JP5610216B2 - 電子機器用の入力装置及び入力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器用の入力装置及び入力方法に関し、特に、静電容量方式のタッチセンサを備えた入力装置及びそれを用いた入力方法において、誤入力を防止する技術に関する。
従来、電子機器用の入力装置において、操作者による入力操作を静電容量方式のタッチセンサを用いて検知するタイプの入力装置がある。この種の入力装置は、最上面に位置する入力操作面を平坦面として、機能性と美観とを高度に兼ね備えつつ、高感度の入力検知が可能となる利点を有しており、近年、様々な電子機器用の入力装置として広く用いられている。
このような入力装置には、入力操作面上に、それぞれのキースイッチに対応する複数の区画(以下、単にキースイッチともいう)が設けられ、操作者の指が入力操作面上の各キースイッチに接触したことを検知して、それぞれのキースイッチに対応する出力情報を電子機器に出力するものがある。従来、このような入力装置では、図5に示すように、操作者の意図していないキースイッチが入力されてしまう誤入力が発生するという問題がある。
図5に示す入力装置は、3つのキースイッチにそれぞれ対応するタッチセンサ101、102、103と、各タッチセンサ101、102、103の静電容量変化を検知する入力情報検出回路106を含むタッチセンサシステムを有している。尚、タッチセンサ101、102、103は、各キースイッチが設けられた入力操作面(図示は省略する)の下部に設けられるものであっても、入力操作面上に設けられるものであってもよい。
図5において、操作者は、タッチセンサ101に相当するキースイッチのみに対する入力操作を行なうことを意図して、その指105を入力操作面上の該当箇所に接触させているものとする。このとき、タッチセンサシステムの感度によっては、指105が近接する他のタッチセンサ(例えば、タッチセンサ102)に対応するキースイッチにも入力操作が有ったと、誤って(すなわち、操作者の意図に反して)みなされる可能性がある。あるいは、操作者が指105を用いて特定のキースイッチの入力を意図しているときに、指105以外の操作者の体の一部(例えば、他の指または掌など)が、異なるキースイッチに実際に接触してしまうことによって、誤入力が発生する場合も考えられる。
従来、このような誤入力を防止するために、入力操作時の操作者の指の位置を想定して、実際に入力操作が行われる可能性の高い順に、予め各キースイッチに対する入力の優先順位を設定し、タッチセンサシステムで複数のキースイッチの入力操作に対応する信号が検知された場合には、最も優先順位の高いキースイッチに対する入力操作のみが行われたものと判別する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−317201号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、通常、操作者が1本の指(例えば、人差し指または親指)を用いて入力操作を行い、正常の操作において、同時に2つ以上のキースイッチに対する入力操作が行われることはないことが前提となっているものである。したがって、この方法が好適に適用されるのは、例えば、リモコンや家電製品の操作パネル等の比較的少数のキースイッチを備える入力装置に対してのみである。
これに対して、比較的多数のキースイッチを備えており、操作者が(通常は両手の)複数本の指を用いて高速に入力操作を行なう場合があることが想定される入力装置(例えば、パーソナルコンピュータ用のキーボード)では、その操作性の観点から、上述したような誤入力を防止可能であることが望まれるとともに、正常の操作において、操作者が、2つ以上のキースイッチに対して意図的に、同時の入力操作を実行することが可能であることも強く望まれるものである。特許文献1に記載されたような方法では、比較的多数のキースイッチを備えた入力装置において、このような操作性を保ちつつ誤入力を防止することはできない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子機器用の入力装置において、誤入力のおそれを無くし、その操作性を向上させることにある。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、または、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)電子機器用の入力装置であって、平坦な入力操作面および該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサを備える操作部と、前記操作部からの前記入力操作の検知情報が入力され、前記入力操作の真偽を判別して真と判別した場合にのみ、前記検知情報に対応する出力情報を前記電子機器に対して出力する制御回路部とを備え、前記制御回路部は、1個または複数の前記検知情報が入力された場合、前記1個または複数の検知情報に対応する座標のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報をもとに、前記検知情報に対応する座標を含む複数の無効化判定領域から、それぞれの無効化判定領域内で定義された入力操作を真とする座標を特定し、特定された前記座標に対して前記検知情報が入力されている場合、該検知情報に対応する座標を含む前記無効化判定領域内の前記座標の群集合のうち、前記入力操作真とする座標として特定された座標以外の座標に対する前記入力操作を偽と判別することを特徴とする入力装置(請求項1)。
