JP5532484B2 - 電子機器用の入力装置及び入力方法 - Google Patents
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Description
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、または、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
但し、本発明に係る入力装置は、操作部1から制御回路部2に入力される検知情報について、制御回路部2が、その検知情報に対応する入力操作が行われた入力操作面上の位置(例えば、その位置に対応するキースイッチ)を識別可能である限り、任意の適切な構成とすることができる。
図4において、まず、データ処理部4は、制御回路部2に検知情報が入力された(すなわち、入力情報検出回路3においてタッチセンサ7の検出値が閾値を超えた)頂点キーであって、操作者に対して横方向に隣接する位置関係にある頂点キーが2個以上あるか否かを判別する。このような条件を満たす頂点キーが2個以上ない場合(No)、後述する2キー用タイマーを停止し(ステップS17)、次いで、後述する3キー用タイマーを停止する(ステップS18)。次いで、データ処理部4は、ステップS19において、検知情報が入力された頂点キーが1個あるか否かを判別し、このような頂点キーがある場合(Yes)、その頂点キーに対応する入力操作を真と判別し、(例えば、記憶部5への対応するON状態の保存(図3の表T2、T4参照)等の必要な処理を実行した後)、処理手順は、ステップS11に戻る。また、ステップS19において、検知情報が入力された頂点キーがないと判別された場合(No)、処理手順は、直接、テップS11に戻る。
尚、この例では、ステップS144及びステップS145において、ステップS142に示す監視分類(1)の場合には、頂点キーSW01が真と判別され、頂点キーSW02が監視対象に設定される。また、ステップS142に示す監視分類(2)の場合には、頂点キーSW02が真と判別され、頂点キーSW01が監視対象に設定される。
また、ステップS142における検出値の評価の結果、その検出値比較情報に基づいて真と判別された頂点キーに対しては、記憶部5への対応するON状態の保存(図3の表T2、T4参照)等の必要な処理が実行される。
一方、ステップ143において、ステップS142における検出値の評価の結果や監視分類が前回と同じであると判定された場合(Yes)には、図4に示す元の処理手順に復帰する。
尚、この例では、ステップS164及びステップS165において、監視分類及びそれぞれの監視分類における監視対象は、ステップS162に示す(1)〜(6)の6通りが存在する。
また、ステップS162における検出値の評価の結果、その検出値比較情報に基づいて真と判別された頂点キーに対しては、任意の適切なタイミングで、記憶部5への対応するON状態の保存(図3の表T2、T4参照)等の必要な処理が実行される。
一方、ステップS163において、ステップS162における検出値の評価の結果や監視分類が前回と同じであると判定された場合(Yes)には、図4に示す元の処理手順に復帰する。
図8Eに示す例において、時刻T3から時刻T4より前の期間で3個の頂点キーSW01、SW02、SW03に発生する各検出値の閾値からの差分値の大小関係に変化が生じた場合(図6のステップS163のNo)には、その時刻から再度3キー用タイマーによる計時を開始し、時刻T4から時刻T5より前の期間で2個の頂点キーSW02、SW03に発生する各検出値の閾値からの差分値の大小関係に変化が生じた場合(図5のステップS143のNo)には、その時刻から再度2キー用タイマーによる計時を開始する。
この場合、時刻T4以後の2つの頂点キーSW02、SW03の真偽判別は、図4に示す処理手順のうち、時刻T4以後に最初に実行されるステップS11、S12の判別を経て、ステップS15及びステップS16が実行されることにより、上述したFunction01によって、図8Eに示すように実行される。
これによって、特に、入力操作面上に比較的多数のキースイッチが設けられており、操作者が、例えば両手の複数本の指を用いて、高速に入力操作を行なう場合があることが想定される入力装置(例えば、パーソナルコンピュータ用のキーボート)において、その操作性を顕著に向上させるものである。
尚、入力装置10のこの機能及び入力装置10を用いた入力方法における頂点キー同士の真偽判別方法は、その方法に対応して想定される操作者の動作によって限定されるものではないが、一般的には、隣接する複数のキースイッチに同時に発生した検出値について、操作者が入力を意図するキースイッチの方が、(対応するタッチセンサの近くに指等を配置している可能性が高いため)検出値が大きい可能性が高く、かつ、隣接する複数のキースイッチに同時に発生する検出値に大小の差があっても、ある程度長時間検出値の発生が持続する場合、操作者は、それらの複数のキースイッチに対して意図的に入力操作を実行している可能性が高いという知見に基づき、真の入力操作と偽の入力操作とを適切に判別可能としたものである。
また、入力情報検出回路3は、タッチセンサ7からの検出値を増幅する増幅手段(図示は省略する)と、増幅後の検出値を所定の閾値と比較する比較手段(図示は省略する)とを有し、増幅後の検出値が所定の閾値以上である場合に、制御回路部2に対して検知情報を出力するものであってもよく、その場合、図7C及び図7Dに示すような個別閾値の設定の替りに、個別の増幅率が設定されるものであってもよい。
また、本実施形態では、入力情報検出回路3は、操作部1が備えるものとして説明したが、本発明に係る入力装置は、必ずしも、入力情報検出回路3を操作部1に備える必要はなく、操作部1の外部に構成されていてもよい。
Claims (6)
- 電子機器用の入力装置であって、平坦な入力操作面および該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサを備える操作部と、前記操作部からの前記入力操作の検知情報が入力され、前記入力操作の真偽を判別して真と判別した場合にのみ、前記検知情報に対応する出力情報を前記電子機器に対して出力する制御回路部とを備え、
前記制御回路部は、1個または複数の前記検知情報が入力された場合、前記1個または複数の検知情報に対応する座標のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報をもとに入力操作を真とする座標を特定し、特定された前記座標に対する前記検知情報が入力されている間に、該検知情報の座標に対する前記無効化判定領域内の前記検知情報に対応する座標の群集合のうち、前記入力操作が真と特定された座標以外の座標に対する前記入力操作を偽と判別するとともに、
前記入力操作を真とする座標を特定するときに、複数の前記無効化判定領域内の、操作者側から見て最も奥側の位置に相当する頂点座標に対する前記検知情報が入力され、かつ、前記検知情報が入力された複数の前記頂点座標が隣接して連なる場合は、複数の前記頂点座標の数、複数の前記頂点座標に対応する前記検知情報の検出値比較情報、及び複数の前記頂点座標に対応する前記検知情報の入力持続時間情報をもとに、前記入力操作を真とする前記頂点座標を特定すること特徴とする入力装置。 - 前記制御回路部は、入力操作面上の入力操作の対象となる位置の座標に対する前記検知情報の有無を座標毎に記憶するとともに、入力操作の対象となる位置の座標のそれぞれに対して予め用意された前記無効化判定領域情報を記憶する記憶部と、前記検知情報が入力されたことが前記記憶部に記憶されている1個または複数の座標のそれぞれに対して、予め用意された前記無効化判定領域内で入力操作を真とする座標を特定するとともに、該無効化判定領域内の前記検知情報に対応する座標の群集合のうち、前記入力操作が真と特定された座標以外の座標の前記入力操作を偽と判別するとともに、前記入力操作を真とする座標を特定するときに、複数の前記無効化判定領域内の、操作者側から見て最も奥側の位置に相当する頂点座標に対する前記検知情報が入力され、かつ、前記検知情報が入力された複数の前記頂点座標が隣接して連なる場合は、複数の前記頂点座標の数、複数の前記頂点座標の前記検知情報に対応する検出値比較情報、及び複数の前記頂点座標に対応する前記検知情報の入力持続時間情報をもとに、前記入力操作を真とする前記頂点座標を特定するデータ処理部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
- 前記データ処理部は、前記検出値比較情報をもとに、前記検知情報が入力された3個以下の前記頂点座標のうち、前記検知情報の検出値の評価が最も低い頂点座標を除く残りの頂点座標に対する入力操作を真と判別することを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
- 前記データ処理部は、前記入力持続時間情報をもとに、前記検知情報の検出値の評価が最も低い頂点座標の前記検知情報の入力持続時間が所定時間以上経過した場合、当該頂点座標に対する入力操作を真と判別することを特徴とする請求項3に記載の入力装置
- 予め定義された1つまたは複数の特殊位置に対応する座標以外の座標のそれぞれに対して予め用意された前記無効化判定領域は、前記予め定義された1つまたは複数の特殊位置に対応する座標を含まないように定義されることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の入力装置。
- 平坦な入力操作面および該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサを備える操作部と、該操作部からの前記入力操作の検知情報が入力される制御回路部とを備える、電子機器用の入力装置のための入力方法であって、
前記操作部から入力される前記検知情報に対応する前記入力操作の真偽を判別するステップと、前記入力操作が真と判別された場合にのみ、前記検知情報に対応する出力情報を前記電子機器に対して出力するステップとを含んでおり、
前記操作部から入力される前記検知情報に対応する前記入力操作の真偽を判別するステップは、1個または複数の前記検知情報が入力された場合、前記1個または複数の検知情報に対応する座標のそれぞれに対して予め用意された無効化判定領域情報をもとに入力操作を真とする座標を特定し、特定された前記座標に対する前記検知情報が入力されている間に、該検知情報の座標に対する前記無効化判定領域内の前記検知情報に対応する座標の群集合のうち、前記入力操作が真と特定された座標以外の座標に対する前記入力操作を偽と判別するとともに、
前記入力操作を真とする座標を特定するときに、複数の前記無効化判定領域内の、操作者側から見て最も奥側の位置に相当する頂点座標に対する前記検知情報が入力され、かつ、前記検知情報が入力された複数の前記頂点座標が隣接して連なる場合は、複数の前記頂点座標の数、複数の前記頂点座標に対応する前記検知情報の検出値比較情報、及び複数の前記頂点座標に対応する前記検知情報の入力持続時間情報をもとに、前記入力操作を真とする前記頂点座標を特定することを特徴とする入力方法。
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