JP6433794B2 - 高所作業用墜落防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、輸送用自動車の荷台に積み上げた荷物上での荷役作業時において、作業者が荷物上から墜落した場合でも、怪我をすることがないよう安全を確保するための高所作業用墜落防止装置に関する。
輸送用自動車の荷台に対する荷役作業では、一般に、荷物上での作業を伴うものであるため高所での作業となる。この作業において、荷崩れが生じた場合など、作業者が荷物上から墜落すると生命にかかわる大事故となるため、高所作業時には作業者の安全を確保するために高所作業用墜落防止装置が使用されている。
従来の高所作業用墜落防止装置には、固定設備や輸送用自動車に取付けたり可搬式の墜落防止装置があるが、一例として、可搬式の墜落防止装置では、自動車の荷台に、伸縮可能な支柱と、この支柱の上端に、横方向に突出した水平アームを設け、この水平アームの先端に安全ブロックを設けた構造のものが公知になっている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、安全ブロックのワイヤーを作業者に装着したハーネスと接続し、作業者が墜落した場合に、地面に激突することを防止する。また、輸送用自動車自体に取付ける方式は、荷台の前後両端に支柱を立設し、この支柱の上端間に綱を張設し、作業者に装着したハーネスをワイヤーに連結するような構造になっている(例えば、特許文献2参照)。
これらの特許文献1及び2の装置では、水平アームに沿って移動する移動部材の移動及び安全ブロックからのワイヤーの繰り出しによって作業エリアを確保することになるが、墜落時は移動手段を支点に作業者が振り子のように振られ、他の荷物や構造物と衝突するという危険があった。このため、支柱とこの支柱回りに旋回可能な水平アームと、前記水平アームに沿って移動可能な移動部材とを有し、二次元的な空間上の作業エリアを確保した装置が、特許文献3(特開2011−177375号公報)に開示されている。
特開2002−104776号公報 実用新案登録第3146861号公報 特開2011−177375号公報
しかし、特許文献3に記載の高所作業用墜落防止装置において、二次元的な作業エリアを確保するために設けられた水平アームは、長さが5mにも達する大型で重量のある部材であり、これを作業者に連結されている安全ブロックのワイヤーを介して引っ張って旋回させることは実質的に困難であり、実際は、安全ブロックからワイヤーが繰り出されてサ業エリアを確保することになる。
このため、水平アームに対する左右方向に作業者が移動した場合は、依然として安全ブロックのワイヤーは斜めに繰り出され、この状態での墜落時には、直線移動手段を支点に作業者が振り子のように振られる現象は改善していなかった。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、作業者の広い作業エリアを確保でき、墜落した場合に作業者を振り子現象から守ることで安全性の向上を図ることができる高所作業用墜落防止装置を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の高所作業用墜落防止装置を提供する。
本発明の第1態様によれば、支持部材と、前記支持部材に対して水平面内で可動な水平アームと、前記水平アームに沿って移動可能となる移動部材と、前記移動部材と作業者を連結する連結手段と、前記水平アームを駆動させる第1駆動機構を有する高所作業用墜落防止装置において、
前記移動部材は、前記作業者の移動により発生する、前記連結手段の振れを検知するセンサーユニットを備え、
前記センサーユニットにより検知された前記連結手段の振れ幅が水平アームの左右方向へ閾値を超えると、前記水平アームを前記連結手段の振れが小さくなる方向へ前記作業者の動きに追従して移動させるように前記第1駆動機構を制御する駆動制御手段を有する、高所作業用墜落防止装置を提供する。
また、本発明の第2態様によれば、さらに、前記移動部材を前記水平アームに沿って移動させる第2駆動機構を有し、
前記駆動制御手段は、前記センサーユニットにより検知された前記連結手段の振れ幅が水平アームの長さ方向へ閾値を超えると、前記移動部材を前記連結手段の振れが小さくなる方向へ移動させるように前記第2駆動機構を制御することを特徴とする、高所作業用墜落防止装置を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記センサーユニットは、前記移動部材の下方位置に設けられ、前記連結手段の振れに伴う移動を検出する第1又は第2態様の高所作業用墜落防止装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記センサーユニットは、前記連結手段を挟んで左右方向に対向して配置される一対の左右センサーを備え、
前記駆動制御手段は、前記左右センサーにより前記連結手段の振れを検出すると前記水平アームを駆動させ、前記連結手段の振れを検出できなくなると、水平アームを停止させることを特徴とする、高所作業用墜落防止装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記センサーユニットは、前記左右センサーを支持する第1ハンガーを備え、
前記第1ハンガーは、前記移動部材から垂下して設けられた第1ハンガーバーと、前記第1ハンガーバーに設けられ前記移動部材の左右に相反する位置に前記左右センサーを支持する、第4態様の高所作業用墜落防止装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記センサーユニットは、前記連結手段を挟んで前記水平アームの長さ方向に対向して配置される一対の前後センサーを備え、
前記駆動制御手段は、前記前後センサーにより前記連結手段の振れを検出すると前記移動部材を移動させ、前記連結手段の振れを検出できなくなると、前記移動部材を停止させることを特徴とする、高所作業用墜落防止装置を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記センサーユニットは、前記前後センサーを支持する第2ハンガーを備え、
前記第2ハンガーは、
前記移動部材から垂下し前記左右方向に揺動可能な第2ハンガーバーと、
前記第2ハンガーバーに設けられ前記連結手段を前記移動部材の移動方向に案内するスリットを備え、前記連結手段を挟んで前記スリットの前後位置に前記前後センサーを配置するガイドを備える、第6態様の高所作業用墜落防止装置を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記水平アームは、前記支柱の軸に対して水平面内で旋回可能に構成されていることを特徴とする、高所作業用墜落防止装置を提供する。
本発明の第9態様によれば、前記水平アームは、その長さ方向に直交する方向にスライド可能に構成されていることを特徴とする、高所作業用墜落防止装置を提供する。
本発明の高所作業用墜落防止装置によれば、センサーユニットにより連結手段が通常時に存在する場所からの振れを検出して、当該連結手段の振れ幅が所定範囲内になるように水平アームを作業者の動きに追従して水平面内で駆動させることができる。このため、作業者の頭上に移動部材が常時位置することになるため、作業者の墜落時において、作業者が振り子のように振られる幅を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置の使用状態を模式的に示す平面図である。 本発明の第1実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置の使用状態を模式的に示す正面図である。 本発明の第1実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置の使用状態を模式的に示す側面図である。 本発明の第1実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置の構成を示す側面図である。 図4の高所作業用墜落防止装置の旋回駆動部における支柱に対する水平アームの取付け構造を示す側面図である。 図5のVI-VI線における断面図である 図5のVII-VII線における断面図である。 図5のVIII-VIII線における断面図である。 図4の高所作業用墜落防止装置の移動部材の構成を示す側面図である。 図9のX-X線における断面図である。 図10の部分拡大図である。 図9のXII-XII線における断面図である。 図4の高所作業用墜落防止装置のモーター駆動制御機構のブロック図である。 図12のモーター駆動制御機構が行う駆動制御のフローチャートである。 本発明の第2実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置の使用状態を模式的に示す正面図である。 本発明の第2実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置の使用状態を 本発明の変形例にかかる高所作業用墜落防止装置の構成を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態に係る高所作業用墜落防止装置について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置の構成を模式的に示す図であり、図2は同正面図、図3は同側面図である。図4は、本発明の第1実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置の構成を示す側面図である。
本実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置1は、図1から図3に示すように、輸送用自動車Cの荷台に積み上げた荷物B上で荷役作業を行う場合に、作業者Hが落下することを防止するための装置であり、地面G上に配置して使用される。高所作業用墜落防止装置1は、地面Gに載置して使用する可搬式であり、アウトリガー2を備えた架台3上に立設した支持部材の一例としての支柱4と、この支柱4の上端に旋回可能に取り付けられた水平アーム5と、水平アーム5の長さ方向への移動可能に設けられた移動部材6とを備えている。
支柱4と水平アーム5の間には、支柱4に対して水平アーム5を旋回可能に駆動するための旋回駆動部7が設けられている。旋回駆動部7には、水平アーム5に作業者の体重が加わると水平アーム5を旋回しないように固定する旋回ブレーキ機構8が設けられており、旋回ブレーキ機構8が作動していないときは、駆動部材の一例としての旋回モーター9aによって、作業者Hの移動に追従して、水平アーム5を旋回移動させる。
また、移動部材6には、作業者の体重が加わるとこの移動部材6を移動しないように固定するブレーキ機構10が設けられている。
図1に示すように、架台3は中央から四方に延びる支持脚3aを備えており、支持脚3aの先端にアウトリガー2が設けられている。支柱4は下端部が架台3の中央部に固定されており、架台3の面に対して垂直となるように設けられている。支柱4は、3つの筒状体である下筒4a,中筒4b,上筒4cが連結した構成となっている。下筒4aは、架台3に一体的に設けられており、上筒4cには、上記の通り、上端に旋回駆動部7を介して水平アーム5が設けられる。中筒4bは、水平アーム5の設置高さを変更することができるように、所定の長さ寸法に構成されており、必要となる水平アーム5の設置高さに応じて長さが異なるものを選択して使用することができる。
なお、支柱4の高さを調整する手段としては、上記のように複数の筒状体を連結する方式ではなく、例えば、入れ子式に構成された複数の筒状体の挿入幅を変更することにより伸縮可能に構成された支柱を用いることもできる。
支柱4の上筒4aには、ステップ11と点検デッキ12が設けられている。ステップ11は、点検デッキ12へ昇るための梯子であり、点検デッキ12は、点検時の足場などに使用される。
水平アーム5は、旋回駆動部7の連結する中央部5aと、中央部5aに対して先端側に位置する先端部5b、中央部5aに対して後端側に位置する後端部5cとから構成されている。先端部5b及び後端部5cは、ヒンジ13b,13cを介して中央部5aに接続されており、図4に破線で示すように、支柱4側に折りたたむことができるようになっている。
先端部5bは、ヒンジ13bと連結する連結部13dの先端側が、所定の長さを有する角形の筒状となる上側梁14と、この上側梁14の下側に設けられ、移動部材6を案内する下側梁15との組み合わせから構成されている。下側梁15は、図10に示すように、下面が裂溝により開放した断面角筒状に構成されており、この下側梁15の上面長手方向に沿って上側梁14が設けられている。
なお、後端部5cの後端には、荷重吊り合い用のウェイト5wと後端部5cを折り畳み位置から組み立て位置に引き上げるための吊り金具5hが設けられている。
図5は、旋回駆動部7における支柱4に対する水平アーム5の取付け構造を図示する。旋回駆動部7は、支柱4の上筒4cの上端に設けられた旋回ベース4dに設けられた旋回軸4eの上端部に同軸心状の配置で取付けた旋回軸受16の上にアーム支持台17を固定し、このアーム支持台17の上に水平アーム5の中央部5aの中間部分を載置することで、支柱4と水平アームを旋回可能に連結する。旋回駆動部7によって、水平アーム5が支柱4の軸心を中心として水平面内で旋回できるようになっている。
アーム支持台17は、図5から図7に示すように、一対の側板17aを対向させた状態に結合して形成され、下面中央に固定した環状座板17bを旋回軸受16の上面にボルト結合し、両側板17aと水平アーム5の長さ方向を一致させた状態で、両側板17aの上端に水平アーム5を固定する。
また、中央部5aには、支柱4の軸心を挟んで後端側寄りの位置に下側に突出して設けられた下向き腕19が設けられており、アーム支持台17を水平軸20で結合し、水平アーム5がこの水平軸20を支点として鉛直平面内で上下に揺動可能になっている。
中央部5a及びアーム支持台17には、水平軸20に対して支柱4の軸心を挟んで先端側寄りの位置に、ばね受け板21a,21bが設けられ、当該ばね受け板21a,21bとの間に設けたスプリング18が設けられる。この構成により、旋回駆動部7は、水平アーム5に水平軸20を支点とする押上方向の弾性を付勢した状態で水平アーム5を弾力的に支持し、水平アーム5の先端側に下向きの荷重がかかると、水平アーム5はスプリング18を圧縮することで水平軸20を支点とする先端下がりの傾斜が生じるように構成される。
