JP5962632B2 - 回転電機のロータ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車両や電気自動車等の車両等に搭載されて電動機や発電機として用いられる回転電機のロータ及びその製造方法に関する。
従来、車両等に搭載されて使用される回転電機として、ロータの内部に永久磁石を埋め込んだ構造をもつ回転界磁形式の同期モータ(以下、「IPMモータ」という。)が知られている。このIPMモータは、ロータの磁化によるリラクタンストルクと永久磁石の磁化によるトルクの両方を利用することができるので高効率であることから、ハイブリッド車両や電気自動車等に好適に採用されている。
このようなIPMモータは、ステータと、ステータと径方向に対向配置されるロータとを備えている。そして、ロータとして、2個で対をなしステータ側に向かうにつれて対向間距離が大きくなるようにV字状に配置された複数対の磁石収容孔を有するロータコアと、V字状に配置された対をなす磁石収容孔に収容されてそれぞれ一つの磁極を形成する複数対の磁石とを備えたものが知られている。この場合、V字状に配置された一対の磁石収容孔の間には、径方向に延びる中央ブリッジが形成されている。
そして、中央ブリッジからの漏れ磁束を制御するには、例えば特許文献1に開示されているように、永久磁石の両端(磁気的凸部)に磁気的空隙部として設けられる反磁極中心側の第1バリア及び磁極中心側の第2バリアを工夫することが一般的である。また、特許文献1には、磁石収容孔に収容された永久磁石の外周側側面とロータコアとの間に形成される隙間に関して、永久磁石の周方向中央部の隙間よりも周方向両端部の隙間を広くすることが開示されている。これにより、ロータコアに局部的に過大な応力が生じることを抑制することが可能とされる。さらに、特許文献1には、永久磁石の第1バリア側側面及び第2バリア側側面のそれぞれの内周側端部を一対の保持部で保持する構造が開示されている。
また、近年では、特許文献2に開示されているように、対をなす磁石収容孔のそれぞれの磁極中心側端部から内周側に大きく広がる磁気的空隙部としての第2バリアを設けて、内周側への磁束漏れを防ぐ技術が提案されている。この特許文献2には、特許文献1と同様に、永久磁石の第1バリア側側面及び第2バリア側側面のそれぞれの内周側端部を一対の保持部で保持する構造が開示されている。そして、永久磁石の第2バリア側側面を保持する保持部の根元部に所定長さの空隙部を設けることによって、回転電機の作動効率を向上させることが開示されている。
特開2006−311730号公報 特開2011−211860号公報
ところで、上記のIPMモータは、運転開始によりロータが回転すると永久磁石が発熱し、ロータコアが高温に加熱されることから、運転の開始と停止を繰り返すことによって、ロータコアに熱応力が繰り返し作用することとなる。特許文献1及び特許文献2に開示されたロータでは、永久磁石の周方向両側に設けられた一対の保持部で、永久磁石の第1バリア側側面及び第2バリア側側面のそれぞれの内周側端部を保持するようにしていることから、一対の保持部には熱応力による過大な負荷が掛かってしまい、強度的に問題がある。
また、特許文献1に開示されたロータの場合には、永久磁石の外周側側面とロータコアとの間に形成される隙間に関して、永久磁石の周方向中央部の隙間よりも周方向両端部の隙間の方が広くされている。そのため、中央ブリッジからの磁束漏れによりロータ内で完結する磁束ループと、外部ステータからの励磁により磁極間ブリッジ側を通る磁束に、特に減磁が起こり易い。
これに対して、特許文献2に開示されたロータの場合には、永久磁石の第2バリア側側面を保持する保持部の根元部に空隙部が設けられていることから、特に、永久磁石の第2バリア側側面と内周側側面とが交わる角部で大きな磁石磁界の妨げが起こり、結局減磁が起こることとなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、十分な強度を確保しつつ、対減磁性能を向上し得るようにした回転電機のロータ及びその製造方法を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、2個で対をなし外周側に向かうにつれて対向間距離が大きくなるようにV字状に配置された複数対の磁石収容孔(22)を有するロータコア(21)と、V字状に配置され対をなす前記磁石収容孔に収容されてそれぞれ一つの磁極を形成する複数対の永久磁石(23)と、を備えた回転電機のロータにおいて、前記ロータコアは、対をなす前記磁石収容孔のそれぞれの反磁極中心側端部から周方向外側に広がる第1バリア(24)と、対をなす前記磁石収容孔のそれぞれの磁極中心側端部から内周側に広がる第2バリア(25)と、対をなす前記第2バリアの間に形成された径方向に延びる中央ブリッジ(26)と、前記永久磁石の第1バリア側側面(23a)の内周側端部を保持する第1保持部(27)と、前記中央ブリッジから突出して前記永久磁石の第2バリア側側面(23b)を保持する第2保持部(29)と、を有し、前記磁石収容孔の外周側壁面(22a)の前記第2バリア側端部は、前記永久磁石の平面状に形成された外周側側面(23c)と平行な平面に形成されているとともに、前記磁石収容孔の内周側壁面(22b)の前記第2バリア側端部は、前記永久磁石の平面状に形成された内周側側面(23d)と平行な平面に形成され、前記中央ブリッジは、内周側端部から前記第2保持部までの長さ(A)が外周側端部から前記第2保持部までの長さ(B)よりも長くされ、前記中央ブリッジから突出する前記第2保持部の先端は、前記永久磁石の第2バリア側側面の径方向中央から内周側へ寄った位置に当接し、前記第2保持部の中心線(L1)と磁極中心線(C1)とのなす角度αは、鋭角であり、且つ前記永久磁石の配向方向に垂直な垂線(L2)と前記磁極中心線とのなす角度βよりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、ロータコアは、磁石収容孔に収容された永久磁石の第1バリア側側面の内周側端部を保持する第1保持部と、中央ブリッジから突出して永久磁石の第2バリア側側面を保持する第2保持部とを有する。即ち、本発明では、通常、断面が矩形となる形状に形成される永久磁石の第1バリア側側面の内周側端部を第1保持部で保持し、永久磁石の第2バリア側側面の中央部を第2保持部で保持するようにしている。これにより、永久磁石の発熱により第1及び第2保持部に繰り返し作用する熱応力を、第1及び第2保持部のそれぞれの反対側へ躱して逃がすことができるので、十分な強度を確保することができる。
また、本発明によれば、磁石収容孔の外周側壁面の第2バリア側端部は、永久磁石の平面状に形成された外周側側面と平行な平面に形成されているとともに、磁石収容孔の内周側壁面の第2バリア側端部は、永久磁石の平面状に形成された内周側側面と平行な平面に形成されている。そのため、磁石収容孔の外周側壁面の第2バリア側端部と永久磁石との間、及び磁石収容孔の内周側壁面の第2バリア側端部と永久磁石との間にそれぞれ形成される隙間を可能な限り小さく設定することができる。これにより、V字状に配置された一対の磁石収容孔の間に形成される中央ブリッジから漏れる磁束により形成される、ロータ内で完結する磁束ループ上に、大きな磁気的空隙部が形成されないようにすることができるので、対減磁性能を向上させることができる。
さらに、本発明では、中央ブリッジは、内周側端部から第2保持部までの長さAが中央ブリッジの外周側端部から第2保持部までの長さBよりも長くされている。そのため、第2保持部で分断された第2バリアは、内周側に大きなバリアを有するので、磁気的空隙部としてのより大きな効果を得ることができる。
また、本発明では、第2保持部の中心線L1と磁極中心線C1とのなす角度αは、鋭角であり、且つ永久磁石の配向方向に垂直な垂線L2と磁極中心線C1とのなす角度βよりも小さくされている。そのため、第2保持部の長さをより長くすることができるので、永久磁石と中央ブリッジと第2保持部を通る磁気飽和ループを大きくすることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各部材や部位、手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
実施形態1に係るロータを備えた回転電機の軸方向に沿う模式断面図である。 実施形態1に係るロータの軸方向から見た平面図である。 実施形態1に係るロータの1磁極部分を示す部分平面図である。 図3の一部を拡大した部分拡大図である。 実施形態2に係るロータの軸方向から見た平面図である。 実施形態2に係るロータの1磁極部分を示す部分平面図である。 実施形態2に係るロータにおいて磁石収容孔に収容された永久磁石を接着固定する方法を示す説明図である。 変形例1に係るロータの1磁極部分を示す部分平面図である。
以下、本発明に係る回転電機のロータの実施形態について図面を参照して具体的に説明する。
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1に係るロータ20が搭載された回転電機1の軸方向に沿う模式断面図である。この回転電機1は、車両用のインナロータ型電動機であって、図1に示すように、ハウジング10と、回転軸13と、ロータ20と、ステータ30とを備えている。
ハウジング10は、両端が閉口した概ね円筒状に形成されている。回転軸13は、その両端部がハウジング10の軸方向両端の壁部に軸受け11を介して回転可能に支持されている。ロータ20は、ハウジング10内に収容された回転軸13の中央部外周に、回転軸13と一体回転可能に嵌合固定されている。
ロータ20は、図2に示すように、軸孔21a、複数の磁石収容孔22、第1バリア24、第2バリア25、中央ブリッジ26、第1保持部27及び第2保持部28を有するロータコア21と、各磁石収容孔22にそれぞれ収容された複数の永久磁石23と、を備えている。
ロータコア21は、中央に回転軸13が圧入される軸孔21aを有する円環状の電磁鋼板を軸方向に複数積層して厚肉円筒状に形成されている。ロータコア21の軸孔21aを区画する内周面には、径方向外方側へ凹んで軸方向に延び回転軸13に接触しない非接触凹溝21bと、径方向内方側へ突出して軸方向に延び回転軸13に圧接する圧接凸条21cとが周方向に交互に形成されている。
ロータコア21は、ステータ30の内周面と対向する外周面側に、軸方向に貫通し中心軸線Oと直角方向の断面形状が矩形(長方形)の複数(本実施形態では16個)の磁石収容孔22が周方向に所定距離を隔てて設けられている。実施形態1の場合には、2個で対をなし外周側に向かうにつれて対向間距離が大きくなるようにV字状に配置された複数対(実施形態1の場合には8対)の磁石収容孔22が周方向に等間隔に設けられている。
各磁石収容孔22には、ロータコア21の中心軸線Oと直角方向の断面形状が磁石収容孔22よりも僅かに小さい矩形(長方形)の永久磁石23がそれぞれ埋め込まれている。本実施形態の場合、V字状に配置された一対の磁石収容孔22,22に収容された一対の永久磁石23,23により一つの磁極が形成されている。この場合、8対の永久磁石23,23によって、周方向に極性が交互に異なる複数の磁極(本実施形態では8極(N極:4、S極:4))が形成されている。各磁石収容孔22に埋め込まれた永久磁石23は、磁石収容孔22内に充填された非磁性材料よりなる接着材(図示せず)によりロータコア21に固定されている。
なお、図3に示すように、ロータ20の1磁極分において、一対の磁石収容孔22,22は、ロータコア21の中心軸線O及び磁極中心を通る磁極中心線C1に対して線対称となる状態に形成されている。また、一つの磁極を形成する一対の磁石23,23は、磁極中心線C1に対して線対称となる状態(外周側が開くV字状)に配置されている。
対をなす磁石収容孔22,22のそれぞれの反磁極中心側には、反磁極中心側端部からロータコア21の周方向外側に広がる磁気的空隙部としての第1バリア24が形成されている。また、対をなす磁石収容孔22,22のそれぞれの磁極中心側には、磁極中心側端部からロータコア21の内周側(中心軸線O側)に広がる磁気的空隙部としての第2バリア25が形成されている。対をなす第2バリア25,25の間には、当該部位に磁束飽和を起こさせ、磁気回路の形成を阻害させる中央ブリッジ26が径方向に延伸するよう形成されている。
図3及び図4に示すように、第1バリア24の内周側端部(中心軸線O側端部)には、永久磁石23の第1バリア側側面23aの内周側端部を保持する第1保持部27が設けられている。第1保持部7の永久磁石23と対向する面には、永久磁石23から遠ざかる方向(図4の右方向)に凹んで軸方向に延びる凹溝27aが形成されている。この凹溝27aが形成されていることによって、第1保持部27を通る磁束を少なくすることができるので、減磁を少なく抑制することができる。
また、第2バリア25の外周側端部(反中心軸線O側端部)には、永久磁石23の第2バリア側側面23bの外周側端部を保持する第2保持部28が設けられている。即ち、この第2保持部28は、断面形状が矩形の永久磁石23の一つ角部に設けられた第1保持部27に対して、対角線上に位置する角部に設けられている。これにより、第1保持部27と第2保持部28で、永久磁石23の周方向両側の側面を挟持するようにされている。第2保持部28の永久磁石23と対向する面には、永久磁石23から遠ざかる方向(図4の左方向)に凹んで軸方向に延びる凹溝28aが形成されている。この凹溝28aが形成されていることによって、第2保持部28を通る磁束を少なくすることができるので、減磁を少なく抑制することができる。
そして、図4に示すように、磁石収容孔22の外周側壁面22aの第2バリア側端部は、永久磁石23の平面状に形成された外周側側面23cと平行な平面に形成されている。これにより、磁石収容孔22の外周側壁面22aの第2バリア側端部と永久磁石23の外周側側面23cとの間に形成される隙間は、可能な限り小さくなるように設定されている。また、磁石収容孔22の内周側壁面22bの第2バリア側端部は、永久磁石23の平面状に形成された内周側側面23dと平行な平面に形成されている。これにより、磁石収容孔22の内周側壁面22bの第2バリア側端部と永久磁石23の内周側側面23dとの間に形成される隙間は、可能な限り小さく設定することが可能となる。
そして、図3に示すように、永久磁石23の第2バリア側側面23bの径方向両側に隣接して第2バリア25の一部を区画する各部分区画面25a,25bは、第2バリア側側面23bよりも磁極中心線C1側に突出している。ここで、各部分区画面25a,25bが第2バリア側側面23bよりも磁極中心線C1側に突出しているか否かは、各部分区画面25a,25bと磁石収容孔22の壁面とが交わる角部を基準に決定される。
本実施形態の場合、永久磁石23の内周側に位置する部分区画面25aは、永久磁石23の第2バリア側側面23bから磁極中心線C1側に0.5mm程度突出している。また、永久磁石23の外周側に位置する部分区画面25bは、第2保持部28の磁極中心線C1側の側面であり、この部分区画面25bの磁極中心線C1側への突出量は、第2保持部28の幅寸法に相当する。このようにすることによって、形成される磁路のパーミアンスを大きくすることができる。
ステータ30は、円環状に形成されて周方向に配列された複数のスロット(図示せず)を有するステータコア31と、ステータコア31のスロットに巻装されたステータコイル35とを有する。このステータ30は、ステータコア31の外周部がハウジング10の軸方向中央部の内壁面に固定され、ロータ20の径方向外側に所定のエアギャップを介して対向配置されている。
以上のように構成された実施形態1のロータ20によれば、ロータコア21は、磁石収容孔22に収容された永久磁石23の第1バリア側側面23aの内周側端部を保持する第1保持部27と、永久磁石23の第2バリア側側面23bの外周側端部を保持する第2保持部28とを有する。即ち、実施形態1では、断面形状が矩形の永久磁石23の対角線上に位置する二つの角部において、永久磁石23の周方向両側の側面を第1保持部27と第2保持部28で保持するようにしている。これにより、永久磁石23の発熱により第1及び第2保持部27,28に繰り返し作用する熱応力を、第1及び第2保持部27,28のそれぞれの周方向反対側へ躱して逃がすことができるので、十分な強度を確保することができる。
また、磁石収容孔22の外周側壁面22aの第2バリア側端部は、永久磁石23の外周側側面23cと平行な平面に形成されているとともに、磁石収容孔22の内周側壁面22bの第2バリア側端部は、永久磁石23の内周側側面23dと平行な平面に形成されている。そのため、磁石収容孔22の外周側壁面22aの第2バリア側端部と永久磁石23との間、及び磁石収容孔22の内周側壁面22bの第2バリア側端部と永久磁石23との間にそれぞれ形成される隙間を可能な限り小さく設定することができる。これにより、V字状に配置された一対の磁石収容孔22,22の間に形成される中央ブリッジ26から漏れる磁束により形成される、ロータ20内で完結する磁束ループ上に、大きな磁気的空隙部が形成されないようにすることができるので、対減磁性能を向上させることができる。
また、実施形態1の第1及び第2保持部27,28は、永久磁石23と対向する面に永久磁石23からそれぞれ遠ざかる方向に凹んで軸方向に延びる凹溝27a,28aを有する。これにより、第1及び第2保持部27,28を通る磁束を少なくすることができるので、減磁を少なく抑制することができる。
また、実施形態1では、永久磁石23の第2バリア側側面23bの径方向両側に隣接して第2バリア25の一部を区画する各部分区画面25a,25bは、第2バリア側側面23bよりも磁極中心線C1側に突出するようにされているので、形成される磁路のパーミアンスを大きくすることができる。
〔実施形態2〕
実施形態2のロータ20Aは、実施形態1のロータ20に代えて、実施形態1の回転電機1に搭載されている。このロータ20Aは、磁石収容孔22に収容された永久磁石23の第2バリア側側面23bを保持する第2保持部29の構成が実施形態1の第2保持部28と異なる。よって、実施形態1と共通する部材や構成についての詳しい説明は省略し、以下、異なる点及び重要な点を説明する。なお、実施形態1と共通する部材や部位については同じ符号を用いる。
実施形態2のロータ20Aは、図5に示すように、軸孔21a、8対(16個)の磁石収容孔22、第1バリア24、第2バリア25、中央ブリッジ26、第1保持部27及び第2保持部28を有するロータコア21と、各磁石収容孔22にそれぞれ収容された8対(16個)の永久磁石23と、を備えている。
実施形態2のロータ20Aは、ロータコア21の軸孔21a、8対(16個)の磁石収容孔22、第1バリア24及び第1保持部27、並びに8対(16個)の永久磁石23が実施形態1のものと同様に構成されている。よって、実施形態2の場合にも、磁石収容孔22に収容された永久磁石23の第1バリア側側面23aの内周側端部を保持する第1保持部27が、実施形態1と同様に設けられている。
実施形態2の第2保持部29は、図5及び図6に示すように、対をなす第2バリア25,25の間に形成された中央ブリッジ26から周方向両側にある対をなす永久磁石23,23に向かって突出し、その先端が各永久磁石23,23の第2バリア側側面23b,23bに当接する状態に形成されている。この場合、第2保持部29の先端は、永久磁石23の第2バリア側側面23bの径方向中央から内周側へ少し寄った位置に当接しており、その先端の径方向両側にある磁石収容孔22と第2バリア25との境界角部から離間している。このように第2保持部29が設けられることによって、第2バリア25は、内周側と外周側に分断されている。
そして、図6に示すように、第2保持部29の中央ブリッジ26からの突出位置は、中央ブリッジ26の内周側端部から第2保持部29までの長さAが中央ブリッジ26の外周側端部から第2保持部29までの長さBよりも長くなる位置に設定されている。これにより、第2保持部29で分断された第2バリア25は、内周側に大きなバリアを有するので磁気的空隙部としてのより大きな効果が得られる。
また、第2保持部29の中心線L1と磁極中心線C1とのなす角度αは、鋭角であり、且つ永久磁石23の配向方向に垂直な垂線L2と磁極中心線C1とのなす角度βよりも小さくされている。これにより、第2保持部29の長さをより長くすることができるので、永久磁石23と中央ブリッジ26と第2保持部29を通る磁気飽和ループを大きくすることができる。
また、実施形態2では、永久磁石23の第2バリア側側面23bの内周側に隣接して第2バリア25の一部を区画する部分区画面25aと磁石収容孔22の壁面とが交わる角部だけが、第2バリア側側面23bよりも磁極中心線C1側に突出するようにされている。即ち、実施形態2の場合には、実施形態1の第2保持部28が設けられておらず、且つ、永久磁石23の第2バリア側側面23bの外周側に隣接して第2バリア25の一部を区画する部分区画面25bと磁石収容孔22の壁面とが交わる角部は、第2バリア側側面23bよりも磁極中心線C1側に突出していない。
また、実施形態2の場合にも、実施形態1と同様に、磁石収容孔22の外周側壁面22aの第2バリア側端部は、永久磁石23の平面状に形成された外周側側面23cと平行な平面に形成されている。また、磁石収容孔22の内周側壁面22bの第2バリア側端部は、永久磁石23の平面状に形成された内周側側面23dと平行な平面に形成されている。
なお、実施形態2では、各磁石収容孔22に収容された永久磁石23は、次の方法で接着固定される。即ち、ロータコア21の各磁石収容孔22に永久磁石23を収容した後、図7に示すように、ロータコア21の軸孔21aに圧入固定した回転軸13と共にロータコア21を回転させる。これにより、磁石収容孔22に収容された永久磁石23は、ロータコア21の回転に伴って発生する遠心力によって、磁石収容孔22の外周側壁面22aに押し付けられた状態になる。この状態で、ノズル40から第2バリア25内に液状接着材を供給すると、供給された液状接着材は、第2保持部29に案内されて磁石収容孔22に流動し、遠心力により磁石収容孔22と永久磁石23の間の隙間に入り込む。その後、磁石収容孔22と永久磁石23の間の隙間に入り込んだ液状接着材が固化することによって永久磁石23が強固に接着固定される。
以上のように構成された実施形態2のロータ20Aによれば、ロータコア21は、永久磁石23の第1バリア側側面23aの内周側端部を保持する第1保持部27と、中央ブリッジから26突出して永久磁石23の第2バリア側側面23bの径方向中央から内周側へ少し寄った位置に当接し保持する第2保持部29とを有する。即ち、実施形態2では、断面形状が矩形の永久磁石23の第1バリア側側面23aの内周側端部と、第2バリア側側面23bの径方向中央から内周側へ少し寄った位置を、第1保持部27と第2保持部29で保持するようにしている。これにより、永久磁石23の発熱により第1及び第2保持部27,29に繰り返し作用する熱応力を、第1及び第2保持部27,29のそれぞれの周方向反対側へ躱して逃がすことができるので、十分な強度を確保することができる。
また、実施形態2の場合にも、磁石収容孔22の外周側壁面22aの第2バリア側端部は、永久磁石23の外周側側面23cと平行な平面に形成されているとともに、磁石収容孔22の内周側壁面22bの第2バリア側端部は、永久磁石23の内周側側面23dと平行な平面に形成されているので、実施形態1と同様に、対減磁性能を向上させることができる。
また、実施形態2の場合にも、永久磁石23の第2バリア側側面23bの内周側に隣接して第2バリア25の一部を区画する各部分区画面25aは、第2バリア側側面23bよりも磁極中心線C1側に突出するようにされているので、実施形態1と同様に、形成される磁路のパーミアンスを大きくすることができる。
さらに、実施形態2では、中央ブリッジ26は、内周側端部から第2保持部29までの長さAが中央ブリッジ26の外周側端部から第2保持部29までの長さBよりも長くされている。そのため、第2保持部29で分断された第2バリア25は、内周側に大きなバリアを有するので、磁気的空隙部としてのより大きな効果を得ることができる。
また、実施形態2では、第2保持部29の中心線L1と磁極中心線C1とのなす角度αは、鋭角であり、且つ永久磁石23の配向方向に垂直な垂線L2と磁極中心線C1とのなす角度βよりも小さくされている。そのため、第2保持部29の長さをより長くすることができるので、永久磁石23と中央ブリッジ26と第2保持部29を通る磁気飽和ループを大きくすることができる。
〔変形例1〕
変形例1は、図8に示すように、第2保持部29の中心線L1と磁極中心線C1とのなす角度αを、実施形態2における角度αよりも小さくしたものである。なお、変形例1における角度βは、実施形態2における角度βと同じである。変形例1のように角度αをさらに小さくすれば、第2保持部29の長さを、実施形態2の第2保持部29よりも更に長くすることができる。これにより、永久磁石23と中央ブリッジ26と第2保持部29を通る磁気飽和ループを更に大きくすることができる。
〔他の実施形態〕
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更することが可能である。
例えば、上記の実施形態では、本発明に係るロータを、電動機として機能する回転電機に適用した例を説明したが、本発明に係るロータは、発電機として機能する回転電機や、電動機及び発電機として選択的に機能するように構成された回転電機にも適用することができる。
1…回転電機、 10…ハウジング、 20,20A…ロータ、 21…ロータコア、 22…磁石収容孔、 22a…外周側壁面、 22b…内周側壁面、 23…永久磁石、 23a…第1バリア側側面、 23b…第2バリア側側面、 23c…外周側側面、 23d…内周側側面、 24…第1バリア、 25…第2バリア、 25a,25b…部分区画面、 26…中央ブリッジ、 27…第1保持部、 27a,28a…凹溝、 28,29…第2保持部、 30…ステータ、 C1…磁極中心線、 L1…中心線、 L2…垂線。

Claims (3)

  1. 2個で対をなし外周側に向かうにつれて対向間距離が大きくなるようにV字状に配置された複数対の磁石収容孔(22)を有するロータコア(21)と、V字状に配置され対をなす前記磁石収容孔に収容されてそれぞれ一つの磁極を形成する複数対の永久磁石(23)と、を備えた回転電機のロータにおいて、
    前記ロータコアは、対をなす前記磁石収容孔のそれぞれの反磁極中心側端部から周方向外側に広がる第1バリア(24)と、対をなす前記磁石収容孔のそれぞれの磁極中心側端部から内周側に広がる第2バリア(25)と、対をなす前記第2バリアの間に形成された径方向に延びる中央ブリッジ(26)と、前記永久磁石の第1バリア側側面(23a)の内周側端部を保持する第1保持部(27)と、前記中央ブリッジから突出して前記永久磁石の第2バリア側側面(23b)を保持する第2保持部(29)と、を有し、
    前記磁石収容孔の外周側壁面(22a)の前記第2バリア側端部は、前記永久磁石の平面状に形成された外周側側面(23c)と平行な平面に形成されているとともに、
    前記磁石収容孔の内周側壁面(22b)の前記第2バリア側端部は、前記永久磁石の平面状に形成された内周側側面(23d)と平行な平面に形成され
    前記中央ブリッジは、内周側端部から前記第2保持部までの長さ(A)が外周側端部から前記第2保持部までの長さ(B)よりも長くされ、
    前記中央ブリッジから突出する前記第2保持部の先端は、前記永久磁石の第2バリア側側面の径方向中央から内周側へ寄った位置に当接し、
    前記第2保持部の中心線(L1)と磁極中心線(C1)とのなす角度αは、鋭角であり、且つ前記永久磁石の配向方向に垂直な垂線(L2)と前記磁極中心線とのなす角度βよりも小さいことを特徴とする回転電機のロータ。
  2. 前記永久磁石の前記第2バリア側側面の径方向両側に隣接して前記第2バリアの一部を区画する各部分区画面(25a,25b)の少なくとも一方は、前記第2バリア側側面よりも前記磁極中心線側に突出していることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ。
  3. 請求項1又は2に記載の回転電機のロータの製造方法であって、
    前記永久磁石は、前記磁石収容孔に収容された後、前記ロータコアを回転させることにより発生する遠心力によって前記外周側壁面に押し付けられた状態で、前記第2バリアに供給され前記第2保持部に案内されて前記磁石収容孔に流動した液状接着材により接着固定されていることを特徴とする回転電機のロータの製造方法
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