JP5964484B1 - 転落防止装置及び大型車 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単且つ低コストな構成で高所作業の安全を確保し、広い作業範囲でも支障なく使用できるようにする。【解決手段】転落防止装置1は、上柱5と下柱6とをヒンジ7で連結して折曲可能な支柱2と、支柱2の上部に取り付けられ、フック14を備えたロープ13を出し入れ可能な高所作業用の墜落防止器具3と、支柱2を保持する上下方向の保持筒18を備えて大型車に取り付けられるベース4と、支柱2におけるヒンジ7より上方部位に設けられ、ヒンジ7が保持筒18内に位置して支柱2の折曲を阻止する落とし込み位置で保持筒18と当接して支柱2の下降を規制するストッパ10と、を含み、落とし込み位置からヒンジ7が保持筒18の上方に露出するまで支柱2を引き上げることで上柱5を倒伏可能としてなる。【選択図】図1
Description
本発明は、タンクローリー等の特殊用途自動車や貨物自動車等の大型車に用いられ、作業者が車両上で高所作業をする際の転落を防止するための転落防止装置と、当該転落防止装置を取り付けた大型車とに関する。なお、本発明でいう「大型車」とは、道路運送車両法や道路交通法等の法律によって定義されるものではなく、車両上での作業が高さ2m以上の高所作業に該当する全てのものをいう。
タンクローリー等の大型車において、貨物の積み卸し等をするために作業者が車両上に載って2m以上の高さで高所作業を行う場合、作業者が装着した安全帯を車両上の係留部に係止させて安全を確保する必要がある。例えば特許文献1には、モータ及びウォームギヤを用いて伸縮可能な安全帯係留支柱を車両に立設して当該支柱の上端に安全帯を係留し、作業者の昇り降りに合わせて支柱を伸縮させて転落防止を図ると共に、使用しない場合は収縮させて邪魔にならないようにした転落防止装置が開示されている。
上記従来の転落防止装置は、モータ及びウォームギヤを用いて支柱を伸縮させるため、構造が複雑となってコストも高くなる。また、作業者が装着した安全帯を支柱の上端に係留するため、移動範囲が狭く、タンク上に踊り場が設けられるタンクローリーのように作業範囲が広い大型車には使用しづらい。
そこで、本発明は、簡単且つ低コストな構成で大型車における高所作業の安全を確保でき、広い作業範囲でも支障なく使用できる転落防止装置及び大型車を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、転落防止装置であって、中間部位にヒンジを備えて折曲可能な支柱と、支柱の上部に取り付けられ、フックを備えたロープを出し入れ可能な高所作業用の墜落防止器具と、支柱を保持する上下方向の保持筒を有して大型車に取り付けられるベースと、支柱と保持筒との何れか一方に設けられ、ヒンジが保持筒内に位置して支柱の折曲を阻止する落とし込み位置で他方と当接して支柱の下降を規制するストッパと、を含み、落とし込み位置からヒンジが保持筒の上方に露出するまで支柱を引き上げることで、支柱におけるヒンジより上方部位を倒伏可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、ベースに、支柱の落とし込み位置を検出する検出手段を設けたことを特徴とする。
上記目的を達成するために,請求項3に記載の発明は、大型車であって、請求項1又は2に記載の転落防止装置を取り付けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、ベースに、支柱の落とし込み位置を検出する検出手段を設けたことを特徴とする。
上記目的を達成するために,請求項3に記載の発明は、大型車であって、請求項1又は2に記載の転落防止装置を取り付けたことを特徴とする。
請求項1及び3に記載の発明によれば、支柱の起伏操作によって使用状態と収納状態との使い分けができるため、簡単且つ低コストな構成で大型車における高所作業の安全を確保できる。また、支柱に設けた墜落防止器具を介して作業者の安全を確保するため、広い作業範囲でも支障なく使用できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、検出手段の採用により、支柱の落とし込み位置をランプ等によって報知することができる。よって、支柱が落とし込み位置(起立状態)にあることが容易に認識でき、支柱を収納し忘れた状態で大型車を走行させることがなくなる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、検出手段の採用により、支柱の落とし込み位置をランプ等によって報知することができる。よって、支柱が落とし込み位置(起立状態)にあることが容易に認識でき、支柱を収納し忘れた状態で大型車を走行させることがなくなる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、転落防止装置の一例を示す説明図である。この転落防止装置1は、支柱2と、支柱2の先端に取り付けられるリトラクタ式の墜落防止器具3と、支柱2を保持するベース4とを備える。
