JP5963502B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電容量式タッチセンサを備える入力装置に関し、特に、静電容量式タッチセンサにより検出される静電容量の変化量が減少し易い環境条件下で使用されることに適した入力装置である。
近年、様々な電子機器用の入力装置が開発されており、その一つとして、英数字等がプリントされたパネルの背面に静電容量式タッチセンサを設けて、ユーザのタッチタイピングによるキー入力操作を検出する静電容量式タッチセンサを備える入力装置が挙げられる。
たとえば、特許文献1によれば、タッチタイピングによるキー入力操作を検出するタッチセンサの感度をユーザの嗜好に併せて適宜変更可能な入力装置が開示されている。
なお、特許文献1の入力装置によれば、タッチセンサのほかに、ユーザのタップタイピングによるキー入力操作を検出するタップセンサが設けられている。
特表2010−539624号公報
しかしながら、従来の入力装置によれば、湿度、温度などの環境条件によって、静電容量式タッチセンサにより検出される静電容量の変化量が増減するため、静電容量式タッチセンサから出力される検出信号の電圧値も増減する。
そのため、ユーザが静電容量式タッチセンサに関する感度を変更して使用していたものの、環境条件の変化によって静電容量式タッチセンサにより検出される静電容量の変化量が減少して、検出信号の電圧値が変更後の感度に対応する閾値を超えることができず、キー入力操作を検出できないという事象を招くおそれがあった。
一方で、前記する事象を回避するために、上記特許文献1の入力装置のように、タッチセンサのほかに、タップセンサを設けることも考えられる。
しかしながら、タッチセンサのほかにタップセンサを入力装置に設けた場合、部品数の増加及び製造工程の複雑化という新たな問題を招くため、好ましくない。
そこで、本発明は、前記する背景に鑑みて創案された発明であって、静電容量式タッチセンサのみを備え、かつ、静電容量式タッチセンサの感度の変更後に、静電容量式タッチセンサにより検出される静電容量の変化量が減少したとしても、キー入力操作による感度設定が可能な入力装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本願発明に係る入力装置は、電子機器用の入力装置であって、第1の特定キーを含む複数のキーを有して、キー入力操作される入力操作部と、前記キー入力操作を検出する前記複数のキーのそれぞれに対応した複数の静電容量式のタッチセンサを有する検出部と、前記タッチセンサにより検出されたキーに係る出力情報を前記電子機器に出力する制御回路部と、を備え、前記制御回路部は、前記キーに係る出力情報が各タッチセンサの感度レベルを変更する出力情報であると判定した場合、前記各タッチセンサの感度レベルを変更させる感度レベル変更部を有し、前記感度レベル変更部は、前記キーに係る出力情報が前記各タッチセンサの感度レベルを最低レベルに変更する出力情報であると判定した場合、前記第1の特定キーに対応するタッチセンサの前記感度レベルを最低レベルよりも高い感度レベルに設定し、前記キーに係る出力情報が前記第1の特定キーの出力情報であると判定した場合前記第1の特定キー以外のキーに対応するタッチセンサの感度レベルを上昇させることを特徴とする。
かかる構成によれば、第1の特定キーのキー入力操作を検出するタッチセンサの感度レベルは、感度レベル変更部により、最低レベルの感度レベルに設定することが制限されているために、最低レベルよりも高い感度レベルに設定されることとなる。
そのため、ユーザによりタッチセンサの感度レベルが変更され、さらに、環境条件の変化によりタッチセンサによる検出する静電容量の変化量が減少しても、第1の特定キーのキー入力操作がタッチセンサにより検出されて、他のタッチセンサの感度レベルの変更が可能となる。
そして、キー入力操作の検出が可能な第1の特定キーを含むキー入力操作によって、他のキーに関するタッチセンサの感度が上昇して、キー入力操作が検出されないという事象が回避される。
以上、本発明によれば、タッチセンサの感度レベルの変更後に、タッチセンサにより検出される静電容量の変化量が減少したとしても、ユーザの入力操作を検出可能な入力装置を提供することができる。
また、本発明によれば、入力装置にタップセンサを設ける必要がなく、部品数の増加及び製造工程の複雑化という問題を回避できる入力装置を提供することができる。
本実施形態のキーボード装置における主な構成を示す図である。 キーボード装置の入力操作部の構成を示す平面図である。 記憶部に記憶される感度設定情報を示す図である。 制御回路部が検出信号を処理する工程を示すフロー図である。 「Fn」キーの入力後の記憶部に記憶される感度設定情報を示す図である。 「Esc」キーと「.」キーの入力後の記憶部に記憶される感度設定情報を示す図である。
つぎに、本発明の実施形態に係るキーボード装置について、図面を適宜参照しながら説明する。
図1に示すように、実施形態のキーボード装置1は、ユーザによりキー入力操作される入力操作部10(図2に参照)と、タッチセンサ部4を有してキー入力操作を検出する検出部2と、キー入力に関する情報を電子機器であるPC(パーソナルコンピュータ)20に出力する制御回路部3とを備えている。
なお、実施形態に係るキーボード装置1は、請求項に記載される「入力装置」に相当する構成である。
図2に示すように、入力操作部10は、上面側にQWERTY配列の英数字がプリントされた略平板状のパネルを有し、ユーザが英数字のプリントされた箇所をタッチタイピングすることによってキー入力操作が可能に構成されている。なお、以下の説明で、パネル上において、それぞれの英数字がプリントされた箇所を「キー」と称して説明する場合がある。
入力操作部10の複数のキーは、第1キー領域11、第2キー領域12及び第3キー領域13の3つに区分けされている。本実施形態において、第2キー領域12に含まれるキーは、「ESC」キーと「.」キーであり、第3キー領域13に含まれるキーは、「Fn」キーであり、第1キー領域11に含まれるキーは、第2キー領域12及び第3キー領域13に含まれないその他のキーである。なお、「Fn」キーは、請求項に記載の「第1の特定キー」に相当する構成であって、キー入力操作されても、PC20に出力情報6bが出力されないキーである。
図1に示すように、検出部2は、タッチセンサ部4と検出回路部5を備えている。
タッチセンサ部4は、複数のタッチセンサ40から構成されており、入力操作部10の一つのキーに対して一つのタッチセンサ40が対応している。また、本実施形態のタッチセンサ40は、ユーザのタッチタイピングにより生じる静電容量の変化量を検出する静電容量式のセンサである。
なお、タッチセンサ部4を構成する複数のタッチセンサ40のうち、第1キー領域11のキー入力操作を検出するタッチセンサ40を、第1キー領域タッチセンサ41と称する。同様に、第2キー領域12のキー入力操作を検出するタッチセンサ40を第2キー領域タッチセンサ42と称し、第3キー領域13のキー入力操作を検出するタッチセンサ40を第3キー領域タッチセンサ43と称する。
検出回路部5は、タッチセンサ40から検出される静電容量の変化量に対応する電圧値をA/D変化するA/D変換回路(不図示)を備えている。よって、検出回路部5は、検出信号として、タッチセンサ40により検出された静電容量の変化量に対応した電圧値を出力している。そのため、検出された静電容量の変化量が大きい場合には検出信号の電圧値が高く、検出された静電容量の変化量が小さい場合には検出信号の電圧値が低い。
本実施形態の制御回路部3は、記憶部6と、検出信号処理部7と、感度レベル変更部8とを備えている。
記憶部6には、感度設定情報6aと、検出部2から出力される検出信号と入力操作部10上のいずれの英数字に対してキー入力操作が行われたかを示す情報とが関連付けられた出力情報6bとが記憶されている。
図3に示すように、感度設定情報6aとは、ユーザによって設定された又は初期設定されたタッチセンサ40の感度レベルに関する情報であり、検出信号処理部7が検出信号を受信した際に参照する情報である。
この感度レベルとは、タッチセンサ40の感度、つまり、タッチセンサ40によるキー入力操作の検出し易さ又は検出し難さに関して任意の5段階に区分けしたものである。よって、タッチセンサ40の感度レベルが、ユーザにより感度レベル1に設定されている場合、ユーザのキー入力操作を検出するタッチセンサ40の検出し難い状態を指す。
そして、感度設定情報6aにおいては、タッチセンサ40の感度レベルが、第1キー領域タッチセンサ41、第2キー領域タッチセンサ42、第3キー領域タッチセンサ43に区分けされて記憶部6に記憶されている。
なお、感度設定情報6aには、更に、感度レベル1〜5のそれぞれに対応付けられた感度閾値が記憶されている。この感度閾値とは、検出信号の電圧値に対する閾値を任意の5段階に区分けしたものであり、キー入力操作が検出され易い感度レベル5には、小さい値の感度閾値が関連付けられ、キー入力操作が検出され難い感度レベル1には、大きい値の感度閾値が関連付けられている。
図1に示すように、検出信号処理部7は、検出部2から出力された検出信号を受信して、記憶部6の感度設定情報6aを参照して、検出信号が受信条件を満たすか否かについての受信条件処理を行い、検出信号に係る出力情報をPC20又は感度レベル変更部8に出力するための構成である。
感度レベル変更部8は、検出信号処理部7から出力された出力情報6bを処理することで、感度設定情報6aに設定された感度レベルの変更を行うための構成である。