また、スプリング18には、ばね受け板21a,21bを貫通するボルト22がナット23で固定され、ボルト22に対するナット23の螺進位置を調整することで、水平アーム5の水平軸20を支点とした揺動幅及び支持弾性力を調整することができる。
中央部5aの下面には、下側に突出した水平ビーム位置決め部材24が設けられている。水平ビーム位置決め部材24は、旋回ブレーキ機構8の一部材を構成するものであり、ホルダー24aと当接部材24bとから構成されており、当接部材24bは、ホルダー24aへの突出幅を調整することができるように構成されている。
当接部材24bは、先端が針状に尖って構成されており、水平アーム5が水平軸20を支点として鉛直平面内で下に揺動した場合に、当該先端が旋回ベース4dの上面に強く押し当てられる。これにより、当接部材24bと旋回ベース4dとの間の摩擦が、旋回軸受16の旋回に対する制動力として働き、水平アーム5の旋回に対するブレーキとして機能する。
また、旋回駆動部7は、内蔵する旋回ブレーキ機構8の他部材の例として、旋回固定ピン25を備えている。旋回固定ピン25は、旋回ベース4dの支柱4の軸心の後方側に支柱4と略平行に進退可能に設けられており、通常時は、スプリング26により上方に付勢されている。また、旋回軸受16には、旋回固定ピン25の上端部分が嵌入可能な径の固定穴27が設けられており、旋回固定ピン25の上端部分が陥入することにより、旋回軸受16が旋回できないように固定する。旋回固定ピン25の下端には旋回ロック開放紐28が設けられており、当該開放紐28を下側に引くことにより、旋回固定ピン25が下側に移動して、固定穴27から退避し、旋回軸受16が旋回ベース4dに対して旋回可能な状態となる。
旋回軸受16の旋回ベース4dに対する旋回は、旋回モーター9aによって駆動される。旋回モーター9aは、後述する移動部材6のセンサーユニット36からの検出信号により、特定の方向に水平アーム5を旋回させるように駆動する。
旋回モーター9aには、旋回軸受16に噛み合うように配置されたギアユニット29が設けられている。ギアユニット29は、旋回モーター9aの駆動軸9cに固定された下側にフランジ面に摩擦板を有するフランジ29aと、フランジ29aに同軸に外挿しフランジ29aのフランジ面に押圧された状態に設けられた駆動ギア29bと、駆動ギア29bのフランジ29aのフランジ面に対する押圧力を付与する付勢部材29cとを備える。
駆動ギア29bは、フランジ29aのフランジへの押圧力に応じて変化する両者間に生じる摩擦力に対応して、旋回軸受16に与えるトルクの調整を行なうことができる。旋回軸受16には、駆動ギア29bと噛み合うギア16gが設けられており、旋回モーター9aの駆動により、旋回軸受16が旋回する。なお、これらのギアユニット29は、ギアカバー29dにより被覆されている。
先端部5bに設けられた移動部材6は、図9と図10に示すように、スライダー30が、水平アーム5の長さ方向に沿って移動自在となるよう先端部5bの下側梁15内に納まり、下側梁15の下壁を上下から挟むように前後両側に設けられた複数の走行ローラー30a,30bによって、下側梁15から脱落しないように取り付けられる。なお、下側梁15の内部に位置する走行ローラー30aは、ローラー軸に内蔵された前後移動モーター9bにより駆動可能に構成されており、後述するセンサーユニットからの信号により移動部材6が駆動する。
スライダー30は、下側梁15の下壁間に位置する裂溝から下方に突出する吊下げ軸31を備え、当該吊下げ軸31に安全ブロック32を吊下げるための連結部材33が上下動可能に取付けられている。安全ブロック32は、連結手段の一例に相当するものであり、引き出し可能に設けられた可撓性のベルトやワイヤー32wによって、荷物Bの上の作業者Hが装着しているハーネスと連結して水平アーム5で作業者を吊持可能とする。安全ブロック32に設けられているベルトやワイヤー32wは、ゆっくりと引き出すと自在に引き出すことができ、荷台上での移動には差し障りがないが、作業者Hが墜落する程度の速度で引き出した場合はロックされ地面Gへの墜落を防止する。
連結部材33は、上記吊下げ軸31に上下動可能となるよう挿通した水平板33aと、前記水平板33aの下部に両端を結合したU字環33bによって形成され、吊下げ軸31の下端に螺合したナットと水平板33aの間に縮設したスプリング34で連結部材33を弾力的に支持し、この連結部材33を常時上昇位置に押上げている。
移動部材6に設けられたブレーキ機構10は、先端部5bの下側梁15及び上側梁14に対して外側から跨るように外嵌する門形枠に形成された当接部材35の下部両端を上記連結部材33の水平板33a上部両端に結合した構造になっている。なお、当接部材35の側辺35bには、上側梁14の側面に当接する案内ローラー35dが設けられており、移動部材6の安定移動を確保している。
連結部材33は、U字環33bに作業者の体重が加わらないとき、図10に示すように、スプリング34で上昇位置に押上げられ、この連結部材33に固定した当接部材35の上部水平片35aの下面と上側梁14の上面に隙間が確保され、移動部材6の水平アーム5に沿った移動を自由にしている。
一方、連結部材33に作業者の体重が加わると、スプリング34が圧縮して連結部材33が下降し、この連結部材33と一体に下降した当接部材35の上部水平片35aの下面が上側梁14の上面に当接し、これによってブレーキ力が発生して先端部5bに対して移動部材6を固定することができる。したがって、作業者Hが荷台から墜落したとき、その状態の位置で移動部材6を固定することができ、吊下げられた作業者に発生する振り子現象を小さくすることができる。
また、作業者Hの落下の勢いによって水平アームが撓んだり、上記のように上下方向に水平アーム5が揺動して下向きになった場合でも、移動部材6が水平アーム5の先端側に移動することを防止できる。
移動部材6には、安全ブロック32のワイヤー32wの振れを検知するためのセンサーユニット36が設けられている。センサーユニット36は、移動部材6の移動方向前後に設けられた取り付け枠37によって、移動部材6と連結しており、それぞれの取り付け枠37に設けられた旋回センサーハンガー38と、取り付け枠37に対し、移動部材の移動方向と直交する方向(位相部材の左右方向)に揺動可能に取り付けられた前後センサーハンガー39とを備えている。なお、旋回センサーハンガー38は本発明の第1ハンガーに相当し、前後センサーハンガー39は本発明の第2ハンガーに相当する
旋回センサーハンガー38は、取り付け枠37の下方に伸び、移動部材6の移動方向に沿って安全ブロック32を挟んで対向配置される一対の旋回ハンガーバー38aと、旋回ハンガーバー38aの下端に設けられた旋回センサーホルダー38bと、前後センサーハンガー39の揺動を案内するガイドレール38cを備える。一対の旋回ハンガーバーにそれぞれ設けられる旋回センサーホルダー38bは、移動部材6の左右方向に反対となるように設けられており、それぞれ右旋回、左旋回用の旋回センサー40L,40Rとを保持する。
前後センサーハンガー39は、取り付け枠37の下方に伸び、移動部材の移動方向と直交する方向(位相部材の左右方向)に揺動可能に枢着された一対の前後センサーバー39aと、一対の前後センサーバー39aの下方に取り付けられるワイヤーガイド39bとを備える。
前後センサーバー39aは、図12に示すように、旋回センサーハンガー38のガイドレール38cに設けられた左右方向に伸びる長孔38dに嵌入した状態に配置され、移動部材の移動方向と直交する方向(位相部材の左右方向)に案内されて揺動する。前後センサーバー39aの下方に設けられているワイヤーガイド39bは、上下方向に並行に設けられた一対の棒状部材であり、移動部材の移動方向に沿ったスリット39dが設けられており、当該スリット39dにワイヤー32wが挿通される。
ワイヤーガイド39bには、安全ブロック32の初期取り付け位置を中心として、前後方向の対称位置に前進センサー40Fと後退センサー40Bが設けられている。
右旋回センサー40R、左旋回センサー40L、前進センサー40F、後退センサー40Bは、それぞれ近接センサーにより構成されており、センサーに異物が近接した場合に検出信号を出力するオン・オフの切り替え出力を行うセンサーが用いられている。
前進センサー40Fと後退センサー40Bは、図12に示すように、作業者Hの移動により、ワイヤー32wが前後方向(移動部材6の移動方向)に傾いて振れる。そして、所定の振れ幅に達したとき、前進センサー40Fと後退センサー40Bに対向する位置に移動したとき、ワイヤー32wの傾斜(振れ)を検出する。
右旋回センサー40R、左旋回センサー40Lは、作業者Hの移動により、ワイヤー32wが左右方向(水平アーム5の旋回方向)に傾いた場合、図10に示すように、ワイヤーガイド39bによって、前後センサーハンガー39が一体として揺動する。そして所定の振れ幅に達したとき、すなわち、ワイヤーガイド39bが右旋回センサー40R、左旋回センサー40Lに対向する位置に移動したとき、ワイヤー32wと一体となった前後センサーハンガー39の傾斜を検出する。
なお、前後センサーハンガー39のワイヤーガイド39b及び旋回センサーハンガー38のガイドレール38cは、それぞれ、右旋回センサー40R、左旋回センサー40L,前進センサー40F、後退センサー40Bの検出範囲を超えてワイヤー32wが傾斜することを防止するために、それぞれ移動可能範囲を制限するように構成されていてもよい。
右旋回センサー40R、左旋回センサー40L、前進センサー40F、後退センサー40Bがワイヤー32wの振れを検出した場合、各センサーからの検出信号は、旋回モーター9a及び前後移動モーター9bに送られ、それぞれのモーターの動作制御を行う信号として使用される。
各センサーから送られた検出信号は、図13に示すように駆動制御機構50により特定のモーターを特定の方向に駆動させるための信号として、各モーターへの電気信号へと変換される。駆動制御機構50は、電子回路で構成された駆動制御部を備えており、各センサー40B,40F,40L,40Rからの信号をモーター9a,9bの駆動信号に変換してモーター9a,9bに出力する。
具体的には、図14に示すように、センサーからの出力がない場合は、いずれのモーターも駆動しない状態となっている。センサーがオンになったことが検出されると(#1でYes)、それぞれどのセンサーから出力されたかに応じて、定義付けされているモーターが、定義付けされた駆動方向に駆動する(#2)。
具体的には、右旋回センサー40Rがオンになった場合は、旋回モーター9aを水平アーム5が右旋回するように駆動する。左旋回センサー40LRがオンになった場合は、旋回モーター9aを水平アーム5が右旋回するように駆動する。前進センサー40Fがオンになった場合は、前後移動モーター9bを移動部材6が前進するように駆動する。後退センサー40Bがオンになった場合は、前後移動モーター9bを移動部材6が後退するように駆動する。
これらのモーターの駆動は、センサーからの検出信号が出力されている間は、継続して行われ、検出信号がオフになったときにモーターの駆動を停止させ(#4)、モーターの駆動力を開放するように構成されている。
次に、本実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置1は使用手順について説明する。
図1に示すように、高所作業用墜落防止装置1は、停車する輸送用自動車Cの荷台に対して、一方の側方で荷台の長さ方向の略中央位置に対応するように地面Gに配置する。
高所作業用墜落防止装置1は、支柱4が分割して構成されているため、まず、架台3を設置位置に移動させ、設置位置において支柱4が鉛直方向となるように架台3のアウトリガー2によって地面Gに固定させる。
次いで、支柱4を組み立てた後、先端部5bと後端部5cを起こして水平アーム5が伸長状態になるように水平アーム5を組み立てる。水平アーム5の組み立てには、上記の通り、図示しないクレーンなどを吊り金具5hに掛け、先端部5bと後端部5cを持ち上げてもよい。水平アーム5の組み立てが終了すると、旋回固定ピン25を操作して、水平アーム5の固定を解除する。
輸送用自動車Cの荷台に積み上げた荷物B上で荷役作業を行う場合、水平アーム5の下側梁15に設けた移動部材6の連結部材33に安全ブロック32を吊下げ、図2に示すように、安全ブロック32から引き出した安全ブロック32のワイヤー32wと荷物Bの上の作業者が装着したハーネスを連結し、水平アーム5で作業者を吊持可能とした状態で、前記水平アーム5を荷物Bの上方に配置にして作業を行う。
高所作業用墜落防止装置1の水平アーム5は、上記のように、支柱4の軸心を中心として水平に旋回可能である。荷物B上で作業者Hが水平アーム5と交差する方向に移動した場合、作業者の移動幅に応じて安全ブロック32のワイヤー32wが前後センサーハンガー39と一体的に左右方向に振れ、この振れを右旋回センサー40R、左旋回センサー40Lが検出すると、水平アーム5が旋回する。また、作業者が水平アーム5の長さ方向に沿った移動をしたときは、作業者の移動幅に応じて安全ブロック32のワイヤー32wが前後方向に傾斜し、この傾斜によるワイヤー32wの振れを前進センサー40F、後退センサー40Bが検出すると、移動部材6が水平アーム5に沿って移動する。各センサーにおける傾斜角度の閾値は、用途などに応じて適宜調整することができ、具体的には、これらのセンサーの取り付け位置を変更することで調整可能である。
図1の平面図は、荷物B上での作業エリアとなる荷物Bの平面形状と水平アーム5の旋回範囲の関係を示し、下側梁15の先端と後端の間が移動部材6の移動可能範囲となる。水平アーム5が支柱4の軸心を中心に旋回することで、その先端と後端が描く円弧状の軌跡の間は、荷物上の作業エリアの大半領域を平面的にカバーでき、このカバー部分では安全ブロック32から引き出したワイヤー32wの長さを変えることなく作業者は移動できる。このため、ベルトやワイヤー32wの引き出し長さを最小限に設定することができると共に、移動部材6は、作業者Hの頭上に追従して移動する。
なお、図1に示す移動部材6の移動可能範囲が作業エリアをカバーしない部分Nは、安全ブロック32からベルトやワイヤー32wを引き出すことによって作業を行なえばよく、この場合は、ワイヤー32wが通常位置から前方向に振れた状態になっているが、この場合は、移動部材6が水平アーム5の最先端に位置するため、これ以上の移動部材6の移動は伴わない。
荷物B上での作業時において、荷崩れが生じたり作業者が誤って荷物B上から墜落した場合、ハーネスと安全ブロック32を介して作業者は水平アーム5に吊下げ保持され、床面への落下によって生じる事故を未然に防止する。
作業者が荷物B上から墜落すると、先ず、移動部材6に作業者の体重がかかり、この移動部材6のU字環33bがスプリング34に抗して下降すると、旋回ブレーキ機構8の当接部材24b先端が旋回ベース4dの上面に強く押し当てられ、旋回軸受16の旋回に対する制動力として働き、水平アーム5の旋回に対するブレーキとして機能する。
また、ブレーキ機構10により、墜落時に移動部材6が水平アーム5の先端側への移動を防止できる。
このように、作業者の墜落位置で移動部材6を固定化すると、作業者の頭上に安全ブロック32が位置し、作業者が墜落時に振り子のように振られるのを最小限にすることができる。これにより、積荷や周辺の構造物への衝突を防ぐことができる。
荷役作業が終わると、ハーネスと安全ブロック32の結合を解き、旋回固定ピン25により、水平アームを固定する。
以上説明したように本実施形態にかかる高所作業用墜落防止装置によれば、作業者の動きに追従して装置を駆動させることができ、作業者の頭上に安全ブロックが常時位置することになるため、作業者の墜落時において、作業者が振り子のように振られるのを最小限にすることができる。
なお、本実施形態において、移動部材6及び水平アーム5の駆動機構については、上記実施形態に限定されるものではなく、図17に示すように水平アーム5に取り付けた駆動機構を用いることも可能である。図17に示す変形例にかかる高所作業用墜落防止装置41において、移動部材6の駆動機構42には、水平アーム5の先端部5bの上方に設けられた無端ベルト43とローラー44a,44bが設けられている。無端ベルト43は、移動部材6に設けられた当接部材35の上部水平片35aと連結しており、作動に伴い連結する移動部材6を水平アーム5の長さ方向に移動させる。
また、支柱4側に設けられたローラー44aは駆動制御機構50からの動作制御によりモーター駆動し、前進センサー40Fと後退センサー40Bからの検出信号によって、所定の方向に駆動する。
(第2実施形態)
図15、図16に示すように、高所作業用墜落防止装置61は、支持部材54が、輸送用自動車Cの荷台に沿った方向に長い壁状に構成され、この上面を水平移動可能な第1移動機構57から、当該移動方向に直交する方向に伸びる水平アーム55を備える構成とすることができる。水平アーム55には、長さ方向に移動可能な第1実施形態と同じ構成の移動部材56が設けられる。この構成によれば、例えば、備え付けの高所作業用墜落防止装置61等に好適に用いられ、装置の移動、設置などの手間を軽減することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、本実施形態では、移動部材6もモーターによる駆動制御の対象となっているが、移動部材6は、一般に軽量であり水平アーム5に沿った移動のために必要とする力が小さくてすむことから、モーターによらずに移動するように構成してもよい。
また、安全ブロック32の振れを検出する各種センサーは、本実施形態で使用した、オン・オフの切り替えセンサーに限定されるものではなく、計測対象であるワイヤー32wの通常位置からの振れ幅、一例として、ワイヤー32wとセンサーとの距離等を測定することができるものであれば、その種類は問わない。また、使用されるセンサーの種類に応じてセンサーユニットのセンサーの配置構成や、駆動制御機構50の処理手順は、適宜設計変更することができる。
本発明の高所作業用墜落防止装置によれば、このように、高所作業用墜落防止装置1を、高所作業時の作業者の安全性を向上させることができる。
1,41,61 高所作業用墜落防止装置
2 アウトリガー
3 架台
3a 支持脚
4 支柱
4a 下筒
4b 中筒
4c 上筒
4d 旋回ベース
5 水平アーム
5a 中間部
5b 先端部
5c 後端部
5h 吊り金具
5w ウェイト
6 移動部材
7 旋回駆動部
8 旋回ブレーキ機構
9a 旋回モーター
9b 前後移動モーター
9c 駆動軸
10 ブレーキ機構
11 ステップ
12 点検デッキ
13b,13c ヒンジ
14 上側梁
15 下側梁
16 旋回軸受
16g ギア
17 アーム支持台
17a 側板
17b 環状座板
18 スプリング
19 下向き腕
20 水平軸
21a,21b ばね受け板
22 ボルト
23 ナット
24 水平ビーム位置決め部材
24a ホルダー
24b 当接部材
25 旋回固定ピン
26 スプリング
