JP2007068357A - 回転電機の回転子及びそれを用いた回転電機 - Google Patents

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隆 花井
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Abstract

【課題】回転電機に用いる永久磁石埋め込み型の回転子であって高速回転に適した回転子及びそれを用いた回転電機を提供する。
【解決手段】回転子鉄心(9)に設けた磁石挿入孔に永久磁石を埋設してなる回転電機(1)の回転子(3)において、多角形状に配置した各磁石挿入孔を二分割してその間にブリッジ(13)を設けるとともに、ブリッジ(13)の外周側のd軸上に軸方向に貫通する孔(17)を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、永久磁石を回転子に取り付けて界磁を構成する回転電機の回転子構造に係り、特に高速回転に適した回転子及びそれを用いた回転電機に関する。
永久磁石を回転子に埋設して界磁を構成する永久磁石界磁方式の回転電機が電動機として、また発電機として多用されている。ここで、図6に現在一般的に使用されている永久磁石界磁方式による回転電機の断面構成の一例を示し、図7にその回転子の断面構成を示す。
先ず、回転電機51は、図6に示すように固定子52及び回転子53により構成されている。固定子52は、略円筒状に形成されたヨーク54を備え、このヨーク54の内周面側には、開口部を有する固定子スロット55が等間隔をもって複数個形成されている。これら固定子スロット55には多相・多極の固定子コイル56が収納されていて、回転電機51が電動機として使用される場合には、この固定子コイル56に特定の位相関係を有する多相交流電流が供給されて電機子として機能する。
他方、回転子53は、図7に示すように円柱状に形成された回転子鉄心57とその軸中心に嵌合された回転軸58と回転子鉄心57内に埋設された永久磁石59とを備えて構成されており、固定子52の内周面との間に僅かな空隙を隔てて回転可能に支持されている。前記回転子鉄心57には、軸方向に貫通する矩形状の磁石挿入孔60が回転軸58を略正方形状に囲むように配置されていて、この磁石挿入孔60内には永久磁石59が埋め込まれている。また、磁石挿入孔60より外周側たる外周部61は、磁石挿入孔60の端部と外周との間に位置する幅狭なチップ部62によって隣の外周部61に繋がるとともに、磁石挿入孔60より回転軸側たる中心側部63にも繋がった構造となっている。
このような従来構造の回転子53は洗濯機、冷蔵庫等用の電動機として、また、小型の発電機用として多用されている。しかし、この従来構造の回転子53を高速回転用の回転電機に使用するには多少の問題がある。
即ち、回転子53が回転すると前記外周部61には自身の質量から生じる遠心力が径方向に働く。このとき、前記遠心力に抗する力がチップ部62に働いて、チップ部62近傍に応力集中が生じる。これにより外周部61が径方向に外側に膨らみ、固定子52との間の空隙寸法が変化して特性にばらつきが生じることがある。また、チップ部62は、その強度が不足して前記応力に耐えられない場合には破壊に至ることがある。従って、回転子が高速回転する際には、強い遠心力が働くためにこうした応力集中や空隙寸法の変化が大きな問題となる。
従来技術として、外周部61に軸方向に貫通する孔を穿孔したものが特許文献1に開示されている。穿孔された孔は外周部61の質量を減少させて遠心力を弱める効果を持つが、この文献の技術は高速回転対策を意識したものではないため効果は限定的である。
特開平5−103453号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その課題は、回転電機に用いる永久磁石埋め込み型の回転子であって、特に高速回転に適した回転子を提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、回転子鉄心の周辺部に永久磁石を埋設し中心に回転軸を取り付けた構成の回転電機の回転子であって、前記永久磁石を埋設するための略矩形で軸方向に貫通する極数個分の磁石挿入孔を前記回転軸を囲むように多角形状に配設し、前記各磁石挿入孔は2分割してその間に前記多角形状の外側部と内側部とを繋ぐブリッジを形成し、該ブリッジを通る径方向で前記多角形状の各外側部には軸方向に貫通する孔を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転電機の回転子であって、前記2分割した磁石挿入孔は前記回転軸側から見て「V」の字状に配置したことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、回転子鉄心の周辺部に永久磁石を埋設し中心に回転軸を取り付けた構成の回転電機の回転子であって、前記永久磁石を埋設するための略矩形で軸方向に貫通する極数個分の磁石挿入孔を前記回転軸を囲むように多角形状に配設し、前記各磁石挿入孔は2分割してその間に前記多角形状の外側部と内側部とを繋ぐブリッジを形成し、2分割した磁石挿入孔は前記回転軸側から見て「ハ」の字状に配置したことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、回転子鉄心の周辺部に永久磁石を埋設し中心に回転軸を取り付けた構成の回転電機の回転子であって、前記永久磁石を埋設するための略矩形で軸方向に貫通する極数個分の磁石挿入孔を前記回転軸を囲むように多角形状に配設し、前記各磁石挿入孔は2分割してその間に前記多角形状の外側部と内側部とを繋ぐブリッジを形成し、2分割した磁石挿入孔は前記多角形状の外側部に臨む面を回転子の軸心を中心軸とする円筒面状に形成したことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の回転電機の回転子において、前記多角形状の各角と中心を結ぶ線上に軸方に貫通する貫通孔を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、固定子を電機子に、永久磁石を埋設した回転子を界磁とした回転電機であって、前記回転子として請求項1乃至5の何れかに記載の回転子を用いたことを特徴とする。
上記した発明によれば、前記外周部と回転子鉄心の中心側部とはチップ部に加えてブリッジによっても繋がっているため、個々のチップ部あるいはブリッジに生じる集中応力は大幅に減少する。従って、外周部の外径側への膨らみは少なくなって、電気特性のばらつきが減少するとともに外周部の破壊の危険性も少なくなる効果を奏する。
また、回転子鉄心の外周部に孔を設けて外周部の質量を減少させたため外周部に働く遠心力が従来より小さくなる。従って、外周部の外径側への膨らみは更に少なくなって電気特性のばらつきが減少するとともに外周部の破壊の危険性も更に少なくなる。
また、前記孔は、永久磁石が作る磁束方向であるd軸上に位置させてあるので、d軸インダクタンスを減少させてリラクタンストルクを向上させる効果も奏する。
<第1の実施形態>
以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照して詳しく説明する。図1乃至図3は本発明を8極構造の回転子に適用した一例を示すもので図3はその回転子の断面構成を、図2はその回転子を組み込んだ回転電機の断面構成を示している。
回転電機1は、固定子2及び回転子3により構成されている。固定子2は、円環状に打ち抜いた多数の珪素鋼板を積層して略円筒状に形成したヨーク4を備える。ヨーク4の内周面側には開口部を有する固定子スロット6が等間隔で複数個形成されている。これら固定子スロット6には多相・多極の固定子コイル5が収納されており、隣り合う固定子スロット6間は磁極歯7を構成している。
前記回転電機1が電動機として使用される場合には、固定子コイル5に特定の位相関係を有する多相交流電流が供給されて電機子として機能する。反対に回転電機1が発電機として使用される場合には、固定子コイル5より出力電流が取り出される。
回転子3は、回転子鉄心9、回転軸10及び永久磁石11を備えて構成され、前記固定子2の内周面との間に僅かな空隙を隔てて回転可能に支持されている。前記回転子鉄心9は、円環状の多数の珪素鋼板を積層して円柱状に形成されており、その軸中心部には回転軸10が挿通固定されている。そして、回転子鉄心9には断面が略矩形状の16個の磁石挿入孔12が軸方向に貫通して設けられている。
これら16個の磁石挿入孔12は、各2個ずつが略八角形の一辺を構成するようにして回転軸10を囲むように配設されている。各辺を構成する二個の磁石挿入孔12,12(以下、一対の磁石挿入孔12と称す。)は、詳細には、回転子鉄心9の外周側が開いた「V」の字状に配置されており、各磁石挿入孔12内には板状の永久磁石11が埋設されている。図1は、この磁石挿入孔12,12部分の拡大図を示すものであり、「V」の字状に誇張して示している。
この場合、図3に示すように一対の磁石挿入孔12内に埋め込まれた永久磁石11,11は径方向に同極となるように、そして隣り合う辺の永久磁石11,11との関係では径方向の極性が逆となるように着磁されている。
また、各磁石挿入孔12には、その両端部に長手方向に延びる補助孔12a及び12bが形成されており、一対の磁石挿入孔12の補助孔12a,12a間は幅寸法の小なるブリッジ13を形成している。また、一対の磁石挿入孔12の端部を構成する補助孔12b,12bと外周との間に位置して幅寸法の小なるチップ部14,14が形成されている(図1参照)。尚、前記補助孔12a,12bには永久磁石11の端面と係合する係止部が設けられており、磁石挿入孔12内において永久磁石11を位置決めするように構成されている。また、前記係止部の近傍には、切欠部12c,12dが形成されており、永久磁石11の磁石挿入孔12への挿入を容易にしている。
このように、一対の磁石挿入孔12は、あたかも八角形の各辺の磁石挿入孔を2分割して形成されたようになっている。また、ブリッジ13及びチップ部14は、磁石挿入孔12より外周側たる外周部15と回転軸側たる中心側部16とを繋ぎ、その形状は機械的強度を保ち、且つ磁路が磁気的飽和を起こすように設定されている。
更に本実施形態の回転子3には、前記八角形状の外側部たる各外周部15に軸方向に貫通する孔17が設けてある。永久磁石の作る磁束方向はd軸と呼ばれ、本実施形態の回転子3では前記ブリッジ13と回転軸10の軸心とを結ぶ線がd軸に相当する。孔17は、前記外周部15にあってd軸上に位置して形成されている。
更に本実施形態の回転子3には、前記八角形状の内側である中心側部16にも軸方向に貫通する貫通孔20が複数設けてある。前記d軸から電気角でπ/2位相が進んだ方向はq軸と呼ばれ、本実施形態の回転子3では前記八角形状の角と回転軸10の軸心とを結ぶ線がq軸に相当する。貫通孔20は、前記八角形状の内側にあってq軸上に位置して形成されている。この貫通孔20は、q軸磁束の磁路を避けるべく回転軸10寄りの位置に設けてある。
本実施形態の回転電機1及びその回転子3は以上のように構成されている。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
回転子3が回転すると回転子3の各部に遠心力が働く。遠心力は速度の二乗に比例し回転中心からの距離に反比例するため、高速回転時には回転子3の外周部15に大きな遠心力が働く。
本実施形態の回転子3の場合、回転軸側から見て「V」の字状に配設した一対の磁石挿入孔12間に孔17を設けて外周部15の断面積が小さくなるようにしている。このため外周部15は、その質量が図7に示した従来の回転子3の場合に比べて少なくなり高速回転時に外周部15に働く遠心力がその分だけ減少する効果を奏する。
この孔17は永久磁石11が作る磁束方向であるd軸上に位置させてあるので、d軸インダクタンスを減少させてリラクタンストルクを向上させる効果も奏する。
また、前記遠心力に抗する力が外周部15と回転子鉄心9の中心側部16との繋ぎ個所に働きその部分に応力集中を生じさせるが、本実施形態の回転子3では、外周部15と回転子鉄心9の中心側部16とはチップ部14に加えてブリッジ13によっても繋がっている。このため、個々のチップ部14或いはブリッジ13に生じる集中応力は小さくなり、高速回転時の遠心力による外周部15の外径側への膨らみはブリッジ13が無い場合に比べて少なくなり電気特性のばらつきが減少する。同時に外周部15の破壊の危険性も少なくなる。
また、本実施形態の回転子3では、回転子鉄心9に貫通孔20を設けて回転子3の軽量化を図っている。回転子3の軽量化は回転モーメントを小さくし、回転速度を変化させる際の応答性を向上させる効果を奏する。
<第2の実施形態>
図4に、本発明の第2の実施形態に係る回転子の断面構成を示す。
本実施形態の回転子21は、第1実施形態の回転子3とは次の2点で相違する。即ち、第1点として前記第1の実施形態では分割した一対の磁石挿入孔12は回転軸10側から見て「V」の字状に配置したが、本実施形態では、反対に回転軸10側から見て「ハ」の字状に配置している。分割した磁石挿入孔12間にブリッジを設けている点は同じである。
このように「ハ」の字状に配置した場合には、ブリッジ13の外側に当たる回転子3の外周部15の厚みが第1の実施形態より薄くなる。従って、第2の相違点として本実施形態の回転子21では、第1の実施形態の回転子3には設けた孔17を設けていない。これら2点を除く構成は、第1の実施形態の回転子3の構成と同じである。
磁石挿入孔12は外周部15の厚みが減るように配設されているので、一対の磁石挿入孔12を直列に配置した場合より外周部15の質量が小さくなる。このため、第1の実施形態の場合と同様に高速回転時に外周部15に働く遠心力が減少する効果を奏する。
また、第1実施形態と同様に外周部15と回転子鉄心9の中心側部16とはチップ部14に加えてブリッジ13によっても繋がっているため、個々のチップ部14或いはブリッジ13に生じる集中応力も減少する。このため高速回転時における外周部15の径方向への膨らみは少なくなり、電気特性のばらつきが減少するとともに外周部15の破壊の危険性も少なくなる効果を奏する。
<第3の実施形態>
図5に、本発明の第3の実施形態に係る回転子の断面構成を示す。本実施形態の回転子22も第1、第2の実施形態の回転子3,21と同様に略8角形に配置した磁石挿入孔12の各磁石挿入孔12を2分割した構成にしてある。そして、分割した磁石挿入孔12間には同じように、ブリッジ13を設けている。
本実施形態の回転子22が第2の実施形態の回転子21と異なる点は、分割した一対の磁石挿入孔12の配列の仕方とその孔12の断面形状にある。本実施形態の回転子22では、分割した一対の磁石挿入孔12は直線状に配置してある。そして、その断面形状は回転軸10を臨む側は直線状とし、回転子22の外周を臨む面は、回転子22の軸心を軸とする円筒面状になっている。磁石挿入孔12に挿入する永久磁石11の断面形状もその磁石挿入孔12の断面形状に合わせて形成してある。
この回転子22の場合もブリッジ13の外側に当たる回転子22の外周部15は径方向の幅が狭くなる。このため第2の実施形態の回転子21の場合と同様にこの部分に孔17は設けていない。
磁石挿入孔12の断面形状の一部を円弧状にしたことにより一対の磁石挿入孔12と回転子22の外周面との間の外周部15の厚みが薄くなり、その部分の質量が小さくなる。従って、高速回転時にその外周部15に働く遠心力が小さくなり、外周部15の外側への膨らみは少なくなる。その結果として電気特性のばらつきは減少し、外周部15が破壊する危険性も弱まる効果を奏する。
<変形実施形態>
尚、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形して実施しても良い。
前記各実施形態では、8極構造の回転子を例に挙げて説明したが、8極に限定されるものではなく他の極数の回転子、回転電機に適用しても良い。その場合も前述の各実施形態と同様の効果を奏する。
また、第2及び第3の実施形態においては、ブリッジ13の外周側に孔を設けなかったが、第1の実施形態の場合と同様に断面細長の孔を設けても良い。この孔は外周部15に働く遠心力を減少させるとともにリラクタンストルクを向上させる効果を奏する。
また、第1の実施形態の回転子3に設けた孔17は、長円状に限定されるものでなく、三角形、四角形等の多角形や、円形としても良い。この場合も同様の効果が得られる。
また、外周部15には孔17に加えて他の孔を追加して設けても良い。
本発明の第1の実施形態に係る回転子の要部の拡大断面図である。 本発明に係る回転電機の断面構成である。 第1の実施形態に係る回転子の断面構成である。 本発明の第2の実施形態に係る回転子の断面構成である。 本発明の第3の実施形態に係る回転子の断面構成である。 従来技術に係る図2相当図である。 従来技術に係る図3相当図である。
符号の説明
図面中、1は回転電機、2は固定子、3は回転子、9は回転子鉄心、10は回転軸、11は永久磁石、12は磁石挿入孔、13はブリッジ、15は外周部(外側部)、16は中心側部(内側部)、17は孔、20は貫通孔、21,22は回転子を示す。

Claims (6)

  1. 回転子鉄心の周辺部に永久磁石を埋設し中心に回転軸を取り付けた構成の回転電機の回転子であって、
    前記永久磁石を埋設するための略矩形で軸方向に貫通する極数個分の磁石挿入孔を前記回転軸を囲むように多角形状に配設し、
    前記各磁石挿入孔は2分割してその間に前記多角形状の外側部と内側部とを繋ぐブリッジを形成し、
    該ブリッジを通る径方向で前記多角形状の各外側部には軸方向に貫通する孔を設けたことを特徴とする回転電機の回転子。
  2. 請求項1に記載の回転電機の回転子であって、前記2分割した磁石挿入孔は前記回転軸側から見て「V」の字状に配置したことを特徴とする回転電機の回転子。
  3. 回転子鉄心の周辺部に永久磁石を埋設し中心に回転軸を取り付けた構成の回転電機の回転子であって、
    前記永久磁石を埋設するための略矩形で軸方向に貫通する極数個分の磁石挿入孔を前記回転軸を囲むように多角形状に配設し、
    前記各磁石挿入孔は2分割してその間に前記多角形状の外側部と内側部とを繋ぐブリッジを形成し、
    2分割した磁石挿入孔は前記回転軸側から見て「ハ」の字状に配置したことを特徴とする回転電機の回転子。
  4. 回転子鉄心の周辺部に永久磁石を埋設し中心に回転軸を取り付けた構成の回転電機の回転子であって、
    前記永久磁石を埋設するための略矩形で軸方向に貫通する極数個分の磁石挿入孔を前記回転軸を囲むように多角形状に配設し、
    前記各磁石挿入孔は2分割してその間に前記多角形状の外側部と内側部とを繋ぐブリッジを形成し、
    2分割した磁石挿入孔は前記多角形状の外側部に臨む面を回転子の軸心を中心軸とする円筒面状に形成したことを特徴とする回転電機の回転子。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の回転電機の回転子において、前記多角形状の各角と中心を結ぶ線上に軸方に貫通する貫通孔を設けたことを特徴とする回転電機の回転子。
  6. 固定子を電機子に、永久磁石を埋設した回転子を界磁とした回転電機であって、前記回転子として請求項1乃至5の何れかに記載の回転子を用いたことを特徴とする回転電機。

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