JP5966711B2 - 複合機およびコンピュータープログラム - Google Patents

複合機およびコンピュータープログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5966711B2
JP5966711B2 JP2012159538A JP2012159538A JP5966711B2 JP 5966711 B2 JP5966711 B2 JP 5966711B2 JP 2012159538 A JP2012159538 A JP 2012159538A JP 2012159538 A JP2012159538 A JP 2012159538A JP 5966711 B2 JP5966711 B2 JP 5966711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
mode
telephone
calculator
character code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012159538A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014022927A (ja
Inventor
義之 玉井
義之 玉井
利行 前島
利行 前島
勇川 淳一
淳一 勇川
征平 市山
征平 市山
英一 成松
英一 成松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2012159538A priority Critical patent/JP5966711B2/ja
Publication of JP2014022927A publication Critical patent/JP2014022927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5966711B2 publication Critical patent/JP5966711B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機に関する。
複数種の機器の機能を合わせ持つ複合機の中に、MFP(Multi-functional Peripheral)と呼ばれるオフィス機器がある。MFPは、コピー機、ファクシミリ機、プリンター、ネットワークスキャナー、ドキュメントサーバーなどとして使用することができる。近年、MFPにおいて、Webブラウジング機能が搭載されるというように、パーソナルコンピューターのユーザーにとって馴染み易く便利な機能の充実が進んでいる。
一般に、MFPの操作パネルは、数値入力(置数)のための縦横に配列された一群のハードウェアキーを有する。すなわち、いわゆるテンキーが操作パネルに配置されている。テンキーは、ファクシミリ送信における電話番号(FAX番号)の入力、コピーにおける枚数の指定、およびその他の数値入力に用いられる。
テンキーを含むハードウェアキーに加えて、MFPの操作パネルにはタッチパネルが組み付けられている。ここでいうタッチパネルは、液晶パネルのようなディスプレイとタッチ式ポインティングデバイスとが一体化された入出力装置である。タッチパネルの表面は、操作画面となる画像が表示されるスクリーンと操作のためのタッチ面とを兼ねる。タッチパネルによって表示される操作画面は、ユーザーによる操作に応じて適宜変更される。
タッチパネルを用いて行なわれる多様な操作には、任意の文字の入力が含まれる。文字入力を可能にするため、タッチパネルによってソフトウェアキーボードが表示される。例えば、ファクシミリ通信の宛先を予め登録するための操作画面において、数字キーおよびその他の文字キーが並ぶフル配列タイプのキーボードが表示される。ユーザーはFAX番号に対応づける宛先名として、判別し易い文字列を登録することができる。また、紙ドキュメントをスキャーナーによってデータ化して保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブの設定のための操作画面においても、フル配列タイプのキーボードが表示される。ユーザーはデータ化で得られたファイルに所望のドキュメント名を付けることができる。
タッチパネルを有しかつハードウェアキーボードの外付けが可能なMFPが知られている。特許文献1に記載されたMFPは、接続される外部キーボードにおけるキー表記の言語に応じて、操作画面の表示に使用するフォントを切り替える。また、特許文献2に記載された多機能の画像形成装置(MFPに相当する)は、USB(Universal Serial Bus)キーボードの接続を可能にするためのインタフェースを有している。
特開2007−265087号公報 特開2010−21724号公報
操作パネルにハードウェアテンキーを配置せずに、必要に応じてソフトウェアテンキーをタッチパネルに表示させることが考えられる。ハードウェアテンキーの省略により、操作パネルを小型化することができる。そして、外付けテンキーボードからの入力を受け付けるインタフェースを実装しておけば、ハードウェアテンキーを使用したいユーザーの要望に応えることができる。さらに、市販されている汎用の外付けテンキーボードの接続が可能なインタフェースを採用すれば、ユーザーは使い易い好みに合った市販品を選んで使用することができる。
しかし、ハードウェアである外付けテンキーボードでは、ソフトウェアテンキーとは違って、当然ながら数字キー配列が固定である。このため、操作パネルに表示されるソフトウェアテンキーと外付けテンキーボードとの間で数字キー配列の異なる場合が生じ、その場合に数字の誤入力の生じるおそれがある。詳しくは次のとおりである。
広く知られるとおり、0および1から9までの数字の配列は、「9」の近くに「0」が位置する“電話型”と、「1」の近くに「0」が位置する“電卓型”とに大別される。従来のMFPの操作パネルに備わるハードウェアテンキーは、MFPがファクシミリ機能を有することから、ファクシミリ機や電話機に備わるテンキーと同様の電話型であった。したがって、ファクシミリの操作画面において表示するソフトウェアテンキーの数字キー配列としては電話型が好ましい。
ところが、一般にパーソナルコンピューターの周辺機器として市販されているテンキーボードの数字キー配列は電卓型である。このため、電卓型のテンキーボードを外付けして使用するユーザーが、操作パネルに電話型のテンキーが表示されていることから、勘違いをして入力を間違えてしまうという懸念がある。ユーザーが従来からの慣習により「MFPにおける数字キー配列は電話型である」と思い込んでいると、勘違いをし易い。特に、このように思い込んでいるユーザーが視覚障害者であると、外付けテンキーボードが電卓型であるのをつい忘れて、または気付かずに、実際は電卓型である外付けテンキーボードを電話型として操作してしまうことがあり得る。
一方、パーソナルコンピューターの操作に慣れているユーザーにとっては、電卓型のテンキーが使い易いと考えられる。したがって、Webブラウジング、ファイル操作および表計算といったパーソナルコンピューターのユーザーにとって馴染みの深い機能に係る操作画面において、ソフトウェアテンキーを表示する場合には、その数字キー配列を電卓型とするのが好ましい。しかし、そうすると、電話型の外付けテンキーボードが使用される場合に、やはり誤入力の生じるおそれがある。この場合も、ユーザーが視覚障害者であると、誤入力が起こり易い。
本発明は、このような事情に鑑み、外付けの数値入力用キーボードが使用される場合の誤入力を低減することを目的としている。
上記目的を達成する複合機は、ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機であって、数値入力用の操作キーである数字キーが縦横に配列されたハードウェアキーボードの外付けのための外部接続インタフェースと、電話型と電卓型とに分類された複数の操作画面を操作に応じて選択的に前記操作パネルに表示させる表示制御部と、前記外部接続インタフェースに前記ハードウェアキーボードが接続されている状態において、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電話型であるときは、前記ハードウェアキーボードからの信号に応じたキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードとして電話型モードを設定し、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電卓型であるときは、前記キャラクターコード変換のモードとして電卓型モードを設定する変換モード切替え部と、前記電話型モードにおいて、電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行ない、前記電卓型モードにおいて、電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行うキャラクターコード変換部と、を有しており、コピー動作の設定のための画面、およびファクシミリ通信動作の設定のための画面が前記電話型に分類され、内部のストレージ内のドキュメント保存用のメモリにアクセスするボックス動作の設定のための画面、およびウェブ・ブラウジングのための画面が前記電卓型に分類されている
本発明によれば、外付けされた数値入力用ハードウェアキーボードが使用される場合の誤入力を低減することができる。
本発明の実施形態に係るMFPの概略構成を示す斜視図である。 操作パネルの構成を示す斜視図である。 MFPのハードウェア構成を示すブロック図である。 外付けテンキーボードによる入力に係る機能構成を示す図である。 電話型数字キー配列および電卓型数字キー配列を示す図である。 電話型操作画面の一例を示す図である。 電話型操作画面の他の例を示す図である。 電卓型操作画面の一例を示す図である。 電卓型操作画面の他の例を示す図である。 音声ガイダンスの設定のための操作画面の例を示す図である。 電卓型テンキーボードのキーとキー番号との対応を示す図である。 変換テーブルの例を示す図である。 変換モード切替え処理のフローチャートである。 変換モード切替え処理のうちの外付け受話器処理ルーチンのフローチャートである。 外付けキー入力処理のフローチャートである。 電卓型テンキーボードの他の例を示す図である。 モード一時変更処理のフローチャートである。 モード一時変更処理のうちの入力済み数字の置換ルーチンのフローチャートである。
タッチパネルを用いて操作される複合機の例としてMFPを挙げる。MFPは、コピー機、プリンター、ネットワークスキャナー、ファクシミリ機、ドキュメントサーバーなどとして使用可能なオフィス機器である。
図1に例示されるMFP1は、胴内排紙型のコピー機と同様の外観を呈し、略角柱状の設置スペースに収まる外形をもつ。高さ方向の中央よりも上側に、印刷後の用紙を積載する胴内排紙空間20が存在し、胴内排紙空間20の上方にイメージスキャナー24とADF(Auto Document Feeder)24とが配置されている。胴内排紙空間20の下側の部分がプリンター部分1Bである。そして、胴内排紙空間20の右側においてイメージスキャナー24を支える支柱部分1Cに、操作パネル22が配置されている。
MFP1には、オプション構成に係る外付けハードウェアとして、数値入力用キーボード(以下、これを「テンキーボード」という)5、および電話機の受話器6を接続することができる。テンキーボード5は、電話番号をはじめとする各種の数値の入力に使用される。また、テンキーボード5は、視覚障害者向けのユーザー補助機能である音声ガイダンスが行なわれるとき、数値の入力に加えて、タッチパネル上のボタンへのタッチに代わるカーソル操作に使用される。受話器6は、MFP1を電話機として使用する場合に用いられる。その際、ユーザーはテンキーボード5によって電話番号を入力することができる。
図2のように、操作パネル22はタッチパネル部22Aと固定キーパネル22Bとを有する。タッチパネル部22Aには、操作画面を表示するディスプレイとその表示面内のタッチされた位置を検出するポインティングデバイスとを備えたタッチパネルが組み付けられている。ハードキーパネル22Bには、スタートキー41、ストップキー42、およびリセットキー43を含む複数のハードウェアキー(固定キー)が配置されている。しかし、本実施形態の操作パネル22は、ハードウェアテンキーを有していない。その代わり、必要に応じてソフトウェアテンキーがタッチパネル部12Aにおいて表示される。
図3はMFP1のハードウェア構成を示している。MFP1の全体制御を担うメインコントローラー10は、制御プログラムや各種アプリケーションを実行するコンピューターとしてのCPU(Central Processing Unit)11、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)12、プログラム実行のワークエリアとされるS−RAM(Static Random Access Memory)13、および制御に必要な設定データを記憶するバッテリバックアップされたNV−RAM(不揮発性メモリ)14を有する。NV−RAM24は、外付けされたテンキーボード5からの信号をキャラクターコードに変換するための変換テーブル90を記憶する。
操作パネル22は、音声ガイダンスのための音声出力部225を有する。ADF23は、コピー、イメージ入力、またはファクシミリ送信において、原稿シートをイメージスキャナー24における読取り位置へ搬送する。イメージスキャナー24は原稿シートに記録されている画像情報を光学的に読み取る。プリンターエンジン25は、多段式の用紙スタッカー26から供給される用紙の片面または両面に電子写真法によってモノクロまたはカラーの画像をプリントする。
モデム27およびNCU(Network Control Unit)28は公衆電話網によるファクシミリ通信に用いられる。外付けの受話器6はモデム27に接続される。通信インタフェース29はMFP1を外部装置との通信のためのデータ通信網に接続する。通信インタフェース29には、外付けのテンキーボード5を接続するための外部接続インタフェースとして、USBインタフェースが含まれている。
ストレージ30はハードディスクドライブ(HDD)のような大容量記憶デバイスである。ストレージ30は、制御プログラムや制御用のデータを記憶する媒体として用いられる。制御用のデータには、操作パネル22による操作画面の表示のための画面データが含まれる。また、ストレージ30には、各種のドキュメントを保存するメモリ領域であるボックス32が設けられる。
以上の構成のMFP1は、外付けのテンキーボード5が接続されているオプション構成状態において有効な数値入力制御機能を有している。この数値入力制御機能は、テンキーボード5が使用されたときの誤入力を防ぐ機能であり、テンキーボード5の各キーの刻印が示す数字キー配列にかかわらず、操作パネル22に表示される操作画面に応じてテンキーボード5からの信号をキャラクターコードに変換する。以下、数値入力制御機能に係るMFP1の構成および動作を説明する。
図4は外付けテンキーボード5による入力に係る機能構成を示している。MFP1は、表示制御部101、操作入力部102、文字入力部103、ユーザー補助モード設定部104、変換モード切替え部105、キャラクターコード変換部106、変換モード一時変更部107、および数字置換部108を有している。これらの要素は、メインコントローラー10のCPU11が所定のコンピュータープログラムを実行することによって実現される機能要素である。
表示制御部101は、ストレージ30に格納されている画面データDQを用いてMFP1の状態に応じた操作画面を操作パネル22に表示させる。画面データDQは、画面の背景、ボタン、メッセージ文など、画面を構成するパーツを表す画像データやテキストデータ、およびパラメータである。表示制御部101はパーツを適宜組み合せて画面を構成する。
本実施形態において、表示制御部101によって表示される操作画面のうちの少なくとも数値入力を伴う画面およびそれに深く関連する画面は、電話型と電卓型とのいずれかに分類されている。以下の説明において、電話型に分類されている操作画面を総称して電話型画面Q10といい、電卓型に分類されている操作画面を総称して電卓型画面Q20ということがある。表示制御部101は、画面表示の内容を切り替えるとき、新たに表示させる操作画面の分類(画面タイプ)を変換モード切替え部105に通知する。
操作入力部102は、操作パネル22による操作の内容を判別し、ユーザーによる指示に応じた処理を行なう。例えば、複数の機能にそれぞれ対応する選択ボタンを有した操作画面が操作パネル22において表示されている状態において、タッチパネル出力の示す位置からユーザーがタッチした選択ボタンを解析する。そして、その選択ボタンに対応する機能(例えば両面コピー)に係る詳細設定のための操作画面への表示切替えを表示制御部101に指示する。また、スタートキー41が押下されると、それを検知した操作入力部102は、それ以前にユーザーが指定したジョブを実行する構成要素に実行開始指示を与える。
文字入力部103は、操作入力のうちの文字入力を受け持つ。例えば操作画面内の文字入力欄にユーザーによって文字列が入力される際、文字入力部103は順に入力される文字を記憶する。そして、OKキーの押下といった入力確定操作が行なわれると、文字入力部103は記憶している入力された文字列を操作入力部102に伝える。また、文字入力欄が電話番号入力欄である場合、文字入力部103は、電話番号の入力を受け付ける状態であることを変換モード一時変更部107に通知する。
ユーザー補助モード設定部104は、ユーザーによるモード選択操作に従って、補助モードと非補助モードとを切り替える。補助モードが設定されると、操作画面の内容および操作の仕方を説明する音声ガイダンスがユーザー補助動作として行なわれる。非補助モードが設定されると、音声ガイダンスは行なわれない。
変換モード切替え部105は、外付けのテンキーボード5からの信号に応じてキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードを、表示制御部101から通知される画面タイプに応じて切り替える。通知された画面タイプが電話型であるとき、変換モード切替え部105は電話型モードを設定し、通知された画面タイプが電卓型であるとき、変換モード切替え部105は電卓型モードを設定する。電話型モードは、テンキーボード5の数字キー配列を実際の配列にかかわらず電話型とみなすモードである。これに対して、電卓型モードは、テンキーボード5の数字キー配列を実際の配列にかかわらず電卓型とみなすモードである。
また、変換モード切替え部105は、モデム27から外付けの受話器6のオンフックからオフフックへの状態変化が通知されたときには、すなわちユーザーがMFP1を用いて電話をかけようとしていると推察されるときには、表示制御部101から通知される画面タイプにかかわらず変換モードを電話型モードに設定する。
キャラクターコード変換部106は、USBインタフェース295を介して入力されるテンキーボード5からの信号をキャラクターコードに変換する。その際、キャラクターコード変換部106は変換テーブル90を参照し、変換テーブル90の示す入出力の対応に従ってキャラクターコード変換を行う。変換テーブル90は、電話型モードにおける入出力の対応と、電卓型モードにおける入出力の対応とをそれぞれ示すデータを有する。キャラクターコード変換部106は、基本的には変換モード切替え部105によって設定された変換モードに応じて、変換テーブル90内の該当するモードのデータを適用してキャラクターコード変換を行う。
なお、USB型のキーボードであるテンキーボード5は、キーが押下されたときおよび押下が解除されたときに信号を出力する。信号が出力される度、キャラクターコード変換部106はキャラクターコード変換を行う。
変換モード一時変更部107および数字置換部108は、電話番号の入力時に限定される付加的な機能を実現する。変換モード一時変更部107は、電卓型モードが設定されている状態において、所定の時期に変換モードを変更する。これにより、後述のように変換モード一時変更部107または変換モード切替え部105によって電卓型モードに戻されるまで、変換モードは一時的に電話型モードとなる。数字置換部108は、電卓型モードが設定されておりかつ文字入力部103が電話番号入力を受け付ける状態において、“0位置キー”と呼称する特定のキーが押下されたときに、既に電話番号として入力された数字を電話型数字キー配列に対応した数字に置き換える。
図5(A)および図5(B)は電話型および電卓型の数字キー配列を示している。電話型は、国際電信電話諮問委員会(Comite Consultatif International Telegraphique et Telephonique :CCITT)によって規格化されている。一方、電卓型は、国際標準化機構(International Organization for Standardization :ISO)によって規格化されている。
電話型および電卓型のいずれにおいても、0および1から9までの計10個の数字は、4行3列のマトリクスの中に配置される。電話型では、図示の最上行の左端から3番目の行の右端への順に1から9までの数字が配置され、0は最下行の中央列に配置される。電卓型では、最下行の左端に0が配置され、下から2番目の行の左端から最上行の右端への順に1から9までの数字が配置される。
図6は電話型操作画面の一例を示している。操作画面Q11は、ファクシミリ送信の相手先の電話番号を入力するための画面である。操作画面Q11は電話型のテンキー(ソフトウェアキー)61、およびユーザーが入力した数字を表示する入力番号表示欄62を有する。ユーザーがテンキー61を用いて所定桁の数字を入力し、OKボタン63にタッチすると、入力された数字が宛先電話番号として設定される。
図7は電話型操作画面の他の例を示している。操作画面Q12は、コピー機能の基本設定操作のための画面であり、印刷色・用紙サイズ・倍率といった基本設定項目のそれぞれに対応した選択ボタンを有する。ユーザーが選択ボタンにタッチすると、それにより選択された項目についての詳細設定のための画面が表示される。
操作画面Q12の右上の隅部には、印刷の部数の設定値を示す数字64が表示される。図示の数字64の「1」は部数のデフォルト値である。ユーザーは部数を変更したい場合、例えば数字64が表示されている部分にタッチする。そうすると、図7(B)のように、電話型のテンキーを有する数値入力用のウインドウSK1が、操作画面Q12に重ねてポップアップ表示される。これにより、ユーザーは部数としてデフォルト値以外の数を指定することができる。