ここで、本明細書において、「真」の入力操作とは、入力装置の操作者が意図的に実行した入力操作のことをいい、「偽」の入力操作とは、ユーザーが入力操作面上の特定の位置に対して「真」の入力操作を実行していないにも関わらず、操作部から制御回路部に上記特定の位置の座標に対応する検知情報が入力された場合に、その座標に対応する入力操作をいう。
また、本明細書において「座標」とは、入力装置の入力操作面上において、入力操作の対象となる特定の位置(または範囲)を指定するために使用される任意の情報を言い、入力操作面に沿って設けられる任意の適切な2次元座標から実際に読み取られる値(または、値の範囲)に相当するデータの場合を含むが、それに限定されるものではない。例えば、入力装置の入力操作面上に、それぞれ入力操作の対象となる位置を定義する複数の個別の区画が設けられている場合(典型的には、これらの区画によって、いわゆるキースイッチが定義される場合)、各区画と1対1に対応し、各区画を特定することが可能な任意の情報を、その位置の「座標」というものとする。このような座標には、例えば、各区画に与えられる整数による通し番号、あるいは、各区画に与えられる整数の組み等が含まれる。
本項に記載の入力装置は、1個または複数の検知情報が入力された場合、それらの1個または複数の検知情報に対応する座標のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報をもとに入力操作を真とする座標を特定し、特定された座標に対する検知情報が入力されている間に、その検知情報の座標に対する無効化判定領域内の検知情報に対応する座標の群集合のうち、入力操作が真と特定された座標以外の座標に対する入力操作を偽と判別する制御回路部を備えることによって、偽の入力操作を効果的に判別することが可能となり、静電容量方式のタッチセンサを用いた高感度な入力装置の操作性を向上させることができる。
特に、本項に記載の入力装置では、偽の入力操作を効果的に判別することに加えて、上記構成により、操作者が、2箇所以上の座標に対して意図的に実行した同時の入力操作を「真」と判別することが可能となるため、特に、入力操作面上に入力操作の対象となる座標が比較的多数個設けられており、操作者が、例えば両手の複数本の指を用いて、高速に入力操作を行なう場合があることが想定される入力装置において、その操作性を顕著に向上させるものである。
尚、本項に記載の入力装置において、「偽」の入力操作が発生する主な要因としては、操作者の指等が操作者の入力意図とは関わりなく入力操作面に近接または接触し、その近接または接触がタッチセンサによって検知されることが考えられる。この場合、上記無効化判定領域情報は、例えば、入力に際しての操作者の手、指の典型的な配置等を考慮して設定されるものであってもよい。但し、本発明は、「偽」の入力操作の発生要因によって限定されるものではなく、無効化判定領域情報は、「偽」の入力操作が発生する様々な状況に応じて、適切に設定することができる。
(2)(1)項に記載の入力装置において、前記制御回路部は、入力操作面上の入力操作の対象となる位置の座標に対する前記検知情報の有無を座標毎に記憶するとともに、入力操作の対象となる位置の座標のそれぞれに対して予め用意された前記無効化判定領域情報を記憶する記憶部と、前記検知情報が入力されたことが前記記憶部に記憶されている1個または複数の座標のそれぞれに対して、予め用意された前記無効化判定領域内で入力操作を真とする座標を特定するとともに、該無効化判定領域内の前記検知情報に対応する座標の群集合のうち、前記入力操作が真と特定された座標以外の座標の前記入力操作を偽と判別するデータ処理部とを備えることを特徴とする入力装置(請求項2)。
(3)(2)項に記載の入力装置において、前記データ処理部は、前記検知情報が入力されたことが前記記憶部に記憶されている1個または複数の座標のそれぞれに対して、予め用意された前記無効化判定領域内で、操作者側から見て最も奥側の位置に対応する座標に対する入力操作を真と判別することを特徴とする入力装置(請求項3)。
(4)(2)または(3)項に記載の入力装置において、予め定義された1つまたは複数の特殊位置に対応する座標以外の座標のそれぞれに対して予め用意された前記無効化判定領域は、前記予め定義された1つまたは複数の特殊位置に対応する座標を含まないように定義されることを特徴とする入力装置(請求項4)。
