JP2010143773A - 光学素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラス素材を成形型の中心で成形することで偏肉不良やバリの発生のない光学素子を得る。
【解決手段】ガラス素材30を加熱軟化してプレス成形し光学素子を得る光学素子の製造方法において、下型18の凹状の成形面18aにガラス素材30を載置すると共に、下型18に載置されたガラス素材30との間にプレス方向に隙間を設けるように、上型20をスリーブ22で保持した状態でその成形面22aを下型18の成形面18aに対向配置する型組立て工程と、上型20を停止した状態で下型18の上動により上型20の成形面20aとガラス素材30とを接触させてプレス成形する成形工程とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光学素材を加熱軟化してプレス成形し光学素子を得る光学素子の製造方法に関する。
従来から、加熱軟化したガラス素材などの光学素材を、一対の成形型によりプレス成形して光学素子を得る成形技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、例えば図11に示すように、スリーブ(胴型)122内に収められた上型118と下型120との間に球状のプリフォーム130を配置し、これを加熱軟化してプレス成形する旨が開示されている。
特開平9−286623号公報
しかしながら、前述した特許文献1では、図12に示すように、成形前にガラス素材130が上型118及び下型120の中心軸O−Oからずれて載置されていると、型中心軸O−Oに対するキャビティ(成形空間)内の充填量の偏りが生じる。
すると、成形された光学素子には、偏肉不良が発生したり、部分的に上型118及び下型120の側面とスリーブ122との間に、軟化したガラス素材130が浸入してバリが発生するおそれがある。
本発明は斯かる課題を解決するためになされたもので、光学素材を成形型の中心で成形することで偏肉不良やバリの発生のない光学素子を得ることのできる光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、
光学素材を加熱軟化してプレス成形し光学素子を得る光学素子の製造方法において、
第1の成形型の凹状の成形面に前記光学素材を載置すると共に、前記第1の成形型に載置された前記光学素材に対して隙間を設けるように第2の成形型を保持部材で保持し、前記第1の成形型、前記第2の成形型及び前記保持部材を備える型セットを組立てる型組立て工程と、
前記型セット内の前記光学素材を加熱する加熱工程と、
前記第1の成形型の成形面と前記第2の成形型の成形面とによって前記光学素材をプレス成形する成形工程と、を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の光学素子の製造方法において、
前記型組立て工程では、前記第2の成形型が前記保持部材に載置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の光学素子の製造方法において、
前記成形工程では、前記第1の成形型を上動させることによって前記光学素子をプレス成形することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の光学素子の製造方法において、
前記加熱工程では、前記光学素材よりも線膨張係数の小さい前記第1の成形型及び第2の成形型と前記保持部材とを用い、前記成形工程の前に前記第1の成形型及び第2の成形型と前記保持部材とを加熱膨張することにより前記第2の成形型の成形面と前記光学素材とを接触させることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の光学素子の製造方法において、
前記加熱工程では、前記光学素材よりも線膨張係数の小さい前記第1の成形型及び第2の成形型と、前記第1の成形型及び前記第2の成形型よりも線膨張係数の小さい前記保持部材とを用い、前記成形工程の前に前記第1の成形型及び第2の成形型と前記保持部材とを加熱膨張することにより前記第2の成形型の成形面と前記光学素材とを接触させることを特徴とする。
本発明によれば、光学素材を成形型の中心で成形することで偏肉不良やバリの発生のない光学素子を得ることのできる光学素子の製造方法を提供することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、光学素子の製造装置1の概略構成を示す図である。
この製造装置1は、成形室2内にプレスステージ3と冷却ステージ4とを有している。プレスステージ3は、上下(鉛直方向)に対向する一対の上プレート12及び下プレート14と、下プレート14を下方から支持する基台5と、下プレート14及び基台5をプレス方向(鉛直方向)に移動自在に貫通する突き出し部材11と、を有している。
また、上プレート12と下プレート14との間には、後述する型セット16が矢印方向(搬送方向である水平方向)に搬入配置される。
突き出し部材11は、不図示の駆動手段によって上下方向に移動する構成となっており、図1の下方から上方(型セット16側)に突出駆動されるようになっている。
上プレート12及び下プレート14には、夫々上カートリッジヒータ13及び下カートリッジヒータ15が内蔵されている。これらの上・下カートリッジヒータ13、15により、型セット16内の光学素材としてのガラス素材30が加熱される。また、上プレート12を上下方向(鉛直方向)に駆動するエアシリンダ17が設けられている。
型セット16は、成形室2内に矢印方向(水平方向)に搬入され、プレスステージ3の上プレート12と下プレート14との間に配置される。そして、エアシリンダ17による上プレート12の昇降動作により、型セット16の挟持、挟圧等の動作が行われる。
冷却ステージ4も同様の構成を有している。ただし、冷却ステージ4には突き出し部材11は備えていない。この冷却ステージ4では、型セット16を挟持してその型セット16を所定の温度まで冷却させる。なお、プレスステージ3と同一又は相当する部材には、その符号にダッシ(’)を付してその説明を省略する。
成形室2には、気体流入口6と気体流出口7が設けられていて、成形室2内を窒素(N)等の非酸化性ガス又は不活性ガスにより置換可能な構造になっている。
すなわち、気体流入口6から窒素ガス(Nガス)等の非酸化性ガスを導入して、成形室2内の雰囲気を窒素ガスで満たすことができる。これにより、型セット16及びガラス
素材30等、これらの酸化を防止することができる。なお、成形室2内の酸素濃度は、例えば20ppm以下に設定されている。
成形室2の入口と出口には、上下に開閉自在なシャッタ8,9が夫々設けられている。型セット16は、この入口側のシャッタ8を開いて矢印方向(水平方向)に成形室2内のプレスステージ3に搬入される。ここで、型セット16内のガラス素材30は、エアシリンダ17の昇降動作及び突き出し部材11の突き出し動作によりプレス成形される。
また、成形完了後の型セット16は、冷却ステージ4に移送され、ここで所定の取り出し温度に冷却される。冷却された後の型セット16は、出口側のシャッタ9を開いて矢印方向に成形室2から外部に搬出される。
なお、型セット16の搬送は、不図示の搬送装置によって行われる。
図2は、型セット16の組立てが完了した状態の断面図を示している。
この型セット16は、第1の成形型としての下型18、第2の成形型としての上型20、及び保持部材としてのスリーブ22を有している。下型18及び上型20は、スリーブ22の内部で、それぞれの成形面18a,20aが対向するようにスリーブ22の両端側から嵌挿されている。
下型18は円柱形状をなしている。この下型18は、スリーブ22の内側下部に嵌挿されている。下型18の端面には、上型20との対向側に凹球面状(凹状)の成形面18aが形成されている。この成形面18aに、光学素材としての球状のガラス素材30が載置される。また、成形面18aの外周部は平坦面18bに形成されている。
なお、本実施の形態では、下型18の成形面18aが凹球面状に形成されている場合について説明するが、これに限らない。例えば、凹非球面状であってもよい。
上型20は、大径のフランジ部20とそれよりも小径の本体部20とを有する段付き円柱形状をなしている。
上型20のフランジ部20は、スリーブ22の開口側の上端面に当接可能で、上型20の本体部20は、スリーブ22の内側上部に嵌挿されている。また、本体部20の端面には平坦な成形面20aが形成されている。なお、この成形面20aの形状は種々設計変更が可能である。