また、本実施形態に係る感度レベル変更部8は、第3キー領域タッチセンサ43の感度レベルの設定について、最低の感度レベルである感度レベル1に設定できないように構成されている。よって、感度レベル変更部8は、感度レベル1に変更するように、ユーザから感度レベルの変更に係るキー入力操作があった場合には、図3に示すように、最低の感度レベルよりも一つ感度レベルの高い感度レベル2に設定するように構成されている。
以上、本実施形態に係るキーボード装置1は、上記する構成を基本的構成としている。つぎに、ユーザがキーボード装置1の入力操作部10にキー入力し、そのキー入力操作を検出した検出部2が制御回路部3へ検出信号を出力した場合の制御回路部3の動作について、主に図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、まず、制御回路部3の検出信号処理部7に検出信号が入力される(START)。そして、検出信号処理部7は、検出信号が受信条件を満たすか否かについて判定する。
具体的には、検出信号処理部7は、受信条件処理において、検出信号を出力したタッチセンサ40に設定された感度レベルに対応する感度閾値を感度設定情報6aから取得するとともに、検出信号の電圧値が当該タッチセンサ40に設定された感度閾値を超えているか否かを判定する(S101)。
ここで、検出信号処理部7は、検出信号の電圧値が感度閾値を超えていないと判定した場合には、タッチセンサ40による検出は無効なものとして、受信条件処理を終了する。
一方で、検出信号処理部7は、検出信号の電圧値が感度閾値を超えていると判定した場合には、タッチセンサ部4による検出が有効なものとして、その検出信号に係る出力情報6bを記憶部6から取得するとともに、検出信号に係る出力情報が「Fn」キーであるか否かを判定する(S102)。
ここで、検出された出力情報が「Fn」キーでない場合(S102で「No」)には、その出力情報をPC20に出力して(S103)、受信条件処理を終了する。
一方で、検出された出力情報が「Fn」キーの場合(S102で「Yes」)には、出力情報を感度レベル変更部8に出力して、受信条件処理を終了する。
なお、検出信号処理部7は、「Fn」キーに係る出力情報を感度レベル変更部8に出力した後の所定の移行処理期間の間、検出部2から出力された検出信号に係る出力情報が「Fn」キー以外の出力情報であっても、PC20ではなく、感度レベル変更部8に出力するように構成されている。
また、感度レベル変更部8は、検出信号処理部7から出力された「Fn」キーの出力情報が入力されることで感度変更処理を開始する。
最初に、感度レベル変更部8は、「Fn」キーの出力情報と同時に、「1」キー〜「5」キーのいずれかに係る出力情報が入力されたか否かを判定する(S201)。
感度レベル変更部8は、「Fn」キーの出力情報ほかに「1」キー〜「5」キーのいずれかに係る出力情報が同時に入力されたと判定した場合(S201で「Yes」)には、ユーザからタッチセンサ部4の感度変更命令があったものとして、「1」キー〜「5」キーの出力情報に対応する値のレベルにタッチセンサ40の感度レベルを変更して(S202)、感度変更処理を終了する。
ここで、感度レベル変更部8によるタッチセンサ部4の感度レベルの設定は、例えば、出力情報に係るキーが「1」キーの場合、図3に示すように、第1キー領域タッチセンサ41と第2キー領域タッチセンサ42との感度レベルの設定を感度レベル1に設定される。
また、感度レベル変更部8は、第3キー領域タッチセンサ43について、最低の感度レベル1には設定できないように構成されているため、出力情報に対応する値「1」よりも一つ感度レベルの高い感度レベル2に設定する。
これにより、第3キー領域タッチセンサ43が第1キー領域タッチセンサ41と第2キー領域タッチセンサ42とに比べて、高い感度を有するようになっている。また、第3キー領域タッチセンサ43は、最低感度レベル1に設定されることがなく、環境が変化した場合でも、常に入力可能な感度が維持されるようになっている。
なお、出力情報に係るキーが「3」キーの場合には、第1キー領域タッチセンサ41と第2キー領域タッチセンサ42と第3キー領域タッチセンサ43とのいずれの感度レベルは、感度レベル3に設定される。
一方で、感度レベル変更部8は、「Fn」キーの出力情報と同時に、「1」キー〜「5」キーのいずれかに係る出力情報が入力されていないと判定した場合(S201の「No」の場合)には、図5に示すように、第2キー領域タッチセンサ42の感度レベルを3レベル上昇させて感度レベル4に変更する(S203)。
これにより、第2キー領域タッチセンサ42の感度レベルが上昇して、第2キー領域に属する「Esc」キーと「.」キーのキー入力操作の検出が可能になる。
つぎに、図4に示すように、感度レベル変更部8は、「Fn」キーの出力情報の入力後の移行処理期間の間に「Esc」キーと「.」キーに係る出力情報が入力されたか否かを判定する(S204)。
ここで、感度レベル変更部8は、「Esc」キーと「.」キーに係る出力情報が入力されていないと判定した場合(S204で「No」)には、「Fn」キーのキー入力操作は誤操作として、第2キー領域タッチセンサ42の感度レベルを元の感度レベル1に戻して、感度変更処理を終了する。
一方で、感度レベル変更部8は、「Esc」キーと「.」キーに係る出力情報が入力されたと判定した場合(S204で「Yes」)には、図6に示すように、第1キー領域タッチセンサ41と第3キー領域タッチセンサ43との感度レベルを3つ上昇させて(S206)、感度変更処理を終了するように構成されている。
以上の処理によって、第1キー領域タッチセンサ41と第3キー領域タッチセンサ43との感度レベルが上昇して、第1キー領域11に属するキーと第3キー領域13に属するキーとのキー入力操作の検出が可能になる。
以上、実施形態におけるキーボード装置1の基本構成と動作方法について説明したが、上記するキーボード装置1によれば、「Fn」のキー入力操作を検出する第3キー領域タッチセンサ43の感度レベルが、最低の感度レベル1に設定することが制限されているため、最低レベルよりも高い感度レベル2に設定される。そのため、ユーザによりタッチセンサ40の感度レベルが変更され、さらに、環境条件の変化によりタッチセンサ40による検出する静電容量の変化量が減少しても、「Fn」のキー入力操作は、第3キー領域タッチセンサ43により検出されて、他のタッチセンサ40の感度レベルの変更が可能となる。
そして、「Fn」キーのキー入力操作、「Esc」キーと「.」キーのキー入力操作によって、第1キー領域11に属するキーの第1キー領域タッチセンサ41の感度が上昇するため、いずれのキー入力操作も検出されず、操作不能になるという事象が回避される。
また、実施形態のキーボード装置1によれば、従来技術で示した入力装置のように、タップタイピングによるキー入力を検出するためのタップセンサを設ける必要がないため、部品数の増加及び製造工程の複雑化という問題を招くおそれもない。
また、実施形態のキーボード装置1によれば、タッチセンサ40の感度レベルを上昇させるためのユーザの動作が、第1段階として「Fn」キーのタッチタイピング、第2段階として、「Esc」キーと「.」キーのタイピングであって、2つの動作を必要としており、誤って「Fn」キーをタッチタイピングしたとしても、タッチセンサ40の感度レベルが上昇しない。
そのため、誤入力操作によりタッチセンサ40の感度レベルが上昇してしまい、ユーザが改めて、タッチセンサ40の感度を設定し直すという煩わしい作業を回避できる。
また、実施形態のキーボード装置1によれば、第2段階に行うタッチタイピングのキーは、「Esc」キーと「.」キーであって、図2に示すように、物理的距離が最大となるキーである。そのため、誤って「Fn」キーをタッチタイピング後に、さらに、「Esc」キーと「.」キーをタッチタイピングする可能性が低く、誤入力操作によりタッチセンサ40の感度レベルが上昇することを回避できる。
また、実施形態のキーボード装置1によれば、図4に示した感度変更処理の工程において、第1キー領域タッチセンサ41とともに、第3キー領域タッチセンサ43の感度レベルが上昇している。
よって、タッチセンサ部4の感度レベルの上昇後に、タッチセンサ40により検出される静電容量の変化量がさらに減少して、第3キー領域タッチセンサ43に属する「Fn」キーの入力操作が検出されず、タッチセンサ部4の感度レベルを変更できないという事象を回避できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
たとえば、第2キー領域12に属するキーを「Esc」キーと「.」キーに替えて、例えば、「Ctrl」キーと「End」キーとしてもよく、適宜変形可能である。
また、本実施形態において、感度レベル変更部8は、第3キー領域タッチセンサ43について、最低の感度レベル1に設定できないように構成されているが本発明はこれに限定されるものでない。
たとえば、感度レベル変更部8は、最低の感度レベル1から感度レベル4まで設定できないように構成してもよい。これによれば、「Fn」キーのキー入力操作を検出するタッチセンサ40の感度レベルが最高の感度レベル5に設定されて、タッチセンサ40から出力される検出信号の電圧値が感度閾値を超えないというおそれが低減される。そして、第2キー領域タッチセンサ42及び第3キー領域タッチセンサ43の感度レベルを上昇させる操作が確実となる。
また、本実施形態において、感度レベル変更部8は、ステップ202における第3キー領域タッチセンサ43の感度レベルの設定については、感度レベル1に設定できないために出力情報に対応する値「1」よりも一つ高い感度レベルに設定するように構成されているが、本発明はこれに限定されるものでない。
