JP5963137B2 - 反転運動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技台の盤面に配置された役物を高速で昇降させたり揺動させたりするために適した反転運動機構に関するものである。
パチンコ遊技台の盤面には各種の役物が配置されており、昇降あるいは揺動運動を行うことによって大当たり状態への期待を高めるものがある。
このような可動式の役物は軽量小型であればその駆動は容易であるが、最近では発光装置を搭載するなど重量が増加しており、また大型化する傾向がある。このため遊技盤に組み込める小型のモータによっては低速でしか動かすことができず、興趣に欠けるという問題がある。
そこで特許文献1に示すように低速で上昇させておいた役物を落下させることにより下向きの移動速度を高めた運動機構が提案されている。しかしこの運動機構は重力を利用するものであるため、高速で上昇させることはできなかった。また上下方向の運動に限られており、左右方向に高速移動させることもできなかった。
特開2007−312901号公報
従って本発明の目的は、遊技盤に組み込める小型のモータによって質量の大きい役物を正方向及び逆方向に高速で移動させることができる反転運動機構を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の反転運動機構は、
モータによって正逆両方向に回転できる駆動回転体と、
この駆動回転体と同軸に軸支された揺動部材と、
これらの駆動回転体と揺動部材との間に懸架され、駆動回転体により付勢されるねじりコイルばねと、
揺動部材を所定位置にロックするロック爪と、
前記駆動回転体上に形成されたロック爪の解除手段とからなり、
ねじりコイルばねを付勢した状態でロック爪を解除することにより、揺動部材をねじりコイルばねによって揺動させる
ことを特徴とするものである。
なお請求項2のように、前記ロック爪の解除手段をカムとすることが好ましい。
本発明の反転運動機構は、揺動部材をロック爪によってロックした状態でモータによって駆動回転体を低速で回転させ、ねじりコイルばねに弾性エネルギを徐々に蓄積したうえ、駆動回転体上に形成されたロック爪の解除手段によってロック爪を解除することにより、揺動部材をねじりコイルばねによって揺動させる。ねじりコイルばねの能力を適切に設定しておけば、質量の大きい揺動部材をも高速で動かすことができる。またその動作は正方向と逆方向に交互に行わせることができる。
本発明の実施形態を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態を示す背面斜視図である。 内部構造を示す分解斜視図である。 初期状態を示す作動説明図である。 回転駆動体の回転開始状態を示す作動説明図である。 ねじりコイルばねを付勢した状態を示す作動説明図である。 ロック爪を外した瞬間を示す作動説明図である。 揺動部材の揺動途中の状態を示す作動説明図である。 揺動部材が反転位置に達した状態を示す作動説明図である。 逆転開始状態を示す作動説明図である。 ロック爪を外した瞬間を示す作動説明図である。 揺動部材が反転中の状態を示す作動説明図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1、図2は本発明の実施形態を示す全体斜視図であり、1はケース、2は基部をケース1の内部に軸支された揺動部材である。ケース1の開口部の両側にはストッパ3,3が形成され、揺動部材2の揺動角度を規制している。揺動部材2はそれ自体の装飾を付して役物として使用することができ、あるいは他の役物の駆動用レバーとして使用することもできる。また、揺動部材2はレバー形状に限定されず、ギヤやプーリー等であってもよい。
図3に示されるように、揺動部材2の基部は軸4によってケース2に揺動自在に軸支されているが、この軸4と同軸上に駆動回転体5も軸支されている。この実施形態では駆動回転体5は歯車6を備え、モータ7、中間歯車8によって正逆両方向に回転できるようになっている。
この駆動回転体5と揺動部材2との間には、ねじりコイルばね9が懸架されている。このねじりコイルばね9は揺動部材2の円筒軸10に回転可能に支持されており、外側に突出した2つの端部11、12を備えている。そして揺動部材2の基部にはこれらの端部11、12の間に延びる突片13が突設されている。また、駆動回転体5にもこれらの端部11、12の間に延びる駆動用突片14が突設されている。ねじりコイルばね9はこれらの突片13と駆動用突片14とによって作動するが、その作動手順については後述する。
揺動部材2の基部の外周は円弧状の突出部15を備え、その両側に段状の係合部16、16が形成されている。17はその近傍に設けられたロック爪である。このロック爪17は軸18を中心として揺動するもので、ばね19によって突出部13の方向に付勢されているが、ロック爪17の解除手段によって後退させることができる。本発明ではロック爪の解除手段は駆動回転体5に形成されたカム20であり、以下に説明するように駆動回転体5が所定角度まで回転したときにロック爪17を係合部16から解除できる構造となっている。
なお、21は駆動回転体5の回転角度を検出するためのフォトセンサである。
次に本発明の反転運動機構の動きについて説明する。
先ず図4のようにロック爪17を揺動部材2の係合部16に係合させ、揺動部材2をストッパ3に当てた初期位置にロックする。このときねじりコイルばね9の端部11は駆動回転体5の駆動用突片14の左端に接しており、他方の端部12は揺動部材2の突片13の右端に接している。
図4の状態からモータ7により駆動回転体5を時計方向に回転させると、図5のように駆動用突片14がねじりコイルばね9の端部12を右方向に移動させる。ねじりコイルばね9の端部11は揺動部材2の突出部13に当るが、揺動部材2はロックされているため動かない。この状態からさらに図6のように駆動回転体5を回転させ、ねじりコイルばね9を押し広げて十分に弾性エネルギを蓄積する。なおこの動作は時間を掛けて行えばよいため、モータ7が小型であっても支障なく行うことができる。
駆動回転体5が図7の位置まで回転すると、駆動回転体5に形成されたカム20の片側の斜面がロック爪17を下方に押し下げ、ロックを外す。上記のようにねじりコイルばね9の端部11は揺動部材2の突出部13に当っており、ねじりコイルばね9には端部11、12を近付ける方向に付勢されているため、揺動部材2は図8のように急速に時計方向に揺動し、右側のストッパ3に当る図9の反転位置で停止する。このように、ロック爪7が外れた瞬間に揺動部材2はねじりコイルばね9に蓄積された弾性エネルギによって瞬時に揺動するため、パチンコ台の盤面に適用すれば役物を高速移動させることができる。
その後、図9のようにロック爪17を反対側の係合部16に係合させて揺動部材2を反転位置にロックしたうえ、モータ7を反転させて駆動回転体5を逆方向に回転させれば、図10のように駆動用突片14がねじりコイルばね9の端部11を反時計方向に動かし、コイルばね9の端部12は揺動部材2の突出部13に当った位置に停止し、図11のように再びコイルばね9に弾性エネルギが蓄積される。
図11の位置まで駆動回転体5が回転すると、駆動回転体5に形成されたカム20の反対側の斜面によってロック爪17が解除される。その瞬間、揺動部材2は図11の反転位置から図12に示すように左方向に高速移動し、図4に示した初期位置まで瞬時に復帰する。このようにして本発明の反転運動機構は、質量の大きい揺動部材2をも高速で正方向及び逆方向に揺動させることができる。
以上に説明したように、本発明によれば、遊技盤に組み込める小型のモータ7によって質量の大きい役物を正方向や逆方向に高速で移動させることができる利点がある。
1 ケース
2 揺動部材
3 ストッパ
4 軸
5 駆動回転体
6 歯車
7 モータ
8 中間歯車
9 ねじりコイルばね
10 円筒軸
11 端部
12 端部
13 突片
14 駆動用突片
15 突出部
16 係合部
17 ロック爪
18 軸
19 ばね
20 カム
21 フォトセンサ

Claims (2)

  1. モータによって正逆両方向に回転できる駆動回転体と、
    この駆動回転体と同軸に軸支された揺動部材と、
    これらの駆動回転体と揺動部材との間に懸架され、駆動回転体により付勢されるねじりコイルばねと、
    揺動部材を所定位置にロックするロック爪と、
    前記駆動回転体上に形成されたロック爪の解除手段とからなり、
    ねじりコイルばねを付勢した状態でロック爪を解除することにより、揺動部材をねじりコイルばねによって揺動させることを特徴とする反転運動機構。
  2. 前記ロック爪の解除手段が、カムであることを特徴とする請求項1記載の反転運動機構。
JP2012205488A 2012-09-19 2012-09-19 反転運動機構 Active JP5963137B2 (ja)

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