図8は電卓型操作画面の一例を示している。操作画面Q21は、Webブラウジングのための画面である。操作画面Q21の上端部には各種の操作ボタンが表示され、操作ボタンの下側にWebページが表示される。図示の例において、Webページは電話番号入力欄65を有している。
ユーザーが電話番号入力欄65にタッチすると、図8(B)のように、フル配列型のキーボードを有する文字入力用のウインドウSK2が、操作画面Q21に重ねてポップアップ表示される。ウインドウSK2では、0および1から9までの数字キーが左右方向に沿って一列に配置され、その下側にアルファベットキーが配列されている。ウインドウSK2におけるキー配列は、いわゆるテンキーレス形式であり、ノート型パーソナルコンピューターなどで一般的な配列である。
なお、Webブラウザは、電話番号入力欄65にユーザーが記入すべき数字が電話番号であることを、Webページ記述言語のタグに基づいて判別することができる。
図9は電卓型操作画面の他の例を示している。操作画面Q22は、イメージスキャナー24によって原稿シートから読み取ったデータをファイルとしてストレージ30に保存するボックス保存機能に係る画面である。操作画面Q22では、保存先のボックスの選択をユーザーに促すメッセージ70とともに、選択肢であるボックスを表すアイコンが表示される。図9(A)では、選択されたアイコン71が他のアイコンとの区別のために強調表示されている。
ユーザーが保存先を選択してOKボタン72にタッチすると、図9(B)のように、操作画面Q22に代えて操作画面Q22bが表示される。操作画面Q22bは、保存するファイルの名称の変更が可能であることを知らせるメッセージ表示欄75、保存先のボックス名の表示欄76、および現在のファイル名(文書名)の表示欄77を有する。ファイル名を変更したいユーザーは例えば表示欄76にタッチする。そうすると、図8(B)の例と同様にキーボードを有するウインドウがポップアップ表示される。これにより、ユーザーは保存対象のファイルに任意の名称を付けることができる。
図10は音声ガイダンスの設定のための操作画面の例を示している。所定の画面切替え操作が行なわれたときに表示される操作画面Q31において、ユーザーは音声ガイダンスの要否を指定することができる。操作画面Q31は、音声ガイダンスのする/しない(オン/オフ)の選択ボタン81,82を有する。図示では、音声ガイダンス機能のオンに対応した選択ボタン81が強調表示されている。これは、現在の選択状態が音声ガイダンスを行うオン設定が選択された状態であることを意味する。この状態でユーザーがOKボタン83にタッチすると、ユーザー補助モード設定部104によって補助モードが設定され、音声ガイダンスが行なわれることになる。
図11は電卓型のテンキーボード5におけるキーとキー番号との対応を示している。テンキーボード5は、PCオープン・アーキテクチャー推進協議会(The PC Open Architecture Developers' Group :OADG)によって標準化されたOADG109型のUSBテンキーボードである。テンキーボード5において、0の刻印のなされたキーが他の数字の刻印のなされたキーの2個分の大きさをもつ。テンキーボード5における各キーには、キー配列におけるそのキーの位置に応じたキー番号が対応する。0、1、2、3、4、5、6、7、8、9の各数の刻印のなされたキーに対応するキー番号は、順に「90」、「93」、「98」、「103」、「92」、「97」、「102」、「91」、「96」、「101」である。テンキーボード5は、押下されたキーに対応するキー番号、つまり、キー配列面内の押下されたキー位置を表す信号を出力する。
図12はキャラクターコード変換のための変換テーブル90の例を示している。変換テーブル90において、図示のように、OADG109型のテンキーボードが出力し得るキー番号(変換入力)901のそれぞれに、電話型モードにおいて出力すべき数字(変換出力)902、および電卓型モードにおいて出力すべき数字(変換出力)903が対応づけられている。図示では理解を容易にするために変換出力を0および1から9までの数字で表しているが、実際はこれら数字を特定するキャラクターコードが変換入力に対応づけられている。
上述の変換モード切替え部105によって電話型モードが設定されている状態では、変換テーブル90のうちのキー番号901と数字902との組(電話型変換情報)が、キャラクターコード変換に適用される。例えば、キー番号「91」が入力されたとき、1を表すキャラクターコードがキャラクターコード変換部106から出力される。入力が「97」であれば出力は5を表し、入力が「103」であれば出力は9を表わす。
これに対して、変換モードとして電卓型モードが設定されている状態では、変換テーブル90のうちのキー番号901と数字903との組(電卓型変換情報)が、キャラクターコード変換に適用される。例えば、キー番号「91」が入力されたとき、7を表すキャラクターコードがキャラクターコード変換部106から出力される。入力が「97」であれば出力は5を表し、入力が「103」であれば出力は3を表わす。
次にフローチャートを参照してMFP1の動作を説明する。
図13は変換モード切替え部105によって実行される変換モード切替え処理のフローチャートである。変換モード切替え部105は、外付けのテンキーボード5が接続されていても(#10でYES)、音声ガイダンスがオン状態でなければ(#11でNO)、処理を終了する。つまり、ユーザーが視覚障害者であって、そのためにテンキー操作の誤りが生じるおそれの大きいと推察される状況のみにおいて、変換モード切替え処理のうちの実質的な処理が実行される。
表示制御部101によって操作画面(ウインドウを含む)が切り替えられたとき(#12でYES)、新たに表示される画面やウインドウの画面タイプが電話型であれば(#14でYES)、変換モード切替え部105は変換モードとして電話型モードを設定する(#15)。新たに表示される画面やウインドウの画面タイプが電卓型であれば(#16でYES)、変換モード切替え部105は変換モードとして電卓型モードを設定する(#17)。新たに表示される画面が数値入力に関わらない画面であって、電話型にも電卓型にも分類されていない場合(#16でNO)、変換モード切替え部105は現在の変換モードをそのままにして処理を終える。
一方、表示制御部101による操作画面の切替えが行なわれていないとき(#12でNO)、変換モード切替え部105は外付け受話器処理を実行する(#13)。外付け受話器処理ルーチンの処理の流れが図14に示される。
図14のフローチャートのように、変換モード切替え部105は外付けの受話器6の接続の有無をチェックする(#131)。受話器6が接続されており(#131でYES)、かつモデム27から受話器6のオフフック状態が通知されたとき(#132でYES)、変換モード切替え部105は変換モードとして電話型モードを設定する(#133)。
図15はキャラクターコード変換部106によって実行される変換モード切替え処理のフローチャートである。キャラクターコード変換部106は、USBキーボードであるテンキーボード5からの信号に基づいて、キーの状態変化の有無をチェックする(#20)。押下および押下の解除のいずれの変化も無ければ(#20でNO)、キャラクターコード変換部106は処理を終了する。キーの状態変化が有ったとき(#20でYES)、キャラクターコード変換部106は状態の変化したキーのキー番号を取得する(#21)。
続いて、キャラクターコード変換部106は、モード切替え部105または変換モード一時変更部107によって設定された現在の変換モードが、電卓型モードであるかどうかをチェックする(#22)。現在の変換モードが電卓型モードであれば(#22でYES)、キャラクターコード変換部106は、変換テーブル90における電卓型変換情報を適用して、キー番号をキャラクターコードに変換する(#23)。これに対して、現在の変換モードが電卓型モードでなければ(#22でNO)、キャラクターコード変換部106は、変換テーブル90における電話型変換情報を適用して、キー番号をキャラクターコードに変換する(#24)。その後、このように変換モードに応じたキャラクターコード変換を行なったキャラクターコード変換部106は、得られたキャラクターコードを文字入力部103に引き渡す(#25)。
図16は電卓型テンキーボードの他の例を示している。図示のテンキーボード5bは、USBキーボードではあるが、上述のOADG109型ではない。テンキーボード5bの数字キー配列と上述のテンキーボード5の数字キー配列との間で若干の差異がある。その差異は、テンキーボード5bが金額の入力に便利な「00」の刻印のなされたキー53を有することである。キー53は4行3列の数字キー配列における図示の最下行の中央列に配置されており、このキー53の左隣のキー52は「0」の刻印がなされたキーである。
このようなテンキーボード5bの数字キー配列(電卓型)と、電話型の数字キー配列200とを見比べると、キー53は電話型の数字キー配列200における「0」のキーに対応することが分かる。ここで、ユーザーが、テンキーボード5bをその数字キー配列が電話型であると思って操作したと仮定する。そうすると、ユーザーが「0」を入力するつもりでキーを押したときに、MFP1には「00」が入力されてしまうことになる。つまり、誤入力が生じる。誤入力は、ユーザーが「1」、「2」、「3」、「7」、「8」、「9」のいずれかを入力するつもりでキーを押したときにも生じる。
しかし、ユーザーが単一の数字を入力するつもりであったのに、「00」のように単一数字でない文字がMFP1に入力されてしまうのは、ユーザーが「0」を入力するつもりでキーを押したときのみである。言い換えれば、単一の数字を入力すべきときに「00」が入力されたならば、ユーザーがテンキーボード5bの数字キー配列を実際の電卓型ではなく電話型であると思い違いをしている状況であると推定することができる。
そこで、MFP1には、電話番号の入力という単一の数字のみを順に入力すべき操作状況において、単一の数字に対応しないキー53が押下されたときに、変換モードを電話型とする機能および既に入力された数字を自動修正する機能が搭載されている。これらの付加的な機能を担う要素が、変換モード一時変更部107および数字置換部108である。
ユーザーが思い違いをしているとの判断に係るキー53を、これが電話型の数字キー配列200における「0」に対応することから、本明細書では“0位置キー”と呼称している。0位置キーは、「電話型の数字キー配列では0に対応し、電卓型の数字キー配列では0および1から9までの数字のいずれにも対応しないキー」と定義される。
図17は変換モード一時変更部107および数字置換部108によって実行されるモード一時変更処理のフローチャートである。電卓型モードでない場合(#30でNO)、および電卓型モードではあるが電話番号の入力を受け付ける状態ではない場合(#31でNO)、モード一時変更処理は実質的に直ちに終了する。
例えば、図8に示したブラウジングに係る操作画面Q21のような電卓型操作画面Q20が表示され、かつ電話番号の入力が行なわれる状態において、キー53のような0位置キーが押されたとき(#32でYES)、変換モードが電話型に変更される(#33)。そして、数字置換部108によって入力済み数字の置換えルーチンの処理が実行される(#34)。
その後、数字の入力を確定する操作が行なわれると(#35でYES)、すなわち電話番号の入力受付状態が解除されると、変換モード一時変更部107は変換モードを電話型から電卓型に戻す(#36)。
なお、音声ガイダンスが行なわれる補助モードでは、テンキーボード5bにおける所定の複数のキーの同時押下(多少の時間的ずれがあってもよい)が、テンキーボード5bの動作を数値入力モードとその他の指示入力モードとに切り替える操作となる。その他の指示入力モードにおいて、特定のキー(例えば「5」の刻印のなされたキー)は、入力を確定させるキーとして機能する。ユーザーは所定桁の電話番号を入力した後、その他の指示入力モードに切り替えて特定のキーを押下することにより、電話番号の入力を確定させることができる。
図18はモード一時変更処理のうちの入力済み数字の置換ルーチンのフローチャートである。数字置換部108は、文字入力部103から電話番号として既に入力された数字を取得する(#341)。このとき取得される数字は、電卓型の数字キー配列に対応したキャラクターコード変換によるものである。数字置換部108は、取得した全ての数字にひとつずつ順に注目し、注目した数字をそれに対応するキー番号に対して電卓型ではなく電話型の数字キー配列に対応したキャラクターコード変換を適用したときに得られるであろう数字に置き換える(#342〜#346)。例えば、「1」を「7」に置換し、「2」を「8」に置換する。キー53の押下が無効にされず「00」が取得した数字に含まれる構成が採用される場合は、「00」を「0」に置換する。取得した数字の全てについて置換を済ませると(#345でYES)、数字置換部108は、ユーザーによる真の入力情報とみなすことのできる置換後の数字を、文字入力部103に引き渡す(#347)。
以上の実施形態によれば、視覚障害者が電卓型の外付けテンキーボード5,5bを使用する際に、電話型操作画面における数値入力を正しく行うことが容易になる。
上述の実施形態において、画面タイプに応じた変換モードの自動の切替えを禁止し、一般に市販されているテンキーボードの数字キー配列である電卓型に変換モードを固定する手動モード設定を可能にすることができる。画面タイプに応じた変換モードの自動切替えが禁止された場合も、図17のモード一時変更処理および図18の入力済み数字の置換を実行させてよい。
外付けテンキーボード5,5bの特定位置のキーの長押しや所定の二つのキーの実質的な同時押し(押下のずれが所定の時間以内である)を契機として、電話型モードと電卓型モードを切り替えるようにしてもよい。変換モードが切り替わったことを音声ガイダンスで通知してもよい。
外付けテンキーボードの接続方式は、USBインタフェースを用いる方式に限らず、PS/2ポートを用いる方式でもよい。図17のモード一時変更処理において、ステップ#32からステップ#34までの処理を省略し、電卓型モードにおいて電話番号入力を受け付ける状態になったときに、電話番号の入力を確定させる操作が行なわれるまで、電卓型モードを電話型モードにするようにしてもよい。その他、MFP1の機能構成、ハードウェア構成、および動作は本発明の趣旨に沿う範囲内で適宜変更してもよい。電話型に分類されるのが好ましい操作画面および電卓型に分類されるのが好ましい操作画面が表示されるものであれば、MFP以外の複合機に本発明を適用することができる。
1 MFP(複合機)
5,5b テンキーボード(ハードウェアキーボード)
61 テンキー(ソフトウェアキーボード)
SF1,SK2 ウインドウ(ソフトウェアキーボード)
22 操作パネル
295 USBインタフェース(外部接続インタフェース)
Q10 電話型操作画面
Q11,Q12 操作画面
Q20 電卓型操作画面
Q21、Q22,Q22b 操作画面
90 変換テーブル
101 表示制御部
104 ユーザー補助モード設定部
105 変換モード切替え部
106 キャラクターコード変換部
107 変換モード一時変更部
