JP5966912B2 - 車輪用オイル供給装置 - Google Patents

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本発明は、車輪に割り当てられるオイル供給装置に関する。
下記の特許文献1及び2にはいずれも、車輪に割り当てられるオイル供給装置が開示されている。特許文献1に開示のオイル供給装置では、オイルリザーバに貯留されているオイルが車輪を駆動するためのインホイールモータ及び減速機に供給されるとともに、ハブの車輪外側に設けられた冷却部材に供給される。特許文献2に開示のオイル供給装置では、オイルリザーバに貯留されているオイルがホイールを駆動するためのインホイールモータ及び減速機に供給されるとともに、ハブの車輪外側に設けられたハブベアリングやプラネタリギアに供給される。
特開2009−292184号公報 特開2008−044438号公報
上記の特許文献1及び2のオイル供給装置はいずれも、ハブの車輪外側に向けてオイルを流通させる流通路が必要であり、その結果、車軸方向の寸法が拡張するという問題を抱えている。とりわけ車輪の駆動源がインホイールモータである車輪駆動機構の場合には、車輪のディスクホイールとホイールキャップとの間に車軸方向の間隙(例えば、10mm以上の空間)が必要であり、オイル供給装置の車軸方向の寸法を抑えることができないため不利である。従って、車輪に割り当てられるこの種のオイル供給装置の設計に際しては、当該オイル供給装置の車軸方向の寸法を極力抑えたいという要請がある。特に車輪の駆動源がインホイールモータである場合には、インホイールモータの配置に必要なスペースを確保することによって、車軸方向に関しインホイールモータを可能な限り車輪外側に配置したいという要請がある。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、車輪に割り当てられる車輪用オイル供給装置の車軸方向の寸法を抑えるのに有効な技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る車輪用オイル供給装置は、車両の車輪に割り当てられる装置であり、オイル流通路及びカバー部材を含む。オイル流通路は、車輪の中心部において車軸方向に延在し、車輪内側から車輪外側に向けてオイルが流通する通路となる。カバー部材は、オイル流通路からオイルが流出する開口部に対向して設けられた部材として構成される。特にこのカバー部材は、開口部を被覆する内側構成面が開口部から流出したオイルをオイル供給先へと供給するためのオイル供給経路の一部を構成する。また、このカバー部材は、内側構成面とは反対側の外側構成面が車輪の車外側意匠面をなす。即ち、このカバー部材がオイル供給経路の一部を構成する機能と、車輪の車外側意匠面を構成する機能とを兼務している。これにより、オイル供給装置の車軸方向の寸法を抑えることができる。この場合、カバー部材は、車輪の車外側意匠面を構成する本来の機能にオイル供給経路の一部を構成する別機能が付加されたものであってもよいし、或いはオイル供給経路の一部を構成する本来の機能に車輪の車外側意匠面を構成する別機能が付加されたものであってもよい。また、車輪に割り当てられるホイールキャップを不要とすることで部品点数を削減することができる。
更に、本発明に係る車輪用オイル供給装置では、カバー部材の内側構成面は、開口部に対向する中央領域と、この中央領域から放射状に延びる複数の誘導溝と、を備え、これら複数の誘導溝のそれぞれがオイル供給先に連通しているのが好ましい。この場合、開口部から流出したオイルは、カバー部材の中央領域に衝突した後、カバー部材の回転時の遠心力によってこの中央領域から各誘導溝に集められつつ当該誘導溝を流れ、最終的に当該誘導溝を通じてオイル供給先に供給される。これにより、オイル供給先へオイルを確実に供給することができる。
本発明に係る車輪用オイル供給装置の更なる形態では、複数の誘導溝はそれぞれ、中央領域から離間するにつれて溝断面積が縮小されるのが好ましい。この場合、各誘導溝の溝幅及び溝深さの少なくとも一方が中央領域から離間するにつれて小さくなるように構成することができる。これにより、開口部から流出したオイルを遠心力によって寄せ集める機能が高まるため、オイル供給先へオイルをより確実に供給することができる。