たとえば、出力情報に対応する値よりも二つ高い感度レベルや、一番高い感度レベルである感度レベル5に設定するように構成してもよい。
当該構成によっても、タッチセンサ40から出力される検出信号の電圧値が感度閾値を超えないというおそれが低減されて、第2キー領域タッチセンサ42及び第3キー領域タッチセンサ43の感度レベルを上昇させる操作が確実となる。
また、本実施形態において、感度レベル変更部8は、ステップ204及びステップ206において、感度レベル変更部8が上昇させる感度レベルを3つとしているが、本発明はこれに限定されない。当該感度レベルを上昇させればよいものであって、たとえば、上昇される感度レベルが1つ又は感度レベルが最高の感度レベル5に上昇させるように構成してもよい。または、初期設定における感度レベルが高い場合(例えば、感度レベル4)には、その初期設定された感度レベル4に設定するように構成してもよい。
1 キーボード装置
2 検出部
3 制御回路部
4 タッチセンサ部
5 検出回路部
6 記憶部
6a 感度設定情報
6b 出力情報
7 検出信号処理部
8 感度レベル変更部
10 入力操作部
11 第1キー領域
12 第2キー領域
13 第3キー領域
40 タッチセンサ
41 第1キー領域タッチセンサ
42 第2キー領域タッチセンサ
43 第3キー領域タッチセンサ

Claims (6)

  1. 電子機器用の入力装置であって、
    第1の特定キーを含む複数のキーを有して、キー入力操作される入力操作部と、
    前記キー入力操作を検出する前記複数のキーのそれぞれに対応した複数の静電容量式のタッチセンサを有する検出部と、
    前記タッチセンサにより検出されたキーに係る出力情報を前記電子機器に出力する制御回路部と、を備え、
    前記制御回路部は、
    前記キーに係る出力情報が各タッチセンサの感度レベルを変更する出力情報であると判定した場合、前記各タッチセンサの感度レベルを変更させる感度レベル変更部を有し、
    前記感度レベル変更部は、
    前記キーに係る出力情報が前記各タッチセンサの感度レベルを最低レベルに変更する出力情報であると判定した場合、前記第1の特定キーに対応するタッチセンサの前記感度レベルを最低レベルよりも高い感度レベルに設定し、
    前記キーに係る出力情報が前記第1の特定キーの出力情報であると判定した場合前記第1の特定キー以外のキーに対応するタッチセンサの感度レベルを上昇させることを特徴とする入力装置。
  2. 前記複数のキーは、第1キー領域、第2キー領域、第3キー領域のいずれかに属し、
    前記複数のタッチセンサは、前記第1キー領域に属するキー、前記第2キー領域に属するキー、前記第3キー領域に属するキーのいずれかのキー入力操作を検出する第1キー領域タッチセンサ、第2キー領域タッチセンサ、第3キー領域タッチセンサのいずれかに属し、
    前記第1の特定キーは、前記第3キー領域に属し、
    前記感度レベル変更部は、
    前記キーに係る出力情報が前記第3キー領域に属する前記第1の特定キーの出力情報であると判定した場合、前記第2キー領域タッチセンサの感度レベルを上昇させ、
    前記第2キー領域タッチセンサの感度レベルを上昇させた後の移行処理期間内にキー入力操作されたキーに係る出力情報が前記第2キー領域に属するキーの出力情報であると判定した場合、前記第1キー領域タッチセンサの感度レベルを上昇させることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記感度レベル変更部は、前記移行処理期間内にキー入力操作されたキーに係る出力情報が前記第2キー領域に属するキーの出力情報であると判定した場合、前記第3キー領域タッチセンサの感度レベルを上昇させることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記第2キー領域に属するキーは、前記入力操作部において互いに離れた位置に配置された2つのキーであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の入力装置
  5. 前記感度レベル変更部は、前記移行処理期間内にキー入力操作されたキーに係る出力情報が前記第2キー領域に属するキーの出力情報でないと判定した場合、前記第2キー領域タッチセンサの感度レベルを元の感度レベルに戻すことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の入力装置。
  6. 前記第1の特定キーは、一つのキーであって、前記キー入力操作されても前記電子機器に前記出力情報が出力されないキーであることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の入力装置。
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