JP5966555B2 - 吸収塔及びそれを用いた生物脱臭装置 - Google Patents
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Description
図2に示す吸収塔10に準じた装置において、孔径2mm程度の連続気泡を有する空孔率約95容積%のポリウレタンエーテルフォームで形成された厚さ25mm、高さ430mm及び長さ190mmのスポンジ材3、及び、厚さ0.5mmのポリ塩化ビニル製平板を振幅10mm、周期(谷から谷までの距離)70mmで波形に湾曲させた形状の差込部材1を用いて多孔質ユニット5Aを構成し、ユニット5Bは省略して吸収塔10に装着した。ここでは、スポンジ材3を4枚、差込部材1を3枚用いたので、多孔質ユニットの平面図は正方形にはならない。
上記多孔質ユニット5Aの代わりに、外径30mm及び長さ30mmの中空円筒状のプラスチック充填材を10L充填して吸収塔10に装着したこと以外は実施例と同様にして上述の操作を行い、通気口23から排出されるガスG’の硫化水素濃度を測定したところ、平均67ppm(64ppm及び70ppm)であった。
差込部材1を使用せずに、スポンジ材として1辺が20mmの立方体のものを用いて上記多孔質ユニット5Aと同じ容積に積み上げたこと以外は実施例と同様にして上述の操作を行ったところ、1ヶ月後にスポンジ材は沈み込みを生じ、最下部は潰れのために通気が困難になっていた。
5A,5B,5A’,5B’,65A,65B:多孔質ユニット、
7:外被、 8:条部材、 9,9a,9b:クッション、
10,30,40,50,60,70,90,100:吸収塔、 11,31:本体槽、
13,77:ポンプ、 15:循環ライン、 17:ディストリビュータ、
19:貫通口、 21,23:通気口、 25A,25B,91,119:支持板、
33:拡張部、 61:支持棒、71:導管、 73:給水管、
75:レベル計、 79:散気管、 81:ブロア、
101:頂部部品、 103:中央部品、 105:底部部品、 107:主要構造、
109:架台、 111:導水管、 113:導気管、 115:貯水槽、
117:支持台、 121:脚部、 123:通水穴、 125:天板、
127:ダクト、 129:フレーム、 131:係止部材、 133:屋根、
G,G’:ガス、 W:水。
Claims (18)
- 気液接触層と、前記気液接触層に液体を供給する液体供給装置と、前記気液接触層にガスを供給するガス供給部とを有し、前記気液接触層における前記液体と前記ガスとの接触によって前記ガスに含まれる所定成分を前記液体に吸収させる吸収塔であって、
前記気液接触層は、立位で並列する複数の平板状又はシート状の多孔質材と、前記複数の多孔質材と交互に当接配置されて前記多孔質材を挟持する複数の差込部材とを有し、前記差込部材は、凹凸した表面形状を有し、前記凹凸によって前記多孔質材との間に前記ガスが通過可能な間隙を形成し、前記多孔質材は、孔径500μm〜3mmの連続気孔を有し、空孔率が90容積%以上のスポンジ材である吸収塔。 - 気液接触層と、前記気液接触層を内包する柔軟な外被と、前記気液接触層に液体を供給する液体供給装置と、前記気液接触層にガスを供給するガス供給部とを有し、前記気液接触層における前記液体と前記ガスとの接触によって前記ガスに含まれる所定成分を前記液体に吸収させる吸収塔であって、
前記気液接触層は、立位で並列する複数の平板状又はシート状の多孔質材と、前記複数の多孔質材と交互に当接配置されて前記多孔質材を挟持する複数の差込部材とを有し、前記差込部材は、凹凸した表面形状を有し、前記凹凸によって前記多孔質材との間に前記ガスが通過可能な間隙を形成し、前記外被は2つの開口を有し、前記液体及び前記ガスは、各々、前記2つの開口のうちの何れか一方から供給されて他方から排出される吸収塔。 - 前記差込部材は剛性素材製で保形性を有し、前記多孔質材の全体に渡って挟持するために前記多孔質材と実質的に同等の高さ及び長さを有する請求項1又は2に記載の吸収塔。
- 前記差込部材は、波形又は蛇腹形に湾曲又は屈折した板状部材、及び、表面に突起又は溝を有する直板部材からなる群より選択される少なくとも一種であり、前記間隙は、鉛直方向に伸長する請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収塔。
- 前記複数の多孔質材及び前記複数の差込部材は、前記多孔質材及び前記差込部材が交互に当接配置される多孔質ユニットを複数組構成し、前記複数の多孔質ユニットが縦方向に配置される請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収塔。
- 前記複数組の多孔質ユニットにおいて、前記多孔質材及び前記差込部材の並列方向は、上下の多孔質ユニットにおいて垂直になるように配置される請求項5に記載の吸収塔。
- 前気液体供給装置は、前記気液接触層に液体を散布するディストリビュータと、前記気液接触層から排出される液体を前記ディストリビュータに還流させる循環ラインとを有し、前記気液接触層において、前記液体と前記ガスとは逆方向に移動する請求項1〜6の何れか一項に記載の吸収塔。
- 更に、前記気液接触層を通過した液を貯留する貯留槽と、前記貯留槽の液面レベルを検知するレベル計と、前記レベル計に検知される液面レベルに基づいて前記貯留槽に液体を補給するためのポンプとを有する請求項1〜7の何れか一項に記載の吸収塔。
- 更に、前記気液接触層が内部に装着される箱形の槽を有する請求項1〜8の何れか一項に記載の吸収塔。
- 更に、前記気液接触層を内包する柔軟な外被を有し、前記外被は2つの開口を有し、前記液体及び前記ガスは、各々、前記2つの開口のうちの何れか一方から供給されて他方から排出される請求項1及び3〜8の何れか一項に記載の吸収塔。
- 前記外被は、気体及び液体に対して非透過性の軟質シートで管状に形成され、前記外被の2つの開口は、前記気液接触層の上方及び下方に位置し、上方の開口から前記液体供給装置によって液体が供給され、下方の開口から前記ガス供給部によってガスが供給されて前記外被によって前記気液接触層へ案内される請求項2又は10に記載の吸収塔。
- 前記外被は、光に対して透過性のシート材で形成される請求項2,10及び11の何れか一項に記載の吸収塔。
- 前記外被と前記気液接触層の側面との間は閉塞されてガスの流通が抑制される請求項2及び10〜12の何れか一項に記載の吸収塔。
- 前記外被は、条部材を用いて前記気液接触層の周囲に締着されて前記外被と前記気液接触層とが周回状に密接して閉塞される請求項2及び10〜13の何れか一項に記載の吸収塔。
- 更に、前記気液接触層の側面を周回する弾性部材を有し、前記外被は、条部材によって前記弾性部材上に締着されて、前記弾性部材による弾性圧着によって前記気液接触層と前記外被との間の密閉性が高まる請求項14に記載の吸収塔。
- 前記弾性部材は、前記気液接触層を嵌装可能な孔部を有する環帯状又は管状の形状であり、前記穴部に気液接触層を嵌装することによって前記複数の多孔質材及び複数の差込部材が一体に固定される請求項15に記載の吸収塔。
- 請求項1〜16の何れか一項に記載の吸収塔を有し、前記気液接触層は、臭気物質を分解可能な微生物を保持し、前記液体は水であり、前記所定成分としてガスに含まれる臭気物質を水に吸収して前記微生物を用いて分解する生物脱臭装置。
- 気液接触層と、前記気液接触層に液体を供給する液体供給装置と、前記気液接触層にガスを供給するガス供給部とを有し、前記気液接触層における前記液体と前記ガスとの接触によって前記ガスに含まれる所定成分を前記液体に吸収させる吸収塔であって、前記気液接触層は、立位で並列する複数の平板状又はシート状の多孔質材と、前記複数の多孔質材と交互に当接配置されて前記多孔質材を挟持する複数の差込部材とを有し、前記差込部材は、凹凸した表面形状を有し、前記凹凸によって前記多孔質材との間に前記ガスが通過可能な間隙を形成する吸収塔
を有し、前記気液接触層は、臭気物質を分解可能な微生物を保持し、前記液体は水であり、前記多孔質材は、ポリウレタンエーテルフォーム製であり、前記微生物は、硫黄酸化細菌又はアンモニア酸化細菌を含み、前記所定成分としてガスに含まれる臭気物質を水に吸収して前記微生物を用いて分解する生物脱臭装置。
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