(5)電子機器用の入力装置であって、平坦な入力操作面および該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサを備える操作部と、前記操作部からの前記入力操作の検知情報が入力され、前記入力操作の真偽を判別して真と判別した場合にのみ、前記検知情報に対応する出力情報を前記電子機器に対して出力する制御回路部とを備え、前記制御回路部は、1個または複数の前記検知情報が入力された場合、前記1個または複数の検知情報に対応する座標のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報をもとに、前記検知情報に対応する座標を含む複数の無効化判定領域から、それぞれの無効化判定領域内で定義された入力操作を真とする座標を特定し、特定された前記座標に対して前記検知情報が入力されている場合、該検知情報に対応する座標を含む前記無効化判定領域内の座標の群集合のうち、前記入力操作真とする座標として特定された座標以外の座標に対する前記入力操作について、前記検知情報を出力するための検知感度を低くすることを特徴とする入力装置(請求項5)。
(6)平坦な入力操作面および該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサを備える操作部と、該操作部からの前記入力操作の検知情報が入力される制御回路部とを備える、電子機器用の入力装置のための入力方法であって、前記操作部から入力される前記検知情報に対応する前記入力操作の真偽を判別するステップと、前記入力操作が真と判別された場合にのみ、前記検知情報に対応する出力情報を前記電子機器に対して出力するステップとを含んでおり、前記操作部から入力される前記検知情報に対応する前記入力操作の真偽を判別するステップは、1個または複数の前記検知情報が入力された場合、前記1個または複数の検知情報に対応する座標のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報をもとに、前記検知情報に対応する座標を含む複数の無効化判定領域から、それぞれの無効化判定領域内で定義された入力操作を真とする座標を特定し、特定された前記座標に対して前記検知情報が入力されている場合、該検知情報に対応する座標を含む前記無効化判定領域内の座標の群集合のうち、前記入力操作真とする座標として特定された座標以外の座標に対する前記入力操作を偽と判別する、あるいは、前記座標の群集合のうち、前記入力操作とする座標として特定された座標以外の座標に対する前記入力操作について、前記検知情報を出力するための検知感度を低くすることを含むことを特徴とする入力方法(請求項6)。
本発明はこのように構成したので、静電容量方式のタッチセンサを備えた、電子機器用の入力装置において、誤入力のおそれを無くし、操作性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る入力装置の要部を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置において、無効化判定領域の一例を模式的に示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置の機能及びその入力方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る入力装置の機能及びその入力方法の別の例を示すフローチャートである。 タッチセンサを備える従来の入力装置において、誤入力の発生の態様を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態における入力装置10は、電子機器6用の入力装置であって、平坦な入力操作面(図示は省略する)および入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサ7を備える操作部1と、操作部1からの入力操作の検知情報が入力される制御回路部2とを備えており、この制御回路部2は、後述するように、検知情報が入力された入力操作の真偽を判別して真と判別した場合にのみ、その検知情報に対応する出力情報を電子機器6に対して出力するように構成されている。
ここで、本実施形態における入力装置10では、図2に模式的に示すように、入力操作面14上に、それぞれキースイッチに対応する複数の区画(SW00〜SW34。以下単にキースイッチという)が設けられており、タッチセンサ7は、それぞれのキースイッチSW00〜SW34毎に設けられるものとする。例えば、各タッチセンサ7は、それぞれのキースイッチSW00〜SW34の直下に配置されるように、入力操作面の下部に配置される基板上に設けられるものであってもよい。