108 数字置換部
6 受話器
30 ストレージ

Claims (12)

  1. ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機であって、
    数値入力用の操作キーである数字キーが縦横に配列されたハードウェアキーボードの外付けのための外部接続インタフェースと、
    電話型と電卓型とに分類された複数の操作画面を操作に応じて選択的に前記操作パネルに表示させる表示制御部と、 前記外部接続インタフェースに前記ハードウェアキーボードが接続されている状態において、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電話型であるときは、前記ハードウェアキーボードからの信号に応じたキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードとして電話型モードを設定し、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電卓型であるときは、前記キャラクターコード変換のモードとして電卓型モードを設定する変換モード切替え部と、
    前記電話型モードにおいて、電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行ない、前記電卓型モードにおいて、電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行うキャラクターコード変換部と、を有しており、
    コピー動作の設定のための画面、およびファクシミリ通信動作の設定のための画面が前記電話型に分類され、
    内部のストレージ内のドキュメント保存用のメモリにアクセスするボックス動作の設定のための画面、およびウェブ・ブラウジングのための画面が前記電卓型に分類されている ことを特徴とする複合機。
  2. ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機であって、
    数値入力用の操作キーである数字キーが縦横に配列されたハードウェアキーボードの外付けのための外部接続インタフェースと、
    電話型と電卓型とに分類された複数の操作画面を操作に応じて選択的に前記操作パネルに表示させる表示制御部と、
    前記外部接続インタフェースに前記ハードウェアキーボードが接続されている状態において、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電話型であるときは、前記ハードウェアキーボードからの信号に応じたキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードとして電話型モードを設定し、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電卓型であるときは、前記キャラクターコード変換のモードとして電卓型モードを設定する変換モード切替え部と、
    前記電話型モードにおいて、電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行ない、前記電卓型モードにおいて、電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行うキャラクターコード変換部と、
    前記電卓型モードにおいて電話番号入力を受け付ける状態になったときに、電話番号の入力を確定させる操作が行なわれるまで、前記電卓型モードを前記電話型モードにする変換モード一時変更部と、を有する
    ことを特徴とする複合機。
  3. ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機であって、
    数値入力用の操作キーである数字キーが縦横に配列されたハードウェアキーボードの外付けのための外部接続インタフェースと、
    電話型と電卓型とに分類された複数の操作画面を操作に応じて選択的に前記操作パネルに表示させる表示制御部と、
    前記外部接続インタフェースに前記ハードウェアキーボードが接続されている状態において、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電話型であるときは、前記ハードウェアキーボードからの信号に応じたキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードとして電話型モードを設定し、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電卓型であるときは、前記キャラクターコード変換のモードとして電卓型モードを設定する変換モード切替え部と、
    前記電話型モードにおいて、電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行ない、前記電卓型モードにおいて、電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行うキャラクターコード変換部と、
    前記電卓型モードでありかつ電話番号入力を受け付ける状態において、前記ハードウェアキーボードの複数のキーのうち、前記電話型数字キー配列であれば数字の0に対応し、かつ前記電卓型数字キー配列であれば0および1から9までの計10個の数字のいずれにも対応しないキーである0位置キーが押下されたとき、前記電卓型モードを前記電話型モードに変更する変換モード一時変更部と、を有する
    ことを特徴とする複合機。
  4. 前記0位置キーが押されたとき、既に入力された数字を前記電話型数字キー配列に対応した数字に置き換える数字置換部をさらに有する
    請求項記載の複合機。
  5. ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機であって、
    数値入力用の操作キーである数字キーが縦横に配列されたハードウェアキーボードの外付けのための外部接続インタフェースと、
    電話型と電卓型とに分類された複数の操作画面を操作に応じて選択的に前記操作パネルに表示させる表示制御部と、
    前記外部接続インタフェースに前記ハードウェアキーボードが接続されている状態において、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電話型であるときは、前記ハードウェアキーボードからの信号に応じたキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードとして電話型モードを設定し、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電卓型であるときは、前記キャラクターコード変換のモードとして電卓型モードを設定する変換モード切替え部と、
    前記電話型モードにおいて、電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行ない、前記電卓型モードにおいて、電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行うキャラクターコード変換部と、を有しており、
    電話の受話器の外付けが可能であり、
    前記変換モード切替え部は、前記受話器がオフフック状態になったとき、前記キャラクターコード変換のモードとして前記電話型モードを設定する
    ことを特徴とする複合機。
  6. 前記キャラクターコード変換部は、
