JP5957338B2 - 研削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェーハ等の板状ワークを研削する研削装置に関する。
半導体ウェーハ等の板状ワークを研削する研削装置においては、回転可能な研削スピンドルにホイールマウントを介して研削ホイールが装着されており、研削ホイールには研削砥石が固着されている。そして、特に、難研削材の研削を効率よく行うために、研削ホイールに超音波振動子を備え、回転する研削砥石の板状ワークに対する押圧に加え、研削砥石の超音波振動をも用いて板状ワークの研削を行う技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。一方、研削砥石とそれが取り付けられる本体との間の振動絶縁が十分でないと、超音波振動が装置本体に伝わったり、効率的に超音波振動を維持できなかったりするという問題がある。これに対して、振動を絶縁する構造が提案されている(特許文献2、3参照)。
特開2011−152605号公報 特開2010−194651号公報 特開2011−56588号公報
しかし、上記いずれの構造を採用しても、依然として振動の絶縁を十分に行うことができないという問題がある。
本発明は、このような問題にかんがみなされたもので、回転する研削砥石を超音波振動させて板状ワークの研削を行う研削装置において、超音波振動子から発生する超音波振動を研削スピンドルおよび装置本体に伝播させないようにすることを目的とする。
本発明は、板状のワークであるウェーハを保持するチャックテーブルと、チャックテーブルが保持するウェーハを研削する研削砥石と、研削砥石が固着された研削ホイールを着脱可能とするホイールマウントと、ホイールマウントが装着され回転可能な研削スピンドルと、研削ホイールに配設される超音波振動子と、超音波振動子に高周波電力を供給する電力供給部と、を少なくとも備えた研削装置に関し、ホイールマウントには、袋体に流体を供給する流体供給口と、電力供給部に接続された給電端子と、を備え、研削ホイールは、ホイールマウントに装着される装着部と、装着部に配設され給電端子に連結され高周波電力を受電する受電端子と、装着部に連結される袋体と、袋体の下面に装着され受電端子に接続される超音波振動子と、超音波振動子に密着する研削砥石と、を備え、流体供給口は、研削スピンドルを貫通する流体供給路に連通し、流体供給路を介して流体供給源に接続され、流体供給源から袋体の内部に流体を供給して袋体を膨らませ、膨らませた袋体の下面に装着された超音波振動子に電力供給部から高周波電力を供給することで、研削砥石に超音波振動を伝播させる。
上記研削装置においては、袋体の内部圧力を制御する制御部を備え、研削中における袋体の内部圧力は、制御部によって所定の圧力に維持され、研削砥石がウェーハを押圧する際の研削荷重が一定に維持されることが望ましい。
研削ホイールについては、装着部がリング状に形成され袋体がドーナツ状に形成された構成、研削ホイールに固着された個々の研削砥石に対応して個別に袋体を配設した構成、複数の研削砥石を備えた砥石ユニットに対応して、砥石ユニットごとに袋体を配設した構成、超音波振動子と受電端子とを接続する接続配線が袋体の内部に配設されている構成等がある。
本発明に係る研削装置は、袋体の下面に超音波振動子を装着し、超音波振動子に研削砥石を密着させて固定したため、袋体に流体を供給して袋体を膨らませた状態で超音波振動子を振動させて研削を行うと、超音波振動が袋体によって遮断され、研削スピンドルには振動がほとんど伝わらない。したがって、超音波振動を効率よく研削砥石に伝えることができるため、難研削材の研削が可能となる。
また、制御部によって袋体の内部圧力が所定の圧力に維持されることにより、ウェーハに対する押圧荷重が一定に維持されるため、ウェーハにダメージを与えることなく、安定的に研削を行うことができる。
研削ホイールの装着部がリング状に形成され、袋体がドーナツ状に形成されると、装着部及び袋体の中心部に加工液供給ノズルを通すことができるため、研削砥石の回転軌道の中心部から加工液を噴出することができる。
研削ホイールに固着された個々の研削砥石または砥石ユニットに対応して個別に袋体を配設すると、個々の研削砥石または砥石ユニットごとに加圧力及び超音波発振条件を調整することが可能であり、ウェーハにダメージを与えたり、研削砥石が損傷したりすることなく、良好な研削を行うことができる。
超音波振動子と受電端子とを接続する接続配線が袋体の内部に配設されていると、配線が外部に露出しないため、断線等のおそれがなくなり、研削砥石を安定的に超音波振動させることができる。
研削装置の第1の実施形態を略示的に示す断面図である。 研削装置の第2の実施形態を略示的に示す断面図である。 研削装置の第2の実施形態を示す底面図である。 研削装置の第3の実施形態を略示的に示す断面図である。 研削装置の第3の実施形態を示す底面図である。 研削装置の第4の実施形態を略示的に示す断面図である。 研削装置の第4の実施形態を示す底面図である。
(1)第1の実施形態
図1に示す研削装置1は、チャックテーブル2において保持した板状のワークを研削手段3によって研削する装置であり、チャックテーブル2は、板状のワークであるウェーハWを保持して回転可能となっている。
研削手段3は、鉛直方向の軸心を有し回転可能な研削スピンドル4と、研削スピンドル4を回転可能に支持するハウジング5と、研削スピンドル4の下端に装着されたホイールマウント6と、ホイールマウント6に装着された研削ホイール7とを備えている。
研削ホイール7は、ホイールマウント6に装着される部分である装着部70と、装着部70に連結される袋体71と、袋体71の下面に装着される超音波振動子72と、超音波振動子72に密着した状態でリング状に固着された研削砥石73と、装着部70に配設され超音波振動子72と接続され超音波振動子72の動作に必要となる高周波電力を受電する受電端子74とを備えている。なお、研削砥石73は、袋体71の下面に全面配置するようにしてもよい。装着部70は、中心部分が厚さ方向に貫通したリング状に形成されている。袋体71は、中心部分が厚さ方向に貫通し、外径がホイールマウント6と同等かホイールマウント6より大径のドーナツ形状に形成されている。また、超音波振動子72と受電端子74とを接続する接続配線710は、袋体71の内部に配設されており、外部に露出しないため、断線等のおそれがなくなり、研削砥石73を安定的に超音波振動させることができる。
ホイールマウント6には、袋体71に流体を供給する流体供給口60と、受電端子74と連結される給電端子61とを備えている。給電端子61は、高周波電力を超音波振動子72に供給する電力供給部83に接続されている。ホイールマウント6に研削ホイール7を装着した状態では、給電端子61と受電端子74とが接続される。
研削スピンドル4には、軸方向に貫通する流体供給路40が形成されている。この流体供給路40は、ホイールマウント6に形成された流体供給口60に連通しているとともに、袋体71に対する流体の供給源である流体供給源81に連通している。
流体供給路40には、流体の圧力を測定する圧力計41と、流体の圧力を調整するレギュレータ42とが設けられており、圧力計41及びレギュレータ42には制御部82が接続されている。制御部82は、圧力計41によって測定された流体の圧力値に基づき、レギュレータ42を用いて袋体71の内部圧力を調整することができる。
流体供給路40を介して流体供給源81から袋体71に流体、例えばエアが供給されると、袋体71が膨張する。また、電力供給部83から超音波振動子72に電力が供給されると、超音波振動子72が振動し、その振動を研削砥石73に伝播させることができる。なお、流体としては、エアのほかに、水等を使用することができる。
研削手段3は、研削送り手段9によって駆動されて昇降可能となっている。研削送り手段9は、鉛直方向の軸心を有するボールネジ90と、ボールネジ90を回転させるモータ91と、ボールネジ90に螺合するナット構造を有する昇降部92とから構成され、モータ91によって駆動されてボールネジ90が回転すると、昇降部92が昇降する構成となっている。昇降部92は、研削手段3を構成するハウジング5に連結されており、昇降部92の昇降によって研削手段3も昇降する構成となっている。
このように構成される研削装置1では、チャックテーブル2において研削しようとするウェーハWを保持し、チャックテーブル2を回転させる。また、流体供給源81より袋体71にエアを供給して袋体71を膨張させ、袋体71の内部の圧力を一定に維持して、研削スピンドル4を回転させるとともに、研削送り手段9は、研削手段3を保持手段2に接近する方向に研削送りする。さらに、電力供給部83から超音波振動子72に対して電力を供給して超音波振動子72を振動させることにより、研削砥石73を超音波振動させる。
研削手段3が降下することにより、研削砥石73がウェーハWの上面Waに接触し、さらに研削送りを行い、そこで研削送りを停止し、ウェーハWの上面Waを研削する。
研削中は、圧力計41によって袋体71の内部の圧力を監視する。研削送りを停止した状態で研削によりウェーハWが薄化されると、エアバッグ23の内部圧力が徐々に減圧されるため、かかる減圧を防ぐために、制御部82による制御の下で流体供給源81から袋体71に対してエアを供給することにより、袋体71の内部圧力を一定の値に維持する。具体的には、圧力計41が袋体71の内部圧力を検知し、その値を制御部82が読み取り、圧力計41が検知する袋体71の内部圧力が一定となるように、レギュレータ42を制御する。
また、研削送りを連続的に行いながら、袋体71の内部圧力が一定となるように制御しながら研削加工を行うこともできる。
このように、袋体71の内部圧力を調整することにより、研削砥石73がウェーハWを押圧する押圧荷重を一定に維持することができる。また、ウェーハWの加工特性に応じた圧力に調整して研削加工を行うことができる。
超音波振動子72は、袋体71の下面に装着されているため、袋体71にも振動が伝播するが、袋体71が振動を遮断するため、ホイールマウント6、研削スピンドル4及びハウジング5には振動がほとんど伝わらない。したがって、超音波振動を効率よく研削砥石73に伝えることができるため、難研削材の研削も可能となる。
(2)第2の実施形態
図2に示す研削ホイール7aは、本発明の第2の実施形態を示しており、この研削ホイール7aにおいては、袋体71aがドーナツ型に形成されており、装着部70aにおいて袋体71aの上部がホイールマウント6に固着されている。袋体71aの下部は、図2及び図3に示すように、基台75aによって支持されている。なお、研削装置のうち研削ホイール7a以外の部分は、図示していないが、第1の実施形態と同様に構成されている。
基台75aの外周部の下面には、基台75aの外周部の円弧に沿って形成されたリング状の基台760を介して複数の砥石ユニット76が固定されている。各砥石ユニット76は、取付ボルト77によって基台75aに固定されている。砥石ユニット76は、基台760の上面に取り付けられた超音波振動子72aと、基台760の下面に取り付けられた研削砥石73aとから構成されている。図3の例では、1つの砥石ユニット76には、2つの研削砥石73aを備えている。また、超音波振動子72は、接続配線710aによって、図1に示した電力供給部83に接続されている。
ホイールマウント6の中心部及び基台75aの中心部には、加工液供給ノズル78が貫通し、基台75aの下方に突出している。装着部70aがリング状に形成され、袋体71aがドーナツ状に形成され、ともに中心部に貫通孔が形成されているため、中心部に加工液供給ノズル78を通すことが可能となっており、研削砥石73aの回転軌道の中心部から加工液を噴出することができる。
このように構成される研削ホイール7aでは、ウェーハの研削時に研削ホイール7aが回転するとともに超音波振動子72aが振動することにより、研削砥石73aが超音波振動しながら研削が行われる。研削ユニット76が固定される基台75aとホイールマウント6との間には袋体71aが介在しているため、袋体71が振動を遮断し、ホイールマウント6、図1に示した研削スピンドル4及びハウジング5には振動がほとんど伝わらない。したがって、超音波振動を効率よく研削砥石73に伝えることができるため、難研削材の研削も可能となる。
(3)第3の実施形態
図4に示す研削ホイール7bは、本発明の第3の実施形態を示しており、この研削ホイール7bにおいては、第1の袋体71bと第2の袋体71cとを備え、第1の袋体71bはドーナツ型に形成され、第2の袋体71cは内部に空間を有する扁平球状に形成されている。第1の袋体71bは、ホイールマウント6とほぼ同様の外径を有し、その上部が装着部70bにおいてホイールマウント6に固着され、下部は、第一の袋体71bとほぼ外径の等しいリング状に形成された第1の基台75bに固着されている。一方、第二の袋体71cは、その上部が装着部70cにおいて第1の基台75bに固着され、下部は、円形に形成された第2の基台75cに固着されている。ホイールマウント6の中心部と第1の基台75bの中心部には、加工液供給ノズル78が貫通し、第1の基台75bの下方に突出している。なお、研削装置のうち研削ホイール7b以外の部分は図示していないが、第1の実施形態と同様に構成されている。
図4に示すように、第2の基台75cの下部には、それぞれの第2の基台75cに対応させて個別に振動子ユニット79がそれぞれ固着されている。振動子ユニット79は、板状に形成されたベース部材790と、ベース部材790に収容された超音波振動子791とから構成されている。また、超音波振動子791は、接続配線710aによって、図1に示した電力供給部83に接続されている。
それぞれの振動子ユニット79の外周側側方には、砥石ユニット80がそれぞれ取付ボルト801によって取り付けられている。各砥石ユニット80は、ベース部800と、ベース部800を水平方向に貫通しその先端が振動子ユニット79のベース部材790に螺着される取付ボルト801と、ベース部800の下面に固着された研削砥石802とから構成されている。研削砥石802は、全体としてリング状に配置されている。砥石ユニット80に対応して、砥石ユニット80ごとに第2の袋体71cが配設されている。なお、図5の例では、1つの砥石ユニット80に2つの研削砥石802を備えているが、1つの砥石ユニットに1つまたは3つ以上の研削砥石を備える構成としてもよい。
各振動子ユニット79は、第1の袋体71bと第2の袋体71cを介してホイールマウント6に連結されているため、第1の袋体71b及び第2の袋体71cが超音波振動子791の振動を遮断し、ホイールマウント6、研削スピンドル4及びハウジング5には振動がほとんど伝わらない。したがって、超音波振動を効率よく研削砥石802に伝えることができるため、難研削材の研削も可能となる。
また、各砥石ユニット80が共通の基台等に固定されていると、磨耗の進行が遅い研削砥石にかかる負荷が大きくなり、ウェーハの特定の部分にダメージを与えたり、研削砥石が損傷したりすることがあるが、研削ホイール7bにおいては、各砥石ユニット80がそれぞれ別の振動子ユニット79に固定されているため、研削砥石802の磨耗量に差がある場合も、一定の圧力で加圧を続けることができ、ウェーハにダメージを与えたり、研削砥石802が損傷したりすることなく、良好な研削が可能となる。
(4)第4の実施形態
図6に示す研削ホイール7cは、本発明の第4の実施形態を示しており、この研削ホイール7cにおいては、複数の扁平球状の袋体71dの上部がそれぞれ装着部70cにおいてホイールマウント6に固着され、袋体71dの下部は円板状に形成された基台75dに固着されている。なお、研削装置のうち研削ホイール以外の部分は図示していないが、第1の実施形態と同様に構成されている。
図7に示すように、基台75dの下部には、各基台75dに対応させて個別に振動子ユニット79がそれぞれ固着されている。すなわち、1つの袋体71dに基台75dを介して1つの振動子ユニット79が固定されている。振動子ユニット79は、板状に形成されたベース部材790と、ベース部材790に収容された超音波振動子791とから構成されている。ホイールマウント6の中心部には加工液供給ノズル78が貫通し、ホイールマウント6の下方に突出している。また、超音波振動子791は、接続配線710aによって、図1に示した電力供給部83に接続されている。
それぞれの振動子ユニット79の外周側側方には、砥石ユニット80がそれぞれ取付ボルト801によって取り付けられている。各砥石ユニット80は、ベース部800と、ベース部800を水平方向に貫通しその先端が振動子ユニット79のベース部材790に螺着される取付ボルト801と、ベース部800の下面に固着された研削砥石802とから構成されている。研削砥石802は、全体としてリング状に配置されている。なお、図7の例では、1つの砥石ユニットに2つの研削砥石802を備えているが、1つの砥石ユニットに1つまたは3つ以上の研削砥石を備える構成としてもよい。
各振動子ユニット79は、袋体71dを介してホイールマウント6に連結されているため、袋体71dが超音波振動子791の振動を遮断し、ホイールマウント6、研削スピンドル4及びハウジング5には振動がほとんど伝わらない。したがって、超音波振動を効率よく研削砥石802に伝えることができるため、難研削材の研削も可能となる。
また、研削ホイール7cにおいては、各砥石ユニット80がそれぞれ別の振動子ユニット79に固定されているため、研削砥石802の磨耗量に差がある場合も、一定の圧力で加圧を続けることができ、ウェーハにダメージを与えたり、研削砥石802が損傷したりすることなく、良好な研削が可能となる。
さらに、それぞれの砥石ユニット80がそれぞれの袋体71dに固着され、それぞれの袋体71dがその圧力を独立で制御できる図示しない複数のレギュレータに接続されていることによって、個々の砥石ユニット80ごとに加圧力及び超音波発振条件を調整することができる。このため、この観点からも、ウェーハにダメージを与えたり、研削砥石802が損傷したりすることなく、良好な研削が可能となる。
1:研削装置
2:チャックテーブル
3:研削手段
4:研削スピンドル 40:流体供給路 41:圧力計 42:レギュレータ
5:ハウジング
6:ホイールマウント 60:流体供給口
61:給電端子
7、7a、7b、7c:研削ホイール
70、70a、70b、70c:装着部
71、71a、71d:袋体 71b:第1の袋体 71c:第2の袋体
710、710a:接続配線
72、72a:超音波振動子
73、73a:研削砥石 74:受電端子
75a、75d:基台 75b:第1の基台 75c:第2の基台
76:砥石ユニット 760:基台
77:取付ボルト 78:加工液供給ノズル
79:振動子ユニット 790:ベース部材 791:超音波振動子
80:砥石ユニット
800:ベース部 801:取付ボルト 802:研削砥石
81:流体供給源 82:制御部 83:電力供給部
9:研削送り手段 90:ボールネジ 91:モータ 92:昇降部
W:ウェーハ

Claims (6)

  1. 板状のワークであるウェーハを保持するチャックテーブルと、
    該チャックテーブルが保持するウェーハを研削する研削砥石と、
    該研削砥石が固着された研削ホイールを着脱可能とするホイールマウントと、
    該ホイールマウントが装着され回転可能な研削スピンドルと、
    該研削ホイールに配設される超音波振動子と、
    該超音波振動子に高周波電力を供給する電力供給部と、を少なくとも備えた研削装置であって、
    該ホイールマウントには、該袋体に流体を供給する流体供給口と、該電力供給部に接続された給電端子と、を備え、
    該研削ホイールは、該ホイールマウントに装着される装着部と、該装着部に配設され該給電端子に連結され高周波電力を受電する受電端子と、該装着部に連結される袋体と、該袋体の下面に装着され該受電端子に接続される該超音波振動子と、該超音波振動子に密着する該研削砥石と、を備え、
    該流体供給口は、該研削スピンドルを貫通する流体供給路に連通し、該流体供給路を介して流体供給源に接続され、
    該流体供給源から該袋体の内部に流体を供給して該袋体を膨らませ、膨らませた該袋体の下面に装着された該超音波振動子に該電力供給部から高周波電力を供給することで、該研削砥石に超音波振動を伝播させる研削装置。
  2. 前記袋体の内部圧力を制御する制御部を備え、研削中における該袋体の内部圧力は、該制御部によって所定の圧力に維持され、前記研削砥石がウェーハを押圧する際の研削荷重が一定に維持される請求項1記載の研削装置。
  3. 前記研削ホイールは、前記装着部がリング状に形成され、前記袋体がドーナツ状に形成された請求項1又は2記載の研削装置。
  4. 前記研削ホイールに固着された個々の研削砥石に対応して、個別に前記袋体を配設した請求項1、2又は3記載の研削装置。
  5. 複数の研削砥石を備えた砥石ユニットに対応して、該砥石ユニットごとに前記袋体を複数配設した請求項1、2又は3に記載の研削装置。
  6. 前記超音波振動子と前記受電端子とを接続する接続配線は、前記袋体の内部に配設されている請求項1、2又は3記載の研削装置。
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