支柱2は、墜落防止器具3が取り付けられる上柱5と、ベース4内に位置する下柱6とに分割される金属製のパイプで、上柱5の下端と下柱6の上端とはヒンジ7によって回転可能に連結されている。ここでは上柱5が下柱6よりも長い寸法で形成されて、上柱5の上端には、短いアーム8が直角に連設され、アーム8の先端に墜落防止器具3が吊り下げ支持されている。また、上柱5の上端には、把持リング9が設けられ、上柱5の下部でヒンジ7より上方には、両端が直交状に突出するピンからなるストッパ10が設けられている。
図1は、転落防止装置の一例を示す説明図である。この転落防止装置1は、支柱2と、支柱2の先端に取り付けられるリトラクタ式の墜落防止器具3と、支柱2を保持するベース4とを備える。
支柱2は、墜落防止器具3が取り付けられる上柱5と、ベース4内に位置する下柱6とに分割される金属製のパイプで、上柱5の下端と下柱6の上端とはヒンジ7によって回転可能に連結されている。ここでは上柱5が下柱6よりも長い寸法で形成されて、上柱5の上端には、短いアーム8が直角に連設され、アーム8の先端に墜落防止器具3が吊り下げ支持されている。また、上柱5の上端には、把持リング9が設けられ、上柱5の下部でヒンジ7より上方には、両端が直交状に突出するピンからなるストッパ10が設けられている。
下柱6は、下端が斜めにカットされた形状で、下端際には、直交状に止めネジ11がねじ込まれている。
墜落防止器具3は、例えばベルブロック(登録商標)と称されるように、アーム8に連結される本体12内に、端部にフック14を取り付けたロープ13を巻回収納して、ロープ13を任意の長さで引き出し及び収納可能とする一方、ロープ13に急激な引張荷重が加わった際にはブレーキが作用する周知の高所作業用器具である。15は本体12に設けられたカバーである。
ベース4は、平板状の上板16と、上板16の下面に取り付けられる四角筒状のガード筒17とを有し、上板16の中央に、支柱2の保持筒18が設けられ、上板16の下面に取り付けたブラケット19には、検出手段としてのリミットスイッチ20が設けられて、その接触子21の先端を保持筒18の下方に突出させている。
墜落防止器具3は、例えばベルブロック(登録商標)と称されるように、アーム8に連結される本体12内に、端部にフック14を取り付けたロープ13を巻回収納して、ロープ13を任意の長さで引き出し及び収納可能とする一方、ロープ13に急激な引張荷重が加わった際にはブレーキが作用する周知の高所作業用器具である。15は本体12に設けられたカバーである。
ベース4は、平板状の上板16と、上板16の下面に取り付けられる四角筒状のガード筒17とを有し、上板16の中央に、支柱2の保持筒18が設けられ、上板16の下面に取り付けたブラケット19には、検出手段としてのリミットスイッチ20が設けられて、その接触子21の先端を保持筒18の下方に突出させている。
以上の如く構成された転落防止装置1は、ベース4の保持筒18に支柱2を、下柱6に止めネジ11をねじ込まない状態で上方から差し込むと、ストッパ10が保持筒18の上端に当接する落とし込み位置で保持筒18へ回転可能に保持される。この状態でヒンジ7は保持筒18の内部に位置するため、ヒンジ7の位置での支柱2の折曲は規制される。このとき下柱6の下端は保持筒18から下方へ突出してリミットスイッチ20の接触子21を押し下げてリミットスイッチ20をONさせる。この状態で下柱6に止めネジ11をねじ込めば、支柱2は保持筒18から抜け止めされる。
一方、図1の落とし込み位置から、把持リング9を把持して支柱2を、ヒンジ7が保持筒18の上方へ露出するまで引き上げると、図2に示すように、ヒンジ7の位置で支柱2を折曲させて上柱5を倒伏させることができる。この倒伏位置では、下柱6も保持筒18内で上方へ移動することで、接触子21から離れてリミットスイッチ20をOFFさせることになる。
この転落防止装置1は、例えば図3に示すようなタンクローリー30に用いられる。このタンクローリー30において、31はシャーシ、32はタンク、33はタイヤで、タンク32の後側上部には踊り場34が設けられて、シャーシ31の後端に設けた梯子35によって作業者が踊り場34へ昇降可能となっている。
転落防止装置1は、踊り場34における前後方向中央の右寄り位置で、踊り場34の上面と上板16の上面とが面一となるようにベース4が取り付けられる。踊り場34の後部には、後方へ倒伏させた支柱2の上柱5を受けるU字状の受け金36が設けられる。一方、シャーシ31の上面で梯子35の側方には、係留リング37が設けられ、梯子35の中間部外側には、墜落防止器具3のロープ13を仮止めする止めフック38が設けられている。