    前記電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行なう際に、0および1から9までの計10個の数字のそれぞれと、前記ハードウェアキーボードの出力が示し得るキー番号とを、前記ハードウェアキーボードにおける数字キー配列が電話型であるものとして対応づける電話型変換情報を適用し、
    前記電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行なう際に、前記10個の数字のそれぞれと前記キー番号とを、前記ハードウェアキーボードにおける数字キー配列が電卓型であるものとして対応づける電卓型変換情報を適用する
    請求項1ないし5のいずれかに記載の複合機。
  7. 視覚障害者による操作を補助するためのユーザー補助動作を実行する補助モードと前記ユーザー補助動作を実行しない非補助モードとを、モード選択操作に応じて切り替えるモード設定部をさらに有し、
    前記変換モード切替え部は、前記ハードウェアキーボードが接続されておりかつ前記補助モードであるときにのみ、前記操作画面の分類に応じて前記電話型モードまたは前記電卓型モードを設定する処理を行う
    請求項1ないし6のいずれかに記載の複合機。
  8. 前記ユーザー補助動作は音声ガイダンスである
    請求項記載の複合機。
  9. ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機において実行されるコンピュータープログラムであって、
    前記複合機が有するコンピューターに、
    コピー動作の設定のための画面、およびファクシミリ通信動作の設定のための画面が電話型に分類され、内部のストレージ内のドキュメント保存用のメモリにアクセスするボックス動作の設定のための画面、およびウェブ・ブラウジングのための画面が電卓型に分類されている前記電話型と前記電卓型とに分類された複数の操作画面を操作に応じて選択的に前記操作パネルに表示させる表示制御処理と、
    数値入力用の操作キーである数字キーが縦横に配列されたハードウェアキーボードの外付けのための外部接続インタフェースに前記ハードウェアキーボードが接続されている状態において、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電話型であるときは、前記ハードウェアキーボードからの信号に応じたキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードとして電話型モードを設定し、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電卓型であるときは、前記キャラクターコード変換のモードとして電卓型モードを設定する変換モード切替え処理と、
    前記電話型モードにおいて、電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行ない、前記電卓型モードにおいて、電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行うキャラクターコード変換処理と、を実行させる
    ことを特徴とするコンピュータープログラム。
  10. ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機において実行されるコンピュータープログラムであって、
    前記複合機が有するコンピューターに、
    電話型と電卓型とに分類された複数の操作画面を操作に応じて選択的に前記操作パネルに表示させる表示制御処理と、
    数値入力用の操作キーである数字キーが縦横に配列されたハードウェアキーボードの外付けのための外部接続インタフェースに前記ハードウェアキーボードが接続されている状態において、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電話型であるときは、前記ハードウェアキーボードからの信号に応じたキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードとして電話型モードを設定し、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電卓型であるときは、前記キャラクターコード変換のモードとして電卓型モードを設定する変換モード切替え処理と、
    前記電話型モードにおいて、電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行ない、前記電卓型モードにおいて、電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行うキャラクターコード変換処理と、
    前記電卓型モードにおいて電話番号入力を受け付ける状態になったときに、電話番号の入力を確定させる操作が行なわれるまで、前記電卓型モードを前記電話型モードにする変換モード一時変更処理と、を実行させる
    ことを特徴とするコンピュータープログラム。
  11. ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機において実行されるコンピュータープログラムであって、
    前記複合機が有するコンピューターに、
    電話型と電卓型とに分類された複数の操作画面を操作に応じて選択的に前記操作パネルに表示させる表示制御処理と、
    数値入力用の操作キーである数字キーが縦横に配列されたハードウェアキーボードの外付けのための外部接続インタフェースに前記ハードウェアキーボードが接続されている状態において、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電話型であるときは、前記ハードウェアキーボードからの信号に応じたキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードとして電話型モードを設定し、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電卓型であるときは、前記キャラクターコード変換のモードとして電卓型モードを設定する変換モード切替え処理と、
    前記電話型モードにおいて、電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行ない、前記電卓型モードにおいて、電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行うキャラクターコード変換処理と、
    前記電卓型モードでありかつ電話番号入力を受け付ける状態において、前記ハードウェアキーボードの複数のキーのうち、前記電話型数字キー配列であれば数字の0に対応し、かつ前記電卓型数字キー配列であれば0および1から9までの計10個の数字のいずれにも対応しないキーである0位置キーが押下されたとき、前記電卓型モードを前記電話型モードに変更する変換モード一時変更処理と、を実行させる
    ことを特徴とするコンピュータープログラム。
  12. 電話の受話器の外付けが可能であり、ソフトウェアキーボードの表示が可能な操作パネルを備える複合機において実行されるコンピュータープログラムであって、
    前記複合機が有するコンピューターに、
    電話型と電卓型とに分類された複数の操作画面を操作に応じて選択的に前記操作パネルに表示させる表示制御処理と、
    数値入力用の操作キーである数字キーが縦横に配列されたハードウェアキーボードの外付けのための外部接続インタフェースに前記ハードウェアキーボードが接続されている状態において、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電話型であるときは、前記ハードウェアキーボードからの信号に応じたキャラクターコードを出力するキャラクターコード変換のモードとして電話型モードを設定し、前記操作パネルにおいて表示される操作画面が電卓型であるときは、前記キャラクターコード変換のモードとして電卓型モードを設定する変換モード切替え処理と、
    前記電話型モードにおいて、電話型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行ない、前記電卓型モードにおいて、電卓型数字キー配列に対応するキャラクターコード変換を行うキャラクターコード変換処理と、を実行させ
    前記変換モード切替え処理は、前記受話器がオフフック状態になったとき、前記キャラクターコード変換のモードとして前記電話型モードを設定する処理である
    ことを特徴とするコンピュータープログラム。
JP2012159538A 2012-07-18 2012-07-18 複合機およびコンピュータープログラム Expired - Fee Related JP5966711B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012159538A JP5966711B2 (ja) 2012-07-18 2012-07-18 複合機およびコンピュータープログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012159538A JP5966711B2 (ja) 2012-07-18 2012-07-18 複合機およびコンピュータープログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014022927A JP2014022927A (ja) 2014-02-03
JP5966711B2 true JP5966711B2 (ja) 2016-08-10

Family

ID=50197370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012159538A Expired - Fee Related JP5966711B2 (ja) 2012-07-18 2012-07-18 複合機およびコンピュータープログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5966711B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7059311B2 (ja) * 2019-02-05 2022-04-25 キヤノン株式会社 入力装置及び画像形成装置
JP7486965B2 (ja) 2019-02-05 2024-05-20 キヤノン株式会社 入力装置及び画像形成装置
JP7486966B2 (ja) * 2019-02-05 2024-05-20 キヤノン株式会社 画像形成装置
JPWO2020162635A1 (ja) * 2019-02-05 2020-08-13
JP7446835B2 (ja) 2019-02-05 2024-03-11 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204322A (ja) * 2000-10-31 2002-07-19 Ricoh Co Ltd 通信装置
JP2003067803A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Victor Co Of Japan Ltd 電子投票システム、コンピュータプログラム
JP4787577B2 (ja) * 2005-09-14 2011-10-05 株式会社リコー 携帯端末装置
JP4861017B2 (ja) * 2006-01-24 2012-01-25 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置
JP5178362B2 (ja) * 2008-07-09 2013-04-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014022927A (ja) 2014-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10652412B2 (en) Operation console, electronic device and image processing apparatus provided with the operation console, and method of displaying information on the operation console
CN109254512B (zh) 处理装置、显示装置和处理方法
JP5262321B2 (ja) 画像形成装置、表示処理装置、表示処理方法および表示処理プログラム
JP5506238B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム
JP5923477B2 (ja) 表示入力装置、画像形成装置
JP5966711B2 (ja) 複合機およびコンピュータープログラム
JP2009260903A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP4893577B2 (ja) 原稿読取装置
JP4895613B2 (ja) 操作表示ユニット、画像形成装置及びプログラム
JP2007200304A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2014174611A (ja) 画像形成装置
JP5505551B1 (ja) 処理装置、表示装置およびプログラム
JP4867606B2 (ja) タッチパネル入力装置および画像形成装置
JP5418415B2 (ja) 画像出力装置、操作画面表示方法およびコンピュータプログラム
JP6654016B2 (ja) 画像形成装置
JP5716515B2 (ja) 操作表示装置、表示制御プログラム、操作表示装置を含む画像形成装置。
JP2006245937A (ja) 画像処理装置
JP6908178B2 (ja) 表示入力装置およびそれを備えた画像形成装置
JP6443067B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP2014067123A (ja) 情報処理装置
US10367953B2 (en) Image processing device with destination selection interface
JP2009258895A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6375543B2 (ja) 入力/表示装置および画像形成装置
JP2005275543A (ja) ユーザインターフェイスおよびプログラム
JP6701397B2 (ja) 入力装置、入力装置の制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5966711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees