JP5958589B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明はステアリング装置、特に、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイールのテレスコピック位置(前後方向位置)を調整することができる位置調整式のステアリング装置に関する。
運転者の体格や運転姿勢に応じてステアリングホイールのテレスコピック位置を調整する為の装置として、テレスコピック式ステアリング装置と呼ばれるステアリング装置がある。さらに、ステアリングホイールのチルト位置(上下方向位置)とテレスコピック位置の両方の位置を調整する為の装置として、チルト・テレスコピック式ステアリング装置と呼ばれるステアリング装置がある。
このようなステアリング装置では、インナーコラムに対するアウターコラムの締付けを解除した状態で、ステアリングホイールのテレスコピック位置を調整すると、テレスコピック方向に相対移動する金属同士が擦れて擦れ音が生じる場合がある。また、テレスコピック位置の車体前方側の調整端、及び車体後方側の調整端で、テレスコ調整用長溝の車体前方端または車体後方端が締付けロッドに当接して、衝撃音が発生する場合がある。
特許文献1のステアリング装置は、テレスコ調整用長溝の内周面に、長溝と略同一形状で、額縁状のプラスチックライナ(緩衝部材)を内嵌している。このプラスチックライナの内周には、車体前方側の調整端及び車体後方側の調整端に、柔軟なゴム等で成形された弾力性ブロックが嵌め込まれ、この弾力性ブロックに締付けロッドが当接して、衝撃を緩和している。また、プラスチックライナの外周には、弾性変形するフランジが形成され、テレスコピッククランプを解除すると、このフランジの弾性変形が元に戻って、テレスコピック方向に相対移動する金属同士を引き離し、擦れ音を防止している。しかし、特許文献1のプラスチックライナは、弾力性ブロックと締付けロッドとの当接面積が狭いため、弾力性ブロックの耐久性を確保することが困難である。
特表平10−512825号公報
本発明は、ステアリングホイールのテレスコピック位置の調整端で、テレスコ調整用長溝の端部に締付けロッドが当接した時の衝撃音を抑制する緩衝部材の耐久性を向上させるとともに、金属同士の擦れ音を抑制し、安定したテレスコピッククランプ力が得られるステアリング装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、インナーコラム、上記インナーコラムの外周面にテレスコピック位置調整可能に外嵌し、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回動可能に軸支した中空のアウターコラム、車体に取付け可能な車体取付けブラケット、上記アウターコラムの外周に固定され、上記車体取付けブラケットの左右の側板に摺動可能に挟持された左右の側板を有するディスタンスブラケット、所望のテレスコピック位置で、上記車体取付けブラケットの左右の側板を上記ディスタンスブラケットの左右の側板に締め付けてクランプするために、操作レバーの操作で車体取付けブラケットを車幅方向内側に締付ける締付けロッド、上記ディスタンスブラケットの左右の側板に形成され、テレスコピック位置調整方向に長く形成されて上記締付けロッドが挿通されるテレスコ調整用長溝、上記締付けロッドに外嵌し、テレスコピック位置調整端で上記ディスタンスブラケットに外周面が当接して衝撃を緩和する中空筒状の緩衝部材を備えたステアリング装置であって、上記ディスタンスブラケットに形成され上記インナーコラムの外周を締め付ける左右一対の締付け部と上記アウターコラムに形成され、上記ディスタンスブラケットの締付け部が各々挿通される左右一対の貫通孔を備えて、上記ディスタンスブラケットの左右一対の締付け部で上記インナーコラムの外周を直接締付けて、上記アウターコラムに対して軸方向に相対的に移動不能に上記インナーコラムをクランプするステアリング装置であり、更に、上記緩衝部材の左右両端に形成され、上記ディスタンスブラケットの左右の側板に各々当接する中空円筒状の左右の当接部と上記左右の当接部に接続して形成され、左右の当接部を上記ディスタンスブラケットの左右の側板に押し付ける付勢部を備えたステアリング装置において、上記付勢部は、車体上方側、車体前方側及び車体後方側の三箇所に形成され、付勢部の車幅方向の両端が当接部の外周面に接続されているとともに半径方向外側に向かって凸の円弧状に形成されていることを特徴とするステアリング装置である。
本発明のステアリング装置は、所望のテレスコピック位置で車体取付けブラケットの左右の側板をディスタンスブラケットの左右の側板に締め付けてクランプするために、操作レバーの操作で車体取付けブラケットを車幅方向内側に締付ける締付けロッドと、ディスタンスブラケットの左右の側板に形成され、テレスコピック位置調整方向に長く形成されて締付けロッドが挿通されるテレスコ調整用長溝と、締付けロッドに外嵌し、テレスコピック位置調整端でディスタンスブラケットに外周面が当接して衝撃を緩和する中空筒状の緩衝部材を備えている。
また、本発明のステアリング装置は、緩衝部材の左右両端に形成され、ディスタンスブラケットの左右の側板に各々当接する中空円筒状の左右の当接部と、左右の当接部に接続して形成され、左右の当接部をディスタンスブラケットの左右の側板に押し付ける付勢部を備えている。
さらに、本発明のステアリング装置は、左右の当接部の内周面に内嵌するとともに締付けロッドに外嵌し、ディスタンスブラケットを締め付けてクランプした時に、ディスタンスブラケットの左右の側板に当接する中空筒状の突っ張り部材を備え、この突っ張り部材が、クランプ時のディスタンスブラケットの左右の側板の所定値以上の弾性変形を阻止している。
従って、テレスコピック位置調整端で、締付けロッドがテレスコ調整用長溝の車体前方端または車体後方端に当接する前に、緩衝部材の面積の大きな外周面がディスタンスブラケットに当接して、テレスコピック位置調整端での衝撃音を抑制するため、緩衝部材の耐久性が向上し、所定の衝撃音抑制効果が持続する。また、緩衝部材には、付勢部材によって車幅方向に適度な予圧が作用して、テレスコピック方向に相対移動する部材間に車幅方向のガタが無く、テレスコピック方向の調整作業時の操作感が向上する。
本発明のステアリング装置101を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施例1のステアリング装置101を車体後方側から見た要部の斜視図である。 図2のステアリング装置101の車体取付けブラケット周辺を分解した斜視図である。 図2のステアリング装置101の正面図である。 図4の縦断面図である。 図5のA−A断面図である。 図5のP部拡大断面図である。 図7のB−B断面図である。 本発明の実施例1のアウターコラム及びディスタンスブラケットを車体下方側から見た分解斜視図である。 図9のアウターコラムにインナーコラムを嵌合して車体上方側から見た平面図である。 図6の要部の拡大断面図を示し、(a)はチルト・テレスコピックアンクランプ状態を示す拡大断面図、(b)はチルト・テレスコピッククランプ状態を示す拡大断面図である。 本発明の実施例1の緩衝部材に突っ張り部材を内嵌した状態を示し、(a)は車体上方側から見た拡大斜視図、(b)は(a)を車体下方側から見た拡大斜視図である。 (a)は本発明の実施例1の緩衝部材に突っ張り部材を内嵌した状態を示す正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)は(a)のC−C断面図、(d)は(c)のD−D断面図である。 本発明の実施例1の緩衝部材単体を示し、(a)は車体上方側から見た拡大斜視図、(b)は(a)を車体下方側から見た拡大斜視図である。 本発明の実施例1の突っ張り部材単体を示し、(a)は車体上方側から見た拡大斜視図、(b)は(a)を車体下方側から見た拡大斜視図である。 図7の要部を示し、(a)は車体後方側のテレスコピック位置調整端で緩衝部材がディスタンスブラケットに当接した状態を示す説明図、(b)は車体前方側のテレスコピック位置調整端で緩衝部材がディスタンスブラケットに当接した状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の断面図を示し、実施例1の図8相当図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施例1から実施例2を説明する。
図1は本発明のステアリング装置101を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。ステアリング装置101は、ステアリングシャフト102を回動自在に軸支している。ステアリングシャフト102には、その上端(車体後方側)にステアリングホイール103が装着され、ステアリングシャフト102の下端(車体前方側)には、ユニバーサルジョイント104を介して中間シャフト105が連結されている。
中間シャフト105にはその下端にユニバーサルジョイント106が連結され、ユニバーサルジョイント106には、ラックアンドピニオン機構等からなるステアリングギヤ107が連結されている。
運転者がステアリングホイール103を回転操作すると、ステアリングシャフト102、ユニバーサルジョイント104、中間シャフト105、ユニバーサルジョイント106を介して、その回転力がステアリングギヤ107に伝達され、ラックアンドピニオン機構を介して、タイロッド108を移動し、車輪の操舵角を変えることができる。
図2は本発明の実施例1のステアリング装置101を車体後方側から見た要部の斜視図である。図3は図2のステアリング装置101の車体取付けブラケット周辺を分解した斜視図である。図4は図2のステアリング装置101の正面図、図5は図4の縦断面図、図6は図5のA−A断面図である。図7は図5のP部拡大断面図、図8は図7のB−B断面図である。
図2から図8に示すように、本発明の実施例1のステアリング装置101は、車体取付けブラケット2、インナーコラム(ロアーコラム)3、操舵補助部31(電動アシスト機構)、アウターコラム(アッパーコラム)4等から構成されている。
インナーコラム3の車体前方側(図4、図5の左側)には、操舵補助部(電動アシスト機構)31の右端が圧入によって固定される。操舵補助部31は、電動モータ311、減速ギヤボックス部312、出力軸313等から構成されている。操舵補助部31は、操舵補助部31の車体前方端に一体的に形成されたブラケット314が、車体(図4、図6参照)109に、図示しないチルト中心軸を介して、チルト位置調整可能に支持されている。
図5に示すように、インナーコラム3の外周面32には、アウターコラム4の内周面45がテレスコピック位置調整(インナーコラム3の中心軸線に平行に摺動)可能に外嵌している。アウターコラム4には、上部ステアリングシャフト102Aが回動可能に軸支され、上部ステアリングシャフト102Aの車体後方側(図5の右側)端部には、ステアリングホイール103(図1参照)が固定されている。
インナーコラム3には、下部ステアリングシャフト102Bが回動可能に軸支され、下部ステアリングシャフト102Bは上部ステアリングシャフト102Aとスプライン嵌合している。従って、アウターコラム4のテレスコピック位置に関わらず、上部ステアリングシャフト102Aの回転が下部ステアリングシャフト102Bに伝達される。
操舵補助部31は、下部ステアリングシャフト102Bに作用するトルクを検出し、電動モータ311を駆動して、出力軸313を所要の操舵補助力で回転させる。この出力軸313の回転が、ユニバーサルジョイント104、中間シャフト105、ユニバーサルジョイント106を経由して、ステアリングギヤ107に伝達され、車輪の操舵角を変えることができる。
アウターコラム4の車体前方側(図4、図5の左側)には、アウターコラム4を車幅方向の左右両側から挟持する車体取付けブラケット2が取付けられている。図6に示すように、車体取付けブラケット2は、車幅方向に略水平に形成された上板23と、この上板23から車体下方側に延び、アウターコラム4を車幅方向の左右両側から挟持する左右一対の側板24、25を有している。
上板23には切欠き溝(車体後方側が開放されて形成されている)21、21が形成され、この切欠き溝21、21に嵌め込まれたカプセル22を介して、上板23が車体に取付けられている。
車体取付けブラケット2、アウターコラム4は、二次衝突時にステアリングホイール103に運転者が衝突して大きな衝撃力が作用すると、カプセル22から車体取付けブラケット2が車体前方側に離脱し、インナーコラム3に案内されて車体前方側にコラプス移動し、衝突時の衝撃エネルギーを吸収する。
図9は本発明の実施例1のアウターコラム4及びディスタンスブラケット6を車体下方側から見た分解斜視図、図10は図9のアウターコラム4にインナーコラム3を嵌合して車体上方側から見た平面図、図11は図6の要部の拡大断面図を示し、図11(a)はチルト・テレスコピックアンクランプ状態を示す拡大断面図、図11(b)はチルト・テレスコピッククランプ状態を示す拡大断面図である。
アウターコラム4の車体前方側には、アウターコラム4の車体上方側に突出して、ディスタンスブラケット6が溶接で固定されている。ディスタンスブラケット6は、左ディスタンスブラケット6Aと右ディスタンスブラケット6Bで構成されている。
左ディスタンスブラケット6Aと右ディスタンスブラケット6Bは、アウターコラム4の中心軸線を通る垂直平面に対して対称な形状を有し、鉄製の矩形板材を折り曲げて形成されている。左ディスタンスブラケット6Aと右ディスタンスブラケット6Bは、各々の下方の円弧状部61A、61Bが、アウターコラム4の外周面46に巻き付けられ、外周面46に溶接によって固定されている。
左ディスタンスブラケット6Aと右ディスタンスブラケット6Bには、各々の上方に、側板24、25に対して平行な平面部(側板)62A、62Bが形成されている。左右の側板24、25の内側面242、252に、平面部62A、62Bがテレスコ移動及びチルト移動可能に挟持されている。平面部62A、62Bには、軸方向(図9の左右方向)に長いテレスコ調整用長溝63A、63Bが形成されている。
左ディスタンスブラケット6Aの平面部62A、右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bには、平面部62A、62Bの車体前後方向の両端に、折り曲げ部64A、64Bが形成されている。折り曲げ部64A、64Bは、平面部62A、62Bから車幅方向の内側に向かって直角に折り曲げられている。また、平面部62A、62Bの上端には、折り曲げ部(図6、図8参照)65A、65Bが、平面部62A、62Bから車幅方向の内側に向かって直角に折り曲げられて形成されている。折り曲げ部65A、65Bは、平面部62A、62Bの車体前後方向の全長には形成されておらず、車体前方側の大部分に渡って形成されている。
折り曲げ部64A、64Bには、車幅方向の内側面に、円弧状の左右一対の締付け部66A、66Bが形成されている。アウターコラム4には、車体後方側の締付け部66A、66Bが挿通される左右一対の貫通孔41A、41Bだけが形成されている。車体前方側の締付け部66A、66Bは、アウターコラム4の車体前方側の端面42よりも車体前方側に位置している。貫通孔41A、41Bは、アウターコラム4の軸方向に短く形成され、車体後方側の締付け部66A、66Bの車体前後方向の厚さよりも若干大きな寸法に形成されている。
車体後方側の締付け部66A、66Bがこの貫通孔41A、41Bに挿通され、貫通孔41A、41Bを通してインナーコラム3の外周面32を直接締付けている。また、車体前方側の締付け部66A、66Bは、貫通孔を経由せずに、インナーコラム3の外周面32を直接締付けている。
本発明の実施例では、貫通孔41A、41Bが車体後方側の1箇所だけで済むため、アウターコラム4の軸方向長さを短くすることができ、衝突時のアウターコラ4のコラプスストロークを長くできるため、好ましい。また、貫通孔41A、41Bがアウターコラム4の軸方向に短く形成されているため、貫通孔の開口面積が小さく抑えられて、アウターコラム4の剛性が大きく、ステアリング装置の操舵感を向上させることができる。
また、本発明の実施例では、左ディスタンスブラケット6Aの締付け部66Aと右ディスタンスブラケット6Bの締付け部66Bが、インナーコラム3の外周面32を左右両側から直接締め付ける。従って、締付け力の左右のバランスが良く、ステアリングホイール103のテレスコ位置によって、アウターコラム4がインナーコラム3を締付ける締付け力が変動しない。
車体取付けブラケット2の側板24、25には、チルト調整用長溝26、27が形成されている。チルト調整用長溝26、27は、チルト中心軸を中心とする円弧状に形成されている。図6、図8に示すように、丸棒状の締付けロッド5が、チルト調整用長溝26、27及びテレスコ調整用長溝63A、63Bを通して、図6、図8の右側から挿入される。
締付けロッド5の右端の頭部51には回り止め部511が形成され、回り止め部511がチルト調整用長溝27に嵌合して、側板25に対して回り止めされている。図6、図8、図11に示すように、側板25と右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bとの間には、複数の摩擦板67が挟み込まれている。また、締付けロッド5の車幅方向の中央位置には、緩衝部材7と突っ張り部材8が外嵌されている。緩衝部材7と突っ張り部材8は、左ディスタンスブラケット6Aの平面部62Aと右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bとの間に挟み込まれている。緩衝部材7は、軟質のゴムや軟質の合成樹脂で形成され、突っ張り部材8は、硬質の合成樹脂や鉄、アルミニウム等の金属で形成されている。
締付けロッド5の左端側に、右から順に、固定カム52、可動カム53、操作レバー54、スラストベアリング55を外嵌し、ナット56を締付けロッド5の左端に締め付けて固定する。固定カム52は、固定カム52の右端面に形成された矩形部がチルト調整用長溝26に嵌合して、側板24に対して回り止めされている。可動カム53は操作レバー54に圧入されて、操作レバー54と一体的に回動する。
操作レバー54をクランプ方向に回動すると、固定カム52の傾斜カム面の山に可動カム53の傾斜カム面の山が乗り上げ、固定カム52の車幅方向内側端面が左側の側板24の外側面241を内側に押し、左側の側板24を内側に弾性変形させて、左ディスタンスブラケット6Aの平面部62Aの外側面621Aを強く押圧する。
固定カム52の傾斜カム面の山に可動カム53の傾斜カム面の山が乗り上げると、締付けロッド5が図6、図8、図11の左側に引っ張られ、頭部51が右側の側板25の外側面251を内側に押し、右側の側板25を内側に弾性変形させて、右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bの外側面621Bを強く押圧する。
このようにして、左ディスタンスブラケット6A、右ディスタンスブラケット6Bを、車体取付けブラケット2に、所定のチルト調整位置で大きな保持力で締め付けてチルトクランプすることができる。また、左ディスタンスブラケット6Aの平面部62A、右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bは、内側面622A、622Bが互いに接近する方向に内側に弾性変形し、内側面622A、622Bの車幅方向の間隔が狭まる。従って、左ディスタンスブラケット6Aの締付け部66Aと右ディスタンスブラケット6Bの締付け部66Bが、インナーコラム3の外周面32を左右両側から直接締め付けてクランプ(テレスコピッククランプ)する。
図12は本発明の実施例1の緩衝部材7に突っ張り部材8を内嵌した状態を示し、図12(a)は車体上方側から見た拡大斜視図、図12(b)は図12(a)を車体下方側から見た拡大斜視図である。図13(a)は本発明の実施例1の緩衝部材7に突っ張り部材8を内嵌した状態を示す正面図、図13(b)は図13(a)の左側面図、図13(c)は図13(a)のC−C断面図、図13(d)は図13(c)のD−D断面図である。図14は本発明の実施例1の緩衝部材7単体を示し、図14(a)は車体上方側から見た拡大斜視図、図14(b)は図14(a)を車体下方側から見た拡大斜視図である。
図15は本発明の実施例1の突っ張り部材8単体を示し、図15(a)は車体上方側から見た拡大斜視図、図15(b)は図15(a)を車体下方側から見た拡大斜視図である。図16は図7の要部を示し、図16(a)は車体後方側のテレスコピック位置調整端で緩衝部材がディスタンスブラケットに当接した状態を示す説明図、図16(b)は車体前方側のテレスコピック位置調整端で緩衝部材がディスタンスブラケットに当接した状態を示す説明図である。
図11から図16に示すように、緩衝部材7は、中空円筒状の当接部71A、71Bと、当接部71A、71Bに接続された薄板状の付勢部72で構成されている。当接部71A、71Bは車幅方向の左右両端に形成され、付勢部72は車幅方向の中央位置に形成されている。付勢部72は、車体上方側、車体前方側及び車体後方側の三箇所に形成され、付勢部72の車幅方向の両端が当接部71A、71Bの外周面に接続されている。付勢部72は半径方向外側に向かって凸の円弧状に形成されている。
図13(d)に示すように、緩衝部材7の自由状態において、緩衝部材7の車幅方向の長さはL1に形成されている。また、図11(a)に示すように、ディスタンスブラケット6の自由状態において、左ディスタンスブラケット6Aの平面部62Aの内側面622Aと、右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bの内側面622Bの間の車幅方向の長さはL2に形成され、L1はL2よりも若干長く形成されている。従って、緩衝部材7を内側面622Aと内側面622Bとの間に挟み込むと、三個の付勢部72が弾性変形し、当接部71A、71Bを内側面622Aと内側面622Bに所定の押圧力で常時押し付ける。
従って、チルト・テレスコピックアンクランプした状態では、車体取付けブラケット2の側板24、25、ディスタンスブラケット6の平面部62A、62B、緩衝部材7の当接部71A、71Bには、適度な予圧が作用して、車幅方向のガタが無い。その結果、ステアリングホイール103のチルト方向及びテレスコピック方向の調整作業時の操作感が向上する。緩衝部材7は、軟質のゴムや軟質の合成樹脂で形成されていて摩擦係数が小さいため、ディスタンスブラケット6と緩衝部材7との間のテレスコピック方向の摺動が円滑に行われる。
図13(d)に示すように、当接部71A、71Bには、当接部71A、71Bの車幅方向の全長に渡って、円形の内周面(貫通孔)73A、73Bが形成され、図15に示す中空円筒状の突っ張り部材8の外周面81が内周面73A、73Bに適度な嵌合で内嵌している。突っ張り部材8には、突っ張り部材8の車幅方向の全長に渡って、円形の内周面(貫通孔)82が形成され、締付けロッド5に適度な嵌合で外嵌可能な寸法に設定されている。
図13、図15に示すように、突っ張り部材8には、突っ張り部材8の車幅方向の全長に渡ってスリット83が形成されている。当接部71A、71Bの内周面73A、73Bには、矩形の凸部74A、74Bが形成されている。従って、当接部71A、71Bの内周面73A、73Bに突っ張り部材8の外周面81を内嵌すると、凸部74A、74Bが
スリット83に内嵌して係合し、当接部71A、71Bに対して突っ張り部材8の相対回転が阻止される。本発明の実施例では、突っ張り部材8は板材をプレス成形して円筒状に形成しているが、パイプ材で成形してもよい。また、突っ張り部材8は円筒状に限定されるものではなく、三角形筒状、矩形筒状等の多角形筒状や楕円形筒状等の非円筒状でもよい。
図13(d)に示すように、突っ張り部材8の車幅方向の長さはL3に形成されている。L3はL1よりも若干短く形成されている。従って、図11(a)に示すように、ディスタンスブラケット6の自由状態において、突っ張り部材8を内嵌した緩衝部材7を内側面622Aと内側面622Bとの間に挟み込むと、内側面622A、内側面622Bと突っ張り部材8の車幅方向両端の左端面84A、右端面84Bとの間には、各々隙間β1が形成される。
図6、図11から図15に示すように、緩衝部材7の当接部71A、71Bの車体下方側及び、突っ張り部材8の車体下方側には、傾斜した逃げ面75A、75B、逃げ面85が形成されている。逃げ面75A、75B、逃げ面85は、突っ張り部材8を内嵌した緩衝部材7を内側面622Aと内側面622Bとの間に挟み込んで組み付けた時に、突っ張り部材8及び緩衝部材7がアウターコラム4の外周面46に干渉しないようにしている。また、突っ張り部材8を内嵌した緩衝部材7が、締付けロッド5を中心にして回転しようとすると、逃げ面75A、75B、逃げ面85がアウターコラム4の外周面46に当接するため、突っ張り部材8を内嵌した緩衝部材7が回転して位相がずれることを防止している。
図7、図12から図14に示すように、緩衝部材7の当接部71A、71Bの外周面には、車体前方側及び車体後方側に、円弧状の車体前方側当接面76A、76B、及び車体後方側当接面77A、77Bが形成されている。車体前方側当接面76A、76B、及び車体後方側当接面77A、77Bは、当接部71A、71Bの外周面よりも大径に形成されている。また、車体後方側当接面77A、77Bの方が車体前方側当接面76A、76Bよりも大径に形成されている。
図7に示すように、テレスコ調整用長溝63Bの車体前方端631Bと、車体前方側の折り曲げ部64Bとの間の車体前後方向の長さはL4に形成されている。締付けロッド5の外周面と車体前方側当接面76Bとの間の車体前後方向の長さはL5に形成されていて、L5はL4よりも若干長く形成されている。また、テレスコ調整用長溝63Bの車体後方端632Bと、車体後方側の折り曲げ部64Bとの間の車体前後方向の長さはL6に形成されている。締付けロッド5の外周面と車体後方側当接面77Bとの間の車体前後方向の長さはL7に形成されていて、L7はL6よりも若干長く形成されている。
図示はしないが、車幅方向左側のテレスコ調整用長溝63Aと折り曲げ部64Aとの間の車体前後方向の長さ、締付けロッド5の外周面と車幅方向左側の車体前方側当接面76A、車体後方側当接面77Aとの間の長さの関係も、図7に示す車幅方向右側と同様な寸法関係に形成されている。
従って、チルト・テレスコピックアンクランプした状態で、テレスコ調整用長溝63A、63Bを締付けロッド5に案内させつつ、アウターコラム4をインナーコラム3の外周面32に沿ってテレスコピック方向に変位させて、ステアリングホイール103のテレスコピック方向の調整が行われる。突っ張り部材8は、そのの外周面81が緩衝部材7の内周面73A、73Bに適度な嵌合で内嵌していて、緩衝部材7との間の遊びが抑制されているため、テレスコピック方向の調整時の異音や振動が小さくなる。
図16(a)に示すように、車体後方側のテレスコピック位置調整端に達すると、締付けロッド5の外周面がテレスコ調整用長溝63A、63Bの車体前方端に当接する前に、緩衝部材7の車体前方側当接面76A、76Bが車体後方側の折り曲げ部64Bに当接する。従って、車体後方側のテレスコピック位置調整端での衝撃音を抑制することができる。
同様に、図16(b)に示すように、車体前方側のテレスコピック位置調整端に達すると、締付けロッド5の外周面がテレスコ調整用長溝63A、63Bの車体後方端に当接する前に、緩衝部材7の車体後方側当接面77A、77Bが車体後方側の折り曲げ部64Bに当接する。従って、車体前方側のテレスコピック位置調整端での衝撃音を抑制することができる。
緩衝部材7の車体前方側当接面76A、76B、車体後方側当接面77A、77Bと折り曲げ部64Bとが当接する面積が大きいため、緩衝部材7の耐久性が向上し、所定の衝撃音抑制効果が持続する。また、車体前方側当接面76A、76B、車体後方側当接面77A、77Bは円弧状に形成されている。従って、緩衝部材7の回転方向のガタによって緩衝部材7が回転しても、長さL5、L7が変動しないため、品質が安定する。
操作レバー54をクランプ方向に回動すると、左ディスタンスブラケット6Aの平面部62A、右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bが内側に押し付けられ、付勢部72が弾性変形して、緩衝部材7の当接部71A、71Bが内側に押される。その結果、上記した左右両側の隙間β1、β1が無くなり、内側面622A、内側面622Bと突っ張り部材8の車幅方向両端の左端面84A、右端面84Bが当接する。その結果、側板24、25、及び左ディスタンスブラケット6Aの平面部62A、右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bの弾性変形が規制される。
従って、左ディスタンスブラケット6A、右ディスタンスブラケット6Bが、インナーコラム3の外周面32を締め付けてクランプ(テレスコピッククランプ)するクランプ力が所定の安定した大きさに維持される。また、左ディスタンスブラケット6A、右ディスタンスブラケット6Bの過剰な弾性変形が抑制される。従って、車体取付けブラケット2の側板24、25で左ディスタンスブラケット6A、右ディスタンスブラケット6Bを、所定のチルト調整位置で締め付けてクランプ(チルトクランプ)するクランプ力が増大する。
次に本発明の実施例2について説明する。図17は本発明の実施例2の断面図を示し、実施例1の図8相当図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例2は実施例1の突っ張り部材8を省略した例である。図17に示すように、実施例2の緩衝部材7は、実施例1と同一形状を有し、中空円筒状の当接部71A、71Bがディスタンスブラケット6の内側面622Aと内側面622Bとの間に挟み込まれている。実施例2では、実施例1の突っ張り部材8は組み込まれていない。実施例2では、突っ張り部材8の代わりに、ディスタンスブラケット6の形状を変更している。
すなわち、ディスタンスブラケット6の平面部62A、62Bを車体上方側に延長するとともに、平面部62A、62B上端の折り曲げ部65A、65Bを、車幅方向の中央部近傍まで延長し、折り曲げ部65Aの端面651Aと折り曲げ部65Bの端面651Bとの間の隙間をβ2に設定している。隙間β2は実施例1の隙間β1の約二倍に設定されている。
従って、図17(a)に示すように、ディスタンスブラケット6の自由状態において、突っ張り部材8が組み込まれていない緩衝部材7を内側面622Aと内側面622Bとの間に挟み込むと、折り曲げ部65Aの端面651Aと折り曲げ部65Bの端面651Bとの間には、隙間β2が形成される。
操作レバー54をクランプ方向に回動すると、左ディスタンスブラケット6Aの平面部62A、右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bが内側に押し付けられ、付勢部72が弾性変形して、緩衝部材7の当接部71A、71Bが内側に押される。その結果、折り曲げ部65Aの端面651Aと折り曲げ部65Bの端面651Bが当接し、上記した隙間β2が無くなる。その結果、側板24、25、及び左ディスタンスブラケット6Aの平面部62A、右ディスタンスブラケット6Bの平面部62Bの弾性変形が規制される。
従って、左ディスタンスブラケット6A、右ディスタンスブラケット6Bが、インナーコラム3の外周面32を締め付けてクランプ(テレスコピッククランプ)するクランプ力が所定の安定した大きさに維持される。また、左ディスタンスブラケット6A、右ディスタンスブラケット6Bの過剰な弾性変形が抑制される。従って、車体取付けブラケット2の側板24、25で左ディスタンスブラケット6A、右ディスタンスブラケット6Bを、所定のチルト調整位置で締め付けてクランプ(チルトクランプ)するクランプ力が増大する。
上記実施例では、チルト位置調整とテレスコピック位置調整の両方が可能なチルト・テレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用した場合について説明したが、テレスコピック位置調整だけが可能なテレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用してもよい。
101 ステアリング装置
102 ステアリングシャフト
102A 上部ステアリングシャフト
102B 下部ステアリングシャフト
103 ステアリングホイール
104 ユニバーサルジョイント
105 中間シャフト
106 ユニバーサルジョイント
107 ステアリングギヤ
108 タイロッド
109 車体
2 車体取付けブラケット
21 切欠き溝
22 カプセル
23 上板
24 側板
241 外側面
242 内側面
25 側板
251 外側面
252 内側面
26、27 チルト調整用長溝
3 インナーコラム
31 操舵補助部
311 電動モータ
312 減速ギヤボックス部
313 出力軸
314 ブラケット
32 外周面
4 アウターコラム
41A、41B 貫通孔
42 車体前方側の端面
45 内周面
46 外周面
5 締付けロッド
51 頭部
511 回り止め部
52 固定カム
53 可動カム
54 操作レバー
55 スラストベアリング
56 ナット
6 ディスタンスブラケット
6A 左ディスタンスブラケット
6B 右ディスタンスブラケット
61A、61B 円弧状部
62A、62B 平面部
621A、621B 外側面
622A、622B 内側面
63A、63B テレスコ調整用長溝
631B 車体前方端
632B 車体後方端
64A、64B 折り曲げ部
65A、65B 折り曲げ部
651A、651B 端面
66A、66B 締付け部
67 摩擦板
7 緩衝部材
71A、71B 当接部
72 付勢部
73A、73B 内周面
74A、74B 凸部
75A、75B 逃げ面
76A、76B 車体前方側当接面
77A、77B 車体後方側当接面
8 突っ張り部材
81 外周面
82 内周面
83 スリット
84A 左端面
84B 右端面
85 逃げ面

Claims (1)

  1. インナーコラム、
    上記インナーコラムの外周面にテレスコピック位置調整可能に外嵌し、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回動可能に軸支した中空のアウターコラム、
    車体に取付け可能な車体取付けブラケット、
    上記アウターコラムの外周に固定され、上記車体取付けブラケットの左右の側板に摺動可能に挟持された左右の側板を有するディスタンスブラケット、
    所望のテレスコピック位置で、上記車体取付けブラケットの左右の側板を上記ディスタンスブラケットの左右の側板に締め付けてクランプするために、操作レバーの操作で車体取付けブラケットを車幅方向内側に締付ける締付けロッド、
    上記ディスタンスブラケットの左右の側板に形成され、テレスコピック位置調整方向に長く形成されて上記締付けロッドが挿通されるテレスコ調整用長溝、
    上記締付けロッドに外嵌し、テレスコピック位置調整端で上記ディスタンスブラケットに外周面が当接して衝撃を緩和する中空筒状の緩衝部材を備えたステアリング装置であって、
    上記ディスタンスブラケットに形成され上記インナーコラムの外周を締め付ける左右一対の締付け部と上記アウターコラムに形成され、上記ディスタンスブラケットの締付け部が各々挿通される左右一対の貫通孔を備えて、上記ディスタンスブラケットの左右一対の締付け部で上記インナーコラムの外周を直接締付けて、上記アウターコラムに対して軸方向に相対的に移動不能に上記インナーコラムをクランプするステアリング装置であり、更に、
    上記緩衝部材の左右両端に形成され、上記ディスタンスブラケットの左右の側板に各々当接する中空円筒状の左右の当接部と上記左右の当接部に接続して形成され、左右の当接部を上記ディスタンスブラケットの左右の側板に押し付ける付勢部を備えたステアリング装置において、
    上記付勢部は、車体上方側、車体前方側及び車体後方側の三箇所に形成され、付勢部の車幅方向の両端が当接部の外周面に接続されているとともに半径方向外側に向かって凸の円弧状に形成されていることを特徴とするステアリング装置。
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