本発明に係る車輪用オイル供給装置の更なる形態では、オイル流通路は、車輪に割り当てられたインホイールモータの駆動力によって回転駆動される回転シャフト内に車軸方向に延在するように設けられるのが好ましい。また、カバー部材は、車輪のディスクホイールと連結されて回転シャフトの回転に伴って回転するハブに取り付けられているのが好ましい。この場合、インホイールモータを用いた車輪駆動機構に割り当てられる車輪用オイル供給装置においては、このオイル供給装置の車軸方向の寸法を抑えることによって、インホイールモータの配置に必要なスペースを確保することができる。その結果、車軸方向に関しインホイールモータを可能な限り車輪外側に配置することが可能になる。
本発明に係る車輪用オイル供給装置の更なる形態では、オイル供給先は、回転シャフトとハブとの間に介装されたプラネタリギアと、ハブを回転可能に支持するハブベアリングと、を含むのが好ましい。この場合、これらプラネタリギア及びハブベアリング以外の部位がオイル供給先に含まれてもよい。また、これらプラネタリギア及びハブベアリングのそれぞれに供給されたオイルがオイル排出路を通じてオイルリザーバに排出されるのが好ましい。これにより、オイル供給先とオイルリザーバとの間でオイルの循環経路を確立することができる。
以上のように、本発明によれば、車輪に割り当てられる車輪用オイル供給装置の車軸方向の寸法を抑えることが可能になった。
車輪101を駆動するための車輪駆動機構に設けられたオイル供給装置100の概略構造を示す図である。 図1中のハブ140及びカバー部材103を車両外側から視た斜視図である。 図2中のカバー部材103の内側構成面103aを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1には、車両に設けられた複数の車輪(「ホイール」ともいう)101のそれぞれを独立して駆動するための車輪駆動機構が示されている。この車輪駆動機構では、駆動源であるモータ(「インホイールモータ」ともいう)110の駆動力を用いて車輪101が駆動される。車輪101はタイヤ(図示省略)及びディスクホイール102によって構成される。ディスクホイール102は、タイヤを保持するリムとハブ140に連結されるディスクとを含む。また、ハブ140にカバー部材103が取り付けられている。このカバー部材103は、車輪101の車外側意匠面を形成する平板状の部材、所謂「ホイールキャップ」としての機能を果たす。なお、図1及びその他の図面において矢印D1は車両外側を示し、図中の矢印D2は車両内側を示している。
モータ110のモータハウジング111内には、ステータコイルが巻かれたステータコア112、ロータ113及びギア114等の構成要素が収容されている。ロータ113は長軸状に延在するとともに、その一端部113aにはギア114が一体状に設けられている。また、ロータ113には永久磁石が取り付けられている。従って、ステータコア112に巻かれたステータコイルに交流電流が通電されることによって回転磁界が形成され、この回転磁界に引き付けられたロータ113がギア114とともに一体回転する。これにより、モータ110の駆動力は、ギア114に係合する回転シャフト(駆動軸)121に伝達され、この回転シャフト121が車軸Aを中心に回転する。
また、回転シャフト121とハブ140との間にプラネタリギア(遊星歯車)130が介装されている。より具体的には、回転シャフト121にサンギア(太陽歯車)122が設けられており、このサンギア122と車体側に固定されたリングギア(図示省略)との間にプラネタリギア130が介装されている。このプラネタリギア130は、サンギア122及びリングギアの双方に歯合し、またハブ140に連結されている。プラネタリギア130は、回転シャフト121の回転駆動時にサンギア122の周りを公転することで、回転シャフト121の回転を減速してハブ140に伝達する減速機としての機能を果たす。これによりハブ140が回転駆動され、更にこのハブ140に連結された車輪101(タイヤ及びディスクホイール102)に駆動力が伝達される。
上記の車輪駆動機構には、本発明の「車輪用オイル供給装置」の一実施形態であるオイル供給装置100が設けられている。このオイル供給装置100が車輪101に割り当てられている。即ち、このオイル供給装置100を車輪101の車輪駆動機構の一構成要素ということもできる。このオイル供給装置100は、オイルポンプ120、オイルリザーバ150、吸入経路160、第1のオイル供給経路170、第1のオイル排出経路171、第2のオイル供給経路180、第2のオイル排出経路184を含む。オイルポンプ120は、回転シャフト121に内蔵されており、この回転シャフト121の回転駆動力によって作動する。オイルリザーバ(「リザーバタンク」ともいう)150は、潤滑用又は冷却用のオイル(「潤滑油」ともいう)を貯留する機能を果たす。オイルポンプ120の作動状態では、オイルリザーバ150に貯留されているオイルが吸入経路160を通じてオイルポンプ120に吸入され高圧化されて吐出される。
オイルポンプ120から吐出されたオイルは、第1のオイル供給経路170及び第2のオイル供給経路180のそれぞれを通じて車輪駆動機構の所定のオイル供給先へと供給される。これにより、オイル供給先ではオイルの潤滑機能及び冷却機能の少なくとも一方が果たされる。その後、第1のオイル供給経路170に対しては、第1のオイル排出経路171を通じてオイルリザーバ150へとオイルが排出されることで、オイル供給先とオイルリザーバ150との間でオイルの循環経路が確立される。同様に、第2のオイル供給経路180に対しては、第2のオイル排出経路184を通じてオイルリザーバ150へとオイルが排出されることで、オイル供給先とオイルリザーバ150との間でオイルの循環経路が確立される。
第1のオイル供給経路170は、オイルポンプ120をモータ110のモータハウジング111内の空間に接続するための経路であり、オイルポンプ120から吐出されたオイルは、この第1のオイル供給経路170を通じてモータ110のステータコイルや減速機等のオイル供給先に供給される。一方で、第2のオイル供給経路180は、オイルポンプ120とプラネタリギア130とを接続する経路であり、オイルポンプ120から吐出されたオイルは、この第2のオイル供給経路180を通じて、ハブ140と回転シャフト121との間に設けられてハブ140を回転可能に支持するハブベアリング141やプラネタリギア130等に供給される。この第2のオイル供給経路180は、特にオイル流通路181,182,183によって構成されている。
オイル流通路181は、車輪101の中心部において車軸方向(車軸Aの延在方向)に延在し、車輪内側から車輪外側に向けてオイルが流通する流通路である。このオイル流通路181は、回転シャフト121内に車軸方向に延在するように設けられている。回転シャフト121の一方の端部には開口部121aが設けられている。この開口部121aは、オイル流通路181からオイルが流出する開口部或いは流出部として構成される。即ち、回転シャフト121によってオイル流通路181が構成されている。この回転シャフト121、開口部121a及びオイル流通路181がそれぞれ、本発明の「回転シャフト」、「開口部」及び「オイル流通路」に相当する。
オイル流通路182は、オイル流通路181及びオイル流通路183を接続するための流通路である。このオイル流通路182は、回転シャフト121の開口部121aに対向して設けられたカバー部材103によって構成されている。具体的には、カバー部材103は車軸Aに交差して延在しており、このカバー部材103のうち回転シャフト121の開口部121aを被覆する内側構成面103a(カバー裏面)がオイル流通路182を構成している。即ち、この内側構成面103aは、回転シャフト121の開口部121aから流出したオイルを下流のオイル供給先へと供給するためのオイル供給経路の一部、即ちオイル流通路182,183(第2のオイル供給経路180)の一部を構成している。一方で、カバー部材103のうち内側構成面103aとは反対側の外側構成面103b(カバー表面)は、車輪101の車外側意匠面を形成する本来の機能を果たす。
オイル流通路183は、オイル流通路182を流通したオイルをハブベアリング141及びプラネタリギア130に誘導するための流通路である。このオイル流通路183は、回転シャフト121の回転駆動時にハブ140とともに一体回転する。これにより、オイルポンプ120から吐出されたオイルがオイル流通路181を流通した後にオイル流通路182を流通し、更にオイル流通路183を流通した後にオイル供給先(ハブベアリング141及びプラネタリギア130)に到達する。オイル流通路183は、プラネタリギア130内に設けられるのが好ましい。この場合、ハブベアリング141にはオイル流通路182から直接的にオイルが供給されてもよい。
ここで上記のオイル流通路182の具体的な構造について図2及び図3を参照しつつ説明する。
図2が参照されるように、カバー部材103は、その内側構成面103aが回転シャフト121の開口部121aに対向して配置された状態でハブ140に取り付けられる。この場合、ハブ140は、車輪101のディスクホイール102と連結されて回転シャフト121の回転に伴って回転する。このカバー部材103は、回転シャフト121の開口部121aに対向して配置される構成であれば、ディスクホイール102に取り付けられてもよい。
図3が参照されるように、カバー部材103の内側構成面103aは、回転シャフト121の開口部121aに対向する中央領域104と、この中央領域104から放射状に延びる複数(図3中では4つ)の誘導溝105とを備えている。このカバー部材103が本発明の「カバー部材」に相当し、またこのカバー部材103の中央領域104及び誘導溝105がそれぞれ、本発明の「中央領域」及び「誘導溝」に相当する。これら中央領域104及び誘導溝105はいずれも、カバー部材103の内側構成面103aに設けられた板厚方向の凹部によって構成されている。カバー部材103がハブ140に取り付けられた状態では、各誘導溝105が図2中の複数のオイル流通路183のそれぞれに対向して配置される。これにより、各誘導溝105が各オイル流通路183を通じてオイル供給先(ハブベアリング141及びプラネタリギア130)に連通することになる。なお、誘導溝105の数、形状、向き等は、図3に記載のものに限定されるものではなく、必要に応じて適宜に変更され得る。
カバー部材103がハブ140に取り付けられた状態では、その中央領域104は、回転シャフト121の開口部121aとともに車軸A上に位置する。これにより、回転シャフト121の開口部121a(オイル流通路181)から流出したオイルは、オイル流通路182において車軸Aに沿ってカバー部材103の中央領域104に衝突した後、カバー部材103の回転時の遠心力によってこの中央領域104から各誘導溝105に集められつつ当該誘導溝を流れ、最終的に当該誘導溝を通じてオイル流通路183に流入する。これにより、オイル流通路183の下流のオイル供給先へオイルを確実に供給することができる。
上記の各誘導溝105は、中央領域104から離間するにつれて溝断面積が縮小されるように構成されるのが好ましい。この場合、各誘導溝105の溝幅及び溝深さの少なくとも一方が中央領域104から離間するにつれて小さくなるように構成することで対応が可能である。これにより、回転シャフト121の開口部121a(オイル流通路181)から流出したオイルを遠心力によって寄せ集める機能が高まるため、当該オイルをより確実にオイル流通路183に流入させることができる。
上記構成によれば、カバー部材103が、オイル供給経路の一部を構成する機能と、車輪101の車外側意匠面を構成する機能とを兼務することができる。これにより、オイル供給装置100の車軸方向の寸法を抑えることができる。例えば、車輪101のディスクホイール102と従来のホイールキャップとの間に形成される車軸方向の間隙(例えば、10mm以上の空間)に相当する寸法分のコンパクト化を図ることができる。この場合、カバー部材103は、車輪101の車外側意匠面を構成する本来の機能にオイル供給経路の一部を構成する別機能が付加されたものであってもよいし、或いはオイル供給経路の一部を構成する本来の機能に車輪101の車外側意匠面を構成する別機能が付加されたものであってもよい。また、車輪101に割り当てられるホイールキャップを不要とすることで部品点数を削減することができる。特に、オイル供給装置100の車軸方向の寸法を抑えることによって、モータ110の配置に必要なスペースを確保することができる。その結果、車軸方向に関しモータ110を可能な限り車輪外側に配置することが可能になる。
本発明は、上記の典型的な実施形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記実施の形態では、車輪101の駆動源がモータ110である車輪駆動機構に割り当てられたオイル供給装置100について記載したが、モータ110以外の駆動源(典型的には、内燃機関)を用いた車輪駆動機構に割り当てられるオイル供給装置に本発明を適用することもできる。
上記実施の形態では、平板状のカバー部材103について記載したが、本発明ではこのカバー部材103の形状はこれに限定されるものではなく、少なくとも内側構成面103a及び外側構成面103bに相当する部位を備えた形状のカバー部材を採用することができる。
上記実施の形態では、第2のオイル供給経路180のオイル流通路181を流通した後のオイルがオイル供給先であるハブベアリング141及びプラネタリギア130に供給される場合について記載したが、本発明ではこれらハブベアリング141及びプラネタリギア130に代えて或いは加えて、車輪駆動機構の別の部位を第2のオイル供給経路180に係るオイル供給先に設定することもできる。
100…オイル供給装置、101…車輪、102…ディスクホイール、103…カバー部材、103a…内側構成面、103b…外側構成面、104…中央領域、105…誘導溝、110…モータ(インホイールモータ)、111…モータハウジング、112…ステータコア、113…ロータ、114…ギア、120…オイルポンプ、121…回転シャフト、121a…開口部、122…サンギア、130…プラネタリギア、140…ハブ、141…ハブベアリング、150…オイルリザーバ、160…吸入経路、170…第1のオイル供給経路、171…第1のオイル排出経路、180…第2のオイル供給経路、181,182,183…オイル流通路、184…第2のオイル排出経路

Claims (4)

  1. 車両の車輪に割り当てられる車輪用オイル供給装置であって、
    前記車輪の中心部において車軸方向に延在し、車輪内側から車輪外側に向けてオイルが流通するオイル流通路と、
    前記オイル流通路からオイルが流出する開口部に対向して設けられたカバー部材と、
    を備え、
    前記カバー部材は、前記開口部を被覆する内側構成面が前記開口部から流出したオイルをオイル供給先へと供給するためのオイル供給経路の一部を構成し、且つ前記内側構成面とは反対側の外側構成面が前記車輪の車外側意匠面をなす、車輪用オイル供給装置において、
    前記カバー部材の前記内側構成面は、前記開口部に対向する中央領域と、前記中央領域から放射状に延びる複数の誘導溝と、を備え、前記複数の誘導溝のそれぞれが前記オイル供給先に連通している、車輪用オイル供給装置。
  2. 請求項1に記載の車輪用オイル供給装置であって、
    前記複数の誘導溝はそれぞれ、前記中央領域から離間するにつれて溝断面積が縮小される、車輪用オイル供給装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車輪用オイル供給装置であって、
    前記オイル流通路は、前記車輪に割り当てられたインホイールモータの駆動力によって回転駆動される回転シャフト内に前記車軸方向に延在するように設けられ、
    前記カバー部材は、前記車輪のディスクホイールと連結されて前記回転シャフトの回転に伴って回転するハブに取り付けられている、車輪用オイル供給装置。
  4. 請求項3に記載の車輪用オイル供給装置であって、
    前記オイル供給先は、前記回転シャフトと前記ハブとの間に介装されたプラネタリギアと、前記ハブを回転可能に支持するハブベアリングと、を含み、前記プラネタリギア及び前記ハブベアリングのそれぞれに供給されたオイルがオイル排出路を通じてオイルリザーバに排出される、車輪用オイル供給装置。
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