JP5956413B2 - ペプチドの多種多様なファミリーのメンバーとしての、遺伝的パッケージの提示ライブラリーを構築する方法 - Google Patents
ペプチドの多種多様なファミリーのメンバーとしての、遺伝的パッケージの提示ライブラリーを構築する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5956413B2 JP5956413B2 JP2013255876A JP2013255876A JP5956413B2 JP 5956413 B2 JP5956413 B2 JP 5956413B2 JP 2013255876 A JP2013255876 A JP 2013255876A JP 2013255876 A JP2013255876 A JP 2013255876A JP 5956413 B2 JP5956413 B2 JP 5956413B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nucleic acid
- stranded
- region
- oligonucleotide
- cleavage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/10—Processes for the isolation, preparation or purification of DNA or RNA
- C12N15/1034—Isolating an individual clone by screening libraries
- C12N15/1093—General methods of preparing gene libraries, not provided for in other subgroups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/10—Processes for the isolation, preparation or purification of DNA or RNA
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/10—Processes for the isolation, preparation or purification of DNA or RNA
- C12N15/1034—Isolating an individual clone by screening libraries
- C12N15/1037—Screening libraries presented on the surface of microorganisms, e.g. phage display, E. coli display
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/66—General methods for inserting a gene into a vector to form a recombinant vector using cleavage and ligation; Use of non-functional linkers or adaptors, e.g. linkers containing the sequence for a restriction endonuclease
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C40—COMBINATORIAL TECHNOLOGY
- C40B—COMBINATORIAL CHEMISTRY; LIBRARIES, e.g. CHEMICAL LIBRARIES
- C40B40/00—Libraries per se, e.g. arrays, mixtures
- C40B40/02—Libraries contained in or displayed by microorganisms, e.g. bacteria or animal cells; Libraries contained in or displayed by vectors, e.g. plasmids; Libraries containing only microorganisms or vectors
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Computational Biology (AREA)
- Virology (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Description
ペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多様なファミリーのメンバーを提示し、そしてこのファミリーの多様性の少なくとも一部を集合的に提示する、遺伝的パッケージのライブラリーを調製することは現在、当該分野において一般的な方法である。多くの通常のライブラリーでは、提示されるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質は、抗体に関連する。しばしば、これらはFabまたは単鎖抗体である。
本発明の目的は、ペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多様なファミリーのメンバーを提示し、そしてこのファミリーの多様性の少なくとも一部を集合的に提示する、遺伝的パッケージのライブラリーを構築するための新規方法を提供することである。これらの方法は、増幅のために用いられるプライマーに相補的であるネイティブな配列を含むDNAには偏っていない。これらの方法はまた、発現に有害であり得る任意の配列が、クローニングおよび提示の前に、増幅されたDNAから除去されることを可能にする。
(i)この核酸を一本鎖オリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、このオリゴヌクレオチドは、切断が所望される領域においてこの核酸に機能的に相補的であり、そしてその核酸中の相補体とともに、制限処理の際に所望の位置での核酸の切断をもたらす制限エンドヌクレアーゼ認識部位を形成する配列を含む、工程;および
(ii)この核酸のみを、この核酸とこのオリゴヌクレオチドとの相補によって形成された認識部位で切断する工程;
接触工程および切断工程は、実質的に一本鎖形態の核酸を維持するに充分な温度で行われ、このオリゴヌクレオチドは、二本の鎖が会合し、その結果、選択された温度および所望の位置で切断が生じ得るのを可能にするに充分に大きな領域にわたってこの核酸に対して機能的に相補的であり、そして切断は、選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを用いて行われる。
(i)この核酸を部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、このオリゴヌクレオチドの一本鎖領域は、切断が所望される領域においてこの核酸に機能的に相補的であり、そしてこのオリゴヌクレオチドの二本鎖領域は、II−S型制限エンドヌクレアーゼ認識部位を有し、その切断部位は、この認識部位から既知の距離に位置する、工程;および
(ii)この核酸のみを、この核酸とこのオリゴヌクレオチドの一本鎖領域との相補によって形成された切断部位で切断する工程;接触工程および切断工程は、実質的に一本鎖形態の核酸を維持するに充分な温度で行われ、このオリゴヌクレオチドは、二本の鎖が会合し、その結果、選択された温度および所望の位置で切断が生じ得るのを可能にするに充分に大きな領域にわたってこの核酸に対して機能的に相補的であり、そして切断は、選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを用いて行われる。
(i)制限エンドヌクレアーゼで切断された一本鎖核酸配列を、部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、このオリゴヌクレオチドの一本鎖領域は、切断後に残る領域においてこの核酸に対して機能的に相補的であり、このオリゴヌクレオチドの二本鎖領域は、切断後に残っている配列を、発現に適切なリーディングフレームに戻すために必要な任意の配列を含み、そしてこれらの配列の5’側に制限エンドヌクレアーゼ認識部位を含む、工程;および
(ii)この部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチド配列のみを、この部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドの二本鎖領域内に含まれる制限エンドヌクレアーゼ認識部位で切断する工程。
(項目1) 一本鎖核酸配列を所望の位置で切断するための方法であって、該方法は、以下の工程:
(i)該核酸を、一本鎖オリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、該オリゴヌクレオチドは、切断が所望される領域において該核酸に対して機能的に相補的であり、そして制限の際に該核酸の該所望の位置での切断を生じる制限エンドヌクレアーゼ認識部位を、その補体を用いて該核酸中に形成する配列を含む、工程;および
(ii)該核酸および該オリゴヌクレオチドの相補性によって形成される該認識部位で、該核酸を単独で切断する工程;
を包含し、該接触工程および該切断工程は、該核酸を実質的に一本鎖形態で維持するために十分な温度で行われ、該オリゴヌクレオチドは、切断が選択された該温度および該所望の位置で起こり得るように、該二本の鎖の会合を可能にするために十分大きな領域にわたって該核酸と機能的に相補的であり、そして該選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを使用して、該切断が行われる、方法。
(項目2) 一本鎖核酸配列を所望の位置で切断するための方法であって、該方法は、以下の工程:
(i)該核酸を、部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、該オリゴヌクレオチドの一本鎖領域は、切断が所望される該領域において該核酸に対して機能的に相補的であり、そして該オリゴヌクレオチドの二本鎖領域は、II型−S制限エンドヌクレアーゼ認識部位を有し、該切断部位は、該認識部位から既知の距離に位置する、工程;および
(ii)該核酸および該オリゴヌクレオチドの該一本鎖領域の相補性によって形成されるII型−S切断部位で、該核酸を単独で切断する工程;
を包含し、該接触工程および該切断工程は、該核酸を実質的に一本鎖形態で維持するために十分な温度で行われ、該オリゴヌクレオチドは、切断が選択された該温度および該所望の位置で起こり得るように、該二本の鎖の会合を可能にするために十分大きな領域にわたって該核酸と機能的に相補的であり、そして該選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを使用して、該切断が行われる、方法。
(項目3) 遺伝的パッケージの表面上のペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多種多様なファミリーのメンバーを提示し、そして集合的に、該ファミリーの多様性の少なくとも一部を提示する方法であって、改善が、提示されるペプチド、ポリペプチド、またはタンパク質の少なくとも一部が、
以下の工程:
(i)核酸を、一本鎖オリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、該オリゴヌクレオチドは、切断が所望される領域において該核酸に対して機能的に相補的であり、そして制限の際に該核酸の所望の位置での切断を生じる制限エンドヌクレアーゼ認識部位を、その補体を用いて該核酸中に形成する配列を含む、工程;および
(ii)該核酸および該オリゴヌクレオチドの相補性によって形成される該認識部位で、該核酸を単独で切断する工程;
を包含する方法によって所望の位置で切断される該核酸によって、少なくとも一部がコードされることを特徴とし、該接触工程および該切断工程は、該核酸を実質的に一本鎖形態で維持するために十分な温度で行われ、該オリゴヌクレオチドは、切断が選択された該温度および該所望の位置で起こり得るように、該二本の鎖の会合を可能にするために十分大きな領域にわたって該核酸と機能的に相補的であり、そして該選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを使用して、該切断が行われる、方法。
(項目4) 遺伝的パッケージの表面上のペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多種多様なファミリーのメンバーを提示し、そして集合的に、該ファミリーの多様性の少なくとも一部を提示する方法であって、改善が、提示されるペプチド、ポリペプチド、またはタンパク質が、以下の工程:
(i)該核酸を、部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、該オリゴヌクレオチドの一本鎖領域は、切断が所望される領域において該核酸に対して機能的に相補的であり、該オリゴヌクレオチドの該二本鎖領域は、II型−S制限エンドヌクレアーゼ認識部位を有し、該切断部位は、該認識部位から既知の距離に位置する、工程;および
(ii)該核酸および該オリゴヌクレオチドの該一本鎖領域の相補性によって形成されるII型−S切断部位で、該核酸を単独で切断する工程;
によって所望の位置で切断される核酸を含むDNA配列によってコードされることを特徴とし、該接触工程および該切断工程は、該核酸を実質的に一本鎖形態で維持するために十分な温度で行われ、該オリゴヌクレオチドは、切断が選択された該温度および該所望の位置で起こり得るように、該二本の鎖の会合を可能にするために十分大きな領域にわたって該核酸と機能的に相補的であり、そして該選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを使用して、該切断が行われる、方法。
(項目5) 遺伝的パッケージの表面上のペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多種多様なファミリーのメンバーを提示し、そして集合的に、該ファミリーの多様性の少なくとも一部を提示する方法であって、該方法は、以下の工程:
(i)該多種多様なファミリーのメンバーの少なくとも一部をコードする核酸の収集物を調製する工程;
(ii)該核酸を一本鎖にする工程;
(iii)以下の工程:
(a)該核酸を、一本鎖オリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、該オリゴヌクレオチドは、切断が所望される領域において該核酸に対して機能的に相補的であり、そして制限の際に該核酸の所望の位置での切断を生じる制限エンドヌクレアーゼ認識部位を、その補体を用いて該核酸中に形成する配列を含む、工程;および
(b)該核酸および該オリゴヌクレオチドの相補性によって形成される該認識部位で、該核酸を単独で切断する工程;
を包含する方法によって、所望の位置で該一本鎖核酸を切断する工程であって、該接触工程および該切断工程は、該核酸を実質的に一本鎖形態で維持するために十分な温度で行われ、該オリゴヌクレオチドは、切断が選択された該温度および該所望の位置で起こり得るように、該二本の鎖の会合を可能にするために十分大きな領域にわたって該核酸と機能的に相補的であり、そして該選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを使用して、該切断が行われる、工程;ならびに
(iv)該遺伝的パッケージの該表面上の該切断された核酸によって少なくとも一部がコードされるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の該ファミリーのメンバーを提示し、そして集合的に、該ファミリーの該多様性の少なくとも一部を提示する工程、
を包含する、方法。
(項目6) 遺伝的パッケージの表面上のペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多種多様なファミリーのメンバーを提示し、そして集合的に、該ファミリーの多様性の少なくとも一部を提示する方法であって、
該方法は、以下の工程:
(i)該多種多様なファミリーのメンバーの少なくとも一部をコードする核酸の収集物を調製する工程;
(ii)該核酸を一本鎖にする工程;
(iii)以下の工程:
(a)該核酸を、部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、該オリゴヌクレオチドの一本鎖領域は、切断が所望される領域において該核酸に対して機能的に相補的であり、該オリゴヌクレオチドの該二本鎖領域は、II型−S制限エンドヌクレアーゼ認識部位を有し、該切断部位は、該認識部位から既知の距離に位置する、工程;および
(b)該核酸および該オリゴヌクレオチドの該一本鎖領域の相補性によって形成されるII型−S切断部位で、該核酸を単独で切断する工程;
を包含する方法によって、所望の位置で該一本鎖核酸を切断する工程であって、該接触工程および該切断工程は、該核酸を実質的に一本鎖形態で維持するために十分な温度で行われ、該オリゴヌクレオチドは、切断が選択された該温度および該所望の位置で起こり得るように、該二本の鎖の会合を可能にするために十分大きな領域にわたって該核酸と機能的に相補的であり、そして該選択された温度で活性である切断エンドヌクレアーゼを使用して、該制限が行われる、工程;ならびに;
(iv)該遺伝的パッケージの該表面上の該切断された核酸によって少なくとも一部がコードされるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の該ファミリーのメンバーを提示し、そして集合的に、該ファミリーの多様性の少なくとも一部を提示する工程、
を包含する、方法。
(項目7) ペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多種多様なファミリーのメンバーを提示する遺伝的パッケージの収集物を含に、そして集合的に、該ファミリーの多様性の少なくとも一部を提示するライブラリーであって、該ライブラリーは、項目3、4、5または6に記載の方法を使用して作製される、ライブラリー。
(項目8) ペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多種多様なファミリーのメンバーを提示し、そして集合的に、該ファミリーの少なくとも一部を提示する遺伝的パッケージの収集物を含むライブラリーであって、該提示されるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質は、以下の工程:
(i)該核酸を、一本鎖オリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、該オリゴヌクレオチドは、切断が所望される領域において該核酸に対して機能的に相補的であり、そして制限の際に該核酸の所望の位置での切断を生じる制限エンドヌクレアーゼ認識部位を、その補体を用いて該核酸中に形成する配列を含む、工程;および
(ii)該核酸および該オリゴヌクレオチドの相補性によって形成される該認識部位で、該核酸を単独で切断する工程;
を包含する方法によって、所望の位置で一本鎖核酸配列を切断することによって生成される配列の少なくとも一部を含むDNA配列によってコードされ、該接触工程および該切断工程は、該核酸を実質的に一本鎖形態で維持するために十分な温度で行われ、該オリゴヌクレオチドは、切断が選択された該温度および該所望の位置で起こり得るように、該二本の鎖の会合を可能にするために十分大きな領域にわたって該核酸と機能的に相補的であり、そして該選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを使用して、該切断が行われる、ライブラリー。
(項目9) ペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多種多様なファミリーのメンバーを提示し、そして集合的に、該提示されるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の該ファミリーの多様性の少なくとも一部を提示する遺伝的パッケージの収集物を含むライブラリーであって、該提示されるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質は、以下の工程:
(i)該核酸を、部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、該オリゴヌクレオチドの一本鎖領域は、切断が所望される領域において該核酸に対して機能的に相補的であり、該オリゴヌクレオチドの該二本鎖領域は、II型−S制限エンドヌクレアーゼ認識部位を有し、該切断部位は、該核酸の該切断が所望される該認識部位から既知の距離に位置する、工程;および
(ii)該核酸および該オリゴヌクレオチドの該一本鎖領域の相補性によって形成されるII型−S切断部位で、該核酸を単独で切断する工程;
を包含する方法によって、所望の位置で一本鎖核酸配列を切断することによって生成される配列の少なくとも一部を含むDNA配列によってコードされ、該接触工程および該切断工程は、該核酸を実質的に一本鎖形態で維持するために十分な温度で行われ、該オリゴヌクレオチドは、切断が選択された該温度および該所望の位置で起こり得るように、該二本の鎖の会合を可能にするために十分大きな領域にわたって該核酸と機能的に相補的であり、そして該選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを使用して、該切断が行われる、ライブラリー。
(項目10) 前記核酸が、免疫グロブリンの少なくとも一部をコードする、項目1〜9のいずれか1項に記載の方法。
(項目11) 前記免疫グロブリンが、Fabまたは単鎖Fvを含む、請求項10に記載の方法。
(項目12) 前記免疫グロブリンが、重鎖の少なくとも部分を含む、請求項10または11に記載の方法。
(項目13) 前記重鎖の少なくとも一部がヒトである、項目12に記載の方法。
(項目14) 前記免疫グロブリンが、FR1の少なくとも一部を含む、項目10または11に記載の方法。
(項目15) 前記FR1の少なくとも一部がヒトである、項目14に記載の方法。
(項目16) 前記免疫グロブリンが、軽鎖の少なくとも一部を含む、請求項10または11に記載の方法。
(項目17) 前記軽鎖の少なくとも一部がヒトである、項目16に記載の方法。
(項目18) 前記核酸配列の少なくとも一部が、少なくとも1つの自己免疫疾患および/または癌に罹患した患者由来である、項目1〜9のいずれか1項に記載の方法。
(項目19) 前記自己免疫疾患が、狼瘡、エリテマトーデス、全身性硬化症、慢性関節リウマチ、抗リン脂質症候群、または脈管炎からなる群から選択される、項目18に記載の方法。
(項目20) 前記核酸の少なくとも一部が、末梢血球、骨髄細胞、脾臓細胞またはリンパ節細胞からなる群から単離される、項目18に記載の方法。
(項目21) さらに、核酸の増幅工程を、工程(i)と工程(ii)との間、工程(ii)と工程(iii)との間、または工程(iii)と工程(iv)との間に包含する、項目5または6に記載の方法。
(項目22) 前記増幅工程が、geneRACETMを使用する、請求項21に記載の方法。
(項目23) 前記温度が、45℃と75℃との間である、項目1〜9のいずれか1項に記載の方法。
(項目24) 前記温度が、50℃と60℃との間である、項目23に記載の方法。
(項目25) 前記温度が、55℃と60℃との間である、項目24に記載の方法。
(項目26) 前記一本鎖オリゴヌクレオチドの長さが、17塩基と30塩基との間である、項目1、3、5または8に記載の方法。
(項目27) 前記一本鎖オリゴヌクレオチドの長さが、18塩基と24塩基との間である、項目26に記載の方法。
(項目28) 前記制限エンドヌクレアーゼが、MaeIII、Tsp451、HphI、BsaJI、AluI、BlpI、DdeI、BglII、MslI、BsiEI、EaeI、EagI、HaeIII、Bst4CI、HpyCH4III、HinfI、MlyI、PleI、MnlI、HpyCH4V、BsmAI、BpmI、XmnI、またはSacIからなる群から選択される、項目1、3、5または8に記載の方法。
(項目29) 前記制限エンドヌクレアーゼが、Bst4CI、TaaI、HpyCH4III、BlpI、HpyCH4VまたはMslIを含む群から選択される、項目28に記載の方法。
(項目30) 前記部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドの前記一本鎖領域の長さが、14塩基と22塩基との間である、項目2、4、6または9に記載の方法。
(項目31) 前記部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドの前記一本鎖領域の長さが、14塩基と17塩基との間である、項目30に記載の方法。
(項目32) 前記オリゴヌクレオチドの前記一本鎖領域の長さが、18塩基と20塩基との間である、項目31に記載の方法。
(項目33) 前記部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドの前記二本鎖領域の長さが、幹およびそのパリンドロームによって形成される10塩基対と14塩基対との間である、項目2、4、6または9に記載の方法。
(項目34) 前記部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドが、前記幹と前記パリンドロームとの間に、3〜8塩基のループを含む、項目33に記載の方法。
(項目35) 前記II型−S制限エンドヌクレアーゼが、AarICAC、AceIII、Bbr7I、BbvI、BbvII、Bce831、BceAI、BcefI、BciVI、BfiI、BinI、BscAI、BseRI、BsmFI、BspMI、EciI、Eco57I、FauI、FokI、GsuI、HgaI、HphI、MboII、MlyI、MmeI、MnlI、PleI、RleAI、SfaNI、SspD5I、Sthl32I、StsI、TaqII、Tth111II、またはUbaPIを含む群から選択される、請求項2、4、6または9に記載の方法。
(項目36) 前記II型−S制限エンドヌクレアーゼが、FokIである、項目35に記載の方法。
(項目37) ベクターにクローニングするための一本鎖核酸を調製するための方法であって、該方法は、以下の工程:
(i)制限エンドヌクレアーゼで切断された一本鎖核酸配列を、部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、該オリゴヌクレオチドの一本鎖領域は、切断の後に残る領域において該核酸と機能的に相補的であり、該オリゴヌクレオチドの該二本鎖領域は、発現のために切断後に残る配列を適切かつ本来のリーディングフレームに戻すのに必要とされる任意の配列を含み、そしてこれらの配列の制限エンドヌクレアーゼ認識部位5’を含む、工程;および
(ii)該部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドの該二本鎖領域内に含まれる該制限エンドヌクレアーゼ認識部位で、単独で該部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチド配列を切断する工程、
を包含する、方法。
(項目38) 前記部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドの前記一本鎖部分の長さが、2塩基と15塩基との間である、項目37に記載の方法。
(項目39) 前記部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドの前記一本鎖部分の長さが、7塩基と10塩基との間である、項目38に記載の方法。
(項目40) 前記部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドの前記二本鎖部分の長さが、12塩基対と100塩基対との間である、項目37に記載の方法。
(項目41) 前記部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドの前記二本鎖部分の長さが、20塩基対と100塩基対との間である、項目40に記載の方法。
この出願では、以下の用語および略号を用いる:
センス鎖:通常記載されるように、ds DNAの上の鎖(upper strand)。センス鎖では、5’−ATG−3’はMetをコードする。
を含む単鎖Ab。
本発明の方法において有用である核酸配列(すなわち、本発明の遺伝子パッケージに関して示される、少なくとも一部の個々のペプチド、ポリペプチドおよびタンパク質)は、天然に存在する配列、合成配列またはその組み合わせであり得る。これらは、mRNA、DNAまたはcDNAであり得る。好ましい実施形態において、核酸は抗体をコードする。最も好ましくは、これらはFabをコードする。
使用を介して作製され得る。TRIM技術は、変化される位置で、どのアミノ酸型が可能で、そしてどんな割合でかを正確に制御することが可能である。TRIM技術において、多様化されるコドンは、三ヌクレオチドの混合物を使用して合成される。これは、任意の組のアミノ酸型が、任意の位置に含まれるのを可能にする。
(i)核酸と一本鎖オリゴヌクレオチドとを接触させる工程であって、オリゴヌクレオチドが、切断が望ましい領域における核酸に機能的に相補的であり、そして制限が核酸の切断を所望の位置で生じる制限エンドヌクレアーゼ認識部位を形成する核酸中にその相補体を有する配列を含む、工程;および
(ii)核酸およびオリゴヌクレオチドの補完によって形成された認識部位のみで核酸を切断する工程;
を包含し、接触および切断工程は、実質的に一本鎖形態で核酸を維持するのに十分な温度で行なわれ、オリゴヌクレオチドは、切断が選択された温度および所望の位置で生じ得るように、2つの鎖が会合するのを可能にするのに十分に大きい領域にわたって核酸と機能的に相補的であり、そして切断は、選択された温度で活性である制限エンドヌクレアーゼを使用して行なわれる。
(i)核酸と部分的に2本鎖のオリゴヌクレオチドを接触される工程であって、このオリゴヌクレオチドの1本鎖領域が、切断が所望される領域においてこの核酸に機能的に相補的であり、そしてこのオリゴヌクレオチドの2本鎖領域が、II−S型制限エンドヌクレアーゼ認識部位を有し、それらの切断部位が、認識部位から既知の距離で配置される、工程;および
(ii)核酸とオリゴヌクレオチドの1本鎖領域との補完により形成される切断部位のみでこの核酸を切断する工程。
接触工程および切断工程は、この核酸を実質的に1本鎖形態で維持するために十分な温度にて実施され、オリゴヌクレオチドは、2つのストランドが結合し、その結果、選択された温度および所望の位置で切断が生じ得るのに十分に大きな領域にわたってこの核酸に対して機能的に相補性であり、そして切断は、選択された温度で活性な制限エンドヌクレアーゼを用いて実施される。
1)酵素を活性化するための標的DNA全体のUREの発現が存在するべきである。標的DNAに対して等モル量しか存在しないUREは、ssDNAの少ない切断を生じる。なぜなら、利用可能な活性な酵素の量は限られているからである。
a)以下のエレメントをコードするDNAの断片の送達を捕捉するカセットを得る工程:
Preg::RBS1::SS1::VL::CL::停止::RBS2::SS2::VH::CH1::リンカー::アンカー::停止::、
ここで、Pregは、調節可能なプロモーターであり、PBS1は、第一のリボソーム結合部位であり、SS1は、宿主株において作動可能なシグナル配列であり、VLは、軽鎖可変領域の種々のセットのメンバーであり、CLは、軽鎖定常領域であり、停止は、1以上の停止コドンであり、PBS2は、第二のリボソーム結合部位であり、SS2は、宿主株において作動可能な第二のシグナル配列であり、VHは、重鎖可変領域の種々のセットのメンバーであり、CH1は、抗体重鎖の第一の定常領域であり、リンカーは、1〜約50残基のアミノ酸の配列であり、アンカーは、糸状ファージ粒子に構築されるタンパク質であり、そして停止は、1以上の停止コドンの第二の例である;ならびに
b)ファージの生存性を最大化し、そしてこのカセットまたはその部分の欠失の可能性を最小化するためにファージゲノム内にカセットを配置する工程。
(実施例1:BsmAIを用いるκ鎖の捕捉)
ヒトκ鎖mRNAのレパートリーを、種々の自己免疫疾患を有する患者の集団から単離した総RNAまたはポリ(A+)RNAを仔ウシ腸ホスファターゼで処理して、例えば、リボソームRNA、フラグメント化mRNA、tRNAおよびゲノムDNAを有する全ての分子から5’−リン酸を除去することによって調製した。全長のmRNA(保護的7−メチルキャップ構造を含む)は、影響されない。次いで、RNAを、タバコ酸ピロホスファターゼで処理して、5’−一リン酸基を残して全長のmRNAからキャップ構造を除去する。
合成相補性決定基領域(CDR)1および2の多様性を、二段階のプロセスで3−23 VHフレームワークにおいて構築した:第一に、3−23 VHフレームワークを含むベクターを構築し、次いで、合成CDR1および2を、構築してこのベクター中にクローニングした。
Claims (13)
- ペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質の多種多様なファミリーのメンバーを提示し、そして該ファミリーの少なくとも一部を集合的に提示する、遺伝的パッケージの収集物を含むライブラリーであって、該提示されるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質は、免疫グロブリンの少なくとも一部をコードする複数の核酸によってコードされ、該核酸は、以下:
(a)式S−X1−Y−X2−M−X3−のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1であって、ここで、X1、X2およびX3は、A、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WおよびYからなる群より独立して選択される、重鎖CDR1、ならびに
(b)式X4−I−X5−X6−S−G−G−X7−T−X8−Y−A−D−S−V−K−G−のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2であって、ここで、X4およびX5は、Y、R、W、V、GおよびSからなる群より独立して選択され、X6は、PおよびSからなる群より選択され、そして、X7およびX8は、A、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WおよびYからなる群より独立して選択される、重鎖CDR2
をコードする配列を含む、ライブラリー。 - 請求項1に記載のライブラリーを調製する方法であって、以下の工程:
(i)プライマーを用いて核酸を増幅する工程であって、ここで、該プライマーのうちの1つは、該核酸に結合された合成配列の少なくとも一部に対して相補的である、工程;
(ii)該増幅した核酸を一本鎖にする工程;
(iii)該増幅した一本鎖核酸を、一本鎖オリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、ここで、該オリゴヌクレオチドは、切断が所望される領域において該一本鎖核酸に対して相補的であり、ここで、該一本鎖核酸と該一本鎖オリゴヌクレオチドとが会合して、該一本鎖核酸の局部的に二本鎖の領域を形成し、そしてここで該局部的に二本鎖の領域は、制限エンドヌクレアーゼ認識部位を含む、工程;および
(iv)該核酸を該制限エンドヌクレアーゼ認識部位で切断する工程であって、ここで、該切断工程は、制限エンドヌクレアーゼを該局部的に二本鎖の領域に接触させる工程を含み、ここで、該制限エンドヌクレアーゼは、該制限エンドヌクレアーゼ認識部位に特異的であり、そして該切断は、該核酸から全ての望ましくない5’ヌクレオチドを除去する、工程;
を包含し、
該接触工程および該切断工程は、ある温度で行われ、ここで、該該一本鎖核酸と該一本鎖オリゴヌクレオチドとが会合して、該一本鎖核酸の局部的に二本鎖の領域を形成し、ここで、該一本鎖核酸の残部は一本鎖であり、そしてここで、該制限エンドヌクレアーゼは、該温度で活性である、方法。 - 請求項1に記載のライブラリーを調製する方法であって、以下の工程:
(i)プライマーを用いて核酸を増幅する工程であって、ここで、該プライマーのうちの1つは、該核酸に結合された合成配列の少なくとも一部に対して相補的である、工程;
(ii)該増幅した核酸を一本鎖にする工程;
(iii)該増幅した一本鎖核酸を、部分的に二本鎖のオリゴヌクレオチドと接触させる工程であって、ここで、該オリゴヌクレオチドの一本鎖領域は、切断が所望される領域において該一本鎖核酸に対して相補的であり、ここで、該オリゴヌクレオチドの二本鎖領域は、II−S型制限エンドヌクレアーゼ認識部位を有し、ここで、該一本鎖核酸と該オリゴヌクレオチドの該一本鎖領域とが会合して、該一本鎖核酸の局部的に二本鎖の領域を形成し、そしてここで該局部的に二本鎖の領域は、II−S型切断部位を含む、工程;ならびに
(iv)該核酸を該II−S型切断部位で切断する工程であって、該切断工程は、II−S型制限エンドヌクレアーゼを、該一本鎖核酸の該局部的に二本鎖の領域に接触させる工程を含み、ここで、該II−S型制限エンドヌクレアーゼは、II−S型制限エンドヌクレアーゼ認識部位に特異的である、工程;
を包含し、
該接触工程および該切断工程は、ある温度で行われ、ここで、該一本鎖核酸と該オリゴヌクレオチドの該一本鎖領域とが会合して、該一本鎖核酸の局部的に二本鎖の領域を形成し、ここで、該一本鎖核酸の残部は一本鎖であり、そしてここで、該II−S型制限エンドヌクレアーゼは、該温度で活性である、方法。 - 前記方法が、工程(i)における増幅の前に、前記多種多様なファミリーのメンバーをコードする核酸の収集物を調製する工程をさらに含む、請求項2または請求項3に記載の方法。
- 前記方法が、工程(iv)における切断の後に、前記切断された核酸によって少なくとも部分的にコードされるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質のファミリーのメンバーを、前記遺伝的パッケージの表面上に提示し、そして該ファミリーの多様性の少なくとも一部を集合的に提示する工程をさらに含む、請求項2または請求項3に記載の方法。
- 前記核酸が、Fabまたは単鎖Fvをコードする、請求項1に記載のライブラリー。
- 前記核酸が、軽鎖の少なくとも一部をコードする配列をさらに含む、請求項1に記載のライブラリー。
- 前記核酸配列の少なくとも一部が、少なくとも1つの自己免疫疾患および/またはがんを罹患した患者由来である、請求項1に記載のライブラリー。
- 前記制限エンドヌクレアーゼが、MaeIII、Tsp45I、HphI、BsaJI、AluI、BlpI、DdeI、BglII、MslI、BsiEI、EaeI、EagI、HaeIII、Bst4CI、HpyCH4III、HinfI、MlyI、PleI、MnlI、HpyCH4V、BsmAI、BpmI、XmnI、およびSacIからなる群から選択される、請求項2または請求項3に記載の方法。
- 前記II−S型制限エンドヌクレアーゼが、AarICAC、AceIII、Bbr7I、BbvI、BbvII、Bce83I、BceAI、BcefI、BciVI、BfiI、BinI、BscAI、BseRI、BsmFI、BspMI、EciI、Eco57I、FauI、FokI、GsuI、HgaI、HphI、MboII、MlyI、MmeI、MnlI、PleI、RleAI、SfaNI、SspD5I、Sth132I、StsI、TaqII、Tth111II、およびUbaPIからなる群から選択される、請求項3に記載の方法。
- 前記核酸が、VH 3−23のフレームワーク領域をコードする配列をさらに含む、請求項1に記載のライブラリー。
- 前記遺伝的パッケージがM13ファージである、請求項1に記載のライブラリー。
- 前記核酸が、ファージベクターまたはファージミドベクター中にある、請求項1に記載のライブラリー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US19806900P | 2000-04-17 | 2000-04-17 | |
US60/198,069 | 2000-04-17 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011044525A Division JP5599745B2 (ja) | 2000-04-17 | 2011-03-01 | ペプチドの多種多様なファミリーのメンバーとしての、遺伝的パッケージの提示ライブラリーを構築する方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014064586A JP2014064586A (ja) | 2014-04-17 |
JP2014064586A5 JP2014064586A5 (ja) | 2014-07-03 |
JP5956413B2 true JP5956413B2 (ja) | 2016-07-27 |
Family
ID=22731873
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001577464A Expired - Lifetime JP5149476B2 (ja) | 2000-04-17 | 2001-04-17 | ペプチドの多種多様なファミリーのメンバーとしての、遺伝的パッケージの提示ライブラリーを構築する方法 |
JP2011044525A Expired - Lifetime JP5599745B2 (ja) | 2000-04-17 | 2011-03-01 | ペプチドの多種多様なファミリーのメンバーとしての、遺伝的パッケージの提示ライブラリーを構築する方法 |
JP2013255876A Expired - Lifetime JP5956413B2 (ja) | 2000-04-17 | 2013-12-11 | ペプチドの多種多様なファミリーのメンバーとしての、遺伝的パッケージの提示ライブラリーを構築する方法 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001577464A Expired - Lifetime JP5149476B2 (ja) | 2000-04-17 | 2001-04-17 | ペプチドの多種多様なファミリーのメンバーとしての、遺伝的パッケージの提示ライブラリーを構築する方法 |
JP2011044525A Expired - Lifetime JP5599745B2 (ja) | 2000-04-17 | 2011-03-01 | ペプチドの多種多様なファミリーのメンバーとしての、遺伝的パッケージの提示ライブラリーを構築する方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20040029113A1 (ja) |
EP (4) | EP1276855B1 (ja) |
JP (3) | JP5149476B2 (ja) |
AU (3) | AU5358901A (ja) |
CA (2) | CA2798625C (ja) |
DK (3) | DK2199393T3 (ja) |
ES (3) | ES2393535T3 (ja) |
HK (2) | HK1145515A1 (ja) |
PT (1) | PT2308982E (ja) |
WO (1) | WO2001079481A2 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6696251B1 (en) * | 1996-05-31 | 2004-02-24 | Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Yeast cell surface display of proteins and uses thereof |
US6759243B2 (en) * | 1998-01-20 | 2004-07-06 | Board Of Trustees Of The University Of Illinois | High affinity TCR proteins and methods |
US8288322B2 (en) | 2000-04-17 | 2012-10-16 | Dyax Corp. | Methods of constructing libraries comprising displayed and/or expressed members of a diverse family of peptides, polypeptides or proteins and the novel libraries |
WO2001079481A2 (en) | 2000-04-17 | 2001-10-25 | Dyax Corp. | Methods of constructing display libraries of genetic packages for members of a diverse family of peptides |
WO2001098366A2 (en) * | 2000-06-19 | 2001-12-27 | Dyax Corp. | Enterokinase cleavage sequences and their use |
EP1360288B1 (en) | 2000-12-18 | 2011-02-16 | Dyax Corp. | Focused libraries of genetic packages |
AU2016225923B2 (en) * | 2001-04-17 | 2018-07-05 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Novel Methods of Constructing Libraries Comprising Displayed and/or Expressed Members of a Diverse Family of Peptides, Polypeptides or Proteins and the Novel Libraries |
AU2013205033B2 (en) * | 2001-04-17 | 2016-06-09 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Novel Methods of Constructing Libraries Comprising Displayed and/or Expressed Members of a Diverse Family of Peptides, Polypeptides or Proteins and the Novel Libraries |
US20040005709A1 (en) * | 2001-10-24 | 2004-01-08 | Hoogenboom Henricus Renerus Jacobus Mattheus | Hybridization control of sequence variation |
US7135310B2 (en) | 2002-04-24 | 2006-11-14 | The Regents Of The University Of California | Method to amplify variable sequences without imposing primer sequences |
US20040067532A1 (en) | 2002-08-12 | 2004-04-08 | Genetastix Corporation | High throughput generation and affinity maturation of humanized antibody |
CA2555489C (en) * | 2004-02-10 | 2012-05-08 | Japan Science And Technology Agency | Method of converting base in dna sequence |
US8877688B2 (en) | 2007-09-14 | 2014-11-04 | Adimab, Llc | Rationally designed, synthetic antibody libraries and uses therefor |
US8691730B2 (en) | 2007-09-14 | 2014-04-08 | Adimab, Llc | Rationally designed, synthetic antibody libraries and uses therefor |
FR2924440B1 (fr) * | 2007-12-04 | 2015-01-09 | Pf Medicament | Nouveau procede de generation et de criblage d'une banque d'anticorps |
US9873957B2 (en) | 2008-03-13 | 2018-01-23 | Dyax Corp. | Libraries of genetic packages comprising novel HC CDR3 designs |
CA2968164C (en) | 2008-04-24 | 2019-08-20 | Dyax Corp. | Libraries of genetic packages comprising novel hc cdr1, cdr2, and cdr3 and novel lc cdr1, cdr2, and cdr3 designs |
WO2010003316A1 (en) * | 2008-07-10 | 2010-01-14 | Si Lok | Methods for nucleic acid mapping and identification of fine-structural-variations in nucleic acids |
US20110082054A1 (en) * | 2009-09-14 | 2011-04-07 | Dyax Corp. | Libraries of genetic packages comprising novel hc cdr3 designs |
EP2593594B1 (en) | 2010-07-16 | 2017-09-27 | Adimab, LLC | Antibody libraries |
WO2015172080A1 (en) | 2014-05-08 | 2015-11-12 | Fluidigm Corporation | Integrated single cell sequencing |
Family Cites Families (70)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US596271A (en) * | 1897-12-28 | l-anohestee | ||
US5118605A (en) | 1984-10-16 | 1992-06-02 | Chiron Corporation | Polynucleotide determination with selectable cleavage sites |
CH0229046H1 (de) | 1985-03-30 | 1998-07-15 | Stuart Alan Kauffman | Method for obtaining dna, rna, peptides, polypeptinique. des or proteins by means of a dna recombinant tech |
US6492107B1 (en) | 1986-11-20 | 2002-12-10 | Stuart Kauffman | Process for obtaining DNA, RNA, peptides, polypeptides, or protein, by recombinant DNA technique |
US5618920A (en) | 1985-11-01 | 1997-04-08 | Xoma Corporation | Modular assembly of antibody genes, antibodies prepared thereby and use |
US5223409A (en) * | 1988-09-02 | 1993-06-29 | Protein Engineering Corp. | Directed evolution of novel binding proteins |
US5688666A (en) | 1988-10-28 | 1997-11-18 | Genentech, Inc. | Growth hormone variants with altered binding properties |
EP0368684B2 (en) | 1988-11-11 | 2004-09-29 | Medical Research Council | Cloning immunoglobulin variable domain sequences. |
US6969586B1 (en) | 1989-05-16 | 2005-11-29 | Scripps Research Institute | Method for tapping the immunological repertoire |
US6680192B1 (en) | 1989-05-16 | 2004-01-20 | Scripps Research Institute | Method for producing polymers having a preselected activity |
US6291161B1 (en) | 1989-05-16 | 2001-09-18 | Scripps Research Institute | Method for tapping the immunological repertiore |
US6291159B1 (en) | 1989-05-16 | 2001-09-18 | Scripps Research Institute | Method for producing polymers having a preselected activity |
US6291158B1 (en) | 1989-05-16 | 2001-09-18 | Scripps Research Institute | Method for tapping the immunological repertoire |
US6291160B1 (en) | 1989-05-16 | 2001-09-18 | Scripps Research Institute | Method for producing polymers having a preselected activity |
EP0440147B2 (de) | 1990-02-01 | 2014-05-14 | Siemens Healthcare Diagnostics Products GmbH | Herstellung und Verwendung von Genbanken menschlicher Antikörper ("Human-Antikörper-Bibliotheken") |
DE4002897A1 (de) | 1990-02-01 | 1991-08-08 | Behringwerke Ag | Herstellung und verwendung von genbanken synthetischer menschlicher antikoerper ("synthetische human-antikoerper-bibliotheken") |
EP0527809B1 (en) | 1990-04-05 | 1995-08-16 | CREA, Roberto | Walk-through mutagenesis |
ATE167520T1 (de) * | 1990-04-18 | 1998-07-15 | Gist Brocades Nv | Mutierte beta-lactamacylasegene |
US6916605B1 (en) | 1990-07-10 | 2005-07-12 | Medical Research Council | Methods for producing members of specific binding pairs |
GB9206318D0 (en) | 1992-03-24 | 1992-05-06 | Cambridge Antibody Tech | Binding substances |
GB9015198D0 (en) * | 1990-07-10 | 1990-08-29 | Brien Caroline J O | Binding substance |
US7063943B1 (en) | 1990-07-10 | 2006-06-20 | Cambridge Antibody Technology | Methods for producing members of specific binding pairs |
US6172197B1 (en) | 1991-07-10 | 2001-01-09 | Medical Research Council | Methods for producing members of specific binding pairs |
WO1992009690A2 (en) | 1990-12-03 | 1992-06-11 | Genentech, Inc. | Enrichment method for variant proteins with altered binding properties |
US5780279A (en) | 1990-12-03 | 1998-07-14 | Genentech, Inc. | Method of selection of proteolytic cleavage sites by directed evolution and phagemid display |
DK1471142T3 (da) | 1991-04-10 | 2009-03-09 | Scripps Research Inst | Heterodimere receptor-biblioteker under anvendelse af fagemider |
US5962255A (en) | 1992-03-24 | 1999-10-05 | Cambridge Antibody Technology Limited | Methods for producing recombinant vectors |
US5858657A (en) | 1992-05-15 | 1999-01-12 | Medical Research Council | Methods for producing members of specific binding pairs |
US6225447B1 (en) | 1991-05-15 | 2001-05-01 | Cambridge Antibody Technology Ltd. | Methods for producing members of specific binding pairs |
US6492160B1 (en) | 1991-05-15 | 2002-12-10 | Cambridge Antibody Technology Limited | Methods for producing members of specific binding pairs |
US5871907A (en) | 1991-05-15 | 1999-02-16 | Medical Research Council | Methods for producing members of specific binding pairs |
DK0597960T3 (da) | 1991-08-10 | 1999-09-13 | Medical Res Council | Behandling af cellepopulationer |
ES2136092T3 (es) * | 1991-09-23 | 1999-11-16 | Medical Res Council | Procedimientos para la produccion de anticuerpos humanizados. |
US5872215A (en) | 1991-12-02 | 1999-02-16 | Medical Research Council | Specific binding members, materials and methods |
ES2313867T3 (es) | 1991-12-02 | 2009-03-16 | Medical Research Council | Produccion de anticuerpos anti-auto de repertorios de segmentos de anticuerpo expresados en la superficie de fagos. |
US5733743A (en) | 1992-03-24 | 1998-03-31 | Cambridge Antibody Technology Limited | Methods for producing members of specific binding pairs |
US5869644A (en) | 1992-04-15 | 1999-02-09 | The Johns Hopkins University | Synthesis of diverse and useful collections of oligonucleotidies |
JPH08502260A (ja) | 1992-09-30 | 1996-03-12 | ザ スクリップス リサーチ インスティテュート | ヒト免疫不全ウイルスに対するヒト中和モノクローナル抗体 |
GB9225453D0 (en) | 1992-12-04 | 1993-01-27 | Medical Res Council | Binding proteins |
CA2150262C (en) | 1992-12-04 | 2008-07-08 | Kaspar-Philipp Holliger | Multivalent and multispecific binding proteins, their manufacture and use |
US5422253A (en) | 1992-12-07 | 1995-06-06 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Method of site specific nucleic acid cleavage |
KR100310739B1 (ko) | 1993-02-04 | 2002-05-30 | 알란 스코브 | 단백질재생을위한개선된방법 |
US5714320A (en) * | 1993-04-15 | 1998-02-03 | University Of Rochester | Rolling circle synthesis of oligonucleotides and amplification of select randomized circular oligonucleotides |
GB9313509D0 (en) | 1993-06-30 | 1993-08-11 | Medical Res Council | Chemisynthetic libraries |
DK0720624T3 (da) | 1993-09-22 | 1999-08-09 | Medical Res Council | Omdirigering af antistoffer |
US5702892A (en) | 1995-05-09 | 1997-12-30 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Phage-display of immunoglobulin heavy chain libraries |
US6828422B1 (en) | 1995-08-18 | 2004-12-07 | Morphosys Ag | Protein/(poly)peptide libraries |
DK0859841T3 (da) | 1995-08-18 | 2002-09-09 | Morphosys Ag | Protein/(poly)peptidbiblioteker |
US5972693A (en) | 1995-10-24 | 1999-10-26 | Curagen Corporation | Apparatus for identifying, classifying, or quantifying DNA sequences in a sample without sequencing |
US5854033A (en) * | 1995-11-21 | 1998-12-29 | Yale University | Rolling circle replication reporter systems |
FR2741892B1 (fr) * | 1995-12-04 | 1998-02-13 | Pasteur Merieux Serums Vacc | Procede de preparation d'une banque multicombinatoire de vecteurs d'expression de genes d'anticorps, banque et systemes d'expression d'anticorps "coliclonaux" obtenus |
US5962271A (en) * | 1996-01-03 | 1999-10-05 | Cloutech Laboratories, Inc. | Methods and compositions for generating full-length cDNA having arbitrary nucleotide sequence at the 3'-end |
DE19624562A1 (de) | 1996-06-20 | 1998-01-02 | Thomas Dr Koehler | Verfahren zur Bestimmung von Konzentrationsverhältnissen zweier sich um mindestens ein Nucleotid unterscheidender Nucleinsäuren und Testkit zur Durchführung des Verfahrens |
SK284879B6 (sk) | 1996-06-24 | 2006-01-05 | Zlb Behring Ag | Polypeptidy so schopnosťou tvorby väzbových štruktúr na antigén so špecificitou pre Rhesus D antigény, DNA kódujúce také polypeptidy, spôsob ich prípravy a použitie |
GB9712818D0 (en) | 1996-07-08 | 1997-08-20 | Cambridge Antibody Tech | Labelling and selection of specific binding molecules |
US5858671A (en) | 1996-11-01 | 1999-01-12 | The University Of Iowa Research Foundation | Iterative and regenerative DNA sequencing method |
JP2002514919A (ja) | 1997-04-04 | 2002-05-21 | バイオサイト ダイアグノスティックス,インコーポレイテッド | 多価ライブラリーおよびポリクローナルライブラリー |
US6057098A (en) | 1997-04-04 | 2000-05-02 | Biosite Diagnostics, Inc. | Polyvalent display libraries |
EP1007967A2 (en) | 1997-08-04 | 2000-06-14 | Ixsys, Incorporated | Methods for identifying ligand specific binding molecules |
GB9722131D0 (en) | 1997-10-20 | 1997-12-17 | Medical Res Council | Method |
US7244826B1 (en) * | 1998-04-24 | 2007-07-17 | The Regents Of The University Of California | Internalizing ERB2 antibodies |
EP1115854A1 (en) * | 1998-09-25 | 2001-07-18 | G.D. Searle & Co. | Method of producing permuteins by scanning permutagenesis |
US6531580B1 (en) | 1999-06-24 | 2003-03-11 | Ixsys, Inc. | Anti-αvβ3 recombinant human antibodies and nucleic acids encoding same |
PT1144607E (pt) | 1999-07-20 | 2009-04-22 | Morphosys Ag | Novos métodos para apresentar (poli)peptídeos/ proteínas em partículas bacteriofágicas através de ligações dissulfureto |
US6238904B1 (en) * | 1999-09-23 | 2001-05-29 | New England Biolabs, Inc. | Type II restriction endonuclease, HpyCH4III, obtainable from Helicobacter pylori CH4 and a process for producing the same |
US8288322B2 (en) | 2000-04-17 | 2012-10-16 | Dyax Corp. | Methods of constructing libraries comprising displayed and/or expressed members of a diverse family of peptides, polypeptides or proteins and the novel libraries |
WO2001079481A2 (en) | 2000-04-17 | 2001-10-25 | Dyax Corp. | Methods of constructing display libraries of genetic packages for members of a diverse family of peptides |
US20050158838A1 (en) | 2000-06-19 | 2005-07-21 | Dyax Corp., A Delaware Corporation | Novel enterokinase cleavage sequences |
EP1360288B1 (en) | 2000-12-18 | 2011-02-16 | Dyax Corp. | Focused libraries of genetic packages |
DE10230997A1 (de) | 2001-10-26 | 2003-07-17 | Ribopharma Ag | Medikament zur Erhöhung der Wirksamkeit eines Rezeptor-vermittelt Apoptose in Tumorzellen auslösenden Arzneimittels |
-
2001
- 2001-04-17 WO PCT/US2001/012454 patent/WO2001079481A2/en active Application Filing
- 2001-04-17 AU AU5358901A patent/AU5358901A/xx active Pending
- 2001-04-17 ES ES10156326T patent/ES2393535T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 DK DK10156326.0T patent/DK2199393T3/da active
- 2001-04-17 EP EP01927108A patent/EP1276855B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 DK DK10179786T patent/DK2308982T3/da active
- 2001-04-17 EP EP10179786.8A patent/EP2308982B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 PT PT101797868T patent/PT2308982E/pt unknown
- 2001-04-17 EP EP10156326A patent/EP2199393B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 ES ES01927108T patent/ES2400302T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 AU AU2001253589A patent/AU2001253589B2/en not_active Expired
- 2001-04-17 CA CA2798625A patent/CA2798625C/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 EP EP10179777A patent/EP2295580A1/en not_active Withdrawn
- 2001-04-17 US US09/837,306 patent/US20040029113A1/en not_active Abandoned
- 2001-04-17 JP JP2001577464A patent/JP5149476B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 DK DK01927108.9T patent/DK1276855T3/da active
- 2001-04-17 ES ES10179786.8T patent/ES2531551T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 CA CA2406236A patent/CA2406236C/en not_active Expired - Lifetime
-
2006
- 2006-02-28 US US11/365,556 patent/US9382535B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-08-21 AU AU2007211861A patent/AU2007211861B2/en not_active Expired
-
2010
- 2010-12-22 HK HK10111983.4A patent/HK1145515A1/en not_active IP Right Cessation
-
2011
- 2011-03-01 JP JP2011044525A patent/JP5599745B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2011-10-11 HK HK11110739A patent/HK1156656A1/xx not_active IP Right Cessation
-
2013
- 2013-12-11 JP JP2013255876A patent/JP5956413B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5956413B2 (ja) | ペプチドの多種多様なファミリーのメンバーとしての、遺伝的パッケージの提示ライブラリーを構築する方法 | |
US10829541B2 (en) | Methods of constructing libraries comprising displayed and/or expressed members of a diverse family of peptides, polypeptides or proteins and the novel libraries | |
AU2001253589A1 (en) | Methods of constructing display libraries of genetic packages for members of a diverse family of peptides | |
JP5107274B2 (ja) | 操作されたテンプレートおよび単一プライマー増幅におけるそれらの使用 | |
WO2020257612A1 (en) | Barcode-based nucleic acid sequence assembly | |
US20140045728A1 (en) | Orthogonal Amplification and Assembly of Nucleic Acid Sequences | |
JP2005514927A5 (ja) | ||
US9523092B2 (en) | Compatible display vector systems | |
US20100113304A1 (en) | Compatible display vector systems | |
EP2352758A2 (en) | Single chain antibody library design | |
WO2003104434A2 (en) | A method to amplify variable sequences without imposing primer sequences | |
Class et al. | Patent application title: Orthogonal Amplification and Assembly of Nucleic Acid Sequences Inventors: George M. Church (Brookline, MA, US) Sriram Kosuri (Cambridge, MA, US) Sriram Kosuri (Cambridge, MA, US) Nikolai Eroshenko (Boston, MA, US) Assignees: President and Fellows of Harvard College | |
JP4581079B2 (ja) | 連結dnaの調製方法及びトランスフォーマントの調製方法 | |
CA2747868A1 (en) | Novel methods of constructing libraries comprising displayed and/or expressed members of a diverse family of peptides, polypeptides or proteins and the novel libraries |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150304 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20150602 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151225 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5956413 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |