JP5956402B2 - テーブルおよびこれを備える工作機械 - Google Patents
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Description
一方、テーブルのワーク載置面を狭くすると、工作機械やテーブルの駆動装置を小型化でき、駆動装置にもあまり負荷が掛からないという利点があるものの、大型の樹脂板などの載置面積の広いワークを加工することができないという問題がある。
これによると、テーブルは、傾斜部が非傾斜部に対して非傾斜部のワーク載置面に平行な軸周りに傾斜自在となっている。また、傾斜部は、そのワーク載置面が非傾斜部のワーク載置面に対し面一となる姿勢を取ることもできる。
また、テーブルは、テーブル全体を傾斜させるのではなく傾斜部のみ傾斜させるので、傾斜装置を小型化することができる。また、傾斜装置に大きな負荷も掛からない。
さらに、傾斜するテーブルと工作機械とのクリアランスを大きく取る必要がないので、テーブルを小型の工作機械に用いることができ、または工作機械の小型化を図ることができる。
非傾斜部11の先端には、傾斜部21を支持するための略直方体の凸部15が設けられている。また、凸部15の両側面には水平方向(左右方向)に平行な軸部16が設けられている。
非傾斜部11のワーク載置面13には、ワークWの固定手段として、複数の吸着孔31が設けられており、各吸着孔31は真空吸引装置33に繋げられている。
なお、固定手段は、上記のものに限定されるものではなく、後述するバイス41その他の固定手段であってもよいし、複数の固定手段を組み合わせたものであってもよい。
なお、傾斜部21の固定手段も、これらに限定されるわけではなく、他の固定手段であってもよいし、複数の固定手段を組み合わせるものであってもよい。
テーブルの傾斜部21は、図8に示すように、そのワーク載置面23が、非傾斜部11のワーク載置面13と面一な状態から、下方側に90°傾斜するまでの範囲において傾斜させることができる。
なお、傾斜装置61は、上記以外の装置であっても良く、非傾斜部11または傾斜部21に設けた軸部を回転させる装置であっても良い。また、テーブルの傾斜については、上方側に傾斜可能であっても良く、また、傾斜範囲も、上記の傾斜範囲に限定されるものではない。
両柱部83には、柱部83の間に架け渡される横架部84が備えられている。また、横架部84の前面には、x方向に平行な一対のx方向レール85が設けられている。さらに、x方向レール85には、x方向移動部86がx方向に移動自在に備えられている。
x方向移動部86には、z方向に平行な一対のz方向レール87が設けられている。また、z方向レール87には、工具89が取り付けられる加工ヘッド88がz方向に移動自在に備えられている。
両台部81の間には、上記本発明のテーブルが、傾斜部21が前側(非傾斜部11が後側)となるように配置されている。テーブルの非傾斜部11には、自動工具交換装置(ATC)17が備えられている。
柱部83、x方向移動部86、加工ヘッド88およびテーブルの傾斜部21はNC装置により制御される。
図9および図10に示すように、ワークWを傾斜部21のワーク載置面23に固定すれば、傾斜部21を傾斜させることにより4軸加工を行うことができる。
また、図11に示すように、傾斜部21のワーク載置面23と非傾斜部11のワーク載置面13とを面一にすれば、傾斜部21と非傾斜部11にまたがってワークWを載置して3軸加工を行うことができる。
また、テーブルは、テーブル全体を傾斜させるのではなく傾斜部21のみ傾斜させるので、傾斜装置61を小型化することができる。また、傾斜装置61に大きな負荷も掛からない。
さらに、傾斜するテーブルと工作機械とのクリアランスを大きく取る必要がないので、テーブルを小型の工作機械に用いることができ、また、工作機械の小型化を図ることができる。
例えば、傾斜部21は、図12に示すように、非傾斜部11内に設けてもよく、非傾斜部11の一部が傾斜部21として傾斜するものであってもよい。
また、テーブルの傾斜部21の傾斜方向は、特に限定されるものではなく、鉛直方向に平行な軸周りに傾斜するものであってもよい。
また、テーブルの傾斜部21のワーク載置面23に、ワーク載置面23に直行する軸周りに旋回自在な旋回テーブルを備えるものであってもよい。
また、工作機械は、他のマシニングセンタであってもよいし、旋盤、フライスその他の工作機械であってもよい。
12 筐体
13 ワーク載置面
14 基台
15 凸部
16 軸部
17 自動工具交換装置(ATC)
21 傾斜部
22 筐体
23 ワーク載置面
24 凹部
25 軸受
31 吸着孔
33 真空吸引装置
41 バイス
42 凹部
43 バイス板
44 固定ブロック
45 移動体
46 移動ブロック
47 締め付け部
48 蓋体
49 ネジ棒
61 傾斜装置(アクチュエータ)
62 モータ
63 伸縮部
64 ねじ軸
65 ナット
66 カバー
67 軸部(後部側)
68 軸部(先端側)
71 ケース
81 台部
82 y方向レール
83 柱部
84 横架部
85 x方向レール
86 x方向移動部
87 z方向レール
88 加工ヘッド
89 工具
W ワーク
Claims (2)
- ワーク載置面を有する非傾斜部と、
ワーク載置面を有し、前記非傾斜部のワーク載置面に平行な軸周りに傾斜自在な傾斜部と、
傾斜部を傾斜させる傾斜装置と、
傾斜装置を制御するNC装置と、を備え、
ワークの加工において、NC装置で傾斜装置を制御して傾斜部の傾斜を制御することにより、加工の自由度を一軸増やすことが可能であり、
傾斜部は、そのワーク載置面が非傾斜部の載置面に対し、面一となる姿勢をとることが可能であることを特徴とするテーブル。 - 請求項1記載のテーブルを備えることを特徴とする工作機械。
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JP2013213934A JP5956402B2 (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | テーブルおよびこれを備える工作機械 |
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JP5956402B2 true JP5956402B2 (ja) | 2016-07-27 |
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Family Applications (1)
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