部が前記絶縁層から露出する第1層配線パターン(21、141)を有する基板(20、120、130、140)と、
    前記基板に実装され、前記第1層配線パターンと電気的に接続される発熱素子(31〜38、41〜48、51〜58)と、
    前記第1層配線パターンと接続される接続端子(71、73)を有するコネクタ(70)と、
    前記発熱素子を挟んで前記基板と反対側に設けられ、前記発熱素子と放熱可能な状態にて接触するヒートシンク(80、86、88)と、
    を備え、
    前記第1層配線パターンは、前記コネクタと隣り合って配置される前記発熱素子(35、37、45、47、55、57)が実装される実装領域(212、219)と当該発熱素子と電気的に接続される前記接続端子の接続箇所(711)とを含む領域に形成される第1ランドパターン(211、214、218)を有し、
    前記基板は、複数の配線パターン(21〜24、123、124、132、141〜144)が積層される多層基板であり、前記第1層配線パターンと前記絶縁層を挟んで積層される前記配線パターンである第2層配線パターン(22、142)を有し、
    前記第2層配線パターンは、前記第1ランドパターンと重複し、かつ、前記第1ランドパターンと同等以上の領域に形成され、前記コネクタのグランド端子(72)と接続される第1グランドパターン(221、223)を有することを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記基板には、前記第1ランドパターン(218)と、前記第1層配線パターン以外の前記配線パターン(144)とを電気的に接続するビア(145、146)が形成されることを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
  3. 前記基板(120)は、前記第2層配線パターンと前記絶縁層を挟んで前記第1層配線パターンと反対側に積層される第3層配線パターン(123)を有し、
    前記第3層配線パターンは、前記第1ランドパターンと重複し、かつ、前記第1ランドパターンと同等以上の領域に形成され、前記接続端子と接続される第2ランドパターン(231)を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電子制御装置。
  4. 前記基板は、前記第3層配線パターンと前記絶縁層を挟んで前記第2層配線パターンと反対側に積層される第4層配線パターン(124)を有し、
    前記第4層配線パターンは、前記第2ランドパターンと重複し、かつ、前記第2ランドパターンと同等以上の領域に形成され、前記グランド端子と接続される第2グランドパターン(241)を有することを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
  5. 前記発熱素子(41〜48)は、前記基板と反対側に露出するスラグ(458)を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  6. 前記発熱素子と前記ヒートシンクとは、放熱部材(84)を介して接触することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  7. 前記放熱部材は、絶縁可能な物質により形成され、
    前記発熱素子の前記ヒートシンク側の面には、前記基板と電気的に接続される端子部(354)が露出することを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
  8. 前記ヒートシンク(80、86)は、前記発熱素子の側方に立設され前記発熱素子を収容する収容室(85)を形成する柱状部(83、87)を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  9. 前記柱状部(83)は、前記基板と当接することを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
  10. 前記発熱素子の少なくとも一部は、駆動素子(31〜34、41〜44、51〜54)であって、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の電子制御装置と、
    前記駆動素子のオンオフ作動により駆動が制御され、運転者による操舵を補助する補助トルクを出力する回転電機(101)と、
    を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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