JP5962195B2 - 用紙搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙搬送装置および画像形成装置に関する。
用紙を搬送する用紙搬送装置において、搬送経路を通過する用紙によって押されて姿勢が変化する検出レバーを備え、その検出レバーの姿勢の変化を光センサで検出することで用紙の通過を検出する用紙検出構造が知られている(特許文献1,2,3参照)。
特開平11−343048号公報 特開2005−096902号公報 特開2007−297141号公報
本発明は、検出レバーが搬送されてきた用紙に押されて姿勢を変化させた後の、その用紙が通り過ぎて元の姿勢に戻るときの音を低減させることを目的とする。
請求項1は、用紙を搬送する搬送部と、用紙が搬送されてきたことを検出する検出部材とを備え、上記検出部材が、
用紙と非接触の状態にある第1の姿勢と搬送されてきた用紙と接触して回転した第2の姿勢との間で回転する第1部材、第1の姿勢に対応する第3の姿勢と第2の姿勢に対応する第4の姿勢との間で回転する第2部材、および第1部材と第2部材とを連結して第1部材と第2部材の回転を連動させる連結部材を有し、第1部材が用紙と非接触な状態において第1部材および第2部材がそれぞれ第1の姿勢および第3の姿勢となる向きに力を受けた検出部材と、
2部材が第3の姿勢にあるか第4の姿勢にあるかを検出する検出器と、
第4の姿勢から第3の姿勢へと回転してきた第2部材の突き当てを受けて第2部材を第3の姿勢に維持させる、片持ち梁形状の受け部材とを備え
上記第2部材は、第4の姿勢から第3の姿勢へと回転してきたときに受け部材の片持ち梁形状の相対的な固定端側に接触し、その接触の後の第2部材の第3の姿勢に向かう回転時の受け部材の撓みに伴って受け部材への接触位置を片持ち梁形状の自由端側に移動させるものであることを特徴とする用紙搬送装置である。
請求項は、
用紙を搬送する搬送部と、
トナー像を形成して搬送されてきた用紙上に該トナー像を転写する画像形成部と、
前記画像形成部よりも用紙搬送方向下流側に配置され、トナー像の転写を受けてさらに搬送されてきた用紙を加熱および加圧して、該トナー像を該用紙上に定着する定着部と、
前記定着部よりも用紙搬送方向下流側に配置され、用紙が搬送されてきたことを検出する検出部とを備え、
上記検出部が、
用紙と非接触の状態にある第1の姿勢と搬送されてきた用紙と接触して回転した第2の姿勢との間で回転する第1部材、第1の姿勢に対応する第3の姿勢と第2の姿勢に対応する第4の姿勢との間で回転する第2部材、および第1部材と第2部材とを連結して第1部材と第2部材の回転を連動させる連結部材を有し、第1部材が用紙と非接触な状態において第1部材および第2部材がそれぞれ第1の姿勢および第3の姿勢となる向きに力を受けた検出部材と、
2部材が第3の姿勢にあるか第4の姿勢にあるかを検出する検出器と、
第4の姿勢から第3の姿勢へと回転してきた第2部材の突き当てを受けて第2部材を第3の姿勢に維持させる、片持ち梁形状の受け部材とを備え
上記第2部材は、第4の姿勢から第3の姿勢へと回転してきたときに受け部材の片持ち梁形状の相対的な固定端側に接触し、その接触の後の第2部材の第3の姿勢に向かう回転時の受け部材の撓みに伴って受け部材への接触位置を片持ち梁形状の自由端側に移動させるものであることを特徴とする画像形成装置である。
請求項は、請求項記載の画像形成装置において、上記受け部材から離間しその受け部材よりも定着部寄りの位置に配置された、定着部から受け部材に伝わる熱を遮る遮熱部材を備えたことを特徴とする。
請求項1の用紙搬送装置および請求項の画像形成装置によれば、第2部材が受け部材に突き当たるときの音が低減する。
請求項の画像形成装置によれば、検出器の寿命を延ばすことができる。
本発明の一実施形態としての複写機の概略構成図である。 図1に示す複写機における定着器と排出器の断面図である。 図2に概要を示した排出器の外観斜視図である。 図2に概要を示した排出器の外観斜視図である。 排出器の、上側フレームや排出ロールを取り外し、下側フレームと検出器を示した斜視図である。 図5の、光電センサ近傍の部分の拡大図である。 検出部材が図5,図6に示す姿勢にあるときの、検知爪の部分の断面図である。 検出部材が図5,図6に示す姿勢にあるときの、遮光板の部分の断面図である。 下側フレームと検出器を示した斜視図である。 図9の、光電センサ近傍の部分の拡大図である。 検出部材が図9,図10に示す姿勢にあるときの、検知爪の部分の断面図である。 検出部材が図9,図10に示す姿勢にあるときの、遮光板の部分の断面図である。 下側フレームの、光電センサ近傍の部分であって、光電センサなどを取り外して下側フレームのみを示した拡大図である。 下側フレームの、検知爪に対応する部分であって、検知爪などを取り外して下側フレームのみを示した断面図である。 受け部材の第1変形例を示す図である。 受け部材の第2変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての複写機の概略構成図である。
この図1に示す複写機には、本発明の一実施形態としての画像形成装置、および本発明の一実施形態としての用紙搬送装置が組み込まれている。
この複写機1は、原稿読取装置10と画像形成装置20とを有する。原稿読取装置10は、フレーム30により、画像形成装置20の上に、画像形成装置20との間に間隔を空けた状態に設置されている。
原稿読取装置10には、原稿Sが重ねられた状態に置かれる原稿用紙トレイ11が備えられている。この原稿用紙トレイ11上に置かれた原稿Sは1枚ずつ送り出され、原稿読取装置10内部の不図示の搬送経路上を搬送される。そして、その搬送の途上において、透明ガラス製の原稿読取板12の下に置かれた原稿読取光学系13により、その搬送されてきた原稿に記録されている文字や画像が読み取られる。文字や画像が読み取られた原稿Sは、搬送経路上をさらに搬送されて原稿排紙台14上に排出される。
また、この原稿読取装置10は、図中右側に、図中奥行き方向に延びるヒンジを有し、そのヒンジを回転中心として、原稿用紙トレイ11および原稿排紙台14が一体的に持ち上げられる。その持ち上げられた下には、原稿読取板12が広がっている。
この原稿読取装置10では、原稿用紙トレイ11上に原稿を置くことに代えて、原稿読取板12上に原稿を1枚だけ下向きに置くと、原稿読取光学系13が、図中奥側から手前側に移動してその原稿読取板12上の原稿から文字や画像を読み取る。
また、この原稿読取装置10には、図中左側に、操作パネル15が備えられている。ユーザは、この操作パネル15を操作することにより、両面印刷あるいは片面印刷といった画像の出力形式や部数等の各種設定内容を入力することができる。原稿読取装置10からは、この操作パネル15で入力された設定内容を表す設定信号が画像形成装置20に入力される。
また、原稿読取装置10からは、上記の原稿読取光学系13により原稿の文字や画像が読み取られることで得られた画像信号が画像形成装置20に入力される。
画像形成装置20は、以下のようにして、入力されてきた画像信号に基づく画像を形成する。
画像形成装置20には、この画像形成装置20内の各構成要素の動きを制御する制御部21が備えられている。原稿読取装置10から入力された設定信号や画像信号は、画像形成装置20の制御部21に入力される。そして、画像形成装置20では、この制御部21の制御の下、入力されてきた設定信号や画像信号に基づく画像の形成が行われる。
画像形成装置20の下部には、2台の用紙トレイ31が収容されている。これらの用紙トレイ31には、各用紙トレイ31ごとに寸法の異なる用紙Pが積み重なった状態に収容されている。各用紙トレイ31は、用紙Pの補給のために、引出し自在に構成されている。
それら2台の用紙トレイ31のうちの、例えば原稿の寸法に適合した寸法、あるいは、設定信号中で設定されている寸法の用紙Pが収容されている用紙トレイから用紙Pが、ピックアップロール32により送り出される。送り出された用紙Pは、さばきロール33により1枚ずつに分離され、その分離された1枚の用紙Pが上方に搬送されてその用紙Pの先端が待機ロール34に至る。待機ロール34は、それ以降の搬送のタイミングを調整して用紙Pを送り出す役割りを担っており、この待機ロール34に到達した用紙Pは、その待機ロール34によりそれ以降の搬送のタイミングが調整されてさらに搬送される。
この画像形成装置20には、待機ロール34の上方に矢印Aで示す向きに回転する感光体22が備えられている。そして、この感光体22の周囲に、帯電器23、露光器24、現像器25、転写器26、およびクリーナ27が配備されている。
感光体22は円筒形状を有し、帯電により電荷を保持し露光によりその電荷を放出してその表面に静電潜像が形成される。
帯電器23は、感光体22の表面をある帯電電位に帯電する。
また、露光器24には、前述のようにして原稿読取装置10で得られた画像信号が制御部21から入力される。そして、露光器24からはその画像信号に応じて変調された露光光が出力される。感光体22は、この露光光による露光を受け、感光体22の表面に静電潜像が形成される。
さらに感光体22は、露光光により露光されて表面に静電潜像が形成された後、現像器25により現像される。現像器25は、トナー収納部25aと、トナー供給路25bと、現像ロール25cとを備えている。現像器25では、トナー収納部25aに収納されているトナーが、トナー供給路25bを通って現像ロール25cの近傍まで送られる。そして、現像ロール25cによって、トナーが感光体22に供給されることで現像が行われて、感光体22の表面にトナー像が形成される。
ここで、上記の待機ロール34は、感光体22上のトナー像が、転写器26に対面した位置に達するタイミングに合わせてその位置に到達するように用紙Pを送り出す。そして、感光体22上のトナー像は、転写器26の作用を受け、その送り出されてきた用紙P上に転写される。
トナー像の転写後に感光体22上に残存するトナーは、クリーナ27により、感光体22から取り除かれる。
これら感光体22、帯電器23、露光器24、現像器25、転写器26、およびクリーナ27を合わせたものが、本発明にいう画像形成部の一例に相当する。
トナー像の転写を受けた用紙Pは、さらに矢印B方向に進み、定着器100による加熱および加圧を受けてその用紙P上に定着トナー像からなる画像が形成される。
定着器100を通過した用紙Pは、排出器200に向かって矢印C方向に進み、さらに、その排出器200によってさらに矢印D方向に送られて排紙台28上に排出される。
ここで、この画像形成装置20は、用紙Pの両面に画像を形成することが可能な装置となっている。用紙Pの両面に画像を形成する場合、上記のようにして用紙Pの第1面にのみ画像が形成された用紙Pは、排出器200により、矢印C,D方向に、その用紙の後端が排出器200に入り込んだ状態となった反転位置まで搬送される。その後、排出器200が、その反転位置で、用紙の搬送方向を、矢印D方向とは逆向きの矢印E方向に反転し、用紙Pが、その矢印E方向に引き込まれる。この引き込まれた用紙Pは、今度は矢印F方向に進み、搬送ロール35によりさらに矢印G,H方向に搬送されて再度待機ロール34に到達する。再度待機ロール34に到達した時点で、用紙Pは、表裏が反転されている。そして、待機ロール34は、用紙Pを、既に画像が形成されている第1面とは反対側の第2面を感光体22側に向けた姿勢で送り出す。その後は、第1面への画像形成と同様にして、この第2面に画像が形成される。このようにして両面に画像が形成された用紙Pは、今度は排紙台28上に排出される。
また、この画像形成装置20では、定着器100と排出器200とを覆っているリアパネル29が、支点29aを中心に、矢印I方向に回転して開くように構成されている。定着器100と排出器200との間で用紙Pが詰まった場合には、ユーザによって、このリアパネル29が開けられる。そして、ユーザは、リアパネル29を開けたことによって現れた開口に原稿読取装置10の下側から手を差し入れて、詰まっている用紙Pを取り除く。
図2は、図1に示す複写機における定着器と排出器の断面図である。定着器100は、加熱ロール101と加圧ロール102とを有する。加熱ロール101は、その内部に熱源101aを備えた筒状のものであり、同じく筒状の加圧ロール102の周面が加熱ロール101の周面に押し付けられている。矢印B方向に進んで定着器100に達した用紙は、用紙ガイド103によって、加熱ロール101と加圧ロール102との接触部に案内される。用紙は、その接触部で加熱ロール101と加圧ロール102とに挟み付けられる。
加熱ロール101と加圧ロール102は互いに接したまま矢印J方向に回転している。このため接触部へと案内された用紙は、その接触部で加熱ロール101と加圧ロール102とに挟み付けられて排出器200に向かって進む。そしてその際に、加熱ロール101による加熱および加圧ロール102による加圧を受けて、用紙上に定着トナー像からなる画像が形成される。
定着器100はさらに、加熱ロール101と加圧ロール102とを回転自在に支持するフレーム100aと、加熱ロール101と加圧ロール102との接触部を覆うカバー104を有する。このカバー104は、支点104aでフレーム100aに回転自在に取り付けられている。このカバー104は、フレーム100aの、加圧ロール102の上方に張り出した張出部分100a_1に当たった状態で、第1の搬送経路20aの上部を塞ぐように閉じられていて、用紙通過時には用紙によってその先端が押し上げられる。さらに、この定着器100には、第1の搬送経路20a上で用紙を排出器200へと案内する定着器側ガイドリブ100a_2を有する。この定着器側ガイドリブ100a_2は、用紙幅方向(図2の紙面に垂直な方向)に複数配列されている。上記のカバー104は、閉じられた状態では、支点104a側とは反対側の先端が、定着器側ガイドリブ100a_2どうしの間に入り込んでいる。
また、排出器200は、この排出器200内を通る第2の搬送経路20bにおける下側ガイドの役割りを果たす下側フレーム201と上側ガイドの役割りを果たす上側フレーム202と、用紙を送り出す排紙ロール203とを備えている。さらにこの排出器200は、用紙が搬送されてきたことを検出する検出器300を備えている。
検出器300は、図2の紙面に垂直な方向に延びる、回転自在な軸311と、その軸311に固定された検知爪312を有する。用紙先端がこの検出器300に到達すると検知爪312がその用紙先端で持ち上げられる方向に軸311とともに回転し、軸311の回転が、後述するようにして光電的に検出される。これにより、用紙がこの検出器300の位置に到達しているか否かが検出される。
この検出器300は、用紙が到達すべきタイミングに用紙が到達することを監視することで、この装置が正常に動作していることを確認する役割りを担っている。この検出器300による用紙検出結果は、制御部21(図1参照)に通知される。そして、用紙が到達すべきタイミングに用紙が到達しなかったときは途中で用紙詰まりが発生しているなどの異常状態が発生していることになり、装置の稼動を停止し、ユーザに向けて通知される。
この画像形成装置20は、用紙の片面にのみ画像を形成する片面印刷モードと用紙の両面に画像を形成する両面印刷モードとを有する。この片面印刷モード、両面印刷モードの別は、図1に示す操作パネル15の操作により設定され、設定信号の1つとして制御部21(図1参照)に伝えられる。両面印刷モードのときは、排出ロール203は、用紙の片面(第1面)に画像が形成された用紙を矢印D方向に搬送している途中でその回転方向を反転させて用紙を矢印E方向に搬送する。このときの回転の反転のタイミングを決めることについても、検出器300がその役割りを担っている。すなわち検出器300が用紙先端を検出してからの経過時間を計測し、その用紙の後端が分岐点20dに到達し上記のカバー104が再び閉じたタイミングで反転する。
また、この排出器200は、排紙台28上に排出された用紙が浮き上がって次に排出される用紙の排出の妨げとならないように上から押える押え片204を有する。
この押え片204は、その上端部を軸にして回転自在となっており、排出ロール203により排出される用紙に押されてその用紙の通路を開放するように回転し用紙後端が排出ロール203を抜けると図示の姿勢に戻ってその用紙後端を下方に押す。これにより、次の用紙の排出路が確保される。
排紙台28上に用紙が順次排出されると排紙台28上に多数枚の用紙が積み重なることがある。この排出器200は、排紙台28上にあらかじめ決められた量を超える量の用紙が積み重ねられるのを避けるために、この排紙台28上に用紙が規定量積み重なったことを検出する検出片205(図3参照)が備えられている。この検出片205は、後端側が回転自在に支持されており、排紙台28上に用紙が積み重なるとこの検出片205の先端が持ち上がり、規定位置まで持ち上がると、用紙が排紙台28上にそれ以上積み重ねられることを避けるために装置の稼動が一旦停止されて、排紙台28上から用紙を取り除くようユーザに通知される。
以下では用紙搬送を中心に説明する。
定着器100により第1面へのトナー像の定着を受けてその定着器100を抜けてきた用紙は、第1の搬送経路20aの上部を塞ぐカバー104を押し上げて矢印C方向に進み、検知爪302を押し上げて第2の搬送経路20b上を矢印D方向に進む。用紙先端が排紙ロール203に挟まれると今度は排紙ロール203によりさらに矢印D方向に搬送される。片面印刷モードのときは、そのまま排紙台28上に排出される。
両面印刷モードのときは、第1面のみに画像が形成された用紙は、片面印刷モードの場合と同様にして排紙ロール203により矢印D方向に搬送され、その用紙の後端が分岐点20dに達すると排紙ロール203の回転が逆転し用紙は今度は矢印E方向に進み、直前に通過してきた第1の搬送経路20aへの進入がカバー104によって阻まれ、カバー104の上面に案内されて第3の搬送経路20c上を矢印F方向に搬送される。この第3の搬送経路20cは、待機ロール34(図1参照)に到達して第1の搬送経路20aと合流する経路である。この用紙はこの第3の搬送経路20cを搬送されることにより表裏が反転し、画像が未形成の第2面を感光体22(図1参照)に向けた姿勢となる。この用紙は、第1面への画像形成の場合と同様にして待機ロール34により送り出される。その後も第1面への画像形成の場合と同様にして、今度は第2面に画像が形成される。このようにして両面に画像が形成された用紙が排紙台28上に排出される。
図3,図4は、図2に概要を示した排出器の外観斜視図である。ここで図3は、検出器300(図2参照)に用紙が到達していない状態、図4は、検出器300に用紙が到達していて検知爪312(図2参照)が回転している状態を示している。
これら図3,図4では、検出器300は、排出器200の上側フレーム202にほぼ隠れているが、用紙が無い状態(図3)と用紙通過中の状態(図4)とでは、この検出器300の検出部材310を構成する、光電センサ320(図5,図6参照)を遮る遮光板313の姿勢が変化している。
図5は、排出器の、上側フレームや排出ロールを取り外し、下側フレームと検出器を示した斜視図である。また、図6は、図5の、光電センサ近傍の部分の拡大図である。これら図5,図6には用紙が無いときの状態が示されている。用紙は、図5に示す矢印C方向に進み、さらに矢印D方向に排出される(図1,図2を合わせて参照)。
検出器300は、検出部材310と、光電センサ320と、下側フレーム201の一部に形成された受け部材330とを有する。さらに、この受け部材330の下方には、その受け部材330から離間した位置に、これも下側フレーム201の一部からなる遮熱部材340が設けられている。
検出部材310は、図2にも示す、軸311と、その軸に固定された検知爪312とに加え、さらに、軸311に固定された遮光板313を備えている。ここで、軸311は、本発明にいう連結部材の一例に相当し、検知爪312および遮光板313は、本発明にいう、それぞれ第1部材および第2部材の各一例に相当する。これら検知爪312および遮光板313は、双方が軸311に固定されていて、一体的に回転する。ここで、用紙と非接触の状態にあるときの検知爪312の姿勢が本発明にいう第1の姿勢、搬送されてきた用紙と接触して回転したときの検知爪312の姿勢が本発明にいう第2の姿勢の各一例に相当する。また、検知爪312が第1の姿勢および第2の姿勢にあるときの遮光板313の各姿勢が、それぞれ、第3の姿勢および第4の姿勢の各一例に相当する。
ここで、この検出部材310を構成する検知爪312および遮光板313は、自重により、検知爪312が用紙と非接触の状態にあるときの各姿勢(本発明にいう第1の姿勢および第3の姿勢)となる向きに力を受けている。したがって搬送されてきた用紙と接触して検知爪312が回転した後用紙が行き過ぎると、検知爪312および遮光板313は、自重で回転して、検知爪312が用紙と非接触の状態にあるときの各姿勢(本発明にいう第1の姿勢および第3の姿勢)となる。
尚、ここでは、検知爪312および遮光板313が、自重で、検知爪312が用紙と接触していないときの各姿勢となる向きに力を受けている例について説明している。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、自重に頼ることなく、あるいは自重を補助して、ねじりバネ等で強制的に、検知爪312が用紙と接触していない状態における姿勢に向けて力を与えてもよい。
また、ここでは、検知爪312と遮光板313の双方を一本の軸311に固定し、それら検知爪312と遮光板313が互いに同じ角度だけ一体的に回転する例について説明している。ただし、本発明では、第1部材(ここに示す例では検知爪312)の第1の姿勢が第2部材(ここに示す例では遮光板313)の第3の姿勢に対応し、かつ第1部材の第2の姿勢が第2部材の第4の姿勢に対応していればよい。すなわち、第1部材と第2部材とを連結する連結部材は第1部材と第2部材を一体に回転させるものである必要はない。一例を挙げれば、この連結部材は、第1部材が第1の姿勢から30度回転して第2の姿勢となり、その第1部材の回転に伴って第2部材が第3の姿勢から15度回転して第4の姿勢となるように、第1部材と第2部材を連結するものであってもよい。
本実施形態に戻って説明を続ける。
光電センサ320は、光を発生する発光部321と、その発光部321で発光された光を受光する受光部322とを有する。それら発光部321と受光部322は、互いの間に間隔を空けて互いに向き合っている。遮光板313は、図5,図6に示す姿勢にあるときは、発光部321と受光部322との間に入り込んでいて、発光部321で発光された光が受光部322に入射するのを遮っている。
図7は、検出部材が図5,図6に示す姿勢にあるときの、検知爪の部分の断面図である。
この図7には、図5,図6と同様、用紙と非接触の状態にあるときの検知爪312が示されている。この検知爪312は、用紙が通過する第2の搬送経路20b(図2を合わせて参照)を遮る姿勢にある。
図8は、検出部材が図5,図6に示す姿勢にあるときの、遮光板の部分の断面図である。
この図8には、図5,図6と同様、検知爪312が用紙と非接触の状態にあるときの、遮光板313の姿勢が示されている。この遮光板313は、光電センサ320の発光部321と受光部322との間に入り込み(図5,図6参照)、受け部材330に突き当てられた姿勢にある。受け部材330は、遮光板313がこの図8に示す姿勢に向けて回転してきたときに、この遮光板313の突き当てを受けて、遮光板313をこの図8に示す姿勢に維持させる役割りを担っている。
また、遮熱部材340は、受け部材313の下側であって、その受け部材313から離間した位置に備えられている。この遮熱部材340は、受け部材330の、定着器100側に位置しており、その定着器100の熱が受け部材330に伝わるのを遮る役割りを有する。この受け部材330の直ぐ上の位置には光電センサ320が配置されており、この光電センサ320は比較的熱に弱く、高熱が伝わると誤検出や劣化の原因となる。
本実施形態では、受け部材330の、定着器100側の位置に遮熱部材340が設けられている。定着器100の熱が光電センサ320に伝わり難い構造となっており、光電センサ320の誤検出や劣化が避けられている。
図9は、図5と同様、下側フレームと検出器を示した斜視図、図10は、図9の、光電センサ近傍の部分の拡大図である。また、図11,図12は、検出部材が図9,図10に示す姿勢にあるときの、それぞれ検知爪、および遮光板の部分の断面図である。
図9,図10は、図5,図6と比べ、検出部材310が回転した状態にある。すなわち、検知爪312は、搬送されてきた用紙(図示せず)に押されて、図11に示すように第2の搬送経路20bを開放した姿勢にある。また、これに伴い、遮光板313も、図5,図6に示す姿勢から回転し、図12に示すように光電センサ320の発光部321と受光部322との間から退避した姿勢にある。
遮光板313がこの姿勢にまで回転すると、発光部321での発光が受光部322で受光され、これにより検知爪311が用紙に押されていること、すなわちこの検出器300の位置に用紙が到達していることが検出される。
図13は、下側フレームの、光電センサ近傍の部分であって、光電センサなどを取り外して下側フレームのみを示した拡大図、図14は、下側フレームの、遮光板に対応する部分であって、検知爪などを取り外して下側フレームのみを示した断面図である。
遮光板313(ここには図示せず)の突き当てを受ける受け部材330は、下側フレーム201の一部として形成されており、その両側に溝331が形成された片持ち梁形状を有する。
検知爪312が用紙により押されて図11に示す姿勢に回転すると、それに伴って遮光板313は図12に示す姿勢にまで回転する。その後、用紙が検知爪312から離れると検知爪312は、図11に示す姿勢から図7に示す姿勢にまで検出部材310の自重により回転し、それに伴って遮光板313も、図12に示す姿勢から図8に示す姿勢にまで回転して、遮光板313が受け部材330に突き当たる。この突き当てに伴って音が発生する。
本実施形態では、受け部材330が、図13に示す、両側に溝331が形成された片持ち梁形状に形成されていてその受け部材の剛性が弱められており、その突き当てに伴う音が低減されている。
この実施形態の受け部材320の場合、新たな部品の追加なしに、両側に溝331を形成するという、下側フレーム201の一部の形状の変更だけで受け部材320の剛性を弱め、音の低減化が図られている。
図15は、受け部材の第1変形例を示す図である。
図示の矢印は、遮光板の動きを示している。
この図15に示す受け部材530は、遮光板が接触する接触部材531と、その接触部材531を支えるばね部材532とを有する。
この図15に示す受け部材530は、図13に示す受け部材330とは異なり、新たな部品追加を必要とするが、遮光板が突き当たったときの音をさらに有効に低減することが可能である。
図16は、受け部材の第2変形例を示す図である。
図示の矢印は、図15の矢印と同様、遮光板の動きを示している。
この図16に示す受け部材630は、硬質の受け面631上に、軟質の、例えばゴム等からなる弾性体632が貼り付けられた構造を有し、遮光板は直接にはその弾性体632に突き当てられる。
この受け部材630の場合、弾性体632という、新たな部品を必要とするが、この構成の受け部材630によっても、遮光板の突き当て時の音をさらに有効に低減することができる。
尚、ここでは、図1,図2に示す単色の画像を形成する画像形成装置を例に挙げて説明したが、本発明はカラー画像を形成する画像形成装置にもそのまま適用することができる。また本発明の用紙搬送装置は、画像形成装置にのみ適用されるものではなく、画像形成装置以外であっても用紙を搬送する機構を備えた装置に広く適用することができる。
1 複写機
10 原稿読取装置
20 画像形成装置
20a 第1の搬送経路
20b 第2の搬送経路
20c 第3の搬送経路
20d 分岐点
28 排紙台
100 定着器
200 排出器
201 下側フレーム
202 上側フレーム
203 排紙ロール
204 押え片
205 検出片
300,302 検出器
310 検出部材
311 軸
312 検知爪
313 遮光板
320 光電センサ
330,530,630 受け部材
321 発光部
322 受光部
331 溝
340 遮熱部材
531 接触部材
532 ばね部材
632 弾性体

Claims (3)

  1. 用紙を搬送する搬送部と、
    用紙が搬送されてきたことを検出する検出部とを備え、
    前記検出部が、
    用紙と非接触の状態にある第1の姿勢と搬送されてきた用紙と接触して回転した第2の姿勢との間で回転する第1部材、前記第1の姿勢に対応する第3の姿勢と前記第2の姿勢に対応する第4の姿勢との間で回転する第2部材、および前記第1部材と前記第2部材とを連結して該第1部材と該第2部材の回転を連動させる連結部材を有し、前記第1部材が用紙と非接触な状態において前記第1部材および前記第2部材がそれぞれ前記第1の姿勢および前記第3の姿勢となる向きに力を受けた検出部材と、
    前記第2部材が前記第3の姿勢にあるか前記第4の姿勢にあるかを検出する検出器と、
    前記第4の姿勢から前記第3の姿勢へと回転してきた前記第2部材の突き当てを受けて該第2部材を該第3の姿勢に維持させる、片持ち梁形状の受け部材とを備え
    前記第2部材は、前記第4の姿勢から前記第3の姿勢へと回転してきたときに前記受け部材の片持ち梁形状の相対的な固定端側に接触し、該接触の後の該第2部材の該第3の姿勢に向かう回転時の該受け部材の撓みに伴って該受け部材への接触位置を該片持ち梁形状の自由端側に移動させるものであることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 用紙を搬送する搬送部と、
    トナー像を形成して搬送されてきた用紙上に該トナー像を転写する画像形成部と、
    前記画像形成部よりも用紙搬送方向下流側に配置され、トナー像の転写を受けてさらに搬送されてきた用紙を加熱および加圧して、該トナー像を該用紙上に定着する定着部と、
    前記定着部よりも用紙搬送方向下流側に配置され、用紙が搬送されてきたことを検出する検出部とを備え、
    前記検出部が、
    用紙と非接触の状態にある第1の姿勢と搬送されてきた用紙と接触して回転した第2の姿勢との間で回転する第1部材、前記第1の姿勢に対応する第3の姿勢と前記第2の姿勢に対応する第4の姿勢との間で回転する第2部材、および前記第1部材と前記第2部材とを連結して該第1部材と該第2部材の回転を連動させる連結部材を有し、前記第1部材が用紙と非接触な状態において前記第1部材および前記第2部材がそれぞれ前記第1の姿勢および前記第3の姿勢となる向きに力を受けた検出部材と、
    前記第2部材が前記第3の姿勢にあるか前記第4の姿勢にあるかを検出する検出器と、
    前記第4の姿勢から前記第3の姿勢へと回転してきた前記第2部材の突き当てを受けて該第2部材を該第3の姿勢に維持させる、片持ち梁形状の受け部材とを備え、
    前記第2部材は、前記第4の姿勢から前記第3の姿勢へと回転してきたときに前記受け部材の片持ち梁形状の相対的な固定端側に接触し、該接触の後の該第2部材の該第3の姿勢に向かう回転時の該受け部材の撓みに伴って該受け部材への接触位置を該片持ち梁形状の自由端側に移動させるものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記受け部材から離間し該受け部材よりも前記定着部寄りの位置に配置された、該定着部から該受け部材に伝わる熱を遮る遮熱部材を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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