JP2008183030A - 弾球遊技機の演出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの一方向への回転によって揺動体をスムーズに揺動動作することができる弾球遊技機の演出装置を提供する。
【解決手段】揺動ユニット18は、駆動突起28aを有する駆動体28と、裏面にカム状突部32を有する揺動アーム19と、カム状突部32を駆動突起28aに圧接させるコイルばね30とを備えており、カム状突部32の外表面は上流側32aを下流側32bに比べて緩やかな傾斜面としてある。そして、第2のモータ26を駆動源として駆動体28を一方向へ回転したとき、駆動突起28aがカム状突部32の外表面を上流側32aから下流側32bに向かって摺動することにより、駆動体28の回転動作を揺動アーム19の揺動動作に変換し、この揺動アーム19の揺動動作に伴って可動役物10の弾性変形部16aを遊技盤3の前後方向へ弾性変形するようにした。
【選択図】図14

Description

本発明は、可動役物を含む弾球遊技機の演出装置に係り、特に、遊技盤の盤面と直交方向へ運動可能な可動部を有する役物を含む弾球遊技機の演出装置に関するものである。
パチンコ機などの弾球遊技機においては、遊技者の興趣を惹くような趣向を凝らすために、遊技盤の中央部にLCD等の画像表示画面を配置すると共に、画像表示画面の近傍に可動役物を配置して遊技の演出を行うようにした中央役物装置が広く採用されている。可動役物はモータを駆動源として種々の運動を行うようになっており、その一例として、可動アームを画像表示画面の前方で左右方向に揺動させるようにした可動役物が従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された可動役物では、L字状に形成された可動アームの揺動軸を遊技盤の前方に直交方向へ突出させると共に、この揺動軸を複数の歯車列を介して遊技盤の裏面側に配設したモータの回転軸に連結し、モータを正転方向と逆転方向へ所定の角度範囲内で回転制御することにより、可動アームが揺動軸を支点として遊技盤の盤面に平行な面内に沿って揺動するようなっている。可動アームの先端側には装飾体が固着されており、この装飾体が可動アームの揺動運動に伴って画像表示画面の前方で左右方向へ往復移動するため、画像表示画面の表示内容と可動アームの動きを関連させることによって遊技の演出効果を高めることができる。
特開2003−190401号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来例では、モータを正逆両方向へ回転制御することで可動アームの揺動範囲を所定角度内に規定するようになっているため、モータの回転方向と回転量を制御するのに必要な回路設計が面倒になるという問題があった。また、モータが所定角度内で正転と逆転を繰り返すため、モータと可動アームとの間に介設された歯車列のギヤどうしが局部的に摩耗するという問題もあった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、モータの一方向への回転によって揺動体をスムーズに揺動動作することができる弾球遊技機の演出装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明による弾球遊技機の演出装置は、支点を中心に揺動可能に支持された揺動体と、この揺動体を揺動動作する回転体と、この回転体を一方向に回転駆動するモータとを備え、前記揺動体に前記回転体の回転動作を該揺動体の揺動動作に変換するカム状突部を設けると共に、前記回転体に前記カム状突部の外表面を上流側から下流側に向けて摺動する駆動突起を設け、前記カム状突部の上流側を下流側に比べて緩やかな傾斜面にした。
このように構成された弾球遊技機の演出装置では、モータを駆動源として回転体が一方向へ回転動作すると、駆動突起がカム状突部の上流側から下流側に向かって回転摺動して揺動体を押圧するため、回転体の回転動作が駆動突起とカム状突部の摺動によって揺動体の揺動動作に変換される。その際、カム状突部の上流側が下流側に比べて緩やかな傾斜面になっているため、駆動突起がカム状突部を押圧し始めるときに必要なトルクは小さくて済み、小型のモータを正逆いずれか一方向へ回転することによって揺動体をスムーズに揺動動作することができる。
上記の構成において、駆動突起の数は特に限定されないが、複数の駆動突起が回転体の回転方向に沿って所定間隔を存して設けてあると、回転体の1回転中に複数の駆動突起がカム状突部を順次押圧するため、回転体の1回転で揺動体を複数回小刻みに揺動動作させることができる。
また、上記の構成において、揺動体を遊技盤の盤面と平行な面内で左右方向へ揺動させることも可能であるが、揺動体が遊技盤の盤面と直交する平面に沿って前後方向へ揺動可能に支持されると共に、遊技盤に弾性変形部を有する可動役物が配設されており、この弾性変形部を揺動体の揺動動作によって弾性変形させるようにすると、可動役物の弾性変形部を部分的に前後方向へ揺動させて遊技の演出効果を高めることができる。
本発明による弾球遊技機の演出装置は、駆動突起を有する回転体がモータを駆動源として一方向へ回転動作すると、駆動突起がカム状突部の外表面を回転摺動して揺動体を押圧するため、揺動体を支点を中心に揺動動作させることができると共に、カム状突部の上流側が下流側に比べて緩やかな傾斜面になっているため、駆動突起がカム状突部を押圧し始めるときに必要なトルクを低減することができ、それゆえ小型のモータを正逆いずれか一方向へ回転することによって揺動体をスムーズに揺動動作することができる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る弾球遊技機の斜視図、図2は弾球遊技機の遊技盤を示す正面図、図3は遊技盤に配設された中央役物装置の正面図、図4は中央役物装置の斜視図、図5は中央役物装置の背面図、図6は中央役物装置に配設された可動役物の動作状態を示す正面図、図7は可動役物の正面図、図8は図7のA−A線に沿う断面図、図9は可動役物に設けられた複合可動部の内部構造を示す説明図、図10は複合可動部の駆動機構を示す斜視図、図11は可動役物を揺動動作する揺動ユニットの斜視図、図12は揺動ユニットの動作説明図、図13は揺動ユニットに設けられた揺動アームを裏面側から見て示す斜視図、図14は揺動アームと駆動体を裏面側から見て示す斜視図、図15は揺動アームのカム状突部と駆動体の駆動突起との当接部分を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態例に係る弾球遊技機は、遊技場の島設備に設置される機枠1と、機枠1の一側部に回動可能に支持された前面枠2と、前面枠2の内方に収納された後述する遊技盤3と、前面枠2の一側部に回動可能に支持されたガラス扉4と、前面枠2の下方に配設された発射ハンドル5等を具備している。
図2に示すように、前記遊技盤3はガイドレール6等で囲まれた遊技領域7を有しており、この遊技領域7に向けて発射ハンドル5から遊技球が発射されるようになっている。遊技領域7の中央部上方には中央役物装置8が配設されており、この中央役物装置8には画像表示画面である液晶パネル(LCD)9や後述する可動役物10等が配設されている。また、遊技領域7の中央部下方には、可動片を有する始動入賞口11や開閉扉を有する大入賞口12や複数の一般入賞口13等が配設されており、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球は遊技領域7の最下端部に設けられたアウト口14から遊技盤3の裏面側に排出されるようになっている。
図3〜図6に示すように、前記中央役物装置8は合成樹脂によって成形された装飾ケース15を備えており、この装飾ケース15の中央部には比較的大きめな略方形状の開口15aが設けられている。図3〜図6では図示省略されているが、液晶パネル9は開口15aを塞ぐように装飾ケース15の裏面側に配設されており、この液晶パネル9には遊技の演出を行うための種々の画像が表示されるようになっている。
可動役物10は開口15aの右側縁と装飾ケース15の外縁部との間のスペース内に配置されており、図7と図8に示すように、この可動役物10は人物を模した役物本体16とガトリング砲を模した複合可動部17とによって構成されている。役物本体16の大部分は合成樹脂によって成形されているが、胸部はシリコンゴム等の弾性材料で形成された弾性変形部16aとなっている。この弾性変形部16aの背後には揺動ユニット18の揺動アーム19が配設されており、後述するように、弾性変形部16aは揺動アーム19の揺動動作によって弾性変形されるようになっている。また、役物本体16の両腕部16bは複数の部位が回動可能に連結された関節構造となっている。
複合可動部17は、中空構造の揺動ベース20aを有する揺動体20と、揺動ベース20aに回転可能に支持された回転体21とによって構成されており、前述した役物本体16の両腕部16bの先端は揺動ベース20aに連結されている。回転体21は砲身を模すように円柱状に形成されており、図9と図10に示すように、この回転体21の回転軸である回転シャフト21aにはベベルギヤ21bが固着されている。揺動体20には揺動ベース20aの背面から突出する中空軸20bが設けられており、この中空軸20bと回転シャフト21aの延出方向は互いに直交している。中空軸20bは可動役物10を貫通して装飾ケース15の裏面側に達しており、その先端部には外周面に扇形ギヤ20cを有する拡径部20dが設けられている。扇形ギヤ20cには第1の歯車列22の最終段ギヤ22aが噛合しており、第1の歯車列22の最初段ギヤは第1のモータ23の回転軸に固着されている。したがって、第1のモータ23を正逆両方向へ回転制御すると、その回転が第1の歯車列22から扇形ギヤ20cを介して揺動体20に伝達されるため、揺動体20は中空軸20bを揺動中心として役物本体16の前方で回転駆動されることになる。すなわち、揺動体20と回転体21を含む複合可動部17の全体は、第1のモータ23を駆動源として液晶パネル9のパネル面に平行な面内を揺動可能であり、図9の破線で示す待機位置と実線で示す動作位置との間を往復移動する。
前記揺動体20の中空軸20bには駆動シャフト24が挿通されており、この駆動シャフト24の両端にはベベルギヤ24aと平形ギヤ24bがそれぞれ固着されている。駆動シャフト24側のベベルギヤ24aと回転体21側のベベルギヤ21bは揺動ベース20aの内部で噛合しており、これらベベルギヤ24a,21bを介して駆動シャフト24の回転が回転体21に伝達されるようになっている。また、駆動シャフト24の平形ギヤ24bには第2の歯車列25の最終段ギヤ25aが噛合しており、第2の歯車列25の最初段ギヤは第2のモータ26の回転軸に固着されている。この第2のモータ26は正逆いずれか一方向のみに回転駆動されるものであり、第2のモータ26の回転は第2の歯車列25から駆動シャフト24を介して回転体21に伝達される。ここで、駆動シャフト24は揺動体20の中空軸20bの内部に挿通されており、揺動体20は駆動シャフト24を揺動中心軸として待機位置と動作位置の間を揺動するため、回転体21を揺動体20の揺動位置に拘わらず回転動作させることができる。
図5に示すように、前述した第1および第2のモータ23,26や第1および第2の歯車列22,25は装飾ケース15の裏面側に配設されており、駆動シャフト24の平形ギヤ24bには第3の歯車列27の最初段ギヤが噛合している。この第3の歯車列27の最終段ギヤ27aは揺動ユニット18の構成部材である駆動体28の裏面に固着されており、第2のモータ26の回転が第2の歯車列25から第3の歯車列27を経て駆動体28に伝達されるようになっている。
図11と図12に示すように、前記揺動ユニット18は、装飾ケース15にねじ止め等の手段を用いて取り付けられた支持体29と、この支持体29に回転可能に軸支された揺動アーム19と、この揺動アーム19の裏面側に配置された駆動体28と、揺動アーム19を駆動体28に向けて弾性付勢するコイルばね30とによって構成されている。揺動アーム19の一端部には軸孔19aが設けられており、この軸孔19aと支持体29に連結ピン31を挿入することにより、揺動アーム19は連結ピン31を揺動中心軸として遊技盤3の前後方向へ揺動可能となっている。また、揺動アーム19には軸孔19aの近傍にばね掛部19bが形成されており、ばね部材であるコイルばね30の両端は支持体29とばね掛部19bとに掛止めされている。さらに、揺動アーム19の軸孔19aと反対側の端部には一対の円柱状の押圧部19cが立設されており、これら押圧部19cの先端は半球面に形成されている。図8に示すように、揺動アーム19は役物本体16と装飾ケース15との間に配設されており、両押圧部19cは役物本体16の内部に挿入されて弾性変形部16aと対向している。
図13と図14に示すように、揺動アーム19の裏面にはカム状突部32が設けられており、駆動体28にはカム状突部32の外表面を摺動する複数の駆動突起28aが設けられている。各駆動突起28aは駆動体28の回転方向に沿って等間隔を存して配置されており、本実施形態例の場合は4つの駆動突起28aが駆動体28の回転方向に沿って90度おきに配置されている。したがって、第2のモータ26を駆動源として駆動体28が一方向(図11の矢印方向)へ回転すると、駆動体28の1回転中に4つの駆動突起28aがカム状突部32の外表面を上流側から下流側に向けて順次摺動し、それに伴って揺動アーム19が遊技盤3の前後方向へ小刻みに揺動動作する。すなわち、1つの駆動突起28aがカム状突部32の外表面を上流側から中央部に向かって摺動する過程で、揺動アーム19はコイルばね30の弾性付勢力に抗して前方へ押圧され、この駆動突起28aがカム状突部32の中央部を通過して下流側に向かう過程で、揺動アーム19はコイルばね30の弾性付勢力を受けて後方へ揺動復帰するため、かかる動作を複数の駆動突起28aが繰り返すことによって揺動アーム19は前後方向へ小刻みに揺動動作する。
このように駆動突起28aがカム状突部32の外表面を上流側から下流側に向けて摺動することにより、駆動体28の回転動作が駆動突起28aとカム状突部32の摺動部分で揺動アーム19の揺動動作に変換されるが、図15に示すように、カム状突部32の外表面は上流側32aが下流側32bに比べて緩やかな傾斜面となるように設定されている。これにより駆動突起28aがカム状突部32を押圧し始めるときに必要とされるトルクを低減でき、安価で小型の第2のモータ26を駆動源として用いても揺動アーム19をスムーズに揺動動作することができる。また、コイルばね30の弾性付勢力によってカム状突部32を駆動突起28aに圧接させているため、揺動アーム19を軽量化しても確実な揺動動作を実現できると共に、遊技者が遊技盤3を叩くなどして大きな衝撃力が発生したとしても、その衝撃力で揺動アーム19が不用意に揺動してしまうことを防止できる。
本実施形態例に係る弾球遊技機の演出装置においては、遊技球が始動入賞口11に入賞したとき、図示せぬ制御部に記憶された乱数発生器等によって大当たりの抽選を行い、その抽選結果に基づいて第1および第2のモータ23,26を始動して可動役物10を動作させることにより、液晶パネル9の表示内容と可動役物10の動きを関連付けて遊技の演出効果が高められるようになっている。この場合、まず第1のモータ23を始動して一方向へ回転させると、その回転が第1の歯車列22から扇形ギヤ20cを介して揺動体20に伝達されるため、揺動体20が中空軸20bを揺動中心として役物本体16の前方で回転する。これにより、揺動体20と回転体21を含む複合可動部17全体が図3の待機位置から矢印Pへ揺動回転して図6の動作位置まで移動し、関節構造となっている役物本体16の両腕部16bも揺動体20の動きに連動して回動変位する。
複合可動部17が図6の動作位置まで移動した時点で第1のモータ23を停止すると、回転体21は揺動体20から液晶パネル9の中央部に向かって突出した状態に維持される。この状態で第2のモータ26を始動して一方向へ回転させると、その回転が第2の歯車列25から駆動シャフト24を介して回転体21に伝達されるため、回転体21が液晶パネル9の前方で連続的に回転動作する。また、第2のモータ26の回転は第2の歯車列25から第3の歯車列27を経て揺動ユニット18の駆動体28にも伝達されるため、駆動体28が第2のモータ26を駆動源として図11の矢印方向へ連続的に回転し始め、駆動体28の各駆動突起28aが揺動アーム19のカム状突部32の外表面を上流側から下流側に向けて順次摺動する。その際、駆動突起28aがカム状突部32の外表面を上流側から中央部に向かって摺動する過程で、揺動アーム19はコイルばね30の弾性付勢力に抗して前方へ押圧され、駆動突起28aがカム状突部32の中央部を通過して下流側に向かう過程で、揺動アーム19がコイルばね30の弾性付勢力を受けて後方へ揺動復帰するため、駆動体28の連続的な回転に伴って揺動アーム19が遊技盤3の前後方向へ小刻みに揺動動作し、役物本体16の弾性変形部16aが揺動アーム19に立設された押圧部19cによって弾性変形される。このように複合可動部17が図6の動作位置にあるときに、回転体21を連続回転させながら役物本体16の弾性変形部16aが小刻みに弾性変形するため、可動役物10によってガトリング砲を抱えた人物が砲身を回転させながら連射している様子を表現することができる。
また、第2のモータ26の回転を停止した後に、第1のモータ23を上記と逆方向へ回転させると、複合可動部17が図6の動作位置から矢印Qへ揺動回転して図3の待機位置へ復帰する。この場合も、第2のモータ26の回転が第1の歯車列22から扇形ギヤ20cを介して揺動体20に伝達されるため、揺動体20は中空軸20bを揺動中心として役物本体16の前方で回転する。
このように構成された本実施形態例に係る弾球遊技機の演出装置においては、揺動アーム19の裏面に駆動体28の回転動作を揺動アーム19の揺動動作に変換するカム状突部32を設けてあり、第2のモータ26を駆動源として駆動体28が一方向へ回転すると、駆動体28に設けた駆動突起28aがカム状突部32の外表面を摺動して揺動アーム19を押圧するようになっているため、揺動アーム19を遊技盤3の前後方向へ揺動動作させることができると共に、カム状突部32の外表面を上流側32aが下流側32bに比べて緩やかな傾斜面としているため、駆動突起28aがカム状突部32を押圧し始めるときに必要とされるトルクを低減できる。したがって、安価で小型の第2のモータ26を駆動源として用いて揺動アーム19をスムーズに揺動動作することができると共に、第2のモータ26と駆動体28との間に介設された第2および第3の歯車列25,27のギヤどうしが局部的に摩耗することを防止できる。
また、駆動体28にその回転方向へ所定間隔を存して複数の駆動突起28aを設け、揺動アーム19のカム状突部32をこれら駆動突起28aに圧接させているため、駆動体28の1回転で揺動アーム19を複数回揺動させることができ、揺動アーム19を遊技盤3の前後方向へ小刻みに揺動動作させることができる。さらに、揺動アーム19に押圧部19cを立設し、この押圧部19cの球面状に形成した先端を役物本体16の弾性変形部16aの裏面に対向させることにより、弾性変形部16aを揺動アーム19の揺動動作に伴って弾性変形するようにしたので、弾性変形部16aの損傷を抑制することができる。
なお、上記実施形態例では、駆動体28に4つの駆動突起28aを90度おきに設けた場合について説明したが、例えば3つの駆動突起28aを120度おきに配設する等、駆動突起28aの数は必要に応じて適宜増減することが可能である。
本発明の実施形態例に係る弾球遊技機の斜視図である。 弾球遊技機の遊技盤を示す正面図である。 遊技盤に配設された中央役物装置の正面図である。 中央役物装置の斜視図である。 中央役物装置の背面図である。 中央役物装置に配設された可動役物の動作状態を示す正面図である。 可動役物の正面図である。 図7のA−A線に沿う断面図である。 可動役物に設けられた複合可動部の内部構造を示す説明図である。 複合可動部の駆動機構を示す斜視図である。 可動役物を揺動動作する揺動ユニットの斜視図である。 揺動ユニットの動作説明図である。 揺動ユニットに設けられた揺動アームを裏面側から見て示す斜視図である。 揺動アームと駆動体を裏面側から見て示す斜視図である。 揺動アームのカム状突部と駆動体の駆動突起との当接部分を示す説明図である。
符号の説明
3 遊技盤
7 遊技領域
8 中央役物装置
9 液晶パネル
10 可動役物
15 装飾ケース
15a 開口
16 役物本体
16a 弾性変形部
17 複合可動部
18 揺動ユニット
19 揺動アーム
19a 軸孔
19b ばね掛部
19c 押圧部19c
22 第1の歯車列
23 第1のモータ
25 第2の歯車列
26 第2のモータ
27 第3の歯車列
28 駆動体
28a 駆動突起
29 支持体
30 コイルばね
31 連結ピン
32 カム状突部
32a 上流側
32b 下流側

Claims (3)

  1. 支点を中心に揺動可能に支持された揺動体と、この揺動体を揺動動作する回転体と、この回転体を一方向に回転駆動するモータとを備え、
    前記揺動体に前記回転体の回転動作を該揺動体の揺動動作に変換するカム状突部を設けると共に、前記回転体に前記カム状突部の外表面を上流側から下流側に向けて摺動する駆動突起を設け、前記カム状突部の上流側を下流側に比べて緩やかな傾斜面にしたことを特徴とする弾球遊技機の演出装置。
  2. 請求項1の記載において、前記回転体に前記駆動突起を回転方向へ所定間隔を存して複数設けたことを特徴とする弾球遊技機の演出装置。
  3. 請求項1または2の記載において、前記揺動体が遊技盤の盤面と直交する平面に沿って前後方向へ揺動可能に支持されると共に、前記遊技盤に弾性変形部を有する役物が配設されており、この弾性変形部を前記揺動体の揺動動作によって弾性変形させるようにしたことを特徴とする弾球遊技機の演出装置。
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