JP5954450B1 - スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】接触信頼性の高いスイッチを提供する。【解決手段】スイッチ100が、ベース10と、共通固定接点41および第1,第2固定接点21,31を有するスイッチ部SW1,SW2と、共通固定接点41に接触する第2可動接点62と、共通可動接点62に導通し、かつ、第1,第2固定接点21,31に接触する第1可動接点61とを有し、ベース10に移動可能に支持された摺動体50と、ベース10に取り付けられたカバー80と、カバー80に支持され摺動体50を回動させる操作レバー70と、摺動体50と操作レバー70とを互いに近づく方向に付勢する反転ばね90と、を備えている。摺動体50の回動によって、第1可動接点61が、第1,第2固定接点21,31と接触または開離するようにスライド移動すると共に、第2可動接点62が、共通固定接点41に接触した状態を維持したままスライド移動する。【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチに関する。
従来、スイッチとしては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。このスイッチは、操作部材と、コモン接点および第1,第2切替接点からなる固定接点と、コモン接点に当接すると共に第1,第2切替接点のいずれかに接触する接点部を有する可動接点と、操作部材の押圧操作によって第1,第2切替接点に接触する可動接点を移動させるためのスナップアクション機構と、を備えている。
特開2010−73662号公報
前記従来のスイッチは、可動接点を切替接点に摺接させ、これにより接触信頼性の高いスイッチを提供している。本発明者は、前記従来のスイッチよりもさらに接触信頼性の高いスイッチが得られることを見出した。
そこで、本発明は、接触信頼性の高いスイッチを提供することを課題とする。
本発明のスイッチは、前記課題を解決すべく、ベースと、互いに所定の間隔を空けて配置された、共通固定接点および少なくとも1つの開閉用固定接点を有し、前記ベースに設けられた少なくとも1つのスイッチ部と、前記共通固定接点に摺動可能に接触する共通可動接点と、前記共通可動接点に導通し、かつ、前記開閉用固定接点に摺動可能に接触または開離する開閉用可動接点とを有し、前記ベースに回動可能に支持された摺動体と、前記スイッチ部および前記摺動体を覆うように前記ベースに取り付けられたカバーと、前記ベースまたは前記カバーに移動可能に支持された操作体と、前記摺動体と前記操作体とを互いに近づく方向に付勢する弾性体と、を備える。前記摺動体は、前記操作体を所定の位置まで移動させたときに前記弾性体の弾性力によるスナップアクション動作により回動するように支持されており、前記開閉用可動接点は、前記摺動体の回動に伴い、前記開閉用固定接点と接触または開離するようにスライド移動し、前記共通可動接点は、前記摺動体の回動に伴い、前記共通固定接点に接触した状態を維持したままスライド移動する。
本発明のスイッチによれば、操作体を所定の位置まで移動させたときに弾性体の弾性力によるスナップアクション動作により摺動体が回動し、この摺動体の回動に伴って、開閉用可動接点と開閉用固定接点とを接触または開離させるように開閉用可動接点をスライド移動させると共に、共通固定接点に接触した状態を維持しつつ共通可動接点をスライド移動させる。このため、第1,第2の可動接点および各固定接点の表面上に生成された不純物等が擦り取られ、ワイピング効果を得ることができ、その結果、接触信頼性を向上できる。
また、摺動体の回動によって、第2の可動接点が共通固定接点に接触した状態のままスライド移動する。このため、複数のスイッチ部を有していたとしても、全てのスイッチ部を略同時に切り替えることができる。
本発明の一実施形態としては、前記操作体が、前記ベースまたは前記カバーに回動可能に支持された回動部と、この回動部に連結された操作部とを有し、前記摺動体および前記回動部が、異なる回動支点を有するように配置されている構成としてもよい。
この実施形態によれば、摺動体および回動部が、異なる回動支点を有しているので、摺動体および回動部の回動支点が同じ位置にあるスイッチと比較して、摺動体を回動させるために必要な操作体の押圧力を低減できる。すなわち、小さな操作体に対する押圧力で、大きな摺動体に対する駆動力を得ることができる。その結果、スイッチ部を容易に切り替えることができる。
本発明の一実施形態としては、前記摺動体が、一対の前記開閉用可動接点と一対の前記共通可動接点とが設けられた可動接触片を有し、前記一対の開閉用可動接点および前記一対の共通可動接点の各々が、前記摺動体の回動軸方向に取り付けられ、かつ、移動可能に取り付けられると共に、前記開閉用固定接点および前記共通固定接点を弾性挟持している構成としてもよい。
この実施形態によれば、設けられたスイッチ部の位置と設計上のスイッチ部の位置との間に誤差が生じていたとしても、摺動体をベースに取り付けたときに可動接触片がスイッチ部の位置に合わせて移動し、可動接触片の位置が自動調整される。このため、スイッチ部の位置決め精度を厳しく管理する必要がないので、製造コストを低減できる。
本発明のスイッチの一実施形態を示す斜視図である。 図1のスイッチのカバーを取り除いた状態の斜視図である。 図1のスイッチの分解斜視図である。 図1のスイッチの図3とは別方向から視た分解斜視図である。 図1のスイッチの組み立て方法を説明するための図である。 図5に続く、図1のスイッチの組み立て方法を説明するための図である。 図6に続く、図1のスイッチの組み立て方法を説明するための図である。 図7に続く、図1のスイッチの組み立て方法を説明するための図である。 図1のスイッチの動作を説明するための図である。 図9に続く、図1のスイッチの動作を説明するための図である。 図10に続く、図1のスイッチの動作を説明するための図である。 図11に続く、図1のスイッチの動作を説明するための図である。 図12に続く、図1のスイッチの動作を説明するための図である。 図13に続く、図1のスイッチの動作を説明するための図である。 図1のスイッチの他の実施形態を説明するための図である。 図1のスイッチの他の実施形態を説明するための別の図である。 図1のスイッチの他の実施形態を説明するための他の図である。
以下、添付図面を参照して本発明のスイッチの実施形態を説明する。なお、以下の説明では、図面に表された構成を説明するうえで、「上」、「下」、「左」、「右」等の方向を示す用語、及びそれらを含む別の用語を使用するが、それらの用語を使用する目的は図面を通じて実施形態の理解を容易にするためである。したがって、それらの用語は本発明の実施形態が実際に使用されるときの方向を示すものとは限らないし、それらの用語によって特許請求の範囲に記載された発明の技術的範囲が限定的に解釈されるべきでない。
本発明の一実施形態のスイッチ100は、図1,図2に示すように、ベース10と、このベース10上に設けられた摺動体50および操作体の一例の操作レバー70と、ベース10上に設けられ摺動体50を覆うカバー80とを備えている。
図3に示すように、ベース10には、2組の第1固定接点端子20、第2固定接点端子30および共通固定接点端子40が設けられている。摺動体50には、2つの可動接触片60が取り付けられている。また、スイッチ100には、摺動体50および操作レバー70に連結された弾性体の一例の反転ばね90と、ベース10および操作レバー70に連結された2つの復帰ばね91とがさらに設けられている。
ベース10は、図3〜図5に示すように、一対の長辺および一対の短辺で画定される上面視矩形状を有している。このベース10には、摺動体50および操作レバー70を支持するための一対の支持部11が設けられている。
一対の支持部11は、図3,図5に示すように、ベース10の上面の一短辺の縁部に、ベース10の上面から突出するように設けられ、各支持部11が、ベース10の短辺に沿って互いに対向するように配置されている。
支持部11は、ベース10の上面から上方に延びる鉛直部と、鉛直部の上端からベース10の上面に沿ってベース10の長手方向に延びる水平部とで構成されている。水平部の下面11aと、この下面11aに連続する鉛直部の側面11bとの連結部分には、図4に示すように、切欠部12が設けられている。この切欠部12は、他方の支持部11に面していない外向面に配置され、摺動体50を回動可能に支持する回動受部13と、摺動体50を取り付けるための摺動体取付孔14とを有している。支持部11の水平部の下面11aと、この下面11aに連続する鉛直部の側面11bとは傾斜しており、摺動体50の回動範囲を画定できるようになっている。
また、支持部11の切欠部12の上方には、支持部11の外向面から突出するベース突起15が設けられ、鉛直部の基部(下端)には、復帰ばね91の一端を取り付けるためのばね取付孔16が設けられている。
ベース10の上面の外周縁部には、カバー80の形状に応じた凹部10aが設けられ、ベース10の上面の中央部には、上面視矩形状の凹部17が設けられている。また、ベース10の長手方向に平行な側面の各々には、カバー80を取り付けるための2つの取付突部18が、所定の間隔を空けて設けられている。
第1固定接点端子20、第2固定接点端子30および共通固定接点端子40は、図3〜図5に示すように、1枚の導電板を打ち抜いて形成した板状体であり、ベース10の長辺の縁部にインサート成形により設けられている。この第1固定接点端子20、第2固定接点端子30および共通固定接点端子40は、一列に整列配置されていると共に、第1固定接点端子20と共通固定接点端子40との間に第2固定接点端子30が位置し、かつ、互いに離間するように配置されている。なお、一列に整列配置された第1固定接点端子20、第2固定接点端子30および共通固定接点端子40で、スイッチ部SW1,SW2を構成している。
第1固定接点端子20は、ベース10の上面側に設けられた第1固定接点21と、ベース10の底面側に設けられた第1固定端子22とを有し、第2固定接点端子30は、ベース10の上面側に設けられた第2固定接点31と、ベース10の底面側に設けられた第2固定端子32とを有している。また、共通固定接点端子40は、ベース10の上面側に設けられた共通固定接点41と、ベース10の底面側に設けられた共通固定端子42とを有している。なお、第1,第2固定接点21,31は、開閉用固定接点の一例である。
第1固定接点21は、ベース10の上面の支持部11に対向する側の短辺の両端に配置され、ベース10の上面から上方に突出している。この第1固定接点21は、ベース10の上面から上方に延びる鉛直部分と、この鉛直部分の上端部から支持部11に向かって延びる水平部分とで構成されている。第1固定接点21の鉛直部分は、絶縁部材23で覆われており、水平部分が露出している。第2固定接点31は、第1固定接点21の水平部分の下方に配置され、ベース10の上面から上方に突出している。第1固定接点21の水平部分と第2固定接点31とは、絶縁部33を介して一体化され、1つの板状体を形成している。この板状体は、第1固定接点21、絶縁部33および第2固定接点31の表面の間に段差がなく、面一に形成されている。また、共通固定接点41は、第1,第2固定接点21,31と支持部11との間に位置するように配置され、ベース10の上面から上方に突出している。
第1固定端子22、第2固定端子32および共通固定端子42は、図4に示すように、所定の間隔を空けて配置されており、それぞれ、ベース10の底面から下方に突出している。
摺動体50は、図3,図4に示すように、本体部51と、この本体部51の一側面の両端から間隔を空けて平行に延びる2つの腕部52とで構成されている。
本体部51は、図3に示すように、上面視略矩形状を有している。本体部51の上面の長手方向の両端には、摺動体貫通孔53が設けられている。この摺動体貫通孔53は、それぞれ、本体部51の短手方向に延びる長辺と長手方向に延びる短辺とを有する矩形状を有している。本体部51の長手方向の両側面には、本体部51の上面から底面に向かって延びる突出部54が設けられている。また、図4,図9に示すように、本体部51の腕部52が設けられた側面には、反転ばね90の一端を取り付けるための取付軸部55が設けられている。
腕部52は、その先端に、それぞれ、摺動体回動軸部56を有している。この摺動体回動軸部56は、ベース10の回動受部13に収納可能な形状を有し、回動受部13との接触部分が摺動体50の回動支点となるように設けられている。また、摺動体回動軸部56の他方の腕部52に面する内向面に、摺動体突起57が設けられている。この摺動体突起57は、ベース10の支持部11の摺動体取付孔14に嵌合可能な形状を有している。なお、ベース10の摺動体取付孔14と摺動体50の摺動体突起57とで、ベース10に摺動体50を仮止めするための仮止め機構を構成している。
可動接触片60は、図3,図4に示すように、1枚の導電性ばね板を打ち抜き折り曲げて形成した上面視矩形状を有している。この可動接触片60は、両端に設けられた一対の第1可動接点61および一対の第2可動接点62と、この第1,第2可動接点61,62の間に設けられた取付機構部とで構成され、摺動体50に取り付けたときに、短手方向に遊びを持った状態で移動できるように形成されている。なお、第1可動接点61は、開閉用可動接点の一例であり、第2可動接点62は、共通可動接点の一例である。
第1可動接点61は、可動接触片60の長手方向に沿って第1,第2固定接点21,31を弾性挟持可能な形状を有している。また、第2可動接点62は、可動接触片60の長手方向に沿って共通固定接点を弾性挟持可能な形状を有している。この第1,第2可動接点61,62は、第1,第2固定接点21,31のいずれかと共通固定接点41とを同時に弾性挟持できるように配置されている。
可動接触片60の取付機構部は、摺動体50の摺動体貫通孔53に挿入する挿入部63と、可動接触片60を摺動体50に固定するための弾性腕部65とで構成されている。挿入部63は、矩形の板状態で、可動接触片60の短手方向の一方の側面から、可動接触片60の上面の直交方向に延びている。この挿入部63の下端中央には、係止爪部64が設けられている。また、弾性腕部65は、摺動体50の突出部54を間に挟むことができる二股形状を有し、可動接触片60の短手方向の他方の側面から、挿入部63に対向するように延びている。この弾性腕部65の先端には、係止爪部66が設けられている。係止爪部64,66は、それぞれ、可動接触片60を摺動体50に取り付けたときに、摺動体50の底面に係止可能な形状を有している。
また、可動接触片60の上面の第1,第2可動接点61,62と取付機構部との間には、剛性を高めるための突起67が設けられている。
操作レバー70は、図3,図4に示すように、操作部材71と、操作部材71の一面の両端に設けられた一対のレバー支持部72とで構成されている。
操作部材71は、矩形の板状体であり、短手方向に1つの曲面を有している。また、図4に示すように、曲面に対向する面のレバー支持部72の間には、反転ばね90の一端を取り付けるための取付軸部73が設けられている。
レバー支持部72の各々は、操作レバー回動軸部74をそれぞれ有している。操作レバー回動軸部74は、円筒形状を有し、その中心が操作レバー70の回動支点となるように設けられている。すなわち、一方の操作レバー回動軸部74と他方の操作レバー回動軸部74とが、操作部材71の長手方向に沿って互いに対向方向に延びており、両者の中心軸が同一直線上に位置するように配置されている。操作レバー回動軸部74の軸心方向の両端には、仮止め孔75が設けられている。仮止め孔75は、操作レバー回動軸部74の軸心方向に貫通しており、ベース10の支持部11のベース突起15に嵌合可能な形状を有している。なお、ベース10のベース突起15と操作レバー70の仮止め孔75とで、ベース10に操作レバー70を仮止めするための仮止め機構を構成している。
なお、操作部材71の一部が操作部の一例を構成し、操作部材71の一部とレバー支持部72と取付軸部73とが回動部の一例を構成している。すなわち、この操作レバー70では、回動部と操作部とが一体に形成されている。
操作部材71とレバー支持部72との間には、段部76が設けられている。また、レバー支持部72の操作部材71側には、復帰ばね91の一端を取り付けるための操作レバー貫通孔77が設けられている。
カバー80は、図3,図4に示すように、底面が開口し、ベース10に取り付け可能な略直方体形状を有している。このカバー80には、カバー80をベース10に取り付けるためのカバー取付孔81と、操作レバー70を回動可能に支持するための支持孔82と、操作レバー70の操作を可能にするための操作開口83とが設けられている。
カバー取付孔81は、カバー80の短手方向の両側面の開口側縁部に配置され、ベース10の取付突部18に嵌合可能な形状を有している。支持孔82は、操作レバー70の操作レバー回動軸部74に嵌合可能な形状を有している。この支持孔82は、カバー80の短手方向の両側面の上面側の1つの隅部に配置され、操作レバー回動軸部74を回動可能に支持している。また、操作開口83は、カバー80の長手方向の側面のうち、支持孔82が設けられている側の側面および上面の一部に開口している。
反転ばね90および復帰ばね91は、例えば、炭素鋼あるいはステンレス鋼からなっている。反転ばね90はコイルばねであり、両端部の各々が、摺動体50の取付軸部55および操作レバー70の取付軸部73に取り付け可能な形状を有している。また、反転ばね90は、反転ばね90を摺動体50および操作レバー70に取り付けたときに、常に両者を引き寄せる方向に弾性力が働くようばね長が調整されている。復帰ばね91はトーションばねであり、両端部が同一方向に折り曲げられ、一端部が、ベース10のばね取付孔16に取り付け可能な形状を有している。また、復帰ばね91には、操作レバー70の操作レバー回動軸部74を挿入可能な内径を有する環状部92が形成されている。
前記構成のスイッチ100の組立方法について、図1,図2および図5〜図8を用いて説明する。
まず、図5,図6に示すように、2組のスイッチ部SW1,SW2が設けられたベース10に、2つの可動接触片60を取り付けた摺動体50を仮止めする。このとき、摺動体50は、図6に示すように、摺動体突起57をベース10の摺動体取付孔14に嵌合させると共に、可動接触片60の第1可動接点61が第1固定接点21を挟持し、第2可動接点62が共通固定接点41を挟持した状態で、ベース10に仮止めされる。
また、可動接触片60は、短手方向、すなわち、摺動体50の回動軸方向に遊びを持った状態で移動可能に取り付けられ、一対の第1可動接点61および一対の第2可動接点62が、摺動体50の回動軸方向に取り付けられている。このため、設けられたスイッチ部SW1,SW2の位置と設計上のスイッチ部SW1,SW2の位置との間に誤差が生じていたとしても、摺動体50をベース10に取り付けたときに、可動接触片60がスイッチ部SW1,SW2の位置に合わせて移動し、可動接触片60の位置が自動調整される。その結果、スイッチ部SW1,SW2の位置決め精度を厳しく管理する必要がないので、製造コストを低減できる。
次に、図7に示すように、操作レバー70の仮止め孔75にベース10のベース突起15(図5,図6に示す)を嵌合させて、操作レバー70をベース10に仮止めする。
ベース10に摺動体50および操作レバー70が仮止めされると、図8に示すように、反転ばね90の一端を摺動体50の取付軸部55に取り付ける一方、反転ばね90の他端を操作レバー70の取付軸部73に取り付け、反転ばね90を介して摺動体50と操作レバー70とを連結する。反転ばね90が取り付けられると、摺動体50は、反転ばね90によって、操作レバー70に引きつけられると共に、ベース10から離れる方向に付勢される。これにより、摺動体50は、摺動体回動軸部56がベース10の回動受部13に接触し、ベース10に回動自在に支持されると共に、ベース10の支持部11の水平部の下面11aにより画定される第1動作位置で保持される。
なお、第1動作位置とは、第1可動接点61が第1固定接点21に接触すると共に、第2可動接点62が共通固定接点41に接触し、第1固定接点21と共通固定接点41とを相互に導通状態にする摺動体50の位置をいう。
続いて、図2に示すように、復帰ばね91の環状部92に操作レバー回動軸部74が挿入されるように、復帰ばね91の一方の端部をベース10のばね取付孔16に取り付け、他方の端部を操作レバー70の操作レバー貫通孔77に取り付ける。復帰ばね91が取り付けられると、操作レバー70は、押し下げた場合に、復帰ばね91によって図2に示す復帰位置に復帰する方向に付勢される。
最後に、図1に示すように、カバー80のカバー取付孔81にベース10の取付突部18を嵌合して、カバー80をベース10に取り付け、スイッチ100の組み立て工程を終了する。このとき、カバー80は、支持孔82に操作レバー70の操作レバー回動軸部74が嵌合され、カバー80の操作開口83から操作レバー70が操作可能に突出するように、ベース10に取り付けられる。
このように、前記スイッチ100では、組み立てるときに、摺動体50および操作レバー70をベース10に仮止めできるので、半完品の状態でも仮固定できる。このため、スイッチ100の組み立てが容易になり、その生産性を高めることができる。
次に、前記構成のスイッチ100の動作を、図9〜図14を用いて説明する。
前述のように、スイッチ100は、2組のスイッチ部SW1,SW2を有しており、これらのスイッチ部SW1,SW2を略同時に切り替える。
図9に示すように、操作レバー70が復帰位置にある状態では、摺動体50は、第1動作位置で保持され、第1固定接点21と共通固定接点41とを導通状態にしている。このとき、摺動体50には、反転ばね90の弾性力により、摺動体回動軸部56を中心に時計回りのトルクT1が働いている。
操作レバー70をY1方向に押圧し、図10に示す位置まで移動させると、摺動体50の摺動体回動軸部56と反転ばね90の軸心CLとが一直線上に並び、摺動体50に働いていたトルクT1が消滅する。そして、操作レバー70をY1方向にさらに押圧し、操作レバー70が図10に示す位置よりも下側に押し下げられた瞬間に、摺動体50に反時計回りのトルクT2が働く。すなわち、摺動体50に働くトルク方向が時計回りから反時計回りに反転し、スナップアクション動作する。
摺動体50にトルクT2が働くと、摺動体50は、反転ばね90の弾性によりベース10に近づく方向に付勢され、摺動体50が、摺動体回動軸部56を中心に反時計回りに回動し始める。そして、図11に示すように、摺動体50は、支持部11の水平部の下面11aに連続する鉛直部の側面11bにより画定される第2動作位置まで回動し、停止する。
なお、第2動作位置とは、第1可動接点61が第2固定接点31に接触すると共に、第2可動接点62が共通固定接点41に接触し、第2固定接点31と共通固定接点41とを相互に導通状態にする摺動体50の位置をいう。
このとき、可動接触片60の第1可動接点61は、第1,第2固定接点21,31からなる板状体を挟持したまま、この板状体の表面上をY1方向にスライド移動し、第2可動接点62は、共通固定接点41を挟持したまま、共通固定接点41の表面上をY1方向にスライド移動する。すなわち、摺動体50の回動により、第1固定接点21に接触していた第1可動接点61は、第1固定接点21から絶縁部33を介して第2固定接点31に摺動し、第2可動接点62は、共通固定接点41の表面上を摺動する。
その後、操作レバー70は、図12に示す位置まで押し下げられて、ベース10の支持部11と接触し、停止する。
操作レバー70への押圧を解除すると、操作レバー70は、復帰ばね91の弾性力によって、図13に示すY2方向に押し戻され、図14に示す復帰位置に復帰する。操作レバー70への押圧を解除することによって、操作レバー70を図12に示す位置から図13に示す位置まで移動させると、摺動体50の摺動体回動軸部56と反転ばね90の軸心CLとが一直線上に並び、摺動体50に働いていたトルクT2が消滅する。そして、操作レバー70が図13に示す位置よりも上側に押し戻された瞬間に、摺動体50に時計回りのトルクT1が働き、摺動体50に働くトルク方向が反時計回りから時計回りに反転し、スナップアクション動作する。
このように、ベース10に回動可能に支持された摺動体50および操作レバー70を反転ばね90で連結し、操作レバー70が所定の位置まで回動したときに反転ばね90の弾性力で摺動体50が回動し、第1可動接点61と第1,第2固定接点21,31とを接触または開離させる。すなわち、操作レバー70に加えられた外力により、導通経路が直接切り替えられるので、外力を操作レバー70に伝えるためにアクチュエータ等の部品を必要としない。このため、スイッチ100の部品点数および組立工数を低減し、その生産性を高めることができる。
また、前記スイッチ100では、摺動体50が、操作レバー70を所定の位置まで回動させたときに反転ばね90の弾性力によるスナップアクション動作により回動し、第1可動接点61と第1,第2固定接点21,31とを接触または開離させるように第1可動接点61をスライド移動させると共に、共通固定接点41に接触した状態を維持したまま第2可動接点62をスライド移動させる。このため、第1,第2可動接点61,62および各固定接点21,31,41の表面上に生成された不純物等が擦り取られ、ワイピング効果を得ることができ、接触信頼性を向上できる。
また、スイッチ部SW1,SW2の切り替えの際、摺動体50の回動によって、第2可動接点62が共通固定接点41に接触した状態のままスライド移動する。このため、3以上のスイッチ部を有していたとしても、全てのスイッチ部を略同時に切り替えることができる。
なお、前記スイッチ100では、摺動体50および操作レバー70が異なる回動支点を有している。すなわち、操作レバー70の回動支点となる操作レバー回動軸部74が、摺動体50の回動支点となる摺動体回動軸部56の上部に設けられている。このため、摺動体50および操作レバー70の回動支点が同じ位置にあるスイッチと比較して、摺動体50を回動させるために必要な操作レバー70のY1方向の押圧力を低減できる。すなわち、小さな操作レバー70に対する押圧力で、大きな摺動体50に対する駆動力を得ることができる。その結果、スイッチ部を3組以上設けたとしても、スイッチ部を容易に切り替えることができる。
また、前記スイッチ100では、支持部11の水平部の下面11aと、この下面11aに連続する鉛直部の側面11bとによって、摺動体50の回動範囲を画定している。このため、スイッチ部SW1,SW2の切り替えることによって回動した摺動体50は、摺動体50の回動支点となる摺動体回動軸部56の近傍に位置している支持部11の水平部および鉛直部に衝突して停止する。このように、支持部11の水平部および鉛直部を摺動体50の回動支点となる摺動体回動軸部56の近傍に配置しているため、摺動体50が回動したときに低い衝突速度で支持部11の水平部および鉛直部に衝突する。このため、摺動体50が支持部11の水平部および鉛直部に衝突することによる騒音を低減できる。
(その他の実施形態)
スイッチ部は、2組に限らず、図15に示すように、1組(SW1)であってもよいし、図16に示すように、3組(SW1〜SW3)であってもよいし、図示していないが、4組以上であってもよい。また、スイッチ部は、一列に配置されている場合に限らず、固定接点が一直線上に並ばないように配置してもよい。
前記スイッチ100では、摺動体50と操作レバー70とを反転ばね90によって連結し、操作レバー70に加えられた外力により、導通経路を直接切り替えているが、これに限らない。すなわち、本発明は、摺動体の回動により、開閉用可動接点と少なくとも1つの開閉用固定接点とが接触または開離するように開閉用可動接点がスライド移動すると共に、共通可動接点が共通固定接点に接触した状態を維持しつつスライド移動するものであれば、任意の構成のスイッチに適用できる。
スイッチの組み立て方法は、前記実施形態に限らない。ベース、摺動体および操作レバーを組み付けた状態で、反転ばねを取り付ければよく、ベース、摺動体および操作レバーは、任意の順序で組み立てることができる。
ベース10の回動受部13に金属材料をインサートしてもよい。これにより、回動受部13の強度を高めることができる。また、回動受部13の代わりに、軸受構造を用いてもよい。
第1,第2固定接点21,31で構成された板状体および共通固定接点41は、摺動体50の回動により、第1,第2可動接点61,62が接触した状態でスライド移動可能な大きさおよび形状であればよく、任意の大きさおよび形状を採用することができる。
摺動体50は、可動接触片を挿入する摺動体貫通孔、摺動体回動軸部、および、反転ばねの一端を固定する取付軸部を一体に形成してもよいし、それぞれ別々に形成し、接着剤等で連結することにより摺動体を形成してもよい。また、反転ばね90の一端を固定する取付軸部55を金属材料で形成してもよい。これにより、取付軸部55の強度を高めることができる。
可動接触片60は、摺動体50の摺動体貫通孔53に挿入部63を挿入することにより固定されているが、これに限らない。例えば、可動接触片60は、インサート成形により摺動体50と一体に形成してもよいし、熱カシメにより摺動体50に固定してもよい。これにより、摺動体50に対する可動接触片60の固定強度を高めることができる。
操作レバー70は、操作部材およびレバー支持部を一体に形成してもよいし、それぞれ別々に形成し、接着剤等で連結することにより操作レバーを形成してもよい。また、反転ばね90の一端を固定する取付軸部73を金属材料で形成してもよい。これにより、取付軸部73の強度を高めることができる。
なお、操作体は、操作レバー70に限らず、摺動体50を回動させることができるものであればよく、その形状、大きさ、および、部品点数等は、スイッチの設計等に応じて任意に設定できる。例えば、操作体は、回動可能に支持されているものに限らず、直線的に移動可能に支持されているものでもよい。また、操作部と回動部とが一体に形成された操作レバー70に限らず、操作部と回動部とをそれぞれ別々に形成して連結したものでもよいし、操作部を複数の部品、例えば、回動部に外力を伝えるアクチュエータと、このアクチュエータを操作するための操作部材とで構成したものでもよい。
反転ばね90は、スイッチ100の設計に応じた弾性力を発揮するものであれば、任意の材料を用いることができる。また、コイルばねに限らず、板ばね、トーションばね、あるいは、ゴム等を採用することもできる。
復帰ばね91は、操作レバー70を押し下げたときに、反転ばね90の弾性力に抗って、操作レバー70を復帰位置に復帰させる弾性力を発揮するものであれば、任意の材料を用いることができる。また、トーションばねに限らず、コイルばね、あるいは、板ばね等を採用することもできる。
ベース10に摺動体50および操作レバー70を仮止めするための仮止め機構は、ベース10に摺動体50および操作レバー70を取り付けた状態で仮止めできるものであればよく、前記実施形態の構成に限らない。例えば、ベースに凸部を設け、摺動体に凸部に嵌合可能な凹部を設けてもよい。また、ベースに凹部を設け、操作レバーに凹部に嵌合可能な凸部を設けてもよい。
前記実施形態で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいことは、勿論である。
本発明のスイッチは、例えば、自動車の電子制御パーキングブレーキ等に利用できる。
10 ベース
11 支持部
12 切欠部
13 回動受部
14 摺動体取付孔
15 ベース突起
16 ばね取付孔
17 凹部
18 取付突部
20 第1固定接点端子
21 第1固定接点
22 第1固定端子
30 第2固定接点端子
31 第2固定接点
32 第2固定端子
40 共通固定接点端子
41 共通固定接点
42 共通固定端子
50 摺動体
51 本体部
52 腕部
53 摺動体貫通孔
54 突出部
55 取付軸部
56 摺動体回動軸部
57 摺動体突起
60 可動接触片
61 第1可動接点
62 第2可動接点
63 挿入部
64 係止爪部
65 弾性腕部
66 係止爪部
67 突起
70 操作レバー
71 操作部材
72 レバー支持部
73 取付軸部
74 操作レバー回動軸部
75 仮止め孔
76 段部
77 操作レバー貫通孔
80 カバー
81 カバー取付孔
82 支持孔
83 操作開口
90 反転ばね
91 復帰ばね
100 スイッチ
161 可動接点

Claims (3)

  1. ベースと、
    互いに所定の間隔を空けて配置された、共通固定接点および少なくとも1つの開閉用固定接点を有し、前記ベースに設けられた少なくとも1つのスイッチ部と、
    前記共通固定接点に接触する共通可動接点と、前記共通可動接点に導通し、かつ、前記開閉用固定接点に接触または開離する開閉用可動接点とを有し、前記ベースに回動可能に支持された摺動体と、
    前記スイッチ部および前記摺動体を覆うように前記ベースに取り付けられたカバーと、
    前記ベースまたは前記カバーに移動可能に支持された操作体と、
    前記摺動体と前記操作体とを互いに近づく方向に付勢する弾性体と、
    を備え、
    前記摺動体は、前記開閉用可動接点よりも前記共通可動接点に近い位置に設けられた回動支点を有し、前記操作体を所定の位置まで移動させたときに前記弾性体の弾性力によるスナップアクション動作により、前記回動支点まわりに回動するように支持されており、
    前記開閉用固定接点および前記開閉用可動接点は、前記開閉用可動接点が、前記摺動体の回動に伴って前記開閉用固定接点接触または開離する方向にスライド移動するように設けられ
    前記共通固定接点および前記共通可動接点は、前記共通可動接点が、前記摺動体の回動に伴って前記共通固定接点に接触した状態を維持したままスライド移動するように設けられている、スイッチ。
  2. 前記操作体が、前記ベースまたは前記カバーに回動可能に支持された回動部と、この回動部に連結された操作部とを有し、
    前記摺動体および前記回動部が、異なる回動支点を有するように配置されている、請求項1に記載のスイッチ。
  3. 前記摺動体が、一対の前記開閉用可動接点と一対の前記共通可動接点とが設けられた可動接触片を有し、
    前記一対の開閉用可動接点および前記一対の共通可動接点の各々が、前記摺動体の回動軸方向に取り付けられ、かつ、移動可能に取り付けられると共に、前記開閉用固定接点および前記共通固定接点を弾性挟持している、請求項1または2に記載のスイッチ。
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