JP5959314B2 - 光学素子の製造方法、光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造装置 - Google Patents
光学素子の製造方法、光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5959314B2 JP5959314B2 JP2012121377A JP2012121377A JP5959314B2 JP 5959314 B2 JP5959314 B2 JP 5959314B2 JP 2012121377 A JP2012121377 A JP 2012121377A JP 2012121377 A JP2012121377 A JP 2012121377A JP 5959314 B2 JP5959314 B2 JP 5959314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding material
- mold
- molding
- optical element
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 70
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims description 64
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 47
- 239000012778 molding material Substances 0.000 claims description 148
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 57
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 39
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 31
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 29
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 28
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 13
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 33
- 230000009477 glass transition Effects 0.000 description 6
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 4
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 4
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 3
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 3
- 238000004031 devitrification Methods 0.000 description 3
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920001651 Cyanoacrylate Polymers 0.000 description 2
- MWCLLHOVUTZFKS-UHFFFAOYSA-N Methyl cyanoacrylate Chemical compound COC(=O)C(=C)C#N MWCLLHOVUTZFKS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000007723 die pressing method Methods 0.000 description 2
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001868 water Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
上記特許文献1には、位置決め部材の自重により成形素材を一対の成形型の中心に移動させて下型の成形面上で成形素材を位置決めする方法が開示されている。
また、上記のような光学素子の製造方法において、曇り、発泡、失透、結晶化、揮発などの変質を防止するため、成形素材を、上下型と非接触となるように保持部材に載置した状態で加熱する方法が知られている(例えば、特許文献3及び4参照)。
更には、成形素材をロボットアームなどにより保持して保持部材に載置する場合などは、ロボットアームによる保持部分が、意図せずに光学機能面を構成する部分に転動してしまうという問題もある。
また、上記光学素子の製造方法において、上記保持部は、第1の保持部材と、第2の保持部材とを有し、上記加熱工程では、上記第1の保持部材と上記第2の保持部材とにより上記成形素材を挟持することにより上記成形素材を保持するようにしてもよい。
図1A〜図1Cは、本発明の第1実施形態に係る光学素子の製造装置100を示す断面図である。
成形面11aは、上型11の下端に形成されている。
下型12は、円柱形状(柱形状の一例)を呈し、上端には凸型の成形面12aが形成されている。
上ヒータ103及び下ヒータ104は、例えば、下型押圧部材101及びリング押圧部材102により貫通される図示しないブロック状の部材に挿入され、上型11及び下型12を直接的又は間接的に熱伝導により加熱することなどにより、成形素材Mを熱伝達により加熱する。
まず、図1Aに示すように、成形素材Mは、位置決めリング14の貫通孔14aの上端に、図2Aに示すように塗布される接着剤Aにより保持される(保持工程)。なお、成形素材Mの保持は、型セット10外で行っても、型セット10内で行ってもよい。接着剤Aの塗布も型セット10外で行っても、型セット10内で行ってもよい。
次に、図2Bに示すように、外観検査用カメラ106を用いることにより又は目視により成形素材Mの検査が行われる(検査工程)。この検査工程は、型セット10外で行う場合は、位置決めリング14上に成形素材Mを保持しておき、検査後には位置決めリング14上に保持したまま成形素材Mを型セット10内に搬送するとよい。検査工程は、型セット10内で行ってもよい。
また、本実施形態の加熱工程では、成形素材Mは、加圧工程において消滅する接着剤A(加熱消滅性接着剤)により保持される。そのため、簡素な構成で成形素材Mを保持することができる。
また、本実施形態では、型セット10が胴型13を有するが、胴型を有さない型セットにおいて、成形素材Mを上型11及び下型12に非接触で保持することは可能である。
図3A及び図3Bは、本発明の第2実施形態に係る光学素子の製造装置200を示す断面図である。
成形面21aは、上型21の下端に形成されている。
フランジ部21cは、上型21の上端に形成されている。
下型22は、円柱形状(柱形状の一例)を呈し、上端には凸型の成形面22aが形成されている。
成形素材Mは、第2の保持部材25の上に載置され、第1の保持部材24は、成形素材Mに載置されている。そのため、成形素材Mは、第1の保持部材24の自重により移動不能且つ姿勢変更不能となり、第1の保持部材24及び第2の保持部材25のそれぞれにより挟持されている。これにより、成形素材Mは、移動不能且つ姿勢変更不能に保持されている。
まず、図2Aに示すように、成形素材Mは、第1の保持部材24と第2の保持部材25とにより挟持されることで保持される(保持工程)。なお、成形素材Mの保持は、型セット20内で行っても型セット20外で行ってもよい。
また、本実施形態の加熱工程では、保持部は、第1の保持部材24と、第2の保持部材25とを有し、加熱工程では、第1の保持部材24と第2の保持部材25とにより成形素材Mを挟持することにより成形素材Mを保持する。そのため、第1の保持部材24を成形素材Mに載置して第1の保持部材24及び第2の保持部材25により成形素材Mを挟持するという簡単な作業で成形素材Mを保持することができる。
図4A〜図4Cは、本発明の第3実施形態に係る光学素子の製造装置300を示す断面図である。
上ヒータ303及び下ヒータ304は、例えば、下型押圧部材301及び保持部押圧部材302により貫通される図示しないブロック状の部材に挿入され、上型31及び下型32を直接的又は間接的に熱伝導により加熱することなどにより、成形素材Mを熱伝達により加熱する。
まず、図4Aに示すように、成形素材Mは、第1の保持部材34と第2の保持部材35とにより挟持されることで保持され(保持工程)、必要に応じて第1及び第2実施形態で述べた検査工程が行われる。
また、本実施形態では、一対の成形型は、上型31と、下型32とを有し、加圧工程は、第2の保持部材35を上方に移動させることで成形素材Mを上型31に接触させる工程と、下型32を上方に移動させることで成形素材Mを上型31及び下型32により加圧する工程と、を有する。そのため、加熱工程において特に成形素材Mと一対の成形型31,32との間の距離が大きい場合などに、成形素材Mを確実に保持することができる。
11 :上型
11a :成形面
11b :本体部
11c :フランジ部
12 :下型
12a :成形面
13 :胴型
14 :位置決めリング
14a :貫通孔
14a−1:孔上部
14a−2:孔下部
15 :リング支持ブロック
15a :貫通孔
20 :型セット
21 :上型
21a :成形面
21b :本体部
21c :フランジ部
22 :下型
22a :成形面
23 :胴型
24 :第1の保持部材
24a :貫通孔
25 :第2の保持部材
25a :貫通孔
30 :型セット
31 :上型
31a :成形面
31b :本体部
31c :フランジ部
32 :下型
32a :成形面
33 :胴型
34 :第1の保持部材
34a :貫通孔
35 :第2の保持部材
35a :貫通孔
100 :光学素子の製造装置
101 :下型押圧部材
102 :リング押圧部材
103 :上ヒータ
104 :下ヒータ
105 :接着剤塗布装置
106 :外観検査用カメラ
200 :光学素子の製造装置
201 :下型押圧部材
203 :上ヒータ
204 :下ヒータ
300 :光学素子の製造装置
301 :下型押圧部材
302 :保持部押圧部材
A :接着剤
M :成形素材
Claims (7)
- 成形素材を、保持部が移動不能且つ姿勢変更不能に保持した状態で、一対の成形型の間において該一対の成形型と非接触で加熱する加熱工程と、
加熱された前記成形素材を前記一対の成形型により加圧する加圧工程と、
加圧された前記成形素材を冷却する冷却工程と、を含み、
前記一対の成形型は、上型を有し、
加熱された前記成形素材が前記一対の成形型により加圧される前に、前記保持部を、前記成形素材を移動不能且つ姿勢変更不能に保持した状態のまま上方に押圧して移動させることで前記成形素材を前記上型に接触させ前記保持部と前記上型とで保持する、光学素子の製造方法。 - 前記加熱工程では、前記加圧工程において消滅する加熱消滅性接着剤により前記成形素材を保持する、請求項1記載の光学素子の製造方法。
- 成形素材を、保持部が移動不能且つ姿勢変更不能に保持した状態で、一対の成形型の間において該一対の成形型と非接触で加熱する加熱工程と、
加熱された前記成形素材を前記一対の成形型により加圧する加圧工程と、
加圧された前記成形素材を冷却する冷却工程と、を含み、
前記保持部は、第1の保持部材と、第2の保持部材とを有し、
前記加熱工程では、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とにより前記成形素材を挟持することにより前記成形素材を保持する、光学素子の製造方法。 - 前記一対の成形型は、上型と、下型とを有し、
前記加圧工程は、
前記保持部を上方に移動させることで前記成形素材を前記上型に接触させる工程と、
前記下型を上方に移動させることで前記成形素材を前記上型及び前記下型により加圧する工程と、を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項記載の光学素子の製造方法。 - 成形素材を挟んで対向して配置される一対の成形型と、
前記成形素材が前記一対の成形型の間において該一対の成形型と非接触となるように、前記成形素材をそれぞれで挟持することにより移動不能且つ姿勢変更不能に該成形素材を保持する第1の保持部材及び第2の保持部材と、を備える、光学素子成形用型セット。 - 成形素材を挟んで対向して配置される一対の成形型と、
前記成形素材が前記一対の成形型の間において該一対の成形型と非接触となるように、前記成形素材をそれぞれで挟持することにより移動不能且つ姿勢変更不能に該成形素材を保持する第1の保持部材及び第2の保持部材と、
