JP2005514927A5 - - Google Patents

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Description

遺伝子ワクチン投与に使用されるベクターはウイルス又は非ウイルスであってもよい。ウイルスベクターは通常ウイルスの成分として患者に導入される。例示のベクターとして、例えば、アデノウイルスをベースとするベクター(Cantwell (1996) Blood 88:4676-4683; Ohashi (1997) Proc. Natl. Acad. Sci USA 94:1287-1292)、エプスタイン・バールウイルスをベースとするベクター(Mazda (1997) J. Immunol. Methods 204:143-151)、アデノウイルス関連ウイルスベクター、シンドビスウイルスベクター(Strong (1997) Gene Ther. 4:624-627)、単純ヘルペスウイルスベクター(Kennedy (1997) Brain 120:1245-1259)及びレトロウイルスベクター(Schubert (1997) Curr. Eye Res. 16:656-662)が挙げられる。非ウイルスベクター、典型的にはdsDNAは裸のDNAとして導入でき、又は導入増進ビヒクル、例えば、受容体認識タンパク質、リポソーム、リポアミン、もしくは陽イオン脂質と混在して導入し得る。このDNAは当業界で公知の種々の技術を使用して細胞に導入し得る。例えば、裸のDNAは細胞膜と融合し、又はエンドサイトーシスされるリポソームの使用により、即ち、エンドサイトーシスをもたらす細胞の表面膜タンパク質受容体に結合する、リポソームに結合され、又はDNAに直接結合されたリガンドを使用することにより送出し得る。また、細胞は透過可能にされて、宿主細胞を損傷しないで、細胞へのDNAの輸送を増進し得る。DNAを細胞に輸送することが知られているDNA結合タンパク質、例えば、HBGF-1を使用することができる。更に、DNAは機械的手段、例えば、圧力により送出されるDNAで被覆された金又はその他の粒子による皮膚の衝撃により送出し得る。裸のDNAを細胞に送出するためのこれらの操作がin vivoで有益である。例えば、特にリポソーム表面が標的細胞に特異的なリガンドを有し、又はそれ以外の点で特定の器官に優先的に誘導される場合に、リポソームを使用することにより、in vivoの標的細胞/器官へのDNAの導入を提供し得る。

本発明の具体的な実施態様のいくつかの例は以下のとおりである。
(1)(a)二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する複数のポリペプチドを提供する工程;
(b)複数の二本鎖ポリヌクレオチドを含むサンプルを提供する工程;
(c)工程(b)の二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドと、工程(a)のポリペプチドが工程(b)の二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する条件下で接触させる工程;および、
(d)工程(a)のポリペプチドへの特異的結合のない二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖ポリヌクレオチドから分離し、それによって塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを精製する工程、
を含む、塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを精製する方法。
(2)二本鎖ポリヌクレオチドが二本鎖オリゴヌクレオチドを含む、(1)記載の方法。
(3)二本鎖ポリヌクレオチドが3〜約300塩基対の長さである、(1)記載の方法。
(4)二本鎖ポリヌクレオチドが10〜約200塩基対の長さである、(3)記載の方法。
(5)二本鎖ポリヌクレオチドが50〜約150塩基対の長さである、(4)記載の方法。
(6)塩基対ミスマッチがC:Tミスマッチを含む、(1)記載の方法。
(7)塩基対ミスマッチがG:Aミスマッチを含む、(1)記載の方法。
(8)塩基対ミスマッチがC:Aミスマッチを含む、(1)記載の方法。
(9)塩基対ミスマッチがG:U/Tミスマッチを含む、(1)記載の方法。
(10)二本鎖ポリヌクレオチド内の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ及び/又はヌクレオチドギャップに特異的に結合するポリペプチドがDNA修復酵素を含む、(1)記載の方法。
(11)DNA修復酵素がバクテリアのDNA修復酵素である、(10)記載の方法。
(12)バクテリアのDNA修復酵素がMutS DNA修復酵素を含む、(11)記載の方法。
(13)MutS DNA修復酵素がTaq MutS DNA修復酵素を含む、(12)記載の方法。
(14)バクテリアのDNA修復酵素がFpg DNA修復酵素を含む、(11)記載の方法。
(15)バクテリアのDNA修復酵素がMutY DNA修復酵素を含む、(11)記載の方法。
(16)バクテリアのDNA修復酵素がhexA DNAミスマッチ修復酵素を含む、(11)記載の方法。
(17)バクテリアのDNA修復酵素がVsrミスマッチ修復酵素を含む、(11)記載の方法。
(18)DNA修復酵素が哺乳動物DNA修復酵素である、(10)記載の方法。
(19)DNA修復酵素がG:U/Tミスマッチの塩基切除修復を開始するDNAグリコシラーゼである、(10)記載の方法。
(20)DNAグリコシラーゼがバクテリアのミスマッチ特異的ウラシル-DNAグリコシラーゼ(MUG)DNA修復酵素を含む、(19)記載の方法。
(21) DNAグリコシラーゼが真核生物のチミン-DNAグリコシラーゼ(TDG)酵素を含む、(19)記載の方法。
(22)塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ又はヌクレオチドギャップに特異的に結合するポリペプチドが更にビオチン分子を含む、(1)記載の方法。
(23) 塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ又はヌクレオチドギャップに特異的に結合するポリペプチドが更に抗体により特異的に結合され得るエピトープを含む分子を含む、(1)記載の方法。
(24) 挿入/欠失ループがステム-ループ構造を含む、(1)記載の方法。
(25) 挿入/欠失ループが単一塩基対ミスマッチを含む、(1)記載の方法。
(26) 挿入/欠失ループが二つの連続の塩基対ミスマッチを含む、(25)記載の方法。
(27) 挿入/欠失ループが三つの連続の塩基対ミスマッチを含む、(26)記載の方法。
(28) 工程(d)において工程(a)のポリペプチドへの特異的結合のない二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合する二本鎖ポリヌクレオチドから分離することが抗体の使用を含み、前記抗体は、前記特異的に結合したポリペプチドに特異的に結合するまたは前記特異的に結合したポリペプチドに特異的に結合したエピトープに特異的に結合することができ、前記特異的に結合したポリペプチドに前記抗体が特異的に結合する条件の下、または、前記特異的に結合したポリペプチドに結合したエピトープに前記抗体が特異的に結合する条件の下で、前記抗体が前記特異的に結合したポリペプチドと接触する、(1)記載の方法。
(29) 抗体が固定化抗体である、(28)記載の方法。
(30) 抗体がビーズ又は磁化粒子に固定される、(29)記載の方法。
(31) 抗体が磁化ビーズに固定される、(30)記載の方法。
(32) 抗体がイムノアッセイカラム中で固定され、かつ固定化抗体が特異的に結合したポリペプチド又は特異的に結合したポリペプチドに結合されたエピトープに特異的に結合することができる条件下で、サンプルがイムノアフィニティーカラムに通される、(29)記載の方法。
(33) 工程(d)において工程(a)のポリペプチドへの特異的結合のない二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖ポリヌクレオチドから分離することがアフィニティーカラムの使用を含み、前記カラムは前記特異的に結合したポリペプチドに連結されたタグに特異的に結合し得る固定化された結合分子を含み、前記固定化抗体が前記特異的に結合したポリペプチドに連結したタグに特異的に結合し得る条件下でサンプルが前記アフィニティーカラムを通過する、(1)記載の方法。
(34) 固定化結合分子がアビジンを含み、かつ特異的に結合されたポリペプチドに結合されたタグがビオチンを含む、(33)記載の方法。
(35) 工程(d)の工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖ポリヌクレオチドからの工程(a)の特異的に結合されたポリペプチドを欠いている二本鎖ポリヌクレオチドの分離がサイズ排除カラムの使用を含む、(1)記載の方法。
(36) サイズ排除カラムがスピンカラムを含む、(35)記載の方法。
(37) 工程(d)の工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖ポリヌクレオチドからの工程(a)の特異的に結合されたポリペプチドを欠いている二本鎖ポリヌクレオチドの分離がサイズ排除ゲルの使用を含む、(1)記載の方法。
(38) サイズ排除ゲルがアガロースゲルを含む、(37)記載の方法。
(39) 二本鎖ポリヌクレオチドがポリペプチドコーディング配列を含む、(1)記載の方法。
(40) ポリペプチドコーディング配列が融合タンパク質コーディング配列を含む、(39)記載の方法。
(41) 融合タンパク質がインテインの上流に目的ポリペプチドを含み、インテインがポリペプチドをコードする、(40)記載の方法。
(42) インテインポリペプチドが抗体又はリガンドを含む、(41)記載の方法。
(43) インテインポリペプチドが酵素を含む、(41)記載の方法。
(44) 酵素がLac Zを含む、(43)記載の方法。
(45) インテインポリペプチドがポリペプチド選抜可能マーカーを含む、(43)記載の方法。
(46) ポリペプチド選抜可能マーカーが抗生物質を含む、(45)記載の方法。
(47) 抗生物質がカナマイシン、ペニシリン又はハイグロマイシンを含む、(46)記載の方法。
(48) (a)二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する複数のポリペプチドを提供する工程;
(b)複数の二本鎖オリゴヌクレオチドを含むサンプルを提供する工程;
(c)工程(b)の二本鎖オリゴヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドと、工程(a)のポリペプチドが工程(b)の二本鎖オリゴヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する条件下で接触させる工程;
(d)工程(a)のポリペプチドが特異的に結合していない二本鎖オリゴヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖オリゴヌクレオチドから分離し、それによって塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖オリゴヌクレオチドを精製する工程;および、
(e)前記精製した塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖オリゴヌクレオチドを互いに連結し、それによって、塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを生成する工程、
を含む、二本鎖オリゴヌクレオチドをアッセンブルして塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを作製する方法。
(49) オリゴヌクレオチドがオリゴヌクレオチドのライブラリーを含む、(48)記載の方法。
(50) オリゴヌクレオチドが二本鎖オリゴヌクレオチドのライブラリーを含む、(49)記載の方法。
(51) オリゴヌクレオチドマルチコドンビルディングブロックのライブラリーが複数の二本鎖オリゴヌクレオチドメンバーを含み、夫々のオリゴヌクレオチドメンバーがタンデムに少なくとも二つのコドン及びマルチコドンの5’末端および3’末端に隣接するIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列を含む、(49)記載の方法。
(52) (a)二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する複数のポリペプチドを提供する工程;
(b)複数の二本鎖オリゴヌクレオチドを含むサンプルを提供する工程;
(c)工程(b)の二本鎖オリゴヌクレオチドを互いに連結して二本鎖ポリヌクレオチドを生成する工程;
(d)工程(c)の二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドと、工程(a)のポリペプチドが工程(c)の二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合し得る条件下で接触させる工程;
(e) 工程(a)のポリペプチドが特異的に結合しない二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖ポリヌクレオチドから分離し、それによって塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを精製する工程、
を含む、二本鎖オリゴヌクレオチドをアッセンブルして塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを作製する方法。
(53) 二本鎖オリゴヌクレオチドがオリゴヌクレオチドマルチコドンビルディングブロックのライブラリーを含み、そのライブラリーが複数の二本鎖オリゴヌクレオチドメンバーを含み、夫々のオリゴヌクレオチドメンバーがタンデムの少なくとも二つのコドン及びマルチコドンの5’末端及び3’末端に隣接するIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列を含む、(52)記載の方法。
(54) 61固定化スターターオリゴヌクレオチド、夫々の可能なアミノ酸コーディングトリプレットのための一つのオリゴヌクレオチドの組を用意し、オリゴヌクレオチドが基質に固定され、かつIIS型制限エンドヌクレアーゼにより生成された一本鎖オーバーハングに相当する一本鎖オーバーハングを有し、又は、オリゴヌクレオチドが基質に遠位のIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識部位を含み、一本鎖オーバーハングがIIS型制限エンドヌクレアーゼによる消化により生成され;工程(a)のライブラリーからの第二オリゴヌクレオチドメンバーをIIS型制限エンドヌクレアーゼで消化して一本鎖オーバーハングを生成し、第一オリゴヌクレオチド及び第二オリゴヌクレオチドの相補一本鎖塩基オーバーハングが対合し得る条件下でその消化された第二オリゴヌクレオチドメンバーを固定化第一オリゴヌクレオチドメンバーに接触させ、第二オリゴヌクレオチドを第一オリゴヌクレオチドにつなぎ、それにより二本鎖ポリヌクレオチドを生成することを更に含む、(53)記載の方法。
(55) (a)二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する複数のポリペプチドを提供する工程;
(b)融合タンパク質をコードする複数の二本鎖ポリヌクレオチドを含むサンプルを提供する工程であって、前記融合タンパク質をコードする配列が対象配列をマーカーポリペプチドまたは選抜ポリペプチドをコードする配列の上流にインフレームで含んでいる、前記工程;
(c)工程(b)のポリヌクレオチドを、工程(a)のポリペプチドが工程(b)の二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ、および/または、ヌクレオチドギャップに特異的に結合し得る条件下で、工程(a)のポリペプチドと接触させる工程;
(d)工程(a)のポリペプチドが特異的に結合しない二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖オリゴヌクレオチドから分離し、それによって塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを精製する工程;
(e)前記精製されたポリヌクレオチドを発現させ、前記選抜マーカーポリペプチドを発現するポリヌクレオチドを選抜し、それによって、塩基対ミスマッチ無し、挿入/欠失ループ無し、および/または、ヌクレオチドギャップ無しの二本鎖ポリペプチドコード配列を生成する工程、
を含む、塩基対ミスマッチ無し、挿入/欠失ループ無し、および/または、ヌクレオチドギャップ無しの二本鎖ポリペプチドコード配列を作製する方法。
(56) マーカー又は選抜ポリペプチドが自己スプライシングインテインを含み、かつ目的ポリペプチドの上流からのマーカー又は選抜ポリペプチドの自己スプライシング切り出しを更に含む、(55)記載の方法。
(57) マーカー又は選抜ポリペプチドが酵素を含む、(55)記載の方法。
(58) 酵素がLac Zを含む、(57)記載の方法。
(59) マーカー又は選抜ポリペプチドが抗生物質を含む、(58)記載の方法。
(60) 抗生物質がカナマイシン、ペニシリン又はハイグロマイシンを含む、(59)記載の方法。
(61) 精製二本鎖ポリヌクレオチドが塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ及び/又はヌクレオチドギャップを95%含まない、(1)記載の方法。
(62) 精製二本鎖ポリヌクレオチドが塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ及び/又はヌクレオチドギャップを98%含まない、(61)記載の方法。
(63) 精製二本鎖ポリヌクレオチドが塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ及び/又はヌクレオチドギャップを99%含まない、(62)記載の方法。
(64) 精製二本鎖ポリヌクレオチドが塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ及び/又はヌクレオチドギャップを完全に含まない、(63)記載の方法。
(65) 遺伝子部位飽和突然変異誘発(GSSM)を含む方法により操作されたポリヌクレオチドを精製することを含む、(1)記載の方法。
(66) 合成連結反応再アッセンブル(SLR)を含む方法により操作されたポリヌクレオチドを精製することを含む、(1)記載の方法。
(67) 遺伝子部位飽和突然変異誘発(GSSM)、段階的核酸再アッセンブル、エラー-プローンPCR、シャッフリング、オリゴヌクレオチド誘導突然変異誘発、アッセンブルPCR、セクシュアルPCR突然変異誘発、in vivo突然変異誘発、カセット突然変異誘発、リカーシブ・アンサンブル突然変異誘発、指数的アンサンブル突然変異誘発、部位特異的突然変異誘発、遺伝子再アッセンブル、合成連結反応再アッセンブル(SLR)及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれた方法により操作されたポリヌクレオチドを精製することを含む、(1)記載の方法。
(68) 組換え、リカーシブ配列組換え、ホスホチオエート修飾DNA突然変異誘発、ウラシル含有鋳型突然変異誘発、ギャップ二重らせん突然変異誘発、点ミスマッチ修復突然変異誘発、修復不全宿主株突然変異誘発、化学的突然変異誘発、放射性遺伝子突然変異誘発、欠失突然変異誘発、制限-選抜突然変異誘発、制限-精製突然変異誘発、人工遺伝子合成、アンサンブル突然変異誘発、キメラ核酸マルチマー生成及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれた方法により操作されたポリヌクレオチドを精製することを含む、(1)記載の方法。
(69) 合成ポリヌクレオチドを含む二本鎖核酸を精製することを含む、(1)記載の方法。
(70) 合成ポリヌクレオチドが親配列又は天然配列と同じである、(69)記載の方法。
(71) その方法が合成ポリヌクレオチド、組換え生成された核酸又は単離された核酸を含む二本鎖核酸を精製することを含む、(1)記載の方法。
(72) ポリヌクレオチドが遺伝子を含む、(71)記載の方法。
(73) ポリヌクレオチドが染色体を含む、(72)記載の方法。
(74) 遺伝子が更に経路を含む、(72)記載の方法。
(75) 遺伝子が調節配列を含む、(72)記載の方法。
(76) 調節配列がプロモーター又はエンハンサーを含む、(75)記載の方法。
(77) ポリヌクレオチドがポリペプチドコーディング配列を含む、(71)記載の方法。
(78) ポリペプチドが酵素、抗体、受容体、ニューロペプチド、ケモキン、ホルモン、シグナル配列、又は構造遺伝子である、(77)記載の方法。
(79) ポリヌクレオチドが非コーディング配列を含む、(71)記載の方法。
(80) ポリヌクレオチドがDNA、RNA又はこれらの組み合わせを含む、(1)記載の方法。
(81) 塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ及び/又は一つ以上のヌクレオチドギャップを90%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%又は100%即ち完全に含まない二本鎖DNA又はRNAのサンプル又は“バッチ”が生成される、(80)記載の方法。
(82) 二本鎖ポリヌクレオチドがiRNAを含む、(1)記載の方法。
(83) 二本鎖ポリヌクレオチドがDNAを含む、(1)記載の方法。
(84) DNAが遺伝子を含む、(83)記載の方法。
(85) DNAが染色体を含む、(84)記載の方法。
(86) ジコドンビルディングブロックを含むオリゴヌクレオチドのライブラリーであって、複数の二本鎖オリゴヌクレオチドメンバーを含み、夫々のオリゴヌクレオチドメンバーがタンデムの二つのコドン(ジコドン)及びジコドンの5’末端及び3’末端に隣接するIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列を含むことを特徴とする前記ライブラリー。
(87) ライブラリーが全ての可能なコドンダイマー(ジコドン)組み合わせを含むオリゴヌクレオチドメンバーを含む、(86)記載のライブラリー。
(88) オリゴヌクレオチドメンバーが4096の可能なコドンダイマー(ジコドン)組み合わせを含む、(86)記載のライブラリー。
(89) コドンがプロモーター、エンハンサー、調節モチーフ非コーディング配列、テロメア又は構造非コーディング配列をコードする、(86)記載のライブラリー。
(90) ジコドンの5’末端のIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列がジコドンの3’末端のIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列とは異なる、(86)記載のライブラリー。
(91) IIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列が、オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーの消化時に3塩基一本鎖オーバーハングを生成する制限エンドヌクレアーゼに特異的である、(86)記載のライブラリー。
(92) 制限エンドヌクレアーゼがSapI制限エンドヌクレアーゼ又はそのイソ制限酵素を含む、(91)記載のライブラリー。
(93) 制限エンドヌクレアーゼがEarI制限エンドヌクレアーゼ又はそのイソ制限酵素を含む、(91)記載のライブラリー。
(94) IIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列が、オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーの消化時に2塩基一本鎖オーバーハングを生成する制限エンドヌクレアーゼに特異的である、(86)記載のライブラリー。
(95) 制限エンドヌクレアーゼがBseRI、BsgI及びBpmIからなる群から選ばれる、(94)記載のライブラリー。
(96) IIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列が、オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーの消化時に1塩基一本鎖オーバーハングを生成する制限エンドヌクレアーゼに特異的である、(86)記載のライブラリー。
(97) 制限エンドヌクレアーゼがN.AlwI及びN.BstNBIからなる群から選ばれる、(96)記載のライブラリー。
(98) IIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列が、オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーの消化時にIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列の両側で切断する制限エンドヌクレアーゼに特異的である、(86)記載のライブラリー。
(99) 制限エンドヌクレアーゼがBcgI、BsaXI及びBspCNIからなる群から選ばれる、(98)記載のライブラリー。
(100) 夫々のオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが実質的にタンデムの二つのコドン(ジコドン)及びジコドンの5’末端及び3’末端に隣接するIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列からなる、(86)記載のライブラリー。
(101) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが約20〜400塩基対の長さである、(86)記載のライブラリー。
(102) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが約40〜200塩基対の長さである、(101)記載のライブラリー。
(103) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが約100〜150塩基対の長さである、(102)記載のライブラリー。
(104) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが配列
(NNN)(NNN) AGAAGAGC (配列番号1)
(NNN)(NNN) TCTTCTCG (配列番号2)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(86)記載のライブラリー。
(105) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが配列
(NNN)(NNN) TGAAGAGAG (配列番号3)
(NNN)(NNN) ACTTCTCTC (配列番号4)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(86)記載のライブラリー。
(106) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが配列
(NNN)(NNN) TGAAGAGAG CT GCTACTAACT GCA (配列番号5)
(NNN)(NNN) ACTTCTCTC GA CGATGATTG (配列番号6)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(86)記載のライブラリー。
(107) オリゴヌクレオチドライブラリーが配列
CTCTCTTCA NNN NNN AGAAGAGC (配列番号7)
GAGAGAAGT NNN NNN TCTTCTCG (配列番号8)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(86)記載のライブラリー。
(108) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが配列
CTCTCTTCA NNN NNN AGAAGAGC GGGTCTTCCAACTAGAGAATTCGATATCTGCA (配列番号9)
GAGAGAAGT NNN NNN TCTTCTCG CCCAGAAGGTTGATCTCTTAAGCTATAG (配列番号10)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(86)記載のライブラリー。
(109) (a)(1)記載のコドンビルディングブロックオリゴヌクレオチドのライブラリーを提供する工程;
(b)基体表面を提供する工程;
(c)工程(a)のライブラリーの第1のオリゴヌクレオチドメンバーを工程(b)の基体表面に固定化し、IIS型制限エンドヌクレアーゼで消化して一本鎖オーバーハングをコドン中に生成させる、または、工程(a)のライブラリーの第1のオリゴヌクレオチドメンバーをIIS型制限エンドヌクレアーゼで消化して一本鎖オーバーハングをコドン中に生成させ、コドンと反対側のオリゴヌクレオチド端で工程(b)の基体表面に固定化する工程;
(d)工程(a)のライブラリーの第2のオリゴヌクレオチドメンバーをIIS型制限エンドヌクレアーゼで消化して一本鎖オーバーハングをコドン中に生成させる工程;および、
(e)工程(d)の消化された第2のオリゴヌクレオチドメンバーと工程(c)の固定化された第1のオリゴヌクレオチドメンバーと、前記第1及び第2のオリゴヌクレオチドの相補的な一本鎖塩基オーバーハングが対を形成し得る条件下で接触させ、前記第2のオリゴヌクレオチドを前記第1のオリゴヌクレオチドに連結させる工程、
を含む、ジコドンビルディングブロックの反復アッセンブルによってコドンを含むポリヌクレオチドを構築する方法。
(110) 工程(e)の固定化されたオリゴヌクレオチドをIIS型制限エンドヌクレアーゼで消化してコドン中に一本鎖オーバーハングを生成することを更に含み、前記IIS型制限エンドヌクレアーゼが基質表面に遠位のオリゴヌクレオチド中の制限エンドヌクレアーゼ認識配列を認識する、(109)記載の方法。
(111) 工程(a)のライブラリーの別のオリゴヌクレオチドメンバーをIIS型制限エンドヌクレアーゼで消化してコドン中に一本鎖オーバーハングを生成することを更に含む、(110)記載の方法。
(112) オリゴヌクレオチドの相補一本鎖塩基オーバーハングが対合することができる条件下で消化されたオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーを消化され、固定化された第一オリゴヌクレオチドメンバーに接触させ、オリゴヌクレオチドをつなぎ、それによりジコドンビルディングブロックの反復アッセンブルによりコドンを含むポリヌクレオチドを構築することを更に含む、(110)記載の方法。
(113) 反復して繰り返され、それによりコドンを含むポリヌクレオチドを構築する、(109)記載の方法。
(114) n回反復して繰り返され、nが2〜106の整数である、(113)記載の方法。
(115) n回反復して繰り返され、nが102〜105の整数である、(114)記載の方法。
(116) ライブラリーのメンバーが反復アッセンブルにランダムに選ばれる、(109)記載の方法。
(117) ライブラリーの全てのメンバーがランダムに選ばれる、(116)記載の方法。
(118) ライブラリーのメンバーが反復アッセンブルに非確率的に選ばれる、(109)記載の方法。
(119) ライブラリーの全てのメンバーが非確率的に選ばれる、(118)記載の方法。
(120) オリゴヌクレオチドのライブラリーが全ての可能なコドンダイマー(ジコドン)組み合わせを含む、(109)記載の方法。
(121) オリゴヌクレオチドのライブラリーが4096のコドンダイマー(ジコドン)組み合わせからなる、(109)記載の方法。
(122) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが約100〜150塩基対の長さである、(109)記載のライブラリー。
(123) コドンが停止コドンではない、(122)記載の方法。
(124) 基質表面が固体表面を含む、(109)記載の方法。
(125) 基質表面がビーズを含む、(109)記載の方法。
(126) 基質表面がポリスチレンを含む、(109)記載の方法。
(127) 基質表面がガラスを含む、(109)記載の方法。
(128) 基質表面が二重オリフィス容器を含む、(109)記載の方法。
(129) 二重オリフィス容器が二重オリフィスキャピラリーアレイを含む、(128)記載の方法。
(130) 二重オリフィスキャピラリーアレイがGIGAMATRIXTMキャピラリーアレイである、(129)記載の方法。
(131) 工程(b)の基質表面が固定化された二本鎖オリゴヌクレオチドを更に含む、(109)記載の方法。
(132) 固定化された二本鎖オリゴヌクレオチドがコドンビルディングブロックオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーを更に含み、オリゴヌクレオチドのライブラリーがジコドンビルディングブロックを含み、ライブラリーが複数の二本鎖オリゴヌクレオチドメンバーを含み、夫々のオリゴヌクレオチドメンバーがタンデムに二つのコドン(ジコドン)及びジコドンの5’末端及び3’末端に隣接するIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列を含む、(131)記載の方法。
(133) コドンビルディングブロックオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが平滑末端連結反応により固定化された二本鎖オリゴヌクレオチドに固定される、(132)記載の方法。
(134) 固定化された二本鎖オリゴヌクレオチドがオリゴヌクレオチドの固定されていない末端に一本鎖塩基オーバーハングを含む、(131)記載の方法。
(135) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが一本鎖塩基オーバーハングの塩基対合、続いて連結反応により固定化された二本鎖オリゴヌクレオチドに固定される、(132)記載の方法。
(136) ジコドンの5’末端のIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列がジコドンの3’末端のIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列とは異なる、(132)記載の方法。
(137) IIS型制限エンドヌクレアーゼがオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーの消化時に3塩基一本鎖オーバーハングを生成する、(132)記載の方法。
(138) IIS型制限エンドヌクレアーゼがSapI制限エンドヌクレアーゼ又はそのイソ制限酵素を含む、(137)記載の方法。
(139) IIS型制限エンドヌクレアーゼがEarI制限エンドヌクレアーゼ又はそのイソ制限酵素を含む、(137)記載の方法。
(140) IIS型制限エンドヌクレアーゼがオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーの消化時に、2塩基一本鎖オーバーハングを生成する、(132)記載の方法。
(141) IIS型制限エンドヌクレアーゼがBseRI、BsgI及びBpmIからなる群から選ばれる、(140)記載の方法。
(142) IIS型制限エンドヌクレアーゼがオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーの消化時に1塩基一本鎖オーバーハングを生成する、(132)記載の方法。
(143) IIS型制限エンドヌクレアーゼがN.AlwI及びN.BstNBIからなる群から選ばれる、(142)記載の方法。
(144) IIS型制限エンドヌクレアーゼがオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーの消化時にIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列の両側で切断する、(132)記載の方法。
(145) IIS型制限エンドヌクレアーゼがBcgI、BsaXI及びBspCNIからなる群から選ばれる、(144)記載の方法。
(146) 夫々のライブラリーメンバーが実質的にタンデムの二つのコドン(ジコドン)及びジコドンの5’末端及び3’末端に隣接するIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列からなる、(132)記載の方法。
(147) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが約20〜400塩基対の長さである、(132)記載の方法。
(148) ライブラリーメンバーが約40〜200塩基対の長さである、(147)記載の方法。
(149) ライブラリーメンバーが約100〜150塩基対の長さである、(148)記載の方法。
(150) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが配列
(NNN)(NNN) AGAAGAGC (配列番号1)
(NNN)(NNN) TCTTCTCG (配列番号2)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(132)記載の方法。
(151) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが配列
(NNN)(NNN) TGAAGAGAG (配列番号3)
(NNN)(NNN) ACTTCTCTC (配列番号4)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(132)記載の方法。
(152) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが配列
(NNN)(NNN) TGAAGAGAG CT GCTACTAACT GCA (配列番号5)
(NNN)(NNN) ACTTCTCTC GA CGATGATTG (配列番号6)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(132)記載の方法。
(153) オリゴヌクレオチドライブラリーが配列
CTCTCTTCA NNN NNN AGAAGAGC (配列番号7)
GAGAGAAGT NNN NNN TCTTCTCG (配列番号8)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(132)記載の方法。
(154) オリゴヌクレオチドライブラリーメンバーが配列
CTCTCTTCA NNN NNN AGAAGAGC GGGTCTTCCAACTAGAGAATTCGATATCTGCA (配列番号9)
GAGAGAAGT NNN NNN TCTTCTCG CCCAGAAGGTTGATCTCTTAAGCTATAG (配列番号10)
(式中、(NNN)はコドンであり、かつNはA、C、TもしくはG又はこれらの均等物である)
を含む、(132)記載の方法。
(155) 固定化された二本鎖オリゴヌクレオチドが一般式
(Y)n(プロモーター)(制限部位)(一本鎖オーバーハング)
(式中、Yはあらゆるヌクレオチド塩基であり、かつnは2〜50の整数である)
を含む、(132)記載の方法。
(156) プロモーターがT6プロモーター、T3プロモーター及びSP6プロモーターからなる群から選ばれる、(155)記載の方法。
(157) 固定化された二本鎖オリゴヌクレオチドが配列
(NNN)(NNN) CGCGCG(Y)nCGAATTGGAGCTC (配列番号11)
(NNN)(NNN) GCGCGC(Y)nGCTTAACCTCGAGCCCC (配列番号12)
(式中、nは1以上の整数であり、Yはあらゆるヌクレオチドであり、かつ(NNN)はコドンである)
を含む、(132)記載の方法。
(158) 固定化された二本鎖オリゴヌクレオチドが配列
(NNN)(NNN) CGCGCGTAATACGACTCACTATAGGGCGAATTGGAGCTC (配列番号13)
(NNN)(NNN) GCGCGCATTATGCTGAGTGATATCCCGCTTAACCTCGAGCCCC (配列番号14)
を含む、(132)記載の方法。
(159) 固定化された二本鎖オリゴヌクレオチドがプロモーターを含む、(131)記載の方法。
(160) プロモーターがバクテリオファージプロモーターを含む、(159)記載の方法。
(161) バクテリオファージプロモーターがT7プロモーターである、(160)記載の方法。
(162) バクテリオファージプロモーターがT6プロモーター及びSP6プロモーターからなる群から選ばれる、(160)記載の方法。
(163) オリゴヌクレオチドの連結反応がリガーゼの使用を含む、(135)記載の方法。
(164) リガーゼがT4リガーゼ及び大腸菌リガーゼからなる群から選ばれる、(163)記載の方法。
(165) 構築されたポリヌクレオチドを配列決定することを更に含む、(109)記載の方法。
(166) ポリヌクレオチド配列の全部又は一部がペプチド又はポリペプチドをコードするか否かを測定することを更に含む、(165)記載の方法。
(167) ポリヌクレオチドを単離することを更に含む、(165)記載の方法。
(168) 構築されたポリヌクレオチドのポリメラーゼをベースとする増幅を更に含む、(109)記載の方法。
(169) ポリメラーゼをベースとする増幅がポリメラーゼ連鎖反応(PCR)である、(168)記載の方法。
(170) 構築されたポリヌクレオチドの転写を更に含む、(109)記載の方法。
(171) 基質が二重オリフィス容器を含む、(109)記載の方法。
(172) 二重オリフィス容器が二重オリフィスキャピラリーアレイを含む、(171)記載の方法。
(173) 二重オリフィスキャピラリーアレイがGIGAMATRIXTMキャピラリーアレイである、(172)記載の方法。
(174) 下記の成分:
(a)(1)記載のオリゴヌクレオチドメンバーを含むライブラリー、及び
(b)基質表面に固定化された工程(a)の複数のオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーを含む基質表面、
を含む、コドンビルディングブロックの反復アッセンブルによるコドンを含むポリヌクレオチドを構築するための多重系。
(175) 基質表面が二重オリフィスキャピラリーアレイを更に含む、(174)記載の多重系。
(176) 二重オリフィスキャピラリーアレイがGIGAMATRIXTMキャピラリーアレイを含む、(174)記載の多重系。
(177) (109)記載の方法を含む指示を更に含む、(174)記載の多重系。
(178) 複数の抗原結合ポリペプチドをコードするキメラ核酸のライブラリーであって、以下の工程を含む方法によって作製される前記ライブラリー:
(a)ラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)またはカッパ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)をコードする複数の核酸を提供する工程;
(b)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
(c)ラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)またはカッパ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)をコードする複数の核酸を提供する工程;
(d)工程(a)の核酸、工程(c)の核酸および工程(b)のオリゴヌクレオチドを、前記工程(b)のオリゴヌクレオチドが前記工程(a)の核酸および前記工程(c)の核酸の間に位置するように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-J-Cキメラ核酸を生成する工程、および前記連結工程を反復してキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーをコードするキメラ核酸コード配列のライブラリーを作製する工程。
(179) 抗原結合ポリペプチドが一本鎖抗体を含む、(178)記載のライブラリー。
(180) 抗原結合ポリペプチドがFabフラグメント、Fdフラグメント又は抗原結合相補性決定領域(CDR)を含む、(178)記載のライブラリー。
(181) 工程(a)のラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)核酸コーディング配列又はカッパー軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)核酸コーディング配列が増幅反応により生成される、(178)記載のライブラリー。
(182) 工程(c)のラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)核酸コーディング配列又はカッパー軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)核酸コーディング配列が増幅反応により生成される、(178)記載のライブラリー。
(183) 増幅反応が一対のオリゴヌクレオチドプライマーを使用するポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅反応を含む、(181)又は(182)記載のライブラリー。
(184) オリゴヌクレオチドプライマーが制限酵素部位を更に含む、(183)記載のライブラリー。
(185) ラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)核酸コーディング配列、カッパー軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)核酸コーディング配列、ラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)核酸コーディング配列又はカッパー軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)核酸コーディング配列が約99〜約600塩基対残基の長さである、(178)記載のライブラリー。
(186) 核酸コーディング配列が約198〜約402塩基対残基の長さである、(185)記載のライブラリー。
(187) 核酸コーディング配列が約300〜約320塩基対残基の長さである、(186)記載のライブラリー。
(188) 増幅される核酸が哺乳動物の核酸である、(181)又は(182)記載のライブラリー。
(189) 増幅される哺乳動物の核酸がヒト核酸である、(188)記載のライブラリー。
(190) 増幅される核酸がゲノムDNA、cDNA又はRNAである、(181)又は(182)記載のライブラリー。
(191) 工程(b)のJ領域ポリペプチドドメインをコードするオリゴヌクレオチドが約9〜約99塩基対残基の長さである、(178)記載のライブラリー。
(192) 工程(b)のJ領域ポリペプチドドメインをコードするオリゴヌクレオチドが約18〜約81塩基対残基の長さである、(191)記載のライブラリー。
(193) 工程(b)のJ領域ポリペプチドドメインをコードするオリゴヌクレオチドが約36〜約63塩基対残基の長さである、(192)記載のライブラリー。
(194) キメラ核酸を生成するための工程(d)の結合がDNAリガーゼ、転写又は増幅反応を含む、(178)記載のライブラリー。
(195) 増幅反応がポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅反応を含む、(194)記載のライブラリー。
(196) 増幅反応がオリゴヌクレオチドプライマーの使用を含む、(195)記載のライブラリー。
(197) オリゴヌクレオチドプライマーが制限酵素部位を更に含む、(196)記載のライブラリー。
(198) 転写がDNAポリメラーゼ転写反応を含む、(194)記載のライブラリー。
(199) 複数のキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするキメラ核酸のライブラリーであって、以下の工程を含む方法によって作製される前記ライブラリー:
(a)抗体重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)をコードする複数の核酸を提供する工程;
(b)D領域ポリペプチドドメイン(VD)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
(c)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
(d)重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)をコードする複数の核酸を提供する工程;
(e)工程(a)の核酸、工程(d)の核酸、並びに工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドが工程(a)の核酸と工程(d)の核酸の間に位置するように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-D-J-Cキメラ核酸コード配列を生成する工程、および、前記連結工程を反復してキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーをコードするキメラ核酸コード配列のライブラリーを作製する工程。
(200) 抗原結合ポリペプチドが一本鎖抗体を含む、(199)記載のライブラリー。
(201) 抗原結合ポリペプチドがFabフラグメント、Fdフラグメント又は抗原結合相補性決定領域(CDR)を含む、(199)記載のライブラリー。
(202) 抗原結合ポリペプチドがμ、γ、γ2、γ3、γ4、δ、ε、α1又はα2定常領域を含む、(200)又は(201)記載のライブラリー。
(203) 重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)が増幅反応により生成される、(199)記載の方法。
(204) 重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)核酸コーディング配列が増幅反応により生成される、(199)記載のライブラリー。
(205) 増幅反応が一対のオリゴヌクレオチドプライマーを使用するポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅反応を含む、(203)又は(204)記載のライブラリー。
(206) オリゴヌクレオチドプライマーが制限酵素部位を更に含む、(205)記載のライブラリー。
(207) 重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)核酸コーディング配列又は重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)核酸コーディング配列が約99〜約600塩基対残基の長さである、(199)記載のライブラリー。
(208) 核酸コーディング配列が約198〜約402塩基対残基の長さである、(207)記載のライブラリー。
(209) 核酸コーディング配列が約300〜約320塩基対残基の長さである、(208)記載のライブラリー。
(210) 増幅される核酸が哺乳動物の核酸である、(203)又は(204)記載のライブラリー。
(211) 増幅される哺乳動物の核酸がヒト核酸である、(210)記載のライブラリー。
(212) 増幅される核酸がゲノムDNA、cDNA又はRNAである、(203)又は(204)記載のライブラリー。
(213) 工程(b)のD領域ポリペプチドドメイン又は工程(c)のJ領域ポリペプチドドメインをコードするオリゴヌクレオチドが約9〜約99塩基対残基の長さである、(199)記載のライブラリー。
(214) オリゴヌクレオチドが約18〜約81塩基対残基の長さである、(213)記載のライブラリー。
(215) オリゴヌクレオチドが約36〜約63塩基対残基の長さである、(214)記載のライブラリー。
(216) キメラ核酸を生成するための工程(e)の結合がDNAリガーゼ、転写又は増幅反応を含む、(199)記載のライブラリー。
(217) 増幅反応がポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅反応を含む、(216)記載のライブラリー。
(218) 増幅反応がオリゴヌクレオチドプライマーの使用を含む、(216)記載のライブラリー。
(219) オリゴヌクレオチドプライマーが制限酵素部位を更に含む、(218)記載のライブラリー。
(220) 転写がDNAポリメラーゼ転写反応を含む、(216)記載のライブラリー。
(221) (78)又は(199)記載のライブラリーから選ばれるキメラ核酸を含む発現ベクター。
(222) (78)又は(199)記載のライブラリーから選ばれるキメラ核酸を含む形質転換細胞。
(223) (221)記載の発現ベクターを含む形質転換細胞。
(224) (78)又は(99)記載のライブラリーから選ばれたキメラ核酸を含む非ヒトトランスジェニック動物。
(225) (a)ラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)又はカッパー軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)をコードする核酸を提供する工程、
(b)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードするオリゴヌクレオチドを提供する工程、
(c)ラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)又はカッパー軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)をコードする核酸を提供する工程、
(d)工程(a)の核酸、工程(c)の核酸及び工程(b)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)のオリゴヌクレオチドが工程(a)及び工程(c)の核酸の間に置かれるように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-J-Cキメラ核酸コーディング配列を生成する工程、
を含むことを特徴とするキメラ抗原結合ポリペプチドの作製方法。
(226) (a)ラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)又はカッパー軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)をコードする複数の核酸を用意する工程、
(b)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを用意する工程、
(c)ラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)又はカッパー軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)をコードする複数の核酸を用意する工程、
(d)工程(a)の核酸、工程(c)の核酸及び工程(b)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)のオリゴヌクレオチドが工程(a)及び工程(c)の核酸の間に置かれるように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-J-Cキメラ核酸コーディング配列を生成し、この結合工程を繰り返してキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーをコードするキメラ核酸コーディング配列のライブラリーを生成する工程
を含むことを特徴とするキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーの製造方法。
(227) 以下の工程を含む、キメラ抗原結合ポリペプチドの作製方法:
(a)抗体重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)を提供する工程;
(b)D領域ポリペプチドドメイン(VD)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
(c)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
(d)重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)をコードする複数の核酸を提供する工程;
(e)工程(a)の核酸、工程(d)の核酸、並びに工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドが工程(a)の核酸と工程(d)の核酸の間に位置するように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-D-J-Cキメラ核酸コード配列を生成する工程。
(228) 以下の工程を含むキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーを作製する方法:
(a)抗体重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)を提供する工程;
(b)D領域ポリペプチドドメイン(VD)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
(c)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
(d)重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)をコードする複数の核酸を提供する工程;
(e)工程(a)の核酸、工程(d)の核酸、並びに工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドが工程(a)の核酸と工程(d)の核酸の間に位置するように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-D-J-Cキメラ核酸コード配列を生成する工程、および、前記連結工程を反復してキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーをコードするキメラ核酸コード配列のライブラリーを作製する工程。
(229) 発現されたキメラ抗原結合タンパク質を抗原を特異的に結合する能力についてスクリーニングすることを更に含む、(225)、(226)、(227)又は(228)記載の方法。
(230) キメラ抗原結合ポリペプチドをコードする核酸コーディング配列を突然変異誘発することを更に含む、(225)、(226)、(227)又は(228)記載の方法。
(231) 核酸が最適化された誘導進化系もしくは合成連結反応再アッセンブル、又はこれらの組み合わせを含む方法により突然変異誘発される、(230)記載の方法。
(232) 核酸が遺伝子部位飽和突然変異誘発(GSSM)、段階的核酸再アッセンブル、エラー-プローンPCR、シャッフリング、オリゴヌクレオチド誘導突然変異誘発、アッセンブルPCR、セクシュアルPCR突然変異誘発、in vivo突然変異誘発、カセット突然変異誘発、リカーシブ・アンサンブル突然変異誘発、指数的アンサンブル突然変異誘発、部位特異的突然変異誘発、遺伝子再アッセンブル、合成連結反応再アッセンブル(SLR)又はこれらの組み合わせを含む方法により突然変異誘発される、(230)記載の方法。
(233) 核酸が組換え、リカーシブ配列組換え、ホスホチオエート修飾DNA突然変異誘発、ウラシル含有鋳型突然変異誘発、ギャップ二重らせん突然変異誘発、点ミスマッチ修復突然変異誘発、修復不全宿主株突然変異誘発、化学的突然変異誘発、放射性遺伝子突然変異誘発、欠失突然変異誘発、制限-選抜突然変異誘発、制限-精製突然変異誘発、人工遺伝子合成、アンサンブル突然変異誘発、キメラ核酸マルチマー生成又はこれらの組み合わせを含む方法により突然変異誘発される、(230)記載の方法。
(234) 突然変異誘発されたキメラ抗原結合ポリペプチドを、抗原を特異的に結合する能力についてスクリーニングすることを更に含む、(230)記載の方法。
(235) 抗原結合部位変種を、突然変異誘発の前のキメラ抗原結合ポリペプチドのアフィニティー又は特異性と較べて増大された抗原結合アフィニティー又は抗原結合特異性により同定することを含む、(229)又は(234)記載の方法。
(236) 抗原結合ポリペプチドを、抗原結合部位ポリペプチドのファージディスプレイを含む方法により、抗原を特異的に結合する能力についてスクリーニングすることを含む、(229)又は(234)記載の方法。
(237) 抗原結合ポリペプチドを、液相中の発現される抗原結合部位ポリペプチドの発現を含む方法により、抗原を特異的に結合する能力についてスクリーニングすることを含む、(229)又は(234)記載の方法。
(238) 抗原結合ポリペプチドを、抗原結合部位ポリペプチドのリボソームディスプレイを含む方法により、抗原を特異的に結合する能力についてスクリーニングすることを含む、(229)又は(234)記載の方法。
(239) キメラ抗原結合ポリペプチドを、固相中でポリペプチドを固定することを含む方法により抗原を特異的に結合する能力についてスクリーニングすることを更に含む、(225)、(226)、(227)又は(228)記載の方法。
(240) キメラ抗原結合ポリペプチドを、キャピラリーアレイを含む方法により、抗原を特異的に結合する能力についてスクリーニングすることを含む、(239)記載の方法。
(241) キメラ抗原結合ポリペプチドを、二重オリフィス容器を含む方法により、抗原を特異的に結合する能力をスクリーニングすることを含む、(240)記載の方法。
(242) 二重オリフィス容器が二重オリフィスキャピラリーアレイを含む、(241)記載の方法。
(243) 二重オリフィスキャピラリーアレイがGIGAMATRIXTMキャピラリーアレイである、(242)記載の方法。
(244) 以下の工程を含むキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーを作製する方法:
(a)(48)記載の方法によってキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-J-Cキメラ核酸を提供する、または、(50)記載の方法によってキメラ抗原結合ポリペプチドをコードする複数のV-D-J-Cキメラ核酸を提供する工程;
(b)複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程であって、前記各オリゴヌクレオチドは工程(a)のキメラ核酸に相同な配列を含み、それによって前記キメラ核酸の特異的配列をターゲティングし、および、前記キメラ核酸の変種である配列を含み;
(c)工程(a)のキメラ核酸を工程(b)のオリゴヌクレオチドで複製することによって非確率論的変種を含む数n(nは整数)の子孫ポリヌクレオチドを生成し、それによってキメラ抗原結合ポリヌクレオチドのライブラリーを生成する工程。
(245) キメラ核酸に相同な配列がx塩基の長さであり、xが3〜100の整数である、(244)記載の方法。
(246) キメラ核酸に相同な配列がx塩基の長さであり、xが5〜50の整数である、(245)記載の方法。
(247) キメラ核酸に相同な配列がx塩基の長さであり、xが10〜30の整数である、(246)記載の方法。
(248) キメラ核酸の変種である配列がx塩基の長さであり、xが1〜50の整数である、(244)記載の方法。
(249) キメラ核酸の変種である配列がx塩基の長さであり、xが2〜20の整数である、(248)記載の方法。
(250) 工程(b)のオリゴヌクレオチドがキメラ核酸に相同の第二配列を含み、変種配列がキメラ核酸に相同な配列により隣接される、(244)記載の方法。
(251) キメラ核酸の変種である第二配列がx塩基の長さであり、xが1〜50の整数である、(250)記載の方法。
(252) 第二配列がx塩基の長さであり、xが3、6、9又は12である、(250)記載の方法。
(253) オリゴヌクレオチドがキメラ核酸コドンをターゲッティングする変種配列を含み、それにより複数の変種コドンを含む複数の子孫キメラポリヌクレオチドを生成する、(244)記載の方法。
(254) 変種配列が、ターゲッティングされるコドンについての全ての19の天然アミノ酸変種をコードする変種コドンを生成し、それにより前記ターゲッティングされるコドンによりコードされる残基において全ての19の可能な天然アミノ酸変化を生じる、(244)記載の方法。
(255) オリゴヌクレオチドが複数のキメラ核酸コドンをターゲッティングする変種配列を含む、(244)記載の方法。
(256) 変種配列を含むオリゴヌクレオチドがキメラ核酸中のコドンの全てを標的とし、それにより複数の子孫ポリペプチド(全てのアミノ酸がキメラ核酸によりコードされたポリペプチドの非確率的変種である)を生成する、(244)記載の方法。
(257) 変種配列がキメラ核酸コドンの全てについての全ての19の天然アミノ酸変種をコードする変種コドンを生成し、それにより複数の子孫ポリペプチド(全てのアミノ酸がキメラ核酸によりコードされたポリペプチドの非確率的変種及びコドンの全てで全ての19の可能な天然アミノ酸の変種である)を生成する、(244)記載の方法。
(258) nが1〜約1030の整数である、(244)記載の方法。
(259) nが約102〜約1020の整数である、(258)記載の方法。
(260) nが約102〜約1010の整数である、(259)記載の方法。
(261) 工程(c)の複製が酵素をベースとする複製を含む、(244)記載の方法。
(262) 酵素をベースとする複製がポリメラーゼをベースとする増幅反応を含む、(261)記載の方法。
(263) 増幅反応がポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を含む、(262)記載の方法。
(264) 酵素をベースとする複製が無エラーポリメラーゼ反応を含む、(263)記載の方法。
(265) 工程(b)のオリゴヌクレオチドが一つ以上のヌクレオチド残基を鋳型ポリヌクレオチドに導入し得る核酸配列を更に含む、(244)記載の方法。
(266) 工程(b)のオリゴヌクレオチドが一つ以上の残基を鋳型ポリヌクレオチドから欠失し得る核酸配列を更に含む、(265)記載の方法。
(267) 工程(b)のオリゴヌクレオチドが鋳型ポリヌクレオチドへの一つ以上の停止コドンの付加を更に含む、(266)記載の方法。
(268) (a)(i)ラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)又はカッパー軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)をコードする核酸を提供し、J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードするオリゴヌクレオチドを提供し、ラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)又はカッパー軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)をコードする核酸を提供し、工程(a)の核酸、工程(c)の核酸及び工程(d)のオリゴヌクレオチドを一緒に連結して(工程(b)のオリゴヌクレオチドが工程(a)及び工程(c)の核酸の間に置かれる)キメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-J-Cキメラ核酸コーディング配列を生成することを含む方法によりつくられるキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするx個のV-J-Cキメラ核酸、又は(ii)抗体重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)をコードする核酸を提供し、D領域ポリペプチドドメイン(VD)をコードするオリゴヌクレオチドを提供し、J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードするオリゴヌクレオチドを提供し、(d)重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)をコードする核酸を提供し、工程(a)の核酸、工程(d)の核酸並びに工程(b)及び工程(c)のオリゴヌクレオチドを一緒に連結して(工程(b)及び工程(c)のオリゴヌクレオチドが工程(a)及び工程(d)の核酸の間に置かれる)キメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-D-J-Cキメラ核酸コーディング配列を生成することを含む方法によりつくられるキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするx個のV-D-J-Cキメラ核酸を提供する工程、
(b)y個のビルディングブロックポリヌクレオチドを用意する工程(yは整数であり、ビルディングブロックポリヌクレオチドは前もって決められた配列で工程(a)のキメラ核酸とクロスオーバー再アッセンブルするように設計され、かつキメラ核酸の変種である配列及びその変種配列に隣接するキメラ核酸に相同な配列を含む)、及び
(c)少なくとも一つのビルディングブロックポリヌクレオチドを少なくとも一つのキメラ核酸と組み合わせ、その結果、ビルディングブロックポリヌクレオチドがキメラ核酸とクロスオーバー再アッセンブルして非確率的子孫キメラポリヌクレオチドを生成し、それによりキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドのライブラリーを生成する工程、
を含むことを特徴とするキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーの製造方法。
(269) xが1〜約1010の整数である、(268)記載の方法。
(270) xが約10〜約102の整数である、(269)記載の方法。
(271) xが1、2、3、4、5、6、7、8、9及び10からなる群から選ばれた整数である、(268)記載の方法。
(272) 複数のビルディングブロックポリヌクレオチドを使用し、かつ変種配列がキメラ核酸コドンを標的として標的コドンの変種である複数の子孫ポリヌクレオチドを生成し、それによりキメラ核酸によりコードされたポリペプチド中の残基において複数の天然アミノ酸変化を生じる、(268)記載の方法。
(273) 変種配列が標的コドンについての全ての19の天然アミノ酸変種をコードする変種コドンを生成し、それによりキメラ核酸によりコードされたポリペプチド中の標的コドンによりコードされた残基において全ての19の可能な天然アミノ酸変化を生じる、(272)記載の方法。
(274) 複数のビルディングブロックポリヌクレオチドが使用され、かつ変種配列が複数のキメラ核酸コドンを標的とし、それにより標的コドンの変種である複数のコドン及びキメラ核酸によりコードされたポリペプチド中の標的コドンによりコードされた複数の残基において複数の天然アミノ酸変化を生じる、(268)記載の方法。
(275) 変種配列がキメラ核酸中のコドンの全て中で変種コドンを生成し、それにより複数の子孫ポリペプチド(全てのアミノ酸がキメラ核酸によりコードされたポリペプチドの非確率的変種である)を生成する、(274)記載の方法。
(276) 変種配列がキメラ核酸コドンの全てについて19の全ての天然アミノ酸変種をコードする変種コドンを生成し、それにより複数の子孫ポリペプチド(全てのアミノ酸がキメラ核酸によりコードされたポリペプチドの非確率的変種及びコドンの全てで全ての19の可能な天然アミノ酸の変種である)を生成する、(275)記載の方法。
(277) 抗原結合部位のコドンの全てが標的とされる、(274)記載の方法。
(278) ライブラリーが1〜約1030のメンバーを含む、(268)記載の方法。
(279) ライブラリーが約102〜約1020のメンバーを含む、(278)記載の方法。
(280) ライブラリーが約103〜約1010のメンバーを含む、(279)記載の方法。
(281) ビルディングブロックポリヌクレオチドの末端がキメラ核酸に相同な少なくとも約6のヌクレオチドを含む、(268)記載の方法。
(282) ビルディングブロックポリヌクレオチドの末端がキメラ核酸に相同な少なくとも約15のヌクレオチドを含む、(281)記載の方法。
(283) ビルディングブロックポリヌクレオチドの末端がキメラ核酸に相同な少なくとも約21のヌクレオチドを含む、(282)記載の方法。
(284) 一つ以上のビルディングブロックポリヌクレオチドをキメラ核酸と組み合わせることがビルディングブロックポリヌクレオチドとキメラ核酸の間のz回のクロスオーバーイベントを含み、yが1〜約1020の整数である、(268)記載の方法。
(285) zが約10〜約1010の整数である、(284)記載の方法。
(286) zが約102〜約105の整数である、(284)記載の方法。
(287) 非確率的子孫キメラポリヌクレオチドがz個の残基中でキメラ核酸とは異なり、zが1〜約104である、(268)記載の方法。
(288) 非確率的子孫キメラポリヌクレオチドがz個の残基中で鋳型ポリヌクレオチドとは異なり、zが10〜約103である、(287)記載の方法。
(289) 非確率的子孫キメラポリヌクレオチドがz個の残基中で鋳型ポリヌクレオチドとは異なり、zが1、2、3、4、5、6、7、8、9及び10からなる群から選ばれる、(268)記載の方法。
(290) 非確率的子孫キメラポリヌクレオチドがz個のコドン中でキメラ核酸とは異なり、zが1〜約104である、(268)記載の方法。
(291) 非確率的子孫キメラポリヌクレオチドがz個のコドン中でキメラ核酸とは異なり、zが10〜約103である、(290)記載の方法。
(292) 非確率的子孫キメラポリヌクレオチドがz個のコドン中でキメラ核酸とは異なり、zが1、2、3、4、5、6、7、8、9及び10からなる群から選ばれる、(268)記載の方法。

Claims (15)

  1. (a)二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する複数のポリペプチドを提供する工程;
    (b)複数の二本鎖ポリヌクレオチドを含むサンプルを提供する工程;
    (c)工程(b)の二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドと、工程(a)のポリペプチドが工程(b)の二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する条件下で接触させる工程;および、
    (d)工程(a)のポリペプチドへの特異的結合のない二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖ポリヌクレオチドから分離し、それによって塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを精製する工程、
    を含む、塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを精製する方法。
  2. (a)二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する複数のポリペプチドを提供する工程;
    (b)複数の二本鎖オリゴヌクレオチドを含むサンプルを提供する工程;
    (c)工程(b)の二本鎖オリゴヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドと、工程(a)のポリペプチドが工程(b)の二本鎖オリゴヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する条件下で接触させる工程;
    (d)工程(a)のポリペプチドが特異的に結合していない二本鎖オリゴヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖オリゴヌクレオチドから分離し、それによって塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖オリゴヌクレオチドを精製する工程;および、
    (e)前記精製した塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖オリゴヌクレオチドを互いに連結し、それによって、塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを生成する工程、
    を含む、二本鎖オリゴヌクレオチドをアッセンブルして塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを作製する方法。
  3. (a)二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する複数のポリペプチドを提供する工程;
    (b)複数の二本鎖オリゴヌクレオチドを含むサンプルを提供する工程;
    (c)工程(b)の二本鎖オリゴヌクレオチドを互いに連結して二本鎖ポリヌクレオチドを生成する工程;
    (d)工程(c)の二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドと、工程(a)のポリペプチドが工程(c)の二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合し得る条件下で接触させる工程;
    (e)工程(a)のポリペプチドが特異的に結合しない二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖ポリヌクレオチドから分離し、それによって塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを精製する工程、
    を含む、二本鎖オリゴヌクレオチドをアッセンブルして塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを作製する方法。
  4. (a)二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップに特異的に結合する複数のポリペプチドを提供する工程;
    (b)融合タンパク質をコードする複数の二本鎖ポリヌクレオチドを含むサンプルを提供する工程であって、前記融合タンパク質をコードする配列が対象配列をマーカーポリペプチドまたは選抜ポリペプチドをコードする配列の上流にインフレームで含んでいる、前記工程;
    (c)工程(b)のポリヌクレオチドを、工程(a)のポリペプチドが工程(b)の二本鎖ポリヌクレオチド中の塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループ、および/または、ヌクレオチドギャップに特異的に結合し得る条件下で、工程(a)のポリペプチドと接触させる工程;
    (d)工程(a)のポリペプチドが特異的に結合しない二本鎖ポリヌクレオチドを工程(a)のポリペプチドが特異的に結合した二本鎖オリゴヌクレオチドから分離し、それによって塩基対ミスマッチ、挿入/欠失ループおよび/またはヌクレオチドギャップを欠く二本鎖ポリヌクレオチドを精製する工程;
    (e)前記精製されたポリヌクレオチドを発現させ、前記選抜マーカーポリペプチドを発現するポリヌクレオチドを選抜し、それによって、塩基対ミスマッチ無し、挿入/欠失ループ無し、および/または、ヌクレオチドギャップ無しの二本鎖ポリペプチドコード配列を生成する工程、
    を含む、塩基対ミスマッチ無し、挿入/欠失ループ無し、および/または、ヌクレオチドギャップ無しの二本鎖ポリペプチドコード配列を作製する方法。
  5. ジコドンビルディングブロックを含むオリゴヌクレオチドのライブラリーであって、複数の二本鎖オリゴヌクレオチドメンバーを含み、夫々のオリゴヌクレオチドメンバーがタンデムの二つのコドン(ジコドン)及びジコドンの5’末端及び3’末端に隣接するIIS型制限エンドヌクレアーゼ認識配列を含むことを特徴とする前記ライブラリー。
  6. (a)請求項1記載のコドンビルディングブロックオリゴヌクレオチドのライブラリーを提供する工程;
    (b)基体表面を提供する工程;
    (c)工程(a)のライブラリーの第1のオリゴヌクレオチドメンバーを工程(b)の基体表面に固定化し、IIS型制限エンドヌクレアーゼで消化して一本鎖オーバーハングをコドン中に生成させる、または、工程(a)のライブラリーの第1のオリゴヌクレオチドメンバーをIIS型制限エンドヌクレアーゼで消化して一本鎖オーバーハングをコドン中に生成させ、コドンと反対側のオリゴヌクレオチド端で工程(b)の基体表面に固定化する工程;
    (d)工程(a)のライブラリーの第2のオリゴヌクレオチドメンバーをIIS型制限エンドヌクレアーゼで消化して一本鎖オーバーハングをコドン中に生成させる工程;および、
    (e)工程(d)の消化された第2のオリゴヌクレオチドメンバーと工程(c)の固定化された第1のオリゴヌクレオチドメンバーと、前記第1及び第2のオリゴヌクレオチドの相補的な一本鎖塩基オーバーハングが対を形成し得る条件下で接触させ、前記第2のオリゴヌクレオチドを前記第1のオリゴヌクレオチドに連結させる工程、
    を含む、ジコドンビルディングブロックの反復アッセンブルによってコドンを含むポリヌクレオチドを構築する方法。
  7. 下記の成分:
    (a)請求項1記載のオリゴヌクレオチドメンバーを含むライブラリー、及び
    (b)基質表面に固定化された工程(a)の複数のオリゴヌクレオチドライブラリーメンバーを含む基質表面、
    を含む、コドンビルディングブロックの反復アッセンブルによるコドンを含むポリヌクレオチドを構築するための多重系。
  8. 複数の抗原結合ポリペプチドをコードするキメラ核酸のライブラリーであって、以下の工程を含む方法によって作製される前記ライブラリー:
    (a)ラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)またはカッパ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)をコードする複数の核酸を提供する工程;
    (b)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
    (c)ラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)またはカッパ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)をコードする複数の核酸を提供する工程;
    (d)工程(a)の核酸、工程(c)の核酸および工程(b)のオリゴヌクレオチドを、前記工程(b)のオリゴヌクレオチドが前記工程(a)の核酸および前記工程(c)の核酸の間に位置するように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-J-Cキメラ核酸を生成する工程、および前記連結工程を反復してキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーをコードするキメラ核酸コード配列のライブラリーを作製する工程。
  9. 複数のキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするキメラ核酸のライブラリーであって、以下の工程を含む方法によって作製される前記ライブラリー:
    (a)抗体重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)をコードする複数の核酸を提供する工程;
    (b)D領域ポリペプチドドメイン(VD)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
    (c)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
    (d)重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)をコードする複数の核酸を提供する工程;
    (e)工程(a)の核酸、工程(d)の核酸、並びに工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドが工程(a)の核酸と工程(d)の核酸の間に位置するように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-D-J-Cキメラ核酸コード配列を生成する工程、および、前記連結工程を反復してキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーをコードするキメラ核酸コード配列のライブラリーを作製する工程。
  10. (a)ラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)又はカッパー軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)をコードする核酸を提供する工程、
    (b)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードするオリゴヌクレオチドを提供する工程、
    (c)ラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)又はカッパー軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)をコードする核酸を提供する工程、
    (d)工程(a)の核酸、工程(c)の核酸及び工程(b)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)のオリゴヌクレオチドが工程(a)及び工程(c)の核酸の間に置かれるように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-J-Cキメラ核酸コーディング配列を生成する工程、
    を含むことを特徴とするキメラ抗原結合ポリペプチドの作製方法。
  11. (a)ラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)又はカッパー軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)をコードする複数の核酸を用意する工程、
    (b)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを用意する工程、
    (c)ラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)又はカッパー軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)をコードする複数の核酸を用意する工程、
    (d)工程(a)の核酸、工程(c)の核酸及び工程(b)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)のオリゴヌクレオチドが工程(a)及び工程(c)の核酸の間に置かれるように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-J-Cキメラ核酸コーディング配列を生成し、この結合工程を繰り返してキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーをコードするキメラ核酸コーディング配列のライブラリーを生成する工程
    を含むことを特徴とするキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーの製造方法。
  12. 以下の工程を含む、キメラ抗原結合ポリペプチドの作製方法:
    (a)抗体重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)を提供する工程;
    (b)D領域ポリペプチドドメイン(VD)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
    (c)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
    (d)重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)をコードする複数の核酸を提供する工程;
    (e)工程(a)の核酸、工程(d)の核酸、並びに工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドが工程(a)の核酸と工程(d)の核酸の間に位置するように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-D-J-Cキメラ核酸コード配列を生成する工程。
  13. 以下の工程を含むキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーを作製する方法:
    (a)抗体重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)を提供する工程;
    (b)D領域ポリペプチドドメイン(VD)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
    (c)J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードする複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程;
    (d)重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)をコードする複数の核酸を提供する工程;
    (e)工程(a)の核酸、工程(d)の核酸、並びに工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドを、工程(b)および工程(c)のオリゴヌクレオチドが工程(a)の核酸と工程(d)の核酸の間に位置するように連結してキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-D-J-Cキメラ核酸コード配列を生成する工程、および、前記連結工程を反復してキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーをコードするキメラ核酸コード配列のライブラリーを作製する工程。
  14. 以下の工程を含むキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーを作製する方法:
    (a)請求項2記載の方法によってキメラ抗原結合ポリペプチドをコードする複数のV-J-Cキメラ核酸を提供する工程;
    (b)複数のオリゴヌクレオチドを提供する工程であって、前記各オリゴヌクレオチドは工程(a)のキメラ核酸に相同な配列を含み、それによって前記キメラ核酸の特異的配列をターゲティングし、および、前記キメラ核酸の変種である配列を含み;
    (c)工程(a)のキメラ核酸を工程(b)のオリゴヌクレオチドで複製することによって非確率論的変種を含む数n(nは整数)の子孫ポリヌクレオチドを生成し、それによってキメラ抗原結合ポリヌクレオチドのライブラリーを生成する工程。
  15. (a)(i)ラムダ軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vλ)又はカッパー軽鎖可変領域ポリペプチドドメイン(Vκ)をコードする核酸を提供し、J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードするオリゴヌクレオチドを提供し、ラムダ軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cλ)又はカッパー軽鎖定常領域ポリペプチドドメイン(Cκ)をコードする核酸を提供し、工程(a)の核酸、工程(c)の核酸及び工程(d)のオリゴヌクレオチドを一緒に連結して(工程(b)のオリゴヌクレオチドが工程(a)及び工程(c)の核酸の間に置かれる)キメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-J-Cキメラ核酸コーディング配列を生成することを含む方法によりつくられるキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするx個のV-J-Cキメラ核酸、又は(ii)抗体重鎖可変領域ポリペプチドドメイン(VH)をコードする核酸を提供し、D領域ポリペプチドドメイン(VD)をコードするオリゴヌクレオチドを提供し、J領域ポリペプチドドメイン(VJ)をコードするオリゴヌクレオチドを提供し、(d)重鎖定常領域ポリペプチドドメイン(CH)をコードする核酸を提供し、工程(a)の核酸、工程(d)の核酸並びに工程(b)及び工程(c)のオリゴヌクレオチドを一緒に連結して(工程(b)及び工程(c)のオリゴヌクレオチドが工程(a)及び工程(d)の核酸の間に置かれる)キメラ抗原結合ポリペプチドをコードするV-D-J-Cキメラ核酸コーディング配列を生成することを含む方法によりつくられるキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするx個のV-D-J-Cキメラ核酸を提供する工程、
    (b)y個のビルディングブロックポリヌクレオチドを用意する工程(yは整数であり、ビルディングブロックポリヌクレオチドは前もって決められた配列で工程(a)のキメラ核酸とクロスオーバー再アッセンブルするように設計され、かつキメラ核酸の変種である配列及びその変種配列に隣接するキメラ核酸に相同な配列を含む)、及び
    (c)少なくとも一つのビルディングブロックポリヌクレオチドを少なくとも一つのキメラ核酸と組み合わせ、その結果、ビルディングブロックポリヌクレオチドがキメラ核酸とクロスオーバー再アッセンブルして非確率的子孫キメラポリヌクレオチドを生成し、それによりキメラ抗原結合ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドのライブラリーを生成する工程、
    を含むことを特徴とするキメラ抗原結合ポリペプチドのライブラリーの製造方法。
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