転落防止装置1は、踊り場34における前後方向中央の右寄り位置で、踊り場34の上面と上板16の上面とが面一となるようにベース4が取り付けられる。踊り場34の後部には、後方へ倒伏させた支柱2の上柱5を受けるU字状の受け金36が設けられる。一方、シャーシ31の上面で梯子35の側方には、係留リング37が設けられ、梯子35の中間部外側には、墜落防止器具3のロープ13を仮止めする止めフック38が設けられている。
よって、踊り場34で作業しない場合は、図3に示すように、支柱2の上柱5を後方へ倒伏させて受け金36に保持させておき、墜落防止器具3から引き出したフック14を係留リング37に掛けると共に、ロープ13を止めフック38に仮止めする収納状態とする。
ここから踊り場34で高所作業を行う際は、図4に示すように、作業者Mは、まず腰ベルト40に設けたD環41に、係留リング37から外したフック14を取り付けて、墜落防止器具3と自身とを連結する。
次に、止めフック38からロープ13を外し、図5に示すように梯子35を昇りながら上柱5の把持リング9を把持して上柱5を前方へ起立させる。
そして、踊り場34上に昇ったら、上柱5を鉛直姿勢として図1に示すように保持筒18内に落とし込む。すると、図6に示すように、支柱2はベース4から上方へ突出する落とし込み位置で固定される。ここで、タンクローリー30の運転席には、リミットスイッチ20のONによって点灯するランプ39が設けられているため、運転席で支柱2が起立状態であることが確認できる。
ここから踊り場34で高所作業を行う際は、図4に示すように、作業者Mは、まず腰ベルト40に設けたD環41に、係留リング37から外したフック14を取り付けて、墜落防止器具3と自身とを連結する。
次に、止めフック38からロープ13を外し、図5に示すように梯子35を昇りながら上柱5の把持リング9を把持して上柱5を前方へ起立させる。
そして、踊り場34上に昇ったら、上柱5を鉛直姿勢として図1に示すように保持筒18内に落とし込む。すると、図6に示すように、支柱2はベース4から上方へ突出する落とし込み位置で固定される。ここで、タンクローリー30の運転席には、リミットスイッチ20のONによって点灯するランプ39が設けられているため、運転席で支柱2が起立状態であることが確認できる。
こうして踊り場34上では支柱2の墜落防止器具3と作業者Mとが繋がった状態が維持されるため、踊り場34内で作業者Mはロープ13を伸ばして任意に移動可能となる。支柱2は保持筒18内で回転可能であるため、作業者Mの移動に連れて支柱2が追従してアーム8及び墜落防止器具3を旋回させるため、作業の邪魔になることはない。
このとき、万一作業者が踊り場34から足を踏み外したとしても、墜落防止器具3のブレーキ作用によって転落が防止される。
作業終了後は、昇る際と逆に、作業者MはD環41にフック14を取り付けたまま、支柱2を上方へ持ち上げて上柱5を後方へ倒し、受け金36に保持させた後、梯子35を使って踊り場34から降りる。そして、梯子35から地面に降り立った時点でD環41からフック14を外して係留リング37に係止させ、止めフック38にロープ13を仮止めすれば、図3の収納状態に戻る。
このとき、万一作業者が踊り場34から足を踏み外したとしても、墜落防止器具3のブレーキ作用によって転落が防止される。
作業終了後は、昇る際と逆に、作業者MはD環41にフック14を取り付けたまま、支柱2を上方へ持ち上げて上柱5を後方へ倒し、受け金36に保持させた後、梯子35を使って踊り場34から降りる。そして、梯子35から地面に降り立った時点でD環41からフック14を外して係留リング37に係止させ、止めフック38にロープ13を仮止めすれば、図3の収納状態に戻る。
ここでは踊り場34での高所作業は勿論、作業者Mが作業のために梯子35を昇るときから作業終了後に梯子35を降りるときまで常に墜落防止器具3と腰ベルト40とが繋がった状態となるため、安全性は高まり、梯子35から足を踏み外したとしても転落が防止される。
そして、作業終了後に作業者Mが支柱2の収納をし忘れたとしても、運転席でランプ39は点灯しているので、運転席で認識でき、そのままタンクローリー30を走行させることが防止される。
そして、作業終了後に作業者Mが支柱2の収納をし忘れたとしても、運転席でランプ39は点灯しているので、運転席で認識でき、そのままタンクローリー30を走行させることが防止される。
このように、上記形態の転落防止装置1及びタンクローリー30によれば、中間部位にヒンジ7を備えて折曲可能な支柱2と、支柱2の上部に取り付けられ、フック14を備えたロープ13を出し入れ可能な高所作業用の墜落防止器具3と、支柱2を保持する上下方向の保持筒18を有してタンクローリー30に取り付けられるベース4と、支柱2に設けられ、ヒンジ7が保持筒18内に位置して支柱2の折曲を阻止する落とし込み位置で保持筒18と当接して支柱2の下降を規制するストッパ10と、を含み、落とし込み位置からヒンジ7が保持筒18の上方に露出するまで支柱2を引き上げることで、支柱2におけるヒンジ7より上方部位(上柱5)を倒伏可能としたことで、支柱2の起伏操作によって使用状態と収納状態との使い分けができる。よって、簡単且つ低コストな構成でタンクローリー30における高所作業の安全を確保できる。また、支柱2に設けた墜落防止器具3を介して作業者Mの安全を確保するため、広い作業範囲でも支障なく使用できる。
特にここでは、ベース4に、支柱2の落とし込み位置を検出するリミットスイッチ20を設けているので、リミットスイッチ20のONをランプ39によって報知することで、支柱2が落とし込み位置(起立状態)にあることが容易に認識できる。よって、支柱2を収納し忘れた状態でタンクローリー30を走行させることがなくなる。
なお、支柱は上記形態に限らず、角筒状としたり、上柱のアームをなくして上柱の上端に直接墜落防止器具を吊り下げたりしてもよい。下柱も、下端の傾斜面を変更したりしてもよい。また、上柱と下柱とを同じ長さとすることもできる。
ストッパも、上記形態では上柱に設けたストッパを保持筒に当接させているが、例えば保持筒の内面に設けたストッパをヒンジの下方で下柱に設けた上下方向の長孔や凹溝に挿通させて、ストッパが長孔や凹溝の上端に当接することで落とし込み位置の規制を図ることもできる。
ストッパも、上記形態では上柱に設けたストッパを保持筒に当接させているが、例えば保持筒の内面に設けたストッパをヒンジの下方で下柱に設けた上下方向の長孔や凹溝に挿通させて、ストッパが長孔や凹溝の上端に当接することで落とし込み位置の規制を図ることもできる。
検出手段も、リミットスイッチに限らず、光電式の非接触スイッチ等を採用することができるし、ランプも、運転席以外に(或いは運転席に加えて)シャーシの外面や踊り場の外面等に設けることもできるし、ランプ以外に(或いはランプに加えて)ブザーや音声等の他の報知手段によって支柱の落とし込み位置を報知することもできる。逆に検出手段や報知手段の省略も可能である。
ベースも、上板やガード筒の形状変更は勿論、ガード筒を省略したり、検出手段を用いないのであれば保持筒のみを踊り場に取り付けたりしてもよい。保持筒も、完全な筒体である必要はなく、軸方向のスリットで分断したり、軸方向に短い複数の筒体で形成したりすることもできる。
ベースも、上板やガード筒の形状変更は勿論、ガード筒を省略したり、検出手段を用いないのであれば保持筒のみを踊り場に取り付けたりしてもよい。保持筒も、完全な筒体である必要はなく、軸方向のスリットで分断したり、軸方向に短い複数の筒体で形成したりすることもできる。
そして、大型車へ適用する場合、作業スペースによっては複数の転落防止装置を設けて、作業スペース内の移動に応じて作業者が腰ベルトを繋ぐ墜落防止器具を順番に付け替えるようにしてもよい。
その他、転落防止装置を設ける大型車も、タンクローリー等の特殊用途自動車に限らず、貨物自動車等の他の種類であっても、高所作業を伴うものであれば本発明は適用可能である。
その他、転落防止装置を設ける大型車も、タンクローリー等の特殊用途自動車に限らず、貨物自動車等の他の種類であっても、高所作業を伴うものであれば本発明は適用可能である。
1・・転落防止装置、2・・支柱、3・・墜落防止器具、4・・ベース、5・・上柱、6・・下柱、7・・ヒンジ、8・・アーム、9・・把持リング、10・・ストッパ、11・・止めネジ、12・・本体、13・・ロープ、14・・フック、16・・上板、18・・保持筒、20・・リミットスイッチ、21・・接触子、30・・タンクローリー、31・・シャーシ、32・・タンク、34・・踊り場、35・・梯子、37・・係留リング、39・・ランプ、40・・腰ベルト、41・・D環、M・・作業者。
Claims (3)
- 中間部位にヒンジを備えて折曲可能な支柱と、
前記支柱の上部に取り付けられ、フックを備えたロープを出し入れ可能な高所作業用の墜落防止器具と、
前記支柱を保持する上下方向の保持筒を有して大型車に取り付けられるベースと、
前記支柱と前記保持筒との何れか一方に設けられ、前記ヒンジが前記保持筒内に位置して前記支柱の折曲を阻止する落とし込み位置で他方と当接して前記支柱の下降を規制するストッパと、を含み、
前記落とし込み位置から前記ヒンジが前記保持筒の上方に露出するまで前記支柱を引き上げることで、前記支柱における前記ヒンジより上方部位を倒伏可能としたことを特徴とする転落防止装置。 - 前記ベースに、前記支柱の落とし込み位置を検出する検出手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の転落防止装置。
- 請求項1又は2に記載の転落防止装置を取り付けてなる大型車。
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JP2013233376A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-21 | Kiyotake Endo | 車両用転落防止装置 |
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