スリーブ22は円筒形状をなしている。このスリーブ22の上端面22aと下端面22bは、型中心軸O−Oと直交するような平坦な平面に形成されている。
下型18及び上型20は、スリーブ22の軸方向(O−O軸方向)すなわち上下方向に摺動自在に嵌挿されている。
なお、下型18及び上型20は、タングステンカーバイド(WC)等の超硬合金を研削・研磨して仕上げられている。また、ガラス素材30は、市販の球状の光学ガラスが用いられている。なお、光学素材としてガラス素材30を例として説明するが、これに限らない。例えば、ポリカーボネート等の合成樹脂であってもよい。
次に、光学素子の製造工程を、ガラス素材30を下型18の成形面18aに載置すると共に、成形型(下型18及び上型20)を組み立てる組立て工程と、ガラス素材30の加熱工程及び成形工程とに分けて説明する。
(型セットの組立て工程)
前述した図2は、型セット16の組立てが完了した状態の断面図を示している。
この場合、下型18及び上型20等の組立てが完了した時点で、ガラス素材30と上型20の成形面20aとが非接触状態となるように、下型18及び上型20の寸法(O−O軸方向の寸法)とガラス素材30の寸法(直径)とを設定しておく。
まず、スリーブ22の下端開口側から、凹球状の成形面18aを有する下型18を挿入し、その成形面18a上に球形状のガラス素材30を載置する。この場合のガラス素材30の載置動作は、不図示の搬送ロボットや搬送装置を用いてもよいし、又は手動で行ってもよい。
なお、ガラス素材30の形状は球形状が好ましいが、これに限らない。例えば、凸レンズ形状やラグビーボール形状のように、素材本体から突出する凸部分を有する形状であってもよい。
次に、スリーブ22の上端開口側から、上型20を挿入してスリーブ22の上端面22aに上型20のフランジ20を当接させて型組立てを行う。すなわち、型組立て状態では、上型20のフランジ20がスリーブ22の上端面22aに載置され、上型20の成形面20aとガラス素材30とに隙間が設けられている。
次に、成形工程に移行する。
(加熱工程及び成形工程)
次に、図3〜図5に基づき、本実施の形態の加熱工程及び成形工程について説明する。(1)図3に示すように、不図示の搬送装置を用いて型セット16を成形室2内のプレスステージ3に搬送する。そして、この型セット16を、予め所定温度に加熱してある上プレート12及び下プレート14間に配置する。上プレート12及び下プレート14の加熱は、上カートリッジヒータ13及び下カートリッジヒータ15によって行われる。
次いで、エアシリンダ17の駆動により、上プレート12を下降させて上型20の上面に上プレート12を当接させる。こうして、上プレート12及び下プレート14からの熱は、型セット16に伝達される。こうして、下型18の成形面18a上に載置されたガラス素材30は、ガラス屈伏点(At点)以上の温度に加熱される。
この時点では、上型20の成形面20aとガラス素材30とは接触していない。このため、下型18の成形面18a上に載置された球状のガラス素材30は、型セット16の搬送等による振動があっても、加熱工程中にガラス素材30の自重による転がりで凹状の成形面18aの中心位置に復帰する。これにより、ガラス素材30の中心が型中心軸O−O(図2参照)に一致する。この点が、各実施の形態を通じて共通の特徴点である。
なお、ガラス素材30の自重による転がりのみでなく、例えばガラス素材30の滑りによってもガラス素材30は成形面18aの中心位置に復帰することができる。
このとき、上型20とガラス素材30との間隙が大きすぎるとガラス素材30の加熱効率が低下する。上型20からの伝熱量が少なくなるためである。同様に、この間隙が大きすぎると、後述する突き出し部材11でガラス素材30を上動させる際に、ガラス素材30の中心が型中心軸O−Oからずれるおそれがある。そこで、上型20とガラス素材30との間隙は小さい方が望ましい。
なお、ガラス屈伏点(At点)とは、例えばガラスの熱膨張曲線において、見かけ上、膨張が停止する温度の意味で使用している。
このように、ガラス素材30がガラス屈伏点(At点)以上の温度に加熱されることで、プレス成形が可能となる。
(2)次に、図4に示すように、不図示の駆動手段により突き出し部材11を下方から上
方に向けて突出移動させる。
こうして、上型20に対し下型18を上方向に移動(上動)させ、ガラス素材30を上型20の成形面20aに押し当ててプレス成形を開始する。このとき、ガラス素材30が上型20の成形面20aに当接した時点においても、ガラス素材30の中心は型中心軸O−O(図2参照)と一致している。
この場合、図示しない測定スケールにて、下型18によるプレス量を測定しつつガラス素材30のプレスを行う。さらに、ガラス素材30が所定肉厚になるまで突き出し部材11を上動させる。
(3)図5に示すように、ガラス素材30が所定肉厚に到達した時点で、プレスを完了する。こうして、所望形状の光学素子(冷却前)31が成形される。次いで、プレスステージ3において型セット16の冷却を開始する。このときの冷却は、上カートリッジヒータ13及び下カートリッジヒータ15の温度を調節することにより行う。そして、ガラス素材30がガラス転移点(Tg点)付近の温度になったところで、突き出し部材11を下げる。さらに、上プレート12を上昇させて型セット16を開放する。
なお、ガラス転移点(Tg点)とは、一般的にはガラスの熱膨張曲線の解析から求められる温度であって、過冷却液体がガラス状態に変わる温度の意味で使用している。
(4)次に、不図示の搬送装置を用いて型セット16をプレスステージ3から冷却ステージ4に移送する。
この冷却ステージ4では、エアシリンダ17’の駆動により、上プレート12’を下降させて上型20の上面に上プレート12’を当接させる。こうして、上プレート12’及び下プレート14’からの熱が、型セット16に伝達される。そして、光学素子31は所定温度に冷却される。この冷却後、上プレート12’を上昇させ、不図示の搬送装置を用いて型セット16を成形室2の外部に搬出する。
搬出された型セット16を分解して、内部の成形品(光学素子31)が取り出される。
本実施の形態によれば、下型18の凹状の成形面18aにガラス素材30を載置する載置工程と、載置されたガラス素材30との間にプレス方向に隙間を設けるように、上型20をスリーブ22で保持した状態でその成形面20aを下型18の成形面18aに対向配置する型組立て工程と、上型20を停止した状態で下型18の上動により上型20の成形面20aとガラス素材30とを接触させてプレス成形する成形工程とを備えたので、プレス開始時まではガラス素材30が型に拘束されないので、型セット16の搬送による振動があったとしても、搬送終了後の加熱工程中にガラス素材30の自重による転がりでガラス素材30は型中心に復帰する。
これにより、常にガラス素材30は型中心で成形され、偏肉不良やバリの発生のない光学素子を歩留まりよく製造することができる。
(変形例)
図6は、本実施の形態の変形例を示す図である。
第1の実施の形態では、下型18及び上型20をスリーブ22に嵌挿することで、下型18と上型20の中心軸O−Oを一致させるようにした。また、スリーブ22の上端面22aに上型20のフランジ部20を当接することで、下型18と上型20の成形面18a,20a間の間隔制御を行ったが、これに限らない。
例えば、図6に示すように、円筒状のスリーブ22の外周側に、このスリーブ22よりもO−O軸方向に長い保持部材としての規制部材24を配置する。そして、この規制部材
24の上端面24aに上型20のフランジ部20を当接させる。すなわち、型組立て状態では、上型20のフランジ20が規制部材24の上端面24aに載置され、上型20の成形面20aとガラス素材30とに隙間が設けられている。こうして、上型20のプレス方向の位置を規制することができる。
なお、この規制部材24も円筒状をなしている。また、この規制部材24は、開口側の両端面24a,24bが型中心軸O−Oに対し直交する平面に仕上げられている。また、この規制部材24は円筒状に限らず、矩形の筒状等であってもよい。
次に、プレス成形に際しては、図4と同様に、不図示の駆動手段により、突き出し部材11(図4参照)を下方から上方に向けて突出移動させる。次いで、図5と同様に、上型20に対し下型18を上動させ、ガラス素材30を上型20の成形面20aに押し当ててプレス成形を行う。
この変形例によれば、まずスリーブ22により、下型18と上型20の型中心軸O−Oを一致させることができる。次いで、規制部材24により、下型18と上型20の成形面18a,20a間の間隔を任意に調整することができる。
この変形例によれば、下型18及び上型20を保持するスリーブ22の他に、規制部材24を用いたことで、ガラス素材30と上型20の成形面20aとの隙間を容易に任意に調整することができる。
すなわち、スリーブ22を保持部材とした場合、上型20の成形面20aとガラス素材30との隙間寸法を変更する毎に新しいスリーブ22を用意し、下型18及び上型20が嵌合するスリーブ22の内周面、スリーブ22の上端面22a及びスリーブ22の下端面22bを高精度に加工する必要が出てきてしまう。
本変形例では、スリーブ22とは別体の規制部材24を用いているため、スリーブ22を変更することなく、上端面24a及び下端面24bのみを高精度に加工した規制部材24を変更するだけで良くなり、前記隙間寸法の変更が容易となる。
[第2の実施の形態]
(型セットの組立て工程)
図7は、型セット16の組立てが完了した状態の断面図を示している。なお、第1の実施の形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)本実施の形態では、ガラス素材30よりも線膨張係数の小さい材質の下型18及び上型20とスリーブ22とを準備する。
そして、常温で、ガラス素材30と上型20の成形面20aとが非接触状態となるように設定する。また、型セット16の加熱中に、下型18、上型20とスリーブ22に対してガラス素材30がより一層大きく膨張して、ガラス素材30と上型20との隙間がなくなるようにする。
すなわち、ガラス素材30として、L−BAL42((株)オハラ製)を用い、直径がφ5mm、線膨張係数が8.8×10−6とする。このガラス素材30を常温(20℃)から温度570℃まで加熱すると、24μm膨張する。
次に、下型18及び上型20としてタングステンカーバイド(WC)を用い、図7の下型18の軸方向の長さBと、上型20の本体部20の軸方向の長さAと、の和(A+B)が14mm、線膨張係数が4.8×10−6とする。このような下型18及び上型20を、常温(20℃)から温度570℃まで加熱すると、37μm膨張する。
さらに、スリーブ22としてタングステンカーバイド(WC)を用い、軸方向長さが19mm、線膨張係数が4.8×10−6とする。このスリーブ22を、常温(20℃)から温度570℃まで加熱すると、50μm膨張する。
合計すると、加熱完了時の下型18及び上型20の成形面18a,20aの間隔は、13μm拡大し、ガラス素材30は24μm膨張する。このため、常温時の下型18及び上型20の成形面18a,20aの間隔を11μm以下に設定するようにする。
(2)次に、スリーブ22の下端開口側から、凹球状の成形面18aを有する下型18を挿入し、その成形面18a上に球形のガラス素材30を載置する。
次に、スリーブ22の上端開口側から、上型20を挿入してスリーブ22の上端面22aに上型20のフランジ20を当接させて型組立てを行う。すなわち、型組立て状態では、上型20のフランジ20がスリーブ22の上端面22aに載置され、上型20の成形面20aとガラス素材30とに隙間が設けられている。
(加熱工程及び成形工程)
次に、図8〜図10に基づき、本実施の形態の加熱工程及び成形工程について説明する。
(1)図8に示すように、不図示の搬送装置を用いて型セット16を成形室2内のプレスステージ3に搬送する。そして、この型セット16を、予め所定温度に加熱してある上プレート12及び下プレート14間に配置する。
この時点では、上型20とガラス素材30とは接触していない。このため、下型18の成形面18a上に載置された球状のガラス素材30は、型セット16の搬送等による振動があっても、加熱工程中にガラス素材30の自重による転がりで下型18の凹状の成形面18aの中心位置に復帰する。これにより、ガラス素材30の中心が型中心軸O−Oに一致する。
次いで、エアシリンダ17の駆動により、上プレート12を下降させて上型20の上面に上プレート12を当接させる。こうして、上プレート12及び下プレート14からの熱は、型セット16に伝達される。そして、下型18の成形面18a上に載置されたガラス素材30は、ガラス屈伏点(At点)以上の温度に加熱される。
