JP5964196B2 - パイプ打ち込み装置及びパイプ打ち込み方法 - Google Patents
パイプ打ち込み装置及びパイプ打ち込み方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5964196B2 JP5964196B2 JP2012225602A JP2012225602A JP5964196B2 JP 5964196 B2 JP5964196 B2 JP 5964196B2 JP 2012225602 A JP2012225602 A JP 2012225602A JP 2012225602 A JP2012225602 A JP 2012225602A JP 5964196 B2 JP5964196 B2 JP 5964196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- excavation
- pipe
- drilling
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
図1は本発明に係るパイプ打ち込み装置の先堀り時の構成を示す一実施形態の側面図である。図1に示されたパイプ打ち込み装置1は、概略として、モータや内燃機関を動力源にして圧縮空気を作り出すエアコンプレッサ(以下、単に「コンプレッサ」という)10と、コンプレッサ10からの圧縮空気を用いて前後方向の往復動及び回転動を発生させる箱型の掘削ヘッド11と、この掘削ヘッド11の駆動端に一端が取り付けられて掘削ヘッド11の柄部となる第一のシャンクロッド12と、この第一のシャンクロッド12の他端に設けられたエアスイベル部13と、このエアスイベル部13の端部に取り付けられた円筒形状の掘削ロッド14と、掘削ロッド14の先端に取り付けられて掘削を行う掘削ビット15を備えて構成されている。尚、掘削ヘッド11には、後述するスライドブラケット47の両側に取り付けるために用いられる固定板110,110が設けられている。
次に、図2を参照しながらパイプ打ち込み装置1の排水パイプ打ち込み時の構成について説明する。図2は本発明に係るパイプ打ち込み装置の排水パイプ打ち込み時の一実施形態の側面図である。この状態におけるパイプ打ち込み装置1は、図3(a)に示す第一のシャンクロッド12に代えて図3(b)に示すような第二のシャンクロッド20が掘削ヘッド11に取り付けられていると共に、図1に示されたエアホース17及び排気エアホース18を取り外されて構成されている。そして、第二のシャンクロッド20には内部にインナーロッド21を収容した状態の排水パイプ22が取り付けられ、排水パイプ22の先端には円錐形状の先端コーン23が取り付けられている。この場合、排気エアホース18の取付口11aが掘削ヘッド11の排気口となる。尚、排水パイプ22は金属製又は塩化ビニールやポリエチレン等の合成樹脂製のものが用いられる。
次に、パイプ打ち込み装置1を用いたパイプ打ち込み方法について説明する。図4は本発明に係るパイプ打ち込み方法の一実施形態を示すフローチャートである。このパイプ打ち込み方法は、先行先掘り工程と、排水パイプの押し込み工程の二工程からなる。まず、作業者は図5(a),(b)に示すように掘削ヘッド11を掘削ヘッド駆動装置2に取り付ける。尚、作業スペース等を確保できない場合には掘削ヘッド駆動装置2を用いない。さらに、図1に示すように掘削ヘッド11に第一のシャンクロッド12を取り付け、さらに第一のシャンクロッド12に先端部に掘削ビット15を取り付けた掘削ロッド14を取り付ける。また、排気エアホース18をエアスイベル部13と掘削ヘッド11の取付口11aとの間に取り付ける。さらにコンプレッサ10と掘削ヘッド11との間にエアホース16を取り付ける(S1)。
次に、排水パイプの押し込み工程を実施する。まず、図1の状態にあるパイプ打ち込み装置1の掘削ヘッド11から第一のシャンクロッド12及びエアホース18を取り外す。そして、第一のシャンクロッド12に代えて第二のシャンクロッド20を掘削ヘッド11に取り付け、さらに第二のシャンクロッド20にインナーロッド21を内装した状態の排水パイプ22を取り付ける(S4)。そして、インナーロッド21の先端に先端コーン23を取り付ける。
本実施形態に係るパイプ打ち込み装置によれば、穿設のための回転および打撃を伝達するための第一のシャンクロッド12と打撃のみを伝達する第二のシャンクロッド20とを掘削ヘッド11に対して付け替えができるような構成とし、第一のシャンクロッド12、エアスイベル部13、掘削ロッド14及び掘削ビット15によって先行先掘りを行い、その後に第二のシャンクロッド20、インナーロッド21及び先端コーン23によって排水パイプ22の押し込みを行うようにしたので、排水パイプ22の押し込みを同一の掘削ヘッド11によって確実に施工できるという効果がある。
2 掘削ヘッド駆動装置
10 コンプレッサ
11 掘削ヘッド
11a 取付口
12 第一のシャンクロッド
13 エアスイベル部
14 掘削ロッド
15 掘削ビット
16,17 エアホース
18 排気エアホース
19 連結部
20 第二のシャンクロッド
21 インナーロッド
22 排水パイプ
23 先端コーン
30 地山
31 隙間
32 掘削穴(排水パイプ挿入穴)
33 掘削スライム
41 本体
42 ガイド部
43 チェーン
44 防振ゴム
45 ローラ
46 ノブ
47 スライドブラケット
48 チェーン取付具
49 固定片
50 ギヤ装置用ブラケット
51 ボルト
52 ギヤ装置
53 ボルト
54 ギヤ
55 ナット
56 掘削ヘッド固定用ブラケット
57 隙間
110 固定片
Claims (5)
- コンプレッサから供給される圧縮空気によって前後方向の往復運動及び回転運動を発生させる掘削ヘッドの駆動端に第一のシャンクロッド又は第二のシャンクロッドのいずれか一方が取り付け可能に形成され、前記駆動端に取り付けた前記第一のシャンクロッドには先端に掘削ビットが取り付けられた掘削ロッドを取り付けることにより地中に掘削穴を穿設し、一方、前記駆動端に取り付けた前記第二のシャンクロッドには先端に先端コーンが取り付けられたインナーロッドを内部に収容した排水パイプを取り付けることにより前記掘削ロッドによって穿設された前記掘削穴に前記排水パイプを打ち込むことができるパイプ打ち込み装置において、
前記第一のシャンクロッドに連結されたエアスイベル部と、
前記掘削ヘッドから排気される排気エアを前記エアスイベル部に導入する排気エアホースと、
前記コンプレッサからの圧縮空気を前記エアスイベル部に供給するエアホースと、
を備え、
前記掘削ロッドは、前記排気エアホースを介して導入された前記掘削ヘッドからの排気エア及び前記エアホースを介して前記コンプレッサから供給される圧縮空気を先端側から噴射させる通気路を有し、
前記排気エアホースを介して送られてくる前記掘削ヘッドの排気エアに加えて前記エアホースを介して前記コンプレッサから供給される圧縮空気を前記掘削ロッドの先端側から噴射することができるように形成されたことを特徴とするパイプ打ち込み装置。 - 請求項1に記載のパイプ打ち込み装置において、
前記第一のシャンクロッドの前記掘削ヘッドへの取付部を断面多角形状とすることにより、前記掘削ロッドに打撃及び回転を伝達可能としたことを特徴とするパイプ打ち込み装置。 - 請求項1に記載のパイプ打ち込み装置において、
前記第二のシャンクロッドの前記掘削ヘッドへの取付部を断面円形状とすることにより、前記排水パイプを地中に穿設された前記掘削穴に押し込むに際して、前記インナーロッドを回転させずに打撃のみを加え、且つ、前記排水パイプには打撃を与えることなく前記排水パイプを押し込むようにしたことを特徴とするパイプ打ち込み装置。 - 圧縮空気によって作動する掘削ヘッドに取り付けられたスイベル機能を有する第一のシャンクロッドへ前記掘削ヘッドの排気エアを導入し、前記第一のシャンクロッドに取り付けられて地中に打ち込まれる掘削ロッドの先端側から前記排気エアを噴射させることにより当該掘削ロッドの押し込みによって発生した掘削スライムを掘削穴と前記掘削ロッドの外側面との隙間から排出することにより前記地中に排水パイプ挿入穴を穿設する工程と、
前記第一のシャンクロッドに代えて前記掘削ヘッドに取付部が断面円形状とされた第二のシャンクロッドを取り付け、先端に先端コーンが取り付けられたインナーロッドの外周部に装着された排水パイプを前記第二のシャンクロッドによって前記インナーロッドを回転させずに打撃のみを加え、且つ、前記排水パイプには打撃を与えることなく前記排水パイプ挿入穴に前記排水パイプを押し込む工程と、
を含み構成されたことを特徴とするパイプ打ち込み方法。 - 請求項4に記載のパイプ打ち込み方法において、
前記第一のシャンクロッドによって前記掘削ロッドに打撃及び回転を付与することを特徴とするパイプ打ち込み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012225602A JP5964196B2 (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | パイプ打ち込み装置及びパイプ打ち込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012225602A JP5964196B2 (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | パイプ打ち込み装置及びパイプ打ち込み方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014077286A JP2014077286A (ja) | 2014-05-01 |
JP5964196B2 true JP5964196B2 (ja) | 2016-08-03 |
Family
ID=50782803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012225602A Active JP5964196B2 (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | パイプ打ち込み装置及びパイプ打ち込み方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5964196B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6307002B2 (ja) * | 2014-10-15 | 2018-04-04 | 鹿島建設株式会社 | 地盤削孔方法及び地盤削孔装置 |
JP6262821B1 (ja) * | 2016-09-06 | 2018-01-17 | 株式会社サムシング | 排水材の配設装置 |
JP6747959B2 (ja) * | 2016-12-14 | 2020-08-26 | 日鉄建材株式会社 | 多段式パイプの貫入治具及び多段式パイプの貫入方法 |
JP6977934B2 (ja) * | 2017-09-05 | 2021-12-08 | 株式会社ダイカ | パイプ打ち込み方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085191A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-14 | 古河鉱業株式会社 | さく岩機の回転伝達部構造 |
JPH0696844B2 (ja) * | 1992-04-01 | 1994-11-30 | 雄治 越野 | スクリーン管の打設工法及びその打設装置 |
JP3198087B2 (ja) * | 1997-12-12 | 2001-08-13 | 株式会社大林組 | 水抜き工法 |
JP4530185B2 (ja) * | 1998-12-08 | 2010-08-25 | 岡部株式会社 | 穿孔機のアダプター |
JP2000313011A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-14 | Noritake Diamond Ind Co Ltd | 穿孔装置 |
JP4494288B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2010-06-30 | 鹿島建設株式会社 | 削孔装置および削孔方法 |
-
2012
- 2012-10-11 JP JP2012225602A patent/JP5964196B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014077286A (ja) | 2014-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5396477B2 (ja) | 岩石物質に亀裂を入れる方法および破壊装置 | |
JP5964196B2 (ja) | パイプ打ち込み装置及びパイプ打ち込み方法 | |
KR101406159B1 (ko) | 말뚝공 굴착 장치 | |
JP4745926B2 (ja) | 部分二重管方式のロックボルト構築方法 | |
KR101249257B1 (ko) | 지향식 수평굴착공사용 확공기 | |
JP4906335B2 (ja) | パイプアンカーの埋設装置 | |
JP2010048038A (ja) | 地表からの地中障害物の切断除去装置及び方法 | |
JP2008248488A (ja) | 斜面安定化工法及び斜面施工装置 | |
KR20080089733A (ko) | 공압타격장치가 구비된 천공기 | |
JP5875849B2 (ja) | 噴射攪拌地盤改良工法 | |
KR101845075B1 (ko) | 지중 매설용 터널식 관로의 선단추진 장치 | |
JP5697025B2 (ja) | 電極材埋設用孔のさく孔装置 | |
JP3455178B2 (ja) | リングビット及びそのリングビットを用いた二重管衝撃掘削方法 | |
KR20190027580A (ko) | 선형 다축코어드릴이 구비된 보링장치 및 이를 이용한 터널 굴착 시 자유면 확보 방법 | |
JP4249107B2 (ja) | 棒状部材送り出し装置 | |
JP2018162577A (ja) | 削孔装置及び削孔方法並びにアンカー材施工方法 | |
JP5492394B2 (ja) | 先受材設置方法及び先受材設置装置 | |
JP5657072B1 (ja) | 管路またはトンネルの構築方法 | |
JP4781195B2 (ja) | 打込材の打設方法及び先行掘削用打込材 | |
JP2006016756A (ja) | 既設杭の引抜工法 | |
JP3528986B2 (ja) | フォアパイルの造成工法 | |
JP3926275B2 (ja) | 片押し推進ツール、片押し推進工法および管の敷設工法 | |
JPH11172667A (ja) | 高圧噴射地盤改良工法 | |
JP5026829B2 (ja) | 石積み壁の耐震補強設備及び耐震補強方法 | |
JP4078265B2 (ja) | 穿孔機および引張材挿入工法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160314 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160629 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5964196 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |