JP5956221B2 - チャック装置及び切削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一対の位相爪を備えるチャック装置及び切削装置に関する。
従来、棒状のワーク(例えば、クランクシャフト素材など)を切削するための装置として、ワークを把持するための一対のチャック装置を備える切削装置が広く用いられている。
また、ワークに形成された位相基準面の形状に関わらず位相を決めることができるように、固定位相爪と固定位相爪に対して移動自在な可動位相爪とを有するチャック装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平6−226511号公報
しかしながら、特許文献1に記載のチャック装置では、位相基準面が形成されるワークの端部に固定位相爪及び可動位相爪が当接された状態で、ワークの切削が行われる。そのため、ワークの端部を切削することができないという問題がある。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、ワークの端部を切削可能なチャック装置及び切削装置を提供することを目的とする。
第1の態様に係るチャック装置は、所定軸に沿って配置されるワークを把持するためのチャック装置である。チャック装置は、本体と、本体に取り付けられており、所定軸を中心とする径方向に沿って移動自在な複数のチャック爪と、本体に取り付けられており、所定軸と平行な軸方向に沿って移動自在な一対の位相爪と、を備える。
第1の態様に係るチャック装置によれば、旋削具によってワークを切削する際には、一対の位相爪を本体側に後退させることができる。そのため、ワークの端部を切削することができる。
第2の態様に係るチャック装置は、第1の態様に係り、軸方向から見た場合、一対の位相爪は、本体の外周の内側に配置されている。
第2の態様に係るチャック装置によれば、一対の位相爪が本体の外側に配置される場合に比べて、チャック装置をコンパクトにすることができる。
第3の態様に係るチャック装置は、第1又は第2の態様に係り、径方向から見た場合、軸方向における一対の位相爪の先端は、軸方向における複数のチャック爪の先端よりも本体に近い。
第3の態様に係るチャック装置によれば、一対の位相爪の先端が複数のチャック爪の先端より前方に突出している場合に比べて、チャック装置をコンパクトにすることができる。
第4の態様に係るチャック装置は、第1乃至第3いずれかの態様に係り、本体に挿通され、軸方向に沿って配置される一対のロッドを備える。一対のロッドは、軸方向から見た場合、それぞれの軸心を中心として互いに逆回転可能である。一対の位相爪は、一対のロッドの先端に支持されている。
第4の態様に係るチャック装置によれば、位相基準の両側から一対の位相爪によって挟むことによって、ワークの位相決めを行うことができる。従って、位相基準をスムーズに求心できるので、ワークを精度良く位相決めすることができる。
第5の態様に係る切削装置は、第1の態様に係るチャック装置と、チャック装置を支持するワークヘッドと、ワークを切削するための切削具と、を備える。
第6の態様に係る切削装置は、第5の態様に係り、チャック装置は、ワークヘッドに固定されている。
第6の態様に係る切削装置によれば、チャック装置が回転する場合に比べて、ワークヘッド内部の構成を簡略化することができる。
以上のように本発明では、ワークの端部を切削可能なチャック装置及び切削装置を提供することができる。
クランクシャフトミラー1の側面図 クランクシャフト素材の構成を示す側面図 第1ワークヘッド及び第1チャック装置の構成を示す斜視図 第1チャック装置を軸方向から見た平面図 第1チャック装置を径方向から見た側面図 第1ワークヘッド及び第1チャック装置の後方透視図 クランクシャフトミラーの動作を説明するためのフローチャート
[クランクシャフトミラー1の全体構成]
クランクシャフトミラー1の全体構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、クランクシャフトミラー1(切削装置の一例)の構成を示す側面図である。図2は、クランクシャフト素材W(棒状のワークの一例)の構成を示す側面図である。
クランクシャフトミラー1は、クランクシャフト素材Wを旋削することによってクランクシャフトを製造するためのインターナル型ミラーである。
クランクシャフト素材Wは、鍛造により棒状に形成されており、旋削代を考慮してクランクシャフトよりも大きな外形を有している。クランクシャフト素材Wは、図2に示すように、折れ曲がった軸心を有する。クランクシャフト素材Wは、第1乃至第5メインジャーナルJ1〜J5、第1乃至第4ピンジャーナルP1〜P4、第1乃至第8クランクアームA1〜A8、リアフランジ210及びフロントシャフト220を有する。第4ピンジャーナルP4は、クランクシャフト素材Wの位相基準とされる部位である。後述するように、第4ピンジャーナルP4が一対の位相爪54(図3参照)に挟まれることによって、クランクシャフト素材Wの位相決めが行われる。リアフランジ210は、第1端面210Sと、第1端面210Sに形成された第1センタ穴210CHと、を有する。フロントシャフト220は、第2端面220Sと、第2端面220Sに形成された第2センタ穴220CHと、を有する。
クランクシャフトミラー1は、図1に示すように、台座10、第1及び第2旋削具20,21、第1ワークヘッド30、第2ワークヘッド40、第1チャック装置50及び第2チャック装置60を備える。
台座10は、第1及び第2旋削具20,21、第1ワークヘッド30及び第2ワークヘッド40を支持する。
第1及び第2旋削具20,21それぞれは、クランクシャフト素材Wを切削するための治具である。第1及び第2旋削具20,21それぞれは、軸P(所定軸の一例)と平行な軸方向pと、軸方向pと垂直な径方向qと、に移動可能である。第1及び第2旋削具20,21それぞれは、第1及び第2チャック装置50,60によって固定されたクランクシャフト素材Wの外周を回転することによって、クランクシャフト素材Wを切削する。
第1ワークヘッド30は、第1固定部31と、第1機構収容部32と、を有する。第1固定部31は、台座10上に固定されている。第1機構収容部32は、第1固定部31上に配置されており、第1チャック装置50を駆動するための各機構を収容している。第1機構収容部32の内部構成については後述する。
第2ワークヘッド40は、第1ワークヘッド30に対向するように配置される。第2ワークヘッド40は、可動部41と、機構収容部42と、を有する。可動部41は、台座10上に配置され、軸方向pに移動自在である。機構収容部42は、可動部41上に配置されており、第2チャック装置60を駆動するための各機構を収容している。
第1チャック装置50は、第1ワークヘッド30の第1機構収容部32の先端に取り付けられている。第1チャック装置50は、クランクシャフト素材Wの一端部を把持する。また、第1チャック装置50は、クランクシャフト素材Wの位相決めを行う。第1チャック装置50の構成については後述する。
第2チャック装置60は、第1チャック装置50に対向するように配置される。第2チャック装置60は、第2ワークヘッド40の機構収容部42の先端に取り付けられている。第2チャック装置60は、クランクシャフト素材Wの他端部を把持する。
[第1ワークヘッド30及び第1チャック装置50の構成]
図3は、第1ワークヘッド30及び第1チャック装置50の構成を示す斜視図である。図4は、第1チャック装置50を軸方向pから見た平面図である。図5は、第1チャック装置50を径方向qから見た側面図である。図6は、第1ワークヘッド30及び第1チャック装置50の後方透視図である。なお、以下において、第1ワークヘッド30の第2ワークヘッド40側を「前方」といい、第1ワークヘッド30の第2ワークヘッド40と反対側を「後方」という。
図3に示すように、第1チャック装置50は、本体51と、センタ52と、三爪53(複数のチャック爪の一例)と、一対の位相爪54(第1位相爪54a及び第2位相爪54bを含む)と、一対のロッド55(第1ロッド55a及び第2ロッド55bを含む)と、を備える。
本体51は、図3に示すように、第1ワークヘッド30の第1機構収容部32の前端に固定されている。本体51は、円筒状に形成されている。本体51は、第2チャック装置60と対向する対向面51Sを有する。対向面51Sは、第1チャック装置50にクランクシャフト素材Wが把持された場合、リアフランジ210の第1端面210S(図2参照)と対向する。
センタ52は、図3及び図4に示すように、本体51の対向面51Sの中央に立設されている。センタ52は、軸Pに沿って移動自在に本体51に取り付けられている。センタ52が、リアフランジ210の第1端面210Sに形成される第1センタ穴210CH(図2参照)に挿入されることによって、クランクシャフト素材Wの芯出しが行われる。
三爪53は、図3及び図4に示すように、本体51の対向面51S上において、軸Pを中心とする周方向rに沿って略等間隔で配置されている。三爪53は、径方向qに沿って移動自在に本体51に取り付けられている。三爪53がリアフランジ210の外周に当接されることによって、クランクシャフト素材Wが強固に把持される。
一対の位相爪54は、図4に示すように、本体51の対向面51S上において、本体51の外周の内側に配置されている。一対の位相爪54は、センタ52を基準として点対称な位置に配置されている。一対の位相爪54は、一対のロッド55の先端に固定されている。また、図5に示すように、軸方向pにおいて、一対の位相爪54の先端と本体51との間隔L1は、三爪53の先端と本体51との間隔L2よりも小さい。すなわち、一対の位相爪54の先端は、三爪53の先端よりも本体51に近い。
また、一対の位相爪54は、一対のロッド55とともに移動可能であるとともに、一対のロッド55とともに回転可能である。具体的に、第1位相爪54aは、図4に示すように、第1ロッド55aの先端に固定されており、第1軸心AXaに沿って移動する第1ロッド55aとともに移動し、第1軸心AXaを中心として回転する第1ロッド55aとともに回転する。また、第2位相爪54bは、図4に示すように、第2ロッド55bの先端に固定されており、第2軸心AXbに沿って移動する第2ロッド55bとともに移動し、第2軸心AXbを中心として回転する第2ロッド55bとともに回転する。
ここで、一対のロッド55は、それぞれの軸心を中心として互いに逆回転する。具体的に、第1ロッド55aが、第1軸心AXaを中心として第1回転向きs1に向かって回転すると、第2ロッド55bは、第2軸心AXbを中心として第2回転向きt1に向かって回転する。このように、第1ロッド55a及び第2ロッド55bが内向きに回転すると、第4ピンジャーナルP4が第1ロッド55a及び第2ロッド55によって挟まれて、クランクシャフト素材Wの位相決めが行われる。一方で、第1ロッド55aが、第1軸心AXaを中心として第3回転向きs2に向かって回転すると、第2ロッド55bは、第2軸心AXbを中心として第4回転向きt2に向かって回転する。このように、第1ロッド55a及び第2ロッド55bが外向きに回転すると、第4ピンジャーナルP4の位相決めが解除される。
また、第1ワークヘッド30の第1機構収容部32は、図6に示すように、回転機構100と、移動機構200と、を収容している。
回転機構100は、第1及び第2スプラインシャフト101a,101bと、第1及び第2ギア102a,102bと、第1及び第2シリンダ103a,103bと、によって構成される。第1スプラインシャフト101aの前端には、第1ロッド55aの後端が連結されており、第2スプラインシャフト101bの前端には、第2ロッド55bの後端が連結されている。第1シリンダ103aには、第1スプラインシャフト101aが挿通されており、第2シリンダ103bには、第2スプラインシャフト101bが挿通されている。第1ギア102aと第2ギア102bは、互いに噛合されている。第1シリンダ103aは、図示しないカムフォロアを介して第1ギア102aに連結されており、第2シリンダ103bは、図示しないカムフォロアを介して第1ギア102aに連結されている。
第1シリンダ103aに作動油を供給すると、第1ギア102a及び第2ギア102bが互いに逆方向に回転することによって、第1スプラインシャフト101a及び第2スプラインシャフト101bが互いに逆方向に回転する。その結果、一対の位相爪54が外向きに回転する。一方で、第2シリンダ103bに作動油を供給すると、第1ギア102a及び第2ギア102bが互いに逆方向に回転することによって、第1スプラインシャフト101a及び第2スプラインシャフト101bが互いに逆方向に回転する。これによって、一対の位相爪54が内向きに回転する。
移動機構200は、連結部201と、シリンダ202と、によって構成されている。連結部201は、第1及び第2スプラインシャフト101a,101bの後端を支持する。シリンダ202は、連結部201を軸方向pと平行に駆動する。これによって、第1ロッド55a及び第2ロッド55bとともに第1位相爪54a及び第2位相爪54bが軸方向pに沿って移動される。
[第2ワークヘッド40及び第2チャック装置60の構成]
本実施形態において、第2チャック装置60は、一対の位相爪54及び一対のロッド55を備えていない以外は第1チャック装置50と同じ構成を有している。また、第2ワークヘッド40は、回転機構100及び移動機構200を収容していない以外は第1ワークヘッド30と同じ構成を有している。そのため、第2ワークヘッド40及び第2チャック装置60の構成については説明を省略する。
[クランクシャフトミラー1の動作]
次に、図7を参照しながら、クランクシャフトミラー1の動作について説明する。図7は、クランクシャフトミラー1の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、クランクシャフト素材Wのフロントシャフト220に形成された第2センタ穴220CHに対して、第2チャック装置60のセンタ(不図示)を挿入する。
次に、ステップS2において、クランクシャフト素材Wのリアフランジ210に形成された第1センタ穴210CH(図2参照)に対して、第1チャック装置50のセンタ52を挿入する。
次に、ステップS3において、移動機構100のシリンダ102に作動油を供給することによって、第1チャック装置50の一対の位相爪54を第2チャック装置60側に向かって前進させる。これによって、一対の位相爪54を第4ピンジャーナルP4の側方まで移動させる。
次に、ステップS4において、回転機構100の第2シリンダ103bに作動油を供給することによって、一対の位相爪54を内向きに回転させる。これにより、第4ピンジャーナルP4の両側に一対の位相爪54を当接させることによって、クランクシャフト素材Wの位相決めを行う。
次に、ステップS5において、第2チャック装置60の三爪(不図示)によって、クランクシャフト素材Wのリアフランジ210を把持する。
次に、ステップS6において、第1チャック装置50の三爪53によって、クランクシャフト素材Wのフロントシャフト220を把持する。
次に、ステップS7において、回転機構100の第1シリンダ103aに作動油を供給することによって、一対の位相爪54を外向きに回転させる。これにより、第4ピンジャーナルP4から一対の位相爪54を離間させることによって、クランクシャフト素材Wの位相決めを解除する。
次に、ステップS8において、移動機構100のシリンダ102から作動油を回収することによって、第1チャック装置50の一対の位相爪54を後進させる。これによって、一対の位相爪54を本体51側に後退させる。
次に、ステップS9において、第1及び第2旋削具20,21によってクランクシャフト素材Wを切削する。
[作用及び効果]
(1)クランクシャフトミラー1において、一対の位相爪54は、本体51に取り付けられており、軸Pと平行な軸方向pに沿って移動自在である。
従って、第1及び第2旋削具20,21によってクランクシャフト素材Wを切削する際には、一対の位相爪54を本体51側に後退させることができる。そのため、クランクシャフト素材Wのうち位相基準である第4ピンジャーナルP4と把持部であるリアフランジ210との間、すなわちクランクシャフト素材Wの端部を切削することができる。
(2)軸方向pから見た場合、一対の位相爪54は、本体51の外周の内側に配置されている。
従って、一対の位相爪54が本体51の外側に配置される場合に比べて、第1チャック装置50をコンパクトにすることができる。
(3)径方向qから見た場合、一対の位相爪54の先端は、三爪53の先端よりも本体51に近い。
従って、一対の位相爪54の先端が三爪53の先端より前方に突出している場合に比べて、第1チャック装置50をコンパクトにすることができる。
(4)一対の位相爪54を支持する一対のロッド55は、それぞれの軸心を中心として互いに逆回転可能である。
従って、第4ピンジャーナルP4の両側から一対の位相爪54によって挟むことによって、クランクシャフト素材Wの位相決めを行うことができる。従って、第4ピンジャーナルP4をスムーズに求心できるので、クランクシャフト素材Wを精度良く位相決めすることができる。
(5)第1チャック装置50は、第1ワークヘッド30に固定されている。
従って、第1チャック装置50が回転する場合とは異なり、回転機構100や移動機構200を回転させる必要がないので、第1ワークヘッド30内部の構成を簡略化することができる。
[他の実施形態]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
(A)上記実施形態において、第1チャック装置30は、第1ワークヘッド30に固定されることとしたが、これに限られるものではない。第1チャック装置30は、第1ワークヘッド30に対して、軸Pを中心として回転可能であってもよい。この場合には、第1チャック装置30とともに回転機構100や移動機構200が第1ワークヘッド30の内部で回転するようにすればよい。
(B)上記実施形態において、棒状のワークの一例としてクランクシャフト素材Wについて説明したが、これに限られるものではない。棒状のワークは、位相決めを行う必要がある素材であればよい。
(C)上記実施形態において、第1チャック装置50は、複数のチャック爪の一例として三爪53を有することとしたが、これに限られるものではない。第1チャック装置50は、2つ又は4つ以上のチャック爪を有していてもよい。
(D)上記実施形態において、一対の位相爪54は、互いに逆回転することによって、クランクシャフト素材Wの位相決めとその解除を行うこととしたが、これに限られるものではない。例えば、第1位相爪54aに対して第2位相爪54bのみが回転可能に構成されていてもよいし、第1位相爪54aの先端が第2位相爪54b側に伸縮可能に構成されていてもよい。これらの場合においても、一対の位相爪54を軸方向pに沿って移動可能とすることによって、クランクシャフト素材Wの端部を切削することができる。
1 クランクシャフトミラー
10 台座
20,21 旋削具
30 第1ワークヘッド
31 第1固定部
32 第1機構収容部
40 第2ワークヘッド
41 第2固定部
42 第2機構収容部
50 第1チャック装置
51 本体
52 センタ
53 三爪
54 一対の位相爪(第1位相爪54a及び第2位相爪54b)
55 一対のロッド(第1ロッド55a及び第2ロッド55b)
60 第2チャック装置
100 回転機構
101a,101b 第1及び第2スプラインシャフト
102a,102b 第1及び第2ギア
103a,103b 第1及び第2シリンダ
200 移動機構
201 連結部
202 シリンダ
P4 第4ピンジャーナル

Claims (5)

  1. 所定軸に沿って配置されるワークを把持するためのチャック装置であって、
    本体と、
    前記本体に取り付けられており、前記所定軸を中心とする径方向に沿って移動自在な複数のチャック爪と、
    前記本体に挿通され、前記所定軸と平行な軸方向に沿って移動自在な一対のロッドと、
    前記一対のロッドの先端にそれぞれ支持される一対の位相爪と、
    を備え
    前記一対のロッドは、前記軸方向から見た場合、それぞれの軸心を中心として互いに逆回転可能である、
    チャック装置。
  2. 前記軸方向から見た場合、前記一対の位相爪は、前記本体の外周の内側に配置されている、
    請求項1に記載のチャック装置。
  3. 前記径方向から見た場合、前記軸方向における前記一対の位相爪の先端は、前記軸方向における前記複数のチャック爪の先端よりも前記本体に近い、
    請求項1又は2に記載のチャック装置。
  4. 請求項1に記載のチャック装置と、
    前記チャック装置を支持するワークヘッドと、
    前記ワークを切削するための切削具と、
    を備える切削装置。
  5. 前記チャック装置は、前記ワークヘッドに固定されている、
    請求項に記載の切削装置。
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