入力装置10の操作者は、入力操作面14上の各キースイッチSW00〜SW34を指等により触れることにより、入力操作を実行する。そして、操作部1は、それぞれのキースイッチSW00〜SW34に対する入力操作によって、対応するタッチセンサ7に生じる静電容量の変化を検出して、入力操作の発生を示す検知情報を制御回路部2に出力する入力情報検出回路3を備えている。
したがって、入力装置10の場合、入力操作面14上の入力操作の対象となる位置とは、具体的には、各キースイッチSW00〜SW34を意味するものであり、その座標を特定することは、(例えば、整数の組み00〜34等により)各キースイッチを特定することに相当する。
また、入力装置10は、制御回路部2から、まず、入力操作の発生を検出するキースイッチを指定するための情報が入力情報検出回路3に対して出力され、入力情報検出回路3は、この情報によって指定されたキースイッチに対する検知情報を制御回路部2に出力するものとし、これによって、制御回路部2は、操作部1から入力される検知情報について、その検知情報に対応する入力操作が行われたキースイッチを識別する。但し、本発明に係る入力装置は、操作部1から制御回路部2に入力される検知情報について、制御回路部2が、その検知情報に対応する入力操作が行われた入力操作面上の位置(例えば、その位置に対応するキースイッチ)を識別可能である限り、任意の適切な構成とすることができる。
さらに、入力装置10において、制御回路部2は、その機能ブロックとして、記憶部5及びデータ処理部4を含んでおり、次に、これら各機能ブロックの機能、並びに、本実施形態における入力装置10における入力方法について説明する。
まず、図3のフローチャートに基づく各ステップの説明の前に、入力装置10の記憶部5に記憶されるデータについて説明する。まず、記憶部5には、入力操作面14上の入力操作の対象となる位置の座標に対する検知情報(すなわち、本実施形態の場合、各キースイッチに対する検知情報)の有無が、座標毎に(すなわち、本実施形態の場合、キースイッチ毎に)記憶されている。この態様は、例えば、図3のフローチャートのステップS2、S5にそれぞれ対応する表T2、T4として、模式的に示されている。
例えば、図3のステップS2に対応する表T2では、各キースイッチは(X,Y)の組みで指定され、表T2中の数値1は、対応するキースイッチに対する検知情報が制御回路部2に入力された(すなわち、入力情報検出回路3においてこのキースイッチに対する入力操作が行われたと判別された)ことを示している(以下、キースイッチON状態ともいう)。また、数値0は、対応するキースイッチに対する検出情報が制御回路部2に入力されていない(以下、キースイッチOFF状態ともいう)ことを示す。具体的には、表T2は、座標(1、2)に対するキースイッチ(以下、SW12と記す。他のキースイッチについても同様)及びキースイッチSW23がON状態であり、他のキースイッチがオフ状態である状況が、記憶部5に記憶されていることを示している。
さらに、制御回路部2の記憶部5には、入力操作の対象となる位置の座標(すなわち、本実施形態の場合、各キースイッチ)のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報(その詳細については、後述する)も記憶されている。本実施形態における入力装置10は、後述するように、制御回路部2が、上述したON/OFF状態に単純に基づくのではなく、さらに、無効化判定領域情報に基づいて入力操作の真偽を判別することを主要な特徴とするものである。
ここで、図3に示すフローチャートに示す各ステップについて説明すれば、次の通りである。まず、入力装置10において、データ処理部4は、操作部1からキースイッチに対する検知情報が新たに入力されたか否かを判別し(ステップS1)、入力されていない場合(No)、今回の処理手順は終了する。ステップS1において、キースイッチが検出された(すなわち、キースイッチに対する新たな検知情報が入力された)場合(Yes)、データ処理部4は、該当のキースイッチの状態として記憶部5中の対応する箇所に数値1を格納した後、記憶部5中の表T2に対応するデータ内で、群集合の頂点キーを探索する(ステップS2)。
ここで、図3に示す例では、ステップS1において、キースイッチSW23が検出されたものとする。また、群集合とは、記憶部5中の表T2に対応するデータにおいて、数値1が格納されたキースイッチの集合をいう。そして、特定の無効化判定領域内において、そのキースイッチの対する入力操作が真と判別されるキースイッチを頂点キーといい、群集合の頂点キー探索するステップ(ステップS2)は、言い換えれば、キースイッチSW23を含む複数の無効化判定領域から、記憶部5中の表T2に対応するデータにおいて、頂点キーに対して数値1が格納された無効化判定領域と、その頂点キーを探索するものである。この例では、表T2に示すように、頂点キーとしてキースイッチSW12が検出され、この場合の無効化判定領域Aは、キースイッチSW12、SW21、SW22、SW23を含むものである。このような探索を実施するため、記憶部5には、無効化判定領域情報として、全キースイッチに対して、それぞれのキースイッチに対する無効化判定領域を定義するための情報(例えば、その無効化判定領域に含まれるキースイッチを特定するための情報)が記憶されている。
次いで、データ処理部4は、ステップS2で探索された頂点キーSW12に対する無効化判定領域A内の群集合に、特殊位置に対応するキースイッチが含まれるか否かを判別する(ステップS3)。そして、特殊位置に対応するキースイッチが含まれない場合(No)、データ処理部4は、この無効化判定領域A内の群集合のうち、入力操作が真と判別される頂点キーSW12以外のキースイッチ(この例の場合、キースイッチSW23)に対する入力操作を偽と判別し、該当のキースイッチに対する入力操作を無効とする(ステップS4)。すなわち、データ処理部4は、表T4に示すように、記憶部5のデータ中の入力操作が無効とされたキースイッチ(キースイッチSW23)に対応する箇所に、数値0を格納する。
次いで、データ処理部4は、記憶部5に記憶されている各キースイッチのON/OFF状態に応じて、電子機器6に対する出力情報(キー出力)を出力する(スッテプS5)。この例の場合、ステップS4において、キースイッチS23に対応する入力操作が偽と判別され、記憶部4には、キースイッチS23はOFF状態として記憶されているため、キースイッチS23に対応する出力情報は出力されない。
また、ステップS3において、ステップS2で探索された頂点キーSW12に対する無効化判定領域A内の群集合に、特殊位置に対応するキースイッチが含まれると判別された場合(Yes)、その特殊位置に対応するキースイッチに対する入力操作は、偽と判別されることなく、入力手順は、直接ステップS5に移行する。これは、無効化判定領域の定義の観点から言えば、任意の無効化判定領域は、特殊位置に対応するキースイッチを頂点キーとして含む場合を除いて、特殊位置に対応するキースイッチを含まないように定義されるものである。
このような特殊位置に対応するキースイッチとして定義することが好ましいキースイッチは、例えば入力装置としてパーソナルコンピュータ用のキーボードを想定した場合の、Ctrlキー、Altキー、Shiftキー、Fnキーのように、そのキースイッチと他のキースイッチに対して同時に入力操作を行なうことに対して、何らかの特別な機能が定義されているキースイッチである。
ここで、図2を参照して、無効化判定領域の好ましい例について説明する。図2には、キースイッチSW02を頂点キーとする無効化判定領域15の例が示されており、この無効化判定領域15では、操作者側から見て最も奥にあるキースイッチSW02が頂点キーとして定義され、無効化判定領域15内において、キースイッチSW02に対する入力操作が真と判別されるものである。
このような無効化判定領域15は、一般に、操作者が入力装置10を使用する場合、特に、入力操作面14の操作者側から(例えば、入力操作面14の手前に手首を固定するなどして)両手の複数の指を使用して入力操作を実行する場合に、キースイッチSW02に対して意図的な入力操作を行うことに伴い、キースイッチSW02に対して操作者側に配置されたキースイッチSW11〜SW13、SW21〜SW23、SW31〜SW33等に、誤入力が発生し易いことを考慮して定義されたものである。
また、図3の表T2、T4に示す無効化判定領域Aは、SW12を頂点キーとして、図2に示す無効化判定領域15と同様の技術思想の下に設定されることを想定したものであるが、この無効化判定領域Aの形状が図2に示す無効化判定領域と類似の凸形状をしているのは、単に説明の便宜のためであって、記憶部5中のデータのビット配列のパターンである無効化判定領域Aが、必ずしも入力操作面14上に定義される無効化判定領域15の形状に対応する必要はないことは言うまでもない。
また、図2に示す無効化判定領域15の定義は、好ましい一例を示すものに過ぎず、本発明において、無効化判定領域の形状及び範囲並びに頂点キーの位置等は、誤入力が発生する実際の状況に応じて適切に定義することができる。
以上のように、本実施形態における入力装置10及びその入力方法によれば、偽の入力操作を効果的に判別することが可能となり、静電容量方式のタッチセンサを用いた高感度な入力装置の操作性を向上させることができる。加えて、本実施形態における入力装置10及びその入力方法では、操作者が、2つ以上のキースイッチに対して意図的に実行した同時の入力操作を「真」と判別することが可能となる。例えば、図3の表T2に示した無効化判定領域Aの場合、キースイッチSW23に対する入力操作に対して、キースイッチSW12、SW13、SW14以外のキースイッチがON状態であっても、キースイッチSW23に対する入力操作が偽と判別されることはない。
これによって、特に、入力操作面上に比較的多数のキースイッチが設けられており、操作者が、例えば両手の複数本の指を用いて、高速に入力操作を行なう場合があることが想定される入力装置(例えば、パーソナルコンピュータ用のキーボート)において、その操作性を顕著に向上させるものである。
次に図4を参照して、本実施形態における入力装置10及び入力方法の別の例を説明する。但し、図4に示すフローチャートは、ステップS11、S12、S13、S17、S18については、それぞれ、図3に示すステップS1、S2、S3、S4、S5と同様のものであるため、以下では、重複する説明は適宜省略し、相違点であるステップS14、S15、S16について説明する。
まず、図4に示す各ステップを実行する場合、図1に示す入力装置10における操作部1の入力情報検出回路3は、制御回路部2(例えば、データ処理部4)からの指令にしたがって、入力操作に対応する検出情報を出力するための検知感度を調整可能に構成されているものとする。例えば、入力情報検出回路3は、タッチセンサ7からの検出信号を増幅する増幅手段(図示は省略する)と、増幅後の検出信号を所定の閾値と比較する比較手段(図示は省略する)とを有しており、増幅後の検出信号が所定の閾値以上である場合に、制御回路部2に対して検知情報を出力するものとする。この場合、増幅後の検出信号と所定の閾値のレベルの相対的な関係を変えることにより、入力情報検出回路3の検知感度の高低を調整することができる。例えば、閾値のレベルを一定とし、増幅手段の増幅率を下げるか、あるいは、増幅手段の増幅率は一定として、閾値のレベルを上げることにより、検知感度を低くすることができる。
そして、図4に示すフローチャートでは、ステップS13において、ステップS12で探索された頂点キーSW12に対する無効化判定領域A内の群集合に、特殊位置に対応するキースイッチが含まれないと判別された場合(No)、データ処理部4は、入力情報検出回路3の検知感度を低く設定する(ステップS14)ものである。次いで、入力情報検出回路3は、例えばデータ処理部4からの指令に従って、頂点キーSW12に対する無効化判定領域A内の群集合内の対象キースイッチ(この例の場合、キースイッチSW23)に対して入力操作が行われたか否かを、低く更新された感度で再度判別する(ステップS15)。そして、入力情報検出回路3において、増幅後の検出信号が閾値未満であり(スッテプS16のNo)、したがって、キースイッチSW23の入力操作に対応する検知情報が制御回路部2に再度入力されなかった場合、データ処理部4は、ステップS17において、キースイッチSW12に対応する入力操作を偽と判別する。一方、入力情報検出回路3において、増幅後の検出信号が閾値以上であり(スッテプS16のYes)、したがって、キースイッチSW23の入力操作に対応する検知情報が制御回路部2に再度入力された場合には、入力手順は、キースイッチSW12に対応する入力操作を偽と判別することなく、ステップS18に直接移行する。
このように図4のフローチャートに示す例では、入力情報検出回路3の検知感度を適切に設定することによって、操作者が、2つ以上のキースイッチに対して意図的に実行した同時の入力操作と、誤入力とを、さらに精密に区別することが可能となる。
尚、入力装置10において、制御回路部2は、中央演算処理装置、メモリ、入出力回路等を備えた周知のマイクロコンピュータシステムとして構成されるものであってもよい。その際、制御回路部2がその構成要素として備える記憶部2及びデータ処理部4は、上述したその機能を果たす限り、任意のハードウェアまたはソフトウェア、またはその組み合わせにより実装することができる。
以上、本発明を好ましい実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述した構成に限定されるものではない。例えば、本発明に係る入力装置は、入力操作面上における入力操作の位置を連続的に検知する静電容量方式のタッチセンサを備え、入力操作の対象となる特定の位置(または範囲)は、入力操作面に沿って設けられる任意の適切な2次元座標から実際に読み取られる値(または、値の範囲)に相当するデータによって定義されるものであってもよい。
また、本実施形態では、入力情報検出回路3は、操作部1が備えるものとして説明したが、必ずしも操作部1に備える必要はなく、操作部1の外部に構成されてもよい。
1:操作部、2:制御回路部、3:入力情報検出回路、4:データ処理部、5:記憶部、6:電子機器、7:タッチセンサ、10:入力装置、14:入力操作面、15:無効化判定領域

Claims (6)

  1. 電子機器用の入力装置であって、平坦な入力操作面および該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサを備える操作部と、前記操作部からの前記入力操作の検知情報が入力され、前記入力操作の真偽を判別して真と判別した場合にのみ、前記検知情報に対応する出力情報を前記電子機器に対して出力する制御回路部とを備え、
    前記制御回路部は、1個または複数の前記検知情報が入力された場合、前記1個または複数の検知情報に対応する座標のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報をもとに、前記検知情報に対応する座標を含む複数の無効化判定領域から、それぞれの無効化判定領域内で定義された入力操作を真とする座標を特定し、特定された前記座標に対して前記検知情報が入力されている場合、該検知情報に対応する座標を含む前記無効化判定領域内の前記座標の群集合のうち、前記入力操作真とする座標として特定された座標以外の座標に対する前記入力操作を偽と判別することを特徴とする入力装置。
  2. 前記制御回路部は、入力操作面上の入力操作の対象となる位置の座標に対する前記検知情報の有無を座標毎に記憶するとともに、入力操作の対象となる位置の座標のそれぞれに対して予め用意された前記無効化判定領域情報を記憶する記憶部と、
    前記検知情報が入力されたことが前記記憶部に記憶されている1個または複数の座標のそれぞれに対して、予め用意された前記無効化判定領域内で入力操作を真とする座標を特定するとともに、該無効化判定領域内の前記検知情報に対応する座標の群集合のうち、前記入力操作が真と特定された座標以外の座標の前記入力操作を偽と判別するデータ処理部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記データ処理部は、前記検知情報が入力されたことが前記記憶部に記憶されている1個または複数の座標のそれぞれに対して、予め用意された前記無効化判定領域内で、操作者側から見て最も奥側の位置に対応する座標に対する入力操作を真と判別することを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 予め定義された1つまたは複数の特殊位置に対応する座標以外の座標のそれぞれに対して予め用意された前記無効化判定領域は、前記予め定義された1つまたは複数の特殊位置に対応する座標を含まないように定義されることを特徴とする請求項2または3に記載の入力装置。
  5. 電子機器用の入力装置であって、平坦な入力操作面および該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサを備える操作部と、前記操作部からの前記入力操作の検知情報が入力され、前記入力操作の真偽を判別して真と判別した場合にのみ、前記検知情報に対応する出力情報を前記電子機器に対して出力する制御回路部とを備え、
    前記制御回路部は、1個または複数の前記検知情報が入力された場合、前記1個または複数の検知情報に対応する座標のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報をもとに、前記検知情報に対応する座標を含む複数の無効化判定領域から、それぞれの無効化判定領域内で定義された入力操作を真とする座標を特定し、特定された前記座標に対して前記検知情報が入力されている場合、該検知情報に対応する座標を含む前記無効化判定領域内の座標の群集合のうち、前記入力操作真とする座標として特定された座標以外の座標に対する前記入力操作について、前記検知情報を出力するための検知感度を低くすることを特徴とする入力装置。
  6. 平坦な入力操作面および該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサを備える操作部と、該操作部からの前記入力操作の検知情報が入力される制御回路部とを備える、電子機器用の入力装置のための入力方法であって、
    前記操作部から入力される前記検知情報に対応する前記入力操作の真偽を判別するステップと、前記入力操作が真と判別された場合にのみ、前記検知情報に対応する出力情報を前記電子機器に対して出力するステップとを含んでおり、
    前記操作部から入力される前記検知情報に対応する前記入力操作の真偽を判別するステップは、1個または複数の前記検知情報が入力された場合、前記1個または複数の検知情報に対応する座標のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報をもとに、前記検知情報に対応する座標を含む複数の無効化判定領域から、それぞれの無効化判定領域内で定義された入力操作を真とする座標を特定し、特定された前記座標に対して前記検知情報が入力されている場合、該検知情報に対応する座標を含む前記無効化判定領域内の座標の群集合のうち、前記入力操作真とする座標として特定された座標以外の座標に対する前記入力操作を偽と判別する、あるいは、前記座標の群集合のうち、前記入力操作とする座標として特定された座標以外の座標に対する前記入力操作について、前記検知情報を出力するための検知感度を低くすることを含むことを特徴とする入力方法。
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