27 固定穴
28 旋回ロック開放紐
29 ギアユニット
29a フランジ
29b 駆動ギア
29c 付勢部材
29d ギアカバー
30 スライダー
30a,30b 走行ローラー
31 吊下げ軸
32 安全ブロック
32w ワイヤー
33 連結部材
33a 水平板
33b U字環
34 スプリング
35 当接部材
35a 当接部材水平片
35b 当接部材側辺
35d 案内ローラー
36 センサーユニット
37 取り付け枠
38 旋回センサーハンガー
38a 旋回ハンガーバー
38b 旋回センサーホルダー
38c ガイドレール
39 前後センサーハンガー
39a 前後センサーバー
39b ワイヤーガイド
39d スリット
40B 後退センサー
40F 前進センサー
40L 左旋回センサー
40R 右旋回センサー
42 移動部材駆動機構
50 駆動制御機構
51 駆動制御部
54 支持部材
B 荷物
C 輸送用自動車
G 地面
H 作業者

Claims (9)

  1. 支持部材と、前記支持部材に対して水平面内で可動な水平アームと、前記水平アームに沿って移動可能となる移動部材と、前記移動部材と作業者を連結する連結手段と、前記水平アームを駆動させる第1駆動機構を有する高所作業用墜落防止装置において、
    前記移動部材は、前記作業者の移動により発生する、前記連結手段の振れを検知するセンサーユニットを備え、
    前記センサーユニットにより検知された前記連結手段の振れ幅が水平アームの左右方向へ閾値を超えると、前記水平アームを前記連結手段の振れが小さくなる方向へ前記作業者の動きに追従して移動させるように前記第1駆動機構を制御する駆動制御手段を有することを特徴とする、高所作業用墜落防止装置。
  2. さらに、前記移動部材を前記水平アームに沿って移動させる第2駆動機構を有し、
    前記駆動制御手段は、前記センサーユニットにより検知された前記連結手段の振れ幅が水平アームの長さ方向へ閾値を超えると、前記移動部材を前記連結手段の振れが小さくなる方向へ移動させるように前記第2駆動機構を制御することを特徴とする、請求項1に記載の高所作業用墜落防止装置。
  3. 前記センサーユニットは、前記移動部材の下方位置に設けられ、前記連結手段の振れに伴う移動を検出することを特徴とする、請求項1又は2に記載の高所作業用墜落防止装置。
  4. 前記センサーユニットは、前記連結手段を挟んで左右方向に対向して配置される一対の左右センサーを備え、
    前記駆動制御手段は、前記左右センサーにより前記連結手段の振れを検出すると前記水平アームを駆動させ、前記連結手段の振れを検出できなくなると、水平アームを停止させることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1つに記載の高所作業用墜落防止装置。
  5. 前記センサーユニットは、前記左右センサーを支持する第1ハンガーを備え、
    前記第1ハンガーは、前記移動部材から垂下して設けられた第1ハンガーバーと、前記第1ハンガーバーに設けられ前記移動部材の左右に相反する位置に前記左右センサーを支持することを特徴とする、請求項4に記載の高所作業用墜落防止装置。
  6. 前記センサーユニットは、前記連結手段を挟んで前記水平アームの長さ方向に対向して配置される一対の前後センサーを備え、
    前記駆動制御手段は、前記前後センサーにより前記連結手段の振れを検出すると前記移動部材を移動させ、前記連結手段の振れを検出できなくなると、前記移動部材を停止させることを特徴とする、請求項2から5のいずれか1つに記載の高所作業用墜落防止装置。
  7. 前記センサーユニットは、前記前後センサーを支持する第2ハンガーを備え、
    前記第2ハンガーは、
    前記移動部材から垂下し前記左右方向に揺動可能な第2ハンガーバーと、
    前記第2ハンガーバーに設けられ前記連結手段を前記移動部材の移動方向に案内するスリットを備え、前記連結手段を挟んで前記スリットの前後位置に前記前後センサーを配置するガイドを備えることを特徴とする、請求項に記載の高所作業用墜落防止装置。
  8. 前記支持部材は、起立状に配置された支柱で構成され、
    前記水平アームは、前記支柱の軸に対して水平面内で旋回可能に構成されていることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1つに記載の高所作業用墜落防止装置。
  9. 前記水平アームは、その長さ方向に直交する方向にスライド可能に構成されていることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1つに記載の高所作業用墜落防止装置。
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