この加熱により、ガラス素材30が膨張して上型20の成形面20aと接触し、上型20と上プレート12とを若干持ち上げる(図8参照)。こうして、上型20のフランジ部20がスリーブ22の上端面22aからわずかに(寸法h)離れる。これにより、ガラス素材30は下型18と上型20間に挟持される。なお、このとき、上プレート12を加圧しているエアシリンダ17の加圧力を低く設定しておく。
さらに時間が経過し、ガラス素材30が成形可能なガラス屈伏点(At点)以上の温度に加熱されると、上型20のフランジ部20がスリーブ22の上端面22aに当接するまで下降し、ガラス素材30は微量に変形する。
なお、上プレート12を加圧しているエアシリンダ17の加圧力を低く設定せずに、通常に設定しておいてもよい。この場合は、ガラス素材30が膨張しても上型20と上プレート12を持ち上げることはなく、ガラス素材30は軟化し上型20の成形面20aと接触して変形する。
(2)次に、図9に示すように、不図示の駆動手段により、突き出し部材11を下方から上方に向けて突出移動させる。こうして、上型20に対し下型18を上動させ、ガラス素材30を上型20の成形面20aに押し当てて成形を開始する。
このとき、図示しない測定スケールにて、下型18によるプレス量を測定しつつガラス素材30のプレスを行う。さらに、ガラス素材30が所定肉厚になるまで突き出し部材11を上動させる。
(3)図10に示すように、ガラス素材30が所定肉厚に到達した時点で、プレスを完了する。こうして、所望形状の光学素子(冷却前)31が成形される。
次いで、プレスステージ3での型セット16の冷却を開始する。このときの冷却は、上カートリッジヒータ13及び下カートリッジヒータ15の温度を調節することにより行う。そして、ガラス素材30がガラス転移点(Tg点)付近の温度になったところで、突き出し部材11を降下させる。さらに、上プレート12を上昇させて型セット16を開放する。
(4)次に、不図示の搬送装置を用いて、型セット16をプレスステージ3から冷却ステージ4に移送する。
こうして、前述した場合と同様に、ガラス素材30を所定温度に冷却した後、不図示の搬送装置を用いて型セット16を成形室2の外部に搬出する。そして、型セット16を分解し光学素子31を取り出す。
本実施の形態によれば、ガラス素材30よりも線膨張係数の小さい下型18及び上型20とスリーブ22を用い、加圧成形前に下型18、上型20、及びスリーブ22の加熱膨張により上型20の成形面20aとガラス素材30とを接触させた後に下型18を上動させるようにしたので、加熱開始時まではガラス素材30が型に拘束されないため、型セット16の搬送による振動があったとしても、搬送終了後の加熱工程中にガラス素材30の自重による転がりで型中心に復帰する。
さらに、加熱時及び下型18の上動時には、ガラス素材30は下型18及び上型20の成形面18a,20aに挟持されているので、その動作振動によってもガラス素材30が型中心から移動することもない。
これにより、常にガラス素材30は型中心で成形され、偏肉不良やバリの発生がない光学素子を歩留まり良く製造することができる。
[第3の実施の形態]
(型セットの組立て工程)
本実施の形態では、基本的に第2の実施の形態と同様であるので、前述した図7〜図10を用いて説明する。
(1)本実施の形態では、ガラス素材30よりも線膨張係数の小さい材質の下型18及び上型20とスリーブ22とを準備する。また、下型18及び上型20よりも線膨張係数の小さい材質のスリーブ22を用いる。
本実施の形態では、常温で、ガラス素材30と上型20の成形面20aとが非接触状態となり、型セット16の加熱中に隙間がなくなるようにする。すなわち、型セット16の加熱中に、下型18と上型20、及びスリーブ22に対してガラス素材30がより大きく膨張し、また、スリーブ22に対して下型18及び上型20が大きく膨張するようにした。
例えば、ガラス素材30としてL−BAL42((株)オハラ製)を用い、直径がφ1mm、線膨張係数が8.8×10−6とする。このガラス素材30を常温(20℃)から温度570℃まで加熱すると、ガラス素材30は5μm膨張する。
また、下型18及び上型20としてタンクステンカーバイド(WC)を用い、図7の下型18の軸方向の長さBと、上型20の本体部20の軸方向の長さAと、の和(A+B)が14mm、線膨張係数が4.8×10−6とする。この下型18及び上型20を、常温(20℃)から温度570℃まで加熱すると、37μm膨張する。
さらに、スリーブ22として窒化珪素(Si)を用い、軸方向長さが15mm、線膨張係数が2.1×10−6とする。このスリーブ22を、常温(20℃)から温度570℃まで加熱すると、17μm膨張する。
合計すると、加熱完了時の上型20及び下型18の成形面20a,18aの間隔は20μ減少し、ガラス素材30は5μm膨張する。このため、ガラス素材30と上型20との常温時の隙間を25μm以下に設定する。
(2)次に、スリーブ22の下端開口側から、凹球状の成形面18aを有する下型18を挿入し、その成形面18a上に球形のガラス素材30を載置する。
次に、スリーブ22の上端開口側から、上型20を挿入してスリーブ22の上端面22aに上型20のフランジ部20を当接させて型組立てを行う。
次に、加熱工程及び成形工程に移行する。
(加熱工程及び成形工程)
次に、前述した図8〜図10に基づき、本実施の形態の加熱工程及び成形工程について説明する。
本実施の形態の加熱・成形工程は、基本的に第2の実施の形態で説明した内容と同様であるため、その一部を重複して説明する。
(1)図8に示すように、不図示の搬送装置を用いて、型セット16を成形室2内のプレスステージ3に搬送する。そして、この型セット16を、予め所定温度に加熱してある上プレート12及び下プレート14間に配置する。
この時点では、上型20とガラス素材30とは接触していない。このため、下型18の成形面18a上に載置された球形状のガラス素材30は、型セット16の搬送等による振動があっても、加熱工程中にガラス素材30の自重による転がりで下型18の凹状の成形面18aの中心位置に復帰する。これにより、ガラス素材30の中心が型中心軸O−Oに一致する。
次いで、エアシリンダ17の駆動により、上プレート12を下降させて上型20の上面に上プレート12を当接させる。こうして、上プレート12及び下プレート14からの熱は、型セット16に伝達される。そして、下型18の成形面18a上に載置されたガラス素材30は、ガラス屈伏点(At点)以上の温度に加熱される。
この加熱により、ガラス素材30が膨張して上型20の成形面20aと接触し、上型20と上プレート12とを持ち上げる(図8参照)。こうして、上型20のフランジ部20がスリーブ22の上端面22aからわずかに(寸法h)離れる。これにより、ガラス素材30は下型18と上型20間に挟持される。なお、このとき、上プレート12を加圧しているエアシリンダ17の加圧力は低く設定しておく。
さらに時間が経過し、ガラス素材30が成形可能なガラス屈伏点(At点)以上の温度に加熱されると、上型20のフランジ部20がスリーブ22の上端面に当接するまで下降し、ガラス素材30は微量に変形する。
(2)次に、図9に示すように、不図示の駆動手段により、突き出し部材11を下方から上方に向けて突出移動させる。こうして、上型20に対し下型18を上動させ、ガラス素
材30を上型20の成形面20aに押し当てて成形を開始する。
このとき、図示しない測定スケールにて、下型18によるプレス量を測定しつつガラス素材30のプレスを行う。さらに、ガラス素材30が所定肉厚になるまで突き出し部材11を上動させる。
(3)次に、図10に示すように、ガラス素材30が所定肉厚に到達した時点で、プレスを完了する。次いで、プレスステージ3での型セット16の冷却を開始する。このときの冷却は、上カートリッジヒータ13及び下カートリッジヒータ15の温度を調節することにより行う。そして、ガラス素材30がガラス転移点(Tg点)付近の温度になったところで、突き出し部材11を降下させる。さらに、上プレート12を上昇させて型セット16を開放する。
(4)次に、不図示の搬送装置を用いて、型セット16をプレスステージ3から冷却ステージ4に移送する。
こうして、前述したと同様に、ガラス素材30を所定温度に冷却した後、不図示の搬送装置を用いて型セット16を成形室2の外部に搬出する。そして、型セット16を分解し光学素子31を取り出す。
本実施の形態によれば、ガラス素材30よりも線膨張係数の小さい下型18及び上型20と、この下型18及び上型20よりも線膨張係数の小さいスリーブ22を用い、加圧成形前に下型18、上型20、及びスリーブ22の加熱膨張により上型20の成形面とガラス素材30とを接触させた後に下型18を上動させるようにしたので、加熱完了時の下型18及び上型20の成形面18a,20a間の隙間が大きく減少し、下型18及び上型20とスリーブ22の加工を高精度に行う必要がなくなる。このため、型セット16の各構成部材の加工の歩留まりを向上させることができる。
また、第2の実施の形態の効果と同様に、加熱開始時まではガラス素材30が型に拘束されないので、型セット16の搬送による振動があったとしても、搬送終了後の加熱工程中にガラス素材30の自重による転がりで型中心に復帰する。
さらに、ガラス素材30の加熱時及び下型18の上動時には、ガラス素材30は下型18及び上型20の成形面18a,20aに挟持されているので、その動作振動によってガラス素材30が型中心から移動することもない。
これにより、常にガラス素材30は型中心で成形され偏肉不良やバリの発生がない光学素子を歩留まり良く製造することができる。
光学素子の製造装置の概略構成を示す図である。 型セットの組立てが完了した状態の断面図である。 第1の実施の形態の成形工程を示す図である。 第1の実施の形態の成形工程を示す図である。 第1の実施の形態の成形工程を示す図である。 第1の実施の形態の変形例を示す図である。 第2及び第3の実施の形態の成形型の組立てが完了した状態の断面を示す図である。 第2及び第3の実施の形態の成形工程を示す図である。 第2及び第3の実施の形態の成形工程を示す図である。 第2及び第3の実施の形態の成形工程を示す図である。 型セット内にガラス素材が配置された状態の従来例を示す図である。 型セット内にガラス素材が偏倚して配置された状態の従来例を示す図である。
符号の説明
1 光学素子の製造装置
2 成形室
3 プレスステージ
4 冷却ステージ
5 基台
6 気体流入口
7 気体流出口
8 シャッタ
9 シャッタ
11 突き出し部材
12 上プレート
13 上カートリッジヒータ
14 下プレート
15 下カートリッジヒータ
16 型セット
17 エアシリンダ
18 下型
18a 成形面
18b 平坦面
20 上型
20 フランジ部
20 本体部
20a 成形面
22 スリーブ
22a 上端面
22b 下端面
24 規制部材
24a 上端面
24b 下端面
30 ガラス素材
31 光学素子

Claims (5)

  1. 光学素材を加熱軟化してプレス成形し光学素子を得る光学素子の製造方法において、
    第1の成形型の凹状の成形面に前記光学素材を載置すると共に、前記第1の成形型に載置された前記光学素材に対して隙間を設けるように第2の成形型を保持部材で保持し、前記第1の成形型、前記第2の成形型及び前記保持部材を備える型セットを組立てる型組立て工程と、
    前記型セット内の前記光学素材を加熱する加熱工程と、
    前記第1の成形型の成形面と前記第2の成形型の成形面とによって前記光学素材をプレス成形する成形工程と、を有する
    ことを特徴とする光学素子の製造方法。
  2. 前記型組立て工程では、前記第2の成形型が前記保持部材に載置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記成形工程では、前記第1の成形型を上動させることによって前記光学素子をプレス成形することを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記加熱工程では、前記光学素材よりも線膨張係数の小さい前記第1の成形型及び第2の成形型と前記保持部材とを用い、前記成形工程の前に前記第1の成形型及び第2の成形型と前記保持部材とを加熱膨張することにより前記第2の成形型の成形面と前記光学素材とを接触させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記加熱工程では、前記光学素材よりも線膨張係数の小さい前記第1の成形型及び第2の成形型と、前記第1の成形型及び前記第2の成形型よりも線膨張係数の小さい前記保持部材とを用い、前記成形工程の前に前記第1の成形型及び第2の成形型と前記保持部材とを加熱膨張することにより前記第2の成形型の成形面と前記光学素材とを接触させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学素子の製造方法。
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