前記成形素材を加熱する加熱部と、
前記成形素材を前記一対の成形型により加圧する加圧部と、を備える、光学素子の製造装置。 - 前記一対の成形型は、上型と、下型とを有し、
前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材を上方に移動させることで前記成形素材を前記上型に接触させる保持部駆動部を更に備える、請求項6記載の光学素子の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012121377A JP5959314B2 (ja) | 2012-05-28 | 2012-05-28 | 光学素子の製造方法、光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012121377A JP5959314B2 (ja) | 2012-05-28 | 2012-05-28 | 光学素子の製造方法、光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013245152A JP2013245152A (ja) | 2013-12-09 |
JP5959314B2 true JP5959314B2 (ja) | 2016-08-02 |
Family
ID=49845211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012121377A Active JP5959314B2 (ja) | 2012-05-28 | 2012-05-28 | 光学素子の製造方法、光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5959314B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008297187A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Olympus Corp | 光学素子の成形素材とその成形方法 |
JP5114261B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2013-01-09 | オリンパス株式会社 | 光学素子の製造方法 |
JP5479787B2 (ja) * | 2009-06-18 | 2014-04-23 | オリンパス株式会社 | 光学素子の製造方法および光学素子の製造装置 |
-
2012
- 2012-05-28 JP JP2012121377A patent/JP5959314B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013245152A (ja) | 2013-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI624436B (zh) | Manufacturing method of glass plate with curved shape, glass plate with curved shape and manufacturing device of glass plate with curved shape | |
TWI474914B (zh) | 成形物製造裝置、以及成形物製造方法 | |
JP2008285375A (ja) | 接合光学素子及びその製造方法 | |
JP5458822B2 (ja) | 光学素子用成形型及び光学素子の成形方法 | |
JP5959314B2 (ja) | 光学素子の製造方法、光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造装置 | |
JP6374951B2 (ja) | 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法 | |
JP4933247B2 (ja) | ガラスレンズ成形装置およびガラスレンズ成形方法 | |
JP2008285374A (ja) | 接合光学素子及びその製造方法 | |
He et al. | Optimization of control parameters in micro hot embossing | |
JP5638990B2 (ja) | ガラス光学素子の製造方法 | |
JP4447522B2 (ja) | 微細形状成形物製造装置及びその製造方法 | |
US8343393B2 (en) | Molding method and apparatus for an optical element | |
WO2012026263A1 (ja) | ガラス成形体の製造方法および製造装置 | |
JPWO2016051619A1 (ja) | 光学レンズ | |
JP5829108B2 (ja) | 光学素子の製造方法、及び、光学素子の製造装置 | |
JP2005162547A (ja) | 光学素子成形型と光学素子製造装置及び光学素子製造方法 | |
US8602079B2 (en) | Apparatus and method for manufacturing roller | |
JP2011184249A (ja) | 光学素子用成形型及び光学素子の成形方法 | |
JP4933248B2 (ja) | ガラスレンズ成形装置 | |
TWI720095B (zh) | 光學元件的製造方法及光學元件的製造裝置 | |
JPS61247628A (ja) | 光学素子の成形方法 | |
JP2024074427A (ja) | 成形装置、成形体の製造方法 | |
JP2010143773A (ja) | 光学素子の製造方法 | |
JP4671725B2 (ja) | 成形用型の製造方法 | |
JP2008179488A (ja) | 光学素子の成形方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160119 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160621 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5959314 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |